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JP7837564B2 - パズル片、およびスライドパズル用具 - Google Patents
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パズル片、およびスライドパズル用具

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特許法第30条第2項適用 発明の新規性の喪失の例外の規定の適用を受けるための証明書を参照
本発明は、点字が表示されたパズル片、およびこのパズル片を用いたスライドパズル用具に関する。
視覚障害者は、健常者と同様に、ゲームで遊びたい欲求の度合いは高いといわれており、そのため、視覚障害者用のゲーム用具が種々提案されている。
特許文献1では、碁盤上の白石と黒石を容易に判別でき、かつ手で触っても、また、その手が盤面と平行に移動したとしても決して動いて他の場所に移動することがない視覚障害者用囲碁ゲームセットが提案されている。
特許文献2では、将棋盤上に展開した駒の種類、敵味方、裏表を容易に判別でき、かつ手で触っても、また、その手が盤面と平行に移動したとしても決して動いて他の場所に移動することがない視覚障害者用将棋ゲームセットが提案されている。
特許文献3では、ゲーム用のコマを配置する盤本体に、駒を差し込みする複数の孔が設けられたものであり、移動中の交通手段内や視覚障害者にも使用できるゲーム盤が提案されている。
特開2005-253498号公報 特開2005-253499号公報 特開2004-358185号公報
しかし、上述したゲーム用具は、対戦相手が局面を変更するたびにその内容を都度、指で触れることで確認する必要がある。また、ゲームのルールをあらかじめ習得する必要があり、気軽に行うことができないという問題があった。さらに、健常者との対戦を想定するゲーム用具ではないと考えられるため、ゲーム参加者は限られ、社会から孤立しがちな視覚障害者が、ゲームを通じてコミュニケーションの輪を広めることは難しい。
視覚障害者は、点字は識字できるものと思いがちであるが、視覚障害者のうち、点字を識字できる人の割合は約10%と非常に低いのが現実である。ある程度、年齢を重ねてから視覚障害を患うケースが多く、このような人々は、指先で感じとる点字を習得することに時間がかかることも一因であると考えられる。しかし、上述したゲーム用具は、あくまでもゲームを楽しむためのみを目的としている。そのため、点字を識字できるようになるという学習効果が期待できるものではない。
本発明は、これらの問題点に着目してなされたものであり、気軽に始められて、ゲームを通じてコミュニケーションの輪を広げることが可能であり、さらに点字を識字できるという学習効果も期待できるスライドパズル用具を提供するものである。
上記課題を解決するための発明は、スライドパズルに用いるパズル片であって、複数の小区画で構成されるパズル領域のうちの一つの小区画に収容可能であるとともに、スライドすることでパズル領域を縦横に移動できるプレート部と、点字を表示するための点字表示凸部と、点字に対応する文字または数字を表示する文字表示部と、を備え、点字表示部はプレート部から突出して設けられるとともに、点字が表示される方向を確認するための方向確認部を有し、文字表示部は、プレート部から凸状に盛り上げて表されることを特徴とする。
この構成によれば、点字部は、点字が表示される方向を確認するための方向確認部を有するので、視覚障害者は点字の表示方向を容易に確認できる。また、文字表示部に点字に対応する文字、または数字が表示されているので、点字を識字できない視覚障害者は、ゲームを通じて、楽しみながら自ずと点字を識字できるようになる。
好ましくは、方向確認部は、点字表示凸部に設けられた切り欠きである。
この構成によれば、方向確認部は、点字表示凸部に設けられた切り欠きであるので、視覚障害者が点字表示凸部に指を触れることで、点字が表示される方向を容易に確認できる。
好ましくは、点字表示部は複数の角部を有し、切り欠きは、複数の角部のうちの一つの角部を切り欠いた部位である。
この構成によれば、切り欠きは、複数の角部のうちの一つの角部を切り欠いた部位であるので、視覚障害者は、点字が表示される方向をより容易に確認できる。
好ましくは、点字は、凸状の円形で表される実点と、凹状の円形で表される虚点と、で構成される。
この構成によれば、点字は、凸状の円形で表される実点と、凹状の円形で表される虚点で構成されるので、実点と虚点の位置関係が明確になる。
