Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7811294B2 - シートヒータおよび移動体用シート - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7811294B2 - シートヒータおよび移動体用シート - Google Patents

シートヒータおよび移動体用シート

Info

Publication number
JP7811294B2
JP7811294B2 JP2025065246A JP2025065246A JP7811294B2 JP 7811294 B2 JP7811294 B2 JP 7811294B2 JP 2025065246 A JP2025065246 A JP 2025065246A JP 2025065246 A JP2025065246 A JP 2025065246A JP 7811294 B2 JP7811294 B2 JP 7811294B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
control
seat
heater
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2025065246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2025096517A (ja
Inventor
東鉉 金
涼太 高月
まり乃 秋田
潤 徳重
悠登 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP2025065246A priority Critical patent/JP7811294B2/ja
Publication of JP2025096517A publication Critical patent/JP2025096517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7811294B2 publication Critical patent/JP7811294B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

本開示はシートヒータおよび移動体用シートに関する。
特許文献1に記載のシートヒータは、シートクッション材とシート表皮との間に設けられ基材上に電熱線が敷設されたヒータと、基材の電熱線近傍に設けられる温度検出部と、温度検出部で検出された温度に応じてヒータの温度を目標温度に近づけるように制御する温度制御部と、を有している。温度制御部は、ヒータの加熱開始時点から所定時間後の期間に温度検出部で検出される温度上昇率に基づき推定環境温度を算出し、推定環境温度が低いほど目標温度が低くなるように補正している。
WO2019/065628
一般にシートヒータは、環境温度が氷点下などの比較的低温である場合に狙い通りの昇温性能を発揮するように構成されている。例えば、環境温度が-20℃の場合には、例として図13に示すように、オーバシュートやハンチングのない温度制御結果が得られる。これに対し、環境温度が比較的高い場合には、想定より速く昇温するため制御が追いつかないことで、温度制御にオーバシュートや、図14に示すようなハンチングが発生する、という課題があった。なお、図14は、一例として環境温度が15℃である場合の温度制御結果を示している。
本開示は上記事実を考慮して成されたもので、環境温度が比較的高い場合の温度制御にオーバシュートやハンチングが発生することを抑制できるシートヒータおよび移動体用シートを得ることが目的である。
第1の態様に係るシートヒータは、シートに設けられた温度検出部による検出温度が設定された制御切替温度に達するまで、前記シートに設けられたヒータを通電する第1制御を行い、前記検出温度が前記制御切替温度に達した後は、目標温度に向けて前記ヒータの通電を制御する第2制御を行う制御部と、環境温度が高い場合の前記制御切替温度を、環境温度が低い場合の前記制御切替温度よりも低く設定する設定部と、を含んでいる。
第1の態様において、制御部が第1制御を行っている期間における検出温度の変化の傾きaは、環境温度に応じて変化し、環境温度が高くなると傾きaも大きくなる。第1の態様では、環境温度が高い場合の制御切替温度を、環境温度が低い場合の制御切替温度よりも低く設定するので、第2制御が早期に開始されることで、環境温度が比較的高い場合の温度制御にオーバシュートやハンチングが発生することを抑制することができる。
