はじめに、一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。また、特段の釈明がない場合には、各図面に記載されたブロックはハードウェア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表す。各図におけるブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。一方向矢印については、主たる信号(データ)の流れを模式的に示すものであり、双方向性を排除するものではない。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
一実施形態に係るサーバ装置100は、算出部101と、割当部102と、を備える(図1参照)。算出部101は、複数の要支援者それぞれが保有する、地域の防災活動に貢献した程度を示す貢献ポイントに基づいて、複数の要支援者それぞれの避難に関する優先度を算出する(図2のステップS1)。割当部102は、算出された優先度に従い、複数の要支援者それぞれの避難行動を支援する支援者を割り当てる(ステップS2)。
サーバ装置100は、地域の防災活動に貢献した住民に対して貢献ポイントを付与する。即ち、住民が健康な時に防災活動に積極的に参加した住民には多くの貢献ポイントが与えられる。サーバ装置100は、各住民が保有する貢献ポイントを考慮して、災害が発生した際に要支援者を支援する支援者を割り当てる。住民は、熱心に他者の支援活動に取り組むと、自身が要支援者となった際に優先して支援が受けられる。その結果、住民には支援者となる動機、支援者として行動する動機が生まれる。優先して支援が受けられることで、要支援者の避難を支援する支援者が増加する。
以下に具体的な実施形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
[システムの構成]
図3は、第1の実施形態に係る避難支援システムの概略構成の一例を示す図である。図3に示すように、避難支援システムには、防災センターと、少なくとも1以上の避難所が含まれる。なお、図3には図示していないが、各地域に存在する町内会(自主防災組織)も避難支援システムに含まれていてもよい。
防災センターは、地域の自治体等により管理、運営される。防災センターは、例えば、市役所等に設置される。各地域の学校、公民館等の施設が避難所に該当する。学校、公民館等の施設は、災害発生時に「避難所」として活用される。
防災センターは、サーバ装置10を運営、管理する。サーバ装置10は、地域住民の防災に関する管理、避難所の運営、避難者の支援等を担うサーバである。サーバ装置10は、防災センターが設置された建物と同じ建物に設置されていてもよいし、ネットワーク上(クラウド上)に設置されていてもよい。
地域の住民の中には、避難時に支援が必要な避難行動要支援者が含まれる。避難行動要支援者は、病気等を理由として他者の助けがなければ避難が困難な住民である。
また、地域の住民の中には、要支援者を支援する支援者が含まれる。支援者は、大雨、台風のような風水害、地震等の災害が発生すると、要支援者の下に駆けつけ、当該要支援者の避難を支援する。
支援者、要支援者のそれぞれは、端末を所持している。例えば、支援者A1~A3のそれぞれは、支援者端末20-1~20-3を所持している。要支援者B1~B3のそれぞれは、要支援者端末30-1~30-3を所持している。
サーバ装置10と支援者端末20は、無線等の通信手段によって相互に通信が可能に構成されている。同様に、サーバ装置10と要支援者端末30は、無線等の通信手段によって相互に通信が可能に構成されている。
以降の説明においては、支援者端末20-1~20-3を区別する特段の理由がない場合には、単に「支援者端末20」と表記する。同様に、要支援者端末30-1~30-3を区別する特段の理由がない場合には、単に「要支援者端末30」と表記する。
図3に示す避難支援システムの構成は例示であって、その構成を限定する趣旨ではない。例えば、防災センターには複数のサーバ装置10が含まれていてもよい。
[概略動作]
続いて、第1の実施形態に係る避難支援システムの概略動作について説明する。
<要支援者登録>
要支援者は、自身の情報を防災センター(サーバ装置10)に事前登録する(図4参照)。以降の説明において、要支援者がサーバ装置10に登録する情報を「要支援者情報」と記載する。
要支援者は、任意の手段を用いて要支援者情報をサーバ装置10に登録する。例えば、要支援者は、所持する要支援者端末30を操作して要支援者登録を行う。例えば、要支援者は、要支援者端末30を操作して、サーバ装置10にアクセスする。より具体的には、要支援者は、サーバ装置10が提供するWEB(ウェブ)ページにアクセスする。
自ら情報の登録を行うことが困難な要支援者に関しては、代理人(例えば、親、子供、民生委員)が要支援者情報をサーバ装置10に登録してもよい。即ち、本願開示に係る避難支援システムにおいて、自治体及び民生委員のような要支援者を支援する立場の人間が要支援者と共に、要支援者ごとの避難計画(個別避難計画)を作成することもできる。
要支援者情報には、要支援者の属性情報が含まれる。より具体的には、要支援者情報には、個人情報、健康情報、家族情報等が含まれる。
個人情報には、所謂、基本4情報(氏名、性別、住所、年齢)に加え、連絡先(電話番号、メールアドレス等)、住宅内経路、住宅の構造等が含まれる。
健康情報は、要支援者の身体、健康状態等に関する情報である。健康情報として、例えば、身長、体重、血液型、病歴、持病、常用薬、介護レベル(障害レベル)、障害の詳細等が例示される。障害の詳細には、障害の種類(例えば、歩行困難、視覚障害)やその付随情報(例えば、車椅子の要否等)が例示される。
家族情報は、要支援者の家族に関する情報である。家族情報として、血縁者の氏名、同居している家族の氏名、親類の氏名等が例示される。
サーバ装置10は、要支援者から要支援者情報(個人情報、健康情報等)を取得すると、当該要支援者を識別するためのユーザIDを生成する。サーバ装置10は、生成したユーザID、属性情報等をデータベースに反映する。具体的には、サーバ装置10は、システム利用者(地域の住民)の情報を管理する利用者情報データベースに上記ユーザID、属性情報を記憶する。利用者情報データベースの詳細は後述する。
サーバ装置10は、生成したユーザIDを要支援者に払い出す。より具体的には、サーバ装置10は、生成したユーザIDを要支援者端末30に送信する。要支援者端末30は、ユーザIDを内部に記憶する。
<支援者登録>
支援者は、自身の情報を防災センター(サーバ装置10)に事前登録する(図5参照)。以降の説明において、支援者がサーバ装置10に登録する情報を「支援者情報」と記載する。住民は、将来、要支援者を支援する支援者として活動することをシステムに登録する。
支援者は、任意の手段を用いて支援者情報をサーバ装置10に登録する。例えば、支援者は、所持する支援者端末20を操作して支援者登録を行う。例えば、支援者は、支援者端末20を操作して、サーバ装置10にアクセスする。より具体的には、支援者は、サーバ装置10が提供するWEB(ウェブ)ページにアクセスする。
支援者情報には、支援者の属性情報が含まれる。より具体的には、支援者情報には、支援者の個人情報、健康情報、家族情報、能力情報等が含まれる。なお、支援者の個人情報、健康情報、家族情報等は、要支援者の対応する情報と同一とすることができるので説明を省略する。
