JP7797010B2 - 冷感服 - Google Patents
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Description
すなわち、特許文献1に記載されたものは、段落(0045)に記載されているように、冷暖房チョッキ33に、身体側から、下地生地41、保水布帛35、メッシュ42、表面生地43が配置された構成となっている。
また、下地生地41の身体側は水分を通さない繊維材料で構成され、外側部分は水分を通しやすい繊維材料で構成されている。
さらに、段落(0044)に記載されているように、保水布帛35の上方には水貯蔵部34が設けられ、この水貯蔵部34内の水を保水布帛35に供給し、保水布帛35に拡散させるようにしている。
そして、保水布帛35が含侵した水を、段落(0047)(0048)に記載されているように、送風ファン3からの風で気化させ、これにより冷暖房チョッキ33内を冷やすようにしている。
また、ジャケット2内にはファン3から外気を取り込んで、前記保水シート6が含有する水を気化させ、ジャケット2内を冷却することが記載されている。
すなわち、特許文献1の下地生地42は、段落(0046)に記載されているように水分を通さない繊維材料で構成されているので、下地生地42で覆われた身体部分の汗は蒸発できず、身体を流れ落ち、不快感の残るものとなる。
また、特許文献2では、段落(0030)に記載されているように保水シート6の身体側に防水ベスト8を装着するようにしており、防水ベスト8で覆われた身体部分の汗は蒸発できず、身体を流れ落ち、不快感の残るものとなる。
また、本発明の冷感服は、前記凸部と凹部が、前記服本体を構成する布の裏面側に一体形成され、前記凸部を撥水状態、前記凹部を非撥水状態としたものである。
さらに、本発明の冷感服は、前記中空糸膜が、前記服本体の表面側に、この服本体の表面側から裏面側、前記服本体の裏面から表面側へと縫い付けた糸で、前記服本体に取り付けられ、前記服本体裏面側の凸部で、前記糸が服本体の表面側から裏面側、前記服本体の裏面側から表面側へと向かう前記糸が係る係合部分は、この糸で前記服本体の表面側に引っ張ることで、凸部の高さを、前記糸の非係合部分における凸部の高さよりも低くしたものである。
また、本発明の冷感服は、前記糸を非吸水性の糸としたものである。
さらに、本発明の冷感服は、前記服本体の表面側下部にポケットを設け、前記中空糸膜は、このポケットよりも上方部分の服本体に配置したものである。
また、本発明の冷感服は、前記凸部と凹部は、前記服本体の裏面側に配置した、この服本体を構成する布とは別体のメッシュ生地により構成し、このメッシュ生地には、前記服本体の表面方向とは反対側に突出する凸部と、この服本体の表面側に窪んだ凹部を形成したものである。
さらに、本発明の冷感服は、前記中空糸膜が、前記服本体の表面側に、この服本体の表面側から裏面側、前記服本体の裏面から表面側へと縫い付けた糸で、前記服本体に取り付けられ、前記服本体裏面側の凸部で、前記糸が服本体の表面側から裏面側、前記服本体の裏面側から表面側へと向かう前記糸が係る係合部分は、この糸で前記服本体の表面側に引っ張ることで、凸部の高さを、前記糸の非係合部分における凸部の高さよりも低くしたものである。
また、本発明の冷感服は、外装服本体と、この外装服本体の内側に装着された内装服本体と、前記外装服本体に装着され、この外装服本体と前記内装服本体間の空間に、前記外装服本体外の空気を供給する送風機とを備え、前記内装服本体は、内装服本体の前記外装服本体側表面、または中層に配管された中空糸膜と、この中空糸膜の給水部に連結され、この給水部から前記中空糸膜内に水を供給する給水ホースと、この給水ホースに水を供給する水供給手段とを有し、前記内装服本体の前記外装服本体とは反対側の表面には、この前記外装服本体とは反対側に突出する凸部と、この外装服本体側に窪んだ凹部を形成し、前記凸部は撥水状態としたものである。
