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JP7822527B2 - 電源装置及び空気調和機 - Google Patents
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JP7822527B2 - 電源装置及び空気調和機 - Google Patents

電源装置及び空気調和機

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JP7822527B2 JP2025554333A JP2025554333A JP7822527B2 JP 7822527 B2 JP7822527 B2 JP 7822527B2 JP 2025554333 A JP2025554333 A JP 2025554333A JP 2025554333 A JP2025554333 A JP 2025554333A JP 7822527 B2 JP7822527 B2 JP 7822527B2
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Description

本開示は、電源装置等に関する。
交流電圧を直流電圧に変換する際の力率の改善に関する技術として、例えば、特許文献1に記載の技術が知られている。すなわち、特許文献1には、「負荷の運転状態を示す負荷状態情報に合せて係数を設定すると共に、この係数と上記電源電流情報との積を求め、この積に基づいて、上記スイッチング素子の動作を規定する通流比を作成する」ことが記載されている。
特許第2809463号公報
例えば、低コスト化を図るために直流側のリアクトルのインダクタンスを小さくしたり、高効率化を図るために力率改善時のスイッチング周波数を低くしたりすると、電源電流の波形が乱れやすくなる。このような電源電流の波形の乱れを抑制するという点では、特許文献1に記載の技術には改善の余地がある。
そこで、本開示は、電源電流の波形の乱れを抑制するようにした電源装置等を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するために、本開示に係る電源装置は、スイッチング素子と、前記スイッチング素子を介した電流経路に設けられるリアクトルと、を有し、交流電源から印加される交流電圧を直流電圧に変換する際の力率を改善する力率改善回路と、前記力率改善回路の出力側に接続される平滑コンデンサと、前記スイッチング素子に所定のパルス信号を出力する制御部と、を備え、前記制御部は、前記パルス信号におけるパルス周期を所定の安定性限界周期未満に設定し、前記安定性限界周期は、前記平滑コンデンサを介して電力供給を受ける負荷の運転状態が所定に反映された負荷状態係数と、前記平滑コンデンサの直流電圧と、前記リアクトルのインダクタンス値と、を含む式(10)に基づいて算出されることとした。ここで、式(10)に含まれるΔT stable は前記安定性限界周期であり、Lは前記リアクトルのインダクタンス値であり、K p は前記負荷状態係数である。
本開示によれば、電源電流の波形の乱れを抑制するようにした電源装置等を提供できる。
第1実施形態に係る電源装置の構成図である。 第1実施形態に係る電源装置で交流電源の電圧の極性が正の期間において、力率改善回路のスイッチング素子がオン状態であるときの電流の流れを示す説明図である。 第1実施形態に係る電源装置で交流電源の電圧の極性が正の期間において、力率改善回路のスイッチング素子がオフ状態であるときの電流の流れを示す説明図である。 第1実施形態に係る電源装置における電源電流の検出やタイマカウント値に関する説明図である。 第1実施形態に係る電源装置において、PWM信号におけるパルス周期が安定性限界周期よりも短い場合のシミュレーション結果を示す図である。 第2実施形態に係る電源装置の構成図である。 第2実施形態に係る電源装置で交流電源の電圧の極性が正の期間において、リアクトルに磁気エネルギが蓄えられているときの電流の流れを示す説明図である。 第2実施形態に係る電源装置で交流電源の電圧の極性が正の期間において、リアクトルから磁気エネルギが放出されているときの電流の流れを示す説明図である。 第3実施形態に係る空気調和機の構成図である。 比較例に係る電源装置において、PWM信号におけるパルス周期が安定性限界周期よりも長い場合のシミュレーション結果を示す図である。
≪第1実施形態≫
<電源装置の構成>
図1は、第1実施形態に係る電源装置100の構成図である。
図1に示す電源装置100は、単相の交流電源E1から印加される交流電圧を所定の直流電圧に変換する装置である。図1に示すように、電源装置100は、整流回路10と、力率改善回路20と、平滑コンデンサ30と、直流電圧検出部50と、電源電流検出部60と、制御部70と、を備えている。