能力情報は、支援者が有する能力、技能、資格等に関する情報である。例えば、運転免許、医師免許、外国語に関する能力等が能力情報として例示される。また、支援者情報には、能力情報の付随情報が含まれていてもよい。例えば、運転免許を有する支援者の所持する車両の車種(例えば、セダン、ワンボックスカー等)や対応可能な言語(例えば、英語、中国語)等が付随情報として支援者情報に含まれていてもよい。
サーバ装置10は、支援者から支援者情報(個人情報等)を取得すると、当該支援者を識別するためのユーザIDを生成する。サーバ装置10は、生成したユーザID、属性情報等を対応付けて利用者情報データベースに記憶する。利用者情報データベースには、将来、支援者として活動可能な住民が支援者候補として記憶される。
サーバ装置10は、支援者の登録が完了すると(利用者情報データベースにユーザID等を登録すると)、当該支援者に所定数の貢献ポイントを付与する。貢献ポイントは、各住民(支援者)が地域の防災活動に貢献した程度を示す指標である。多くの貢献ポイントを持つ住民は、地域の防災活動(例えば、要支援者の避難行動を支援)に積極的に関わったことを示す。
サーバ装置10は、付与した貢献ポイントを利用者情報データベースに記憶する。
また、サーバ装置10は、生成したユーザIDを支援者に払い出す。サーバ装置10は、生成したユーザIDを支援者端末20に送信する。支援者端末20は、ユーザIDを内部に記憶する。
<避難支援>
図6を参照しつつ、支援者が要支援者の避難を支援する支援行動時のシステム動作について説明する。
災害が発生、又は、災害の発生が見込まれると、自治体の防災担当者は、サーバ装置10に対して「避難情報送信指示」を入力する(ステップS01)。より具体的には、自治体の防災担当者は、警戒レベルと避難情報を送信する地域(例えば、大字小字等)を指定して避難情報の送信をサーバ装置10に指示する。例えば、サーバ装置10は、図7に示すようなGUI(Graphical User Interface)によって避難情報送信指示を取得する。
避難情報送信指示を取得すると、サーバ装置10は、指定された地域の住民に対して、避難行動を促す。具体的には、サーバ装置10は、地域の住民が所持する端末(図示せず)に対して避難所の案内等を含む避難情報を送信する。あるいは、サーバ装置10は、防災無線等によって避難行動を促してもよい。
サーバ装置10は、指定された地域の要支援者、支援者それぞれに対しても避難情報を送信する(図6のステップS02)。
ここで、サーバ装置10から端末(支援者端末20、要支援者端末30)に送信される情報には、端末の所有者に割り当てられたユーザIDが含まれる。また、端末(支援者端末20、要支援者端末30)からサーバ装置10に送信される情報には、サーバ装置10から払い出されたユーザIDが含まれる。
サーバ装置10は、支援者向けの情報を含む避難情報を支援者端末20に送信する。当該避難情報を受信することで、支援者端末20は、図8に示すような表示を行う。図8に示す表示に接した支援者は、要支援者の支援が必要であることを認識する。
サーバ装置10は、要支援者向けの情報を含む避難情報を要支援者端末30に送信する。当該避難情報を受信することで、要支援者端末30は、図9に示すような表示を行う。図9に示す表示に接した要支援者は、支援者の少なくとも1人が避難所への避難のために駆けつけてくれることを認識する。
図8に示す表示に接した支援者は、要支援者の支援が可能な状況にあれば、その旨をサーバ装置10に通知する。要支援者の支援が可能な支援者は、図8に示す「支援可」ボタンを押下する。当該ボタンの押下に応じて、支援者端末20は、「支援可通知」をサーバ装置10に送信する。
また、災害の発生した地域から離れた場所にいること等を理由として要支援者を支援できない支援者は、図8に示す「支援不可」ボタンを押下する。当該ボタンの押下に応じて、支援者端末20は、「支援不可通知」をサーバ装置10に送信する。
サーバ装置10は、支援者端末20から受信する「支援可通知」又は「支援不可通知」に応じて、支援者の状態を利用者情報データベースに反映する。
サーバ装置10は、支援者と共に避難所に避難する要支援者を決定する。サーバ装置10は、各要支援者の避難に関する優先度を計算する。サーバ装置10は、当該計算された優先度に基づいて避難行動の支援を受ける要支援者を決定する。
例えば、サーバ装置10は、各要支援者が保有する貢献ポイントや属性情報に基づいて各要支援者の避難に関する優先度を計算する。
次に、サーバ装置10は、要支援者の避難行動を支援する支援者を決定する。例えば、サーバ装置10は、要支援者の属性情報及び支援者の属性情報に基づいて、事前登録した複数の支援者(支援者候補)のなかから要支援者を支援する支援者を割り当てる。例えば、サーバ装置10は、支援者A1が要支援者B1の避難行動を支援するといった決定を行う。
サーバ装置10は、確定した要支援者と支援者の組み合わせを利用者情報データベースに反映する。
具体的には、サーバ装置10は、利用者情報データベースに、支援に向かう支援者の情報(例えば、支援者のユーザID)を設定する。また、サーバ装置10は、支援者が割り当てられた要支援者の状態を更新する。具体的には、サーバ装置10は、当該要支援者の状態を「支援者決定済」に設定する。
サーバ装置10は、利用者情報データベースに、支援の対象となった要支援者の情報(例えば、要支援者のユーザID)を設定する。
要支援者を支援する支援者が決まると、サーバ装置10は、当該要支援者に対し、支援してくれる支援者に関する情報を通知する。具体的には、サーバ装置10は、要支援者端末30に対して「支援者情報通知」を送信する(図6のステップS04)。上記の例では、要支援者B1に対して、支援者A1が支援に向かうことが通知される。
この場合、要支援者端末30は、図10に示すような表示を行う。要支援者は、支援に来てくれる支援者の氏名等を確認したのち、要支援者端末30を操作して「了解」ボタンを押下する。当該ボタンの押下に応じて、要支援者端末30は、「支援者確認通知」をサーバ装置10に送信する(図6のステップS05)。
上記の例では、要支援者B1は、要支援者端末30を操作して支援者A1が支援に来ることを確認した旨をサーバ装置10に通知する。
当該通知を受信すると、サーバ装置10は、支援者に対して要支援者の支援に向かうように指示する。上記の例では、サーバ装置10は、支援者A1に対して要支援者B1の避難を支援するように指示する。
具体的には、サーバ装置10は、支援者端末20に対して「支援開始指示」を送信する(図6のステップS06)。支援開始指示には、支援対象となる要支援者の氏名、住所等が含まれる。支援者端末20は、支援開始指示に含まれる情報に基づいて図11に示すような表示を行う。その際、サーバ装置10は、図11に示すように、要支援者の住所(支援者が向かう先)が容易に認識できるような地図情報を含む支援開始指示を支援者端末20に送信してもよい。
支援開始指示の受信に応じて、支援者は、要支援者の下に向かう。
また、サーバ装置10は、支援開始指示を送信した支援者の状態を更新する。具体的には、サーバ装置10は、利用者情報データベースの状態フィールドに「支援中」と設定する。