さらに、本発明の冷感服は、前記凸部と凹部を、前記内装服本体を構成する布の前記外装服本体とは反対側面に一体形成し、前記凸部を撥水状態、前記凹部を非撥水状態としたものである。
また、本発明の冷感服は、前記中空糸膜が、前記内装服本体の、前記外装服本体側面から前記外装服本体とは反対側面、前記外装服本体とは反対側面から前記外装服本体側面へと縫い付けた糸で、前記内装服本体に取り付けられ、前記内装服本体の外装服本体とは反対側面側の凸部で、前記内装服本体の外装服本体側面から外装服本体とは反対側面、前記外装服本体とは反対側面から外装服本体側面へと向かう前記糸が係る係合部分は、この糸で前記外装服本体側に引っ張ることで、凸部の高さを、前記糸の非係合部分における凸部の高さよりも低くしたものである。
さらに、本発明の冷感服は、前記糸は非吸水性の糸としたものである。
また、本発明の冷感服は、前記外装服本体の下部に送風機を設け、前記中空糸膜は、この送風機よりも上方の内装服本体に配置したものである。
このため、中空糸膜を介して服本体を濡れた状態とし、気化熱で服本体内の温度を下げるようにしても、身体に水が伝わるべとべと感は少なくなり、しかも、身体表面の汗は凹部を介して服本体に吸い取られることとなるので、快適性の高いものとなる。
図1~図11は本発明の第1の実施形態にかかる冷感服を示している。
図1、図2に示すように、この実施形態の冷感服1は、ファスナー2で前開きが可能なベストタイプの服本体3と、この服本体3の表面に配管された中空糸膜4と、この中空糸膜4の給水部5に連結され、この給水部5から前記中空糸膜4内に水を供給する給水ホース6と、この給水ホース6に水を供給する水供給手段7とを備えている。
中空糸膜4は外周に無数の貫通孔が設けられた筒状で、筒状の両端開口部が給水部5となり、この給水部5が連結体8に連結され、また、連結体8には給水ホース6の一端が連結され、給水ホース6の他端には水供給手段7が連結されている。
つまり、水供給手段7からの水が、給水ホース6、連結体8、中空糸膜4の給水部5を介して中空糸膜4に供給され、中空糸膜4外周の貫通孔から服本体3の表面に供給され、この服本体3の表面を濡らすことになる。
ポンプ10の制御回路はよく知られているように、ポンプ10を制御する制御部11と、この制御部11に接続された操作部12、表示部13、メモリ14を備え、電池15により駆動されるようになっている。
この服本体3は図3に示すように、服本体3の裏面側に、この服本体3の表面方向とは反対側に突出する凸部16と、この服本体3の表面側に窪んだ凹部17を、それぞれ複数個形成し、前記凸部16は、撥水性を有し、撥水状態としたものである。また、凹部17は、非撥水性を有し、非撥水状態で、吸水状態となっている。
つまり、図3の左側が服本体3を装着した使用者の身体側、右側が表面側となっている。
本実施形態の服本体3は、図3に示すように、複数の凸部16と複数の凹部17が、前記服本体3を構成する布の裏面側に一体形成され、前記凸部16を撥水状態、前記凹部17を吸水状態(非撥水状態)としたものである。
具体的には、中空糸膜4は、図4のごとく、前記服本体3の表面側に配置され、この服本体3の表面側から裏面側、前記服本体3の裏面から表面側へと縫い付けた糸18で前記服本体3に取り付けられている。
そして、この状態で、前記服本体3裏面側の凸部16で、前記服本体3の表面側から裏面側、前記服本体3の裏面側から表面側へと向かう前記糸18が係る係合部分は、この糸18で前記服本体3の表面側に引っ張ることで、凸部16の高さを、前記糸18の非係合部分における凸部16の高さよりも低くしたものである。