また、電源装置100の出力側には、インバータ回路40(負荷)が接続されている。インバータ回路40は、電源装置100から印加される直流電圧を所定の交流電圧に変換する電力変換器である。インバータ回路40の出力側の交流電圧は、モータM1(負荷)の巻線に印加される。モータM1は、インバータ回路40から印加される交流電圧で駆動する電動機である。このようなモータM1として、例えば、永久磁石同期モータが用いられるが、他の種類のモータを用いることも可能である。
整流回路10は、単相の交流電源E1から印加される交流電圧を直流電圧(脈流状の直流電圧)に変換する回路である。図1の例では、整流回路10が全波整流用のダイオードブリッジとして構成されている。整流回路10は、ダイオードD1,D2の直列接続体と、別のダイオードD3,D4の直列接続体と、が相互に並列接続された構成になっている。
ダイオードD1のカソードは、正側の直流ラインK1に接続されている。また、ダイオードD1のアノードは、他方のダイオードD2のカソードに接続されている。ダイオードD2のアノードは、負側の直流ラインK2に接続されている。なお、ダイオードD3,D4の直列接続体についても同様である。また、ダイオードD1,D2の間の接続点は、配線K3を介して、交流電源E1の一方側の端子に接続されている。他方のダイオードD3,D4の間の接続点は、配線K4を介して、交流電源E1の他方側の端子に接続されている。
力率改善回路20は、交流電源E1から印加される交流電圧を直流電圧に変換する際の力率を改善するための回路である。また、力率改善回路20は、整流回路10による整流後の直流電圧の昇圧する機能も有している。図1の例では、力率改善回路20は、リアクトル21と、スイッチング素子22と、ダイオード23と、を備える昇圧チョッパとして構成されている。
リアクトル21は、スイッチング素子22のオン・オフの切替えに伴って、交流電源E1からの電力を磁気エネルギとして蓄えたり、この磁気エネルギを放出したりする素子である。図1に示すように、リアクトル21は、正側の直流ラインK1に設けられている。より具体的には、正側の直流ラインK1において、スイッチング素子22と直流ラインK1との接続点と、整流回路10と、の間にリアクトル21が設けられている。別の観点から説明すると、スイッチング素子22を介した電流経路(図2A、図2Bの破線矢印を参照)にリアクトル21が設けられている。
スイッチング素子22は、そのオン・オフの切替えによって電流経路を切り替えるための素子である。このようなスイッチング素子22として、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が用いられる。なお、スイッチング素子22の種類はIGBTに限定されるものではなく、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)やバイポーラトランジスタといったものを用いることもできる。スイッチング素子22のゲートは、配線を介して制御部70に接続されている。また、スイッチング素子22のコレクタは正側の直流ラインK1に接続され、エミッタは負側の直流ラインK2に接続されている。
ダイオード23は、リアクトル21から平滑コンデンサ30に向かう電流の流れを許容し、逆向きの流れを遮断するための素子である。図1に示すように、ダイオード23は、正側の直流ラインK1に設けられている。具体的には、正側の直流ラインK1とスイッチング素子22との接続点と、直流ラインK1と平滑コンデンサ30との接続点と、の間にダイオード23が設けられている。ダイオード23のアノードは、正側の直流ラインK1を介して、リアクトル21に接続されている。また、ダイオード23のカソードは、正側の直流ラインK1を介して、平滑コンデンサ30の正極に接続されるとともに、インバータ回路40の入力側に接続されている。
平滑コンデンサ30は、力率改善回路20の出力側の直流電圧を平滑化する素子である。図1に示すように、平滑コンデンサ30は、力率改善回路20の出力側に接続されている。具体的には、平滑コンデンサ30の正極が正側の直流ラインK1に接続され、負極が負側の直流ラインK2に接続されている。このような平滑コンデンサ30として、例えば、電解コンデンサやフィルムコンデンサが用いられる。
インバータ回路40は、平滑コンデンサ30の直流電圧を所定の交流電圧に変換し、この交流電圧をモータM1に印加する電力変換器である。インバータ回路40は、図示はしないが、一対のスイッチング素子が直列接続された構成の第1レグ・第2レグ・第3レグが、平滑コンデンサ30に対して並列接続された構成になっている。このようなスイッチング素子として、例えば、IGBTやMOSFETが用いられる。前記した第1レグにおいて、一対のスイッチング素子の間の接続点は、配線を介してモータM1の巻線に接続されている。なお、残りの第2レグや第3レグについても同様である。
直流電圧検出部50は、平滑コンデンサ30の直流電圧を検出するものである。つまり、直流電圧検出部50は、力率改善回路20の出力側の直流電圧を検出する。直流電圧検出部50の時々刻々の検出値は、制御部70に出力される。
