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JP7817849B2 - 見切部シール材及び見切部のシール構造 - Google Patents
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JP7817849B2 - 見切部シール材及び見切部のシール構造 - Google Patents

見切部シール材及び見切部のシール構造

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JP7817849B2 JP2022016735A JP2022016735A JP7817849B2 JP 7817849 B2 JP7817849 B2 JP 7817849B2 JP 2022016735 A JP2022016735 A JP 2022016735A JP 2022016735 A JP2022016735 A JP 2022016735A JP 7817849 B2 JP7817849 B2 JP 7817849B2
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Description

本発明は、4ドアセダン車等のリヤドアに組付けられた取付部に一体成形されたシール部で、フロントドアの後端とリヤドアの前端との間の見切部を塞ぐ見切部シール材及び見切部のシール構造に関するものである。
図9乃至図11に示すようにし、4ドアセダン車等のフロントドア110の後端とリヤドア120の前端との間の見切部を、リヤドア120に取付けられた見切部シール材10,20で車内側から塞いで、空気や水の入り込みや、それに伴う風切り音の防止、そして外観上の見栄えを整えるためにシールする構造が開示されている(例えば、特許文献1等参照)。
図10に示した見切部シール材10は、リヤドア120の前側縦辺部120Aに取付けられる取付部11と、取付部11に一体成形されたシール部12を備えている。
取付部11は、前側縦辺部120Aをアウターパネル121とともに構成するインナーパネル122に形成された車内側突出面122cに対して上下方向にクリップによって間歇的に取付けられる。図10は、上下に隣接するクリップ(図示しない)間の位置(図9のA-A線の位置から若干上又は下に寄った位置)における断面形状を示している。
インナーパネル122は、リヤドア120の前側からリヤドア120の後側に延設された前側内面122aと、その前側内面122aの後端部から車内側斜め後方に延出した前側傾斜面122bと、その前側傾斜面122bの後端部からリヤドア120の後側に延設された車内側突出面122cを有している。
また、シール部12は、断面略舌状のシールリップで、フロントドア110の後側縦辺部110Aとリヤドア120の前側縦辺部120Aの両方に弾接している。
しかし、このような見切部シール材10において、図10に示すように、洗車による放水時などによる高圧水W1が車外側からシール部12にかかった場合、クリップ間では、シール部12が車内側に浮き上がり、その結果、水W1が車内側に浸入して水漏れが発生するといった問題があった。特に、隣接するクリップの間隔に生じたバラツキが大きい場合に見切部シール材10の取付部11がリヤドア120から車内側に浮き上がり、大量の水W1が車内側に浸入するおそれがあった。
また、見切部の間隔にバラツキが生じた場合にも大量の水W1が車内側に浸入するおそれがあった。
これに対して、図11に示す見切部シール材20は、取付部21に一体成形されたシールリップ状のシール部22の車外側付け根部から別のシールリップ部のサブリップ23を突出させ、両ドア110,120の閉時には、シール部22のフロントドア110の車内側にサブリップ23をリヤドア120の車内側に弾接させたものである。
これによれば、シール部22とサブリップ23を両者の接続基部24を支点として回動するように変形させることができるで、フロントドア110によりシール部22が車内側に持ち上げられた場合には、接続基部24を中心にサブリップ23が車外側に回動するように変形してサブリップ23がリヤドア120により密着するようにされている。
しかしながら、車外側からサブリップ23に高圧水W2がかかった場合には、サブリップ23は車内側に浮き上がり、水W2が車内側に浸入するといった問題は依然として残っている。図11は、クリップCで止められた位置(図9のA-A線の位置)における断面形状を示しているが、上下に隣接するクリップC間の位置では、水W2は車内側に浸入しやすい。