第2の態様に係るシートヒータは、シートに設けられた温度検出部による検出温度が設定された制御切替温度に達するまで、前記シートに設けられたヒータを通電する第1制御を行い、前記検出温度が前記制御切替温度に達した後は、目標温度に向けて前記ヒータの通電を制御する第2制御を行う制御部と、前記制御部が前記第1制御を行っている期間における前記検出温度の変化の傾きaを算出する算出部と、前記算出部によって算出された前記傾きaが閾値よりも小さい場合の前記制御切替温度を、前記傾きaが前記閾値以上の場合の前記制御切替温度よりも高く設定する設定部と、を含んでいる。
第2の態様においても、制御部が第1制御を行っている期間における検出温度の変化の傾きaは、環境温度に応じて変化し、環境温度が低くなると傾きaも小さくなる。第2の態様では、制御部が第1制御を行っている期間における検出温度の変化の傾きaを算出し、傾きaが閾値よりも小さい場合の制御切替温度を、傾きaが閾値以上の場合の制御切替温度よりも高く設定する。これにより、第1の態様と同様に、環境温度が比較的高い場合の温度制御にオーバシュートやハンチングが発生することを抑制することができる。
第3の態様に係るシートヒータは、シートに設けられた温度検出部による検出温度が設定された制御切替温度に達するまで、前記シートに設けられたヒータを通電する第1制御を行い、前記検出温度が前記制御切替温度に達した後は、目標温度に向けて前記ヒータの通電を制御する第2制御を行う制御部と、環境温度が低い場合の前記制御切替温度を、環境温度が高い場合の前記制御切替温度よりも高く設定する設定部と、を含んでいる。
第3の態様では、環境温度が低い場合の制御切替温度を、環境温度が高い場合の制御切替温度よりも高く設定するので、第1の態様および第2の態様と同様に、環境温度が比較的高い場合の温度制御にオーバシュートやハンチングが発生することを抑制することができる。
の態様に係る移動体シートは、第1の態様~第の態様の何れかのシートヒータが設けられている。
の態様では、第1の態様~第の態様の何れかのシートヒータが設けられているので、第1の態様~第3の態様と同様に、環境温度が比較的高い場合の温度制御にオーバシュートやハンチングが発生することを抑制することができる。
本開示は、環境温度が比較的高い場合の温度制御にオーバシュートやハンチングが発生することを抑制できる、という効果を有する。
実施形態に係る車両用シートの側面図である。 シートヒータECUおよびその周辺の概略構成を示すブロック図である。 シートヒータECUの機能ブロック図である。 制御部で実行されるヒータ制御処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る制御切替温度設定処理を示すフローチャートである。 サーミスタによる検出温度の変化の傾きaの算出を説明するための線図である。 実施形態に係る温度制御の一例を示すイメージ図である。 実施形態において、環境温度が比較的高い(15℃)場合における温度制御結果の一例を示す線図である。 第2実施形態に係る制御切替温度設定処理を示すフローチャートである。 図9に示す制御切替温度設定処理の動作を説明するための線図である。 第3実施形態に係る制御切替温度設定処理を示すフローチャートである。 図11に示す制御切替温度設定処理の動作を説明するための線図である。 環境温度が氷点下(-20℃)の場合におけるシートの温度制御結果の一例を示す線図である。 環境温度が比較的高い(15℃)場合におけるシートの温度制御結果の一例を示す線図である。
以下、図面を参照して本開示の実施形態の一例を詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1に示す車両用シート10はシート本体12を含んでいる。シート本体12は、移動体の一例である車両の車室内に設けられており、車両の乗員によって着座される。なお、車両用シート10は本開示に係る移動体用シートの一例であり、シート本体12は本開示におけるシートの一例である。
シート本体12はシートクッション部14、シートバック部16およびヘッドレスト部18を含んでいる。ヘッドレスト部18は、シートバック部16の車両上下方向上端部に、シートバック部16の長さ方向に沿ってスライド移動可能に取り付けられている。シートバック部16は、車両上下方向下端部が、シートクッション部14の車両前後方向後端部に、図示しない回動機構を介して取り付けられており、シートクッション部14に対し、車両幅方向に沿った軸回りに回動可能とされている。
また、シート本体12にはヒータ20が設けられている。ヒータ20は、シートクッション部14の表皮付近に敷設された第1のヒータマット22と、シートバック部16の表皮付近に敷設された第2のヒータマット24と、を含んでいる。また、シートクッション部14の車両前後方向後端部付近にはサーミスタ26が設けられている。サーミスタ26はヒータ20の熱線の近傍に配設されており、ヒータ20の熱線の温度を検出する。サーミスタ26は本開示における温度検出部の一例である。
