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JP7802345B2 - 空調装置、空調方法、空調システムおよび浴室 - Google Patents
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JP7802345B2 - 空調装置、空調方法、空調システムおよび浴室 - Google Patents

空調装置、空調方法、空調システムおよび浴室

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Description

本開示は、室内換気、室内暖房、衣類乾燥などに用いられる空調技術に関する。
浴室ユニットなど、密閉度が高い浴室は衣類乾燥に適している。たとえば、浴室の天井に温風を生成する空調装置を備え、濡れた衣類などの被乾燥物を浴室内のランドリーパイプに掛けて乾燥させる浴室内乾燥が普及している。しかしながら、乾燥中の浴室は入浴に適さないので、浴室乾燥では乾燥時間をできるだけ短くすることが求められる。
浴室内乾燥に関し、浴室空調装置に長方形状の吹出口グリルが設置され、この吹出口グリルをランドリーパイプに対して直交方向に設置し、ランドリーパイプに掛けられた洗濯物の幅方向に温風を吹き出させ、洗濯物の全体に温風が当たることで乾燥ムラが抑制され、乾燥時間が短縮されることが知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2007-46846号公報
ところで、乾燥のメカニズムは、濡れた衣類などの被乾燥物に温風を当てると、被乾燥物から湿気が蒸発することで被乾燥物の乾燥が進む。被乾燥物から生じた湿気が温風に混じると、温風は、湿気によって湿度が上昇し、温度が低下する。空気中の湿度が上昇すると、乾燥中の被乾燥物に水分粒子が付着し、被乾燥物から水の蒸発が抑えられて、乾燥が妨げられる。温風循環に対し、湿気を含んだ空気が回帰流となって循環すると、湿気が再び被乾燥物に当たり、これが衣類の乾燥を妨げるため、乾燥時間が長くなるという課題がある。
また、従来の浴室内乾燥では、浴室が密閉空間であることを利用し、この密閉空間に温風を循環させる乾燥方法が採用されている。しかしながら、既述したように、湿気を帯びた温風を循環させても、その湿気が乾燥を妨げるという課題がある。乾燥時間は、被乾燥物の属性によっても異なる。乾燥時間が長くなれば、浴室本来の機能を妨げ、その利便性を低下させることになる。
本開示の発明者は、濡れている衣類などの被乾燥物との接触で湿気を帯びた空気が回帰流となって、被乾燥物に再接触する状況を如何に回避できるかが乾燥時間を短縮させること、つまり、湿気を帯びた空気の回帰流を抑制することが乾燥効率を高める上で重要であるとの知見を得た。
そこで、本開示の目的は、上記課題および上記知見に基づき、濡れた衣類などの被乾燥物に温風を導く温風循環を助長させるとともに、被乾燥物と接触した空気の回帰流を低減させて被乾燥物の乾燥効率を高めることにある。
上記目的を達成するため、本開示の空調装置の一側面によれば、装置筐体と、室内から前記装置筐体に吸気した空気と熱媒とを熱交換部で熱交換して温風を生成し、該温風を前記装置筐体の吹出し部から前記室内に吹き出させる温風循環部と、前記吹出し部の開口面積より大きく、前記温風循環部の前記吹出し部に通じる温風路内で、前記吹出し部の開口面を基準に設定した長さをとった位置に開閉可能に支持され、開状態のとき前記吹出し部を複数に分け、前記吹出し部に対して垂直方向に開口させたときに前記温風路側に収容される部分よりも前記室内側に突出する部分が長いルーバーを含み、該ルーバーによって前記温風の吹出し方向を操作し、前記温風を主として被乾燥物に導く整流部と、前記室内および室外の空気を前記装置筐体に吸気し、該装置筐体から室外に排気する換気部とを含み、前記装置筐体は、内部に配置された区画壁により前記温風循環部と前記換気部が区分して形成されており、選択されたモードにより吸気部により前記室内を通じて取込んだ空気が前記温風循環部と前記換気部のいずれか一方または両方に分かれて流入し、前記温風循環部は、前記温風路の上流側に、一部の前記区画壁の先端部分に前記熱交換部が支持される。
この空調装置において、前記ルーバーが、前記吹出し部を塞ぐ閉塞部と前記装置筐体と重なる重合部を含み、前記吹出し部に通じる前記温風路内に配置した支持軸に前記閉塞部を取り付けて回動可能とされ、前記温風吹出し時、前記温風と順方向に前記ルーバーを回動させ、前記吹出し部に少なくとも第一吹出し部および第二吹出し部形成されてもよい。
この空調装置において、前記ルーバーが、ルーバー本体と同方向または交差方向に前記温風を整流する整流フィンを含んでもよい。
この空調装置において、前記ルーバーが、複数の整流フィンを含み、中央の整流フィンを中心に他の整流フィンが線対称に配置されてもよい。