支援者は、現場(要支援者の自宅等)に到着すると、支援者端末20を操作して、現場の状況をサーバ装置10に報告する。例えば、支援者が1人で要支援者の避難を支援可能であれば、その旨をサーバ装置10に報告する。あるいは、要支援者が所在不明であれば、支援者は、その旨をサーバ装置10に報告する。あるいは、一人では支援が困難であれば、支援者は、その旨をサーバ装置10に報告する。
例えば、支援者端末20は、図12に示すようなGUIを用いて現場の状況を取得する。支援者端末20は、要支援者のユーザID、取得した現場の状況を含む「現場状況報告」をサーバ装置10に送信する(図6のステップS07)。
サーバ装置10は、支援者から得られた現場の状況に応じた処置を行う。支援者が応援を必要とせず、単独で支援が可能な場合には、サーバ装置10は、特段の対応を行わない。対して、要支援者が所在不明であれば、サーバ装置10は、自主防災組織にその旨を通知する。あるいは、単独での支援が不可であれば、サーバ装置10は、他の支援者に対して支援(応援)を要請する。
支援者は、要支援者と共に避難所に移動する。支援者は、要支援者の支援を完了すると、その旨をサーバ装置10に通知する。より具体的には、支援者は、支援者端末20を操作して、支援完了をサーバ装置10に通知する(図13参照)。支援者端末20は、要支援者のユーザIDを含む「支援完了通知」をサーバ装置10に送信する(図6のステップS08)。
サーバ装置10は、当該通知に従い、要支援者の避難が完了した事実を利用者情報データベースに反映する。サーバ装置10は、当該支援が完了した要支援者を支援対象から除外する。具体的には、サーバ装置10は、避難が完了した要支援者の状態フィールドに「避難完了」と設定する。上記の例では、要支援者B1の状態は避難完了と記憶され、避難支援の対象者から除外される。サーバ装置10は、避難が完了した要支援者の避難先に関する情報(例えば、避難所の名称や住所)を利用者情報データベースに登録してもよい。
また、サーバ装置10は、支援行動が完了した支援者の状態を利用者情報データベースに反映する。具体的には、サーバ装置10は、支援行動を完了した支援者の状態フィールドに「支援可」を設定する。
サーバ装置10は、要支援者の支援を完了した支援者に所定数の貢献ポイントを付与する。サーバ装置10は、支援者に付与した貢献ポイントを利用者情報データベースに反映する。
要支援者の支援が完了すると、当該支援者は、別の要支援者を支援することができる。例えば、上記の例では、支援者A1は、避難の完了していない他の要支援者の避難行動を支援できる。
その際、サーバ装置10は、各要支援者の優先度等に基づいて、支援の完了した支援者に割り当てる要支援者(支援対象者)を決定する。その後のシステム動作は、上記説明した内容と同一とすることができるので説明を省略する。なお、「支援者決定済」、「避難完了」が設定された要支援者は、支援の対象から外される。このような対応によって、1人の要支援者に複数の支援者が支援に向かうといった非効率が避けられる。
続いて、第1の実施形態に係る避難支援システムに含まれる各装置の詳細について説明する。
[サーバ装置]
図14は、第1の実施形態に係るサーバ装置10の処理構成(処理モジュール)の一例を示す図である。図14を参照すると、サーバ装置10は、通信制御部201と、要支援者登録部202と、支援者登録部203と、指示取得部204と、避難情報送信部205と、支援者割当部206と、避難行動制御部207と、記憶部208と、を備える。
通信制御部201は、他の装置との間の通信を制御する手段である。例えば、通信制御部201は、端末(支援者端末20、要支援者端末30)からデータ(パケット)を受信する。また、通信制御部201は、端末(支援者端末20、要支援者端末30)に向けてデータを送信する。通信制御部201は、他の装置から受信したデータを他の処理モジュールに引き渡す。通信制御部201は、他の処理モジュールから取得したデータを他の装置に向けて送信する。このように、他の処理モジュールは、通信制御部201を介して他の装置とデータの送受信を行う。通信制御部201は、他の装置からデータを受信する受信部としての機能と、他の装置に向けてデータを送信する送信部としての機能と、を備える。
要支援者登録部202は、要支援者の属性情報を取得し、要支援者登録を行う手段である。要支援者登録部202は、将来的に避難者となり得る住民であって他者からの支援を必要とする要支援者の情報を取得する。より具体的には、要支援者登録部202は、要支援者の個人情報、健康情報、家族情報等の要支援者情報(属性情報)を任意の手段により取得する。
例えば、要支援者登録部202は、要支援者端末30から要支援者情報を取得してもよい。あるいは、要支援者は、要支援者情報が記載された書類や要支援者情報が記憶された外部記憶装置を防災センターに送付し、当該センターの職員等が要支援者情報をサーバ装置10に入力してもよい。
要支援者登録部202は、要支援者情報を入力するためのGUIや入力フォームを要支援者に提供してもよい。例えば、要支援者登録部202は、図15に示すようなGUIを要支援者端末30に表示してもよい。
要支援者は、要支援者端末30を操作して、図15に示される情報を入力する。要支援者は、情報入力を完了すると「決定」ボタンを押下し、個人情報(氏名、年齢、連絡先等)をサーバ装置10に入力する。なお、健康情報や家族情報を登録する場合(対応するボタンが押下された場合)には、要支援者登録部202は、これらの情報を入力するための図15に類似したGUI、入力フォームを表示すればよい。
要支援者情報を取得すると、要支援者登録部202は、要支援者を識別するためのユーザIDを生成する。ユーザIDは、サーバ装置10に登録された要支援者を一意に識別できる情報であればどのような情報であってもよい。例えば、要支援者登録部202は、要支援者登録のたびに一意な値を採番しユーザIDとしてもよい。
要支援者登録部202は、上記生成されたユーザID、要支援者の属性情報を対応付けて利用者情報データベースに記憶する(図16参照)。
図16に示すように、利用者情報データベースは、利用者の種別(要支援者、支援者)を示すフィールドと、各利用者の状態を示すフィールドと、各利用者の相手(支援対象者、支援者)を示すフィールドと、貢献ポイントを記憶するフィールドと、を含む。
なお、理解の容易のため、図16を含む図面において、相手フィールドには支援対象者、支援者の氏名を表記しているが、実際には支援対象者等のユーザIDが当該フィールドに設定される。また、要支援者の状態フィールドの初期値は「避難前」である。支援者の状態フィールドの初期値は「不明」である。
図16に示す利用者情報データベースは例示であって、記憶する項目等を限定する趣旨ではない。例えば、利用者の生体情報(顔画像、当該顔画像から生成された特徴量)が利用者情報データベースに登録されていてもよい。
図16に示す健康情報や家族情報には、身長、体重といった身体的な情報や同居する家族の人数、関係等の具体的な内容が記載される。また、図16には図示していないが、利用者の連絡先、住宅に関する情報(住宅内経路、住宅の構造)、能力情報等が利用者情報データベースに登録される。
要支援者登録部202は、生成したユーザIDを要支援者(要支援者端末30)に払い出す。
