JP7807739B2 - ワイヤソー切断装置及び切断方法 - Google Patents
ワイヤソー切断装置及び切断方法Info
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Description
図1~図4は、それぞれ本実施形態におけるワイヤソー切断装置10の斜視図、背面図、側面図、上面図である。なお、図1では、ワイヤW1の図示を省略している。
図5及び図6は、それぞれワイヤソー切断装置10の本体部20と架台部40の背面図である。
図1に示すように、本体部20は、ベース部材21、ケース部材22、補助ベース部材24及びフレーム部材F1,F2を備えている。
ケース部材22の前面(図2における裏面)には、第1プーリー26及び第2プーリー27の可動範囲に対応して、プーリー(26,27)の回転軸が貫通するスリットが形成されている。このスリットは、被覆部材29によって覆われている。被覆部材29は、プーリー(26,27)の移動範囲の周囲に、スリットを塞ぐための可撓性材料により構成されている。
そして、フレーム部材F1と、ケース部材22の背面とを繋ぐように、複数のフレーム部材F2が設けられている。
従って、ワイヤW1は、待機用プーリー38から、変換プーリー36b、駆動プーリー25、第3プーリー28、第2プーリー27、第3プーリー28、第2プーリー27、第3プーリー28、第1プーリー26、変換プーリー36aの順に巻回して、待機用プーリー37に至る。
そして、図8に示すように、待機用プーリー37,38の間に、切断時にワイヤW1を巻回する1対のアーム部材50a,50bの各先端プーリー57が配置される。
図1に示す架台部40は、前面が開口した箱型形状を有する基台部41を有する。この基台部41は、本体部20のベース部材21及び補助ベース部材24の両端部を上に載置したときに、これらベース部材(21,24)に対応する大きさを有する。更に、この基台部41の上面には、ケース部材22の内部に対応する開口が設けられている。この開口を介して、ケース部材22に収容されているワイヤW1が弛んだ場合には、基台部41の内部に配置可能になる。
図6に示すように、モータ46の回転軸46aには、ピニオンギア47が設けられている。
更に、図3及び図7に示すように、棒状部51において先端プーリーより先端側には、2個のガイド部材58a,58bが設けられている。
次に、図9~図14を用いて、上述した構成のワイヤソー切断装置10を用いた切断方法について説明する。図9~図14は、切断方法を説明するための平面断面図である。これらの図において、見やすくするため、ワイヤソー切断装置10については、断面ハッチングを省略している。また、ここでは、切断対象物である鉄筋コンクリート製のブロック70の一部を切り出す際に、ブロック70を水平方向に切断(水平切断)する場合について説明する。更に、見やすくするために、水平方向に切断された部分のハッチングを取り除いている。
ここでは、まず、吸引の開始処理を実行する。具体的には、基台部41の集塵カバー43の集塵管43a、各アーム部材50a,50bの円管52に接続された集塵装置を稼働させる。これにより、集塵管43a及び円管52の端部を介して、集塵カバー43、基台部41、ベース部材21、ケース部材22の内部の空気が排出される。
この場合、第1プーリーを用いて初期の張力調整処理を実行する。具体的には、ワイヤW1の張力を一定にするために、制御部は、移動用モータ34を駆動して第1移動体を垂直方向に移動させる。これにより、第1プーリー26の位置を調整することにより張力を調整する。
以上により、コア孔h11,h12の間において、ワイヤW1よりもブロック70の側面側(図において下側)の領域が、水平面で、上下方向に切断される。
本実施形態のワイヤソー切断装置10においては、各アーム部材50a,50bを前後に移動させるアーム送り機構部45を備える。ワイヤW1によるブロック70の切断後、各アーム部材50a,50bの先端がコア孔h11,h12の奥(開口と反対側)に位置した状態から、アーム送り機構部45のモータ46を逆回転させて、各アーム部材50a,50bの先端を後退させる。これに伴って、第2プーリー27を移動させることにより、ワイヤW1を巻き取る。これにより、各アーム部材50a,50b及びワイヤW1は、切断開始前の初期位置に戻る。
(1)本実施形態のワイヤソー切断装置10は、各アーム部材50a,50bを前後に移動させるアーム送り機構部45を備える。アーム送り機構部45のモータ46を回転させることにより、各アーム部材50a,50bに引っ掛けた高速移動するワイヤW1を前に押しながらブロック70を水平面で切断する。切断が終了したときには、コア孔h11,h12の奥(開口と反対側)に、アーム部材50a,50bの先端が位置する。この状態から、各アーム部材50a,50bを後退させるとともに、ワイヤW1を巻き取る。これにより、各アーム部材50a,50b及びワイヤW1を、切断開始前の位置に戻すことができるので、次の切断を効率的に行なうことができる。
