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JP7790140B2 - 報知制御装置およびエレベーターシステム - Google Patents
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JP7790140B2 - 報知制御装置およびエレベーターシステム - Google Patents

報知制御装置およびエレベーターシステム

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Description

本開示は、報知制御装置およびエレベーターシステムに関する。
特許文献1は、エレベーターシステムを開示する。当該エレベーターシステムによれば、かごが乗場に到着する時に、当該乗場でかごから降車する利用者の人数を示す情報が当該乗場の床に表示される。当該乗場で待機する利用者は、他の人が移動するためのスペースを空ける等、かごから降車する利用者の降車動作に協力し得る。
特開2018-070377号公報
しかしながら、特許文献1に記載のエレベーターシステムにおいて、かごの内部の利用者は、当該乗場で降車する利用者の人数を知り得ない。このため、利用者は容易にかごから降車できない。
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、利用者がかごから容易に降車することができる報知制御装置およびエレベーターシステムを提供することである。
本開示に係る報知制御装置は、エレベーターの利用者が所持する携帯端末からの指令によって作成された出発階と行先階とを含む呼び情報に基づいて、複数の階床のそれぞれでかごから降車する利用者の予定人数を演算する予定人数演算部と、複数の階床のうちいずれかの第1階床にかごが停車した場合に、予定人数演算部が演算した第1階床でかごから降車する利用者の予定人数と降車に協力する旨とをかごの内部に設けられたかご報知装置に報知させるかご報知部と、かごの内部の重量の情報に基づいて、かごが第1階床で停車している時に第1階床で降車した利用者の推定人数を演算する推定人数演算部と、を備え、かご報知部は、推定人数演算部が演算した推定人数が第1階床でかごから降車する利用者の予定人数以上となった場合に、かごからの降車が完了した旨をかご報知装置に報知させる。
また、本開示に係る報知制御装置は、エレベーターの利用者が所持する携帯端末からの指令によって作成された出発階と行先階とを含む呼び情報に基づいて、複数の階床のそれぞれでかごから降車する利用者の予定人数を演算する予定人数演算部と、複数の階床のうちいずれかの第1階床にかごが停車した場合に、予定人数演算部が演算した第1階床でかごから降車する利用者の予定人数と降車に協力する旨とをかごの内部に設けられたかご報知装置に報知させるかご報知部と、利用者全員に対して行先階を含む呼びを行うよう促す旨をエレベーターの乗場に設けられた乗場報知装置に報知させる乗場報知部と、を備えた。
また、本開示に係る報知制御装置は、エレベーターの利用者が所持する携帯端末からの指令によって作成された出発階と行先階とを含む呼び情報に基づいて、複数の階床のそれぞれでかごから降車する利用者の予定人数を演算する予定人数演算部と、複数の階床のうちいずれかの第1階床にかごが停車した場合に、予定人数演算部が演算した第1階床でかごから降車する利用者の予定人数と降車に協力する旨とをかごの内部に設けられたかご報知装置に報知させるかご報知部と、かごの内部の重量の情報に基づいてかごの内部の人数が規定の下限人数以下であるか否かを判定する混雑判定部と、を備え、かご報知部は、かごの内部の人数が下限人数以下であると混雑判定部に判定された状態で第1階床にかごが停車した場合に、第1階床でかごから降車する利用者の予定人数と降車に協力する旨とをかご報知装置に報知させない。
本開示に係るエレベーターシステムは、エレベーターの利用者が所持する携帯端末からの指令によって作成された出発階と行先階とを含む呼び情報に基づいて、エレベーターのかごの運行を制御する制御盤と、かごの内部に設けられ、かごの内部の利用者に情報を報知するかご報知装置と、かごに設けられ、かごの内部の重量を測定する秤装置と、呼び情報に基づいて複数の階床のそれぞれでかごから降車する利用者の予定人数を演算し、複数の階床のうちいずれかの第1階床にかごが停車した場合に第1階床でかごから降車する利用者の予定人数と降車に協力する旨とをかご報知装置に報知させる報知制御装置と、を備えた。
本開示おいて、かごの内部の利用者は、停車する第1階床でかごから降車する利用者の予定人数を知らされる。予定人数がわかっているため、かごの内部の利用者は、容易に他の利用者の降車動作に協力できる。このため、利用者はかごから容易に降車することができる。