この点を、さらに詳細に説明すると、服本体3の裏面側には、上述のごとく複数の凸部16と複数の凹部17が形成されており、中空糸膜4を服本体3の表面側に縫い付ける糸18は、複数の凸部16と複数の凹部17に係合する。
凸部16で、糸18が係合した部分は、この糸18で服本体3の表面側へと引っ張られることで窪んだ状態となる。
したがって、糸18が係合した凸部16で、糸18が係合した部分は、糸18が係合していない他の凸部16の高さよりも低くなるのである。
まず、水供給手段7からの水は、上述のごとく、給水ホース6、連結体8、中空糸膜4の給水部5を介して中空糸膜4に供給され、中空糸膜4外周の貫通孔から服本体3の表面に供給され、この服本体3の表面を濡らすことになる。
図5では、理解を助けるために、服本体3の表面側に、中空糸膜4の貫通孔から服本体3に流出した水19を示しているが、実際には、この水19は服本体3に染み込み、服本体3の広範部に拡散し、次に、図6に示すように服本体3の表面側から蒸発(気化)する。
そして、この時に気化熱で、服本体3の内側の身体20を、服本体3、および服本体3内空気を介して冷却することになる。つまり、服本体3の温度を下げれば、この服本体3を装着した身体の冷却ができるのである。
図5において身体20側への矢印に×マークを付けたのは、服本体3に染み込んだ水19が身体20側に流出しない状態を示すためである。
このため、服本体3に染み込んだ水19は、服本体3の広範部に拡散してはいるが、図6に示すように服本体3の表面側から蒸発(気化)し、身体20側には流出しない。
このため、水19を用いた冷感服1でありながら、身体20を、この水19で濡らすことはなく、快適なものとなる。
この状態で、本実施形態では、前記服本体3裏面側の凸部16で、前記服本体3の表面側から裏面側、前記服本体3の裏面側から表面側へと向かう前記糸18が係る係合部分を、この糸18で前記服本体3の表面側に引っ張ることで、凸部16の高さを、前記糸18の非係合部分における凸部16の高さよりも低くしている。
このように糸18が係合した部分の凸部16の高さを、糸18が係合していない部分の凸部16の高さよりも低くすると、例え、糸18の表面を伝って服本体3の裏面側に水19の一部が流出したとしても、その部分は他の凸部16よりも低いので身体20には到達せず、身体20を濡らすことがない。
この凹部17は撥水処理をしていない吸水部であるので、ここで吸水され、服本体3の表面側に移動し、気化する。
図6において身体20に示した汗21は、撥水処理をしていない吸水部である上記凹部17で吸水され、服本体3の表面側に移動し、気化する。
つまり、身体20表面には服本体3からの水19が到達することは少なく、また、身体20表面の汗21も凹部17を介して服本体3の表面側に移動し、気化する。
これにより、きわめて快適なものとなるのである。
つまり、中空糸膜4の一部がポケット22に被った状態であると、中空糸膜4から流出し、服本体3に広がった水19の気化がスムーズに進まないエリアが形成されるので、それを避けるためである。
すなわち、身体20に、先ずは服本体3を装着し、次に、図7、図8の空冷服23を装着する。
空冷服23はよく知られているように、外気を導入する二つの送風機24を備えている。
また、送風機24は図11に示すように制御部25に接続され(同図、ファン1,2参照)、制御部25には表示部26、操作部27、メモリ28、電池29が接続されている。
つまり、操作部27の操作で、送風機24を電池29で駆動し、外気を空冷服23内に導入し、導入した風を服本体3の表面に沿わせて、空冷服23内を上昇させ、首筋や、袖部分から空冷服23外へと流出させる。
そして、この空気の流れで、服本体3に供給された水19を効果的に気化させ、身体20に対する冷却効果を高めるものである。
例えば、前記服本体3の表面側に、もう一層の布を設けて服本体3を構成した場合には、中空糸膜4は、服本体3の内層に設けられた状態となる。
