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JP7806101B2 - 検出装置 - Google Patents
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JP7806101B2 - 検出装置 - Google Patents

検出装置

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Description

本発明は、検出装置に関する。
指紋パターンや静脈パターンを検出可能な光センサが知られている(例えば、特許文献1)。このような光センサでは、活性層として有機半導体材料が用いられた複数のフォトダイオードを有するセンサが知られている。有機半導体材料は、下部電極と上部電極との間に配置される。
特開2009-32005号公報
フォトダイオードの下部電極の面積を大きくすると、センサ容量を大きくすることができるものの、光の照射により発生したフォトキャリア(電子又は正孔)の読み出しに要する時間が増大する可能性がある。また、フォトダイオードの下部電極の面積を小さくすると、センサ感度が低下する可能性がある。
本発明は、検出性能を向上させることが可能な検出装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の検出装置は、基板と、前記基板に配列された複数のフォトダイオードと、を有し、複数の前記フォトダイオードは、それぞれ前記基板の上に下部電極、下部バッファ層、活性層、上部バッファ層及び上部電極の順に積層され、複数の前記下部電極には複数の開口部が設けられている。
図1は、実施形態に係る検出装置を示す平面図である。 図2は、実施形態に係る検出装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、検出装置を示す回路図である。 図4は、複数の部分検出領域を示す回路図である。 図5は、実施形態に係る検出装置の、下部電極を拡大して示す平面図である。 図6は、図5のVI-VI’断面図である。 図7は、検出装置の動作例を説明するための説明図である。 図8は、下部電極の電極部及び開口部とそれぞれ重なる領域での、下部バッファ層の電位を説明するための説明図である。 図9は、第1変形例に係る検出装置の、下部電極を拡大して示す平面図である。 図10は、第2変形例に係る検出装置の、下部電極を拡大して示す平面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本開示が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、本開示の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本開示の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。また、本開示と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
本明細書及び特許請求の範囲において、ある構造体の上に他の構造体を配置する態様を表現するにあたり、単に「上に」と表記する場合、特に断りの無い限りは、ある構造体に接するように、直上に他の構造体を配置する場合と、ある構造体の上方に、さらに別の構造体を介して他の構造体を配置する場合との両方を含むものとする。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る検出装置を示す平面図である。図1に示すように、検出装置1は、基板21と、センサ部10と、ゲート線駆動回路15と、信号線選択回路16と、検出回路48と、制御回路122と、電源回路123と、第1光源基材51と、第2光源基材52と、光源53、54と、を有する。第1光源基材51には、複数の光源53が設けられる。第2光源基材52には複数の光源54が設けられる。
基板21には、配線基板71を介して制御基板121が電気的に接続される。配線基板71は、例えば、フレキシブルプリント基板やリジット基板である。配線基板71には、検出回路48が設けられている。制御基板121には、制御回路122及び電源回路123が設けられている。制御回路122は、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)である。制御回路122は、センサ部10、ゲート線駆動回路15及び信号線選択回路16に制御信号を供給して、センサ部10の検出動作を制御する。また、制御回路122は、光源53、54に制御信号を供給して、光源53、54の点灯又は非点灯を制御する。電源回路123は、センサ電源信号VDDSNS(図4参照)等の電圧信号をセンサ部10、ゲート線駆動回路15及び信号線選択回路16に供給する。また、電源回路123は、電源電圧を光源53、54に供給する。
基板21は、検出領域AAと、周辺領域GAとを有する。検出領域AAは、センサ部10が有する複数のフォトダイオードPDが設けられた領域である。周辺領域GAは、検出領域AAの外周と、基板21の端部との間の領域であり、複数のフォトダイオードPDが設けられない領域である。