特開2019-1373号公報
そこで本発明の目的は、見切部にかかる高圧水による水漏れの発生を効果的に抑制しうる見切部シール材及び見切部のシール構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の見切部のシール構造は、リヤドア(120)の前側縦辺部(120A)に見切部シール材(50)を取付け、フロントドア(110)の後端とリヤドア(120)の前端との間の見切部を塞ぐシール構造で、
前記前側縦辺部(120A)は、リヤドア(120)前側で接続されたアウターパネル(121)とインナーパネル(122)からなり、インナーパネル(122)は、リヤドア(120)前側からリヤドア(120)後側に延設された前側内面(122a)と、その前側内面(122a)の後端部から車内側斜め後方に延出した前側傾斜面(122b)と、その前側傾斜面(122b)の後端部からリヤドア(120)後側に延設された車内側突出面(122c)を有し、
前記見切部シール材(50)は、前記車内側突出面(122c)にクリップ(C)によって取付けられる取付部(51)と、その取付部(51)に一体成形され、フロントドア(110)の後端に弾接するシール部(52,54)と、前記取付部(51)の前端部と前記シール部(52,54)の後端部を接続する接続部(53)を備える見切部のシール構造であって、
前記取付部(51)の前端部は、前記前側傾斜面(122b)の後端部よりもリヤドア(120)前側に位置し、
前記接続部(53)の前側車外側は、前記アウターパネル(121)の車内側面に接触するとともに、
前記接続部(53)の前記取付部(51)側から、リヤドア(120)後側かつ車外側に斜めに延び、前記前側内面(122a)と前記前側傾斜面(122b)の車内側空間に突出して、前記前側内面(122a)及び前記前側傾斜面(122b)に近接する前側突部(55)を設けたもので、
前記前側突部(55)は、先細のリップ状で、前記前側内面(122a)及び前記前側傾斜面(122b)に対して非接触であることを特徴とする。
また本発明は、前記シール部(52,54)は、フロントドア(110)の後端に直接弾接するシールリップ(52)と、リヤドアの前端に弾接するリップ支持部(54)からなり、
前記リップ支持部(54)は、前記シールリップ(52)の支持部としても機能し、前記接続部(53)の前端部から車外側に延設されリヤドア(120)の前端側で、前記アウターパネル(121)の車外側に設けられた装飾用のガーニッシュ(125)に弾接することを特徴とする。
また本発明の見切部シール材は、リヤドア(120)の前側縦辺部(120A)に取付けられ、フロントドア(110)の後端とリヤドア(120)の前端との間の見切部を塞ぐもので、
前記前側縦辺部(120A)は、リヤドア(120)前側で接続されたアウターパネル(121)とインナーパネル(122)からなり、インナーパネル(122)は、リヤドア(120)前側からリヤドア(120)後側に延設された前側内面(122a)と、その前側内面(122a)の後端部から車内側斜め後方に延出した前側傾斜面(122b)と、その前側傾斜面(122b)の後端部からリヤドア(120)後側に延設された車内側突出面(122c)を有し、
前記車内側突出面(122c)にクリップ(C)によって取付けられる取付部(51)と、その取付部(51)に一体成形され、フロントドア(110)の後端に弾接するシール部(52,54)と、前記取付部(51)の前端部と前記シール部(52,54)の後端部を接続する接続部(53)を備える見切部シール材(50)であって、
前記取付部(51)の前端部は、前記前側傾斜面(122b)の後端部よりもリヤドア(120)前側に位置し、
前記接続部(53)の前側車外側は、前記アウターパネル(121)の車内側面に接触するとともに、
前記接続部(53)の前記取付部(51)側から、リヤドア(120)後側かつ車外側に斜めに延び、前記前側内面(122a)と前記前側傾斜面(122b)の車内側空間に突出して、前記前側内面(122a)及び前記前側傾斜面(122b)に近接する前側突部(55)を設けたもので、
前記前側突部(55)は、先細のリップ状で、前記前側内面(122a)及び前記前側傾斜面(122b)に対して非接触であることを特徴とする。
また本発明は、前記シール部(52,54)は、フロントドア(110)の後端に直接弾接するシールリップ(52)と、リヤドアの前端に弾接するリップ支持部(54)からなり、