図12は本発明の第2の実施形態を示している。
この実施形態では、服本体3の裏面側(身体20側)に、服本体3を構成する布とは別体のメッシュ生地31を設けたものである。
つまり、メッシュ生地31で、図12に示すように、前記凸部16と凹部17を構成し、凸部16を撥水状態、前記凹部17の近傍の開口で吸水状態(非撥水状態)となるようにしたものである。
そして、このような構成のメッシュ生地31も、服本体3に、中空糸膜4を縫い付ける糸18で縫い付けられる。
具体的には、中空糸膜4は、図4のごとく、前記服本体3の表面側に配置され、この服本体3の表面側から裏面側、前記服本体3の裏面から表面側へと縫い付けた糸18で前記服本体3に取り付けられている。
そして、この状態で、前記服本体3裏面側で、メッシュ生地31の凸部16に糸18が係合する部分は、この糸18で服本体3の表面側に引っ張り、この糸18が係合する部分の凸部16の高さを、前記糸18の非係合部分における凸部16の高さよりも低くする。
この点を、さらに詳細に説明すると、メッシュ生地31の裏面側には、複数の凸部16と複数の凹部17が形成されており、中空糸膜4を服本体3の表面側に縫い付ける糸18は、複数の凸部16と複数の凹部17に係合する。
凸部16で、糸18が係合した部分は、この糸18で服本体3の表面側へと引っ張られることで窪んだ状態となる。
したがって、糸18が係合した凸部16で、糸18が係合した部分は、糸18が係合していない他の凸部16の高さよりも低くなるのである。
このような構成とすれば、(第1の実施形態)と同様の効果を奏することができる。
図13~図23は、本発明の第3の実施形態に係る冷感服32を示している。
本実施形態の冷感服32は、図13~図16に示すように、外装服本体33と、この外装服本体33の内側に装着された内装服本体34を備えている。
内装服本体34の外周部は、それに対応する外装服本体33部分に縫い付けられ、これにより外装服本体33内に、内装服本体34で覆われた空間が形成される。
ただし、内装服本体34、外装服本体33の首筋、脇の下部分等においては、両者は縫い付けられておらず、これにより首筋と、脇の下部分に、空気の流出口が形成された状態となっている。
内装服本体34の前記外装服本体33側表面には中空糸膜36が配管されており、この中空糸膜36の給水部37には、この給水部37から前記中空糸膜36内に水を供給する給水ホース38が連結され、この給水ホース38には水供給手段39が連結されている。
前記内装服本体34の前身頃と後身頃には、それぞれ上方から下方に向けて中空糸膜36が蛇行状に配置されている。
つまり、水供給手段39からの水が、給水ホース38、連結体40、中空糸膜36の給水部37を介して中空糸膜36に供給され、中空糸膜36外周の貫通孔から内装服本体34の表面側(外装服本体33側の面)に供給され、この内装服本体34の表面を濡らすことになる。
ポンプ42の制御回路はよく知られているように、ポンプ42を制御する制御部43と、この制御部43に接続された操作部44、表示部45、メモリ46を備え、電池47により駆動されるようになっている。
この内装服本体34は図17に示すように、内装服本体34の裏面側に、この内装服本体34の表面方向(外装服本体33方向)とは反対側に突出する複数の凸部48と、この内装服本体34の表面側(外装服本体33側)に窪んだ複数の凹部49を形成し、前記凸部48は撥水状態としたものである。また、凹部49は非撥水状態で、吸水状態となっている。
つまり、図17の左側が冷感服32を装着した使用者の身体側、右側が表面側(外装服本体33側)となっている。
そして、このような構成の内装服本体34の表面側(外装服本体33側)に、図18に示すように、中空糸膜36を糸50で縫い付けている。
