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JP7789252B2 - インセンティブ付与システム、インセンティブ付与装置およびインセンティブ付与方法 - Google Patents
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JP7789252B2 - インセンティブ付与システム、インセンティブ付与装置およびインセンティブ付与方法 - Google Patents

インセンティブ付与システム、インセンティブ付与装置およびインセンティブ付与方法

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Description

本発明は、インセンティブ付与システム、インセンティブ付与装置およびインセンティブ付与方法に関し、特に、医療支援に関連するインセンティブを付与するシステムに用いて好適なものである。
近年、人口の高齢化、癌や生活習慣病(糖尿病、高血圧症など)などの慢性疾患患者の増加、薬剤価格の高騰などの様々な要因により、国民医療費が増大している。国民医療費の増大を抑制するための対策として、処方薬を正しく使うこと、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を利用すること、定期的に健康診断を受けること、軽度な身体の不調は自分で手当てするといったセルフメディケーション(薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方箋なしに購入できるOTC医薬品の活用を含む)に取り組むことなどが有効とされる。
これに対し、ジェネリック医薬品の利用促進を目的として、ジェネリック医薬品を利用した場合に患者、病院または薬局にポイントを付与する仕組みを採用したシステムが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。特許文献1に記載のシステムでは、レセプト情報と薬品情報とに基づいて、使用している薬品がジェネリック医薬品である場合にポイント付与対象であると判定し、テーブル情報に基づき特定される患者、病院および/または薬局に対して、その薬品の使用実績に応じたポイントの付与を行う。特許文献2に記載のシステムでは、新薬からジェネリック医薬品に変更した被保険者または被扶養者に対し、その薬価の差額に応じたポイントを付与する。
また、病歴、薬歴、検診データなどの情報に基づくポイントの付与条件に応じて、病気の治療中である患者に対し、病状が改善されるような健康サービス提供機関で使用できるポイントを付与し、サービスの利用を促すようにしたシステムも知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2007-108849号公報 特許第5220228号公報 特開2005-11051 号公報
本発明は、インセンティブの付与を通じて、健康保険組合の被保険者および被扶養者が国民医療費の抑制に繋がるような行動をとるように動機付けることができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、健康保険組合の被保険対象者に対する診療報酬請求を示したレセプト情報と被保険対象者によるOTC医薬品の購入状況を示した医薬品購入情報との組み合わせ、被保険対象者のバイタル測定情報、または、被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、インセンティブ付与条件を満たすか否かを判定し、満たすと判定された場合に、健康保険組合または被保険対象者に対してインセンティブを付与するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、健康保険組合の被保険対象者が医療機関において受ける診療やOTC医薬品の購入に関して、インセンティブの付与を通じて、被保険対象者が国民医療費の抑制に繋がるような行動をとるように動機付けることができる。
本実施形態によるインセンティブ付与システムの構成例を示す図である。 本実施形態によるサーバ装置(インセンティブ付与装置)の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるサーバ装置(インセンティブ付与装置)の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるインセンティブ付与システム10の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態のインセンティブ付与システム10は、サーバ装置1、組合端末2および対象者端末3を備えて構成されている。サーバ装置1、組合端末2および対象者端末3は、インターネットおよび/または携帯電話網等の通信ネットワーク5を介して接続されている。
サーバ装置1は、インセンティブ付与装置に相当するものであり、組合端末2および対象者端末3のそれぞれから取得する情報に基づいて、健康保険組合または被保険対象者に対するインセンティブ付与に関する処理を実行する。この処理の詳細については、図2を用いて後述する。なお、被保険対象者とは、健康保険組合の被保険者(組合員)およびその被扶養者である。
組合端末2は、例えば健康保険組合の事務局等において使用される端末であり、例えばパーソナルコンピュータ等により構成される。組合端末2は、健康保険組合の事務局または外部に設置されたサーバ装置であってもよい。組合端末2は、サーバ装置1におけるインセンティブ付与処理に使用される情報をサーバ装置1に提供する。組合端末2からサーバ装置1に提供する情報は、健康保険組合の被保険対象者に対する診療報酬請求を示したレセプト情報および被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報を含む。
