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JP7803441B2 - 物体検知センサ及び物体検知方法 - Google Patents
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JP7803441B2 - 物体検知センサ及び物体検知方法 - Google Patents

物体検知センサ及び物体検知方法

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Description

本発明は、物体検知センサ及び物体検知方法に関する。
発光素子から放射された光のうち対象物で反射された光を受光素子で検出することにより、対象物までの距離や対象物の姿勢を検出するセンサが公知である(特許文献1)。特許文献1に記載されたセンサは、散光性の強い2つの発光素子と、指向性の強い1つの受光素子とを含む。1つの受光素子と2つの発光素子とは、直線上に配置されている。発光素子からの照射光のうち対象物の表面で乱反射された光は受光素子で受光される。発光素子と対象物までの距離が2つの発光素子で異なり、対象物の位置における照度が異なることを利用して、受光素子から対象物までの距離を導出する。
また、受光素子の両側等距離の位置にそれぞれ発光素子を配置し、合計4個の発光素子を配置することにより、発光素子が並ぶ方向に沿った対象物の面の傾斜を求めることもできる。
特公昭62-17163号公報
特許文献1に記載されたセンサでは、発光素子が並ぶ方向に関する対象物の傾斜を求めることができるが、他の方向に関する傾斜を求めることはできない。
本発明の目的は、対象物までの距離、及び対象物の表面の傾斜の方位を求めることができる物体検知センサ及び物体検知方法を提供することである。
本発明の一観点によると、
仮想平面上に配置された少なくとも4つの第1光素子と、
前記仮想平面上に配置された少なくとも1つの第2光素子と、
演算部と
を備え、
前記第1光素子及び前記第2光素子の一方は発光素子であり、他方は受光素子であり、
少なくとも4つの前記第1光素子と1つの前記第2光素子とにより最小単位が構成され、
前記最小単位の4つの前記第1光素子の指向特性は同一であり、前記第2光素子の指向特性は、前記第2光素子から前記仮想平面の法線方向に伸ばした直線を基準軸としたとき、前記基準軸から傾いた方向における照度または受光感度が、前記基準軸の方向における照度または受光感度の1/2になるときの傾き角が15°以下であり、
前記最小単位の4つの前記第1光素子は、前記第2光素子を通過する1つの共通の直線上には配置されておらず、前記第2光素子を中心とする1つの共通の円周上にも配置されておらず、
前記演算部は、前記最小単位の前記第1光素子の各々及び前記第2光素子を動作させたときの受光強度である測定値に基づいて、前記仮想平面から前記基準軸上の対象物までの距離、前記基準軸に対する前記対象物の表面の法線方向の傾斜角、及び傾斜方位角を求める物体検知センサが提供される。
本発明の他の観点によると、
共通の仮想平面上に配置された少なくとも4つの第1光素子のそれぞれと第2光素子とで構成される最小単位の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させて、前記第2光素子から、前記仮想平面の法線方向に延びる基準軸上の対象物を検知する検知方法であって、
前記第1光素子及び前記第2光素子の一方は発光素子であり、他方は受光素子であり、
前記最小単位の4つの前記第1光素子の指向特性は同一であり、前記第2光素子の指向特性は、前記基準軸から傾いた方向における照度または受光感度が、前記基準軸の方向における照度または受光感度の1/2になるときの傾き角が15°以下であり、
前記最小単位の4つの前記第1光素子は、前記第2光を子を通過する1つの共通の直線上には配置されておらず、前記第2光素子を中心とする1つの共通の円周上にも配置されておらず、
前記最小単位の前記第1光素子及び前記第2光素子の一方の素子から発光し、前記対象物で反射し、他方の素子で受光した光に基づいて、前記対象物を新たな光源としたときの輝度の測定値を求め、
前記測定値から、前記対象物の表面の反射率、前記仮想平面から前記基準軸上の前記対象物までの距離、前記対象物の表面の前記基準軸に対する傾斜角、前記対象物の表面の傾斜方位角のうち少なくとも1つを計算する物体検知方法が提供される。
最小単位の4つの第1光素子が、第2光素子を通過する1つの共通の直線上には配置されておらず、第2光素子を中心とする1つの共通の円周上にも配置されていない構成とすることにより、対象物までの距離、及び対象物の表面の傾斜の方位を求めることができる。
図1Aは、第1実施例による物体検知センサの概略斜視図であり、図1Bは、4つの第1光素子及び1つの第2光素子の平面視における位置関係の一例を示す図である。 図2は、1つの第1光素子、第2光素子、及び対象物の位置関係、及び座標系を示す図である。 図3は、第1光素子及び第2光素子の指向特性を示す模式図である。 図4は、第1実施例による物体検知センサの演算部が実行する手順を示すフローチャートである。 図5は、第1実施例の変形例による物体検知センサの4つの第1光素子及び1つの第2光素子の平面的な位置関係を示す図である。 図6は、第1実施例の他の変形例による物体検知センサの概略斜視図である。 図7は、第2実施例による物体検知センサの第1光素子及び第2光素子の平面的な位置関係を示す図である。 図8A及び図8Bは、それぞれ第3実施例及びその変形例による物体検知センサの第1光素子及び第2光素子の平面的な位置関係を示す図である。 図9は、第4実施例による物体検知センサの第1光素子及び第2光素子の平面的な位置関係を示す図である。 図10は、第5実施例による物体検知センサの複数の最小単位のうち1つの最小単位に含まれる複数の第1光素子及び1つの第2光素子の位置関係を示す概略平面図である。 図11は、2組の第1光素子対を動作させたときの比R(式(8))と、距離zとの関係を示すグラフである。 図12は、第5実施例による物体検知センサの演算部が実行する手順を示すフローチャートである。