好ましくは、点字は、凸状の円形で表される実点と、凸状の矩形で表される虚点と、で構成される。
この構成によれば、点字は、凸状の円形で表される実点と、凸状の矩形で表される虚点で構成されるので、実点と虚点の位置関係が明確になる。
好ましくは、パズル領域に配置された小区画と同数のパズル片が、あらかじめ想定したパターンに配置されたとき、その配置があらかじめ想定したパターンであると認識できる正誤判定部を備える。
この構成によれば、正誤判定部を確認(指でなぞる)することで、パズル片があらかじめ想定するパターンに配置されたか否かを容易に確認できる。
好ましくは、正誤判定部は、プレート部から線条に突出して設けられる線条凸部を有し、パズル領域に配置された小区画と同数のパズル片が、あらかじめ想定したパターンに配置されたとき、線条凸部は、連続する線を形成する。
この構成によれば、パズル領域に配置された小区画と同数のパズル片が、あらかじめ想定したパターンに配置されたとき、線条凸部は連続する線を形成するので、視覚障害者は、線条凸部を指で触れて、連続した線が形成されたことを確認することで、容易にゲームの終了を認識できる。
上記課題を解決するための他の態様の発明は、スライドパズル用具であって、複数の小区画で構成されるパズル領域と、複数の小区画と同数の上述したパズル片と、パズル領域に接続して、少なくとも2つのパズル片を待機させることができる待機領域と、を備え、パズル片を待機領域に待機させたときに生じる小区画の空所を利用して、パズル片を縦横にスライドさせる手順を繰り返すことで、パズル片をあらかじめ想定したパターンに配置できることを特徴とする。
この構成によれば、スライドパズルに用いるパズル片は、点字、および点字に対応する文字、または数字がプレート部に突出して表示されているので、視覚障害者、健常者の双方がこのスライドパズルを楽しむことができる。例えば、視覚障害者と健常者がゲームの完成時間を競うことで、ゲームを通じて、視覚障害者と健常者のコミュニケーションを図りえる。
好ましくは、待機領域は、ランダムな方向に配置されたパズル片を回転させることで、あらかじめ想定された方向に配置できる方向転換部を有する。
この構成によれば、待機領域は、ランダムな方向に配置されたパズル片を回転させることで、あらかじめ想定された方向に配置できる方向転換部を有するので、パズル片の方向を揃えることなくスライドパズルゲームを開始できる。パズル片の配置作業が簡単にできることから、スライドパズルをすることのためらいがない。
パズル片の斜視図である。 変形例1のパズル片の斜視図である。 変形例2のパズル片の斜視図である。 (a)は実施形態1におけるスライドパズル用具について、ゲーム開始前の状態を説明する平面図である。(b)は、同ゲーム途中の状態を説明する平面図である。(c)は、同ゲーム終了の状態を説明する平面図である。 (a)は、実施形態2におけるスライドパズル用具について、ゲーム開始前の状態を説明する平面図である。(b)は、同ゲーム途中の状態を説明する平面図である。(c)は、同ゲーム終了時の状態を説明する平面図である。 パズル片が通路部を移動するときの姿勢を説明する平面図である。 (a)~(d)は、実施形態2におけるスライドパズル用具の変形例1ついて、ゲーム開始前の状態からゲーム終了に至る過程を説明する斜視図である。 (a)~(c)は、実施形態2におけるスライドパズル用具の変形例2ついて、ゲーム開始前の状態からゲーム終了に至る過程を説明する平面図である。 点字の誤認を説明する図である。
以下、図を参照して、パズル片10、およびこのパズル片10を用いたスライドパズル用具1について詳述する。
図1に示す通り、パズル片10は、プレート部15、点字表示凸部20、文字表示部30、および線条凸部60を備えている。プレート部15は後述する小区画R11(図4参照)とほぼ同じ形状の板である。
点字表示凸部20は、プレート部15に突設して設けられる略矩形の板状の部位である。矩形の4つの角部のうちの一つの角部に切り欠き40(方向確認部)が設けられている。また、表面に数字の1~9に対応する点字50が表示されている。本実施形態では、右下の角に切り欠き40が位置するとき、点字50が正視の状態で確認できるが、これに限るものではない。切り欠き40を設ける位置は、左下、右上、左上のどの角に設けてもよい。ただし、切り欠き40はすべてのパズル片10について同じ位置に設ける必要がある。視覚障害者の方は、切り欠き40の位置を指で触って確認することで、点字50が表示されている方向を認識できる。
