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JP7792018B2 - 乗員拘束装置 - Google Patents
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JP7792018B2 - 乗員拘束装置 - Google Patents

乗員拘束装置

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JP7792018B2 JP2024562622A JP2024562622A JP7792018B2 JP 7792018 B2 JP7792018 B2 JP 7792018B2 JP 2024562622 A JP2024562622 A JP 2024562622A JP 2024562622 A JP2024562622 A JP 2024562622A JP 7792018 B2 JP7792018 B2 JP 7792018B2
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Description

本発明は、車室内の車両前方にあるインストルメントパネルから、搭乗者に向かって車両緊急時に膨張展開するエアバッグクッションを備えた乗員拘束装置に関する。
この種の乗員拘束装置のエアバッグクッションに関し、様々なエアバッグ・パネル構成が知られている。例えば特許文献1のエアバッグクッションは、メインバッグの車両幅方向内側の側面部にサブバッグを連結して構成されている。膨張展開の際、メインバッグは助手席の乗員のほぼ正面に位置する。サブバッグは、この乗員がメインバッグに当接することで、メインバッグからのガスの流入を受けて膨張展開するように構成されている。
特開2019-031159号公報
しかし、将来可能性のある車両として、比較的大型なディスプレイなどの車両付属物がインストルメントパネルの上側に位置するものが考えられ得る。この点、特許文献1では、そのような観点が考慮されていない。
本発明は、インストルメントパネルの上側に車両付属物が位置する場合であっても、エアバッグクッションの展開性能を確保することができる乗員拘束装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る乗員拘束装置は、車室内の車両前方にあるインストルメントパネルから搭乗者に向かって車両緊急時に膨張展開するエアバッグクッションを備えた乗員拘束装置であって、エアバッグクッションは、膨張展開完了時に、側面視、車両前方側の前端部と、前端部と反対側の後端部と、前端部と後端部との間であってインストルメントパネルの上方領域に位置するくびれ部と、を有するものである。
この態様によれば、インストルメントパネルの上側に車両付属物が位置する場合であっても、エアバッグクッションは、くびれ部によって車両付属物との干渉を抑制することができる。他方、干渉を抑制しつつ、くびれ部を、車両付属物から膨張展開の反力を受ける受け部として機能させ、それにより膨張展開の方向を狙った方向に指向させることも可能である。したがって、インストルメントパネルの上側に車両付属物が位置する場合であっても、エアバッグクッションの膨張展開を損なわず、エアバッグクッションの展開性能を確保することができる。くびれ部の最も断面積が小さくなる最小くびれ部の位置は車両付属物の最大突出部の位置に略一致するように設定されてもよい。
実施形態1に係る乗員拘束装置について、膨張展開完了時におけるエアバッグクッションをインストルメントパネル及び搭乗者とともに示す側面図である。 図1の膨張展開完了時におけるエアバッグクッションを拡大して示す側面図である。 図2の線IIA-IIAの断面における上面視を示す図である。 実施形態1に係る、膨張展開完了時におけるエアバッグクッションをナビゲーションモニターとともに示す側面図である。 図3Aの平面図である。 図3Aの各線で切断したときの各断面図である。 実施形態1に係る、エアバッグクッションのセンターパネルを示す一例である。 実施形態1に係る、エアバッグクッションの第1のサイドパネルを示す一例である。 実施形態1に係る、エアバッグクッションの第2のサイドパネルを示す一例である。 実施形態1に係る、膨張展開完了時におけるエアバッグクッションの側面図である。 実施形態1に係る乗員拘束装置において、エアバッグクッションが膨張展開していく様子を経時的に示す側面図である。 実施形態1に係る乗員拘束装置において、エアバッグクッションが膨張展開していく様子を経時的に示す図であり、車両前後方向の後方から見たときの正面図である。 実施形態2に係る、エアバッグクッションのセンターパネルを示す一例である。 実施形態2に係る、エアバッグクッションの第1のサイドパネルを示す一例である。 実施形態2に係る、エアバッグクッションの第2のサイドパネルを示す一例である。 実施形態2に係る、膨張展開完了時におけるエアバッグクッションを図3AのA-A線の位置で切断したときの断面図である。 図8Aの8B部分の拡大図である。