実施の形態1におけるエレベーターシステムが適用される建築物の構成図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムのかご表示器が表示する画面を示す図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムのブロック図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの報知制御装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの報知制御装置のハードウェア構成図である。 実施の形態2におけるエレベーターシステムのブロック図である。
本開示を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるエレベーターシステムが適用される建築物の構成図である。
図1のエレベーターシステム1は、建築物2に設けられる。昇降路3は、建築物2の各階を貫く。機械室4は、昇降路3の直上に設けられる。複数の乗場5は、建築物2の各階にそれぞれ設けられる。複数の乗場5の各々は、昇降路3に対向する。
巻上機6は、機械室4に設けられる。主ロープ7は、巻上機6に巻き掛けられる。かご8は、昇降路3の内部において、主ロープ7の一側に吊るされる。釣合おもり9は、昇降路3の内部において、主ロープ7の他側に吊るされる。
かご報知装置10は、かご表示器11とかごスピーカー12とを備える。例えば、かご表示器11は、液晶ディスプレイである。かご表示器11は、かご8の内部に設けられる。かご表示器11は、画面に情報を表示することで、かご8の内部の利用者に当該情報を報知し得る。かごスピーカー12は、かご8の内部に設けられる。かごスピーカー12は、音声として情報を発することで、かご8の内部の利用者に当該情報を報知し得る。
秤装置13は、かご8の下部に設けられる。秤装置13は、かご8の内部の重量を測定し得る。
複数の乗場ドア14は、複数の乗場5の出入口にそれぞれ設けられる。複数の乗場操作盤15は、複数の乗場5にそれぞれ設けられる。
複数の乗場報知装置16は、複数の乗場5にそれぞれ設けられる。複数の乗場報知装置16の各々は、乗場表示器17と乗場スピーカー18とを備える。例えば、乗場表示器17は、液晶ディスプレイである。例えば、乗場表示器17は、乗場ドア14の横に設けられる。乗場表示器17は、画面に情報を表示することで、乗場5に存在する利用者に当該情報を報知し得る。乗場スピーカー18は、乗場5に設けられる。乗場スピーカー18は、音声として情報を発することで、乗場5に存在する利用者に当該情報を報知し得る。
制御盤19は、機械室4に設けられる。制御盤19は、エレベーターシステム1を全体的に制御し得る。報知制御装置20は、機械室4に設けられる。報知制御装置20は、かご報知装置10と複数の乗場報知装置16と制御盤19と電気的に接続される。
エレベーターシステム1は、呼びサーバ装置21を備える。例えば、呼びサーバ装置21は、建築物2とは別の建築物に設けられる。呼びサーバ装置21は、通信ネットワークを介して、制御盤19と通信し得る。
携帯端末22は、エレベーターシステム1の利用者に所持される。例えば、携帯端末22は、専用のアプリケーションを起動可能なスマートフォンである。携帯端末22は、通信ネットワークを介して、呼びサーバ装置21と通信し得る。
エレベーターシステム1が通常運行する場合、制御盤19は、巻上機6を回転駆動させる。主ロープ7は、巻上機6の回転に追従して移動する。かご8と釣合おもり9とは、主ロープ7の移動に追従して互いに反対方向に昇降する。その後、かご8は、目的とする階に到着する。
朝、夕方などの特定の混雑時間帯において、エレベーターシステム1を利用する人が一時的に増加する。この場合、かご8に満員近い利用者が乗り込もうとする等、かご8の内部が混雑することが予想される。例えば、特定の混雑時間帯において、報知制御装置20は、複数の乗場報知装置16の各々に対して、利用者全員に行先階を含む呼びを行うよう促す旨の情報を報知させる。利用者は、自身の所持する携帯端末22を操作することで呼びを行う。具体的には、利用者は、携帯端末22を操作することで、専用のアプリケーションを起動する。携帯端末22は、専用のアプリケーションに基づいて、利用者からかご8の行先階の入力を受け付ける。携帯端末22は、乗場5に設けられた図示されないビーコン装置からの電波に基づいて、現在位置する階床を出発階として特定する。携帯端末22は、通信ネットワークを介して、出発階と入力された行先階とを含む呼び情報を呼びサーバ装置21に送信する。