前記リップ支持部(54)は、前記シールリップ(52)の支持部としても機能し、前記接続部(53)の前端部から車外側に延設されリヤドア(120)の前端側で、前記アウターパネル(121)の車外側に設けられた装飾用のガーニッシュ(125)に弾接することを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に記載された対応要素または対応事項を示す。なお、前後や上下と言った方向を表す言葉は車両の前後、上下の基準に基づいている。
本発明によれば、取付部の前端部は、前側傾斜面の後端部よりもリヤドア前側に位置し、接続部の取付部側から、前側内面と前側傾斜面の車内側空間に突出して、前側内面及び前側傾斜面に近接する前側突部を設けたので、洗車による放水時などによる高圧水が車外側からシール部にかかった場合に、車内側に浸入した水は、前側突部に沿って前側内面と前側傾斜面の車内側空間から落下して排水される。
これにより、車内側に浸入しようとする水の量を大きく減らすことができる。
また、前側突部は、前側内面と前側傾斜面に近接するものであり、前側内面と前側傾斜面と接触しない非接触であるので、クリップ間の距離のバラツキが大きく、見切部シール材の取付部側がリヤドアから車内側に浮き上がる現象が発生したり、あるいは見切部シール材のリヤドア前後方向の取付位置にバラツキが発生したりした場合であっても、見切部シール材の取付性や取付姿勢に悪影響を及ぼすことはない。
これにより、見切部シール材に安定したシール機能を発揮させることができる。
本発明の実施形態に係る見切部のシール構造の要部を示す、図9のA-A線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る見切部のシール構造の要部を示すもので、クリップCの存在しない位置、すなわち図1からクリップCを除いた状態に相当する拡大断面図である。 リヤドア周りに設けられた環状ウェザーストリップを車外側から見た側面図である。 図3の前側型成形部65周りを示す拡大側面図である。 図4のB-B線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る別の見切部のシール構造の要部を示すものである。 本発明の実施形態に係るさらに別の見切部のシール構造の要部を示すものである。 本発明の実施形態に係るさらに別の見切部のシール構造の要部を示すものである。 4ドアセダン車を示す側面図である。 従来例に係る見切部のシール構造の要部を示す拡大断面図である。 従来例に係る別の見切部のシール構造の要部を示す、図9のA-A線拡大断面図である。
図1乃至図5及び図9を参照して、本発明の実施形態に係る見切部のシール構造について説明する。なお、従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。
図1は、本発明の実施形態に係る見切部のシール構造を示すもので、図9のA-A線拡大断面図で見切部シール材50がクリップCで固定された位置における断面形状あり、図2はそのA-A線の位置から若干上又は下に寄った位置でクリップCの存在しない位置における断面形状を示す。
この見切部のシール構造は、図1,図2及び図9に示すように、4ドアセダン車等のリヤドア120の前側縦辺部120Aに見切部シール材50を取付け、フロントドア110の後端とリヤドア120の前端との間の見切部を塞ぐものである。
リヤドア120の前側縦辺部120Aは、車外側に設けられたアウターパネル121と車内側に設けられたインナーパネル122から構成され、リヤドア120前側では、アウターパネル121とインナーパネル122がヘミング結合されている。
インナーパネル122は、リヤドア120前側からリヤドア120後側に真っ直ぐに延設された前側内面122aと、その前側内面122aの後端部から車内側に屈曲して車内側斜め後方に延出した前側傾斜面122bと、その前側傾斜面122bの後端部からリヤドア120後側に屈曲してリヤドア120後側に延設された車内側突出面122cを有し、さらに、車内側突出面122cの後端部から車外側に屈曲して車外側斜め後方に延出した後側傾斜面122dと、その後側傾斜面122dの後端部からリヤドア120後側に屈曲してリヤドア120後側に延設された後側内面122eを有している。
車内側突出面122cは、前側内面122aと後側内面122eと略平行にリヤドア120の前後方向に延びている。
これにより前側内面122aと前側傾斜面122bの車内側には空間が形成され、同じく後側傾斜面122dと後側内面122eの車内側にも空間が形成される。また、車内側突出面122cは平担になっていて、車内側突出面122cとアウターパネル121の間に形成された隙間にクリップCが車内側から差し込まれるようになっている。