点字50は、3行×2列の点の組み合わせを基本として構成される視覚障害者のための文字である。視覚障害者は、凸状の円形で表される実点51の位置によって文字等を認識できる。具体的には、点が打たれる部位(実点51)と、点が打たれない部位(虚点52)の組み合わせで表わされる。
図9は、実点を黒丸CB、虚点を白丸CWで表している。位置基準が明確でない場合、視覚障害者は、図9(a)で示される実点(黒丸CB)の位置を、図9(b)、または図9(c)の実点(黒丸CB)の位置と誤認する可能性がある。
本実施形態1のパズル片10は、点字50はプレート部15から突出して設けられる点字表示凸部20を基準とし実点51の位置が把握できるようになっていることから、実点51の位置を誤認する可能性は極めて低くなっている。
線条凸部60は、プレート部15に突設して設けられる線条の部位であり、矩形のプレート部15の少なくとも一つの辺に接している。パズル片10が、あらかじめ想定したパターンに配置されたとき、線条凸部60は連続する線を形成するように配置されている。すなわち、パズル片10をあらかじめ想定したパターンに配置し終えたか否かを認識するための、正誤判定部に該当するものである。また、線条凸部60の中央部に誘導溝61が設けられている。誘導溝61は、指で線条凸部60をなぞるとき、なぞる方向を誘導する、いわゆるガイドの役割を果たす部位である。
文字表示部30は、点字50に対応する文字または数字がプレート部15から凸状に盛り上がって表されている。これにより、晴眼者も点字50の意味を理解できる。その結果、視覚障害者と晴眼者が同時にこのパズル片10を用いたゲームを楽しむことができる。
ほとんどの視覚障害者は、点字が認識できると思いがちであるが、実は点字の識字率は、視覚障害者の約10%に過ぎない。視覚障害は何らかの原因で、後天的に目が見えなくなるケースが多く、ある程度年齢を重ねてしまうと、指先で感じとる点字を習得することに時間もかかることが一因である。しかし、後天的に視覚障害を患った方は、少なくとも文字等の形状を想像することができる。すなわち、指でなぞることで文字等を認識できる可能性が高いと考えられる。点字と点字に対応した文字等を併記することで、後天的に視覚障害を患った方が、楽しみながら効率よく点字を習得できる。
本実施形態のパズル片10は、あくまでも例示であり、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で改変できることはもちろんである。以下に、パズル片の変形例1、変形例2について説明する。
〈変形例1〉
図2は、変形例1のパズル片110である。点字表示凸部20に表示される点字50は、凸状の円形で表される実点51aと凹状の円形で表される虚点52aで構成されている。虚点を何も変化をつけないただの平面とする場合に比べて、実点が設けられる位置が認識しやすくなる。
また、パズル片110をあらかじめ想定したパターンに配置し終えたか否かを認識するための、正誤判定部は、連続点字表示凸部120と連続数字表示部123で構成されている。
連続点字表示凸部120は、プレート部15に突設して設けられる略矩形の板状の部位である。点字表示凸部20と同様に、4つの角部のうちの一つの角部に切り欠き140が設けられている。また、凸状の円形で表される実点121と凹状の円形で表される虚点122を組み合わせた点字150は、数字を表している。
連続数字表示部123は、連続点字表示凸部120に対応する数字がプレート部15に突出して表示されている。連続点字表示凸部120、および連続数字表示部123に表される数字は、パズル片110をあらかじめ想定したパターンに配置し終えたとき連続する数字となる。すなわち、連続数字表示部123と連続点字表示凸部120で正誤判定部を構成する。
〈変形例2〉
図3に示す変形例2のパズル片210は、変形例1のパズル片110とほぼ同じ構成であることから相違点について説明する。パズル片210においては、虚点52b、虚点222は、凸状の矩形である。また、連続点字表示凸部220と連続数字表示部223で正誤判定部を構成する。他の部分については、変形例1とほぼ同じである。
図4(a)~(c)を参照して、上述したパズル片10を用いるスライドパズル用具1の実施形態1について説明する。