ここで、かつて支援者であった住民が、病気等を理由として要支援者登録をする場合がある。この場合、要支援者登録部202は、要支援者が入力した氏名、年齢等に基づいて利用者情報データベースを検索し、対応するエントリ(支援者)の有無を判定する。対応するエントリが存在すれば、要支援者登録部202は、当該エントリの種別フィールドを「支援者」から「要支援者」に書き換える。即ち、サーバ装置10は、支援者からの申請に応じて、当該支援者の種別を「要支援者」に変更する。その際、支援者が保有する貢献ポイントは新たな要支援者の貢献ポイントとして引き継がれる。
支援者登録部203は、支援者(支援者となる意思を持つ住民)から属性情報を取得し、支援者登録を行う手段である。支援者登録部203は、他者を支援する支援者の情報を取得する。支援者登録部203の基本的な動作は、要支援者登録部202の動作と同じとすることができるため、詳細な説明を省略する。
支援者情報を取得すると、支援者登録部203は、支援者を識別するためのユーザIDを生成する。ユーザIDは、サーバ装置10に登録された支援者を一意に識別できる情報であればどのような情報であってもよい。例えば、支援者登録部203は、支援者登録のたびに一意な値を採番しユーザIDとしてもよい。
支援者登録部203は、上記生成されたユーザID及び属性情報を対応付けて利用者情報データベースに記憶する。
支援者登録部203は、支援者登録を行った支援者(住民)に対し、所定数の貢献ポイントを付与する。例えば、図16の例では、支援者登録部203は、「1ポイント」の貢献ポイントを新規に支援者登録した支援者A3に付与している。支援者登録部203は、付与した貢献ポイントを利用者情報データベースに記憶する。
支援者登録部203は、生成したユーザIDを要支援者(支援者端末20)に払い出す。
指示取得部204は、自治体の防災担当者からの避難情報送信指示を取得する手段である。指示取得部204は、図7に示すようなGUIを用いて自治体の防災担当者からの避難情報に関する送信指示を取得する。自治体の防災担当者は、発令する警戒レベル、及び避難情報を送信する地域を指定する。なお、避難情報を送信する地域の単位は、大字小字等の比較的小さい範囲であってもよいし、自治体全域のように比較的広い範囲であってもよい。
避難情報送信部205は、自治体の防災担当者が指定する地域の住民に対し避難情報を送信する手段である。避難情報送信部205は、指定された地域の住民が所持する端末に対して、避難情報を送信する。その際、避難情報送信部205は、通常の住民(要支援者、支援者のいずれでもない住民)に対しては、例えば、自治体の防災担当者が入力した警戒レベルに応じた情報を含む避難情報を送信する。例えば、避難情報送信部205は、「高齢者等避難が発令されました。適切な避難行動をお願いします。」といった内容の避難情報を住民の端末に送信する。なお、避難情報の送信先となる端末のアドレス等は事前に登録される。
避難情報送信部205は、支援者に対しては、当該支援者が、自分が「支援者」であることを自覚してもらうような情報(メッセージ)を含む避難情報を送信する。具体的には、避難情報送信部205は、支援者として防災センター(サーバ装置10)に登録され要支援者を支援することの必要性を認識するようなメッセージを含む避難情報を送信する。
避難情報送信部205は、利用者情報データベースにアクセスし、当該データベースに支援者として登録されている住民のアドレス(支援者端末20が受信可能なアドレス)に、図8に示すような内容を含む避難情報を送信する。
避難情報送信部205は、支援者の支援者端末20から「支援可通知」又は「支援不可通知」を受信する。支援可通知は、図8に示す「支援可」ボタンが押下されることでサーバ装置10に送信される。支援可通知には、支援者のユーザIDが含まれる。避難情報送信部205は、当該支援者のユーザIDをキーとして利用者情報データベースを検索し、対応するエントリ(支援者)を特定する。避難情報送信部205は、特定したエントリの状態フィールドに「支援可」を設定する。
支援不可通知は、図8に示す「支援不可」ボタンが押下されることでサーバ装置10に送信される。支援不可通知には、支援者のユーザIDが含まれる。避難情報送信部205は、当該支援者のユーザIDをキーとして利用者情報データベースを検索し、対応するエントリ(支援者)を特定する。避難情報送信部205は、特定したエントリの状態フィールドに「支援不可」を設定する。
避難情報送信部205は、要支援者に対しては、当該要支援者が、自分が「要支援者」として防災センター(サーバ装置10)に登録され、支援者が避難行動を支援してくれることを認識するような内容(メッセージ)を含む避難情報を送信する。例えば、避難情報送信部205は、利用者情報データベースにアクセスし、当該データベースに要支援者として登録されている住民のアドレス(要支援者端末30が受信可能なアドレス)に対して、図9に示すような内容を含む避難情報を送信する。
支援者割当部206は、要支援者の避難行動を支援する支援者を要支援者に割り当てる手段である。例えば、図6の例では、支援者割当部206は、複数の要支援者B1~B3のそれぞれに支援者を割り当てる制御を行う。
支援者割当部206は、種々の方法、種々の規則に従って要支援者及び支援者の組み合わせを決定する。即ち、支援者割当部206は、種々の方法によって、支援者と要支援者のマッチングを行う。
図17は、第1の実施形態に係る支援者割当部206の動作の一例を示すフローチャーである。図17を参照しつつ、支援者割当部206の動作を説明する。
支援者割当部206は、各要支援者の支援に関する優先度を算出する(ステップS101)。例えば、支援者割当部206は、要支援者それぞれが保有する貢献ポイントに基づいて各要支援者の優先度(避難行動を支援する優先度)を算出する。具体的には、支援者割当部206は、多くの貢献ポイントを有する要支援者には高い優先度を与える。
あるいは、支援者割当部206は、複数の要支援者それぞれの貢献ポイントと属性情報に基づいて、複数の要支援者それぞれの避難に関する優先度を算出してもよい。例えば、支援者割当部206は、要支援者の心身の状態(介護度、障害のレベル等)に基づいて要支援者の優先度を決定してもよい。例えば、支援者割当部206は、同じ貢献ポイントを保持する要支援者が存在する場合、介護レベルの高い要支援者や重い障害を持つ要支援者にはより高い優先度を与えてもよい。
次に、支援者割当部206は、避難行動の支援が必要な要支援者を抽出する(ステップS102)。支援者割当部206は、利用者情報データベースにおける要支援者の状態フィールドを確認する。支援者割当部206は、状態フィールドに「避難前」が設定されている要支援者(避難が完了せず、且つ、支援者が割り当てられていない要支援者)を抽出する。
次に、支援者割当部206は、抽出された各要支援者の優先度に従って、要支援者に支援者を割り当てる。支援者割当部206は、要支援者の優先度の順番で要支援者に支援者を割り当てる。図6の例では、要支援者B1の優先度が最も高ければ、要支援者B1の避難行動を支援する支援者の割り当てが最初に行われる。
支援者割当部206は、上記優先度の順番で、避難行動の支援が必要な要支援者に支援者を割り当てる(ステップS103)。支援者割当部206は、事前に支援者登録した住民(支援者候補)のなかから要支援者を支援する支援者を決定する。
その際、支援者割当部206は、利用者情報データベースにおいて状態フィールドに「支援可」と設定された支援者のなかから要支援者を支援する支援者を決定する。支援者割当部206は、利用者情報データベースにアクセスし、状態フィールドに「支援可」と設定された支援者を抽出する。