[第1実施例]
図1から図4までの図面を参照して、第1実施例による物体検知センサ及び物体検知方法について説明する。
図1Aは、第1実施例による物体検知センサの概略斜視図である。第1実施例による物体検知センサは、4つの第1光素子31、1つの第2光素子32、及び演算部40を含む。4つの第1光素子31の各々は発光素子であり、演算部40からの制御により発光する。第1光素子31として、例えば発光ダイオード(LED)、垂直共振器型面発光レーザ(VCSEL)等が用いられる。第2光素子32は受光素子であり、受光した光の強度に応じた電気信号を出力する。この電気信号が演算部40に取り込まれる。第2光素子32として、例えば、フォトダイオード、フォトトランジスタ、CdSセル等が用いられる。図1Aにおいて、受光素子にハッチングを付している。
4つの第1光素子31及び1つの第2光素子32は、共通の仮想平面21上に配置されている。例えば、4つの第1光素子31及び1つの第2光素子32は、基板20の平坦な表面上に実装される。このとき、基板20の実装面が仮想平面21にほぼ一致する。第1実施例による物体検知センサは、第2光素子32を通過し、仮想平面21の法線方向に延ばした仮想的な直線(以下、基準軸25という。)上に位置する対象物50を検出する。具体的には、第1光素子31の各々から放射され、対象物50で反射され、第2光素子32に入射する光の強度に基づいて、仮想平面21から対象物50までの距離、及び対象物50の姿勢を検出する。ここで、「第2光素子32を通過する」とは、第2光素子32の受光領域の幾何中心を通過することを意味する。
図1Bは、4つの第1光素子31及び1つの第2光素子32の平面視における位置関係の一例を示す図である。4つの第1光素子31は、第2光素子32を通る1つの共通の直線上には配置されておらず、第2光素子32を中心とする1つの共通の円周上にも配置されていない。すなわち、第2光素子32と1つの第1光素子31とを通過する直線SLを引いたとき、他の3つの第1光素子31のうち少なくとも1つは直線SLから外れた位置に配置されている。図1Bに示した例では、2つの第1光素子31が直線SLから外れた位置に配置されている。また、第2光素子32を中心とし、1つの第1光素子31を通る円周Cを描いたとき、他の3つの第1光素子31のうち少なくとも1つは円周Cから外れた位置に配置されている。図1Bに示した例では、2つの第1光素子31が円周Cから外れた位置に配置されている。
ここで、第1光素子31が直線SL上または円周C上に位置するか否かは、第1光素子31の発光領域の幾何中心を基準として判断される。第2光素子32が直線SL上に位置するか否かは、第2光素子32の受光領域の幾何中心を基準として判断される。第2光素子32を中心とする円周は、第2光素子32の受光領域の幾何中心を中心とする円周を意味する。このような配置のため、少なくとも1つの第1光素子31と第2光素子32との距離は、他の3つの第1光素子31と第2光素子32との距離と異なっている。4つの第1光素子31のそれぞれと1つの第2光素子32とにより、合計4つの受発光ペアが構成される。
次に、図2を参照して、本明細書で用いる座標系及び種々のパラメータの定義について説明する。図2は、1つの第1光素子31i、第2光素子32、及び対象物50の位置関係、及び座標系を示す図である。xyz直交座標系のxy面が仮想平面21(図1A)に相当し、原点Oに第2光素子32が配置されている。z軸が、基準軸25に相当する。なお、xyz直交座標系として左手系を採用する。
4つの第1光素子31に、1から順番に通し番号を付したとき、i番目の第1光素子31を31iと標記する。第1光素子31iのx座標及びy座標を、それぞれaxi、ayiと標記する。原点Oから第1光素子31iまでの距離をrと標記する。x軸を基準方向としたときの第1光素子31の位置の方位角をθriと標記する。
対象物50の原点Oを向く表面と基準軸25との交点(以下、対象物50の代表点という。)をPと標記する。原点O(第2光素子32)から対象物50の代表点Pまでの距離をzと標記する。本明細書において、第2光素子32から対象物50の代表点Pまでの距離zを、単に第2光素子32から対象物50までの距離zという場合がある。対象物50の代表点Pから第1光素子31iに向かう単位ベクトルをnと標記する。単位ベクトルnと基準軸25とのなす角度をθと標記する。
代表点Pの位置における対象物50の表面の単位法線ベクトルをnと標記する。単位法線ベクトルnと基準軸25とのなす角度をφと標記する。角度φを、対象物50の傾斜角という。単位法線ベクトルnのxy面への垂直投影像とx軸とのなす角度をφと標記する。角度φを、対象物50の表面の傾斜方位角という。
図3は、第1光素子31及び第2光素子32の指向特性を示す模式図である。第1光素子31のそれぞれの指向特性DC1及び第2光素子32の指向特性DC2を、グラフで示している。z軸の正の向きからの傾き角をθと標記する。第1光素子31においては、θ=0°(正面方向)において光強度が最大になり、傾き角θが大きくなるにしたがって、光強度が低下する。光強度が正面方向の光強度の1/2になる傾き角θを、半値半角θ1/2という。第2光素子32においては、θ=0°(正面方向)において受光感度が最大になり、傾き角θが大きくなるにしたがって、受光感度が低下する。受光感度が正面方向の受光感度の1/2になる傾き角θを、半値半角θ1/2という。