呼びサーバ装置21は、呼び情報を受信した場合、呼び情報に対応する建築物2を特定する。呼びサーバ装置21は、特定した建築物2に設けられた制御盤19に当該呼び情報を送信する。制御盤19は、呼びサーバ装置21からの呼び情報に基づいてかご8を運行する。
なお、乗場操作盤15は、利用者から行先階の入力を受け付けてもよい。乗場操作盤15は、行先階が入力された場合、設置された階である出発階と行先階とを含む呼び情報を制御盤19に送信する。制御盤19は、乗場操作盤15からの呼び情報に基づいてかご8を運行する。
報知制御装置20は、各階においてかご8から降車する予定人数をそれぞれ記憶する。報知制御装置20は、制御盤19が呼び情報を受信した場合、制御盤19から呼び情報を取得する。報知制御装置20は、呼び情報に基づいて、各階においてかご8から降車する予定人数を演算する。具体的には、報知制御装置20は、呼び情報に含まれる行先階が3階である場合、3階で降車する予定人数を1つ増加させる。かご8が3階から発車した場合、報知制御装置20は、3階で降車する予定人数を0人に再設定する。
かご8が運行している場合、報知制御装置20は、次に停車する階で降車する予定人数をかご報知装置10に報知させる。具体的には、かご表示器11は、報知制御装置20からの指令に基づいて、次の階と次の階で降車する予定人数とを画面に表示する。この際、かごスピーカー12は、次の階で降車する予定人数を示す音声を発してもよい。かご8が複数の乗場5のうちいずれかが設置された第1階床に停車した場合、報知制御装置20は、第1階床において降車する予定人数と利用者に降車への協力を促す旨とをかご報知装置10に報知させる。具体的には、かご表示器11は、降車する予定人数を示す文字を点滅させる。かご表示器11は、降車への協力を促す旨の文字を表示する。かごスピーカー12は、降車する予定人数を示す音声と降車への協力を促す旨の音声とを発する。
秤装置13は、かご8の内部の重量を示す情報を制御盤19に送信する。報知制御装置20は、制御盤19を介して、秤装置13が測定したかご8の内部の重量を示す情報を取得する。かご8から利用者が降車する際、報知制御装置20は、かご8の内部の重量の変化に基づいて、当該階でかご8から実際に降車した推定人数を演算する。報知制御装置20は、推定人数をかご報知装置10に報知させる。実際に降車した推定人数が予定人数以上になった場合、報知制御装置20は、かご報知装置10と当該階の乗場報知装置16とに降車が完了した旨を報知させる。
次に、図2を用いて、かご表示器11が表示する画面の例を説明する。
図2は実施の形態1におけるエレベーターシステムのかご表示器が表示する画面を示す図である。
図2に示されるように、例えば、かご表示器11には、次の階が3階であることを示す文字が表示される。かご表示器11には、3階で降車する予定人数が4人であることを示す文字が表示される。
次に、図3を用いて、エレベーターシステム1を説明する。
図3は実施の形態1におけるエレベーターシステムのブロック図である。なお、図3にいて、かご8の図示が省略される。また、図3において、複数の乗場操作盤15のうちの1つ、複数の乗場表示器17のうちの1つ、および複数の乗場スピーカー18のうちの1つが示される。
図3に示されるように、報知制御装置20は、呼び情報取得部23と予定人数演算部24と推定人数演算部25とかご報知部26と乗場報知部27とを備える。
制御盤19が呼び情報を受信した場合、呼び情報取得部23は、制御盤19から呼び情報を取得する。なお、制御盤19は、呼び情報を受信した場合に呼び情報取得部23に当該呼び情報を送信するように設定されていてもよい。
予定人数演算部24は、図3には図示されない建築物2の各階でかご8から降車する予定人数の情報を記憶する。呼び情報取得部23が呼び情報を取得した場合、予定人数演算部24は、当該呼び情報に含まれる行先階を特定する。予定人数演算部24は、特定した行先階における予定人数に1を加算する。
予定人数演算部24は、制御盤19からの情報に基づいて、ある階床からかご8が発車したことを検出する。この場合、予定人数演算部24は、当該階床における予定人数を0人に再設定する。
推定人数演算部25は、制御盤19を介して、秤装置13が測定したかご8の内部の重量の情報を取得する。推定人数演算部25は、かご8の内部の重量の変化に基づいて、かご8から実際に降車した推定人数を演算する。例えば、推定人数演算部25は、かご8の内部の重量の減少量を予め設定された人間の体重で除算することで、停車階である第1階床でかご8から降車した推定人数を演算する。
かご報知部26は、制御盤19からかご8の運行に関する情報を取得する。かご報知部26は、かご8の次の停車階を特定する。かご報知部26は、次の停車階である第2階と当該次の停車階における予定人数とを報知させる第1指令を作成する。かご報知部26は、第1指令に基づいて、かご報知装置10に情報を報知させる。予定人数演算部24が予定人数を加算した場合、かご報知部26は、第1指令を再作成し、かご報知装置10に情報を報知させる。