また車両用シート10は、シートヒータECU(Electronic Control Unit)32を含んでおり、シートヒータECU32はシートクッション部14内に収納されている。図2に示すように、シートヒータECU32は、CPU(Central Processing Unit)34と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などのメモリ36と、を含んでいる。また、シートヒータECU32は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶部38と、I/F(InterFace)部40と、を含んでいる。CPU34、メモリ36、記憶部38およびI/F部40は内部バス42を介して相互に通信可能に接続されている。
I/F部40には、ヒータ駆動部28を介してヒータ20が接続されていると共に、サーミスタ26およびシートヒータスイッチ30が各々接続されている。ヒータ駆動部28はシートヒータECU32(後述する制御部44)からの指示に応じてヒータ20へ通電する。シートヒータスイッチ30は、シート本体12に着座している乗員によってオンオフ操作される。
また、シートヒータECU32の記憶部38は、シートヒータ制御プログラム41を記憶している。シートヒータECU32は、シートヒータ制御プログラム41が記憶部38から読み出されてメモリ36に展開され、メモリ36に展開されたシートヒータ制御プログラム41がCPU34によって実行されることで、図3に示す制御部44、算出部46および設定部48として機能する。
制御部44は、シートヒータスイッチ30がオン操作されるとヒータ制御処理(後述)を行う。このヒータ制御処理において、制御部44は、サーミスタ26による検出温度Tが設定された制御切替温度CT1に達する迄は、ヒータ20の通電割合を所定値以上(一例として90~100%)にするオンオフ制御を行う。また制御部44は、サーミスタ26による検出温度Tが制御切替温度CT1に達した後は、検出温度Tが目標温度CT2に一致するようにヒータ20の通電を制御するPID制御を行う。なお、上記のオンオフ制御は本開示における第1制御の一例であり、上記のPID制御は本開示における第2制御の一例である。
算出部46は、制御部44がオンオフ制御を行っている期間における検出温度Tの変化の傾きaを算出する。また設定部48は、算出部46によって算出された検出温度Tの変化の傾きaが閾値よりも大きい場合の制御切替温度CT1を、検出温度Tの変化の傾きaが前記閾値以下の場合の制御切替温度CT1よりも低く設定する。
次に第1実施形態の作用として、まず図4を参照し、シートヒータスイッチ30がオン操作されたことを契機として制御部44で実行されるヒータ制御処理について説明する。
ヒータ制御処理のステップ60において、制御部44は、設定部48によって設定される制御切替温度CT1を設定部48から取得する。またステップ62において、制御部44は、サーミスタ26によって検出された温度Tをサーミスタ26から取得する。そしてステップ64において、制御部44は、ステップ62で取得した温度Tが、ステップ60で取得した制御切替温度CT1以上か否か判定する。
ステップ64の判定が肯定された場合はステップ66へ移行する。ステップ66において、制御部44は、ヒータ駆動部28を介してヒータ20に対し、所定値以上の通電割合でヒータ20へ通電させるオンオフ制御を実行する。次のステップ70において、制御部44は、シートヒータスイッチ30がオフ操作されたか否か判定する。ステップ70の判定が否定された場合はステップ60に戻る。従って、サーミスタ26による検出温度Tが設定された制御切替温度CT1に達する迄は、ヒータ20に対してオンオフ制御が行われる。
また、サーミスタ26による検出温度Tが設定された制御切替温度CT1に達すると、ステップ64の判定が否定されてステップ68へ移行する。ステップ68において、制御部44は、ヒータ駆動部28を介してヒータ20に対し、検出温度Tが目標温度CT2に一致するようにヒータ20の通電を制御するPID制御を実行する。このPID制御は、シートヒータスイッチ30がオン状態となっている間、継続される。そして、シートヒータスイッチ30がオフ操作されると、ステップ70の判定が肯定されてヒータ制御処理を終了する。
続いて、図5を参照し、制御部44でヒータ制御処理の実行が開始されてヒータ20がオンされる(ヒータ20への通電が開始される)と、算出部46および設定部48で行われる制御切替温度設定処理について説明する。