センサ部10は、光センサ素子として複数のフォトダイオードPDを有する。フォトダイオードPDは、それぞれに照射される光に応じた電気信号を出力する。より具体的には、フォトダイオードPDは、有機半導体を用いたOPD(Organic Photodiode)である。複数のフォトダイオードPDは、検出領域AAにマトリクス状に配列される。複数のフォトダイオードPDは、有機半導体の下部に配置された下部電極23と、有機半導体の上部に配置された上部電極24と、を含む。複数の下部電極23は、複数のフォトダイオードPDごとに設けられ、検出領域AAにマトリクス状に配列される。上部電極24は、複数のフォトダイオードPDに跨がって設けられ、検出領域AAに連続して設けられる。なお、フォトダイオードPD、下部電極23及び上部電極24の構成については、図5以下で後述する。
複数のフォトダイオードPDは、ゲート線駆動回路15から供給されるゲート駆動信号VGLに従って検出を行う。複数のフォトダイオードPDは、それぞれに照射される光に応じた電気信号を、検出信号Vdetとして信号線選択回路16に出力する。検出装置1は、複数のフォトダイオードPDからの検出信号Vdetに基づいて、被検出体に関する情報を検出する。
ゲート線駆動回路15及び信号線選択回路16は、周辺領域GAに設けられる。具体的には、ゲート線駆動回路15は、周辺領域GAのうち第2方向Dyに沿って延在する領域に設けられる。信号線選択回路16は、周辺領域GAのうち第1方向Dxに沿って延在する領域に設けられ、センサ部10と検出回路48との間に設けられる。
なお、以下の説明において、第1方向Dxは、基板21と平行な面内の一方向である。第2方向Dyは、基板21と平行な面内の一方向であり、第1方向Dxと直交する方向である。なお、第2方向Dyは、第1方向Dxと直交しないで交差してもよい。また、「平面視」とは、基板21と垂直な方向から見た場合の位置関係をいう。
複数の光源53は、第1光源基材51に設けられ、第2方向Dyに沿って配列される。複数の光源54は、第2光源基材52に設けられ、第2方向Dyに沿って配列される。第1光源基材51及び第2光源基材52は、それぞれ、制御基板121に設けられた端子部124、125を介して、制御回路122及び電源回路123と電気的に接続される。
複数の光源53及び複数の光源54は、例えば、無機LED(Light Emitting Diode)や、有機EL(OLED:Organic Light Emitting Diode)等が用いられる。複数の光源53及び複数の光源54は、それぞれ異なる波長の光を出射する。
光源53から出射された第1光は、主に指等の被検出体の表面で反射されセンサ部10に入射する。これにより、センサ部10は、指等の表面の凹凸の形状を検出することで指紋を検出することができる。光源54から出射された第2光は、主に指等の内部で反射し又は指等を透過してセンサ部10に入射する。これにより、センサ部10は、指等の内部の生体に関する情報を検出できる。生体に関する情報とは、例えば、指や掌の脈波、脈拍、血管像等である。すなわち、検出装置1は、指紋を検出する指紋検出装置や、静脈などの血管パターンを検出する静脈検出装置として構成されてもよい。
なお、図1に示す光源53、54の配置は、あくまで一例であり適宜変更することができる。検出装置1は、光源として複数種類の光源53、54が設けられている。ただし、これに限定されず、光源は1種類であってもよい。例えば、第1光源基材51及び第2光源基材52のそれぞれに、複数の光源53及び複数の光源54が配置されていてもよい。また、光源53及び光源54が設けられる光源基材は1つ又は3つ以上であってもよい。あるいは、光源は、少なくとも1つ以上配置されていればよい。
図2は、実施形態に係る検出装置の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、検出装置1は、さらに検出制御回路11と検出部40と、有する。検出制御回路11の機能の一部又は全部は、制御回路122に含まれる。また、検出部40のうち、検出回路48以外の機能の一部又は全部は、制御回路122に含まれる。
検出制御回路11は、ゲート線駆動回路15、信号線選択回路16及び検出部40にそれぞれ制御信号を供給し、これらの動作を制御する回路である。検出制御回路11は、スタート信号STV、クロック信号CK等の各種制御信号をゲート線駆動回路15に供給する。また、検出制御回路11は、選択信号ASW等の各種制御信号を信号線選択回路16に供給する。また、検出制御回路11は、各種制御信号を光源53、54に供給して、それぞれの点灯及び非点灯を制御する。
ゲート線駆動回路15は、各種制御信号に基づいて複数のゲート線GCL(図3参照)を駆動する回路である。ゲート線駆動回路15は、複数のゲート線GCLを順次又は同時に選択し、選択されたゲート線GCLにゲート駆動信号VGLを供給する。これにより、ゲート線駆動回路15は、ゲート線GCLに接続された複数のフォトダイオードPDを選択する。
信号線選択回路16は、複数の信号線SGL(図3参照)を順次又は同時に選択するスイッチ回路である。信号線選択回路16は、例えばマルチプレクサである。信号線選択回路16は、検出制御回路11から供給される選択信号ASWに基づいて、選択された信号線SGLと検出回路48とを接続する。これにより、信号線選択回路16は、フォトダイオードPDの検出信号Vdetを検出部40に出力する。
検出部40は、検出回路48と、信号処理回路44と、座標抽出回路45と、記憶回路46と、検出タイミング制御回路47と、を備える。検出タイミング制御回路47は、検出制御回路11から供給される制御信号に基づいて、検出回路48と、信号処理回路44と、座標抽出回路45と、が同期して動作するように制御する。