<用語の定義と実施形態の概要>
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係る乗員拘束装置について説明する。本書において、上下、左右及び前後を以下のとおり定義する。搭乗者が正規の姿勢で座席に着座した際に、搭乗者が向いている方向を前方、その反対方向を後方と称し座標の軸を示すときは前後方向又は車両前後方向とする。また、搭乗者が正規の姿勢で座席に着座した際に、搭乗者の右側を右方向、搭乗者の左側を左方向と称し座標の軸を示すときは左右方向又は車幅方向とする。同様に、搭乗者が正規の姿勢で着座した際に、搭乗者の頭部方向を上方、搭乗者の腰部方向を下方と称し座標の軸を示すときは上下方向とする。
また、本書において「乗員」又は「搭乗者」とは、前面衝突試験用のダミー(Hybrid III AM50 / NHTSA [National Highway Traffic Safety Administration:米国高速道路交通安全協会]の規格[49CFR Part572 Subpart E 及びO] にて決められた前面衝突試験用人体ダミー)に準拠した、米国における平均的な男性に相当する体格を有するものをいい、概略サイズは、身長175cm、座高88cm、体重78kgである。
実施形態に係る乗員拘束装置は、車室内の車両前方にあるインストルメントパネル(以下「インパネ」という。)から搭乗者(例えば助手席の搭乗者)に向かって車両緊急時に膨張展開するエアバッグクッションを備えている。エアバッグクッションは、通常時は折り畳まれ又は巻き取られてインパネ内に収容されている。エアバッグクッションは、車両緊急時に、インフレータからのガスの供給を受けて、ウインドシールド(フロントガラス)の内側において搭乗者に向かって膨張展開する。車両緊急時とは、例えば、車両の前方等への衝突時、転覆時などであるが、これらに限られない。
また、乗員拘束装置は、インパネから上方向に突出する車両付属物を備えている。車両付属物とは、代表的には、ナビゲーションモニターであるが、これに限られない。例えば、車両付属物は、タッチディスプレイ、メーターパネル、空調等のコントローラ、スピーカーなどであってもよいし、モバイル通信装置(例えばiPhone(登録商標))を設置するためのホルダー、スタンドなどであってもよい。以下では、車両付属物としてナビゲーションモニターを例に説明する。
ナビゲーションモニターは、通常は車室内の車両前方の中央付近に配設される。しかし、ナビゲーションモニターが大型化すると、ナビゲーションモニターの一部がインパネから上方向に突出し得る。本実施形態の乗員拘束装置では、このナビゲーションモニターの突出部分を考慮及び/又は利用するべく、膨張展開完了時のエアバッグクッションにくびれ部を形成して、エアバッグクッションの展開性能を確保するようにしている。
<乗員拘束装置の実施形態1>
図1に示すように、乗員拘束装置10は、車両緊急時に膨張展開するエアバッグクッション12を備えている。エアバッグクッション12は、インフレータ14からのガスの供給を受けて、車室内の車両前方にあるインパネ20から、搭乗者Pに向かって膨張展開する。このとき、エアバッグクッション12は、ウインドシールド22の内側において膨張展開する。すなわち、エアバッグクッション12は、インパネ20、ウインドシールド22及び搭乗者Pにより囲まれた空間に膨張展開する。
エアバッグクッション12は、通常時は折り畳まれてハウジング16に収容されており、ハウジング16には、インフレータ14が固定されている。ハウジング16は、インパネ20内で車両に取り付けられている。ハウジング16は、エアバッグクッション12が展開し得る縫い目などを含むカバーを有するものであってもよいし、あるいは、そのようなカバーと結合されるものであってもよい。ハウジング16は、例えば上方を開口した浅底のケースからなり、エアバッグクッション12が膨張展開する際にエアバッグクッション12に反力を付与する。乗員拘束装置10においては、エアバッグクッション12、インフレータ14及びハウジング16などによって、モジュール化されたエアバッグ装置が構成されており、かかるエアバッグ装置がインパネ20内に収容されている。
インフレータ14は、車両側ECUと電気的に接続されている。例えば、インフレータ14は、車両緊急時に衝突又は衝撃を検知した信号を車両側ECUから受信して作動し、エアバッグクッション12に向けてガスを瞬時に供給する。インフレータ14としては、ガス発生剤、圧縮ガス又はこれらの両方が充填されたものなど、各種のものを利用することができる。一例を挙げると、インフレータ14は、有底の円筒体の開放端部に着火装置を有している。そして、この着火装置によって円筒体内のガス発生剤を着火することにより、ガスを発生させ、円筒体の周面にある複数の噴出孔からエアバッグクッション14内に膨張展開用のガスを供給する。