組合端末2を使用する健康保険組合は、医療機関(保険薬局を含む)101から審査支払機関102を介して、健康保険組合がとりまとめている被保険対象者のレセプト情報を入手する。レセプトは、医療機関が被保険対象者に提出する診療報酬明細書である。診療報酬は、診察・治療・処方などの医療行為の対価として被保険対象者から医療機関に支払われる費用である。レセプト情報には、被保険対象者を識別可能な情報、診療年月日、診療回数、診療点数など、診療報酬に基づく保険医療費とその発生時を把握するための情報が含まれる。
健康保険組合はまた、健康保険組合がとりまとめている被保険対象者の健診状況情報を健診センタ103から入手する。健診状況情報は、被保険対象者を識別可能な情報、健康診断の受診日、健診結果の診断内容などの情報を含む。診断内容を示す情報には、個々の検査項目に関する検査値のほか、診断結果の総合判定ランクも含まれる。総合判定ランクは、例えば以下のように設定される。
A:正常所見(異常なし)、B:ほぼ正常(軽度の異常所見)、C:要経過観察、D:要再検査、E:要精密検査、F:要治療または治療継続
健康保険組合では、医療機関101から審査支払機関102を介して入手するレセプト情報および健診センタ103から入手する健診状況情報をデータベースに記憶して管理する。組合端末2は、データベースに記憶されているレセプト情報および健診状況情報をサーバ装置1に提供する。ここで、組合端末2は、サーバ装置1から受信するデータ取得要求に対する応答としてサーバ装置1に情報を提供するようにしてもよいし、バッチ処理として定期的に組合端末2からサーバ装置1に情報を提供するようにしてもよい。あるいは、健康保険組合のスタッフが組合端末2を操作してサーバ装置1に情報を提供するようにしてもよい。
対象者端末3は、被保険対象者により使用される端末であり、例えばスマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ等により構成される。対象者端末3は、サーバ装置1におけるインセンティブ付与処理に使用される情報をサーバ装置1に提供する。対象者端末3からサーバ装置1に提供する情報は、被保険対象者によるOTC医薬品の購入状況を示した医薬品購入情報および被保険対象者のバイタル測定情報を含む。医薬品購入情報およびバイタル測定情報の何れの情報も、被保険対象者を識別可能な情報を含む。
OTC医薬品は、医師が処方する医療用医薬品ではなく、薬局やドラッグストアなどで被保険対象者が自分で選んで買うことができる医薬品である。対象者端末3にはお薬手帳アプリがインストールされている。お薬手帳アプリは、医療機関で処方された医療用医薬品や、自らが購入したOTC医薬品の情報を入力して管理する機能を有している。例えば、お薬手帳アプリは、医薬品の購入履歴や服薬履歴を記録する機能を有している。対象者端末3は、お薬手帳アプリにより記録される医薬品の購入履歴に基づいて、OTC医薬品の購入状況を示した医薬品購入情報をサーバ装置1に提供する。医薬品購入情報は、被保険対象者を識別可能な情報、OTC医薬品の購入日および購入額の情報を含む。
お薬手帳アプリは、被保険対象者の日々のバイタルサインの情報を入力して管理する機能も有している。バイタルサインは、被保険対象者が自分で測定する血圧や血糖値、特定健診を含む健康診断で測定される各種検査項目値および被保険対象者が医療機関で治療を受けたときに測定される各種検査項目値の少なくとも1つを含む。被保険対象者が自分で測定するバイタルサインはPHR(Personal Health Record)データと呼ばれるものであり、家庭にある測定機器やウェアラブル端末などで測定される。対象者端末3は、お薬手帳アプリにより記録される被保険対象者のバイタル測定情報をサーバ装置1に提供する。バイタル測定情報は、被保険対象者を識別可能な情報、バイタルサインの測定日および測定値の情報を含む。
ここで対象者端末3は、例えば、お薬手帳アプリにより提供される情報登録画面に対する被保険対象者の操作に応じて、サーバ装置1に情報を提供する。あるいは、対象者端末3は、バッチ処理として定期的にまたは所定の状態(その一例については後述する)となったことをトリガとして非定期的に、お薬手帳アプリからサーバ装置1に情報を提供するようにしてもよい。
図2は、本実施形態によるサーバ装置1(インセンティブ付与装置)の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態のサーバ装置1は、機能構成として、レセプト情報取得部11、医薬品購入情報取得部12、バイタル測定情報取得部13、健診状況情報取得部14、条件判定部15およびインセンティブ付与部16を備えている。また、サーバ装置1は、記憶媒体として、取得情報記憶部17を備えている。
上記機能ブロック11~16は、ハードウェアとソフトウェアとの協働によって以下に述べる処理を実行するものである。例えば、上記機能ブロック11~16の処理は、CPU、RAM、ROMなどを備えて構成されたマイクロコンピュータによるプロセッサの制御により、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実行される。マイクロコンピュータに加えてDSP(Digital Signal Processor)などを備えてもよい。
レセプト情報取得部11は、組合端末2からレセプト情報を取得して取得情報記憶部17に記録する。例えば、レセプト情報取得部11は、組合端末2からレセプト情報を月単位で取得する。例えば、組合端末2は、月初等の所定日に先月分のレセプト情報をサーバ装置1に送信し、レセプト情報取得部11はこれを取得する。なお、ここで説明したレセプト情報の取得単位および取得タイミングは一例であり、これに限定されるものではない。