検出回路48は、例えばアナログフロントエンド回路(AFE:Analog Front End)である。検出回路48は、少なくとも検出信号増幅回路42及びA/D変換回路43の機能を有する信号処理回路である。検出信号増幅回路42は、検出信号Vdetを増幅する。A/D変換回路43は、検出信号増幅回路42から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
信号処理回路44は、検出回路48の出力信号に基づいて、センサ部10に入力された所定の物理量を検出する論理回路である。信号処理回路44は、指が検出面に接触又は近接した場合に、検出回路48からの信号に基づいて指や掌の表面の凹凸を検出できる。また、信号処理回路44は、検出回路48からの信号に基づいて生体に関する情報を検出できる。生体に関する情報は、例えば、指や掌の血管像、脈波、脈拍、血中酸素濃度等である。
記憶回路46は、信号処理回路44で演算された信号を一時的に保存する。記憶回路46は、例えばRAM(Random Access Memory)、レジスタ回路等であってもよい。
座標抽出回路45は、信号処理回路44において指の接触又は近接が検出されたときに、指等の表面の凹凸の検出座標を求める論理回路である。また、座標抽出回路45は、指や掌の血管の検出座標を求める論理回路である。座標抽出回路45は、センサ部10の各フォトダイオードPDから出力される検出信号Vdetを組み合わせて、指等の表面の凹凸の形状を示す二次元情報及び指や掌の血管の形状を示す二次元情報を生成する。なお、座標抽出回路45は、検出座標を算出せずにセンサ出力電圧Voとして検出信号Vdetを出力してもよい。
次に、検出装置1の回路構成例について説明する。図3は、検出装置を示す回路図である。図3に示すように、センサ部10は、マトリクス状に配列された複数の部分検出領域PAAを有する。複数の部分検出領域PAAには、それぞれフォトダイオードPDが設けられている。
ゲート線GCLは、第1方向Dxに延在し、第1方向Dxに配列された複数の部分検出領域PAAと接続される。また、複数のゲート線GCL(1)、GCL(2)、…、GCL(8)は、第2方向Dyに配列され、それぞれゲート線駆動回路15に接続される。なお、以下の説明において、複数のゲート線GCL(1)、GCL(2)、…、GCL(8)を区別して説明する必要がない場合には、単にゲート線GCLと表す。また、図3では説明を分かりやすくするために、8本のゲート線GCLを示しているが、あくまで一例であり、ゲート線GCLは、M本(Mは8以上、例えばM=256)配列されていてもよい。
信号線SGLは、第2方向Dyに延在し、第2方向Dyに配列された複数の部分検出領域PAAのフォトダイオードPDに接続される。また、複数の信号線SGL(1)、SGL(2)、…、SGL(12)は、第1方向Dxに配列されて、それぞれ信号線選択回路16及びリセット回路17に接続される。なお、以下の説明において、複数の信号線SGL(1)、SGL(2)、…、SGL(12)を区別して説明する必要がない場合には、単に信号線SGLと表す。
また、説明を分かりやすくするために、12本の信号線SGLを示しているが、あくまで一例であり、信号線SGLは、N本(Nは12以上、例えばN=252)配列されていてもよい。また、センサの解像度は例えば508dpi(dot per inch)とされ、セル数は252×256とされる。また、図3では、信号線選択回路16とリセット回路17との間にセンサ部10が設けられている。これに限定されず、信号線選択回路16とリセット回路17とは、信号線SGLの同じ方向の端部にそれぞれ接続されていてもよい。
ゲート線駆動回路15は、スタート信号STV、クロック信号CK、リセット信号RST1等の各種制御信号を、制御回路122(図1参照)から受け取る。ゲート線駆動回路15は、各種制御信号に基づいて、複数のゲート線GCL(1)、GCL(2)、…、GCL(8)を時分割的に順次選択する。ゲート線駆動回路15は、選択されたゲート線GCLにゲート駆動信号VGLを供給する。これにより、ゲート線GCLに接続された複数の駆動トランジスタTrにゲート駆動信号VGLが供給され、第1方向Dxに配列された複数の部分検出領域PAAが、検出対象として選択される。
信号線選択回路16は、複数の選択信号線Lselと、複数の出力信号線Loutと、出力トランジスタTrSと、を有する。複数の出力トランジスタTrSは、それぞれ複数の信号線SGLに対応して設けられている。6本の信号線SGL(1)、SGL(2)、…、SGL(6)は、共通の出力信号線Lout1に接続される。6本の信号線SGL(7)、SGL(8)、…、SGL(12)は、共通の出力信号線Lout2に接続される。出力信号線Lout1、Lout2は、それぞれ検出回路48に接続される。
ここで、信号線SGL(1)、SGL(2)、…、SGL(6)を第1信号線ブロックとし、信号線SGL(7)、SGL(8)、…、SGL(12)を第2信号線ブロックとする。複数の選択信号線Lselは、1つの信号線ブロックに含まれる出力トランジスタTrSのゲートにそれぞれ接続される。また、1本の選択信号線Lselは、複数の信号線ブロックの出力トランジスタTrSのゲートに接続される。