リヤドア120側においてアウターパネル121の車外側には装飾用のガーニッシュ125が設けられ、同じくフロントドア110の車外側にも装飾用のガーニッシュ115が設けられている。
見切部シール材50は、車内側突出面122cにクリップCによって上下方向に一定間隔をおいて間歇的に取付けられる取付部51と、その取付部51に一体成形され、フロントドア110の後端に弾接するシール部52と、リヤドア120の前端に弾接するシール部54と、取付部51の前端部とシール部54の後端部を接続する接続部53を備えている。
取付部51は、車内側突出面122cと略平行にリヤドア120の前後方向に延びる板状でその車外側面が車内側突出面122cの車内側面に密着した状態で重ね合わされる。
シール部52,54は、両ドア110,120の閉時にフロントドア110の後端に弾接するシールリップ52と、リヤドア120の前端に弾接するリップ支持部54からなる。
シールリップ52は、断面略舌形状で、その付け根部側から先端部側にかけて車外側から車内側に湾曲してフロントドア110の後端側でドアパネル又はガーニッシュ115に弾接している。
接続部53は、その前側車外側がアウターパネル121の車内側面に接触している。
リップ支持部54はシールリップ52の支持部としても機能し、接続部53の前端部から車外側に延設されリヤドア120の前端側でガーニッシュ125に弾接している。
取付部51の前端部は、前側傾斜面122bの後端部よりもリヤドア120前側に位置するように配置され、取付部51の後端部は、車内側突出面122cの後端部よりもリヤドア120後側に位置するように配置されている。
そして、接続部53の取付部51側の車外側面から、前側内面122aと前側傾斜面122bの車内側空間に突出する前側突部55を設けるとともに、取付部51の後端部の車外側面からは、後側傾斜面122dと前記後側内面122eの車内側空間に突出する後側突部56を設けている。
前側突部55は、先細のリップ状で接続部53の取付部51側からリヤドア120後側かつ車外側に、斜めに延び、しかも前側内面122a及び前側傾斜面122bに対しては非接触状態にされている。
また、後側突部56は、取付部51の後端部から車外側に真っ直ぐに延び、後側傾斜面122d及び後側内面122eに対して非接触状態にされている。
取付部51,接続部53,リップ支持部54,前側突部55及び後側突部56の材質は、ソリッド製のゴム材で、シールリップ52の材質はスポンジ製のゴム材からなる。ゴム材としては、例えばEPDM(エチレンプロピレンゴム)があげられるがゴム材にかえて熱可塑性エラストマーなどによる樹脂材とすることもできる。
また、ここで、図示は省略するが、取付部51の剛性を低下させすぎない範囲内において、取付部51の車外側面又は車内側面の一部分をソリッド製のゴム材にかえてスポンジ製のゴム材としてシール性を向上させてもよいし、前側突部55及び後側突部56をソリッド製のゴム材にかえてスポンジ製のゴム材として組付性を向上させてもよい。
また、見切部シール材50は、図3及び図4に示すように、リヤドア120の周縁部を囲むように設けられた環状ウェザーストリップ60のリヤドア120前側かつ上側に形成された前側型成形部65から下側に延びている。
見切部シール材50は押出成形されたものであり、環状ウェザーストリップ60の前側で、その環状ウェザーストリップ60から分離した状態で下側に延び、見切部シール材50の上端は前側型成形部65の下端に型成形接続されている。
図4では、型成形部を白黒二色で振り分けられた三角形の黒側で示し、押出成形部を白側で示した。
見切部シール材50の前側突部55及び後側突部56は、前側型成形部65の車外側に向けて突出し上下に延びるように形成された型部前側突部65a及び型部後側突部65bにそれぞれ一連一体的に接続されている。
また、図5に示すように、環状ウェザーストリップ60は取付基部61と中空シール部62を有し、取付基部61は、見切部シール材50よりも車内側の位置でインナーパネル122に取付けられ、中空シール部62は、リヤドア120の閉時にセンターピラーCPに弾接するようにされている。
以上のように構成された見切部のシール構造において、図2に示すように、洗車による放水時などによる高圧水W3が車外側からシール部(シールリップ部52,リップ支持部54)にかかった場合、クリップC間では、クリップC止めされた部分(図1)と比較して、シール部12が車内側により浮き上がり、水W3の一部である水W4がリップ支持部54とガーニッシュ125の間から車内側に浸入する。