図4(a)に示す通り、スライドパズル用具1は、パズル領域R1、および待機領域R2を画定する枠体70と、9個のパズル片10を備えている。パズル領域R1、および待機領域R2は外部領域R3よりも低い同一平面上に設けられている。すなわち、外部領域R3から陥没することでそれぞれの領域が画定されている。パズル領域R1は、それぞれが正方形の9個の小区画R11を有しており、小区画R11は3行3列に配置されるいる。また、9個のパズル片10は、全ての小区画R11のそれぞれに配置されている。本実施形態1では小区画R11は3行3列としているが、行数、列数はそれぞれ複数であればよい。すなわち2行2列でもよいし、3行3列以上であってもよい。また、行数と列数は同数である必要はない。
待機領域R2は、パズル片10を仮置きできる領域であり、本実施形態では2個の小区画R11で構成されているが、これに限るものではない。パズル片10をスライドさせて、パズル片10をあらかじめ想定したパターンに配置することができる個数が確保されていれば、3個の小区画R11で構成してもよいし、4個以上の小区画R11で構成してもよい。また待機領域R2の設置位置は、本実施形態に限るものではない。パズル領域R1と接していれば設置位置は任意でよい。
ランダムに配置されたパズル片10をあらかじめ想定したパターンに再配置する手順、すなわちスライドパズル用具1を用いてスライドパズルゲームを実行する手順について説明する。
正視の状態に揃えたパズル片10を、パズル領域R1にランダムに配置する。視覚障害者は切り欠き40を手掛かりとして正視の状態を確認できる。切り欠き40が、四隅のうちの右下に位置する状態が、正視の状態である。
パズル片10を移動して待機領域R2に待機させる。パズル片10の移動によって設けられた空所EPを利用して順次パズル片10を移動して他のパズル片10を所定の位置に配置する(図4(b)参照)。その後、待機領域R2に待機していたパズル片10をパズル領域R1に移動させる。これを繰り返すことにより図柄は協働して想定したパターンを再現できる。
想定したパターンに配置できたか否かは、線条凸部60で確認できる。線条凸部60をなぞり、線条凸部60が連続する1つの線であることが確認できたとき、想定したパターンに配置できたことになる。図4(c)の通り、本実施形態においては、左上から右方向に向かい、さらに折り返すように、数字の1から昇順に数字を並べるパターンが、あらかじめ想定したパターンである。
スライドパズルの実施形態2について説明する。実施形態1と実施形態2は共通する構成があることから、主に異なる構成について説明する。また、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付し、異なる構成については200番台の符号を付す。
図5(a)に示す通り、スライドパズル用具201は、パズル領域R1、および待機領域R202を画定させる枠体270と、9個のパズル片10を備えている。
待機領域R202は、通路部R221、および方向転換部R222を有している。通路部R221はパズル片10をパズル領域R1の外に移動させるとともに、パズル片10を待機させるための通路であり、一端は第1行第1列に位置する小区画R11に接続し、他端は第1行第3列に位置する小区画R11に接続している。
図6に示す通り、通路部R221は、外周境界225と内周境界226によって画定されている環状の通路である。パズル片10を、外周境界225および内周境界226に接した状態で通路部R221を移動させることで、一義的な姿勢を保った状態で移動できる。
通路部R221の頂点近傍に方向転換部R222が設けられている。方向転換部R222は、パズル片10を回動させることで、パズル片10の方向を転換できる領域である。また、方向転換部R222は、パズル片10が収容できて、パズル片10を収容した状態で他のパズル片10が通路部R221を通過できる形状が確保されている。
想定パターンを再現するためのパズル片10の並べ替え手順について説明する。
パズル領域R1にパズル片10をランダムに配置する。このとき、それぞれのパズル片10を正視の方向にそろえる必要はない。すなわち、パズル片10は、正視の方向、正視の方向に対して時計回りに90度回転した方向、180度回転した方向、および反時計回りに90度回転した方向に配置されている。
パズル片10を時計回りに90度回転したい場合は、パズル片10を、通路部R221を経由して方向転換部R222に移動させ、方向転換部R222で時計回りに90度回転した後に、移動前の小区画R11に再度移動すればよい。あるいは、方向転換部R222に移動させたパズル片10を反時計回りに90度回転した後に、通路部221を経由して元の位置と異なる小区画R11に移動すればよい。