この空調装置において、前記ルーバーを駆動するルーバー駆動部が、前記温風吹出し時、前記ルーバーによって前記温風の吹出し方向を調整し、または前記ルーバーの移動または振動によって前記温風に揺動を生じさせてもよい。
上記目的を達成するため、本開示の空調方法の一側面によれば、装置筐体の内部に配置された区画壁により温風循環部と換気部が区分して形成されており、選択されたモードにより吸気部により室内を通じて取込んだ空気が前記温風循環部と前記換気部のいずれか一方または両方に分けて流入させる工程と、前記温風循環部内の温風路の上流側に、一部の前記区画壁の先端部分に熱交換部が支持されており、前記装置筐体に吸気した空気と熱媒とを前記熱交換部で熱交換して温風を生成し、該温風を前記装置筐体の吹出し部から前記室内に吹き出させる温風循環工程と、整流部が、前記吹出し部の開口面積より大きく、前記温風路内で、前記吹出し部の開口面を基準に設定した長さをとった位置に開閉可能に支持され、開状態のとき前記吹出し部を複数に分け、前記吹出し部に対して垂直方向に開口させたときに前記温風路側に収容される部分よりも前記室内側に突出する部分が長いルーバーを含み、該ルーバーによって前記温風の吹出し方向を操作し、前記温風を主として被乾燥物に導く工程と、換気部が、前記室内および室外の空気を前記装置筐体に吸気し、該装置筐体から室外に排気する換気工程とを含む。

この空調方法において、前記温風の吹出し時、前記ルーバーを回動させて前記吹出し部に少なくとも第一吹出し部および第二吹出し部を形成する工程を含んでもよい。

この空調方法において、前記ルーバーが、ルーバー本体と同方向または交差方向に前記温風を整流する整流フィンにより、前記温風を前記被乾燥物に導く工程を含んでもよい。
この空調方法において、前記温風吹出し時、前記ルーバーによって前記温風の吹出し方向を調整する工程、または前記ルーバーの移動または振動によって前記温風に揺動を生じさせる工程を含んでもよい。

上記目的を達成するため、本開示の空調システムの一側面によれば、前記空調装置と、前記空調装置に熱媒を提供する熱源機と、前記空調装置の操作に用いる空調リモコンとを含む。
上記目的を達成するため、本開示の浴室の一側面によれば、前記空調装置を備える浴室である。この浴室において、室内に室外から吸気可能な吸気口を備えてもよい。
本開示によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 濡れた衣類などの被乾燥物に対する温風循環を高めるとともに、被乾燥物に接触して湿気を帯びた空気が回帰流となって被乾燥物に当たることを抑制できるので、被乾燥物の乾燥効率を高め、被乾燥物の乾燥時間を短縮できる。
(2) 乾燥時間の短縮により、空調装置が設置される浴室または脱衣室などを乾燥室として利用する場合の利便性を高めることができる。
図1は第一の実施の形態に係る浴室空調システムを示す図である。 図2は空調ユニットを示す図である。 図3は空調制御部の一例を示す図である。 図4のaは空調ユニットを示す正面図であり、図4のbはルーバーを開いた空調ユニットの一部を示す図である。 図5のaは図4のaのVa-Va線矢視断面を示す図であり、図5のbは図4のbのVb-Vb線矢視断面を示す図である。 図6のaは整流フィン側から見たルーバーを示す斜視図であり、図6のbはルーバーを示す平面図である。 図7は室内換気を示す図である。 図8は室内暖房を示す図である。 図9は衣類乾燥を示す図である。 図10のaは吸気・温風吹出し状態を示す図であり、図10のbは温風の吹き出し方向の一例を示す図である。 図11のaはルーバー長が短い場合の空調状態を示すシミュレーション図であり、図11のbはルーバー長が長い場合の空調状態を示すシミュレーション図である。 図12は第二の実施の形態に係る浴室空調システムを示す図である。
〔第一の実施の形態〕
<浴室空調システム2>
図1は、第一の実施の形態に係る浴室空調システム2を示している。この浴室空調システム2は本開示の空調システムの一例であり、図1の構成に限定されない。
この浴室空調システム2は室内換気、室内暖房、衣類乾燥などの複数の機能を備え、各機能を選択的に使用可能である。斯かる機能を実現するため、この浴室空調システム2では、空調ユニット4、空調制御部6、空調リモコン8、熱源機10などを備えている。空調ユニット4および空調制御部6は本開示の空調装置12の一例であり、この空調装置12に空調リモコン8を含んでもよい。空調ユニット4はたとえば、浴室14の天井部16に設置される。
空調制御部6はたとえば、通信機能を備えるコンピュータを備え、同様のコンピュータで構成される空調リモコン8と連係される。空調リモコン8は、浴室14またはその近傍に設置すればよい。