医薬品購入情報取得部12は、対象者端末3から医薬品購入情報を取得して取得情報記憶部17に記録する。例えば、医薬品購入情報取得部12は、対象者端末3から医薬品購入情報を任意のタイミングで取得する。例えば、対象者端末3は、お薬手帳アプリによりOTC医薬品に関する医薬品購入情報が入力されたタイミングで、その入力された医薬品購入情報をサーバ装置1に送信し、医薬品購入情報取得部12はこれを取得する。なお、ここで説明した医薬品購入情報の取得単位および取得タイミングは一例であり、これに限定されるものではない。例えば、レセプト情報と同様に、月単位で取得するようにしてもよい。また、ここでは対象者端末3から医薬品購入情報を取得する例を説明したが、これに限定されない。例えば、被保険対象者が健康保険組合にて購入したOTC医薬品に関する医薬品購入情報を組合端末2から取得してもよい。
バイタル測定情報取得部13は、対象者端末3からバイタル測定情報を取得して取得情報記憶部17に記録する。例えば、バイタル測定情報取得部13は、対象者端末3からバイタル測定情報を任意のタイミングで取得する。例えば、対象者端末3は、お薬手帳アプリによりバイタル測定情報が入力されたタイミングで、その入力されたバイタル測定情報をサーバ装置1に送信し、バイタル測定情報取得部13はこれを取得する。なお、ここで説明したバイタル測定情報の取得単位および取得タイミングは一例であり、これに限定されるものではない。例えば、レセプト情報と同様に、月単位で取得するようにしてもよい。
健診状況情報取得部14は、組合端末2から健診状況情報を取得して取得情報記憶部17に記録する。例えば、健診状況情報取得部14は、組合端末2から健診状況情報を月単位で取得する。例えば、組合端末2は、月初等の所定日に先月分の健診状況情報をサーバ装置1に送信し、健診状況情報取得部14はこれを取得する。なお、ここで説明した健診状況情報の取得単位および取得タイミングは一例であり、これに限定されるものではない。
条件判定部15は、取得情報記憶部17に記憶された各種情報に基づいて、所定のインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する。例えば、条件判定部15は、レセプト情報と医薬品購入情報との組み合わせ、バイタル測定情報または健診状況情報に基づいて、インセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する。インセンティブ付与部16は、条件判定部15によりインセンティブ付与条件を満たすと判定された場合に、健康保険組合または被保険対象者に対してインセンティブを付与する。
インセンティブ付与部16が付与するインセンティブは任意である。例えば、実際の商取引で使用可能な経済的価値を有するポイントなどが考えられるが、これに限定されるものではない。インセンティブを付与する処理は、インセンティブに相当するデータを組合端末2または対象者端末3に登録する処理、またはインセンティブを付与することを組合端末2または対象者端末3に通知する処理を含む。健康保険組合に対してインセンティブを付与する場合、健康保険組合は付与されたインセンティブを被保険対象者に分配する。
以下に、インセンティブ付与条件の具体例を説明する。条件判定部15は、以下に説明するインセンティブ付与条件の少なくとも1つを判定する。インセンティブ付与部16は、以下に説明するインセンティブ付与条件の少なくとも1つを満たすと判定された場合に、健康保険組合または被保険対象者に対してインセンティブを付与する。
<第1例>
条件判定部15は、取得情報記憶部17に記憶された被保険対象者のレセプト情報および医薬品購入情報(OTC医薬品の購入状況を示す情報)に基づいて、被保険対象者が費やした単位期間の医療費(保険医療費、OTC医薬品購入額)に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する。単位期間は任意に設定し得る。例えばnヶ月(nは任意の整数)を単位期間とすることが可能である。
医療費に関するインセンティブ付与条件は、例えば、レセプト情報により示される単位期間の保険医療費が前期比で減少しているという第1条件、および、医薬品購入情報により示される単位期間のOTC医薬品購入額が前期比で減少しているという第2条件の少なくとも一方とすることが可能である。第1条件に関して、単位期間のOTC医薬品購入額が前期比で増加していないという条件を付加してもよい。同様に、第2条件に関して、単位期間の医療費が前期比で増加していないという条件を付加してもよい。例えば、医療費に関するインセンティブ付与条件は、第1条件および第2条件を両方とも満たすこととしてもよい。あるいは、医療費に関するインセンティブ付与条件は、第1条件を満たし且つ単位期間のOTC医薬品購入額が前期比で増加していないこととしてもよい。
ここで、被保険対象者の単位期間の医療費は、健康保険組合の被保険者の医療費および被扶養者の医療費の合計額である。なお、前期から今期にかけて被扶養者の数が増減した場合は、例えば合計額を被保険対象者の人数で割った平均値により前期比をみるといった調整を行う。被扶養者の増減によらず合計額の平均値で前期比をみるようにしてもよい。
インセンティブ付与部16は、第1条件および第2条件の少なくとも一方に関するインセンティブ付与条件を満たすと条件判定部15により判定された場合にインセンティブを付与する。例えば、インセンティブ付与部16は、第1条件および第2条件の少なくとも一方を満たす被保険対象者に対してインセンティブを付与する。
ここで、インセンティブ付与部16は、第1条件のみを満たすと判定された場合、第2条件のみを満たすと判定された場合、第1条件および第2条件の両方を満たすと判定された場合のそれぞれについて、付与するインセンティブの大きさを変えるようにしてもよい。また、インセンティブ付与部16は、前期比での医療費の減少の度合いに応じて、付与するインセンティブの大きさを変えるようにしてもよい。
<第2例>
条件判定部15は、取得情報記憶部17に記憶された被保険対象者のバイタル測定情報に基づいて、被保険対象者のバイタルサインに関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する。バイタルサインに関するインセンティブ付与条件は、例えば、バイタル測定情報により示される単位期間のバイタルサインが前期比で改善しているという第3条件とすることが可能である。ここで、単位期間のバイタルサインは、例えば、単位期間の中で最も悪い測定値、最も良い測定値、平均値または中央値などの何れかとすることが可能である。