具体的には、中空糸膜36は、図15のごとく、前記内装服本体34の表面側(外装服本体33側)に配置され、この内装服本体34の表面側から裏面側、前記内装服本体34の裏面から表面側へと縫い付けた糸50で、前記内装服本体34に取り付けられている。
そして、この状態で、前記内装服本体34裏面側の凸部48で、前記内装服本体34の表面側から裏面側、前記内装服本体34の裏面側から表面側へと向かう前記糸50が係る係合部分は、この糸50で前記内装服本体34の表面側(外装服本体33側)に引っ張ることで、凸部48の高さを、前記糸50の非係合部分における凸部48の高さよりも低くしている。
この点を、さらに詳細に説明すると、内装服本体34の裏面側には、上述のごとく複数の凸部48と複数の凹部49が形成されており、中空糸膜36を内装服本体34の表面側に縫い付ける糸50は、複数の凸部48と複数の凹部49に係合する。
凸部48で、糸50が係合した部分は、この糸50で内装服本体34の表面側へと引っ張られることで窪んだ状態となる。
したがって、糸50が係合した凸部48で、糸50が係合した部分は、糸50が係合していない他の凸部48の高さよりも低くなるのである。
まず、水供給手段39からの水は、上述のごとく、給水ホース38、連結体40、中空糸膜36の給水部37を介して中空糸膜36に供給され、中空糸膜36外周の貫通孔から内装服本体34の表面側(外装服本体33側)に供給され、この内装服本体34の表面側(外装服本体33側)を濡らすことになる。
図22では、理解を助けるために、内装服本体34の表面側(外装服本体33側)に、中空糸膜36の貫通孔から内装服本体34の表面側(外装服本体33側)に流出した水51を示しているが、実際に、この水51は内装服本体34に染み込み、内装服本体34の広範部に拡散し、次に、図23示すように内装服本体34の表面側(外装服本体33側)から気化(蒸発)する。
そして、この時に気化熱で内装服本体34の内側の身体52を冷却することになる。
つまり、内装服本体34の温度を下げれば、この内装服本体34を装着した身体の冷却ができるのである。
図23において身体52側への矢印に×マークを付けたのは、内装服本体34に染み込んだ水51が身体52側に流出しない状態を示すためである。
このため、内装服本体34に染み込んだ水51は、内装服本体34の広範部に拡散しているが、図23に示すように内装服本体34の表面側から蒸発し、身体52側には流出しない。
このため、水51を用いた冷感服32でありながら、身体52をこの水51濡らすことはなく、快適なものとなる。
前記内装服本体34裏面側の凸部48で、前記内装服本体34の表面側から裏面側、前記内装服本体34の裏面側から表面側へと向かう前記糸50が係る係合部分を、この糸50で前記内装服本体34の表面側に引っ張ることで、凸部48の高さを、前記糸50の非係合部分における凸部48の高さよりも低くしている。
このように糸50が係合した部分の凸部48の高さを、糸50が係合していない部分の凸部48の高さよりも低くすると、例え、糸50の表面を伝って内装服本体34の裏面側に水51の一部が流出したとしても、その部分は他の凸部48よりも低いので身体52には到達せず、身体52を濡らすことがない。
この凹部49は撥水処理をしていない吸水部であるので、ここで吸水され、内装服本体34の表面側に移動し、気化する。
図23において身体52に示した汗53は、撥水処理をしていない吸水部である上記凹部49で吸水され、内装服本体34の表面側に移動し、気化する。
つまり、身体52表面には内装服本体34からの水51が到達することは少なく、また、身体52表面の汗53も内装服本体34の表面側に移動し、気化する。
これにより、きわめて快適なものとなるのである。
前記外装服本体33の背面下部には、この外装服本体33と前記内装服本体34間の空間に、前記外装服本体33外の空気を供給する2個の送風機35が装着されている。