そして、空調制御部6は、温度センサ18から熱媒HMの検出温度、温度センサ20から吸気温度、湿度センサ22から吸気の検出湿度を取得し、換気モードでは換気量の制御、暖房モードまたは乾燥モードでは温風HWの温度や風量を制御する。熱源機10はたとえば、暖房給湯機などで構成され、温水などの熱媒HMを生成する。したがって、空調ユニット4は空調制御部6の制御により、暖房モードまたは乾燥モードで、熱源機10から熱媒HMの供給を受ける。熱媒HMの供給時、熱動弁23を開弁して熱媒HMが空調ユニット4に供給され、熱交換後の熱媒HMは熱源機10に帰還して再加熱される。
空調ユニット4は装置筐体24を備え、この装置筐体24には温風循環部26、整流部28および換気部30が設置され、装置筐体24の浴室側面部にはフロントパネル32が着脱可能に取り付けられる。
温風循環部26は空調制御部6の制御により、フロントパネル32の吸気部34から浴室14内の空気Arを装置筐体24内に吸気し、この空気Arと熱媒HMとを熱交換器36で熱交換して温風HWを生成する。この温風HWは整流部28で整流され、温風吹出し部38から浴室14内に吹き出される。
整流部28は、温風吹出し部38の開口面積より大きいルーバー40を備える。このルーバー40は、暖房モードまたは乾燥モードにおいて、空調制御部6の制御により、温風HWの吹出し方向が制御される。乾燥モードではランドリーパイプ42に掛けられた被乾燥物44に温風HWが誘導される。ランドリーパイプ42は温風吹出し部38の下方に設置されている。
換気部30は空調制御部6の制御により、浴室14内および浴室14外から空気Arを吸気部34から吸気して装置筐体24に取り込み、装置筐体24から浴室14の外に排気して浴室14を換気する。浴室14には浴室ドアなどにガラリ46が形成されており、このガラリ46から浴室14外の空気Arが浴室14内に取り込まれる。ガラリ46は浴室14の通気手段の一例である。
<空調ユニット4>
図2は、空調ユニット4を拡大して示す。図2において、図1と同一部分には同一符号を付している。
装置筐体24は浴室14の天井部16内に設置され、そのフランジ部50が天井面に配置されている。このフランジ部50にはフロントパネル32が着脱可能に装着される。
装置筐体24には複数の区画壁52、54、56、58が設置され、温風循環部26および換気部30が区画されている。温風循環部26は、各区画壁52、54、56、58によって形成されており、換気部30は、装置筐体24の内壁面および区画壁52、56によって形成されている。温風循環部26の温風路60の下流部には、温風吹出し部38が区画壁56、58により形成されている。
温風循環部26には熱交換器36および循環ファン62が設置される。熱交換器36は本開示の熱交換部の一例である。熱交換器36が温風路60の上流部に設置され、区画壁52、54で装置筐体24に支持されている。循環ファン62はファンモータ64から回転力を受けて回転し、浴室14の空気Arを吸気部34から温風循環部26に引き込む。熱交換器36では空気Arと熱媒HMの熱とを熱交換し、温風HWが生成される。この温風HWは、循環ファン62の回転により温風路60から整流部28に導かれる。
整流部28にはルーバー40が回動可能に設置されている。ルーバー40は温風路60の下流側に設置された支持軸66によって回転可能に支持されている。支持軸66にはルーバーモータ68が連結され、ルーバーモータ68から回転力を受ける。これにより、ルーバー40は所望の温風吹出し方向に調整可能であり、または開閉状態を振動させることができる。
ルーバー40を温風HWの吹出し方向と同方向(順方向)に向けたとき、この実施の形態の温風吹出し部38ではルーバー40で第一吹出し部38-1、ルーバー40と区画壁58で第二吹出し部38-2、ルーバー40と区画壁56で第三吹出し部38-3が形成される。つまり、温風吹出し部38はルーバー40で三分され、第一吹出し部38-1から温風HW-1、第二吹出し部38-2から温風HW-2、第三吹出し部38-3から温風HW-3を吹き出すことができる。温風吹出し部38は二分し、少なくとも第一吹出し部38-1および第二吹出し部38-2を構成してもよい。
換気部30は換気ファンユニット70を含み、この換気ファンユニット70が装置筐体24に着脱可能に装着されている。換気ファン72はファンモータ74を備え、このファンモータ74から回転力を受け、換気部30から空気Arを室外に排気する。図示しないが、換気ファンユニット70に排気ダクトを連結して排気してもよい。
<空調制御部6のハードウェア>
図3は、空調制御部6の一例を示している。図3において、図1または図2と同一部分には同一符号を付してある。
空調制御部6はたとえば、通信機能を備えるコンピュータで構成されており、既述の換気、暖房または乾燥の各モードを実行するため、プロセッサ76、記憶部78、入出力部(I/O)80、通信部82などを備えている。
プロセッサ76は、記憶部78に格納されているOS(Operating System)、空調制御プログラムなどの各種プログラムを実行するとともに、必要な演算処理、情報記憶、情報提示などの処理を実行する。