パズル片10を反計回りに90度回転したい場合は、上述した手順とほぼ同様の手順を踏めばよいことから、説明は省略する。
パズル片10を180度回転したい場合は、パズル片10を、通路部R221を通過させて、元の位置と異なる小区画R11に移動すればよい(図6参照)。あるいは、方向転換部R222に移動させ、方向転換部R222で180度回転した後に、移動前の小区画R11に再度移動すればよい。
すべてのパズル片10を正視の向きに揃えた後、少なくとも2個のパズル片10を待機領域R202に待機させる。パズル片10の移動によって設けられた空所EPを利用して順次パズル片10を移動して他のパズル片10を所定の位置に配置する。その後、待機領域R202に待機していたパズル片10をパズル領域R1に移動させる。
想定したパターンに配置できたか否かは、線条凸部60で確認できる。線条凸部60をなぞり、線条凸部60が連続する1つの線であることが確認できたとき、想定したパターンに配置できたことになる。図5(c)の通り、本実施形態においては、左上から右方向に向かい、さらに折り返すように、数字の1から昇順に数字を並べるパターンが、あらかじめ想定したパターンである。
本実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的思想の範囲内で改変できることはもちろんである。例えば、図7(a)~(d)に示すスライドパズル用具301は、あらかじめ想定したパターンを百人一首の句としている。また、パズル片10に代えて、変形例1のパズル片110を使用している。この場合において、パズル片110をあらかじめ想定したパターンに配置し終えたか否かの判定は、連続点字表示凸部120、および連続数字表示部123に表される数字が、連続した数字となるか否かで判断される。すなわち、連続数字表示部123と連続点字表示凸部120で正誤判定部を構成する。
さらに、図8(a)~(c)に示すスライドパズル用具302の通り、あらかじめ想定するパターンのヒントとなるヒント部390を設けてもよい。ヒント部390は点字および点字に対応する文字の双方で表されている。
本発明のスライドパズル用具は、視覚障害者のみならず、晴眼者も楽しめるものとなっている。このパズルゲームを通じて視覚障害者と晴眼者がコミュニケーションを図れることから、産業上の利用可能性は大である。
1、201、301、302 :スライドパズル用具
10、110、210 :パズル片
15 :プレート部
20 :点字表示凸部
30 :文字表示部
40 :切欠き
50、150 :点字
51、51a、51b :実点
52,52a、52b :虚点
60 :線条凸部
EP :空所
R1 :パズル領域
R11 :小区画
R2、R202 :待機領域
R221 :通路部
R222 :方向転換部

Claims (2)

  1. 複数の小区画で構成されるパズル領域と、
    複数の前記小区画と同数のパズル片と、
    前記パズル領域に接続して、少なくとも2つのパズル片を待機させることができる待機領域と、を備え、
    前記パズル片は、複数の小区画で構成されるパズル領域のうちの一つの小区画に収容可能であるとともに、スライドすることで前記パズル領域を縦横に移動できるプレート部と、点字を表示するための点字表示凸部と、前記点字に対応する文字または数字を表示する文字表示部と、を有し、
    前記点字表示凸部は、前記プレート部から突出して設けられるとともに、前記点字が表示される方向を確認するための方向確認部を有し、前記文字表示部は、前記プレート部から凸状に盛り上げて表され、
    前記パズル片を前記待機領域に待機させたときに生じる前記小区画の空所を利用して、前記パズル片を縦横にスライドさせる手順を繰り返すことで、前記パズル片をあらかじめ想定したパターンに配置でき、
    前記パズル片は、あらかじめ想定したパターンに配置されたとき、その配置があらかじめ想定したパターンであると認識できる正誤判定部をさらに有し、
    前記正誤判定部は、前記プレート部から線条に突出して設けられる線条凸部を有し、前記パズル領域に配置された前記小区画と同数の前記パズル片が、あらかじめ想定したパターンに配置されたとき、前記線条凸部は、連続する線を形成することを特徴とするスライドパズル用具。
  2. 前記待機領域は、ランダムな方向に配置された前記パズル片を回転させることで、あらかじめ想定された方向に配置できる方向転換部を有することを特徴とする請求項に記載のスライドパズル用具。
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