制御回路122(図1参照)は、選択信号ASWを順次選択信号線Lselに供給する。これにより、信号線選択回路16は、出力トランジスタTrSの動作により、1つの信号線ブロックにおいて信号線SGLを時分割的に順次選択する。また、信号線選択回路16は、複数の信号線ブロックでそれぞれ1本ずつ信号線SGLを選択する。このような構成により、検出装置1は、検出回路48を含むIC(Integrated Circuit)の数、又はICの端子数を少なくすることができる。なお、信号線選択回路16は、複数の信号線SGLを束ねて検出回路48に接続してもよい。
図3に示すように、リセット回路17は、基準信号線Lvr、リセット信号線Lrst及びリセットトランジスタTrRを有する。リセットトランジスタTrRは、複数の信号線SGLに対応して設けられている。基準信号線Lvrは、複数のリセットトランジスタTrRのソース又はドレインの一方に接続される。リセット信号線Lrstは、複数のリセットトランジスタTrRのゲートに接続される。
制御回路122は、リセット信号RST2をリセット信号線Lrstに供給する。これにより、複数のリセットトランジスタTrRがオンになり、複数の信号線SGLは基準信号線Lvrと電気的に接続される。電源回路123は、基準信号COMを基準信号線Lvrに供給する。これにより、複数の部分検出領域PAAに含まれる容量素子Ca(図4参照)に基準信号COMが供給される。
図4は、複数の部分検出領域を示す回路図である。なお、図4では、検出回路48の回路構成も併せて示している。図4に示すように、部分検出領域PAAは、フォトダイオードPDと、容量素子Caと、駆動トランジスタTrとを含む。容量素子Caは、フォトダイオードPDに形成される容量(センサ容量)であり、等価的にフォトダイオードPDと並列に接続される。
図4では、複数のゲート線GCLのうち、第2方向Dyに並ぶ2つのゲート線GCL(m)、GCL(m+1)を示す。また、複数の信号線SGLのうち、第1方向Dxに並ぶ2つの信号線SGL(n)、SGL(n+1)を示す。部分検出領域PAAは、ゲート線GCLと信号線SGLとで囲まれた領域である。
駆動トランジスタTrは、複数のフォトダイオードPDのそれぞれに対応して設けられる。駆動トランジスタTrは、薄膜トランジスタにより構成されるものであり、この例では、nチャネルのMOS(Metal Oxide Semiconductor)型のTFT(Thin Film Transistor)で構成されている。
第1方向Dxに並ぶ複数の部分検出領域PAAに属する駆動トランジスタTrのゲートは、ゲート線GCLに接続される。第2方向Dyに並ぶ複数の部分検出領域PAAに属する駆動トランジスタTrのソースは、信号線SGLに接続される。駆動トランジスタTrのドレインは、フォトダイオードPDのアノード及び容量素子Caに接続される。
フォトダイオードPDのカソードには、電源回路123からセンサ電源信号VDDSNSが供給される。また、信号線SGL及び容量素子Caには、電源回路123から、信号線SGL及び容量素子Caの初期電位となる基準信号COMが供給される。
露光期間Pex(図7参照)で部分検出領域PAAに光が照射されると、フォトダイオードPDには光量に応じた電流が流れ、これにより容量素子Caに電荷が蓄積される。読み出し期間Pdet(図7参照)で駆動トランジスタTrがオンになると、容量素子Caに蓄積された電荷に応じて、信号線SGLに電流が流れる。信号線SGLは、信号線選択回路16の出力トランジスタTrSを介して検出回路48に接続される。これにより、検出装置1は、部分検出領域PAAごとにフォトダイオードPDに照射される光の光量に応じた信号を検出できる。
検出回路48は、読み出し期間Pdet(図7参照)にスイッチSSWがオンになり、信号線SGLと接続される。検出回路48の検出信号増幅回路42は、信号線SGLから供給された電流の変動を電圧の変動に変換して増幅する。検出信号増幅回路42の非反転入力部(+)には、固定された電位を有する基準電位(Vref)が入力され、反転入力部(-)には、信号線SGLが接続される。実施形態では、基準電位(Vref)電圧として基準信号COMと同じ信号が入力される。信号処理回路44(図2参照)は、光が照射された場合の検出信号Vdetと、光が照射されていない場合の検出信号Vdetとの差分をセンサ出力電圧Voとして演算する。また、検出信号増幅回路42は、容量素子Cb及びリセットスイッチRSWを有する。リセット期間においてリセットスイッチRSWがオンになり、容量素子Cbの電荷がリセットされる。
次に、フォトダイオードPDの構成例について説明する。図5は、実施形態に係る検出装置の、下部電極を拡大して示す平面図である。なお、図5では、図面を見やすくするために、下部電極23に斜線を付けて示している。また、図5では、フォトダイオードPDの上部電極24、活性層31、下部バッファ層32及び上部バッファ層33(図6参照)等の図示を省略して、下部電極23の構成を主に示す。
図5に示すように、複数の下部電極23は、複数のフォトダイオードPDのそれぞれに対応して、基板21の上にマトリクス状に設けられる。複数の下部電極23は、フォトダイオードPDのアノード電極であり、検出電極と表す場合がある。
下部電極23の外形は、四角形状に形成されている。複数の下部電極23には複数の開口部OP1が設けられている。複数の開口部OP1は、第1方向Dxに配列され、それぞれ第2方向Dyに延在するスリット状に形成されている。言い換えると、複数の下部電極23は、それぞれ、複数の第1電極部23aと、複数の第2電極部23bと、を含む。複数の第1電極部23a及び複数の第2電極部23bは、それぞれ細幅の線状に形成されている。