また、送風機35は、図21に示すように制御部54に接続され、制御部54には表示部55、操作部56、メモリ57、電池58が接続されている。
つまり、操作部56の操作で、送風機35を電池58で駆動し、図19のように、外装服本体33と前記内装服本体34間の空間に、前記外装服本体33外の空気を導入し、導入した風を内装服本体34の表面に沿わせて、上昇させ、首筋や、袖部分の上記開口部から冷感服32外へと流出させる。
そして、この空気の流れで、内装服本体34に供給された水51を効果的に気化させ、身体52に対する冷却効果を高めるものである。
つまり、冷たい内装服本体34が身体52側へと押し付けられると、身体52の冷却効果が高くなるのである。
これは、送風機35からの送風で、内装服本体34に供給された水51を効果的に気化させ、身体52に対する冷却効果を高めるものである。
例えば、前記内装服本体34の表面側に、もう一層の布を設けて内装服本体34を構成した場合には、中空糸膜36は、内装服本体34の内層に設けられた状態となる。
図24は本発明の第4の実施形態を示している。
この実施形態では、内装服本体34の裏面側(身体52側)に、内装服本体34を構成する布とは別体のメッシュ生地59を設けたものである。
つまり、メッシュ生地59でも、図24に示すように、前記凸部48と凹部49を構成し、凸部48を撥水状態、前記凹部49の近傍の開口で吸水状態(非撥水状態)を構成できるようにしたものである。
そして、このような構成のメッシュ生地59も、内装服本体34に、中空糸膜36を縫い付ける糸50で縫い付けられる。
具体的には、中空糸膜36は、図18のごとく、前記内装服本体34の表面側に配置され、この内装服本体34の表面側から裏面側、前記内装服本体34の裏面から表面側へと縫い付けた糸50で前記内装服本体34に取り付けられている。
そして、この状態で、前記内装服本体34裏面側で、メッシュ生地59の凸部48に糸50が係合する部分は、この糸50で内装服本体34の表面側に引っ張り、この糸50が係合する部分の凸部48の高さを、前記糸50の非係合部分における凸部48の高さよりも低くする。
この点を、さらに詳細に説明すると、メッシュ生地59の裏面側には、複数の凸部48と複数の凹部49が形成されており、中空糸膜36を内装服本体34の表面側に縫い付ける糸50は、複数の凸部48と複数の凹部49に係合する。
凸部48で、糸50が係合した部分は、この糸50で内装服本体34の表面側へと引っ張られることで窪んだ状態となる。
したがって、糸50が係合した凸部48で、糸50が係合した部分は、糸50が係合していない他の凸部48の高さよりも低くなるのである。
もちろん、メッシュ生地59を内装服本体34に他の糸で縫い付けた状態にすることもでき、この場合は、他の糸が係合する凸部48部分の高さを、他の糸が係合しない凸部48部分の高さよりも低くする。
2 ファスナー
3 服本体
4 中空糸膜
5 給水部
6 給水ホース
7 水供給手段
8 連結体
9 水容器
10 ポンプ
11 制御部
12 操作部
13 表示部
14 メモリ
15 電池
16 凸部
17 凹部
18 糸
19 水
20 身体
21 汗
22 ポケット
23 空冷服
24 送風機
25 制御部
26 表示部
27 操作部
28 メモリ
29 電池
31 メッシュ生地
32 冷感服
33 外装服本体
34 内装服本体
35 送風機
36 中空糸膜
37 給水部
38 給水ホース
39 水供給手段
40 連結体
41 水容器
42 ポンプ
43 制御部
44 操作部
45 表示部
46 メモリ
47 電池
48 凸部
49 凹部
50 糸
51 水
52 身体
53 汗
54 制御部
55 表示部
56 操作部
57 メモリ
58 電池
59 メッシュ生地
Claims (12)