インセンティブ付与部16は、バイタルサインに関する第3条件を満たすと条件判定部15により判定された場合にインセンティブを付与する。例えば、インセンティブ付与部16は、第3条件を満たす被保険対象者に対してインセンティブを付与する。ここで、インセンティブ付与部16は、バイタルサインの改善の程度に基づいて、付与するインセンティブの大きさを変えるようにしてもよい。例えば、条件判定部15またはインセンティブ付与部16は、前期比でバイタルサインの測定値が何パーセント向上しているかを計算し、そのパーセンテージに応じてインセンティブの大きさを変えるようにしてもよい。
なお、バイタルサインの値が治療を要するほどの悪い値ではないものの、日常生活において留意するのが好ましいと言える値を示している被保険対象者の対象者端末3に対して、未病対策のために有効なOTC医薬品または特定健康食品などの案内メッセージ等を送信するようにしてもよい。
<第3例>
条件判定部15は、取得情報記憶部17に記憶された被保険対象者の健診状況情報に基づいて、被保険対象者の健診受診状況に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する。健診受診状況に関するインセンティブ付与条件は、例えば、健診状況情報により示される被保険対象者の健診結果の診断内容が前回比で改善しているまたは好診断内容が継続しているという第4条件とすることが可能である。インセンティブ付与部16は、健診受診状況に関する第4条件を満たすと条件判定部15により判定された場合にインセンティブを付与する。例えば、インセンティブ付与部16は、第4条件を満たす被保険対象者に対してインセンティブを付与する。
ここで、健診結果の診断内容は、例えば、複数段階評価で特定される総合判定のランク値とすることが可能である。この場合、条件判定部15は、前回の健診時に比べて今回の健診時の方が総合判定のランク値が良くなっているかどうか、最高のランク値(Aランク)が今回の健診時まで所定回数継続しているかどうかを確認し、何れかに該当する場合に健診受診状況に関する第4条件を満たすと判定する。所定回数は任意に設定することが可能である。
健診結果の診断内容として、検査項目ごとに数段階評価で特定される項目別判定のランク値を用いてもよい。この場合、条件判定部15は、例えば、今回の項目別判定のランク値が前回比で良くなっているかどうかを項目ごとに確認し、良くなっている項目が所定数以上存在する場合に、健診受診状況に関する第4条件を満たすと判定する。または、良くなっている項目の割合が所定パーセンテージ以上の場合に第4条件を満たすと判定するようにしてもよい。
あるいは、健診結果の診断内容として検査項目ごとの測定値を用いてもよい。この場合、条件判定部15は、例えば、今回の測定値が前回比で良くなっているかどうかを検査項目ごとに確認し、良くなっている検査項目が所定数以上存在する場合に、健診受診状況に関する第4条件を満たすと判定する。または、測定値が良くなっている検査項目の割合が所定パーセンテージ以上の場合に第4条件を満たすと判定するようにしてもよい。
ここで、インセンティブ付与部16は、診断内容の前回比での改善の度合いまたは好診断内容の継続の度合いに応じて、付与するインセンティブの大きさを変えるようにしてもよい。例えば、総合判定のランク値が前回比でいくつ上がったかに応じて、付与するインセンティブの大きさを変えるようにしてもよい。あるいは、最高のランク値が今回の健診時まで何回継続しているかに応じて、付与するインセンティブの大きさを変えるようにしてもよい。
健診受診状況に関するインセンティブ付与条件の別例として、健診状況情報により示される被保険対象者の初回健診受診状況または健診受診継続状況が所定の条件を満たすという第5条件を用いてもよい。ここで、初回健診とは、入社後の初めての健康診断(特定健康診査や婦人科健診を含む)および満40歳になってから初めての特定健康診査をいう。
例えば、第5条件は、新規で被保険対象者となった新規加入者が初回健診を受診したという条件(第5条件の1)とすることが可能である。あるいは、第5条件は、新規で被保険対象者となった新規加入者の単位期間における初回健診受診率が所定値以上という条件(第5条件の2)としてもよい。また、第5条件は、被保険対象者の健診受診継続回数が所定値以上という条件(第5条件の3)とすることが可能である。あるいは、第5条件は、被保険対象者の所定回数以上の健診受診継続率が所定値以上という条件(第5条件の4)としてもよい。所定値は任意に設定することが可能である。例えば、所定値を健康保険組合の目標設定値としてもよい。
初回健診受診率とは、前年度または過去数年において初回健診を行った被保険対象者の人数をそれぞれの健診受診者の全人数で割った値をいう。健診受診継続率とは、2回目以降の健康診断対象者の人数を母数とし、実際の健診受信者の人数を母数で割った値をいう。継続率は、受診回数を基準とした回数ごとの継続率、最新の健診案内時の年齢を基準とした年代別の継続率、または性別ごとの継続率としてもよい。
ここで、条件判定部15は、第5条件の1~4の全てを判定することを必須とするものではなく、この中の少なくとも1つを判定するようにしてもよい。なお、第5条件の1と第5条件の2とは必ずセットで用いるようにしてもよい。同様に、第5条件の3と第5条件の4とは必ずセットで用いるようにしてもよい。条件判定部15は、第5条件の1~4の中の何れか複数または全ての条件を判定する場合において、それらを全て満たすことを必須とする必要はなく、複数の条件の何れかを満たせば第5条件を満たすと判定するようにすることが可能である。
インセンティブ付与部16は、第5条件を満たすと条件判定部15により判定された場合にインセンティブを付与する。例えば、インセンティブ付与部16は、第5条件の1または第5条件の3を満たす被保険対象者に対してインセンティブを付与する。また、インセンティブ付与部16は、第5条件の2または第5条件の4を満たす場合に健康保険組合に対してインセンティブを付与する。