また、乗員拘束装置10は、インパネ20から上方向に突出するナビゲーションモニター24(車両付属物)を備えている。ナビゲーションモニター24は、例えば、車室内の車両前方の中央付近に配設される。ナビゲーションモニター24の一部は、車幅方向の中心から見て搭乗者の正面側に位置している。また、ナビゲーションモニター24の一部は、インパネ20よりも上側の空間に位置している。
図2は、膨張展開完了時のエアバッグクッション12を拡大して示す図である。図2に示すように、エアバッグクッション12は、側面視、車両前方側の前端部31と、前端部31と反対側の後端部32と、前端部31と後端部32との間であってインパネ20の上方領域に位置するくびれ部33と、を有する。また、エアバッグクッション12は、側面視、前端部31と後端部32との各上側部分をつなぐ上部34と、前端部31と後端部32との各下側部分をつなぐ下部35と、を有する。前端部31は、ウインドシールド22に対向し、ウインドシールド22に当接し得る(参照:図1)。一方、後端部32は、搭乗者Pに対向し、搭乗者Pに当接し得る(参照:図1)。
くびれ部33は、エアバッグクッション12の中間部における部分であり、くびれ部33の前後の部分に比べて、上下方向及び/又は左右方向において狭まる又は凹んでいる。例えば、図2に示すように、くびれ部33は、その前後の部分に比べて、側面視で細く又は上下方向で狭くなっている。
なお、エアバッグクッション12の中間部とは、前端部31と後端部32との間で膨張展開しているエアバッグクッション12において、側面視でエアバッグクッション12が収容されるハウジング16の最も後方端部(例えば図3A、3Cで断面O-O,P-P付近)からエアバッグクッション12の最大断面を有する部分(例えば図3A、3Cで断面D-D,E-E,F-F付近)までの間の部分をいう。
また、例えば図2の線IIA-IIAの断面における上面視である図2Aに示すように、くびれ部33は、断面においても左右方向にも細くなる部分を含むことが出来る。一例を挙げると、くびれ部33の最も断面積が小さくなる最小くびれ部33Aの位置は、車両付属物の最大の突出部(例えばナビゲーションモニター24の最大突出部24A)の位置に略一致するように設けられ、当該突出部を避けるように設定されてもよい。
別の観点で言えば、エアバッグクッション12の前端部31と後端部32との間においては、車両前後方向に直交する断面の断面積が変化しており、この断面積が最も小さい部分と、当該部分の前後の部分であって当該部分にむかって断面積が徐々に小さくなっていく部分と、によってくびれ部33が形成されていると言える。
この断面積の変化に基づいて、膨張展開完了時におけるエアバッグクッション12を車両前後方向に沿って区画した場合、エアバッグクッション12は、第1部分41、第2部分42及び第3部分43を有するものに区画される。具体的には、前端部31から第1部分41までは断面積が徐々に拡大し、第1部分41から第2部分42までは断面積が徐々に減少し、第2部分42から第3部分43までは断面積が徐々に拡大し、第3部分43から後端部32までは徐々に減少している。
くびれ部33は、第2部分42を中心として、第2部分42の前後に形成されている。ここでは、くびれ部33は、第1部分41から第2部分42を通って、第2部分42と第3部分43との間の部分までの範囲に形成されている。側面視、くびれ部33の前後方向の長さは、エアバッグクッション12の前後方向の長さの1/3以下となっている。1/3を超えると、エアバッグクッション12が、拘束時における搭乗者Pからの反力によってくびれ部33の位置で変形し(例えば屈曲し)、拘束性能に支障をきたすおそれがあり得るからである。
くびれ部33は、エアバッグクッション12の底面がインパネ20から離れる方向に持ち上がる部分を構成している。したがって、くびれ部33とインパネ20との間には、空間36が画成される。
くびれ部33は、側面視、下部33aの方が上部33bよりもエアバッグクッション12の内部に向かって狭まっている。もっとも、他の実施態様では、下部33a及び上部33bを同様に狭めることも可能ではある。しかし、拘束時における搭乗者Pからの反力による変形(例えば屈曲)のし難さの観点では、上部33bは下部33aに比べてフラットであるとよい。また、エアバッグクッション12が展開していく際及び/又は展開した際に、上部33bはウインドシールド22にあたるところ、ウインドシールド22からの反力の受け易さの観点でも、上部33bは下部33aに比べてフラットであるとよい。
くびれ部33の下部33aは、エアバッグクッション12の底面の一部を構成しており、上向きに湾曲している。ここでは、側面視、下部33aの前部は斜め後方に立ち上がるように、また、下部33aの後部は斜め前方に立ち上がるように形成されている。
くびれ部33の上部33bは、エアバッグクッション12の頂面の一部を構成しており、車両前後方向と平行又はほぼ平行に延びている。ここでは、側面視、上部33bは、わずかに後ろあがりに傾斜しているが、下部33aとの比較においてはほぼフラットである。