支援者割当部206は、抽出された支援者(避難当日に支援可能な支援者)のなかから要支援者を支援する支援者を割り当てる。例えば、支援者割当部206は、支援対象者(要支援者)及び/又は支援者候補(支援者として登録された住民)の属性情報に基づいて要支援者を支援する支援者を決定する。
例えば、支援者割当部206は、要支援者の健康情報(既往症、薬等に関する情報)に基づいて支援者を決定してもよい。例えば、支援者割当部206は、既往症のある要支援者に対し、医師や看護師を支援者として割り当ててもよい。
あるいは、支援者割当部206は、支援者と要支援者の位置関係に基づいて要支援者を選択してもよい。例えば、支援者割当部206は、要支援者に最も近い住民を支援者として割り当ててもよい。
要支援者と支援者の組み合わせが確定すると、支援者割当部206は、当該確定した情報を利用者情報データベースに反映する。
支援者割当部206は、割り当てが決定された支援者の相手フィールドに要支援者のユーザIDを設定する。支援者割当部206は、支援を受ける要支援者の相手フィールドに支援者のユーザIDを設定する。また、支援者割当部206は、要支援者の状態フィールドに「支援者決定済」を設定する。なお、図16を含む図面において、「支援者決定済」を「決定済」と表記している。
このように、支援者割当部206は、複数の要支援者それぞれが保有する、貢献ポイント(地域の防災活動に貢献した程度を示すポイント)に基づいて、複数の要支援者それぞれの避難に関する優先度を算出する。即ち、支援者割当部206は、優先度を算出する「算出部」として動作する。支援者割当部206は、算出された優先度に従い、複数の要支援者それぞれの避難行動を支援する支援者を、当該複数の要支援者それぞれに割り当てる。
その際、支援者割当部206は、複数の支援者候補(支援者登録をしている住民)のなかから避難行動を支援する支援者を割り当てる。支援者割当部206は、複数の支援者候補のうち避難当日に支援が可能な支援者候補のなかから避難行動を支援する支援者を割り当てる。
避難行動制御部207は、支援者による要支援者の避難行動を制御する手段である。図18を参照し、避難行動制御部207の動作を説明する。
支援者と要支援者の組み合わせが決定すると、避難行動制御部207は、当該要支援者に対して支援者に関する情報を通知する。避難行動制御部207は、支援者の氏名等を含む「支援者情報通知」を要支援者端末30に送信する(ステップS201)。
避難行動制御部207は、当該通知に対する応答の受信を待機する(ステップS202、No分岐)。
支援者情報通知に対する応答である「支援者確認通知」を受信すると(ステップS202、Yes分岐)、避難行動制御部207は、対応する支援者に支援開始の指示を行う。
はじめに、避難行動制御部207は、要支援者の氏名、当該要支援者の住所等を含む支援開始指示を生成する(ステップS203)。
避難行動制御部207は、支援対象となる要支援者に関する情報(要支援者のユーザIDを含む情報)等を含む支援開始指示を支援者端末20に送信する(ステップS204)。避難行動制御部207は、支援開始指示を要支援者が割り当てられた支援者が所持する支援者端末20に送信する。
避難行動制御部207は、支援開始指示を送信した支援者の状態を更新する。避難行動制御部207は、利用者情報データベースにおける支援者の状態フィールドに「支援中」を設定する。
支援開始指示に基づいて、支援者は要支援者の下に向かう。要支援者の下に到着した支援者は、現場の状況を防災センター(サーバ装置10)に報告する。
避難行動制御部207は、支援者端末20から、支援者が到着した現場の状況を示す「現場状況報告」を受信する(ステップS205)。現場状況報告には、要支援者のユーザIDが含まれる。
避難行動制御部207は、現場状況報告に対処する(ステップS206)。
例えば、支援者から「支援に支障なし」という通知を受信している場合には、避難行動制御部207は、特段の対応をしない。
あるいは、支援者から「要支援者が所在不明」という通知を受信した場合には、避難行動制御部207は、その旨を自主防災組織に連絡する。具体的には、避難行動制御部207は、要支援者のユーザIDをキーとして利用者情報データベースを検索し、当該要支援者の氏名、住所等を取得する。避難行動制御部207は、取得した要支援者の氏名、住所等を自主防災組織(当該組織のサーバ等)に通知する。
あるいは、支援者から「単独での支援不可」という通知を受信した場合には、避難行動制御部207は、支援行動を起こしていない支援者のなかから応援に向かわせる支援者を選択し、当該選択した支援者に応援を指示する。具体的には、避難行動制御部207は、利用者情報データベースを検索し、支援活動を開始していない支援者(状態フィールドに支援可が設定されている支援者)を抽出する。避難行動制御部207は、抽出した支援者のなかから応援に向かわせる支援者を選択する。避難行動制御部207は、選択した支援者の支援者端末20に対して、要支援者の氏名、住所等を含む「支援応援指示」を送信する。
支援者は、要支援者と共に避難所に移動する。避難を完了した支援者は、その旨を防災センター(サーバ装置10)に報告する。具体的には、避難行動制御部207は、支援者端末20から「支援完了通知」を受信する(ステップS207)。支援完了通知には、避難が完了した要支援者のユーザIDが含まれる。
避難行動制御部207は、支援者による支援行動が完了したことをデータベースに反映する(データベースを更新;ステップS208)。具体的には、避難行動制御部207は、利用者情報データベースにおける支援者の状態フィールドに「支援可」を設定する。また、避難行動制御部207は、要支援者の状態フィールドに「避難完了」を設定する。
また、避難行動制御部207は、避難行動の支援を完了した支援者に、所定数の貢献ポイントを付与する。避難行動制御部207は、付与した貢献ポイントを利用者情報データベースに記憶する。
なお、支援者割当部206は、定期的又は所定のタイミングで利用者情報データベースにアクセスし、状態フィールドに「避難前」が設定されている要支援者が存在するか否か判定する。そのような要支援者が存在すれば、支援者割当部206は、当該要支援者を支援する支援者を割り当てる。このような動作が繰り返されることで、漏れなく要支援者の避難が完了する。
記憶部208は、サーバ装置10の動作に必要な情報を記憶する手段である。
[支援者端末]
支援者端末20には、スマートフォン、携帯電話機、ゲーム機、タブレット等の携帯端末装置が例示される。
図19は、支援者端末20の処理構成(処理モジュール)の一例を示す図である。図19を参照すると、支援者端末20は、通信制御部301と、登録部302と、避難情報処理部303と、支援行動制御部304と、記憶部305と、を備える。
通信制御部301は、他の装置との間の通信を制御する手段である。例えば、通信制御部301は、サーバ装置10からデータ(パケット)を受信する。また、通信制御部301は、サーバ装置10に向けてデータを送信する。通信制御部301は、他の装置から受信したデータを他の処理モジュールに引き渡す。通信制御部301は、他の処理モジュールから取得したデータを他の装置に向けて送信する。このように、他の処理モジュールは、通信制御部301を介して他の装置とデータの送受信を行う。通信制御部301は、他の装置からデータを受信する受信部としての機能と、他の装置に向けてデータを送信する送信部としての機能と、を備える。