複数の第2電極部23bは、第1方向Dxに配列され、それぞれ第2方向Dyに延在する。2つの第1電極部23aは、それぞれ第1方向Dxに延在する。一方の第1電極部23aは、複数の第2電極部23bの第2方向Dyの一端側に接続される。他方の第1電極部23aは、複数の第2電極部23bの第2方向Dyの他端側に接続される。言い換えると、第2方向Dyで、2つの第1電極部23aの間に複数の第2電極部23bが配置される。このような構成により、複数の開口部OP1は、それぞれ2つの第1電極部23aと2つの第2電極部23bとで囲まれた領域に形成される。
複数の下部電極23は、それぞれ、絶縁膜27(図6参照)に形成されたコンタクトホールCHを介して基板21に設けられた給電配線26に電気的に接続される。より具体的には、複数のコンタクトホールCHは、複数の第2電極部23bのそれぞれと重なる領域に設けられている。給電配線26は、複数の第2電極部23bと交差して第1方向Dxに延在し、複数のコンタクト部(コンタクトホールCH)を介して下部電極23に電気的に接続される。給電配線26は、基板21に設けられた駆動トランジスタTr(図4参照)に電気的に接続される。
本実施形態では、複数のコンタクトホールCHが設けられているので、1つの下部電極23に1箇所のコンタクト部が設けられた構成に比べて、給電配線26と下部電極23との接続抵抗を抑制することができる。したがって、給電配線26を介して下部電極23に給電する際の、実質的な抵抗値を低減することができる。また、複数のコンタクトホールCHは、第2電極部23bの第2方向Dyの中央部に実質的に位置している。このため、複数のコンタクトホールCHから一方の第1電極部23aまでの、給電時の電流経路Ip(図9、図10参照)の長さと、複数のコンタクトホールCHから他方の第1電極部23aまでの、給電時の電流経路Ipの長さを等しくすることができる。ただし、複数のコンタクトホールCHは、第2電極部23bの中央部からずれた位置であってもよい。
なお、図5に示す下部電極23の構成はあくまで一例であり、適宜変更することができる。下部電極23が有する第2電極部23bは6本であるが、これに限定されず、3本以上5本以下、あるいは7本以上であってもよい。また、開口部OP1の第1方向Dxでの幅は、第2電極部23bの第1方向Dxでの幅と同程度であるが、第2電極部23bと異なる幅であってもよい。
次にフォトダイオードPDの積層構成について説明する。図6は、図5のVI-VI’断面図である。なお、図6では、基板21に形成された各種トランジスタ及び各種配線(ゲート線GCL、信号線SGL等)を省略して示す。
なお、基板21の表面に垂直な方向において、基板21から封止膜28に向かう方向を「上側」又は単に「上」とする。また、封止膜28から基板21に向かう方向を「下側」又は単に「下」とする。
基板21は、絶縁性基板であり、例えば、ガラスや樹脂材料が用いられる。基板21は、平板状に限定されず、曲面を有していてもよい。この場合、基板21は、フィルム状の樹脂であってもよい。
基板21には、駆動トランジスタTr等のTFTや、ゲート線GCL、信号線SGL等の各種配線が設けられる。各TFT、各種配線が形成された基板21は、所定の検出領域ごとにセンサを駆動する駆動回路基板であり、バックプレーン又はアレイ基板とも呼ばれる。
給電配線26は、基板21の上に設けられる。給電配線26は、例えば金属配線であり、フォトダイオードPDの下部電極23よりも良好な導電性を有する材料で形成される。給電配線26は、複数のフォトダイオードPD(下部電極23)ごとに設けられ、それぞれ駆動トランジスタTrに電気的に接続される。絶縁膜27は、給電配線26を覆って基板21の上に設けられる。絶縁膜27は、無機絶縁膜であってもよいし、有機絶縁膜であってもよい。
フォトダイオードPDは、絶縁膜27の上に設けられる。より詳細には、フォトダイオードPDは、下部電極23と、下部バッファ層32と、活性層31と、上部バッファ層33と、上部電極24と、を有する。フォトダイオードPDは、基板21に垂直な方向で、下部電極23、下部バッファ層32(正孔輸送層)、活性層31、上部バッファ層33(電子輸送層)、上部電極24の順に積層される。
下部電極23は、フォトダイオードPDのアノード電極であり、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)等の透光性を有する導電材料で形成される。本実施形態の検出装置1は、被検出体からの光が基板21を透過してフォトダイオードPDに入射する、下面受光型の光センサとして形成される。
活性層31は、照射される光に応じて特性(例えば、電圧電流特性や抵抗値)が変化する。活性層31の材料として、有機材料が用いられる。具体的には、活性層31は、p型有機半導体と、n型有機半導体であるn型フラーレン誘導体(PCBM)とが混在するバルクヘテロ構造である。活性層31として、例えば、低分子有機材料であるC60(フラーレン)、PCBM(フェニルC61酪酸メチルエステル:Phenyl C61-butyric acid methyl ester)、CuPc(銅フタロシアニン:Copper Phthalocyanine)、F16CuPc(フッ素化銅フタロシアニン)、rubrene(ルブレン:5,6,11,12-tetraphenyltetracene)、PDI(Perylene(ペリレン)の誘導体)等を用いることができる。