記憶部78はOS、空調制御プログラム、温度情報、湿度情報など、各種制御情報を格納する。この記憶部78はROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)などを含む。RAMは、情報処理のワークエリアを構成する。
I/O80は、プロセッサ76の制御により、空調リモコン8から入力情報、温度センサ18、20から温度情報、湿度センサ22から湿度情報、熱源機制御部84から熱源情報を取得し、モータ駆動部86に駆動制御情報、空調リモコン8の空調表示部88に提示情報を出力する。
通信部82は、プロセッサ76の制御により図示しない情報端末や給湯リモコンなどとの通信を行い、情報の送受を行う。
熱源機制御部84は、給湯機などの熱源機10の給湯加熱制御や熱媒HMの出力制御などを行う。
モータ駆動部86は、プロセッサ76の制御により、換気モードの実行時、ファンモータ64を駆動し、暖房モードまたは乾燥モードの実行時、ファンモータ64およびルーバーモータ68を駆動し、換気モードの実行時、ファンモータ74を駆動する。
空調リモコン8は、モード選択ボタンを備え、モード選択ボタンの操作により換気モード、暖房モード、乾燥モードなどのモード選択が可能である。空調表示部88は、空調リモコン8内にあるプロセッサの制御により、空調制御部6からの情報提示を受け、モード選択情報、空調制御の状態を表す情報提示などを行う。
<ルーバー40>
空調ユニット4のフロントパネル32には図4のaに示すように、吸気部34および温風吹出し部38が形成されている。吸気部34の開口面積は温風吹出し部38より大きく設定されている。温風吹出し部38は長方形状の窓部である。温風吹出し部38には整流部28として温風吹出し部38の開口面積より大きい長方形状のルーバー40が設置されている。
図4のaにおいて、温風吹出し部38の横幅をA、縦幅をB、ルーバー40の横幅をC、縦幅をDとすると、A>C、B<Dの関係がある。つまり、天井部16に設置された空調ユニット4において、ルーバー40の高さ方向の縦幅Dは温風吹出し部38の縦幅Bより長大である。
図4のaに示すように、ルーバー40を閉じると、温風吹出し部38を塞ぐとともに、温風吹出し部38を外れてフロントパネル32上に重ねられている。ルーバー40が重なるフロントパネル32の位置には、ルーバー40を収納するための凹部90が形成されている。この凹部90は温風吹出し部38の延長上にある窪みである。
ルーバー40を開き、たとえば、図4のbに示すように、ルーバー40の角度を温風HWの順方向に設定すると、温風吹出し部38に温風路60が露出するとともに、ルーバー40の第1、第2および第3の整流フィン92-1、92-2、92-3が温風HWの吹出し方向に設定される。整流フィン92-3に対し、整流フィン92-1および複数の整流フィン92-2は、交差方向に配置されている。整流フィン92-3はルーバー40のルーバー本体94(図6)より小さく、ルーバー本体94と平行またはほぼ平行に配置されている。
図5のaは、図4のaのVa-Va線矢視断面を示している。図5のaにおいて、図2と同一部分には同一符号を付してある。
ルーバー40は、温風吹出し部38を塞ぐための閉塞部40-1と、フロントパネル32の凹部90に重なる重合部40-2とを備えている。閉塞部40-1の縦幅をE、重合部40-2の縦幅をFとすると、ルーバー40の縦幅Dは、D=E+Fである。温風吹出し部38の縦幅Bと閉塞部40-1の縦幅Eの関係は、B>Eである。凹部90の縦幅をGとすると、この縦幅Gと重合部40-2縦幅Fの関係は、G>Fである。
ルーバー40の閉塞部40-1と整流フィン92-3の間隔をKとする。この間隔Kが温風吹出し部38に対して第一吹出し部38-1を形成する。
図5のbは、図4のbのVb-Vb線矢視断面を示している。図5のbにおいて、図2と同一部分には同一符号を付してある。図5のbにおいて、n1、n2は回動したルーバー40の軌跡線を示している。
ルーバー40は温風路60側に設置された支持軸66で回転可能に支持されている。支持軸66を回転中心とし、ルーバー40の閉塞部40-1側の回転半径をr、支持軸66の中心と区画壁58の最小距離をHとすると、これらの大小関係はr<Hに設定され、ルーバー40の回動を許容している。
<温風吹出し部38の開口面積、ルーバー40の面積、ルーバー40の温風路内面積、突出長および突出面積>
温風吹出し部38の開口面積をS1とすると、開口面積S1は既述のAおよびBを用いて式1で表すことができる。
S1=A×B ・・・(式1)
温風吹出し部38および凹部90を覆うルーバー40の面積をS2とすると、面積S2は既述のCおよびDを用いて式2で表すことができる。
S2=C×D ・・・(式2)
図4のaに示すように、S1、S2の大小関係は、S2>S1に設定されている。
閉塞部40-1の面積をS3、重合部40-2の面積をS4とすると、面積S2、S3、S4は既述のC、D、E、Fを用いて式3、式4、式5で表すことができる。
