JP7844466B2 - スパイス風味増強剤および食品のスパイス風味を増強する方法 - Google Patents
スパイス風味増強剤および食品のスパイス風味を増強する方法Info
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Description
本発明は、食品に含まれるスパイスの風味を増強する増強剤および方法に関する。
胡椒、わさび、唐辛子および山椒などのスパイスは食品に刺激的かつ特徴的な風味を付与して、食欲を増進させる食材として知られている。しかしながら、スパイスは一般的に原料価格が高く、食品にふんだんに取り入れることが難しかった。このため、スパイスの風味増強は急務であった。
特許文献1には、(i)C8~C18の直鎖脂肪酸の少なくとも1種(ii)該直鎖脂肪酸の少なくとも1種を含有する油脂加水分解物および(iii)該直鎖脂肪酸の少なくとも1種を含有する油脂含有食品リパーゼ処理物からなる群から選ばれた直鎖脂肪酸もしくは直鎖脂肪酸含有物を有効成分として含有する辛味性食品の風味改善剤について記載されている。そして、当該風味改善剤が、わさびやからし等の辛味を顕著に増強し得ることが開示されている。
しかしながら、特許文献1には、C8~C18の直鎖脂肪酸の少なくとも1種および該直鎖脂肪酸を含有する油脂加水分解物が、わさびやからし等の辛味を増強し、該辛味を持続させることについて記載されているものの、スパイスの風味を増強する点については一切記載されていない。
また、特許文献1には、該風味改善剤が、わさびやからしに限らず、胡椒、山椒および生姜の辛味についても辛味増強および辛味の持続作用を与える点が開示されているが、胡椒、山椒および生姜の風味を増強する点については示唆すらない。
そこで、本発明は、胡椒、山椒および生姜などのスパイスの風味を増強するスパイス風味増強剤および食品のスパイス風味を増強する方法を提供することを目的とする。
本発明のスパイス風味増強剤および食品のスパイス風味を増強する方法は以下の〔1〕乃至〔5〕の特徴を有する。
〔1〕
本発明のスパイス風味増強剤は、オレイン酸およびリノール酸の合計が50質量%以上含まれる脂肪酸混合物および前記脂肪酸混合物の加水加熱物からなる群から選ばれる少なくとも1種を有効成分とする。
〔2〕
本発明のスパイス風味増強剤は、前記オレイン酸およびリノール酸の合計が、65質量%以上である。
〔3〕
本発明のスパイス風味増強剤は、食用油脂をさらに含む。
〔4〕
本発明のスパイス風味増強剤は、前記食用油脂が、大豆油、菜種油、コーン油およびオリーブ油から選ばれる一種または二種以上である。
〔5〕
本発明の食品のスパイス風味を増強する方法は、食品に〔1〕乃至〔4〕に記載のスパイス風味増強剤を添加することを特徴とする。
〔6〕
本発明の食品のスパイス風味を増強する方法は、スパイス1gに対して、前記スパイス風味増強剤を0.01g以上80g以下添加することを特徴とする。
〔1〕
本発明のスパイス風味増強剤は、オレイン酸およびリノール酸の合計が50質量%以上含まれる脂肪酸混合物および前記脂肪酸混合物の加水加熱物からなる群から選ばれる少なくとも1種を有効成分とする。
〔2〕
本発明のスパイス風味増強剤は、前記オレイン酸およびリノール酸の合計が、65質量%以上である。
〔3〕
本発明のスパイス風味増強剤は、食用油脂をさらに含む。
〔4〕
本発明のスパイス風味増強剤は、前記食用油脂が、大豆油、菜種油、コーン油およびオリーブ油から選ばれる一種または二種以上である。
〔5〕
本発明の食品のスパイス風味を増強する方法は、食品に〔1〕乃至〔4〕に記載のスパイス風味増強剤を添加することを特徴とする。
〔6〕
本発明の食品のスパイス風味を増強する方法は、スパイス1gに対して、前記スパイス風味増強剤を0.01g以上80g以下添加することを特徴とする。
本発明のスパイス風味増強剤によれば、胡椒、山椒およびショウガなどのスパイスの風味を増強することを可能とする。
本発明の食品のスパイス風味を増強する方法によれば、胡椒、山椒およびショウガなどのスパイスの風味を増強することを可能とする。
本発明のスパイス風味増強剤および食品のスパイス風味を増強する方法の具体的な実施の形態を以下に説明する。
1.スパイス風味増強剤
本発明のスパイス風味増強剤は、オレイン酸およびリノール酸の合計が50質量%以上含まれる脂肪酸混合物および前記脂肪酸混合物の加水加熱物からなる群から選ばれる少なくとも1種を有効成分とする。
本発明のスパイス風味増強剤は、オレイン酸およびリノール酸の合計が50質量%以上含まれる脂肪酸混合物および前記脂肪酸混合物の加水加熱物からなる群から選ばれる少なくとも1種を有効成分とする。