電源電流検出部60は、交流電源E1の電源電流を検出するものであり、配線K3に設けられている。電源電流検出部60の時々刻々の検出値は、制御部70に出力される。
制御部70は、直流電圧検出部50や電源電流検出部60の検出値に基づいて、PWM制御(Pulse Width Modulation)によりスイッチング素子22に所定のPWM信号(パルス信号)を出力する。このような制御部70は、例えば、マイクロコンピュータ(Microcomputer:図示せず)であり、ROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムを読み出してRAM(Random Access Memory)に展開し、CPU(Central Processing Unit)が各種処理を実行するようになっている。
図1に示すように、制御部70は、通流比演算部71と、PWM信号生成部72と、を備えている。通流比演算部71は、電源電流検出部60の検出値等に基づいて、スイッチング素子22のオン・オフを切り替える際の通流比を演算する。PWM信号生成部72は、通流比演算部71の演算結果である通流比に基づいて所定のPWM信号(パルス信号)を生成する。ここで、「通流比」(オンデューティ)とは、スイッチング素子22の1周期(パルス周期)に対してオン時間が占める比率である。PWM信号生成部72で生成されたPWM信号は、スイッチング素子22に出力される。
また、制御部70は、直流電圧検出部50や電源電流検出部60の検出値の他、直流ラインK2の母線電流の検出値等に基づいて、PWM制御によりインバータ回路40の各スイッチング素子(図示せず)を所定に制御する。なお、インバータ回路40の制御方法については周知であるから、詳細な説明を省略する。
図2Aは、交流電源E1の電圧の極性が正の期間において、力率改善回路20のスイッチング素子22がオン状態であるときの電流の流れを示す説明図である。
なお、図2Aに示す破線矢印は、電流の流れを示している。交流電源E1の電圧の極性が正である期間にスイッチング素子22がオン状態になると、図2Aの破線矢印で示すように、交流電源E1からダイオードD1、リアクトル21、スイッチング素子22、及びダイオードD4を順次に介して電流が流れる。その結果、リアクトル21に磁気エネルギが蓄えられる。また、平滑コンデンサ30に充電された電荷がインバータ回路40やモータM1に供給される。
図2Bは、交流電源E1の電圧の極性が正の期間において、力率改善回路20のスイッチング素子22がオフ状態であるときの電流の流れを示す説明図である。
スイッチング素子22がオン状態(図2A参照)からオフ状態(図2B参照)に切り替わると、リアクトル21に蓄えられた磁気エネルギが放出され、平滑コンデンサ30に電荷が蓄えられる。すなわち、図2Bの破線矢印で示すように、交流電源E1からダイオードD1、リアクトル21、ダイオード23、平滑コンデンサ30、及びダイオードD4を順次に介して電流が流れる。その結果、平滑コンデンサ30の直流電圧が整流回路10の出力側の直流電圧よりも高くなる。このようにして昇圧された直流電圧は、インバータ回路40で所定の交流電圧に変換され、この交流電圧がモータM1の巻線に印加される。
なお、図2Aや図2Bでは、交流電源E1の電圧の極性が正の期間の電流の流れを示しているが、電圧の極性が負の期間では、整流回路10のダイオードD2,D3を順次に介して電流が流れる点以外は、電圧の極性が正の期間の場合と同様である。
<昇圧比一定制御について>
図1に示す制御部70は、例えば、直流電圧を所定の昇圧比で昇圧するようにスイッチング素子22を制御する(つまり、昇圧比一定制御を行う)。ここで、「昇圧比」とは、力率改善回路20の入力側の直流電圧に対して、力率改善回路20の出力側の直流電圧(平滑コンデンサ30の直流電圧)が占める比率である。昇圧比をaとすると、以下の式(1)の関係が成り立っている。なお、式(1)に含まれるKは所定の負荷状態係数であり、iは電源電流の瞬時値である。
また、力率改善回路20のスイッチング素子22の通流比d(オンデューティ)は、以下の式(2)で表される。
このように、通流比演算部71(図1参照)は、負荷状態係数Kと、電源電流検出部60(図1参照)の検出値(電源電流の瞬時値i)と、に基づいて、スイッチング素子22(図1参照)のオン・オフを切り替える際の通流比dを演算する。なお、式(2)に基づいて通流比dが演算される場合の電源電流の実効値Iは、以下の式(3)で表される。ここで、式(3)に含まれるVは電源電圧の振幅であり、Eは平滑コンデンサ30の直流電圧であり、ωは電気角での角周波数である。
したがって、前記した式(2)に基づいて通流比演算部71(図1参照)が通流比dを算出することで、電源電流の波形が電源電圧に同期した正弦波形になるように力率改善を行うことができる。
また、式(3)を変形すると、以下の式(4)のようになる。なお、式(4)に含まれるVは、電源電圧の実効値である。
