JP7820236B2 - 環境データ生成装置、環境データ生成方法、プログラム - Google Patents
環境データ生成装置、環境データ生成方法、プログラムInfo
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Description
ステレオカメラを用いた地形認識技術では、認識する対象の物までの距離が遠くなるほど精度が落ちてしまう。ドローンでの地形認識技術では、SfM(Structure from Motion)を使用した写真測量があるが、大量のデータ処理が必要となり、リアルタイム性がなく、自律施工には採用できない。また、撮像対象が平たんな地形である場合、特徴点が少なくなるため、安定性が低く、誤差が大きくなることが想定される。
物体認識技術については、画像による物体認識が進んでおり、物体認識する精度はある程度確保されているものの、相対距離を同時に高精度(数cm)に認識できる技術はない。
現場での自律施工を行う時には、高精度に地形を把握しつつ物体認識を行うことが必要となるが、従来技術では、精度、安定性、リアルタイム性に課題がある。
土木建機1は、自律型のロボットであって、施工現場において利用される重機であり、例えば、ブルドーザーや、油圧ショベル、振動ローラーなどである。土木建機1は、以下の説明においては、施工現場において、盛った土(盛土)を均すブルドーザーである場合について説明する。
土木建機1は、LiDAR(Light Detection and Ranging)11と、カメラ12と、通信装置13と、位置測位装置14と、環境データ生成装置15、運転制御装置16と、を備える。図1に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、さらに別の構成要素が追加されてもよい。
例えば、図1に示す土木建機1から位置測位装置14が省略されてもよい。あるいは、土木建機1の速度を検出する速度センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、土木建機1の向きを検出する方位センサなどのセンサが追加されてもよい。
ここでは、カメラ12によって得られるカメラの画像上における位置と、LiDAR11によって得られる3次元空間における位置とについて、予め対応づけされる。すなわち、カメラ12によって得られる位置と、LiDAR11によって得られる位置については、予めキャリブレーションが行われている。そのため、同一の物体について、カメラ12とLiDAR11によって測定が行われた場合に、カメラ12から得られる画像データに基づいて特定される物体の方向及び物体までの距離と、LiDAR11によって測定された点群データに基づいて特定される物体の方向及び物体までの距離と、が同じ結果を得ることが可能となるように、座標系が対応付けされている。
図2は、環境データ生成装置15が周囲の環境を認識する場合の一例を示す図である。
図2Aは、施工現場を側方から見た場合の概念図、図2Bは、環境データ生成装置15によって生成された環境データKDの一例を示す図である。
環境データ生成装置15は、LiDAR11から出力された点群データ及びカメラ12により出力された画像データを取得する。環境データ生成装置15は、取得した点群データに基づく3次元の地形マップMPに対して、画像データまたは点群データによって得られた属性に基づくラベルLBを付与した環境データKDを生成する。
図2Aにおいて、土木建機1の前方には盛り上がった場所MBがあり、その場所MBの上に作業者SGが立っている。LiDAR11は、場所MBと作業者SGを含む領域を測定して点群データを生成するとともに、カメラ12が場所MBと作業者SGを含む領域を撮像して画像データを生成する。
図2Bにおける環境データKDは、図2Aに示す施工現場を計測することで得られた環境データであり、地形マップMPと、施工現場に存在する物体(ここでは作業者LB)に対して付与されたラベルLBが表された場合の一例を示す図である。この地形マップMPは、場所MBの位置と形状とが示されているとともに、作業者SGの位置と形状とが示されている。また、地形マップMPは、場所MBや作業者SGの形状や高さに応じたコンター図として表現されている。
また、地形マップは、図2Cに示すように、メッシュマップであってもよい。図2Cに示すメッシュマップは、施工現場を情報から見た場合であって、所定サイズのメッシュに区切り、メッシュ毎に高さの値が割り当てられたマップである。環境データは、このようなメッシュマップに、物体が測定された位置に応じた地図上の位置にラベルが付与されていてもよい。
取得部150は、点群データ取得部1501と、画像データ取得部1502とを有する。
点群データ取得部1501は、LiDAR11から出力された点群データを取得する。点群データ取得部1501は、取得した点群データを認識部151に出力する。