登録部302は、支援者情報を防災センター(サーバ装置10)に登録する手段である。登録部302は、GUIを用いて、支援者情報(個人情報、健康情報、家族情報等)を取得する。
登録部302は、取得した支援者情報をサーバ装置10に送信する。登録部302は、サーバ装置10からユーザIDを受信する。登録部302は、受信したユーザIDを記憶部305に記憶する。
避難情報処理部303は、サーバ装置10から受信する避難情報を処理する手段である。避難情報処理部303は、サーバ装置10から避難情報を取得すると、図8に示すようなGUIを表示する。
避難情報処理部303は、GUIによって支援者の意思(要支援者の支援可否)を取得する。避難情報処理部303は、取得した支援者の意思をサーバ装置10に通知する。支援者が支援の意思を示した場合、避難情報処理部303は、支援可通知をサーバ装置10に送信する。支援者が支援不可の意思を示した場合、避難情報処理部303は、支援不可通知をサーバ装置10に送信する。
支援行動制御部304は、支援者による支援行動に関する制御を行う手段である。
支援行動制御部304は、サーバ装置10から支援開始指示を受信する。当該指示の受信に応じて、支援行動制御部304は、図11に示すような表示を行う。支援開始指示には、要支援者のユーザIDが含まれるので、支援行動制御部304は、当該ユーザIDを記憶部305に記憶する。
あるいは、支援行動制御部304は、支援者が表示を確認したことを取得するためのボタン(例えば、確認ボタン)を表示し、当該ボタンが押下されるまで図11に示すような表示を継続してもよい。あるいは、支援行動制御部304は、支援開始指示を受信すると、アラーム等の音声によって当該指示の受信を支援者に通知してもよい。
支援行動制御部304は、支援者が所定の動作を行うと(例えば、メニュー画面に表示された現場状況報告ボタンを押下すると)、現場の状況を報告するためのGUIを表示する。支援行動制御部304は、図12に示すようなGUIを表示する。
支援行動制御部304は、図12に示すように、予め定めた選択肢(例えば、支援に支障なし等)に加え、支援者が状況を詳しく記載するためのインターフェイスを設けてもよい。支援行動制御部304は、支援者が入力した現場の情報を「現場状況報告」としてサーバ装置10に送信する。なお、現場状況報告には、要支援者(支援者が現場に駆けつけた要支援者;支援開始指示により指定された要支援者)の要支援者のユーザIDが含まれる。
支援行動制御部304は、支援者が所定の動作を行うと(例えば、メニュー画面に表示された支援完了ボタンを押下すると)、支援完了を通知するためのGUIを表示する。支援行動制御部304は、図13に示すようなGUIを表示する。支援者が「完了」ボタンを押下すると、支援行動制御部304は、共に避難した要支援者のユーザIDを含む支援完了通知をサーバ装置10に送信する。
記憶部305は、支援者端末20の動作に必要な情報を記憶する手段である。
[要支援者端末]
要支援者端末30には、スマートフォン、携帯電話機、ゲーム機、タブレット等の携帯端末装置が例示される。
図20は、要支援者端末30の処理構成(処理モジュール)の一例を示す図である。図20を参照すると、要支援者端末30は、通信制御部401と、登録部402と、避難情報処理部403と、支援者情報通知処理部404と、記憶部405と、を備える。
通信制御部401は、他の装置との間の通信を制御する手段である。例えば、通信制御部401は、サーバ装置10からデータ(パケット)を受信する。また、通信制御部401は、サーバ装置10に向けてデータを送信する。通信制御部401は、他の装置から受信したデータを他の処理モジュールに引き渡す。通信制御部401は、他の処理モジュールから取得したデータを他の装置に向けて送信する。このように、他の処理モジュールは、通信制御部401を介して他の装置とデータの送受信を行う。通信制御部401は、他の装置からデータを受信する受信部としての機能と、他の装置に向けてデータを送信する送信部としての機能と、を備える。
登録部402は、要支援者情報を防災センター(サーバ装置10)に登録する手段である。登録部402は、図15に示すようなGUIを表示し、要支援者情報(個人情報、健康情報、家族情報等)を取得する。
登録部402は、取得した要支援者情報をサーバ装置10に送信する。登録部402は、サーバ装置10からユーザIDを受信する。登録部402は、受信したユーザIDを記憶部405に記憶する。
避難情報処理部403は、サーバ装置10から受信する避難情報を処理する手段である。避難情報処理部403は、サーバ装置10から避難情報を取得すると、図9に示すような表示を行う。
支援者情報通知処理部404は、サーバ装置10から受信する支援者情報通知を処理する手段である。支援者情報通知処理部404は、サーバ装置10から支援者情報通知を受信したことに応じて、図10に示すような表示を行う。図10に示すように、支援者情報通知処理部404は、避難行動の支援に来る支援者の氏名等を表示する。
図10に示すように、支援者情報通知処理部404は、要支援者が表示を確認したことを取得するための「了解」ボタンを表示する。当該ボタンが押下されると、支援者情報通知処理部404は、支援者確認通知をサーバ装置10に送信する。なお、図10には、「了解」ボタンを図示しているが、支援者情報通知処理部404は、要支援者が他の支援者による支援を要請するためのボタン(例えば、「拒否」ボタン)を表示してもよい。支援者情報通知処理部404は、当該拒否ボタンが押下されると、他の支援者を割り当てるようにサーバ装置10に依頼する。
記憶部405は、要支援者端末30の動作に必要な情報を記憶する手段である。
[システムの動作]
続いて、第1の実施形態に係る避難支援システムの動作について説明する。なお、支援者登録、要支援者登録に関する動作の説明は省略する。図21は、第1の実施形態に係る避難支援システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
自治体の防災担当者からの指示に応じて、サーバ装置10は、避難情報を支援者端末20、要支援者端末30に送信する(ステップS11)。
当該避難情報の受信に応じて、支援者端末20は、支援者の支援行動に関する意思(支援するか否か)をサーバ装置10に通知する(ステップS12)。支援者端末20は、支援可通知又は支援不可通知をサーバ装置10に送信する。
サーバ装置10は、支援可と回答した支援者のなかから要支援者を支援する支援者を割り当てる(ステップS13)。
支援者の割り当てが完了すると、サーバ装置10は、支援を受ける要支援者の要支援者端末30に対して支援者情報通知を送信する(ステップS14)。
要支援者が支援者の氏名等を確認すると、要支援者端末30は、支援者確認通知をサーバ装置10に送信する(ステップS15)。
当該通知を受信したことに応じて、サーバ装置10は、支援者端末20に支援開始指示を送信する(ステップS16)。
支援者は、当該指示に応じて、要支援者の下に向かい現場に到着する。支援者が現場に到着すると、支援者端末20は現場の状況を含む現場状況報告をサーバ装置10に送信する(ステップS17)。
サーバ装置10は、当該報告に応じて適宜必要な対策を講じる。
支援者が要支援者と共に避難所に到着すると、支援者端末20は、支援完了通知をサーバ装置10に送信する(ステップS18)。当該通知に応じて、サーバ装置10は、支援者の状態を「支援中」から「支援可」に変更し、当該支援者に新たな要支援者を割り当て可能に設定する。