例えば、モータM1の回転速度が高くなり、これに伴って直流電圧Eの値が大きくなると、負荷状態係数Kは小さくなる。このように、負荷状態係数Kには、インバータ回路40(負荷)やモータM1(負荷)の運転状態を示す「負荷状態情報」が所定に反映されている。前記した「負荷状態情報」には、電源電流の実効値Iと、平滑コンデンサ30の直流電圧Eと、電源電圧の実効値Vと、が含まれている。制御部70は、平滑コンデンサ30の直流電圧Eを所定の目標値に近づけるように、PI制御(又はPID制御)に基づいて負荷状態係数Kを調整する。これによって、直流電圧Eが所定の目標値に近い状態を維持できる。
<PWMパルスの周期について>
電源装置100(図1参照)のリアクトル21として、インダクタンスの小さいものを用いることで低コスト化を図れるが、その一方で、直流電圧や負荷状態が急変した場合に電源電流の波形が乱れやすくなる。この点について発明者らが鋭意検討した結果、力率改善回路20のスイッチング素子22を制御する際のパルス周期を所定の安定性限界周期未満にすることで、電源電流の安定化を図ることができることを見いだした。以下では、この安定性限界周期の導出について詳細に説明する。
図3は、電源電流の検出やタイマカウント値に関する説明図である。
なお、図3の各グラフの横軸は、時間である。また、図3の紙面上側には、電源電流の概略的な変化を実線で示している。ちなみに、実際には、電源電流は時々刻々に細かく変動する(例えば、図4の電源電流の波形を参照)。図3の紙面上側の破線矢印は、所定のパルス周期ΔTごとに検出される電源電流の値を線分で順次に結んだ線である。なお、ハッチング入りの三角印G1,G2は、電源電流検出部60(図1参照)の検出値を制御部70(図1参照)が読み込む際のタイミングを示している。
図3の紙面下側には、PWM制御におけるタイマカウント値の変化を示している。図3に示すように、タイマカウント値は、三角波状に変化するように設定されている。すなわち、PWM制御におけるパルス周期ΔTの前半(ΔT/2)では時間の経過に伴ってタイマカウント値が直線的に上昇し、後半(ΔT/2)では時間の経過に伴ってタイマカウント値が直線的に低下するように設定されている。図3には図示していないが、1回分のパルス周期ΔTにおいて、所定の通流比dでスイッチング素子22(図1参照)がオンになった後、オフに切り替えられる。
図3に示すis(n-1),is(n),is(n+1),is(n+2),is(n+3),・・・は、PWM制御における半周期(ΔT/2)ごとの電源電流を示している。図3に示す白抜きの三角印G3は、制御部70(図1参照)によって設定された通流比がPWM制御に反映される際のタイミングを示している。
図3に示すように、is(n)~is(n+1)を区間Aとし、is(n+1)~is(n+2)を区間Bとすると、区間Aにおける電源電流の変化速度は、以下の式(5)で表される。なお、式(5)に含まれるΔTは、PWM制御におけるパルス周期である。また、vs(n)は、電源電流is(n)が検出された時点での電源電圧の瞬時値である。また、Lは、リアクトル21(図1参照)のインダクタンス値であり、Edは平滑コンデンサ30の直流電圧であり、Kpは負荷状態係数である。
同様にして、図3の区間Bにおける電源電流の変化速度は、以下の式(6)で表される。
式(5)と式(6)の両辺のそれぞれを加算して整理すると、以下の式(7)のようになる。
さらに、式(7)についてZ変換を行うと、以下の式(8)のようになる。
式(8)の分母の極が1よりも大きい場合に安定条件が満たされることから、安定条件は、以下の式(9)で表される。
したがって、電源電流の安定化を図ることができるか否かの判定基準となる閾値である安定性限界周期ΔTstableは、以下の式(10)で表される。すなわち、安定性限界周期ΔTstableは、平滑コンデンサ30の直流電圧Eと、インバータ回路40(負荷)やモータM1(負荷)の運転状態が所定に反映された負荷状態係数Kpと、リアクトル21(図1参照)のインダクタンスLの値と、に基づいて算出される。
そして、力率改善回路20(図1参照)のスイッチング素子22のオン・オフを切り替える際、PWMパルスの周期を所定の安定性限界周期ΔTstable未満に設定することで、電源電流の安定化を図ることができることを発明者らは見いだした。したがって、本実施形態では、制御部70が、PWM信号(パルス信号)におけるパルス周期を所定の安定性限界周期ΔTstable未満に設定するようにしている。制御部70が安定性限界周期ΔTstableの値を導く際には、式(10)の時々刻々の値を算出するようにしてもよく、また、所定のデータテーブル(図示せず)を用いるようにしてもよい。
なお、前記した構成では、図3に示す通り、電流検出と通流比の反映をPWM周期毎、言い換えるとPWM谷毎に実施している。ただし、演算負荷率に余裕がある場合には、電流検出と通流比の反映をPWM半周期毎、言い換えるとPWM山谷毎に実施することも可能である。このように、PWM山谷毎に電流検出と通流比の反映を行うことで、同様の分析を行うと安定性限界周期ΔTstableを2倍にすることが可能となる。