また、インセンティブ付与部16は、被保険対象者のうち被保険者が第5条件を満たしたときに付与するインセンティブよりも、被扶養者が第5条件を満たしたときに付与するインセンティブの大きさを大きくするようにしてもよい。一般に、被保険者に比べて被扶養者の方が健康診断の受診率が低いという現実に鑑みて、被扶養者が第5条件を満たしたときに付与するインセンティブをより大きなものとすることにより、受診率の低い被扶養者が健康診断を受けるような動機付けを効果的に与えることができる。
また、健診受診状況に関するインセンティブ付与条件の更に別の例として、健診状況情報により要検査であることが示される被保険対象者(以下、要検査対象者という)の医療機関受診状況が所定の条件を満たすという第6条件を用いてもよい。例えば、第6条件は、要検査対象者が医療機関で受診したという条件(第6条件の1)とすることが可能である。あるいは、第6条件は、要検査対象者の単位期間における医療機関受診率が所定値以上という条件(第6条件の2)としてもよい。なお、条件判定部15は、第6条件の1,2の両方を判定することを必須とするものではなく、何れか一方のみを判定するようにしてもよい。所定値は任意に設定することが可能である。例えば、所定値を健康保険組合の目標設定値としてもよい。
ここで、要検査対象者とは、健康診断(特定健康診査や婦人科健診を含む)を受診した被保険対象者であって、例えば上述した総合判定のランク値A~FのうちランクDまたはEの評価を受けた者をいう。また、医療機関受診率とは、単位期間における要検査対象者の総人数を母数とし、その者のうち実際に医療機関を受診して検査した要検査対象者の人数を母数で割った値をいう。検査を受けた要検査対象者の人数は、例えば、組合端末2から取得するレセプト情報により算出することが可能である。
インセンティブ付与部16は、第6条件を満たすと条件判定部15により判定された場合にインセンティブを付与する。例えば、インセンティブ付与部16は、第6条件の1を満たす被保険対象者に対してインセンティブを付与する。また、インセンティブ付与部16は、第6条件の2を満たす場合に健康保険組合に対してインセンティブを付与する。
以上、インセンティブ付与条件の第1例から第3例について説明したが、上述したように条件判定部15は、これらインセンティブ付与条件の少なくとも1つを判定する。インセンティブ付与部16は、これらインセンティブ付与条件の少なくとも1つを満たすと判定された場合に、健康保険組合または被保険対象者に対してインセンティブを付与する。
例えば、医療費に関するインセンティブ付与条件(第1条件および/または第2条件)を満たすか否かのみを判定し、医療費に関するインセンティブ付与条件を満たすと判定された場合にインセンティブを付与するようにしてもよい。または、医療費に関するインセンティブ付与条件に加えてバイタルサインに関するインセンティブ付与条件(第3条件)を満たすか否かを判定し、医療費に関するインセンティブ付与条件およびバイタルサインに関するインセンティブ付与条件の少なくとも一方を満たすと判定された場合にインセンティブを付与するようにしてもよい。
または、医療費に関するインセンティブ付与条件に加えて健診受診状況に関するインセンティブ付与条件(第4条件~第6条件の少なくとも1つ)を満たすか否かを判定し、医療費に関するインセンティブ付与条件および健診受診状況に関するインセンティブ付与条件の少なくとも一方を満たすと判定された場合にインセンティブを付与するようにしてもよい。または、医療費に関するインセンティブ付与条件、バイタルサインに関するインセンティブ付与条件および健診受診状況に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定し、医療費に関するインセンティブ付与条件、バイタルサインに関するインセンティブ付与条件および健診受診状況に関するインセンティブ付与条件の少なくとも1つを満たすと判定された場合にインセンティブを付与するようにしてもよい。
図3は、以上のように構成した本実施形態によるサーバ装置1の動作例を示すフローチャートである。なお、図3は、サーバ装置1により実行される処理の1回の動作例を示しており、この動作が繰り返し実行される。
図3において、まず条件判定部15は、インセンティブ付与処理を実行する所定のタイミングになったか否かを判定する(ステップS1)。インセンティブ付与処理を実行する所定のタイミングは任意に定めることが可能である。例えば、所定のタイミングは、単位期間の終了時点または次の単位期間の開始時点とすることが可能である。
条件判定部15は、インセンティブ付与処理を実行するタイミングになったと判定した場合、取得情報記憶部17に記憶されている各種情報に基づいて、上述したインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する(ステップS2)。ここで、インセンティブ付与条件を満たすと判定された場合、インセンティブ付与部16は、健康保険組合または被保険対象者に対してインセンティブを付与する(ステップS3)。これにより、図3に示すフローチャートの1回の処理を終了する。なお、上記ステップS1においてインセンティブ付与処理の実行タイミングにまだなっていないと判定された場合、および上記ステップS2においてインセンティブ付与条件を満たさないと判定された場合は、そのまま何もせずに図3に示すフローチャートの1回の処理を終了する。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、健康保険組合の被保険対象者に対する診療報酬請求を示したレセプト情報と被保険対象者によるOTC医薬品の購入状況を示した医薬品購入情報との組み合わせ、被保険対象者のバイタル測定情報、または、被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、インセンティブ付与条件を満たすか否かを判定し、満たすと判定された場合に、健康保険組合または被保険対象者に対してインセンティブを付与するようにしている。