制御切替温度設定処理のステップ80において、設定部48は、制御切替温度CT1を仮設定する。なお、ここで仮設定する制御切替温度CT1は、例えば、予め固定的に定めた値であってもよいし、制御切替温度CT1の仮設定に先立ってサーミスタ26による検出温度Tを取得し、取得した検出温度Tに応じて値を変化させてもよい。また、制御切替温度CT1の仮設定後の任意のタイミング(例えば、次に述べる、ヒータ20がオンされてから第1の所定時間t1が経過したタイミング)でサーミスタ26による検出温度Tを取得し、取得したサーミスタ温度Tに応じて制御切替温度CT1の仮設定値を再設定するようにしてもよい。
ステップ82において、算出部46は、ヒータ20がオンされてから第1の所定時間t1が経過したか否か判定する。ステップ82の判定が否定された場合は、判定が肯定される迄、ステップ82を繰り返す。ヒータ20がオンされてから第1の所定時間t1が経過すると、ステップ82の判定が肯定されてステップ84へ移行する。ステップ84において、算出部46は、検出温度T1をサーミスタ26から取得し、取得した検出温度T1をメモリ36等に保存する。
また、ステップ86において、算出部46は、ヒータ20がオンされてから第2の所定時間t2が経過したか否か判定する。なお、第2の所定時間t2>第1の所定時間t1である。ステップ86の判定が否定された場合は、判定が肯定される迄、ステップ86を繰り返す。ヒータ20がオンされてから第2の所定時間t2が経過すると、ステップ86の判定が肯定されてステップ88へ移行する。ステップ88において、算出部46は、検出温度T2をサーミスタ26から取得し、取得した検出温度T2をメモリ36等に保存する。
ステップ90において、算出部46は、メモリ36等に保存した検出温度T1、T2を次の(1)式に代入することで、制御部44がオンオフ制御を行っている期間における、サーミスタ26による検出温度Tの変化の傾きa(図6も参照)を算出する。
a=(T2-T1)/(t2-t1) …(1)
ステップ92において、設定部48は、算出部46によって算出された傾きaが傾き閾値A未満か否か判定する。傾きaが傾き閾値A以上の場合には、ステップ92の判定が否定されてステップ94へ移行し、ステップ94において、設定部48は、先のステップ80で仮設定した制御切替温度CT1を低下させる。また、傾きaが傾き閾値A未満の場合には、ステップ92の判定が肯定されてステップ96へ移行し、ステップ96において、設定部48は、先のステップ80で仮設定した制御切替温度CT1を上昇させる。
なお、ステップ94、96における制御切替温度CT1の変更幅は、予め固定的に定めた値を用いてもよいし、任意のタイミングでサーミスタ26から取得した検出温度T(例えば、ヒータ20がオンされてから第1の所定時間t1が経過したタイミングで取得した検出温度T1)に応じて値を変化させてもよい。
上記の制御切替温度設定処理により、サーミスタ26による検出温度Tの変化の傾きaが大きい場合、すなわち環境温度が高いと推定される場合には、図7にも示すように、制御切替温度CT1が低下されることで、ヒータ20に対するPID制御が早期に開始される。これにより、例として図8にも示すように、環境温度が比較的高い場合(図8は一例として15℃の場合)の温度制御にオーバシュートやハンチングが発生することを抑制することができる。
また、サーミスタ26による検出温度Tの変化の傾きaが小さい場合、すなわち環境温度が低いと推定される場合には、図7にも示すように、制御切替温度CT1が上昇されることで、ヒータ20に対してオンオフ制御を行っている期間がより長くされる。これにより、サーミスタ26による検出温度Tが目標温度CT2に達する迄の時間を短縮することができる。
このように、第1実施形態において、制御部44は、シート本体12に設けられたサーミスタ26による検出温度Tが設定された制御切替温度CT1に達する迄は、シート本体12に設けられたヒータ20の通電割合を所定値以上にする第1制御を行う。また制御部44は、検出温度Tが制御切替温度CT1に達した後は、検出温度Tが目標温度CT2に一致するようにヒータ20の通電を制御する第2制御を行う。算出部46は、制御部44が第1制御を行っている期間における検出温度Tの変化の傾きaを算出する。そして設定部48は、算出部46によって算出された検出温度Tの変化の傾きaが閾値よりも大きい場合の制御切替温度CT1を、検出温度Tの変化の傾きaが前記閾値以下の場合の制御切替温度CT1よりも低く設定する。これにより、環境温度が比較的高い場合に第2制御が早期に開始されることで、温度制御にオーバシュートやハンチングが発生することを抑制することができる。
また、第1実施形態において、制御部44は、第2制御としてPID制御を行う。これにより、第2制御としてPI制御などの他の制御を行う場合と比較して、温度制御にオーバシュートやハンチングが発生することをより効果的に抑制することができる。