また、くびれ部33は、側面視、エアバッグクッション12の車両前後方向の中心よりも車両前方側に位置している。ナビゲーションモニター24との関係では、くびれ部33の車両前後方向の位置は、ナビゲーションモニター24の位置に対応している。具体的には、くびれ部33の直下にナビゲーションモニター24が位置している。ここでは、第2部分42がナビゲーションモニター24よりも少し車両前方側に位置している。
くびれ部33は、ナビゲーションモニター24に当接する位置に設けられてもよい。エアバッグクッション12はくびれ部33があることによって、ナビゲーションモニター24との干渉を抑制される。一方、エアバッグクッション12が膨張展開していく際には、くびれ部33を構成する部分がナビゲーションモニター24に当接することにより、当該部分に膨張展開の反力が付与される。すなわち、くびれ部33はナビゲーションモニター24から膨張展開の反力を受ける受け部として機能し、エアバッグクッション12の膨張展開の方向を狙った方向に指向させることに寄与することができる。
図3A及び3Bは、膨張展開完了時のエアバッグクッション12をナビゲーションモニター24とともに示す側面図及び平面図の一例を示している。図3AのP-P線が、図2の第1部分41に対応する位置にあり、以下同様に、Q-Q線が第2部分42に、E-E線が第3部分43に対応する位置にある。A-A線上にナビゲーションモニター24が位置している。図3Aの各線で切断したときの断面図を図3Cに示す。図3Cに示すように、エアバッグクッション12の断面積は、上記したとおり、車両前後方向に沿って変化している。
また、図3Bに示すように、平面視、くびれ部33は、前端部31及び後端部32よりも幅狭となっている。平面視、エアバッグクッション12は、くびれ部33から後端部32に向かってその途中まで徐々に幅広となっている。
図4A~4Dは、エアバッグクッション12のパネル構成を示す一例である。このパネル構成は、図4Aのセンターパネル50、図4Bの第1のサイドパネル51及び図4Cの第2のサイドパネル52を有する。各パネル50~52は、例えば、不織布などの布からなる。
センターパネル50及びサイドパネル51、52が適宜の位置で接合(例えば縫合、接着、溶接など)されることで、膨張可能なチャンバを形成したエアバッグクッション12が構成される。ここでは、センターパネル50の車幅方向の内側及び外側のそれぞれにサイドパネル51、52が接合される。図4A~4Cにおいて、各パネル50、51、52内に示す1~26までの数字は、接合の際に、センターパネル50とサイドパネル51又は52とが互いに合わさる箇所を表している。参考のため、この数字を図4Dにも示す。
図4Aに示すように、センターパネル50は、一枚のパネルからなり、一枚のパネルを折り返して長手方向の両端部を接合される。センターパネル50は、膨張展開完了時に、前端部31、後端部32、上部34及び下部35を構成する。他の実施態様では、センターパネル50は、二枚以上のパネルを接合したものとすることもできる。
センターパネル50は、長手方向の一端側から他端側にかけて、順番に、第1幅変化部61、第1ストレート部62、第3幅変化部63、拡大部64、第4幅変化部65、第2ストレート部66及び第5幅変化部67を有する。
第1幅変化部61及び第5幅変化部67は、それぞれ、第1ストレート部62及び第2ストレート部66に向かって幅狭となるように形成されている。第1幅変化部61及び第5幅変化部67は、膨張展開完了時に、前端部31及びその近傍部分を構成する。
第3幅変化部63及び第4幅変化部65は、それぞれ、第1ストレート部62及び第2ストレート部66から、拡大部64に向かって幅広となるように形成されている。第1ストレート部62及び第3幅変化部63は、膨張展開完了時に、下部35の大部分及び後端部32を構成する。第4幅変化部65及び第2ストレート部66は、膨張展開完了時に、上部34の大部分を構成する。
第1ストレート部62は、第1幅変化部61側の位置に、インフレータ14からガスを導入するためのガス導入部68を有している。第1ストレート部62及び第2ストレート部66の各々の一部又は大部分は、膨張展開完了時に、くびれ部33の下部33a及び上部33bを構成する。例えば、第1ストレート部62内の数字3~5にかけての部分が、くびれ部33の下部33aの大部分を構成する。
拡大部64は、センターパネル50において車幅方向に最も拡大(幅が広い)部分である。拡大部64は、同幅で、所定の長さとなっている。ここでは、拡大部64の長さは、センターパネル50の他の構成部分(61~63、65~67)の長さよりも短い。拡大部64は、膨張展開完了時に、後端部32の直上部分を構成する。拡大部64は、第4幅変化部65とともに、膨張展開完了時に搭乗者Pに対向する部分となる。
図4B及び4Cに示すように、サイドパネル51、52は、それぞれ一枚のパネルからなり、それぞれの周縁部がセンターパネル50の幅方向の各側に接合される。サイドパネル51、52は、互いに対となる形状(対称形状)で形成することができる。ただし、他の実施態様では、異なる形状としてもよい。この点、実施形態2で後述する。