ある階床にかご8が停車した場合、かご報知部26は、降車する予定人数と利用者に降車への協力を促す旨とを報知させる第2指令を作成する。かご報知部26は、第2指令に基づいて、かご報知部26に情報を報知させる。
ある階床にかご8が停車している場合、かご報知部26は、当該階で降車した推定人数が当該階に対応する予定人数以上となったか否かを判定する。かご報知部26は、推定人数が予定人数以上となったと判定した場合、降車が完了した旨を報知させる第3指令を作成する。かご報知部26は、第3指令に基づいて、かご報知装置10に情報を報知させる。なお、かご報知部26は、実際に降車した推定人数が予定人数に規定の人数を加えた人数以上になった場合に、第3指令を作成し、かご報知装置10に情報を報知させてもよい。
かご報知部26が第3指令を作成した場合、乗場報知部27は、第3指令と同様の内容を報知させる第4指令を作成する。乗場報知部27は、第4指令に基づいてかご8が停車している階の乗場報知装置16に情報を報知させる。
乗場報知部27は、予め設定された特定の時間帯において、利用者全員に行先階を含む呼びを行うよう促す旨の情報を報知させる第5指令を作成する。乗場報知部27は、第5指令に基づいて、複数の乗場報知装置16の各々に情報を報知させる。具体的には、乗場報知部27は、携帯端末22から呼びを行うよう促す旨を乗場報知装置16に報知させる。なお、乗場報知部27は、既に登録されていたとしても乗場操作盤15から行先階を指定した呼びを行うよう促す旨を乗場報知装置16に報知させてもよい。
次に、図4を用いて、報知制御装置20の動作の概要を説明する。
図4は実施の形態1におけるエレベーターシステムの報知制御装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
報知制御装置20は、図4のフローチャートに示される動作を繰り返す。なお、この間、報知制御装置20は、予定人数の値を更新し続ける。ステップS01において、報知制御装置20は、次の停車階と当該次の停車階における予定人数とをかご報知装置10に報知させる。
その後、ステップS02の動作が行われる。ステップS02において、報知制御装置20は、かご8が次の停車階に到着したか否かを判定する。
ステップS02で、次の停車階に到着していないと判定した場合、報知制御装置20は、ステップS01以降の動作を繰り返す。
ステップS02で、次の停車階に到着したと判定した場合、報知制御装置20は、ステップS03の動作を行う。ステップS03において、報知制御装置20は、降車する予定人数と利用者に降車への協力を促す旨とをかご報知装置10に報知させる。この際、報知制御装置20は、降車する予定人数と利用者に降車への協力を促す旨とを乗場報知装置16に報知させてもよい。
その後、ステップS04の動作が行われる。ステップS04において、報知制御装置20は、当該階で降車した推定人数が当該階に対応する予定人数以上となったか否かを判定する。
ステップS04で、推定人数が予定人数以上となっていないと判定した場合、報知制御装置20は、ステップS04の動作を繰り返す。
ステップS04で、推定人数が予定人数以上となったと判定した場合、報知制御装置20は、ステップS05の動作を行う。ステップS05において、報知制御装置20は、降車が完了した旨をかご報知装置10と乗場報知装置16とに報知させる。
その後、ステップ06の動作が行われる。ステップS06において、報知制御装置20は、かご8が発車したか否かを判定する。
ステップS06で、かご8が発車していないと判定した場合、報知制御装置20は、ステップS06の動作を繰り返す。
ステップS06で、かご8が発車したと判定した場合、報知制御装置20は、ステップS07の動作を行う。ステップS07において、報知制御装置20は、発車した階についての予定人数を0人に再設定する。
その後、報知制御装置20は、ステップS01以降の動作を繰り返す。
なお、ステップS04で、報知制御装置20は、推定人数が予定人数以上となっていないと判定した場合であっても、かご8が発車したと判定した場合、ステップS07の動作を行ってもよい。その後、報知制御装置20は、ステップS01以降の動作を行ってもよい。
以上で説明した実施の形態1によれば、報知制御装置20は、予定人数演算部24とかご報知部26とを備える。かご報知部26は、第1階床でかご8から降車する予定人数をかご報知装置10に報知させる。このため、かご8の内部の利用者は、降車する利用者の降車動作に協力できる。この際、かご8の内部の利用者は、降車する予定人数に応じて協力できる。具体的には、予定人数が比較的多い場合に、かご8の出入口付近の利用者が一時的にかご8の外へ出る等の動作を行うことができる。このため、利用者は、かご8から容易に降車することができる。