活性層31は、これらの低分子有機材料を用いて蒸着型(Dry Process)で形成することができる。この場合、活性層31は、例えば、CuPcとF16CuPcとの積層膜、又はrubreneとC60との積層膜であってもよい。活性層31は、塗布型(Wet Process)で形成することもできる。この場合、活性層31は、上述した低分子有機材料と高分子有機材料とを組み合わせた材料が用いられる。高分子有機材料として、例えばP3HT(poly(3-hexylthiophene))、F8BT(F8-alt-benzothiadiazole)等を用いることができる。活性層31は、P3HTとPCBMとが混合した状態の膜、又はF8BTとPDIとが混合した状態の膜とすることができる。
下部バッファ層32は正孔輸送層であり、上部バッファ層33は電子輸送層である。下部バッファ層32及び上部バッファ層33は、活性層31で発生した正孔及び電子が下部電極23又は上部電極24に到達しやすくするために設けられる。下部バッファ層32(正孔輸送層)は、下部電極23の上に直接接し、開口部OP1の内部にも設けられる。活性層31は、下部バッファ層32の上に直接接する。正孔輸送層の材料は、酸化金属層とされる。酸化金属層として、酸化タングステン(WO)、酸化モリブデン等が用いられる。
上部バッファ層33(電子輸送層)は、活性層31の上に直接接し、上部電極24は、上部バッファ層33の上に直接接する。電子輸送層の材料は、エトキシ化ポリエチレンイミン(PEIE)が用いられる。
なお、下部バッファ層32、活性層31及び上部バッファ層33の材料、製法はあくまで一例であり、他の材料、製法であってもよい。例えば、下部バッファ層32及び上部バッファ層33は、それぞれ単層膜に限定されず、電子ブロック層や、正孔ブロック層を含んで積層膜として形成されていてもよい。
上部電極24は上部バッファ層33の上に設けられる。上部電極24は、フォトダイオードPDのカソード電極であり、検出領域AAの全体に亘って連続して形成される。言い換えると、上部電極24は複数のフォトダイオードPDの上に連続して設けられる。上部電極24は、下部バッファ層32、活性層31及び上部バッファ層33を挟んで、複数の下部電極23と対向する。上部電極24は、例えば、ITOやIZO等の透光性を有する導電材料で形成される。
封止膜28は、上部電極24の上に設けられる。封止膜28は、シリコン窒化膜や酸化アルミニウム膜などの無機膜、あるいはアクリルなどの樹脂膜が用いられる。封止膜28は、単層に限定されず、上記の無機膜及び樹脂膜を組み合わせた2層以上の積層膜であってもよい。封止膜28によりフォトダイオードPDは良好に封止され、上面側からの水分の侵入を抑制することができる。
次に図7及び図8を参照して、検出装置1の露光期間Pex及び読み出し期間Pdetの動作例について説明する。図7は、検出装置の動作例を説明するための説明図である。図7に示すように、露光期間Pexと読み出し期間Pdetとが交互に配置される。露光期間Pexでは、駆動トランジスタTrがオフとなり、フォトダイオードPDの活性層31に照射された光に応じたフォトキャリア(電子又は正孔)がチャージされる。読み出し期間Pdetで、ゲート線駆動回路15(図2参照)は、複数のゲート線GCL(1)からゲート線GCL(M)を順次走査し、各行の駆動トランジスタTrが駆動される。これにより、読み出し期間Pdetに、各行のフォトダイオードPDの読み出しが行われる。
上述したように、本実施形態では下部電極23に複数の開口部OP1が設けられている。このため、下部電極23が連続したベタ膜で形成された場合に比べて、対向する下部電極23と上部電極24との間の容量を抑制することができ、下部電極23の時定数を小さくすることができる。これにより、読み出し期間Pdetに必要な時間を抑制することができ、1フレーム(1F)の検出に要する時間を抑制することができる。なお、1フレーム(1F)の検出とは、検出領域AA全体のフォトダイオードPDの検出が行われることを示す。図7に示す例では、1フレーム(1F)の検出は、最終行の複数のゲート線GCL(M)の読み出しが完了した後から、複数のゲート線GCL(1)からゲート線GCL(M)までの各行のフォトダイオードPDの読み出しが完了するまでの検出を示す。
図8は、下部電極の電極部及び開口部とそれぞれ重なる領域での、下部バッファ層の電位を説明するための説明図である。図8は、下部電極23の一部を拡大して示し、1つの第2電極部23bと、第2電極部23bに隣接する開口部OP1を示している。また、図8において、符号「32(Pex)」は、下部バッファ層32の露光期間Pex後の電位を示し、符号「32(Prd)」は、下部バッファ層32の読み出し期間Pdet後の電位を示す。これらの下部バッファ層32の電位は、下部バッファ層32のシート抵抗(高抵抗、中抵抗、低抵抗)ごとに示している。また、図8では、上部電極24の電位を一定として下部バッファ層32の電位の変化を示している。
図8において、下部バッファ層32が高抵抗とは、下部バッファ層32のシート抵抗が1×1013Ω/□よりも大きい値である場合を表す。下部バッファ層32が中抵抗とは、下部バッファ層32のシート抵抗が1×1010Ω/□以上1×1013Ω/□以下の値である場合を表す。下部バッファ層32が低抵抗とは、下部バッファ層32のシート抵抗が1×1010Ω/□よりも小さい値である場合を表す。
図8に示すように、下部バッファ層32が高抵抗の場合、開口部OP1と重なる領域の下部バッファ層32のフォトキャリア(電子又は正孔)は、読み出し期間Pdetで下部電極23(第2電極部23b)にほとんど流れない。また、露光期間Pexでも、開口部OP1と重なる領域で発生したフォトキャリアを下部電極23(第2電極部23b)まで運ぶことができない。この結果、開口部OP1と重なる領域の下部バッファ層32の電位が上昇し、開口部OP1と重なる領域の活性層31に電界がかからなくなり、その領域の電流Iphotoは流れなくなる。