また、安定性限界周期ΔTstableの更新がPWM信号(パルス信号)におけるパルス周期で繰り返されるようにするとよい。これによって、直流電圧や負荷状態の急変といった過渡状態でも、安定性限界周期ΔTstableが時々刻々に更新されるため、電源電流の不安定化を抑制できる。なお、安定性限界周期の値の維持が繰り返される場合も、安定性限界周期の「更新」に含まれる。また、安定性限界周期ΔTstableの更新がPWM信号(パルス信号)におけるパルス周期の所定倍(2以上の自然数倍)の周期で繰り返されるようにしてもよい。この場合でも、過渡状態における電源電流の不安定化を抑制できる。
例えば、制御部70がモータM1の回転速度を上昇させた場合には、直流電圧Eが高くなるため、式(10)によると、安定性限界周期ΔTstableの値が小さくなる。このように、安定性限界周期ΔTstableの値には、時々刻々の負荷状態が反映される。制御部70は、安定性限界周期ΔTstable未満の所定範囲内でPWM信号のパルス周期を調整する。
図8は、比較例に係る電源装置において、PWM信号におけるパルス周期が安定性限界周期ΔTstableよりも長い場合のシミュレーション結果を示す図である。
なお、図8の各シミュレーション結果の横軸は、時間である。また、各シミュレーション結果の縦軸は、図8の紙面の上から順に、電圧(直流電圧及び電源電圧)、電源電流、及び通流比(オンデューティ)を示している。なお、PWMパルスの周波数を12[kHz]とし、リアクトル21(図1参照)のインダクタンスを3.5[mH]とし、直流電圧を300[V]とし、負荷状態係数Kpを0.33として、シミュレーションを行った。前記した各数値における安定性限界周期ΔTstableの値は、70.9[μs]になる。この安定性限界周期ΔTstableの値は、周波数では14.1[kHz]に対応している。
図8の比較例の場合には、PWMパルスの周波数(12[kHz])が、安定性限界周期ΔTstableに対応する周波数(14.1[kHz])よりも低くなっている。つまり、PWM制御におけるパルスの周期(83.3[μs])が、安定性限界周期ΔTstable(70.9[μs])よりも長くなっている。その結果、電源電流の波形が乱れている他、PWMパルスの通流比の推移も乱れている。このように、PWMパルスの周期が安定性限界周期ΔTstableよりも高い場合には、電源電流等が不安定になることを確認できた。
図4は、第1実施形態に係る電源装置において、PWM信号におけるパルス周期が安定性限界周期ΔTstableよりも短い場合のシミュレーション結果を示す図である。
なお、図4の横軸・縦軸については、前記した比較例(図8参照)の場合と同様である。また、シミュレーションの条件は、PWMパルスの周波数が16[kHz]である点以外は、比較例の場合と同様である。この場合には、PWM制御におけるパルスの周波数(16[kHz])に対応する周期が62.5[μs]となるため、安定性限界周期ΔTstable(70.9[μs])よりも短くなっている。その結果、電源電流が安定した波形になっている他、PWMパルスの通流比も安定している。このように、PWMパルスの周期を安定性限界周期ΔTstable未満にすることで、電源電流等が安定することを確認できた。
<効果>
第1実施形態によれば、負荷状態係数Kpと、直流電圧Eと、リアクトル21(図1参照)のインダクタンスLの値と、に基づいて、制御部70(図1参照)が所定の安定性限界周期ΔTstableを算出するようにしている。そして、制御部70は、PWM制御を行う際のパルス周期を安定性限界周期ΔTstable未満になるように設定する。これによって、電源電流の検出からPWM信号の出力までのフィードバックループの安定化を図ることができる。したがって、リアクトル21(図1参照)として小さなインダクタンスの素子を用いたり、PWMパルスの周波数の低くして単位時間当たりのスイッチング回数を減らしたりした場合でも、電源電流の波形の乱れを抑制しつつ、直流電圧の昇圧を安定して行うことができる。
また、電源電流の波形の乱れを抑制することで電源電流高調波も抑制されるため、電源高調波規制に準拠した運用を行うことができる。また、直流電圧や負荷状態が急変するといった過渡状態でも、制御部70が時々刻々のパルス周期を安定性限界周期ΔTstable未満にようにすることで、電源電流の波形が乱れることを抑制できる。このように、第1実施形態によれば、電源電流の安定化を図りつつ、直流電圧を適切に昇圧することができる。
≪第2実施形態≫
第2実施形態に係る電源装置100A(図5参照)は、第1実施形態で説明した整流回路10(図1参照)や力率改善回路20(図1参照)に代えて、スイッチング素子Q1~Q4(図5参照)を有する力率改善回路20A(図5参照)を備えた構成になっている。また、第2実施形態は、直流電圧の昇圧や力率改善に用いられるリアクトル24(図5参照)の設置箇所が、第1実施形態とは異なっている。なお、その他については、第1実施形態と同様である。したがって、第1実施形態とは異なる部分について説明し、重複する部分については説明を省略する。