また、報知制御装置20は、かご8が次に停車する第2階床へ移動している時に、第2階床で降車する予定人数をかご報知装置10に報知させる。このため、報知制御装置20は、かご8の内部の利用者に対して降車動作に協力する意思決定を事前に行わせることができる。
また、報知制御装置20は、推定人数演算部25を更に備える。報知制御装置20は、かご8から降車した推定人数が予定人数以上となった場合に、その旨を報知させる。このため、報知制御装置20は、利用者に降車動作からの協力を終了させるタイミングを知らせることができる。例えば、降車動作に協力するためにかご8から出ていた利用者は、速やかにかご8の内部に戻ることができる。その結果、エレベーターシステム1の運行効率を向上させることができる。
また、報知制御装置20は、乗場報知部27を備える。報知制御装置20は、利用者に対して、行先階を含む呼びを行うよう促す旨を乗場報知装置16に報知させる。例えば、行先階を含む呼びは、携帯端末22から行われる呼びである。このため、報知制御装置20は、予定人数を実際に降車する人数に近づけることができる。
また、エレベーターシステム1は、制御盤19とかご報知装置10と秤装置13と報知制御装置20とを備える。このため、かご8の内部の利用者は、降車する利用者の降車動作に協力できる。その結果、利用者は、かご8から容易に降車することができる。
なお、エレベーターシステム1は、複数のかご8と複数の制御盤19とを備えてもよい。この場合、エレベーターシステム1は、当該複数の制御盤19に呼びを割り当てる群管理装置を備えてもよい。
なお、かご報知装置10は、かご表示器11およびかごスピーカー12のうち少なくとも1つを備えていればよい。また、かご表示器11は、情報をかごのドアに投影するプロジェクターであってもよい。
なお、乗場報知装置16は、乗場表示器17および乗場スピーカー18のうち少なくとも1つを備えていればよい。また、乗場表示器17は、情報を乗場5の壁または乗場ドア14に投影するプロジェクターであってもよい。
なお、例えば朝の混雑時間帯において、報知制御装置20の動作は、混雑時間帯において制御盤19が行う他の特別な制御動作と共に行われてもよい。
次に、図5を用いて、報知制御装置20を構成するハードウェアの例を説明する。
図5は実施の形態1におけるエレベーターシステムの報知制御装置のハードウェア構成図である。
報知制御装置20の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える場合、報知制御装置20の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ100bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ100aは、少なくとも1つのメモリ100bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、報知制御装置20の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ100aは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ100bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、報知制御装置20の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、報知制御装置20の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
報知制御装置20の各機能について、一部を専用のハードウェア200で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、実際にかご8から降車した推定人数を演算する機能については専用のハードウェア200としての処理回路で実現し、推定人数を演算する機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ100aが少なくとも1つのメモリ100bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア200、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで報知制御装置20の各機能を実現する。
図示されないが、制御盤19、呼びサーバ装置21および携帯端末22の各機能も、報知制御装置20の各機能を実現する処理回路と同等の処理回路で実現される。
実施の形態2.