サイドパネル51、52は、膨張展開完了時に、エアバッグクッション12の車幅方向の両側部分を構成する。したがって、サイドパネル51、52の形状は、膨張展開完了時におけるエアバッグクッション12の側面視の形状(参照:図2、図4D)と同等に形成されている。
とりわけ、サイドパネル51、52の形状は、膨張展開完了時におけるエアバッグクッション12のくびれ部33に対応するように形成されている。例えば、サイドパネル51、52は、それぞれ、くびれ部33の下部33aを形成するための凹部71、72を有している。凹部71、72は、サイドパネル51、52の下部に形成されている。凹部71、72を画定するサイドパネル51、52の部位は、くびれ部33の下部33aと同様に、上向きに湾曲している。凹部71、72の位置は、センターパネル50との関係では、拡大部64とガス導入部68との間の位置(第1ストレート部62に対応する位置)となっている。
サイドパネル51、52は、凹部71、72を構成する車両後方側部位の下側につながるコーナー部位720が車両前方に向かって突出している。具体的には、サイドパネル51の凹部71は、前部71a(数字2から数字3までの部分)と、後部71b(数字5から数字6までの部分。車両後方側部位)と、前部71aと後部71bとをつなぐ上部71c(数字3から数字5までの部分)と、により構成されている。ここで、後部71bは、下方にかけて前方にやや傾斜している。そして、後部71bの延長上にはコーナー部位720(数字6から数字8の手前までの部分)があり、コーナー部位720が後方に向ってサイドパネル51の底部710(数字8の手前部分から数字10までの部分)につながっている。後部71bが上記のように前下がりに傾斜している結果、コーナー部位720は車両前方に向って膨らむように突出した形状となる。このような突出形状とすることで、エアバッグクッション12の膨張展開時の上下方向の揺動を防止(バタつきを防止)することができる。なお、サイドパネル52の凹部72についても同様である。
サイドパネル51、52には、それぞれの後方側にベントホール81、82が形成されている。膨張展開完了したエアバッグクッション12が搭乗者Pにあたった際に、エアバッグクッション12内のガスをベントホール81、82から外部に逃がせるようになっている。これにより、エアバッグクッション12による搭乗者Pの拘束がソフトなものとなる。
続いて、図5及び6を参照して、乗員拘束装置10において、エアバッグクッション12が膨張展開していく様子の一例を説明する。インフレータ14からのガスの供給が開始すると、エアバッグクッション12は膨張展開を開始し、インパネ20外に露出する。このとき、エアバッグクッション12は、サイドパネル51、52が瞬時に立ち上がるように展開すると共に、センターパネル50の前方側上部(第2ストレート部66及び第5幅変化部67)が瞬時にウインドシールド22に衝突する(参照:t1の図)。なお、t1の一例は10msであり、t2以降は例えば5msずつ経過したタイミングである。
エアバッグクッション12は、ウインドシールド22からの反力とハウジング16からの反力とを受けて、搭乗者Pに向かって膨張展開していく(参照:t2の図)。また、その後、さらに、ナビゲーションモニター24からの反力をくびれ部33で受けて、搭乗者Pに向かって膨張展開していく(参照:t3、t4の図)。エアバッグクッション12は、例えば供給開始からt3頃には十分な幅を有する展開形状となり、例えば供給開始からt4頃には搭乗者Pにあたって、搭乗者Pの衝撃を吸収し、搭乗者Pを拘束する。
膨張展開完了時では(参照:t10の図)、エアバッグクッション12は、図2に示した膨張展開形状をなし、くびれ部33が、ナビゲーションモニター24の位置に対応した位置であって、インパネ20の上方領域に位置にする。
以上説明した実施形態に係る乗員拘束装置10は、車室内の車両前方にあるインパネ20から搭乗者Pに向かって車両緊急時に膨張展開するエアバッグクッション12を備え、エアバッグクッション12は、膨張展開完了時に、側面視、車両前方側の前端部31と、前端部31と反対側の後端部32と、前端部31と後端部32との間であってインパネ20の上方領域に位置するくびれ部33と、を有するものである。
かかる構成によれば、インパネ20の上方に車両付属物(ナビゲーションモニター24)が設けられた場合であっても、エアバッグクッション12は、くびれ部33によって、ナビゲーションモニター24との干渉を抑制されつつ、ナビゲーションモニター24から膨張展開の反力を受けて膨張展開していくことができる。したがって、インパネ20の上方にナビゲーションモニター24が位置する場合であっても、エアバッグクッション12の膨張展開を損なわず、エアバッグクッション12の展開性能を確保することができる。
続いて、他の実施形態について説明する。なお、他の実施形態については、上記の実施形態との相違点を中心に説明し、上記の実施形態と共通する構成については同一又は同様の符号を付してその説明を省略する。