・上記実施形態のワイヤソー切断装置10は、アーム送り機構部45のモータ46の回転軸46aに設けたピニオンギア47と、このピニオンギア47に螺合するラック53を下面に取り付けたアーム部材50a,50bとを備える。ワイヤW1を巻回する先端プーリー57を設けたアーム部材50a,50bの先端を前後に移動させる構成は、このラック53とピニオンギア47とを用いた構成に限られない。例えば、エアシリンダやアクチュエータを用いて、アーム部材50a,50bを前後に移動させてもよい。更に、先端プーリー57を前後に移動させる機構は、アーム部材50a,50bを前後に直線移動させる場合に限られない。例えば、アーム部材50a,50bを、伸縮可能な構成にして、切断時には伸長し、切断終了後には、縮小させる構成としてもよい。具体的には、アーム部材を、断面が四角形状の大きさの異なる2つの中空形状の管部材を入れ子状にして構成する。そして、切断時には、アーム部材の管部材をスライドさせることにより延長(先端を孔の奥に前進)させ、切断終了後に、入れ子状に戻すことにより縮小(先端を後退)させる。
(a)前記アーム部材には、前記先端プーリーよりも先端側に、前記孔の内周面に当接しながら回転可能な滑り部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載のワイヤソー切断装置。
Claims (4)
- ワイヤを用いて切断対象物を切断するワイヤソー切断装置において、
前記ワイヤを巻回して回転させるワイヤ駆動部と、
前記ワイヤを前記切断対象物に押し付ける張力を前記ワイヤに付与する張力付与部と、
前記切断対象物に形成された離間する2つの孔のそれぞれに、先端が挿入可能な一対のアーム部材と、
前記アーム部材の先端に設けられ切断時に前記アーム部材の延在方向と平行な第1面内において前記ワイヤを巻回する先端プーリーと、
前記第1面内において前記ワイヤを巻回するように、前記一対のアーム部材の外側に配置された待機用プーリーと、
前記先端プーリーを前記アーム部材の前記延在方向に移動させるために前記アーム部材を駆動させる可動機構部と、を備え、
非切断時に、前記ワイヤは、前記先端プーリーから外れ、前記待機用プーリーに巻回していることを特徴とするワイヤソー切断装置。 - 変換プーリーを更に備え、
前記ワイヤ駆動部と前記張力付与部とは、前記第1面と直交する第2面内において前記ワイヤを巻回し、
前記変換プーリーは、前記ワイヤを前記第1面内と前記第2面内との巻回方向に変更することを特徴とする請求項1に記載のワイヤソー切断装置。 - 前記ワイヤ駆動部及び前記張力付与部を内蔵し、前記ワイヤを前記第2面内に配置するケース部材を更に備え、
前記ワイヤ駆動部、前記張力付与部、前記ケース部材及び前記ワイヤを備える本体部と、
前記アーム部材、前記先端プーリー及び前記可動機構部を備え、前記本体部に対して着脱可能に前記本体部の下方に設けられる架台部と、を備え、
非切断時に、前記ワイヤは、前記先端プーリーから外れ、前記待機用プーリーに巻回していることを特徴とする請求項2に記載のワイヤソー切断装置。 - ワイヤソー切断装置のワイヤを動かすことにより切断対象物を切断する切断方法であって、
前記ワイヤソー切断装置は、
前記ワイヤを巻回して回転させるワイヤ駆動部と、
前記ワイヤを前記切断対象物に押し付ける張力を前記ワイヤに付与する張力付与部と、
一対のアーム部材と、
前記アーム部材の先端に設けられ切断時に前記アーム部材の延在方向と平行な第1面内において前記ワイヤを巻回する先端プーリーと、
前記第1面内において前記ワイヤを巻回するように、前記一対のアーム部材の外側に配置された待機用プーリーと、
前記先端プーリーを前記アーム部材の前記延在方向に移動させるために前記アーム部材を駆動させる可動機構部と、を備え、
前記切断対象物に、前記一対のアーム部材の間隔で2つの孔を形成し、
前記孔のそれぞれに各アーム部材の先端を挿入し又は前記先端を挿入しながら、前記先端プーリーに巻回されたワイヤで、前記切断対象物における前記2つの孔の間を前記ワイヤで切断した後、
前記可動機構部によって、切断終了時には前記孔に先端が位置している前記アーム部材を、前記先端とは反対側に移動させるとともに、前記ワイヤを巻き取り、
非切断時に、前記ワイヤは、前記先端プーリーから外れ、前記待機用プーリーに巻回していることを特徴とする切断方法。
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| JP2022062993A JP7807739B2 (ja) | 2022-04-05 | 2022-04-05 | ワイヤソー切断装置及び切断方法 |
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| JP2023153619A JP2023153619A (ja) | 2023-10-18 |
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2022
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