図5は、第2実施形態に係る電源装置100Aの構成図である。
図5に示すように、電源装置100Aは、力率改善回路20Aと、平滑コンデンサ30と、直流電圧検出部50と、電源電流検出部60と、制御部70と、を備えている。また、電源装置100Aの出力側には、インバータ回路40が接続されている。
力率改善回路20Aは、交流電源E1から印加される交流電圧を直流電圧に変換する他、直流電圧の昇圧や力率の改善を行う機能を有している。図5に示すように、力率改善回路20Aは、スイッチング素子Q1~Q4と、リアクトル24と、を備えている。
スイッチング素子Q1~Q4は、ブリッジ形に接続されている。具体的には、スイッチング素子Q1,Q2が直列接続されてなる第1レグと、スイッチング素子Q3,Q4が直列接続されてなる第2レグと、が平滑コンデンサ30に対して並列接続された構成になっている。このようなスイッチング素子Q1~Q4として、例えば、MOSFETが用いられるが、IGBTやバイポーラトランジスタといった他の種類のスイッチング素子が用いられてもよい。また、第1レグのスイッチング素子Q1,Q2と、第2レグのスイッチング素子Q3,Q4として、異なる種類のものが用いられてもよい。スイッチング素子Q1~Q4のオン・オフは、制御部70によって所定に切り替えられる。
スイッチング素子Q1~Q4は、それぞれ、内部に寄生ダイオード(符号は図示せず)を有している。寄生ダイオードは、それぞれのスイッチング素子のソースとドレインとの間に存在するpn接合の部分である。図5の例では、スイッチング素子Q1のドレインが正側の直流ラインK1に接続されている。スイッチング素子Q1のソースは、配線を介して、他方のスイッチング素子Q2のドレインに接続されている。スイッチング素子Q2のソースは、負側の直流ラインK2に接続されている。なお、第2レグのスイッチング素子Q3,Q4についても同様である。
また、スイッチング素子Q1,Q2の間の接続点は、配線K3を介して、交流電源E1の一方側の端子に接続されている。他方のスイッチング素子Q3,Q4の間の接続点は、配線K4を介して、交流電源E1の他方側の端子に接続されている。
リアクトル24は、スイッチング素子Q1~Q4のオン・オフの切替えに伴って、交流電源E1からの電力を磁気エネルギとして蓄えたり、この磁気エネルギを放出したりする素子である。図5の例では、リアクトル24が配線K4に設けられている。すなわち、リアクトル24は、所定のスイッチング素子を介した電流経路(図6A、図6Bの破線矢印を参照)に設けられている。
図6Aは、交流電源E1の電圧の極性が正の期間において、リアクトル24に磁気エネルギが蓄えられているときの電流の流れを示す説明図である。
なお、図6Aに示す破線矢印は、電流の流れを示している。交流電源E1の電圧の極性が正である期間にスイッチング素子Q1,Q3がオン状態になる一方、残りのスイッチング素子Q2,Q4がオフ状態で維持されると、図6Aの破線矢印で示すように電流が流れる。すなわち、交流電源E1からスイッチング素子Q1,Q3及びリアクトル24を順次に介して電流が流れる。その結果、リアクトル24に磁気エネルギが蓄えられる。また、平滑コンデンサ30に充電された電荷がインバータ回路40やモータM1に供給される。
図6Bは、交流電源E1の電圧の極性が正の期間において、リアクトル24から磁気エネルギが放出されているときの電流の流れを示す説明図である。
スイッチング素子Q1のオン状態(図6A、図6B参照)が維持された状態で、別のスイッチング素子Q3がオフ状態に切り替わるとともに、スイッチング素子Q4がオン状態に切り替わると、図6Bに破線矢印で示すように電流が流れる。すなわち、交流電源E1からスイッチング素子Q1、平滑コンデンサ30、スイッチング素子Q4、及びリアクトル24を順次に介して電流が流れる。
その結果、リアクトル24に蓄えられた磁気エネルギが放出され、平滑コンデンサ30に電荷が蓄えられるため、平滑コンデンサ30の直流電圧が昇圧される。このようにして昇圧された直流電圧は、インバータ回路40で所定の交流電圧に変換され、この交流電圧がモータM1の巻線に印加される。
なお、図6Aや図6Bでは、交流電源E1の電圧の極性が正の期間の電流の流れについて説明したが、電圧の極性が負の期間では、図示はしないが、次のように電流が流れる。すなわち、リアクトル24に磁気エネルギが蓄えられる際には、スイッチング素子Q2,Q4がオン状態になる一方、残りのスイッチング素子Q1,Q3はオフ状態で維持される。また、リアクトル24から磁気エネルギを放出する際には、スイッチング素子Q2,Q3がオン状態になる一方、残りのスイッチング素子Q1,Q4がオフ状態になる。
制御部70(図5参照)は、スイッチング素子Q1~Q4のオン・オフを切り替える際、PWM信号(パルス信号)におけるパルス周期を所定の安定性限界周期ΔTstable未満に設定する。これによって、電源電流の乱れを抑制しつつ、直流電圧の昇圧や力率改善を安定して行うことができる。
<効果>