第1光素子31は、第2光素子32の指向特性より広角である。例えば、基準軸25上に位置する対象物50(図1A)に、十分な強度の光が照射される程度の広角の指向特性を有する。第2光素子32は、基準軸25から大きく外れた位置の物体からの反射光に対して十分低い感度になる程度の鋭い指向特性を有する。例えば、第2光素子32の指向特性の半値半角θ1/2は、15°以下であることが好ましく、10°以下であることがより好ましく、5°以下であることが最も好ましい。
第1光素子31の指向特性が方位角に依存しない場合、一般的に、第1光素子31の指向特性LD(θ)は以下の式で近似することができる。
ここで、nは、第1光素子31の指向特性によって決まるパラメータである。nが大きくなるほど、指向特性が鋭くなる。
i番目の第1光素子31iの正面方向の発光強度をGと標記し、第2光素子32の受光感度をCと標記する。対象物50の表面の反射率をαと標記する。代表点Pにおける光強度LIiは、以下の式で表される。なお、4つの第1光素子31の指向特性LD(θ)は同一である。
第2光素子32が検出する光の強度、すなわち第2光素子32から代表点Pを新たな光源として見たときの代表点Pの輝度Liは、以下の式で表される。
式(3)の右辺の分母のzβの項は、距離zが大きくなるにしたがって第2光素子32の視野が広がることにより、対象物50(図1A)の表面の単位面積当たりの輝度の寄与が小さくなることを示している。対象物50の表面の広い領域に光が照射され、対象物50の表面が第2光素子32の視野と比べて大きい場合には、距離zが大きくなっても第2光素子32の視野全体で光を受光することになる。このような場合には、zβの項の影響は小さくなる。対象物50の形状や大きさ、第2光素子32の指向特性の半値半角θ1/2の大きさに応じて、実際には、式(3)のβは、0以上2以下の範囲内のいずれかの値をとることになる。
式(3)の右辺のパラメータCαG/zβは、4つの第1光素子31の間で共通であるため、式(3)において、未知数は、パラメータCαG/zβ、距離z、傾斜方位角φ、傾斜角φの4個であり、i=1、2、3、4の4個の式(3)が生成される。4つの第1光素子31が、第2光素子32を通過する1本の共通の直線上に配置されておらず、第2光素子32を中心とする1つの共通の円周上にも配置されていないため、4つの方程式は一次独立である。このため、演算部40は、この四元連立方程式を解くことにより、パラメータCαG/zβ、距離z、傾斜方位角φ、傾斜角φを求めることができる。
次に、図4を参照して第1実施例による物体検知センサによって物体を検知する方法について説明する。図4は、第1実施例による物体検知センサの演算部40(図1A)が実行する手順を示すフローチャートである。
演算部40(図1A)は、4つの第1光素子31を順番に発光させ、第1光素子31ごとに、第2光素子32で受光された光の強度を測定する(ステップSA1)。第2光素子32で測定された4つの測定値のそれぞれを式(3)に代入して四元連立方程式を生成し、四元連立方程式を解くことによって、距離z、傾斜方位角φ、傾斜角φを求める(ステップSA2)。
次に、第1実施例の優れた効果について説明する。
第1実施例では、4つの第1光素子31と1つの第2光素子32とにより、距離z、傾斜方位角φ、傾斜角φを求めることができる。すなわち、特定の一方向に関する傾斜角ではなく、対象物50の表面が傾斜している方位も求めることができる。
次に、第1実施例の変形例による物体検知センサについて説明する。
第1実施例による物体検知センサでは、4つの第1光素子31の指向特性LD(θ)が、方位角に依存せず、等方的であるが、必ずしも等方的である必要はない。例えば、指向特性を、座標変換によって方位角依存性が無い形に変換することができれば、必ずしも指向特性が等方的である必要はない。
例えば、図3に示したxz面における半値半角θ1/2が、yz面における半値半角θ1/2の2倍である場合、y軸の値を2倍にすれば、xz面における半値半角θ1/2が、yz面における半値半角θ1/2と等しくなり、指向特性が方位角依存性を有しない場合と等価になる。このため、座標変換を行うことにより、式(3)と同じ形の連立方程式を得ることができる。
次に、図5を参照して、第1実施例の他の変形例による物体検知センサについて説明する。図5は、本変形例による物体検知センサの4つの第1光素子31及び1つの第2光素子32の平面的な位置関係を示す図である。
第1実施例による物体検知センサでは、4つの第1光素子31(図1B)のいずれの3個も、1本の直線上に配置されていない。これに対して図5に示した変形例では、3つの第1光素子31と1つの第2光素子32とが、1本の直線SL上に配置されており、残りの1つの第1光素子31は、この直線SLから外れた位置に配置されている。この場合でも、4つの第1光素子31ごとに定義される4つの式(3)からなる四元連立方程式が一次独立であれば、第1実施例と同様に、距離z、傾斜方位角φ、傾斜角φを求めることができる。
次に、図6を参照して、第1実施例のさらに他の変形例による物体検知センサについて説明する。図6は、本変形例による物体検知センサの概略斜視図である。
第1実施例(図1A)では、4つの第1光素子31が発光素子であり、1つの第2光素子32が受光素子である。これに対して本変形例では、1つの第2光素子32が発光素子であり、4つの第1光素子31が受光素子である。図6において、受光素子にハッチングを付している。第1光素子31及び第2光素子32の指向特性は、それぞれ第1実施例による物体検知センサの第1光素子31及び第2光素子32の指向特性と同一である。