また、第1実施形態において、算出部46は、第1制御の開始から第1の所定時間t1が経過した時点での検出温度T1と、第1制御の開始から第1の所定時間t1よりも大きい第2の所定時間t2が経過した時点での検出温度T2と、に基づいて、検出温度Tの変化の傾きaを算出する。これにより、検出温度Tの変化の傾きaとして環境温度をより精度良く反映した値を得ることができ、温度制御にオーバシュートやハンチングが発生することをより効果的に抑制できるように、制御切替温度CT1を設定することができる。
〔第2実施形態〕
次に本開示の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態は第1実施形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付して構成の説明を省略する。そして図9を参照し、本第2実施形態に係る制御切替温度設定処理について、第1実施形態で説明した制御切替温度設定処理(図5)と異なる部分についてのみ説明する。
第2実施形態に係る制御切替温度設定処理では、ステップ90において、算出部46が検出温度Tの変化の傾きaを算出した後に、ステップ100へ移行する。ステップ100において、設定部48は、ステップ90で算出部46によって算出された検出温度Tの変化の傾きaが、予め設定された傾き閾値A1よりも小さいか否か判定する。
ステップ100の判定が肯定された場合はステップ102へ移行し、ステップ102において、設定部48は、先のステップ80で仮設定した制御切替温度CT1を上昇させ、ステップ104へ移行する。また、ステップ100の判定が否定された場合は、ステップ102をスキップしてステップ104へ移行する。
ステップ104において、設定部48は、ステップ90で算出部46によって算出された検出温度Tの変化の傾きaが、予め設定された傾き閾値A2よりも大きいか否か判定する。なお、傾き閾値A2>傾き閾値A1である。ステップ104の判定が肯定された場合はステップ106へ移行し、ステップ106において、設定部48は、先のステップ80で
仮設定した制御切替温度CT1を低下させ、制御切替温度設定処理を終了する。また、ステップ104の判定が否定された場合は、ステップ106をスキップして制御切替温度設定処理を終了する。
なお、ステップ102、106における制御切替温度CT1の変更幅は、予め固定的に定めた値を用いてもよいし、任意のタイミングでサーミスタ26から取得した検出温度T(例えば、ヒータ20がオンされてから第1の所定時間t1が経過したタイミングで取得した検出温度T1)に応じて値を変化させてもよい。
上述した制御切替温度設定処理により、傾き閾値A1<傾きa<傾き閾値A2の場合(図10(A)に示す場合)には、ステップ100,104の判定が各々否定されることで、制御切替温度CT1は変更されない。また、傾きa>傾き閾値A2の場合(図10(B)に示す場合)には、ステップ100の判定が否定される一方でステップ104の判定が肯定されることで、設定部48によって制御切替温度CT1が低下される。また、傾きa<傾き閾値A1の場合(図10(C)に示す場合)には、ステップ100の判定が肯定される一方でステップ104の判定が否定されることで、設定部48によって制御切替温度CT1が上昇される。
このように、第2実施形態において、設定部48は、制御切替温度CT1を仮設定すると共に、検出温度Tの変化の傾きaが傾き閾値A1(この傾き閾値A1は第1閾値A1の一例である)よりも小さい場合には、制御切替温度CT1を仮設定した値よりも高く設定する。また、設定部48は、検出温度Tの変化の傾きaが第2閾値A2(この傾き閾値A2は、傾き閾値A2>傾き閾値A1であり、第2閾値A2の一例である)よりも大きい場合には、制御切替温度CT1を仮設定した値よりも低く設定する。これにより、傾きaが傾き閾値A1~傾き閾値A2の範囲内の場合が、制御切替温度CT1を仮設定した値から変更しない不感領域になるので、傾きaの変化に対する制御切替温度CT1の変化が過敏になることを抑制することができる。
〔第3実施形態〕
次に本開示の第3実施形態について説明する。なお、第3実施形態も第1実施形態と同一の構成であるので、各部分に同一の符号を付して構成の説明を省略する。そして図11を参照し、本第3実施形態に係る制御切替温度設定処理について、第2実施形態で説明した制御切替温度設定処理(図9)と異なる部分についてのみ説明する。
第3実施形態に係る制御切替温度設定処理では、ステップ90において、算出部46が検出温度Tの変化の傾きaを算出した後に、ステップ98へ移行する。ステップ98において、設定部48は、メモリ36等に保存した検出温度T1が、予め設定された温度閾値n未満か否かを判定する。温度閾値nとしては、一例として0℃を適用することができるが、他の温度を適用してもよい。また、ステップ98で温度閾値nと比較する検出温度Tについても、ヒータ20がオンされてから第1の所定時間t1が経過したタイミングで取得した検出温度T1に限られるものではなく、任意のタイミングでサーミスタ26から取得した検出温度Tを用いてもよい。