S2=S3+S4>S1 ・・・(式3)
S3=C×E=C×(D-F) ・・・(式4)
S4=C×F=C×(D-E) ・・・(式5)
温風吹出し部38の開口面から支持軸66の距離をI、ルーバー40の縁端から支持軸66の投影位置までの距離をJ、鉛直状に回動させたルーバー40が温風吹出し部38の開口面から突出する長さ(=突出長)をLとすると、この突出長Lは、式6で表すことができる。
L=D-I-J=E+F-I-J ・・・(式6)
温風路60内に入り込むルーバー40の面積(温風路内面積)をS5とすると、この温風路内面積S5は、距離I、Jを用いて式7で表すことができる。
S5=(I+J)×C ・・・(式7)
ルーバー40の温風吹出し部38の突出面積をS6とすると、この突出面積S6は、式6のLおよびCを用いて式8で表すことができる。
S6=L×C=(E+F-I-J)×C
=S2-S5 ・・・(式8)
温風吹出し部38からの温風吹出し量は概ね温風吹出し部38の開口面積S1に比例し、この温風HWの整流は、ルーバー40の突出長Lおよびその突出面積S6が担っている。このため、ルーバー40の突出長Lおよび突出面積S6の設定が重要である。そこで、突出長Lおよび突出面積S6をどのように設定するかについて、温風吹出し部38のたとえば、開口面積S1ないし開口面積S1以上に設定することが好ましい。
したがって、S1<S2を前提としてS6≧S1とするにはたとえば、L≧(I+J)に設定することが好ましい。
また、温風路内面積S5の大きさは、第一吹出し部38-1、第二吹出し部38-2の各温風吹出し量に寄与する。
<ルーバー40の筐体構造および回転機構>
ルーバー40は図6のaに示すように、平板状のルーバー本体94を備え、このルーバー本体94の両端部に台形状の一対の支持壁96-1、96-2が立設し、支持壁96-1、96-2の頂部に整流フィン92-3を設置して整流フィン92-1、92-2のルーバー筐体を構成している。支持壁96-1、96-2にはそれぞれに支持軸66が取り付けられ、支持壁96-1側の支持軸66には、ファンモータ64が連結されている。支持軸66がルーバー40を回動させるための回動中心である。
整流フィン92-3とルーバー本体94の間に整流フィン92-1および複数枚の整流フィン92-2が設置されている。整流フィン92-1はルーバー筐体の中央に設置されるたとえば、平板状であり、ルーバー筐体の一部を構成し、ルーバー筐体を補強している。
各整流フィン92-2はたとえば、同一形状の湾曲板であり、図6のbに示すように、中央にある整流フィン92-1を中心(中心線O)に線対称に配置されている。したがって、第一吹出し部38-1から吹き出される温風HW-1を整流し、整流フィン92-1を中心に整流フィン92-1の左右方向に拡張する。
<空調動作>
この浴室空調システム2の空調動作にはモード選択工程、換気工程、暖房工程、乾燥工程などが含まれる。これらの工程は本開示の空調方法の一例である。
モード選択工程は空調リモコン8を動作させ、モード選択画面から換気モード、暖房モード、乾燥モードの何れかを選択できる。この選択において、換気モードから暖房モードまたは乾燥モード、暖房モードから換気モードまたは乾燥モード、乾燥モードから換気モードまたは暖房モードを選択でき、各モードから任意に停止または待機モードに切り替えることが可能である。
<換気モード>
図7は、換気モードによる室内換気を示している。この室内換気では、ファンモータ64およびルーバーモータ68を停止させ、ファンモータ74のみを動作させる。
ファンモータ74を動作させると、換気ファン72が回転し、浴室14の空気Arが吸気部34から装置筐体24に吸気され、この吸気によって浴室14が負圧状態になる。このため、浴室14外からガラリ46に吸気された空気Arは浴室14を通過して空調ユニット4に吸気部34から入り、換気部30から空調ユニット4外に排気される。これにより、浴室14が換気される。
<暖房モード>
図8は、暖房モードによる室内暖房を示している。この室内暖房では、ルーバーモータ68を動作させてルーバー40を回動させ、温風吹出し部38を開状態に設定する。ファンモータ64を動作させるとともに、熱源機10から熱媒HMを熱交換器36に循環させる。この時、ファンモータ74を停止させ、室内換気を停止状態に維持する。
この換気部30の停止状態において、ファンモータ64を動作させると、浴室14から吸気部34を通して吸気された空気Arは熱交換器36で熱媒HMとの熱交換により加熱され、温風HWが生成される。この温風HWは、温風吹出し部38から浴室14内に吹き出される。これにより、浴室14には温風HWが循環し、暖房が行われる。
<乾燥モード>
図9は、乾燥モードによる衣類乾燥を示している。この衣類乾燥には、温風循環工程、整流工程および換気工程が含まれる。つまり、この乾燥モードでは被乾燥物44に対する温風HWの増強とともに、被乾燥物44との接触で湿気を帯びた空気Ar1を浴室14に吸気した浴室14外の空気Ar2とともに、吸気部34から空調ユニット4に導き、換気と併用して温風HWを生成し、既述した回帰流を低減する。