- 服本体と、この服本体の表面、または中層に配管された中空糸膜と、この中空糸膜の給水部に連結され、この給水部から前記中空糸膜内に水を供給する給水ホースと、この給水ホースに水を供給する水供給手段とを備え、
前記服本体の裏面側には、この服本体の表面方向とは反対側に突出する凸部と、この服本体の表面側に窪んだ凹部とが形成され、前記凸部が撥水性を有し、前記凹部が非撥水性を有する冷感服。 - 前記凸部と前記凹部とは、前記服本体を構成する布の裏面側に一体で形成された請求項1に記載の冷感服。
- 前記中空糸膜は、前記服本体の表面側に、この服本体の表面側から裏面側、前記服本体の裏面から表面側へと縫い付けられた糸で前記服本体に取り付けられ、
前記服本体裏面側の前記凸部で、前記服本体の表面側から裏面側、前記服本体の裏面側から表面側へと向かう前記糸が係る係合部分は、この糸で前記服本体の表面側に引っ張られることで、前記凸部の高さが、前記糸の非係合部分における前記凸部の高さよりも低い請求項2に記載の冷感服。 - 前記糸は非吸水性である請求項3に記載の冷感服。
- 前記服本体の表面側下部にポケットを設け、前記中空糸膜は、このポケットよりも上方部分の前記服本体に配置した請求項4に記載の冷感服。
- 前記凸部と前記凹部は、前記服本体の裏面側に配置した、この服本体を構成する布とは別体のメッシュ生地により構成し、このメッシュ生地には、前記服本体の表面方向とは反対側に突出する凸部と、この服本体の表面側に窪んだ凹部を形成し、前記凸部が撥水性を有し、前記凹部が非撥水性を有した請求項1に記載の冷感服。
- 前記中空糸膜は、前記服本体の表面側に、この服本体の表面側から裏面側、前記服本体の裏面から表面側へと縫い付けられた糸で前記服本体に取り付けられ、
前記服本体裏面側の前記凸部で、前記服本体の表面側から裏面側、前記服本体の裏面側から表面側へと向かう前記糸が係る係合部分は、この糸で前記服本体の表面側に引っ張られることで、前記凸部の高さが、前記糸の非係合部分における前記凸部の高さよりも低い請求項6に記載の冷感服。 - 外装服本体と、この外装服本体の内側に装着された内装服本体と、前記外装服本体に装着され、この外装服本体と前記内装服本体間の空間に、前記外装服本体外の空気を供給する送風機と、を備え、
前記内装服本体は、この内装服本体の前記外装服本体側表面、または中層に配管された中空糸膜と、この中空糸膜の給水部に連結され、この給水部から前記中空糸膜内に水を供給する給水ホースと、この給水ホースに水を供給する水供給手段とを有し、
前記内装服本体の前記外装服本体とは反対側の表面には、前記外装服本体とは反対側に突出する凸部と、前記外装服本体側に窪んだ凹部とが形成され、前記凸部が撥水性を有し、前記凹部が非撥水性を有する冷感服。 - 前記凸部と前記凹部とは、前記内装服本体を構成する布の前記外装服本体とは反対側面に一体で形成された請求項8に記載の冷感服。
- 前記中空糸膜は、前記内装服本体の、前記外装服本体側面から前記外装服本体とは反対側面、前記外装服本体とは反対側面から前記外装服本体側面へと縫い付けられた糸で前記内装服本体に取り付けられ、
前記内装服本体の前記外装服本体とは反対側面側の前記凸部で、前記内装服本体の前記外装服本体側面から前記外装服本体とは反対側面、前記外装服本体とは反対側面から前記外装服本体側面へと向かう前記糸が係る係合部分は、この糸で前記外装服本体側に引っ張られることで、前記凸部の高さが、前記糸の非係合部分における前記凸部の高さよりも低い請求項9に記載の冷感服。 - 前記糸は非吸水性である請求項10に記載の冷感服。
- 前記外装服本体の下部に前記送風機を設け、前記中空糸膜は、この送風機よりも上方の前記内装服本体に配置した請求項11に記載の冷感服。
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