以上のように、第1の実施形態に係るサーバ装置10は、要支援者の避難行動を支援する支援者としての活動する住民に対して貢献ポイントを付与する。サーバ装置10は、貢献ポイントを用いて支援者から避難行動の支援を受ける要支援者を決定する。サーバ装置10は、多くの貢献ポイントを保有する要支援者を優先して支援対象者に設定する。即ち、各住民が持つ貢献ポイントが支援者の割り当てに活用される。ここで、支援者は時間の経過と共に要支援者になり得る。支援者登録を行い、他者の支援活動に熱心に取り組んだ住民は、自身が要支援者となったときに優先して支援が受けられる。その結果、住民には、支援者となる(支援者として行動する)動機が生まれる。当該構成により、風水害や地震などの災害が発生した際、高齢者等の要支援者の避難を支援する支援者が増加する。即ち、支援者数を増やす仕組み、システムが構築される。
続いて、避難支援システムを構成する各装置のハードウェアについて説明する。図22は、サーバ装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
サーバ装置10は、情報処理装置(所謂、コンピュータ)により構成可能であり、図22に例示する構成を備える。例えば、サーバ装置10は、プロセッサ311、メモリ312、入出力インターフェイス313及び通信インターフェイス314等を備える。上記プロセッサ311等の構成要素は内部バス等により接続され、相互に通信可能に構成されている。
但し、図22に示す構成は、サーバ装置10のハードウェア構成を限定する趣旨ではない。サーバ装置10は、図示しないハードウェアを含んでもよいし、必要に応じて入出力インターフェイス313を備えていなくともよい。また、サーバ装置10に含まれるプロセッサ311等の数も図22の例示に限定する趣旨ではなく、例えば、複数のプロセッサ311がサーバ装置10に含まれていてもよい。
プロセッサ311は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等のプログラマブルなデバイスである。あるいは、プロセッサ311は、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のデバイスであってもよい。プロセッサ311は、オペレーティングシステム(OS;Operating System)を含む各種プログラムを実行する。
メモリ312は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等である。メモリ312は、OSプログラム、アプリケーションプログラム、各種データを格納する。
入出力インターフェイス313は、図示しない表示装置や入力装置のインターフェイスである。表示装置は、例えば、液晶ディスプレイ等である。入力装置は、例えば、キーボードやマウス等のユーザ操作を受け付ける装置である。
通信インターフェイス314は、他の装置と通信を行う回路、モジュール等である。例えば、通信インターフェイス314は、NIC(Network Interface Card)等を備える。
サーバ装置10の機能は、各種処理モジュールにより実現される。当該処理モジュールは、例えば、メモリ312に格納されたプログラムをプロセッサ311が実行することで実現される。また、当該プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transitory)なものとすることができる。即ち、本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。また、上記プログラムは、ネットワークを介してダウンロードするか、あるいは、プログラムを記憶した記憶媒体を用いて、更新することができる。さらに、上記処理モジュールは、半導体チップにより実現されてもよい。
なお、支援者端末20、要支援者端末30もサーバ装置10と同様に情報処理装置により構成可能であり、その基本的なハードウェア構成はサーバ装置10と相違する点はないので説明を省略する。
情報処理装置であるサーバ装置10は、コンピュータを搭載し、当該コンピュータにプログラムを実行させることでサーバ装置10の機能が実現できる。また、サーバ装置10は、当該プログラムによりサーバ装置10の制御方法を実行する。
[変形例]
なお、上記実施形態にて説明した避難支援システムの構成、動作等は例示であって、システムの構成等を限定する趣旨ではない。
支援者や要支援者は、自治体等が提供するアプリケーション(例えば、防災アプリ、回覧板アプリ)等を用いて、支援者登録や要支援者登録を行ってもよい。
サーバ装置10は、上記避難支援システムを住民に周知するため、自治体が発行する回覧板(電子的な回覧板)等に支援者の必要性、支援者に付与される貢献ポイント及び貢献ポイントを保有するメリット等を記載してもよい。あるいは、当該回覧板等において、支援者啓発セミナー等の開催に関する通知が行われてもよい。地域の住民が、要支援者を支援する仕組みを知る機会(接点)が少ない。そこで、サーバ装置10は、回覧板や自治体担当者からのセミナーを通じて、住民が要支援者の支援制度に関する理解を深める機会を提供してもよい。
上記実施形態では、貢献ポイントが付与される防災活動の一例として要支援者の支援を例に取り説明を行った。しかし、他の活動が貢献ポイント付与の対象となってもよい。例えば、防災訓練に参加するといった活動に貢献ポイントが付与されてもよい。あるいは、有事(災害発生時)に要支援者の避難行動を支援するだけでなく、平時に要支援者の見守り活動等を行う支援者(住民)に貢献ポイントが付与されてもよい。例えば、サーバ装置10は、平時に行われる要支援者の見守り活動の担当者に割り当てられた住民に貢献ポイントを付与してもよい。
避難支援システム(サーバ装置10)は、要支援者に支援者を割り当てる用途とは異なる用途に貢献ポイントを参照してもよい。例えば、サーバ装置10は、平時において、支援者から支援をうける見守り対象者(例えば、要介護者、認知症患者)の選択に当該対象者が保有する貢献ポイントを活用してもよい。
避難支援システム(サーバ装置10)は、所定の行動を行う住民に対し、貢献ポイントとは異なるポイントを付与してもよい。例えば、サーバ装置10は、地域の情報が記載された「地域便り」の閲覧、地域の店舗が発行した広告の閲覧、アンケートへの回答に対してポイントを付与する。また、付与されたポイントや貢献ポイントは、地域通貨として地域内の商業施設等で使用されてもよい。
サーバ装置10は、一度の災害発生で数多くの要支援者を支援した支援者により多くの貢献ポイントを付与してもよい。例えば、サーバ装置10は、最初の要支援者の支援に対して「3ポイント」、2人目の要支援者の支援に「6ポイント」のように、支援をした要支援者の数が増えるに従いより多くの貢献ポイントを支援者に付与してもよい。
サーバ装置10は、支援者登録の際、支援する対象者のリスト(支援対象者リスト)を取得してもよい。サーバ装置10は、当該支援対象者リストに基づいて、要支援者に割り当てる支援者を決定(選択)してもよい。
サーバ装置10は、支援者、要支援者それぞれの生体情報(例えば、顔画像)を記憶してもよい。例えば、サーバ装置10は、複数の支援者それぞれが、複数の要支援者を支援の対象とすることを登録する際、支援者及び要支援者の顔画像を併せて取得してもよい。サーバ装置10は、要支援者に支援者情報通知を送信する際、支援に向かう支援者の顔画像を併せて要支援者端末30に送信してもよい。このような対応により、要支援者と支援者との間に面識がなくても、要支援者は安心して避難支援を受けることができる。