すなわち、第2光素子32は、主として、基準軸25上に位置する対象物50に光を照射し、基準軸25から大きく外れた方向には、実質的に光を照射しない。例えば、第2光素子32から放射される光の指向特性の半値半角θ1/2は、15°以下であることが好ましく、10°以下であることがより好ましく、5°以下であることが最も好ましい。
また、4つの第1光素子31の受光感度の指向特性は、第2光素子32の指向特性より広角である。例えば、基準軸25上に位置する対象物50(図1A)で反射された光に対して十分な受光感度を有する。
物体検知時には、第2光素子32を発光させ、4つの第1光素子31のそれぞれで、対象物50からの反射光を受光する。本変形例においても、対象物50の表面上の代表点Pの輝度は、式(3)で表される。したがって、本変形例においても、第1実施例と同様に、距離z、傾斜方位角φ、傾斜角φを求めることができる。
[第2実施例]
次に、図7を参照して第2実施例による物体検知センサについて説明する。以下、図1Aから図4までの図面を参照して説明した第1実施例による物体検知センサと共通の構成については説明を省略する。
図7は、第2実施例による物体検知センサの第1光素子31及び第2光素子32の平面的な位置関係を示す図である。第2実施例においても第1実施例と同様に、仮想平面21上に4つの第1光素子31及び1つの第2光素子32が配置されている。
第1実施例(図1B)では、4つの第1光素子31のうちいずれの3個の第1光素子31も1本の直線上に配置されておらず、4つの第1光素子31は、第2光素子32を中心とする共通の円周上にも配置されていない。第2実施例では、この条件の他に、さらに以下に説明する条件が満たされるように4つの第1光素子31が配置されている。
第2実施例においては、4つの第1光素子31のうち2つの第1光素子31a、31aが、第2光素子32に関して点対称の位置に配置されており、他の2つの第1光素子31b、31bも、第2光素子に対して点対称の位置に配置されている。第2光素子32から第1光素子31a、31aの各々までの距離をrと標記し、第2光素子32から第1光素子31b、31bの各々までの距離をrと標記する。2つの第1光素子31a、31aを通過する直線と、他の2つの第1光素子31b、31bを通過する直線とのなす角度をδと標記する。角度δは0°よりも大きく、180°未満である。
相互に点対称の位置関係にある2つの第1光素子31を、第1光素子対ということとする。第2実施例においては、2つの第1光素子31a、31aが1つの第1光素子対31aを構成し、他の2つの第1光素子31b、31bが、他の第1光素子対31bを構成する。
第1光素子31aについて式(3)を適用すると、以下の式が得られる。
第1光素子31aについて式(3)を適用すると、以下の式が得られる。
式(4)及び式(5)において、Ga1=Ga2、θra1+θra2=180°であるから、式(4)及び式(5)から以下の式が得られる。
同様に、第1光素子31b、31bについて、以下の式が得られる。
第1光素子31a、31aからなる第1光素子対31aのそれぞれを発光させ、第2光素子32で受光したときの測定値の和と、第1光素子31b、31bからなる第1光素子対31bのそれぞれを発光させ、第2光素子32で受光したときの測定値の和との比Rが、式(6)及び式(7)から以下の式で表される。
式(8)の未知数はzのみであるから、比Rから、対象物50までの距離zを算出することができる。
さらに、第1光素子対31aについて、式(4)及び式(5)から、以下の式が得られる。
第1光素子対31bについても同様に、以下の式が得られる。
式(9)及び式(10)から、以下の式が導出される。
ここで、パラメータRは式(8)で定義され、パラメータAは、以下の式で定義される。
式(11)から、パラメータAの値を算出することができる。パラメータAの値がわかると、式(12)から傾斜角φを算出することができる。さらに、式(9)から、傾斜方位角φを算出することができる。このように、2組の第1光素子対31a、31bによる測定値の和及び差を求め、簡単な代数計算を行うことにより、傾斜角φ及び傾斜方位角φを算出することができる。
次に、第2実施例の優れた効果について説明する。
第2実施例では、四元連立方程式を解くことなく、簡単な代数演算を行うことにより、対象物50までの距離z、対象物50の表面の傾斜角φ、及び傾斜方位角φを求めることができる。
次に、第2実施例の変形例による物体検知センサについて説明する。
第2実施例では、4つの第1光素子31が発光素子であり、1つの第2光素子32が受光素子であるが、その逆に、1つの第2光素子32が発光素子であり、4つの第1光素子31が受光素子である構成にしてもよい。
[第3実施例]
次に、図8Aを参照して第3実施例による物体検知センサについて説明する。以下、図7を参照して説明した第2実施例による物体検知センサと共通の構成については説明を省略する。
図8Aは、第3実施例による物体検知センサの第1光素子31及び第2光素子32の平面的な位置関係を示す図である。第2実施例(図7)による物体検知センサは、1つの第2光素子32及び4つの第1光素子31を含んでいる。これに対して第3実施例による物体検知センサは、仮想平面21上に配置された複数の第1光素子31及び複数の第2光素子32を含んでいる。図8Aにおいて、受光素子にハッチングを付している。