図6は実施の形態2におけるエレベーターシステムのブロック図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態2において、報知制御装置20は、混雑判定部30を更に備える。
混雑判定部30は、制御盤19を介して、秤装置13が測定したかご8の内部の重量の情報を取得する。混雑判定部30は、かご8の内部の重量に基づいて、かご8の内部に存在する利用者の人数を推定する。かご8が乗場5に停車している場合に、混雑判定部30は、かご8の内部の利用者の人数が規定の上限人数以上であるか否かを判定する。具体的には、例えば、規定の上限人数は、かご8の定格人数の半分の人数である。なお、かご8の内部の重量が定格重量の50%以上となった場合に、混雑判定部30は、かご8の内部の利用者の人数が規定の上限人数以上であると判定してもよい。
混雑判定部30は、かご8の内部に存在する利用者の人数が規定の下限人数以下であるか否かを判定する。具体的には、例えば、規定の下限人数は、かご8の定格人数の20%の人数である。なお、かご8の内部の重量が定格重量の20%以下となった場合に、混雑判定部30は、かご8の内部の利用者の人数が規定の下限人数以下であると判定してもよい。
混雑判定部30にかご8の内部の人数が規定の上限人数以上であると判定された場合、かご報知部26は、かご8からの降車を促す旨をかご報知装置10に報知させる。この際、かご報知部26は、「ソーシャルディスタンスの確保にご協力をお願いします」等の降車のお願いの意図を説明する旨をかご報知装置10に併せて報知させてもよい。
混雑判定部30にかご8の内部に存在する利用者の人数が規定の下限人数以下であると判定された場合、かご報知部26は、第1指令、第2指令、第3指令および第4指令を作成しない。即ち、この場合、かご報知部26は、実施の形態1の図4のフローチャートに示されるような降車の協力を促すための報知の動作を行わない。
以上で説明した実施の形態2によれば、報知制御装置20は、混雑判定部30を備える。報知制御装置20は、かご8の内部の人数が下限人数以下であると判定した場合、停車中の第1階床でかご8から降車する利用者の予定人数等をかご報知装置10に報知させない。このため、混雑していない状態で報知動作を行うことを抑制できる。その結果、当該報知動作に必要な電力等を削減することができる。また、利用者に不必要な協力を求めることを抑制できる。
また、報知制御装置20は、かご8の内部の人数がかご8の定格人数の半分以上であると判定した場合、かご8からの降車を促す旨をかご報知装置10に報知させる。このため、かご8の内部の人数を定格人数の半分以下にすることができる。その結果、かご8の内部の利用者同士が、ソーシャルディスタンスを確保すること、即ち互いに適切な距離を保つことができる。
1 エレベーターシステム、 2 建築物、 3 昇降路、 4 機械室、 5 乗場、 6 巻上機、 7 主ロープ、 8 かご、 9 釣合おもり、 10 かご報知装置、 11 かご表示器、 12 かごスピーカー、 13 秤装置、 14 乗場ドア、 15 乗場操作盤、 16 乗場報知装置、 17 乗場表示器、 18 乗場スピーカー、 19 制御盤、 20 報知制御装置、 21 呼びサーバ装置、 22 携帯端末、 23 呼び情報取得部、 24 予定人数演算部、 25 推定人数演算部、 26 かご報知部、 27 乗場報知部、 30 混雑判定部、 100a プロセッサ、 100b メモリ、 200 ハードウェア

Claims (7)

  1. エレベーターの利用者が所持する携帯端末からの指令によって作成された出発階と行先階とを含む呼び情報に基づいて、複数の階床のそれぞれでかごから降車する利用者の予定人数を演算する予定人数演算部と、
    前記複数の階床のうちいずれかの第1階床に前記かごが停車した場合に、前記予定人数演算部が演算した前記第1階床で前記かごから降車する利用者の予定人数と降車に協力する旨とを前記かごの内部に設けられたかご報知装置に報知させるかご報知部と、
    前記かごの内部の重量の情報に基づいて、前記かごが前記第1階床で停車している時に前記第1階床で降車した利用者の推定人数を演算する推定人数演算部と、
    を備え、