検出温度T1が温度閾値n未満である場合には、ステップ98の判定が肯定されてステップ100へ移行し、ステップ100~ステップ106において、第2実施形態で説明した処理を行う。一方、検出温度T1が温度閾値n以上である場合には、ステップ98からステップ108へ移行する。
ステップ108において、設定部48は、ステップ90で算出部46によって算出された検出温度Tの変化の傾きaが、予め設定された傾き閾値A1’よりも小さいか否か判定する。なお、本実施形態において、傾き閾値A1’≠傾き閾値A1である。ステップ108の判定が肯定された場合はステップ110へ移行し、ステップ110において、設定部48は、先のステップ80で仮設定した制御切替温度CT1を上昇させ、ステップ112へ移行する。なお、ステップ110における制御切替温度CT1の変更幅は、ステップ102における制御切替温度CT1の変更幅と同じでもよいし、相違していても構わない。また、ステップ108の判定が否定された場合は、ステップ110をスキップしてステップ112へ移行する。
ステップ112において、設定部48は、ステップ90で算出部46によって算出された検出温度Tの変化の傾きaが、予め設定された傾き閾値A2’よりも大きいか否か判定する。なお、本実施形態において、傾き閾値A2’≠傾き閾値A2である。ステップ112の判定が肯定された場合はステップ114へ移行し、ステップ114において、設定部48は、先のステップ80で仮設定した制御切替温度CT1を低下させ、制御切替温度設定処理を終了する。なお、ステップ114における制御切替温度CT1の変更幅は、ステップ106における制御切替温度CT1の変更幅と同じでもよいし、相違していても構わない。また、ステップ112の判定が否定された場合は、ステップ114をスキップして制御切替温度設定処理を終了する。
上述した制御切替温度設定処理により、検出温度T1≧0℃でかつ傾き閾値A1’<傾きa<傾き閾値A2’の場合(図12(A)に示す場合)には、ステップ108,112の判定が各々否定されることで、制御切替温度CT1は変更されない。また、検出温度T1≧0℃でかつ傾きa>傾き閾値A2’の場合(図12(B)に示す場合)には、ステップ108の判定が否定される一方でステップ112の判定が肯定されることで、設定部48によって制御切替温度CT1が低下される。また、検出温度T1≧0℃でかつ傾きa<傾き閾値A1’の場合(図12(C)に示す場合)には、ステップ108の判定が肯定される一方でステップ112の判定が否定されることで、設定部48によって制御切替温度CT1が上昇される。
このように、第3実施形態において、設定部48は、オンオフ制御の開始から第1の所定時間t1が経過した時点での検出温度T1が温度閾値n以上か否かに応じて、検出温度Tの変化の傾きaに対する閾値を傾き閾値A1,A2または傾き閾値A1’,A2’へ切替えている。これにより、環境温度と検出温度Tの変化の傾きaとの関係が環境温度によって変化する場合にも、制御切替温度CT1として適切な温度を設定することができる。
なお、第3実施形態では、検出温度T1に対して1つの温度閾値n(例えば0℃)を設定し、検出温度T1が温度閾値n以上か否かに応じて、検出温度Tの変化の傾きaに対する閾値を傾き閾値A1,A2または傾き閾値A1’,A2’へ切替える態様を説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではなく、検出温度T1に対し、例えば「-10℃<T1<0℃」などの複数の温度閾値を設定し、検出温度T1と複数の温度閾値との大小関係に応じて傾き閾値を切替えるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、本開示を車両のシートに適用した態様を説明したが、本開示に係る移動体は車両に限定されるものではなく、本開示は列車、飛行機、船舶などの移動体のシートに適用してもよい。
また、上記ではシートヒータ制御プログラム41が記憶部38に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、シートヒータ制御プログラム41は、HDD、SSD、DVD等の非一時的記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。
10 車両用シート
12 シート本体
20 ヒータ
26 サーミスタ
32 シートヒータECU
44 制御部
46 算出部
48 設定部