このように構成した本実施形態によれば、健康保険組合の被保険対象者が医療機関において受ける診療やOTC医薬品の購入に関して、インセンティブの付与を通じて、被保険対象者が国民医療費の抑制に繋がるような行動をとるように動機付けることができる。
以上に説明した各機能または各処理は、適宜組み合わせて適用することが可能である。本実施形態に適用され得る構成の例を以下に整理する。
[構成1]
健康保険組合の被保険対象者に対する診療報酬請求を示したレセプト情報と上記被保険対象者によるOTC医薬品の購入状況を示した医薬品購入情報との組み合わせ、上記被保険対象者のバイタル測定情報、または、上記被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、インセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、
上記条件判定部により上記インセンティブ付与条件を満たすと判定された場合に、上記健康保険組合または上記被保険対象者に対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部とを備えた
ことを特徴とするインセンティブ付与システム。
[構成2]
上記条件判定部は、上記レセプト情報と上記医薬品購入情報とに基づいて、上記被保険対象者が費やした単位期間の医療費に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定することを特徴とする構成1に記載のインセンティブ付与システム。
[構成3]
上記医療費に関するインセンティブ付与条件は、上記レセプト情報により示される上記単位期間の保険医療費が前期比で減少しているという第1条件、および、上記医薬品購入情報により示される上記単位期間のOTC医薬品購入額が前期比で減少しているという第2条件の少なくとも一方を含むことを特徴とする構成2に記載のインセンティブ付与システム。
[構成4]
上記インセンティブ付与部は、前期比での減少の度合いに応じて、付与するインセンティブの大きさを変えることを特徴とする構成3に記載のインセンティブ付与システム。
[構成5]
上記医療費に関するインセンティブ付与条件は、上記第1条件および上記第2条件を両方とも満たすこと、または、上記第1条件を満たし且つ上記単位期間のOTC医薬品購入額が前期比で増加していないこと、という条件を含むことを特徴とする構成3または構成4に記載のインセンティブ付与システム。
[構成6]
上記条件判定部は、上記バイタル測定情報に基づいて、上記被保険対象者のバイタルサインに関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定することを特徴とする構成1~構成5の何れか1つに記載のインセンティブ付与システム。
[構成7]
上記バイタルサインに関するインセンティブ付与条件は、上記バイタル測定情報により示される単位期間のバイタルサインが前期比で改善しているという第3条件を含むことを特徴とする構成6に記載のインセンティブ付与システム。
[構成8]
上記インセンティブ付与部は、前期比での改善の度合いに応じて、付与するインセンティブの大きさを変えることを特徴とする構成7に記載のインセンティブ付与システム。
[構成9]
上記条件判定部は、上記健診状況情報に基づいて、上記被保険対象者の健診受診状況に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定することを特徴とする構成1~構成8の何れか1つに記載のインセンティブ付与システム。
[構成10]
上記健診受診状況に関するインセンティブ付与条件は、上記健診状況情報により示される上記被保険対象者の健診結果の診断内容が前回比で改善しているまたは好診断内容が継続しているという第4条件を含むことを特徴とする構成9に記載のインセンティブ付与システム。
[構成11]
上記第4条件は、上記健診結果の診断ランクが前回より今回が向上しているまたは最高ランクが今回まで所定回数継続しているという条件を含むことを特徴とする構成10に記載のインセンティブ付与システム。
[構成12]
上記インセンティブ付与部は、上記診断内容の前回比での改善の度合いまたは上記好診断内容の継続の度合いに応じて、付与するインセンティブの大きさを変えることを特徴とする構成10または構成11に記載のインセンティブ付与システム。
[構成13]
上記健診受診状況に関するインセンティブ付与条件は、上記健診状況情報により示される上記被保険対象者の初回健診受診状況または健診受診継続状況が所定の条件を満たすという第5条件を含むことを特徴とする構成9~構成12の何れか1つに記載のインセンティブ付与システム。
[構成14]
上記第5条件は、新規で上記被保険対象者となった新規加入者が初回健診を受診したという条件を含むことを特徴とする構成13に記載のインセンティブ付与システム。
[構成15]
上記第5条件は、新規で上記被保険対象者となった新規加入者の単位期間における初回健診受診率が所定値以上という条件を含むことを特徴とする構成13または構成14に記載のインセンティブ付与システム。
[構成16]
上記第5条件は、上記被保険対象者の健診受診継続回数が所定値以上という条件を含むことを特徴とする構成13~構成15の何れか1つに記載のインセンティブ付与システム。
[構成17]
上記第5条件は、上記被保険対象者の所定回数以上の健診受診継続率が所定値以上という条件を含むことを特徴とする構成13~構成16の何れか1つに記載のインセンティブ付与システム。
[構成18]
上記被保険対象者は、上記健康保険組合の被保険者およびその被扶養者を含み、
上記インセンティブ付与部は、上記被保険者が上記第5条件を満たしたときに付与するインセンティブよりも、上記被扶養者が上記第5条件を満たしたときに付与するインセンティブの大きさを大きくする
ことを特徴とする構成13~構成17の何れか1つに記載のインセンティブ付与システム。