    前記かご報知部は、前記推定人数演算部が演算した前記推定人数が前記第1階床で前記かごから降車する利用者の予定人数以上となった場合に、前記かごからの降車が完了した旨を前記かご報知装置に報知させる、
    報知制御装置。
  2. 利用者に対して行先階を含む呼びを行うよう促す旨を前記エレベーターの乗場に設けられた乗場報知装置に報知させる乗場報知部、
    を更に備えた請求項1に記載の報知制御装置。
  3. エレベーターの利用者が所持する携帯端末からの指令によって作成された出発階と行先階とを含む呼び情報に基づいて、複数の階床のそれぞれでかごから降車する利用者の予定人数を演算する予定人数演算部と、
    前記複数の階床のうちいずれかの第1階床に前記かごが停車した場合に、前記予定人数演算部が演算した前記第1階床で前記かごから降車する利用者の予定人数と降車に協力する旨とを前記かごの内部に設けられたかご報知装置に報知させるかご報知部と、
    利用者全員に対して行先階を含む呼びを行うよう促す旨を前記エレベーターの乗場に設けられた乗場報知装置に報知させる乗場報知部と、
    を備えた報知制御装置。
  4. 前記かごの内部の重量の情報に基づいて前記かごの内部の人数が規定の下限人数以下であるか否かを判定する混雑判定部、
    を更に備え、
    前記かご報知部は、前記かごの内部の人数が前記下限人数以下であると前記混雑判定部に判定された状態で前記第1階床に前記かごが停車した場合に、前記第1階床で前記かごから降車する利用者の予定人数と降車に協力する旨とを前記かご報知装置に報知させない請求項1から請求項のいずれか一項に記載の報知制御装置。
  5. エレベーターの利用者が所持する携帯端末からの指令によって作成された出発階と行先階とを含む呼び情報に基づいて、複数の階床のそれぞれでかごから降車する利用者の予定人数を演算する予定人数演算部と、
    前記複数の階床のうちいずれかの第1階床に前記かごが停車した場合に、前記予定人数演算部が演算した前記第1階床で前記かごから降車する利用者の予定人数と降車に協力する旨とを前記かごの内部に設けられたかご報知装置に報知させるかご報知部と、
    前記かごの内部の重量の情報に基づいて前記かごの内部の人数が規定の下限人数以下であるか否かを判定する混雑判定部と、
    を備え、
    前記かご報知部は、前記かごの内部の人数が前記下限人数以下であると前記混雑判定部に判定された状態で前記第1階床に前記かごが停車した場合に、前記第1階床で前記かごから降車する利用者の予定人数と降車に協力する旨とを前記かご報知装置に報知させない、
    報知制御装置。
  6. 前記混雑判定部は、前記かごの内部の重量の情報に基づいて前記かごの内部の人数が定格人数の半分以上であるか否かを判定し、
    前記かご報知部は、前記かごの内部の人数が定格人数の半分以上であると前記混雑判定部に判定された場合に、前記かごの降車を促す旨を前記かご報知装置に報知させる請求項または請求項に記載の報知制御装置。
  7. エレベーターの利用者が所持する携帯端末からの指令によって作成された出発階と行先階とを含む呼び情報に基づいて、前記エレベーターのかごの運行を制御する制御盤と、
    前記かごの内部に設けられ、前記かごの内部の利用者に情報を報知するかご報知装置と、
    前記かごに設けられ、前記かごの内部の重量を測定する秤装置と、
    前記呼び情報に基づいて複数の階床のそれぞれで前記かごから降車する利用者の予定人数を演算し、前記複数の階床のうちいずれかの第1階床に前記かごが停車した場合に前記第1階床で前記かごから降車する利用者の予定人数と降車に協力する旨とを前記かご報知装置に報知させる請求項1から請求項のいずれか一項に記載の報知制御装置と、
    を備えたエレベーターシステム。
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株式会社東京、三菱地所との合弁会社spacemotion社設立。日本初のエレベーター内プロジェクション型メディア事業開始,日本,PR TIMES,2019年11月05日,https://prtimes.jp/main/html/rd/p/0000000008.000047349.html,[オンライン][取得日2025年8月12日]

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