Claims (4)

  1. シートに設けられた温度検出部による検出温度が設定された制御切替温度に達するまで、前記シートに設けられたヒータを通電する第1制御を行い、前記検出温度が前記制御切替温度に達した後は、目標温度に向けて前記ヒータの通電を制御する第2制御を行う制御部と、
    環境温度が高い場合の前記制御切替温度を、環境温度が低い場合の前記制御切替温度よりも低く設定する設定部と、
    を含むシートヒータ。
  2. シートに設けられた温度検出部による検出温度が設定された制御切替温度に達するまで、前記シートに設けられたヒータを通電する第1制御を行い、前記検出温度が前記制御切替温度に達した後は、目標温度に向けて前記ヒータの通電を制御する第2制御を行う制御部と、
    前記制御部が前記第1制御を行っている期間における前記検出温度の変化の傾きaを算出する算出部と、
    前記算出部によって算出された前記傾きaが閾値よりも小さい場合の前記制御切替温度を、前記傾きaが前記閾値以上の場合の前記制御切替温度よりも高く設定する設定部と、
    を含むシートヒータ。
  3. シートに設けられた温度検出部による検出温度が設定された制御切替温度に達するまで、前記シートに設けられたヒータを通電する第1制御を行い、前記検出温度が前記制御切替温度に達した後は、目標温度に向けて前記ヒータの通電を制御する第2制御を行う制御部と、
    環境温度が低い場合の前記制御切替温度を、環境温度が高い場合の前記制御切替温度よりも高く設定する設定部と、
    を含むシートヒータ。
  4. 請求項1~請求項3の何れか1項記載のシートヒータが設けられた移動体用シート。
JP2025065246A 2022-03-08 2025-04-10 シートヒータおよび移動体用シート Active JP7811294B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2025065246A JP7811294B2 (ja) 2022-03-08 2025-04-10 シートヒータおよび移動体用シート