リップ支持部54とガーニッシュ125の間から車内側に浸入した水W4は、その一部がガーニッシュ125とアウターパネル121との間から落下して水W5として排水されるがその一部が、接続部53とアウターパネル121の間から水W6として車内側に浸入する。
接続部53とアウターパネル121の間から車内側に浸入した水W6は、その一部が接続部53の取付部51側に設けられた前側突部55に沿って前側内面122aと前側傾斜面122bの車内側空間から落下して排水(図示しない)されるので、車内側に浸入しようとする水W6の量を大きく減らすことができる。
それでも、前側突部55の車内側にまわって取付部51と車内側突出面122cの間から車内側に浸入した水W7があれば、その水W7は、その一部が取付部51の後端部に設けられた後側突部56によって向きが車外側に変えられ後側傾斜面122dと後側内面122eの車内側空間から落下して排水(図示しない)されるのでさらに車内側に浸入しようとする水W8の量は極めて少なくなる。仮に後側突部56を越えて車内側に浸入した水W8は、リヤドア120の閉時には、図5に示した環状ウェザーストリップ60によって堰き止められる。
図2に示すように取付部51から前側突部55及び後側突部56を設けることにより高圧水W3が車外側から見切部にかかった場合に、車内側に浸入する水W8の量を極めて少量に抑えることができる。
また、前側突部55及び後側突部56は相対向する面に非接触状態であるので、クリップC間の距離のバラツキが大きく、見切部シール材50の取付部51側がリヤドア120から車内側に浮き上がる現象が発生したり、あるいは見切部シール材50のリヤドア120前後の取付位置にバラツキが発生したりした場合であっても、見切部シール材50の取付性や取付姿勢に悪影響を及ぼすことはない。
これにより、見切部シール材50に安定したシール機能を発揮させることができる。
また、見切部シール材50の前側突部55及び後側突部56は、前側型成形部65の車外側に形成された型部前側突部65a及び型部後側突部65bにそれぞれ一連一体的に接続されているので、クリップC間の距離のバラツキが大きく、見切部シール材50の取付部51側がリヤドア120から車内側に浮き上がる現象が発生したり、あるいは見切部シール材50のリヤドア120前後方向の取付位置にバラツキが発生したりした場合であっても、見切部シール材50において前側型成形部65(見切部シール材50の上端)の車外側面のシール性を押出成形部の取付部51の車外側面のシール性と同等にすることができる。
なお、本実施形態では、前側突部55及び後側突部56を相対向する面(前側突部55では前側内面122a及び前側傾斜面122b,後側突部56では後側傾斜面122d及び後側内面122e)に非接触としたが、見切部シール材の形状や取付け時のバラツキが小さい場合であれば、例えば、図6に示すように、前側突部55を前側内面122aや前側傾斜面122bあるいは両方の面に接触させて間から水Wが車内側に浸入することを防止するようにしてもよい。後側突部56側についても同様に後側傾斜面122dや後側内面122eあるいはその両方の面に接触させるようにしてもよい。
後側突部56については、取付部51の後端部から車外側に向けて真っ直ぐ延びるようにしたが、図6に示すように、リヤドア120前側かつ車外側に斜めに延びるようにしてもよい。
また、前側突部55や後側突部56を接触させる場合は、前側突部55や後側突部56をソリッド製のゴム材のかわりにスポンジ製のゴム材で構成して、シール性を向上させるとともに取付作業性を向上させるようにしてもよい。
また、図7に示すように、リヤドア120のインナーパネル122の車内側突出面122cがリヤドア120後側にさらに延設され、図2で示した後側傾斜面122dや後側内面122eがリヤドア120の前側に存在しないドア構造の場合には、見切部シール材50に後側突部56を設けることなく、前側突部55だけを設けるようにすることができる。
また、本実施形態では、シール部52,54をシールリップ52とリップ支持部54からなるものとしたが、フロントドア110とリヤドア120に弾接してその間の見切部を塞ぐものであれば特に形状は限定されるものではない。
よって、フロントドア110の後端側でフロントドア110を構成するドアパネルだけに弾接するものでもガーニッシュ115だけに弾接するもの、あるいはその両方に弾接するものであってもよい。同様に、リヤドア120の前端側でリヤドア120を構成するドアパネルだけに弾接するものでもガーニッシュ125だけに弾接するもの、あるいはその両方に弾接するものであってもよい。
また、全体の形状が中空状のものであってもよい。