<乗員拘束装置の実施形態2>
図7A~7C及び図8A及び8Bに示す実施形態2に係る乗員拘束装置110は、エアバッグクッション120のパネル構成において、センターパネル150及び第2のサイドパネル152にそれぞれ切欠き部200、202を設けている。実施形態1とは異なり、サイドパネル151、152は対称形状ではない。サイドパネル151は、実施形態1のサイドパネル51と同じ構成であるが、サイドパネル152は、実施形態1のサイドパネル52の構成に対して、凹部172の一部に切欠き部202を追加している。
図7Aに示すように、センターパネル150の切欠き部200は、第1ストレート部162の車幅方向一端側(ここでは車幅方向の内側)に形成されている。切欠き部200は、第1ストレート部162の中心線に向かって略U字状に湾曲している。切欠き部200の前後方向の位置は、第3幅変化部163につながる第1ストレート部162の端部となっている。切欠き部200は、膨張展開完了時に、くびれ部133の下部133aにおける車幅方向の半部の少なくとも一部を構成する。
図7Cに示すように、サイドパネル152の切欠き部202は、例えば、凹部172の後側コーナー部に形成されている。切欠き部202は、サイドパネル152の内部に向かって略U字状に湾曲している。切欠き部202の位置は、切欠き部200の位置と対応している。特に図示しないが、この切欠き部200と切欠き部202の縫合位置において、リボン状もしくはパッチ状の補強布を追加しても良い。エアバッグクッションの膨張展開時に、この切り欠き部分には局所的に他の部分よりも高い応力が加わる可能性があるためである。
図8Aは、膨張展開完了時のエアバッグクッション120を図3AのA-A線の位置(すなわちナビゲーションモニター24がある位置)で切断したときの断面図を示している。図8Bは、図8Aにおける8B部分の拡大図を示している。また、図8Bは、比較のため、実施形態1に係るエアバッグクッション12の断面も示している。
図8Bに示すように、エアバッグクッション120は、エアバッグクッション12と比べて、下部の断面が内側に削られたようになる。これは、エアバッグクッション120には、くびれ部133の下部133aの位置に切欠き部200、202が形成されているからである。これにより、エアバッグクッション120が膨張展開していく際に、ナビゲーションモニター24への干渉量が減り、膨張展開中のエアバッグクッション120の傾きを抑制することができる。
このように、実施形態2においては、膨張展開完了時におけるエアバッグクッション120は、車両前後方向から見たとき、車両前後方向に直交する断面がくびれ部133の位置において左右非対称となるように形成されている。とりわけ、左右非対称の断面は、車両前後方向から見たとき、ナビゲーションモニター24が占める割合が大きい一方側(ここでは車幅方向内側)が他方側(ここでは車幅方向外側)と比べてエアバッグクッション120の内部に向かって大きく凹んでいる。
実施形態2のように、ナビゲーションモニター24の車幅方向で占める位置、大きさ、割合を考慮して、くびれ部133の位置における断面を左右非対称とすることで、膨張展開中のエアバッグクッション120がナビゲーションモニター24から受ける反力は減少し得るものの、膨張展開中のエアバッグクッション120の傾きを抑制することができる。結果として、実施形態1と同様に、エアバッグクッション120の膨張展開を損なわず、エアバッグクッション120の展開性能を確保することができる。また、断面を左右非対称とするにあたり、テザーを使用せずに済む。
以上説明した各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。各実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができると共に、各実施形態の構成を相互に組み合わせることが可能である。
例えば、実施形態1では、くびれ部33が、その前後の部分に比べて、上下方向において狭まる又は凹む態様について主として説明したが、これに加えて又はこれとは別に、左右方向において狭まる又は凹んでいてもよい。例えば、くびれ部33は、その前後の部分に比べて、上面視で細く又は左右方向で狭くなっていてもよい。また、くびれ部33は、上面視、一方の側(例えば車幅方向内側)が他方の側(車幅方向外側)よりもエアバッグクッション12の内部に向かって凹むものであってもよい。
<さまざまな実施態様に関する追加の考察>
[実施態様1]
車室内の車両前方にあるインストルメントパネルから搭乗者に向かって車両緊急時に膨張展開するエアバッグクッションを備えた乗員拘束装置であって、
前記エアバッグクッションは、膨張展開完了時に、側面視、
車両前方側の前端部と、
前記前端部と反対側の後端部と、
前記前端部と前記後端部との間であって、前記インストルメントパネルの上方領域に位置するくびれ部と、
を有する、乗員拘束装置。