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022035532A JP7667111B2 (ja) 2022-03-08 2022-03-08 シートヒータおよび移動体用シート
JP2025065246A JP7811294B2 (ja) 2022-03-08 2025-04-10 シートヒータおよび移動体用シート

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022035532A Division JP7667111B2 (ja) 2022-03-08 2022-03-08 シートヒータおよび移動体用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2025096517A JP2025096517A (ja) 2025-06-26
JP7811294B2 true JP7811294B2 (ja) 2026-02-04

Family

ID=88050327

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022035532A Active JP7667111B2 (ja) 2022-03-08 2022-03-08 シートヒータおよび移動体用シート
JP2025065246A Active JP7811294B2 (ja) 2022-03-08 2025-04-10 シートヒータおよび移動体用シート

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022035532A Active JP7667111B2 (ja) 2022-03-08 2022-03-08 シートヒータおよび移動体用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP7667111B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015168357A (ja) 2014-03-07 2015-09-28 日本電産エレシス株式会社 車両用暖房制御装置および車両用暖房制御方法
WO2019065628A1 (ja) 2017-09-29 2019-04-04 株式会社クラベ シートヒーター、シートヒーターの温度制御方法及び温度制御プログラム
US20200317098A1 (en) 2016-12-30 2020-10-08 Guangzhou Automobile Group Co., Ltd. Temperature control method, device and system for vehicle seat heating

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5579409B2 (ja) * 2009-08-03 2014-08-27 日本信号株式会社 温度制御装置及び温度制御方法
CN104325911A (zh) * 2013-07-22 2015-02-04 北汽福田汽车股份有限公司 汽车的座椅加热控制方法、系统及汽车

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015168357A (ja) 2014-03-07 2015-09-28 日本電産エレシス株式会社 車両用暖房制御装置および車両用暖房制御方法
US20200317098A1 (en) 2016-12-30 2020-10-08 Guangzhou Automobile Group Co., Ltd. Temperature control method, device and system for vehicle seat heating
WO2019065628A1 (ja) 2017-09-29 2019-04-04 株式会社クラベ シートヒーター、シートヒーターの温度制御方法及び温度制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023130935A (ja) 2023-09-21
JP2025096517A (ja) 2025-06-26
JP7667111B2 (ja) 2025-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111165069B (zh) 座椅加热器、温度控制方法和存储温度控制程序的计算机介质
CN105813611B (zh) 用于控制到车辆座椅内空气单元的空气供给的sma阀
CN103129433B (zh) 加热器控制单元和车辆座椅加热器
KR101755479B1 (ko) 열 웨이브-기반 시트 히팅
US9587604B2 (en) Method for controlling a fuel heater
WO2018121748A1 (zh) 一种汽车座椅加热温度控制方法、装置及系统
KR102140506B1 (ko) 차량 시트의 사용자 경부 부위의 온도 조절 장치
JP7811294B2 (ja) シートヒータおよび移動体用シート
JP2009013983A (ja) セラミック・グロー・プラグの加熱方法およびグロー・プラグ制御装置
US20050040682A1 (en) Heating system and method of controlling a heating system
CN112513770A (zh) 具有自动校正保温时间及加热异常自诊断功能的工业用温度控制装置及其方法
JP7403357B2 (ja) ヒーターシステム、ヒーター制御装置及びヒーター制御プログラム
JP6223818B2 (ja) インテークヒーターの温度推定装置及びエンジンの始動補助システム
JP5759063B2 (ja) 部品を加熱する加熱装置の制御方法、制御装置、および、制御装置を備えた自動車
JP4186830B2 (ja) オーブントースター
US11330672B2 (en) Method and system of controlling heat wire of seat
KR100579984B1 (ko) 자동차의 난방기동 제어방법
JP2005271852A (ja) 熱線式デフォッガー
JP3840959B2 (ja) 燃料加熱用ヒータの作動制御方法
US20260072455A1 (en) Contracting member state monitoring and/or position control
JPH09101719A (ja) 定着装置
JP7352554B2 (ja) ペット用温度調節装置、及びペット用温度調節装置の温度調節方法
JP4453324B2 (ja) 暖房便座
JP2023170868A (ja) 車両のヒータ制御装置
JP2005070628A (ja) 定着装置のヒータ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250417

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20250417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20251104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20251217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20260106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20260123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7811294

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150