さらに、本実施形態では、ソリッド製としたリップ支持部54を、図8に示すように、シールリップ52と同じスポンジ製として、シールリップ52とリップ部支持部54を材質的に連続させてもよい。
10 見切部シール材
11 取付部
12 シール部
20 見切部シール材
21 取付部
22 シール部
23 サブリップ
24 接続基部
50 見切部シール材
51 取付部
52 シールリップ(シール部)
53 接続部
54 リップ支持部(シール部)
55 前側突部
56 後側突部
60 環状ウェザーストリップ
61 取付基部
62 中空シール部
65 前側型成形部
65a 型部前側突部
65b 型部後側突部
110 フロントドア
110A 後側縦辺部
115 ガーニッシュ
120 リヤドア
120A 前側縦辺部
121 アウターパネル
122 インナーパネル
122a 前側内面
122b 前側傾斜面
122c 車内側突出面
122d 後側傾斜面
122e 後側内面
125 ガーニッシュ
C クリップ
CP センターピラー
W1~W8 水(高圧水)

Claims (4)

  1. リヤドアの前側縦辺部に見切部シール材を取付け、フロントドアの後端とリヤドアの前端との間の見切部を塞ぐシール構造で、
    前記前側縦辺部は、リヤドア前側で接続されたアウターパネルとインナーパネルからなり、インナーパネルは、リヤドア前側からリヤドア後側に延設された前側内面と、その前側内面の後端部から車内側斜め後方に延出した前側傾斜面と、その前側傾斜面の後端部からリヤドア後側に延設された車内側突出面を有し、
    前記見切部シール材は、前記車内側突出面にクリップによって取付けられる取付部と、その取付部に一体成形され、フロントドアの後端に弾接するシール部と、前記取付部の前端部と前記シール部の後端部を接続する接続部を備える見切部のシール構造であって、
    前記取付部の前端部は、前記前側傾斜面の後端部よりもリヤドア前側に位置し、
    前記接続部の前側車外側は、前記アウターパネルの車内側面に接触するとともに、
    前記接続部の前記取付部側から、リヤドア後側かつ車外側に斜めに延び、前記前側内面と前記前側傾斜面の車内側空間に突出して、前記前側内面及び前記前側傾斜面に近接する前側突部を設けたもので、
    前記前側突部は、先細のリップ状で、前記前側内面及び前記前側傾斜面に対して非接触であることを特徴とする見切部のシール構造。
  2. 前記シール部は、フロントドアの後端に直接弾接するシールリップと、リヤドアの前端に弾接するリップ支持部からなり、
    前記リップ支持部は、前記シールリップの支持部としても機能し、前記接続部の前端部から車外側に延設されリヤドアの前端側で、前記アウターパネルの車外側に設けられた装飾用のガーニッシュに弾接することを特徴とする請求項1に記載の見切部のシール構造。
  3. リヤドアの前側縦辺部に取付けられ、フロントドアの後端とリヤドアの前端との間の見切部を塞ぐもので、
    前記前側縦辺部は、リヤドア前側で接続されたアウターパネルとインナーパネルからなり、インナーパネルは、リヤドア前側からリヤドア後側に延設された前側内面と、その前側内面の後端部から車内側斜め後方に延出した前側傾斜面と、その前側傾斜面の後端部からリヤドア後側に延設された車内側突出面を有し、
    前記車内側突出面にクリップによって取付けられる取付部と、その取付部に一体成形され、フロントドアの後端に弾接するシール部と、前記取付部の前端部と前記シール部の後端部を接続する接続部を備える見切部シール材であって、
    前記取付部の前端部は、前記前側傾斜面の後端部よりもリヤドア前側に位置し、
    前記接続部の前側車外側は、前記アウターパネルの車内側面に接触するとともに、
    前記接続部の前記取付部側から、リヤドア後側かつ車外側に斜めに延び、前記前側内面と前記前側傾斜面の車内側空間に突出して、前記前側内面及び前記前側傾斜面に近接する前側突部を設けたもので、
    前記前側突部は、先細のリップ状で、前記前側内面及び前記前側傾斜面に対して非接触であることを特徴とする見切部シール材。
  4. 前記シール部は、フロントドアの後端に直接弾接するシールリップと、リヤドアの前端に弾接するリップ支持部からなり、
    前記リップ支持部は、前記シールリップの支持部としても機能し、前記接続部の前端部から車外側に延設されリヤドアの前端側で、前記アウターパネルの車外側に設けられた装飾用のガーニッシュに弾接することを特徴とする請求項3に記載の見切部シール材。
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