第2実施形態によれば、制御部70がスイッチング素子Q1~Q4を所定に制御することで、第1実施形態よりも昇圧時の損失を低減できるため、高効率化を図ることができる。また、リアクトル24(図5参照)として小さなインダクタンスのものを用いた場合でも、制御部70がPWM信号のパルス周期を所定の安定性限界周期ΔTstable未満に設定することで、電源電流の波形の乱れを抑制しつつ、直流電圧の昇圧を安定して行うことができる。
≪第3実施形態≫
第3実施形態では、第1実施形態で説明した構成の電源装置100(図1参照)を備える空気調和機W1(図7参照)について説明する。なお、電源装置100の構成や処理内容については、第1実施形態と同様であるから、その説明を省略する。
図7は、第3実施形態に係る空気調和機W1の構成図である。
なお、図7の実線矢印は、暖房サイクルにおける冷媒の流れを示している。
また、図7の破線矢印は、冷房サイクルにおける冷媒の流れを示している。
空気調和機W1は、冷房運転や暖房運転等の空調を行う機器である。図7に示すように、空気調和機W1は、室外機U1に設けられる構成として、圧縮機91と、室外熱交換器92と、室外ファン93と、膨張弁94と、四方弁95と、を備えている。また、空気調和機W1は、室内機U2に設けられる構成として、室内熱交換器96と、室内ファン97と、を備えている。
また、図7では図示を省略しているが、空気調和機W1は、第1実施形態で説明した電源装置100(図1参照)やインバータ回路40(図1参照)を備えている。電源装置100やインバータ回路40は、室外機U1の回路基板(図示せず)に実装されている。
圧縮機91は、低温低圧のガス冷媒を圧縮し、高温高圧のガス冷媒として吐出する機器である。なお、図7では図示を省略しているが、冷媒を気液分離するためのアキュムレータが圧縮機91の吸込側に接続されている。なお、電源装置100(図1参照)の「負荷」には、インバータ回路40(図1参照)及びモータM1(図1も参照)が含まれている。モータM1は、圧縮機91の駆動源であり、インバータ回路40(図1参照)の出力側に接続されている。
室外熱交換器92は、その伝熱管を通流する冷媒と、室外ファン93から送り込まれる外気と、の間で熱交換が行われる熱交換器である。室外ファン93は、室外熱交換器92に外気を送り込むファンである。室外ファン93は、駆動源である室外ファンモータ93aを有し、室外熱交換器92の付近に設置されている。
膨張弁94は、「凝縮器」(室外熱交換器92及び室内熱交換器96のうちの一方)で凝縮した冷媒を減圧する弁である。膨張弁94で減圧された冷媒は、「蒸発器」(室外熱交換器92及び室内熱交換器96のうちの他方)に導かれる。
室内熱交換器96は、その伝熱管(図示せず)を通流する冷媒と、室内ファン97から送り込まれる室内空気(空調室の空気)と、の間で熱交換が行われる熱交換器である。
室内ファン97は、室内熱交換器96に室内空気を送り込むファンである。室内ファン97は、駆動源である室内ファンモータ97aを備え、室内熱交換器96の付近に設置されている。
四方弁95は、空気調和機W1の運転モードに応じて、冷媒の流路を切り替える弁である。例えば、冷房運転時(図7の破線矢印を参照)には、圧縮機91、室外熱交換器92(凝縮器)、膨張弁94、及び室内熱交換器96(蒸発器)を順次に介して冷媒が循環する。また、暖房運転時(図7の実線矢印を参照)には、圧縮機91、室内熱交換器96(凝縮器)、膨張弁94、及び室外熱交換器92(蒸発器)を順次に介して冷媒が循環する。そして、室内熱交換器96を通流する冷媒との間で熱交換した空気が、室内機U2から空調室に吹き出されるようになっている。
<効果>
第3実施形態によれば、第1実施形態と同様の構成の電源装置100(図1参照)を空気調和機W1が備えているため、空気調和機W1の低コスト化を図ることができる他、その性能や信頼性を高めることができる。
≪変形例≫
以上、本開示に係る電源装置100,100Aや空気調和機W1について各実施形態で説明したが、これらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、各実施形態では、電源電流検出部60(図1参照)が配線K3(図1参照)に設けられる場合について説明したが、これに限らない。すなわち、配線K3に代えて、別の配線K4(図1参照)に電源電流検出部60が設けられるようにしてもよい。また、正側の直流ラインK1又は負側の直流ラインK2において、整流回路10と力率改善回路20との間に電源電流検出部60が設けられるようにしてもよい。
また、各実施形態では、電源装置100(図1参照)が単相の交流電源E1(図1参照)に接続される場合について説明したが、これに限らない。例えば、電源装置100が三相交流電源に接続される場合にも各実施形態を適用できる。
また、各実施形態では、制御部70が昇圧比一定制御を行う場合について説明したが、これに限らない。例えば、交流電源E1の電源電圧を検出し、時々刻々の電源電圧と電源電流とが同位相になるように制御部70が電流指令を生成し、この電流指令に基づいてPWM信号を出力する場合にも各実施形態を適用できる。