複数の第2光素子32は、1本の直線SL2に沿って等間隔に配置されている。複数の第1光素子31は、直線SL2を挟んで、直線SL2に対して平行に延びる2本の直線SL1のそれぞれに沿って等間隔に配置されている。直線SL1上に配置された複数の第1光素子31の間隔は、直線SL2に沿って配置された複数の第2光素子32の間隔と等しい。一方の直線SL1と直線SL2との間隔は、他方の直線SL1と直線SL2との間隔と等しい。また、1つの第2光素子32と、一方の直線SL1上の1つの第1光素子31とを通過する直線と、他方の直線SL1との交点に、第1光素子31が配置されている。
この配置により、1つの第2光素子32のそれぞれに関して、相互に点対称の位置に配置された2つの第1光素子31を、2組以上選択することができる。相互に点対称の位置に配置された2つの第1光素子31のうち一方の第1光素子31が、一方の直線SL1上に配置されており、他方の第1光素子31が、他方の直線SL1上に配置されている。1つの第2光素子32と、その第2光素子32に関して点対称の位置に配置された2つの第1光素子31からなる2組の第1光素子対とを、最小単位30ということとする。
複数の最小単位30のそれぞれによって、第2実施例(図7)と同様に、対象物50までの距離z、対象物50の表面の傾斜角φ及び傾斜方位角φを求めることができる。
次に、第3実施例の優れた効果について説明する。
第3実施例では、直線SL2に沿って複数の第2光素子32のそれぞれから対象物50までの、仮想平面21に対して直交する方向の距離z、対象物50の表面の傾斜角φ及び傾斜方位角φを求めることができる。このため、直線SL2に平行な方向に関する対象物50の表面のラインプロファイルを求めることができる。さらに、複数の最小単位30のそれぞれによって求められた傾斜角φ及び傾斜方位角φから、仮想平面21上で直線SL2に対して直交する方向に関する対象物50の表面の傾斜角を求めることができる。
また、第3実施例では、1つの第1光素子31が、複数の最小単位30で共用されている。このため、第1光素子31が複数の最小単位で共用されない場合と比べて、第1光素子31の個数を削減することが可能である。さらに、第3実施例では、直線SL2に沿って配置されている複数の第2光素子32の間に第1光素子31が配置されていない。このため、第2光素子32を直線SL2に沿って稠密に配置することが可能である。
最小単位30を構成する1つの第2光素子32及び4つの第1光素子31の相対位置関係は、すべての最小単位30において同一になるように、第2光素子32に対して4つの第1光素子31を選択することができる。すべての最小単位30において、1つの第2光素子32及び4つの第1光素子31の相対位置関係が同一である場合には、最小単位30の間で、式(8)、式(11)、及び式(12)の計算において、変数r、r、θra1、θrb1のそれぞれの値が同一になる。このため、計算が容易になるという優れた効果が得られる。
次に、図8Bを参照して、第3実施例の変形例による物体検知センサについて説明する。図8Bは、第3実施例の変形例による物体検知センサの第1光素子31及び第2光素子32の平面的な位置関係を示す図である。
第3実施例(図8A)では、直線SL2に沿って配置された複数の第2光素子32の間隔と、直線SL1のそれぞれに沿って配置された複数の第1光素子31の間隔とが同一である。これに対して図8Bに示した変形例では、直線SL1のそれぞれに沿って配置された複数の第1光素子31の間隔が、直線SL2に沿って配置された複数の第2光素子32の間隔より広い。すなわち、第1光素子31の個数が、第3実施例による物体検知センサの第1光素子31の個数より少ない。
このように、第1光素子31の間隔を、第2光素子32の間隔より広くしても、複数の第2光素子32のそれぞれについて、最小単位30を構成する4つの第1光素子31を選択することができる。図8Bに示した変形例では、図8Aに示した第3実施例の場合より、第1光素子31の個数をさらに削減することができる。なお、本変形例の場合には、最小単位30の間で、式(8)、式(11)、及び式(12)の変数r、r、θra1、θrb1の値が同一にならない点に留意する必要がある。
次に、第3実施例の他の変形例について説明する。第3実施例では、複数の第1光素子31が、2本の直線SL1に沿って配置されているが、必ずしも複数の第1光素子31が直線に沿って配置される必要はない。複数の第2光素子32のそれぞれについて最小単位30を構成する4つの第1光素子31を選択することができればよい。なお、複数の第2光素子32を稠密に配置するために、第1光素子31は、直線SL2から外れた位置に配置することが好ましい。
第3実施例では、第1光素子31に発光素子を用い、第2光素子32に受光素子を用いているが、その逆に、第1光素子31に受光素子を用い、第2光素子32に発光素子を用いてもよい。
[第4実施例]
次に、図9を参照して、第4実施例による物体検知センサについて説明する。以下、図8Aを参照して説明した第3実施例による物体検知センサと共通の構成については説明を省略する。
図9は、第4実施例による物体検知センサの第1光素子31及び第2光素子32の平面的な位置関係を示す図である。図9において、受光素子である第2光素子32にハッチングを付している。第3実施例(図8A)では、複数の第2光素子32が1本の直線SL2に沿って一次元的に配置されている。これに対して第4実施例では、複数の第2光素子32が仮想平面21上に二次元的に配置されている。
例えば、相互に平行に、かつ等間隔に配置された複数の直線SL2aと、直線SL2aと交差し、相互に平行に、かつ等間隔に配置された複数の直線SL2bとの複数の交点のそれぞれに、複数の第2光素子32が配置されている。すなわち、複数の第2光素子32は、直線SL2aに平行な第1方向に等間隔に配列されるとともに、直線SL2bに平行な第2方向にも等間隔に配列されている。