1-1.脂肪酸混合物
脂肪酸混合物は、複数種の脂肪酸を含み、全脂肪酸組成中のオレイン酸およびリノール酸の合計含有量が、50質量%以上であり、55質量%以上であることが好ましく、60質量%以上であることがより好ましく、65質量%以上であることが特に好ましい。前記合計含有量の上限値は、特に限定されないが、例えば、95質量%以下であり、90質量%以下であることが好ましく、88質量%以下であることがより好ましい。
脂肪酸混合物は、複数種の脂肪酸を含み、全脂肪酸組成中のオレイン酸およびリノール酸の合計含有量が、50質量%以上であり、55質量%以上であることが好ましく、60質量%以上であることがより好ましく、65質量%以上であることが特に好ましい。前記合計含有量の上限値は、特に限定されないが、例えば、95質量%以下であり、90質量%以下であることが好ましく、88質量%以下であることがより好ましい。
脂肪酸混合物に含まれるオレイン酸の含有量は、10質量%以上80質量%以下であることが好ましく、10質量%以上60質量%以下であることがより好ましく、15質量%以上60質量%以下であることがさらに好ましく、15質量%以上40質量%以下であることが特に好ましい。
脂肪酸混合物に含まれるリノール酸の含有量は、4質量%以上65質量%以下であることが好ましく、16質量%以上65質量%以下であることがより好ましく、16質量%以上60質量%以下であることがさらに好ましく、30質量%以上60質量%以下であることが特に好ましい。
当該脂肪酸混合物は、オレイン酸およびリノール酸以外の脂肪酸を含んでもよく、例えば、パルチミン酸、ステアリン酸、リノレン酸、アラキドン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)が挙げられ、リノレン酸およびアラキドン酸の少なくとも1種を含むことが好ましく、リノレン酸を含むことがより好ましい。
このような脂肪酸混合物は、食用油脂を加水分解して得ることができる。食用油脂としては、例えば、大豆油、菜種油(高オレイン酸タイプを含む)、コーン油、オリーブ油、パームオレイン、グレープシード油、ゴマ油、米油、えごま油およびあまに油などの植物油脂が挙げられる。本発明においては、食用油脂として大豆油、菜種油、コーン油およびオリーブ油からなる群から選ばれる1種または2種以上を採用することが好ましく、大豆油、菜種油(高オレイン酸タイプを含まない)およびコーン油からなる群から選ばれる1種または2種以上を採用することがより好ましく、大豆油および菜種油(高オレイン酸タイプを含まない)から選ばれる1種または2種を採用することがさらに好ましく、大豆油を採用することが特に好ましい。食用油脂は、1種単独でも2種以上を併用した混合油であってもよい。当該食用油脂の上昇融点は、10℃以下であることが好ましく、0℃以下であることがより好ましい。このような上昇融点とすることで、加水分解処理を効率よく行うことができる。なお、上昇融点は、社団法人日本油化学会制定の基準油脂分析試験法(3.2.2.2-2013)に準拠して測定することができる。
食用油脂の加水分解は、食用油脂を脂肪酸混合物とグリセリンとに分解する方法であれば特に限定されず、公知の技術を適宜採用して行うことが可能である。例えば、Twitchell法、中圧(1MPa以上4MPa以下)で触媒分解する方法、連続高圧(5MPa以上6Mpa以下)で分解する方法および加水分解酵素を用いる方法などが挙げられる。より具体的には、加水分解は、(1)食用油脂に水を添加する工程、および(2)加熱する工程を有する。
本発明の脂肪酸混合物においては、リパーゼを用いた加水分解酵素を用いる方法を採用することが好ましい。加水分解酵素は、1種類単独でも2種以上を併用してもよい。リパーゼは、特に限定されないが、例えば、微生物由来、動物由来または植物由来のものを採用することが可能であり、酵母菌由来であることが好ましい。
加水分解酵素としてリパーゼを用いる場合、加水分解温度は、リパーゼが失活しない温度であればよく、20℃以上60℃以下であることが好ましく、25℃以上55℃以下であることがより好ましく、30℃以上50℃以下であることがさらに好ましい。分解時間は、0.1時間以上84時間以下であることが好ましく、0.1時間以上48時間以下であることがより好ましく、0.2時間以上48時間以下であることがさらに好ましく、0.3時間以上30時間以下であることが特に好ましい。食用油脂に対する加水分解酵素の添加量は、0.1質量%以上40質量%以下であることが好ましい。加水分解を行った後は、遠心分離を行って脂肪酸混合物を回収することが好ましく、回収した脂肪酸混合物を水洗いし、再度遠心分離することがさらに好ましい。