このように、下部バッファ層32が高抵抗の場合、下部電極23に複数の開口部OP1を設けることで時定数を小さくすることはできるものの、複数の開口部OP1と重なる領域の活性層31での検出が抑制されることとなり、検出感度が低下する可能性がある。
下部バッファ層32が中抵抗の場合、開口部OP1と重なる領域の下部バッファ層32のフォトキャリア(電子又は正孔)は、読み出し期間Pdetで下部電極23(第2電極部23b)にほとんど流れない。ただし、上述した下部バッファ層32が高抵抗の場合と異なり、露光期間Pexでは、開口部OP1と重なる領域で発生したフォトキャリアを下部電極23(第2電極部23b)まで運ぶことができる。この結果、開口部OP1と重なる領域の下部バッファ層32の電位の上昇が一定のレベルに抑制され、開口部OP1と重なる領域の活性層31にも電界がかかり、この領域の電流Iphotoも流れる。
このように、下部バッファ層32が中抵抗の場合、下部電極23に複数の開口部OP1を設けることで、下部電極23の時定数を小さくすることができ、かつ、複数の開口部OP1と重なる領域の活性層31でも検出が可能であり、検出感度の低下を抑制することができる。本実施形態の下部バッファ層32のシート抵抗は、1×1010Ω/□以上1×1013Ω/□以下の中抵抗であって、例えば3.3×1011Ω/□程度である。
下部バッファ層32が低抵抗の場合、下部バッファ層32が高抵抗及び中抵抗の場合と異なり、開口部OP1と重なる領域の下部バッファ層32のフォトキャリア(電子又は正孔)は、読み出し期間Pdetで下部電極23(第2電極部23b)にほとんど流れることとなる。したがって、下部バッファ層32が低抵抗の場合、下部電極23に複数の開口部OP1を設けた場合にも検出感度の低下を抑制することはできる。ただし、読み出し時の、開口部OP1と重なる領域の下部バッファ層32の電位が低いので、下部電極23と上部電極24との間の見かけの容量が低下せず、時定数を小さくすることが困難となる場合がある。
以上のように、下部バッファ層32が中抵抗の場合、下部電極23に複数の開口部OP1を設けることで、下部電極23の時定数を小さくするとともに、検出感度の低下を抑制するという効果が得られる。また、下部バッファ層32が低抵抗又は高抵抗の場合、検出装置1に要求される特性(時定数、検出感度等)に応じて、複数の開口部OP1の数、面積を適切に設定することができる。
(第1変形例)
図9は、第1変形例に係る検出装置の、下部電極を拡大して示す平面図である。図9に示すように、第1変形例に係る検出装置1Aにおいて、下部電極23Aの複数の開口部OP2は、それぞれ四角形状に形成され、マトリクス状に配置される。
言い換えると、複数の下部電極23Aの、第1方向Dxに延在する複数の第1電極部23aと、第2方向Dyに延在する複数の第2電極部23bとは、互いに交差して格子状に配置される。複数の開口部OP2は、それぞれ2つの第1電極部23aと2つの第2電極部23bとで囲まれた領域に形成される。なお、複数の開口部OP2の数、面積、配置パターン等は、検出装置1に要求される時定数、検出感度等に応じて適宜変更することができる。
また、第1変形例では、下部電極23Aは、1箇所のコンタクトホールCHを介して給電配線26に電気的に接続される。上述した実施形態に比べて、給電配線26と下部電極23Aとの接続抵抗は大きくなるものの、コンタクトホールCHによる凹凸が小さくなり、フォトダイオードPDの下部バッファ層32、活性層31及び上部バッファ層33の平坦性を高めることができる。
(第2変形例)
図10は、第2変形例に係る検出装置の、下部電極を拡大して示す平面図である。図10に示すように、第2変形例に係る検出装置1Bにおいて、下部電極23Bの複数の開口部OP3は、それぞれスリット状に形成され、複数のフォトダイオードPDの配列方向(例えば第1方向Dx)に対して所定の角度を有して延在する。複数の開口部OP3は、コンタクトホールCHを通り第1方向Dxに延在する仮想線に対して、線対称になるように配置される。また、複数の開口部OP3は、給電配線26と下部電極23とのコンタクト部であるコンタクトホールCHから放射状に延在する。
言い換えると、複数の下部電極23Bは、第1方向Dxに延在する複数の第1電極部23aと、第2方向Dyに延在する複数の第2電極部23bと、第1電極部23a及び第2電極部23bに対して所定の角度を有して延在する複数の第3電極部23cと、を有する。複数の第3電極部23cは、2つの第1電極部23aと2つの第2電極部23bとで囲まれた矩形状の領域内に配置される。また、複数の第1電極部23aは、第2方向Dyに3本並んで配置され、複数の第3電極部23cは、第2方向Dyの中央部に位置する第1電極部23aに対して、線対称になるように配置される。
本変形例では、上述した第1変形例に比べて、下部電極23Bの給電配線26とのコンタクト部(コンタクトホールCH)から、例えば下部電極23Bの右上隅の、コンタクトホールCHから離れた位置までの、給電時の電流経路Ipを短くすることができる。すなわち、本変形例では、下部電極23Bに設けられたコンタクトホールCHの数が少ない場合であっても、下部電極23への給電抵抗を低減することができる。