温風循環工程では、温風循環部26が、浴室14内から吸気した空気Ar1、Ar2と熱媒HMとを熱交換器36で熱交換して温風HWを生成し、この温風HWを温風吹出し部38より浴室14内に吹き出させる。
整流工程では、整流部28が、温風吹出し部38の開口面積より大きいルーバー40によって温風HWの吹出し方向を被乾燥物44側に操作し、温風HWを主として被乾燥物44に導く。
この整流工程には、ルーバー40を回動して温風吹出し部38に第一吹出し部38-1および第二吹出し部38-2を形成する工程を含んでいる。
この整流工程には、ルーバー40がルーバー本体94と交差方向に温風HWを整流する複数の整流フィン92-1、92-2により温風HWを被乾燥物44に導く工程を含んでもよい。
そして、換気工程では、換気部30が空気Ar1、Ar2を装置筐体24に吸気し、装置筐体24から浴室14外に排出することにより、浴室14を換気する。
<乾燥メカニズム>
温風HWの吹出し時、被乾燥物44に当たって湿気を帯びた空気Ar1は、温風HWより湿度が高く、温度が低下し、温風HWの体積の減少を受けて吸気部34に導かれる。換気部30による浴室内換気で吸気部34から吸気された空気Ar2の一部は、温風循環部26に引き込まれて空気Ar1に合流し、温風HWの生成に加わる。
同時に、被乾燥物44に当たって湿気を帯びた空気Ar1の一部は、換気部30側の空気Ar2と合流して空調ユニット4から浴室14外に排気される。したがって、被乾燥物44に当たって湿気を帯びた空気Ar1が被乾燥物44に再接触する回帰流が抑制され、ルーバー40による温風HWの吹出し方向の整流機能と、浴室内換気の併用により、被乾燥物44に効率的な乾燥状態が得られる。
この乾燥モードにおいて、整流工程には、ルーバー40によって温風HWの吹出し方向を調整する工程、またはルーバー40の移動または振動によって温風HWに揺動を生じさせる工程を含んでもよい。
<乾燥モードの温風HW-1、HW-2および空気Ar1、Ar2>
乾燥モードでは、図10のaに示すように、温風吹出し部38から温風HW-1、HW-2が吹き出されるとともに、図10のbに示すように、吸気部34に空気Ar1、Ar2が引き込まれる。
このとき、図10のbに示すように、温風HWの吹出し方向は、温風吹出し部38の開口面積より大きいルーバー40で規制され、被乾燥物44に当てられる。この結果、被乾燥物44からの回帰流を抑制し、被乾燥物44の効率的な乾燥が行われる。
<空調動作シミュレーション>
ルーバー長を異ならせた空調ユニット4について、衣類乾燥時の温風HWの回帰流の生成状態の空調動作シミュレーションを実施した。図11は、シミュレーション結果を示し、図11のaはルーバー長が短い場合の回帰流の生成、図11のbはルーバー長が長い場合の回帰流の生成を示している。図11において、図1および図2と同一部分には同一符号を付してある。
この空調動作シミュレーションに用いたルーバー40のルーバー長をL1、L2とし、L2>L1、たとえば、L2>L1×2に設定した。ルーバー長L2のルーバー40を備える空調ユニット4は本開示の実施例である。
図11のaおよびbにおいて、W1は温風域、W2-1、W2-2は混合流、W3-1、W3-2は回帰流、W4は回収流である。混合流W2-1、回帰流W3-1はルーバー長L1の場合であり、混合流W2-2、回帰流W3-2はルーバー長L2の場合である。混合流W2-1は、温風W1と回帰流W3-1とが混合された気流である。混合流W2-2は同様に温風W1と回帰流W3-2とが混合された気流である。
これらの比較から明らかなように、ルーバー長L1では、回帰流W3-1の頂部がルーバー40に近づいて温風W1に混合され、湿気を含む混合流W2-1の領域が拡大している。この混合流W2-1がランドリーパイプ42の近傍まで張り出していることを示している。
ルーバー長L2では、回帰流W3-2の頂部がルーバー40から遠ざかっており、温風W1に混合される混合流W2-2の領域が縮小している。この混合流W2-2はランドリーパイプ42から離間している。
これにより、ランドリーパイプ42に掛けられる被乾燥物44で湿った空気の回帰流を抑制でき、湿った空気が被乾燥物44に再接触することを回避することができる。
<第一の実施の形態の効果>
この第一の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 浴室空調システム2を用いて浴室換気、浴室暖房または衣類乾燥の何れかを動作させることができる。
(2) 乾燥モードでは、浴室換気と浴室暖房の併用により、濡れた衣類などの被乾燥物44を乾燥させることができる。
(3) 乾燥モードでは、温風吹出し部38の開口面積より大きいルーバー40を操作して温風HWを被乾燥物44に向け、被乾燥物44で湿った空気の回帰流を被乾燥物44から遠ざけ、被乾燥物44との接触を抑制することができる。