[実施態様2]
前記くびれ部は、側面視、下部の方が上部よりも当該エアバッグクッションの内部に向かって狭まっている、実施態様1に記載の乗員拘束装置。
[実施態様3]
前記くびれ部は、上面視、一方の側が他方の側よりも当該エアバッグクッションの内部に向かって凹んでいる、実施態様1に記載の乗員拘束装置。
[実施態様4]
前記くびれ部は、上面視、一方の側が他方の側よりも当該エアバッグクッションの内部に向かって凹んでいる、実施態様2に記載の乗員拘束装置。
[実施態様5]
前記くびれ部は、側面視、
上向きに湾曲した下部と、
車両前後方向と平行又はほぼ平行に延びる上部と、
を有する、実施態様1から4のいずれかに記載の乗員拘束装置。
[実施態様6]
膨張展開完了時における前記エアバッグクッションに関して、前記前端部と前記後端部との間を車両前後方向に沿って、当該車両前後方向に直交する断面の断面積の変化に基づいて、第1部分、第2部分及び第3部分として特定した場合、
前記断面積は、
前記前端部から前記第1部分までは徐々に拡大し、
前記第1部分から前記第2部分までは徐々に減少し、
前記第2部分から前記第3部分までは徐々に拡大し、
前記第3部分から前記後端部までは徐々に減少しており、
前記くびれ部は、前記第2部分を中心として、当該第2部分の前後に形成されている、実施態様1から5のいずれかに記載の乗員拘束装置。
[実施態様7]
前記くびれ部は、前記第1部分から前記第2部分を通って、前記第2部分と前記第3部分との間の部分までの範囲に形成されている、実施態様6に記載の乗員拘束装置。
[実施態様8]
膨張展開完了時における前記エアバッグクッションは、車両前後方向から見たとき、車両前後方向に直交する断面が前記くびれ部の位置において左右非対称となるように形成されている、実施態様1から7のいずれかに記載の乗員拘束装置。
[実施態様9]
当該乗員拘束装置は、前記インストルメントパネルから上方向に突出する車両付属物をさらに備えており、
前記左右非対称の前記断面は、車両前後方向から見たとき、前記車両付属物が占める割合が大きい一方側が他方側と比べて当該エアバッグクッションの内部に向かって大きく凹んでいる、実施態様8に記載の乗員拘束装置。
[実施態様10]
当該乗員拘束装置は、前記インストルメントパネルから上方向に突出する車両付属物をさらに備えており、
前記くびれ部は、前記インストルメントパネルの上方領域であって、前記車両付属物の位置に対応する車両前後方向の位置に設けられる、実施態様1から8のいずれかに記載の乗員拘束装置。
[実施態様11]
前記くびれ部は、前記車両付属物に当接する位置に設けられる、実施態様9又は10に記載の乗員拘束装置。
[実施態様12]
前記くびれ部は、側面視、前記エアバッグクッションの車両前後方向の中心よりも車両前方側に位置する、実施態様1から11のいずれかに記載の乗員拘束装置。
[実施態様13]
前記エアバッグクッションのパネル構成は、
膨張展開完了時に前記搭乗者に対向する部分を有するセンターパネルと、
前記センターパネルの車幅方向内側及び外側にそれぞれ設けられた第1のサイドパネル及び第2のサイドパネルと、を有し、
前記第1のサイドパネル及び前記第2のサイドパネルは、前記くびれ部を形成するための凹部を有する、実施態様1から12のいずれかに記載の乗員拘束装置。
[実施態様14]
前記センターパネルは、
車幅方向に拡大する拡大部と、
インフレータからガスを導入するためのガス導入部と、を有し、
前記第1のサイドパネル及び前記第2のサイドパネルは、前記凹部が前記拡大部と前記ガス導入部との間に位置するように前記センターパネルに接合されている、実施態様13に記載の乗員拘束装置。
[実施態様15]
前記第1のサイドパネル及び前記第2のサイドパネルは、前記凹部を構成する車両後方側部位の下側につながるコーナー部位が車両前方に向かって突出している、実施態様13又は14に記載の乗員拘束装置。
[実施態様16]
側面視、前記くびれ部の前後方向の長さは、前記エアバッグクッションの前後方向の長さの1/3以下である、実施態様1から15のいずれかに記載の乗員拘束装置。
10…乗員拘束装置、12…エアバッグクッション、14…インフレータ、16…ハウジング、20…インパネ、22…ウインドシールド、24…ナビゲーションモニター(車両付属物)、31…前端部、32…後端部、33…くびれ部、33a…下部、33b…上部、34…上部、35…下部、36…空間、41…第1部分、42…第2部分、43…第3部分、50…センターパネル、51…第1のサイドパネル、52…第2のサイドパネル、61…第1幅変化部、62…第1ストレート部、63…第3幅変化部、64…拡大部、65…第4幅変化部、66…第2ストレート部、67…第5幅変化部、68…ガス導入部、71、72…凹部、71a…前部、71b…後部、71c…上部、81、82…ベントホール、110…乗員拘束装置、120…エアバッグクッション、150…センターパネル、151…第1のサイドパネル、152…第2のサイドパネル、162…第1ストレート部、163…第3幅変化部、200、202…切欠き部、133:くびれ部、133a…下部、172…凹部、710…底部、720…コーナー部位、P…搭乗者