[構成19]
上記健診受診状況に関するインセンティブ付与条件は、上記健診状況情報により要検査であることが示される上記被保険対象者の医療機関受診状況が所定の条件を満たすという第6条件を含むことを特徴とする構成9~構成18の何れか1つに記載のインセンティブ付与システム。
[構成20]
上記第6条件は、上記要検査であることが示される上記被保険対象者が医療機関で受診したという条件を含むことを特徴とする構成19に記載のインセンティブ付与システム。
[構成21]
上記第6条件は、上記要検査であることが示される上記被保険対象者の単位期間における医療機関受診率が所定値以上という条件を含むことを特徴とする構成19または構成20に記載のインセンティブ付与システム。
[構成22]
健康保険組合の被保険対象者に対する診療報酬請求を示したレセプト情報と上記被保険対象者によるOTC医薬品の購入状況を示した医薬品購入情報との組み合わせ、上記被保険対象者のバイタル測定情報、または、上記被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、インセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、
上記条件判定部により上記インセンティブ付与条件を満たすと判定された場合に、上記健康保険組合または上記被保険対象者に対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部とを備えた
ことを特徴とするインセンティブ付与装置。
[構成23]
コンピュータの条件判定部が、健康保険組合の被保険対象者に対する診療報酬請求を示したレセプト情報と上記被保険対象者によるOTC医薬品の購入状況を示した医薬品購入情報との組み合わせ、上記被保険対象者のバイタル測定情報、または、上記被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、インセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する第1のステップと、
上記コンピュータのインセンティブ付与部が、上記条件判定部により上記インセンティブ付与条件を満たすと判定された場合に、上記健康保険組合または上記被保険対象者に対してインセンティブを付与する第2のステップとを有する
ことを特徴とするインセンティブ付与方法。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 サーバ装置(インセンティブ付与装置)
2 組合端末
3 対象者端末
10 インセンティブ付与システム
11 レセプト情報取得部
12 医薬品購入情報取得部
13 バイタル測定情報取得部
14 健診状況情報取得部
15 条件判定部
16 インセンティブ付与部

Claims (12)

  1. 健康保険組合の被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、上記被保険対象者の健診受診状況に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、
    上記条件判定部により上記インセンティブ付与条件を満たすと判定された場合に、上記健康保険組合または上記被保険対象者に対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部とを備え
    上記健診受診状況に関するインセンティブ付与条件は、上記健診状況情報により示される新規で上記被保険対象者となった新規加入者の単位期間における初回健診受診率が所定値以上という条件を含む
    ことを特徴とするインセンティブ付与システム。
  2. 健康保険組合の被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、上記被保険対象者の健診受診状況に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、
    上記条件判定部により上記インセンティブ付与条件を満たすと判定された場合に、上記健康保険組合または上記被保険対象者に対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部とを備え、
    上記健診受診状況に関するインセンティブ付与条件は、上記健診状況情報により示される上記被保険対象者の所定回数以上の健診受診継続率が所定値以上という条件を含む
    ことを特徴とするインセンティブ付与システム。
  3. 上記被保険対象者は、上記健康保険組合の被保険者およびその被扶養者を含み、
    上記インセンティブ付与部は、上記被保険者が上記インセンティブ付与条件を満たしたときに付与するインセンティブよりも、上記被扶養者が上記インセンティブ付与条件を満たしたときに付与するインセンティブの大きさを大きくする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のインセンティブ付与システム。
  4. 健康保険組合の被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、上記被保険対象者の健診受診状況に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、
    上記条件判定部により上記インセンティブ付与条件を満たすと判定された場合に、上記健康保険組合または上記被保険対象者に対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部とを備え、
    上記健診受診状況に関するインセンティブ付与条件は、上記健診状況情報により要検査であることが示される上記被保険対象者の単位期間における医療機関受診率が所定値以上という条件を含む
    ことを特徴とするインセンティブ付与システム。