画像データ取得部1502は、施工環境(施工現場)のうち、距離計測装置が計測を行う領域を含む領域を撮影するカメラ12から画像データを取得する。画像データ取得部1502は、取得した画像データを認識部151に出力する。
この第1学習済モデルは、アノテーションが付与された点群データを学習データとし、点群データと物体との関係を学習したモデルである。この学習は、コンピュータ等の学習装置によって行われる。学習済モデルは、サポートベクトルマシン(SVM:Support Vector Machine)、決定木、k-nn(k-nearest neighbor)分類器などの学習により生成されてもよい。学習は、ルールベースに基づく学習によって得られる学習済モデルであってもよい。
第1学習済モデルを用いる場合、認識部151は、第1学習済モデルに、点群データ取得部1501により取得された点群データを入力データとして入力し、第1学習済モデルからの出力結果に基づいて、物体認識を実行する。第1学習済モデルによって得られる認識結果としては、例えば、施工を行う施工対象の対象物、周囲に存在する建設機械、資材、人、その他の施工環境内に存在する各種物体の名称または属性のうち少なくともいずれか一方を含む情報である。これらの認識結果は、例えば物体の属性として得られる。
施工対象の対象物は、例えば、盛土等である。周囲に存在する建設機械としては、例えば、ダンプトラック、バックホー等がある。資材としては、例えば、配管等である。人としては、例えば、作業者等である。その他としては、施工環境において施工されている鋼製の梁、配筋等である。
このようにして認識部151は、点群データに基づいて、対象物についての属性を得るとともに、対象物までの距離、高さ、大きさ、形状などの情報を得ることができる。
第1学習済みモデルは、予め学習装置において学習されることで得られた学習済モデルを認識部151が利用可能に所定の記憶領域に記憶されていればよい。
このようにして認識部151は、画像データに基づいて、対象物についての属性を得るとともに、対象物までの距離、高さ、大きさ、形状などの情報を得ることができる。
第2学習済みモデルは、予め学習装置において学習されることで得られた学習済モデルを認識部151が利用可能に所定の記憶領域に記憶されていればよい。
これにより、画像データに基づいて物体を認識するとともにこの物体までの距離が特定されたとしても、画像データに基づいて特定された距離については、この物体がカメラ12からある程度離れた位置にある場合には、距離を正確に把握することができなかったとしても、方向については特定することができる。一方、点群データによって物体までの距離を特定し、かつ、物体を認識した場合、物体の認識精度が十分ではなかったとしても、画像データから得られた属性を点群データに基づく地形マップに統合することで、物体までの距離を高精度に測定することができ、物体認識の精度高めることができる。
環境データ生成部152は、生成した環境データを運転制御装置16に出力する。
次に、環境データ生成装置15の取得部150は、LiDAR11から点群データを取得し(ステップS102)、カメラ12から画像データを取得する(ステップS103)。この点群データの取得と画像データの取得は、いずれの取得処理が先に行われてもよい。
また、ここでは、環境データにはラベルが付されているため、地形マップだけではなく、地形のどの位置にどのような物体があるかを把握することができる。このラベルは、点群データに基づく物体認識と画像データに基づく物体認識との結果を統合した結果であるため、物体認識精度を向上させることができる。また、環境データは、点群データに基づく地形マップに対してラベルが付されているため、施工現場の環境について精度のよい地形マップとして取得することができ、物体について精度よく認識した結果を用いることがでる。また、認識された物体が地形マップにおけるどの位置にあるかを把握することができるため、土木建機1は、施工対象(例えば盛土)の位置を正確に把握して施工することができ、他の土木建機や人が検出されている場合には、干渉(衝突)しないような移動経路の算出や、土木建機1の姿勢制御をすることができる。
また、LiDAR11によって得られる点群データから地形マップを生成し、環境データを生成するようにしたので、SfMのように、大量の写真データを用いる必要がなく、リアルタイム性が低減することがない。また、撮像対象が平坦な地形であっても、LiDAR11によって地形を把握することができるため、SfMのように写真から特徴点を抽出する必要がないため、特徴点の数に起因する安定性の低減や誤差の増大を抑えることができる。
Claims (5)
- 少なくとも、施工環境の空間内の複数の計測点に対して光を照射し、前記光が前記施工環境に存在する物体から反射された反射光を受光し、前記反射光に基づいて前記複数の計測点における前記物体との間の距離を表す点群データを出力する距離計測装置から出力される前記点群データを取得する点群データ取得部と、