直線SL2aと平行に、かつ等間隔に配置された複数の直線SL1aと、直線SL2bと平行に、かつ等間隔に配置された複数の直線SL1bとの複数の交点のそれぞれに、複数の第1光素子31が配置されている。すなわち、複数の第1光素子31は、直線SL1aに平行な第1方向に等間隔に配列されるとともに、直線SL1bに平行な第2方向にも等間隔に配列されている。直線SL1aは、相互に隣り合う2本の直線SL2aの中央に配置され、直線SL1bは、相互に隣り合う2本の直線SL2bの中央に配置されている。
複数の第2光素子32のそれぞれについて、最小単位30を構成する4つの第1光素子31を選択することができる。さらに、複数の最小単位30の間で、第2光素子32及び4つの第1光素子31の位置関係が同一になるように、4つの第1光素子31を選択することができる。
次に、第4実施例の優れた効果に対いて説明する。
第4実施例では、複数の直線SL2aのそれぞれに沿う対象物50の表面のラインプロファイル、及び複数の直線SL2bのそれぞれに沿う対象物50の表面のラインプロファイルを求めることができる。また、第4実施例では、直線SL2aに平行な方向に並ぶ2つの第2光素子32の間、及び直線SL2bに平行な方向に並ぶ2つの第2光素子32の間に、第1光素子31が配置されていないため、複数の第2光素子32(測定点)を二次元的に稠密に配置することができる。
1つの第1光素子31が、複数の最小単位30で共用される。このため、第1光素子31の個数を削減することができる。
次に、第4実施例の変形例による物体検知センサについて説明する。
第4実施例では、複数の第2光素子32が、直線SL2aに沿って等間隔に配置されるとともに、直線SL2bに沿って等間隔に配置されているが、複数の第2光素子32を、必ずしも直線に沿って配置する必要はない。複数の第2光素子32のそれぞれを二次元的に配置し、第2光素子32のそれぞれに対して最小単位30を構成する4つの第1光素子31を配置すればよい。このとき、1つの第1光素子31が複数の最小単位30で共用されるように配置するとよい。
[第5実施例]
次に、図10、図11、及び図12を参照して第5実施例による物体検知センサについて説明する。以下、図9を参照して説明した第4実施例による物体検知センサと共通の構成については説明を省略する。
図10は、第5実施例による物体検知センサの複数の最小単位30のうち1つの最小単位30に含まれる複数の第1光素子31及び1つの第2光素子32の位置関係を示す概略平面図である。第4実施例(図9)では、1つの第2光素子32と2組の第1光素子対(4つの第1光素子31)により、最小単位30が構成されている。これに対して第5実施例では、最小単位30のそれぞれが、1つの第2光素子32と、3組以上の第1光素子対(6個以上の第1光素子31)を含む。図10では、1つの最小単位30が5組の第1光素子対31a、31b、31c、31d、31eを含む例を示している。第4実施例(図9)による物体検知センサにおいて、1つの最小単位30が5組の第1光素子対を含むように、複数の第2光素子32のそれぞれに対して10個の第1光素子31を選択することができる。
第1光素子対31a、31b、31c、31d、31eの各々の第1光素子31から第2光素子32までの距離を、それぞれr、r、r、r、rと標記する。距離r、r、r、r、rの大小関係は以下の通りである。
一例として、r=5mm、r=7.5mm、r=10mm、r=15mm、r=20mmである。
図11は、2組の第1光素子対及び1つの第2光素子32を動作させたときの比R(式(8))と、距離zとの関係を示すグラフである。横軸は距離zを単位[mm]で表し、縦軸は比Rを表す。動作させる二組の第1光素子対の第1光素子31から第2光素子32までの距離をr、rと標記する。ここで、r<rである。図11に示したグラフ中の細い破線、太い破線、細い実線、及び太い実線は、それぞれr=7.5mm、r=10mm、r=15mm、及びr=20mmの場合の比Rを示す。なお、いずれの場合においてもr=5mmである。
距離zが長くなるにしたがって比Rが大きくなることがわかる。また、距離rが短いほど、比Rがより早く大きくなる。距離zの計測精度を高めるために、グラフの傾きが大きな領域を用いて距離zを算出することが好ましい。すなわち、距離zが長くなると、距離rが長い第1光素子対を動作させて比Rを用いることが好ましい。図11に示した例では、距離zが区分Z、Z、Z、Zのそれぞれの範囲内の場合、距離rが7.5mm、10mm、15mm、20mmの第1光素子対を動作させることが好ましい。なお、いずれの場合も、距離rが5mmの第1光素子対を動作させる。
図12は、第5実施例による物体検知センサの演算部40(図1A)が実行する手順を示すフローチャートである。演算部40は、まず、距離rを20mmに設定する(ステップSB1)。すなわち、距離r=5mmの第1光素子対31a及び距離r=20mmの第1光素子対31eを動作させる。2組の第1光素子対31a、31eのそれぞれを動作させて、式(8)の輝度La、La、Lb、Lbを測定する。輝度La、Laは、距離r=5mmの第1光素子対31aの2つの第1光素子31を動作させて測定する。輝度Lb、Lbは、距離r=20mmの第1光素子対31eの2つの第1光素子31を動作させて測定する。この測定結果から、式(8)を用いて距離zの暫定値を計算する(ステップSB2)。
次に、距離zの暫定値に対応した処理を実行する(ステップSB3)。距離zの暫定値が、図11に示した区分Zの範囲内であるとき、rに7.5mmを設定する(ステップSB4)。距離zの暫定値が、図11に示した区分Zの範囲内であるとき、rに10mmを設定する(ステップSB5)。距離zの暫定値が、図11に示した区分Zの範囲内であるとき、rに15mmを設定する(ステップSB6)。距離zの暫定値が、図11に示した区分Zの範囲内であるとき、距離zの暫定値を計測結果として採用する(ステップSB8)。