加水分解酵素としてリパーゼを用いる場合、加水分解温度は、リパーゼが失活しない温度であればよく、20℃以上60℃以下であることが好ましく、25℃以上55℃以下であることがより好ましく、30℃以上50℃以下であることがさらに好ましい。分解時間は、0.1時間以上84時間以下であることが好ましく、0.1時間以上48時間以下であることがより好ましく、0.2時間以上48時間以下であることがさらに好ましく、0.3時間以上30時間以下であることが特に好ましい。食用油脂に対する加水分解酵素の添加量は、0.1質量%以上40質量%以下であることが好ましい。加水分解を行った後は、遠心分離を行って脂肪酸混合物を回収することが好ましく、回収した脂肪酸混合物を水洗いし、再度遠心分離することがさらに好ましい。
当該加水分解における脂肪酸の分解率は、100%に限定されず、60%以上100%以下であることが好ましく、85%以上100%以下であることがより好ましく、88%以上100%以下であることがさらに好ましく、90%以上100%以下であることが特に好ましい。
脂肪酸混合物の酸価は、150以上220以下であることが好ましく、170以上210以下であることがより好ましい。酸価は、社団法人日本油化学会制定の基準油脂分析試験法(2.3.1-2013酸価)に準拠して測定することができる。
本発明のスパイス風味増強剤中の脂肪酸混合物の含有量は、0.1質量%以上100質量%以下であることが好ましく、0.1質量%以上80質量%以下であることがより好ましく、0.5質量%以上50質量%以下であることがさらに好ましい。
1-2.前記脂肪酸混合物の加水加熱物
前記脂肪酸混合物の加水加熱物(以降、単に「加水加熱物」と称することがある。)は、
複数種の脂肪酸を含み、全脂肪酸組成中のオレイン酸およびリノール酸の合計含有量が、50質量%以上であり、55質量%以上であることが好ましく、60質量%以上であることがより好ましく、65質量%以上であることが特に好ましい。前記合計含有量の上限値は、特に限定されないが、例えば、99質量%以下であり、95質量%以下であることが好ましく、90質量%以下であることがより好ましい。
前記脂肪酸混合物の加水加熱物(以降、単に「加水加熱物」と称することがある。)は、
複数種の脂肪酸を含み、全脂肪酸組成中のオレイン酸およびリノール酸の合計含有量が、50質量%以上であり、55質量%以上であることが好ましく、60質量%以上であることがより好ましく、65質量%以上であることが特に好ましい。前記合計含有量の上限値は、特に限定されないが、例えば、99質量%以下であり、95質量%以下であることが好ましく、90質量%以下であることがより好ましい。
前記加水加熱物に含まれるオレイン酸の含有量は、10質量%以上80質量%以下であることが好ましく、10質量%以上60質量%以下であることがより好ましく、15質量%以上60質量%以下であることがさらに好ましく、15質量%以上50質量%以下であることが特に好ましい。
前記加水加熱物に含まれるリノール酸の含有量は、4質量%以上70質量%以下であることが好ましく、16質量%以上70質量%以下であることがより好ましく、16質量%以上65質量%以下であることがさらに好ましく、30質量%以上65質量%以下であることが特に好ましい。
当該脂肪酸混合物は、オレイン酸およびリノール酸以外の脂肪酸を含んでもよく、例えば、パルチミン酸、ステアリン酸、リノレン酸、アラキドン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)が挙げられ、リノレン酸およびアラキドン酸の少なくとも1種を含むことが好ましく、リノレン酸を含むことがより好ましい。
当該加水加熱物は、以下の製造方法にて得ることができる。すなわち、(1)脂肪酸混合物に水を添加する工程、および(2)加熱する工程を含む製造方法である。
(1)脂肪酸混合物に水を添加する工程
水の添加量は、脂肪酸混合物1gあたり1mg以上であることが好ましく、10mg以上であることがより好ましく、100mg以上であることがさらに好ましく、200mg以上であることが特に好ましい。水の添加量の上限値は、特に限定されない。
水の添加量は、脂肪酸混合物1gあたり1mg以上であることが好ましく、10mg以上であることがより好ましく、100mg以上であることがさらに好ましく、200mg以上であることが特に好ましい。水の添加量の上限値は、特に限定されない。
(2)加熱する工程