(4) 乾燥モードにおいて、湿気を帯びた空気を浴室14外に排気して浴室14を換気しながら、衣類乾燥を行うことができ、湿気を帯びた空気の回流を防止できる。
(5) 被乾燥物44の効率的な乾燥を実現でき、乾燥時間を短縮することができる。このため、浴室14を衣類乾燥などに用いても、浴室14の機能低下を防止でき、浴室空調システム2とともに、浴室14の利便性が損なわれることはない。
〔第二の実施の形態〕
図12は、第二の実施の形態に係る浴室空調システム2を示している。図12において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
この浴室空調システム2は既述の空調機能に加え、浴室14内にミストを噴霧するミスト機能を備えている。このミスト生成部98は、熱交換器100、ミスト制御弁102などを備えている。
熱交換器100には熱源機10から提供される熱媒HMがミスト制御弁102を通して循環し、熱交換後の熱媒HMが熱源機10に戻り、再加熱される。
給水Wは給水ポート104からフィルタを備えるミスト元弁106を通して熱交換器100に供給され、熱媒HMとの熱交換により、ミストに適した温度の温水hWに加熱される。この温水hWはミスト弁108を介してミストパイプ110に流れる。このミストパイプ110にはミストノズル112-1、112-2ごとに逆止弁114が設置されている。
換気部30はダンパーモータ116で駆動する換気ダンパーが設置される。このダンパーモータ116は1室換気の場合には不要である。
<第二の実施の形態の効果>
この第二の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 乾燥機能を高めた浴室空調システム2にミスト機能を付加することで、浴室空調システム2の利便性を高めることができる。
(2) 空調リモコン8に備えるモード選択ボタンを用いてミストモードを選択すれば、たとえば、暖房モードからミストモードに切り替え、ミスト浴を行うことができる。
〔他の実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、浴室14に設置された浴室空調システム2または空調装置12を例示したが、浴室空調システム2または空調装置12は浴室14に限定されない。浴室空調システム2または空調ユニット4は脱衣室など、浴室14以外に設置してもよい。
(2) 上記実施の形態では、整流フィン92-1、92-2、92-3を固定しているが、所望の整流方向に調整可能に構成してもよい。
(3) 上記実施の形態では、整流フィン92-2、92-3の吹出し方向の長さを整流フィン92-1に合わせて設定しているが、整流フィン92-1の長さより長く設定し、閉塞部40-1と同等の長さに設定してもよい。
(4) 上記実施の形態では、温風吹出し部38からのルーバー40の突出長Lは、S1<S2を前提としてたとえば、L≧(I+J)に設定することが好ましいとしている。これに対し、ルーバー40の突出長Lは、S1<S2を前提に、S6≧S1とするにはルーバー40を開いた際に温風路60側に入り込む距離(I+J)分を加算した値に設定してもよく、これを充足するため、重合部40-2の長さFはたとえば、F≧(I+J)に設定してもよい。
以上説明したように、本開示の技術の最も好ましい実施の形態などについて説明した。本開示の技術は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本開示の技術の範囲に含まれることは言うまでもない。
本開示によれば、被乾燥物に対する温風の供給を増強しつつ、浴室から湿気を帯びた空気を外気に排気し、浴室内を換気するので、被乾燥物に接触して湿気を帯びた空気の回帰流を抑制でき、被乾燥物を効率的に乾燥することができ、乾燥時間を短縮することができる。
2 浴室空調システム
4 空調ユニット
6 空調制御部
8 空調リモコン
10 熱源機
12 空調装置
14 浴室
16 天井部
18、20 温度センサ
22 湿度センサ
24 装置筐体
26 温風循環部
28 整流部
30 換気部
32 フロントパネル
34 吸気部
36 熱交換器
38 温風吹出し部
38-1 第一吹出し部
38-2 第二吹出し部
38-3 第三吹出し部
40 ルーバー
40-1 閉塞部
40-2 重合部
42 ランドリーパイプ
44 被乾燥物
46 ガラリ
48 熱動弁
50 フランジ部
52、54、56、58 区画壁
60 温風路
62 循環ファン
64 ファンモータ
66 支持軸
68 ルーバーモータ
70 換気ファンユニット
72 換気ファン
74 ファンモータ
76 プロセッサ
78 記憶部
80 入出力部
82 通信部
84 熱源機制御部
86 モータ駆動部
88 空調表示部
90 凹部
92-1、92-2、92-3 整流フィン
94 ルーバー本体
96-1、96-2 支持壁
98 ミスト生成部