ステップSB4、SB5、またはSB6で距離rを再設定した後、設定された距離rに相当する第1光素子対を動作させて、距離zの暫定値を再計算する(ステップSB7)。なお、このときも、距離rは5mmのままである。
再計算された距離zの暫定値が、図11に示した区分Z、Z、Z、Zのうち距離rの設定値に対応する範囲か否かを判定する(ステップSB8)。再計算された距離zの暫定値が距離rの設定値に対応する範囲ではない場合、ステップSB3からの手順を繰り返す。再計算された距離zの暫定値が距離rの設定値に対応する範囲内である場合、再計算された距離zの暫定値を計測結果として採用する(ステップSB9)。
このように、第5実施例では、まず、複数の第1光素子対から選択した2組の第1光素子対の第1光素子31及び第2光素子32を動作させて、距離zの暫定値を求める(ステップSB2)。求められた暫定値に基づいて、複数の第1光素子対から2組の第1光素子対を選択し(ステップSB4、SB5、SB6)、選択した2組の第1光素子対の第1光素子31及び第2光素子32を動作させて、距離zの暫定値を再計算する(ステップSB7)。このように、距離zの暫定値に応じて、好ましい2組の第1光素子対を動作させて、距離zを求める。
次に、第5実施例の優れた効果について説明する。
第5実施例では、複数の最小単位30(図9、図10)のそれぞれについて、距離zの値に最適な第1光素子対を動作させて計測が行われる。このため、距離zの計測精度を高めることができる。
次に、第5実施例の変形例による物体検知センサについて説明する。
第5実施例では、最小単位30のそれぞれが5組の第1光素子対31a、31b、31c、31d、31eを含んでいるが、最小単位30に含まれる第1光素子対は、3組以上であればよい。最小単位30のそれぞれが3組の第1光素子対を含む場合は、図11において2つの区分が設けられる。この場合、ステップSB3(図12)において、処理が2分岐される。距離zの暫定値が、好ましい方の区分の範囲内であれば、暫定値を計測結果として採用する(ステップSB9に相当)。距離zの暫定値が、好ましい方の区分の範囲外であれば、距離rが異なる第1光素子対を選択して、距離zの暫定値を再計算する(ステップSB7に相当)。
第5実施例では、ステップSB1(図12)において、距離rを最も長い20mmに設定している。これは、対象物50(図1A)が物体検知センサから遠い位置に検出され、その後、物体検知センサに近づく場合が多いと想定されるためである。なお、対象物50が最初に検出されると想定される距離zの範囲が予め想定されている場合は、ステップSB1(図12)において、距離rに、想定される距離zに対応する値を設定するとよい。
上述の各実施例は例示であり、異なる実施例で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。複数の実施例の同様の構成による同様の作用効果については実施例ごとには逐次言及しない。さらに、本発明は上述の実施例に制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
20 基板
21 仮想平面
25 基準軸
30 最小単位
31、31a、31a、31b、31b、31i 第1光素子
31a、31b、31c、31d、31e 第1光素子対
32 第2光素子
40 演算部
50 対象物

Claims (12)

  1. 仮想平面上に配置された少なくとも4つの第1光素子と、
    前記仮想平面上に配置された少なくとも1つの第2光素子と、
    演算部と
    を備え、
    前記第1光素子及び前記第2光素子の一方は発光素子であり、他方は受光素子であり、
    少なくとも4つの前記第1光素子と1つの前記第2光素子とにより最小単位が構成され、
    前記最小単位の4つの前記第1光素子の指向特性は同一であり、前記第2光素子の指向特性は、前記第2光素子から前記仮想平面の法線方向に伸ばした直線を基準軸としたとき、前記基準軸から傾いた方向における照度または受光感度が、前記基準軸の方向における照度または受光感度の1/2になるときの傾き角が15°以下であり、
    前記最小単位の4つの前記第1光素子は、前記第2光素子を通過する1つの共通の直線上には配置されておらず、前記第2光素子を中心とする1つの共通の円周上にも配置されておらず、
    前記演算部は、前記最小単位の前記第1光素子の各々及び前記第2光素子を動作させたときの受光強度である測定値に基づいて、前記仮想平面から前記基準軸上の対象物までの距離、前記基準軸に対する前記対象物の表面の法線方向の傾斜角、及び傾斜方位角を求める物体検知センサ。
  2. 前記最小単位は、前記第2光素子に関して相互に点対称の位置に配置された2つの前記第1光素子からなる少なくとも2組の第1光素子対を含む請求項1に記載の物体検知センサ。
  3. 前記演算部は、一方の前記第1光素子対の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させたときの前記測定値の和、及び他方の前記第1光素子対の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させたときの前記測定値の和に基づいて、前記仮想平面から前記対象物までの距離を求める請求項2に記載の物体検知センサ。
  4. 前記最小単位は、少なくとも3組の前記第1光素子対を含み、
    前記演算部は、