また、各実施形態では、安定性限界周期が式(10)に基づいて算出される場合について説明したが、これに限らない。例えば、式(10)に所定の係数(1よりも小さい正の係数)を乗算した値が安定性限界周期として設定されるようにしてもよい。また、式(10)から所定値(正の値)が減算された値が安定性限界周期として設定されるようにしてもよい。
また、各実施形態では、電源装置100の「負荷」として、インバータ回路40(図1参照)やモータM1(図1参照)が用いられる場合について説明したが、これに限らず、他の種類の負荷が適宜に用いられてもよい。
また、第3実施形態では、電源装置100(図1参照)が、インバータ回路40(図1参照)を介して、圧縮機91(図7参照)のモータM1に電気的に接続される構成について説明したが、これに限らない。例えば、電源装置100がインバータ回路40を介して、室外ファンモータ93a(負荷)に電気的に接続される構成にしてもよい。また、電源装置100がインバータ回路40を介して、圧縮機91のモータM1に電気的に接続されるとともに、室外ファンモータ93aに電気的に接続されるようにしてもよい。
また、第3実施形態(図7参照)では、空気調和機W1が四方弁95を備える構成について説明したが、これに限らない。すなわち、四方弁85を適宜に省略し、冷房専用又は暖房専用の空気調和機にしてもよい。
また、第3実施形態(図7参照)は、ルームエアコンの他、業務用エアコンやビル用マルチエアコンといったさまざまな種類の空気調和機にも適用できる。また、各実施形態は、空調給湯装置や給湯機や冷蔵庫といったさまざまな機器にも適用できる。
また、各実施形態は、適宜に組み合わせることが可能である。例えば、第2実施形態と第3実施形態と、を組み合わせ、スイッチング素子Q1~Q4を含む電源装置100A(図5参照)によって(第2実施形態)、圧縮機91(図7参照)のモータM1が駆動されるようにしてもよい(第3実施形態)。
また、各実施形態は本開示を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記した機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
10 整流回路
20,20A 力率改善回路
21 リアクトル
22 スイッチング素子
23 ダイオード
30 平滑コンデンサ
40 インバータ回路(負荷)
50 直流電圧検出部
60電源電流検出部
70 制御部
71 通流比演算部
72 PWM信号生成部
91 圧縮機
92 室外熱交換器
93 室外ファン
94 膨張弁
95 四方弁
96 室内熱交換器
97 室内ファン
100,100A 電源装置
E1 交流電源
M1 モータ(負荷)
Q1,Q2,Q3,Q4 スイッチング素子
W1 空気調和機

Claims (4)

  1. スイッチング素子と、前記スイッチング素子を介した電流経路に設けられるリアクトルと、を有し、交流電源から印加される交流電圧を直流電圧に変換する際の力率を改善する力率改善回路と、
    前記力率改善回路の出力側に接続される平滑コンデンサと、
    前記スイッチング素子に所定のパルス信号を出力する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記パルス信号におけるパルス周期を所定の安定性限界周期未満に設定し、
    前記安定性限界周期は、前記平滑コンデンサを介して電力供給を受ける負荷の運転状態が所定に反映された負荷状態係数と、前記平滑コンデンサの直流電圧と、前記リアクトルのインダクタンス値と、を含む式(10)に基づいて算出される、電源装置。
    ここで、式(10)に含まれるΔT stable は前記安定性限界周期であり、Lは前記リアクトルのインダクタンス値であり、K p は前記負荷状態係数である。
  2. 前記安定性限界周期の更新が前記パルス周期で繰り返される、又は、前記パルス周期の所定倍の周期で繰り返されること
    を特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記平滑コンデンサの直流電圧を所定の目標値に近づけるように、前記負荷状態係数がPI制御に基づいて調整されること
    を特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の電源装置を備えるとともに、
    前記電源装置から印加される直流電圧を所定の交流電圧に変換するインバータ回路と、
    前記インバータ回路から印加される交流電圧で駆動するモータと、を備えるとともに、
    圧縮機と、室外熱交換器と、膨張弁と、室内熱交換器と、をさらに備え、
    前記負荷には、前記インバータ回路及び前記モータが含まれ、
    前記モータは、前記圧縮機の駆動源である、空気調和機。
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