前記施工環境のうち、前記距離計測装置が計測を行う領域を含む領域を撮影するカメラから画像データを取得する画像データ取得部と、
前記点群データに基づいて物体認識用の第1学習済モデルを使用して物体認識処理を行うことで認識された第1の物体と、前記画像データに基づいて前記第1学習済モデルと機能が異なる物体認識用の第2学習済モデルを使用して物体認識処理を行うことで認識された第2の物体とについて、前記第1の物体に対する方向及び距離と前記第2の物体に対する方向及び距離とが同一又は一定範囲内にある場合に前記第1の物体と前記第2の物体とが対応関係にある物体であると判定し、前記点群データから得られる地形マップに対して、前記対応関係にある物体を表すラベルを付加した環境データを生成する環境データ生成部と、
を有する環境データ生成装置。 - 前記環境データ生成部は、
前記点群データに基づいて、物体までの距離及び高さと、当該物体を表すラベルとを対応付けた環境データを生成する
請求項1に記載の環境データ生成装置。 - 前記環境データ生成装置は、
前記施工環境において稼働する土木建機に搭載される
請求項1または請求項2に記載の環境データ生成装置。 - コンピュータにより実行される環境データ生成方法であって、
少なくとも、施工環境の空間内の複数の計測点に対して光を照射し、前記光が前記施工環境に存在する物体から反射された反射光を受光し、前記反射光に基づいて前記複数の計測点における前記物体との間の距離を表す点群データを出力する距離計測装置から出力される前記点群データを取得し、
前記施工環境のうち、前記距離計測装置が計測を行う領域を含む領域を撮影するカメラから画像データを取得し、
前記点群データに基づいて物体認識用の第1学習済モデルを使用して物体認識処理を行うことで認識された第1の物体と、前記画像データに基づいて前記第1学習済モデルと機能が異なる物体認識用の第2学習済モデルを使用して物体認識処理を行うことで認識された第2の物体とについて、前記第1の物体に対する方向及び距離と前記第2の物体に対する方向及び距離とが同一又は一定範囲内にある場合に前記第1の物体と前記第2の物体とが対応関係にある物体であると判定し、前記点群データから得られる地形マップに対して、前記対応関係にある物体を表すラベルを付加した環境データを生成する
ことを含む環境データ生成方法。 - 少なくとも、施工環境の空間内の複数の計測点に対して光を照射し、前記光が前記施工環境に存在する物体から反射された反射光を受光し、前記反射光に基づいて前記複数の計測点における前記物体との間の距離を表す点群データを出力する距離計測装置から出力される前記点群データを取得し、
前記施工環境のうち、前記距離計測装置が計測を行う領域を含む領域を撮影するカメラから画像データを取得し、
前記点群データに基づいて物体認識用の第1学習済モデルを使用して物体認識処理を行うことで認識された第1の物体と、前記画像データに基づいて前記第1学習済モデルと機能が異なる物体認識用の第2学習済モデルを使用して物体認識処理を行うことで認識された第2の物体とについて、前記第1の物体に対する方向及び距離と前記第2の物体に対する方向及び距離とが同一又は一定範囲内にある場合に前記第1の物体と前記第2の物体とが対応関係にある物体であると判定し、前記点群データから得られる地形マップに対して、前記対応関係にある物体を表すラベルを付加した環境データを生成する
ことをコンピュータに実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
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| JP2022078807A JP7820236B2 (ja) | 2022-05-12 | 2022-05-12 | 環境データ生成装置、環境データ生成方法、プログラム |
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| JP2022078807A JP7820236B2 (ja) | 2022-05-12 | 2022-05-12 | 環境データ生成装置、環境データ生成方法、プログラム |
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| JP2023167539A JP2023167539A (ja) | 2023-11-24 |
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Family Applications (1)
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| JP2022078807A Active JP7820236B2 (ja) | 2022-05-12 | 2022-05-12 | 環境データ生成装置、環境データ生成方法、プログラム |
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