    3組の前記第1光素子対から選択した2組の前記第1光素子対の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させて、前記仮想平面から前記対象物までの距離の暫定値を求め、
    前記暫定値に基づいて、少なくとも3組の前記第1光素子対から2組の前記第1光素子対を選択し、選択した2組の前記第1光素子対の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させたときの前記測定値に基づいて、前記仮想平面から前記対象物までの距離を求める請求項3に記載の物体検知センサ。
  5. 前記演算部は、一方の前記第1光素子対の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させたときの前記測定値の差、及び他方の前記第1光素子対の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させたときの前記測定値の差に基づいて、前記基準軸に対する前記対象物の表面の法線方向の傾斜角、及び傾斜方位角を求める請求項2乃至4のいずれか1項に記載の物体検知センサ。
  6. 前記第2光素子は複数個配置されており、
    前記第1光素子は、複数の前記第2光素子のそれぞれについて、前記最小単位を構成するように複数個配置されており、
    複数の前記第1光素子のうち少なくとも1つの前記第1光素子は、少なくとも2つの前記最小単位で共用されている請求項2乃至のいずれか1項に記載の物体検知センサ。
  7. 複数の前記第2光素子は、1本の直線上に配置されている請求項6に記載の物体検知センサ。
  8. 複数の前記第2光素子は、第1方向に等間隔に配列されるとともに、前記第1方向と交差する第2方向にも等間隔に配列されており、
    複数の前記第1光素子は、前記第1方向に等間隔に配列されるとともに、前記第2方向にも等間隔に配列されており、
    複数の前記第1光素子の前記第1方向の配列間隔は、複数の前記第2光素子の前記第1方向の配列間隔と等しく、
    複数の前記第1光素子の前記第2方向の配列間隔は、複数の前記第2光素子の前記第2方向の配列間隔と等しい請求項6に記載の物体検知センサ。
  9. 共通の仮想平面上に配置された少なくとも4つの第1光素子のそれぞれと第2光素子とで構成される最小単位の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させて、前記第2光素子から、前記仮想平面の法線方向に延びる基準軸上の対象物を検知する検知方法であって、
    前記第1光素子及び前記第2光素子の一方は発光素子であり、他方は受光素子であり、
    前記最小単位の4つの前記第1光素子の指向特性は同一であり、前記第2光素子の指向特性は、前記基準軸から傾いた方向における照度または受光感度が、前記基準軸の方向における照度または受光感度の1/2になるときの傾き角が15°以下であり、
    前記最小単位の4つの前記第1光素子は、前記第2光素子を通過する1つの共通の直線上には配置されておらず、前記第2光素子を中心とする1つの共通の円周上にも配置されておらず、
    前記最小単位の前記第1光素子及び前記第2光素子の一方の素子から発光し、前記対象物で反射し、他方の素子で受光した光に基づいて、前記対象物を新たな光源としたときの輝度の測定値を求め、
    前記測定値から、前記対象物の表面の反射率、前記仮想平面から前記基準軸上の前記対象物までの距離、前記対象物の表面の前記基準軸に対する傾斜角、前記対象物の表面の傾斜方位角のうち少なくとも1つを計算する物体検知方法。
  10. 前記最小単位は、前記第2光素子に関して相互に点対称の位置に配置された2つの前記第1光素子からなる少なくとも2組の第1光素子対を含み、
    一方の前記第1光素子対の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させて測定された前記測定値の和、及び他方の前記第1光素子対の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させて測定された前記測定値の和を計算し、
    前記測定値の和に基づいて、前記仮想平面から前記基準軸上の前記対象物までの距離を計算する請求項9に記載の物体検知方法。
  11. 一方の前記第1光素子対の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させて測定された前記測定値の差、及び他方の前記第1光素子対の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させて測定された前記測定値の差を計算し、
    前記測定値の差に基づいて、前記対象物の表面の前記基準軸に対する傾斜角、前記対象物の表面の傾斜方位角のうち少なくとも1つを計算する請求項10に記載の物体検知方法。
  12. 前記最小単位は、少なくとも3組の前記第1光素子対を含んでおり、
    3組の前記第1光素子対から選択された2組の前記第1光素子対の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させて、前記仮想平面から前記対象物までの距離の暫定値を求め、
    前記暫定値に基づいて、少なくとも3組の前記第1光素子対から2組の前記第1光素子対を選択し、選択した2組の前記第1光素子対の前記第1光素子及び前記第2光素子を動作させて、前記仮想平面から前記対象物までの距離を求める請求項10または11に記載の物体検知方法。
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