なお、上述した第1実施形態、第1変形例及び第2変形例では、下部電極23、23A、23BがフォトダイオードPDのアノード電極であり、上部電極24がフォトダイオードPDのカソード電極である。ただし、これに限定されず、下部電極23、23A、23BがフォトダイオードPDのカソード電極であり、上部電極24がフォトダイオードPDのアノード電極であってもよい。この場合において、フォトダイオードPDは、下部バッファ層32が電子輸送層を含み構成され、上部バッファ層33が正孔輸送層を含み構成される。
下部電極23、23A、23Bは、いずれも外形が四角形状であるが、これに限定されない。下部電極23、23A、23Bは、多角形状、円形状等の他の形状であってもよい。
以上、本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明はこのような実施の形態に限定されるものではない。実施の形態で開示された内容はあくまで一例にすぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で行われた適宜の変更についても、当然に本発明の技術的範囲に属する。上述した各実施形態及び各変形例の要旨を逸脱しない範囲で、構成要素の種々の省略、置換及び変更のうち少なくとも1つを行うことができる。
1、1A、1B 検出装置
10 センサ部
11 検出制御回路
15 ゲート線駆動回路
16 信号線選択回路
21 基板
23、23A、23B 下部電極
23a 第1電極部
23b 第2電極部
23c 第3電極部
24 上部電極
26 給電配線
28 封止膜
31 活性層
32 下部バッファ層
33 上部バッファ層
40 検出部
48 検出回路
OP1、OP2、OP3 開口部
PD フォトダイオード
AA 検出領域
GA 周辺領域

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板に配列された複数のフォトダイオードと、を有し、
    複数の前記フォトダイオードは、それぞれ前記基板の上に下部電極、下部バッファ層、活性層、上部バッファ層及び上部電極の順に積層され、
    複数の前記下部電極には複数の開口部が設けられており、
    複数の前記下部電極の各々は、第1方向に延在し、前記第1方向と交差する第2方向で離隔して配置された2つの第1電極部と、前記第2方向に延在し、前記第1方向に配列された複数の第2電極部と、を含み、
    前記下部電極の複数の前記開口部の各々は、前記2つの第1電極部と、前記複数の第2電極部のうち隣接する2つの第2電極部と、で閉ループ状に囲まれており、
    前記下部電極の複数の前記開口部は、前記第1方向に配列され、前記第2方向に延在する長方形状に形成され、
    平面視で、複数の前記第2電極部と交差して前記第1方向に延在し、前記下部電極に給電するための給電配線を有し、
    前記給電配線は、複数の前記第2電極部の各々の、前記第2方向の中央部に設けられたコンタクトホールを介して、前記下部電極に電気的に接続される
    検出装置。
  2. 基板と、
    前記基板に配列された複数のフォトダイオードと、を有し、
    複数の前記フォトダイオードは、それぞれ前記基板の上に下部電極、下部バッファ層、活性層、上部バッファ層及び上部電極の順に積層され、
    複数の前記下部電極には複数の開口部が設けられており、
    複数の前記下部電極の各々は、
    前記下部電極の外周に位置する第1辺の電極部と、
    前記第1辺の電極部と第1方向で対向して配置される第2辺の電極部と、
    前記第1辺の電極部と前記第2辺の電極部との間に設けられ、前記第1方向と交差する第2方向で対向して配置される第3辺の電極部及び第4辺の電極部と、
    前記第1辺の電極部から前記第4辺の電極部で囲まれた領域に形成され、前記第1方向に延在して前記第1辺の電極部と前記第2辺の電極部とを接続する1つの第1枝電極と、を有し、
    複数の前記下部電極の各々において、複数の開口部は、
    前記1つの第1枝電極と、前記第1辺の電極部と、前記第2辺の電極部と、前記第3辺の電極部とで囲まれた領域に設けられ、前記1つの第1枝電極から、前記第1方向及び前記第2方向と所定の角度を有して斜め方向に延在する複数の第1開口部と、
    前記1つの第1枝電極と、前記第1辺の電極部と、前記第2辺の電極部と、前記第4辺の電極部とで囲まれた領域に設けられ、前記1つの第1枝電極から、前記複数の第1開口部と反対側に、かつ、前記第1方向及び前記第2方向と所定の角度を有して斜め方向に延在する複数の第2開口部と、を含み、
    前記複数の第1開口部は、スリット状に形成され、互いに平行な方向に延在し、
    前記複数の第2開口部は、スリット状に形成され、互いに平行な方向に延在するとともに、前記第1枝電極に対して、前記複数の第1開口部と線対称に配置され、
    前記下部電極に接続された給電配線を有し、
    前記給電配線と前記下部電極とのコンタクト部は、前記第1辺の電極部の前記第2方向の中央部に1つのみ設けられる
    検出装置。
  3. 前記下部バッファ層は、正孔輸送層又は電子輸送層のいずれか一方を含み、
    前記上部バッファ層は、前記正孔輸送層又は前記電子輸送層のいずれか他方を含む
    請求項1又は請求項2に記載の検出装置。
  4. 前記下部バッファ層のシート抵抗は、1×1010Ω/□以上1×1013Ω/□以下である
    請求項1又は請求項2に記載の検出装置。
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