Claims (13)

  1. 車室内の車両前方にあるインストルメントパネルから搭乗者に向かって車両緊急時に膨張展開するエアバッグクッションを備えた乗員拘束装置であって、
    前記エアバッグクッションは、膨張展開完了時に、側面視、
    車両前方側の前端部と、
    前記前端部と反対側の後端部と、
    前記前端部と前記後端部との間であって、前記インストルメントパネルの上方領域に位置するくびれ部と、
    を有し、
    前記くびれ部は、上面視、一方の側が他方の側よりも当該エアバッグクッションの内部に向かって凹んでいる、乗員拘束装置。
  2. 前記くびれ部は、側面視、下部の方が上部よりも当該エアバッグクッションの内部に向かって狭まっている、請求項1に記載の乗員拘束装置。
  3. 前記くびれ部は、側面視、
    上向きに湾曲した下部と、
    車両前後方向と平行又はほぼ平行に延びる上部と、
    を有する、請求項1又は2に記載の乗員拘束装置。
  4. 膨張展開完了時における前記エアバッグクッションに関して、前記前端部と前記後端部との間を車両前後方向に沿って、当該車両前後方向に直交する断面の断面積の変化に基づいて、第1部分、第2部分及び第3部分として特定した場合、
    前記断面積は、
    前記前端部から前記第1部分までは徐々に拡大し、
    前記第1部分から前記第2部分までは徐々に減少し、
    前記第2部分から前記第3部分までは徐々に拡大し、
    前記第3部分から前記後端部までは徐々に減少しており、
    前記くびれ部は、前記第2部分を中心として、当該第2部分の前後に形成されている、請求項1又は2に記載の乗員拘束装置。
  5. 前記くびれ部は、前記第1部分から前記第2部分を通って、前記第2部分と前記第3部分との間の部分までの範囲に形成されている、請求項に記載の乗員拘束装置。
  6. 膨張展開完了時における前記エアバッグクッションは、車両前後方向から見たとき、車両前後方向に直交する断面が前記くびれ部の位置において左右非対称となるように形成されている、請求項1又は2に記載の乗員拘束装置。
  7. 車室内の車両前方にあるインストルメントパネルから搭乗者に向かって車両緊急時に膨張展開するエアバッグクッションを備えた乗員拘束装置であって、
    前記エアバッグクッションは、膨張展開完了時に、側面視、
    車両前方側の前端部と、
    前記前端部と反対側の後端部と、
    前記前端部と前記後端部との間であって、前記インストルメントパネルの上方領域に位置するくびれ部と、
    を有し、
    膨張展開完了時における前記エアバッグクッションは、車両前後方向から見たとき、車両前後方向に直交する断面が前記くびれ部の位置において左右非対称となるように形成されており、
    当該乗員拘束装置は、前記インストルメントパネルから上方向に突出する車両付属物をさらに備えており、
    前記左右非対称の前記断面は、車両前後方向から見たとき、前記車両付属物が占める割合が大きい一方側が他方側と比べて当該エアバッグクッションの内部に向かって大きく凹んでいる乗員拘束装置。
  8. 当該乗員拘束装置は、前記インストルメントパネルから上方向に突出する車両付属物をさらに備えており、
    前記くびれ部は、前記インストルメントパネルの上方領域であって、前記車両付属物の位置に対応する車両前後方向の位置に設けられる、請求項に記載の乗員拘束装置。
  9. 前記くびれ部は、前記車両付属物に当接する位置に設けられる、請求項に記載の乗員拘束装置。
  10. 前記くびれ部は、側面視、前記エアバッグクッションの車両前後方向の中心よりも車両前方側に位置する、請求項1又は2に記載の乗員拘束装置。
  11. 前記エアバッグクッションのパネル構成は、
    膨張展開完了時に前記搭乗者に対向する部分を有するセンターパネルと、
    前記センターパネルの車幅方向内側及び外側にそれぞれ設けられた第1のサイドパネル及び第2のサイドパネルと、を有し、
    前記第1のサイドパネル及び前記第2のサイドパネルは、前記くびれ部を形成するための凹部を有する、請求項1又は2に記載の乗員拘束装置。
  12. 前記センターパネルは、
    車幅方向に拡大する拡大部と、
    インフレータからガスを導入するためのガス導入部と、を有し、
    前記第1のサイドパネル及び前記第2のサイドパネルは、前記凹部が前記拡大部と前記ガス導入部との間に位置するように前記センターパネルに接合されている、請求項11に記載の乗員拘束装置。
  13. 前記第1のサイドパネル及び前記第2のサイドパネルは、前記凹部を構成する車両後方側部位の下側につながるコーナー部位が車両前方に向かって突出している、請求項11に記載の乗員拘束装置。
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