  5. 健康保険組合の被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、上記被保険対象者の健診受診状況に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、
    上記条件判定部により上記インセンティブ付与条件を満たすと判定された場合に、上記健康保険組合または上記被保険対象者に対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部とを備え
    上記健診受診状況に関するインセンティブ付与条件は、上記健診状況情報により示される新規で上記被保険対象者となった新規加入者の単位期間における初回健診受診率が所定値以上という条件を含む
    ことを特徴とするインセンティブ付与装置。
  6. 健康保険組合の被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、上記被保険対象者の健診受診状況に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、
    上記条件判定部により上記インセンティブ付与条件を満たすと判定された場合に、上記健康保険組合または上記被保険対象者に対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部とを備え、
    上記健診受診状況に関するインセンティブ付与条件は、上記健診状況情報により示される上記被保険対象者の所定回数以上の健診受診継続率が所定値以上という条件を含む
    ことを特徴とするインセンティブ付与装置。
  7. 上記被保険対象者は、上記健康保険組合の被保険者およびその被扶養者を含み、
    上記インセンティブ付与部は、上記被保険者が上記インセンティブ付与条件を満たしたときに付与するインセンティブよりも、上記被扶養者が上記インセンティブ付与条件を満たしたときに付与するインセンティブの大きさを大きくする
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のインセンティブ付与装置。
  8. 健康保険組合の被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、上記被保険対象者の健診受診状況に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、
    上記条件判定部により上記インセンティブ付与条件を満たすと判定された場合に、上記健康保険組合または上記被保険対象者に対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部とを備え、
    上記健診受診状況に関するインセンティブ付与条件は、上記健診状況情報により要検査であることが示される上記被保険対象者の単位期間における医療機関受診率が所定値以上という条件を含む
    ことを特徴とするインセンティブ付与装置。
  9. コンピュータの条件判定部が、健康保険組合の被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、上記被保険対象者の健診受診状況に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する第1のステップと、
    上記コンピュータのインセンティブ付与部が、上記条件判定部により上記インセンティブ付与条件を満たすと判定された場合に、上記健康保険組合または上記被保険対象者に対してインセンティブを付与する第2のステップとを有し、
    上記健診受診状況に関するインセンティブ付与条件は、上記健診状況情報により示される新規で上記被保険対象者となった新規加入者の単位期間における初回健診受診率が所定値以上という条件を含む
    ことを特徴とするインセンティブ付与方法。
  10. コンピュータの条件判定部が、健康保険組合の被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、上記被保険対象者の健診受診状況に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する第1のステップと、
    上記コンピュータのインセンティブ付与部が、上記条件判定部により上記インセンティブ付与条件を満たすと判定された場合に、上記健康保険組合または上記被保険対象者に対してインセンティブを付与する第2のステップとを有し、
    上記健診受診状況に関するインセンティブ付与条件は、上記健診状況情報により示される上記被保険対象者の所定回数以上の健診受診継続率が所定値以上という条件を含む
    ことを特徴とするインセンティブ付与方法。
  11. 上記被保険対象者は、上記健康保険組合の被保険者およびその被扶養者を含み、
    上記インセンティブ付与部は、上記被保険者が上記インセンティブ付与条件を満たしたときに付与するインセンティブよりも、上記被扶養者が上記インセンティブ付与条件を満たしたときに付与するインセンティブの大きさを大きくする
    ことを特徴とする請求項9または10に記載のインセンティブ付与方法。
  12. コンピュータの条件判定部が、健康保険組合の被保険対象者による健康診断の受診状況を示した健診状況情報に基づいて、上記被保険対象者の健診受診状況に関するインセンティブ付与条件を満たすか否かを判定する第1のステップと、
    上記コンピュータのインセンティブ付与部が、上記条件判定部により上記インセンティブ付与条件を満たすと判定された場合に、上記健康保険組合または上記被保険対象者に対してインセンティブを付与する第2のステップとを有し、
    上記健診受診状況に関するインセンティブ付与条件は、上記健診状況情報により要検査であることが示される上記被保険対象者の単位期間における医療機関受診率が所定値以上という条件を含む
    ことを特徴とするインセンティブ付与方法。
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