サーバ装置10は、要支援者が支援者確認通知(所謂、ACK)を返せない場合、支援者情報通知の送信から所定期間経過後、自主防災組織に対して当該要支援者の安否確認を要請してもよい。自主防災組織の担当者は、当該要支援者の下に向かい安否確認をする。安否が確認できない場合には、当該担当者は、時間をおいて再び安否確認をする。
上記実施形態では、要支援者が要支援者端末30を用いて、種々の情報登録や操作を行うことを説明した。しかし、状態、状況によっては、要支援者は要支援者端末30を操作できないこともある。そのため、本願開示の避難支援システムにおいて、要支援者は要支援者端末30を所持していなくともよい。即ち、避難支援システムにおいて、要支援者端末30を要する動作、処理は行わなくともよい。具体的には、要支援者登録は代理人によって行われ、支援者情報通知に関する動作(図6のステップS04、S05)は省略されてもよい。
上記実施形態では、支援者が支援者登録を行う場合について説明した。しかし、支援者登録は要支援者(要支援者の代理人)により行われてもよい。即ち、要支援者(要支援者の代理人)が要支援者登録(個別避難計画)を入力する際、支援者の情報をシステムに登録してもよい。
サーバ装置10は、気象庁等が運営する外部のサーバが気象警報や注意報を発令した際、当該外部サーバから当該発令された情報を受信してもよい。サーバ装置10は、受信した情報を自治体の防災担当者が入力する「避難情報送信指示」として扱ってもよい。サーバ装置10は、外部サーバから情報を受信したことに応じて、避難情報を自動的に送信してもよい。
上記実施形態では、サーバ装置10の内部に利用者情報データベースが構成される場合について説明したが、当該データベースは外部のデータベースサーバ等に構築されてもよい。即ち、サーバ装置10の一部の機能は別のサーバに実装されていてもよい。より具体的には、上記説明した「支援者割当部(支援者割当手段)」、「避難行動制御部(避難行動制御手段)」等がシステムに含まれるいずれかの装置に実装されていればよい。
各装置(サーバ装置10、支援者端末20、要支援者端末30)間のデータ送受信の形態は特に限定されないが、これら装置間で送受信されるデータは暗号化されていてもよい。これらの装置間では、住民の個人情報等が送受信され、これらの情報を適切に保護するためには、暗号化されたデータが送受信されることが望ましい。
上記説明で用いた流れ図(フローチャート、シーケンス図)では、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。実施形態では、例えば各処理を並行して実行する等、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。
上記の実施形態は本願開示の理解を容易にするために詳細に説明したものであり、上記説明したすべての構成が必要であることを意図したものではない。また、複数の実施形態について説明した場合には、各実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよい。例えば、実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることや、実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、実施形態の構成の一部について他の構成の追加、削除、置換が可能である。
上記の説明により、本発明の産業上の利用可能性は明らかであるが、本発明は、住民の避難を支援する避難支援システムなどに好適に適用可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
[付記1]
複数の要支援者それぞれが保有する、地域の防災活動に貢献した程度を示す貢献ポイントに基づいて、前記複数の要支援者それぞれの避難に関する優先度を算出する、算出部と、
前記算出された優先度に従い、前記複数の要支援者それぞれの避難行動を支援する支援者を割り当てる、割当部と、
を備える、サーバ装置。
[付記2]
前記割当部は、複数の支援者候補のなかから前記避難行動を支援する支援者を割り当てる、付記1に記載のサーバ装置。
[付記3]
前記割当部は、前記複数の支援者候補のうち避難当日に支援が可能な支援者候補のなかから前記避難行動を支援する支援者を割り当てる、付記2に記載のサーバ装置。
[付記4]
前記算出部は、前記複数の要支援者それぞれの前記貢献ポイントと属性情報に基づいて、前記複数の要支援者それぞれの避難に関する優先度を算出する、付記1に記載のサーバ装置。
[付記5]
前記要支援者の属性情報を取得し、要支援者登録を行う、要支援者登録部をさらに備える、付記4に記載のサーバ装置。
[付記6]
支援の対象者となる前記要支援者に関する情報を含む、支援開始指示を前記要支援者が割り当てられた支援者が所持する支援者端末に送信する、避難行動制御部をさらに備える、付記1に記載のサーバ装置。
[付記7]
前記避難行動制御部は、前記避難行動の支援を完了した支援者に、所定数の前記貢献ポイントを付与する、付記6に記載のサーバ装置。
[付記8]
前記支援者から属性情報を取得し、支援者登録を行う、支援者登録部をさらに備える、付記1に記載のサーバ装置。
[付記9]
前記支援者登録部は、前記支援者登録を行った支援者に対し、所定数の前記貢献ポイントを付与する、付記8に記載のサーバ装置。
[付記10]
支援者端末と、
サーバ装置と、
を含み、
前記サーバ装置は、
複数の要支援者それぞれが保有する、地域の防災活動に貢献した程度を示す貢献ポイントに基づいて、前記複数の要支援者それぞれの避難に関する優先度を算出する、算出部と、
前記算出された優先度に従い、前記複数の要支援者それぞれの避難行動を支援する支援者を割り当てる、割当部と、
支援の対象者となる前記要支援者に関する情報を含む、支援開始指示を前記要支援者が割り当てられた支援者が所持する前記支援者端末に送信する、避難行動制御部と、
を備える、システム。
[付記11]
サーバ装置において、
複数の要支援者それぞれが保有する、地域の防災活動に貢献した程度を示す貢献ポイントに基づいて、前記複数の要支援者それぞれの避難に関する優先度を算出し、
前記算出された優先度に従い、前記複数の要支援者それぞれの避難行動を支援する支援者を割り当てる、サーバ装置の制御方法。
[付記12]
サーバ装置に搭載されたコンピュータに、
複数の要支援者それぞれが保有する、地域の防災活動に貢献した程度を示す貢献ポイントに基づいて、前記複数の要支援者それぞれの避難に関する優先度を算出する処理と、
前記算出された優先度に従い、前記複数の要支援者それぞれの避難行動を支援する支援者を割り当てる処理と、
を実行させるためのプログラムを記憶する、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
なお、引用した上記の先行技術文献の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。即ち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得る各種変形、修正を含むことは勿論である。