100 熱交換器
102 ミスト制御弁
104 給水ポート
106 ミスト元弁
108 ミスト弁
110 ミストパイプ
112-1、112-2 ミストノズル
114 逆止弁
116 ダンパーモータ

Claims (12)

  1. 装置筐体と、
    室内から前記装置筐体に吸気した空気と熱媒とを熱交換部で熱交換して温風を生成し、該温風を前記装置筐体の吹出し部から前記室内に吹き出させる温風循環部と、
    前記吹出し部の開口面積より大きく、前記温風循環部の前記吹出し部に通じる温風路内で、前記吹出し部の開口面を基準に設定した長さをとった位置に開閉可能に支持され、開状態のとき前記吹出し部を複数に分け、前記吹出し部に対して垂直方向に開口させたときに前記温風路側に収容される部分よりも前記室内側に突出する部分が長いルーバーを含み、該ルーバーによって前記温風の吹出し方向を操作し、前記温風を主として被乾燥物に導く整流部と、
    前記室内および室外の空気を前記装置筐体に吸気し、該装置筐体から室外に排気する換気部と、
    を含み、
    前記装置筐体は、内部に配置された区画壁により前記温風循環部と前記換気部が区分して形成されており、選択されたモードにより吸気部により前記室内を通じて取込んだ空気が前記温風循環部と前記換気部のいずれか一方または両方に分かれて流入し、
    前記温風循環部は、前記温風路の上流側に、一部の前記区画壁の先端部分に前記熱交換部が支持される、空調装置。
  2. 前記ルーバーが、前記吹出し部を塞ぐ閉塞部と前記装置筐体と重なる重合部を含み、前記吹出し部に通じる前記温風路内に配置した支持軸に前記閉塞部を取り付けて回動可能とされ、前記温風の吹出し時、前記温風と順方向に前記ルーバーを回動させて、前記吹出し部に少なくとも第一吹出し部および第二吹出し部が形成される、請求項1に記載の空調装置。
  3. 前記ルーバーが、ルーバー本体と同方向または交差方向に前記温風を整流する整流フィンを含む、請求項1または請求項2に記載の空調装置。
  4. 前記ルーバーが、複数の整流フィンを含み、中央の整流フィンを中心に他の整流フィンが線対称に配置されている、請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の空調装置。
  5. 前記ルーバーを駆動するルーバー駆動部が、前記温風の吹出し時、前記ルーバーによって前記温風の吹出し方向を調整し、または前記ルーバーの移動または振動によって前記温風に揺動を生じさせる、請求項1ないし請求項4の何れかの請求項に記載の空調装置。
  6. 装置筐体の内部に配置された区画壁により温風循環部と換気部が区分して形成されており、選択されたモードにより吸気部により室内を通じて取込んだ空気が前記温風循環部と前記換気部のいずれか一方または両方に分けて流入させる工程と、
    前記温風循環部内の温風路の上流側に、一部の前記区画壁の先端部分に熱交換部が支持されており、前記装置筐体に吸気した空気と熱媒とを前記熱交換部で熱交換して温風を生成し、該温風を前記装置筐体の吹出し部から前記室内に吹き出させる温風循環工程と、
    整流部が、前記吹出し部の開口面積より大きく、前記温風路内で、前記吹出し部の開口面を基準に設定した長さをとった位置に開閉可能に支持され、開状態のとき前記吹出し部を複数に分け、前記吹出し部に対して垂直方向に開口させたときに前記温風路側に収容される部分よりも前記室内側に突出する部分が長いルーバーを含み、該ルーバーによって前記温風の吹出し方向を操作し、前記温風を主として被乾燥物に導く工程と、
    換気部が、前記室内および室外の空気を前記装置筐体に吸気し、該装置筐体から室外に排気する換気工程と、
    を含む、空調方法。
  7. 前記温風の吹出し時、前記ルーバーを回動させて前記吹出し部に少なくとも第一吹出し部および第二吹出し部を形成する工程を含む、請求項6に記載の空調方法。
  8. 前記ルーバーが、ルーバー本体と同方向または交差方向に前記温風を整流する整流フィンにより、前記温風を前記被乾燥物に導く工程を含む、請求項6または請求項7に記載の空調方法。
  9. 前記温風の吹出し時、前記ルーバーによって前記温風の吹出し方向を調整する工程、または前記ルーバーの移動または振動によって前記温風に揺動を生じさせる工程を含む、請求項6ないし請求項8の何れかの請求項に記載の空調方法。
  10. 請求項1ないし請求項5に記載の何れかの請求項に記載の空調装置と、
    前記空調装置に熱媒を提供する熱源機と、
    前記空調装置の操作に用いる空調リモコンと、
    を含む空調システム。
  11. 請求項1ないし請求項5の何れかの請求項に記載の空調装置、または請求項10に記載の空調システムを備える、浴室。
  12. 室内に室外から吸気可能な吸気口を備える、請求項11に記載の浴室。
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