加熱する工程は、加熱方法を特に限定するものではないが、工業的スケールで生産する観点から、タンクなどの適当な容器に収容した上で、容器に備わる電熱式、直火バーナー式、マイクロ波式、蒸気式、熱風式などの加熱手段を適宜採用して行うことが好ましい。加熱する工程の条件は、オレイン酸およびリノール酸の含有量が既述の範囲となるようにすればよく、適宜設定することが可能であるが、加熱温度40℃以上300℃以下、加熱時間0.1時間以上10時間以下であることが好ましく、加熱温度50℃以上250℃以下、加熱時間0.1時間以上2時間以下であることがより好ましい。
また、加熱する工程は、さらに減圧処理を施しながら実施されることが好ましい。減圧処理は、公知のポンプを適宜選択して行うことが可能であるが、例えば、往復式ポンプ、水封式ポンプ、油回転ポンプ、メカニカルブースター、ターボモレキュラーポンプ、スチームインジェクター、油エジェクター、油拡散ポンプ、水銀拡散ポンプ、クライオポンプ、スパッタイオンポンプなどの手段を採用することができる。減圧条件は、特に限定するものではないが、圧力0.1Pa以上15000Pa以下であることが好ましく、10Pa以上12000Pa以下であることがより好ましく、500Pa以上10000Pa以下であることがさらに好ましい。
加熱する工程は、加熱方法を特に限定するものではないが、工業的スケールで生産する観点から、タンクなどの適当な容器に収容した上で、容器に備わる電熱式、直火バーナー式、マイクロ波式、蒸気式、熱風式などの加熱手段を適宜採用して行うことが好ましい。加熱する工程の条件は、オレイン酸およびリノール酸の含有量が既述の範囲となるようにすればよく、適宜設定することが可能であるが、加熱温度40℃以上300℃以下、加熱時間0.1時間以上10時間以下であることが好ましく、加熱温度50℃以上250℃以下、加熱時間0.1時間以上2時間以下であることがより好ましい。
また、加熱する工程は、さらに減圧処理を施しながら実施されることが好ましい。減圧処理は、公知のポンプを適宜選択して行うことが可能であるが、例えば、往復式ポンプ、水封式ポンプ、油回転ポンプ、メカニカルブースター、ターボモレキュラーポンプ、スチームインジェクター、油エジェクター、油拡散ポンプ、水銀拡散ポンプ、クライオポンプ、スパッタイオンポンプなどの手段を採用することができる。減圧条件は、特に限定するものではないが、圧力0.1Pa以上15000Pa以下であることが好ましく、10Pa以上12000Pa以下であることがより好ましく、500Pa以上10000Pa以下であることがさらに好ましい。
本発明のスパイス風味増強剤中の前記加水加熱物の含有量は、0.1質量%以上100質量%以下であることが好ましく、0.1質量%以上80質量%以下であることがより好ましく、0.5質量%以上50質量%以下であることがさらに好ましい。
1-3.その他成分
本発明のスパイス風味増強剤は、既述の脂肪酸混合物および当該脂肪酸混合物の加水加熱物以外に、本発明の機能を損なわない範囲で、その他の成分を含むことができる。その他の成分としては、例えば、食用油脂、酸化防止剤、消泡剤、乳化剤、香料、色素などが挙げられる。
本発明のスパイス風味増強剤は、既述の脂肪酸混合物および当該脂肪酸混合物の加水加熱物以外に、本発明の機能を損なわない範囲で、その他の成分を含むことができる。その他の成分としては、例えば、食用油脂、酸化防止剤、消泡剤、乳化剤、香料、色素などが挙げられる。
なお、食用油脂としては、特に限定されないが、例えば、大豆油、菜種油、パーム油、パーム核油、コーン油、ひまわり油、オリーブ油、綿実油、紅花油、あまに油、ゴマ油、米油、落花生油、ヤシ油などの植物油脂;豚脂、牛脂、鶏脂、乳脂などの動物油脂;中鎖脂肪酸トリグリセリドならびに、これらに分別、水素添加、エステル交換などを施した加工油脂が挙げられる。これらの食用油脂は、一種単独でも二種以上の併用でもよい。当該食用油脂は、スパイス風味増強剤中に50質量%以上99.9質量%以下含まれていることが好ましい。
酸化防止剤、消泡剤、乳化剤、香料、色素などの含有量は、食用の油脂組成物に通常含まれる範囲内で適宜選択して採用することが可能である。
酸化防止剤、消泡剤、乳化剤、香料、色素などの含有量は、食用の油脂組成物に通常含まれる範囲内で適宜選択して採用することが可能である。
このような、本発明のスパイス風味増強剤によれば、胡椒、山椒および生姜などのスパイスの風味を増強することを可能とする。
2.食品のスパイス風味を増強する方法
本発明の食品のスパイス風味を増強する方法は、スパイス風味増強剤を、胡椒、山椒および生姜などのスパイスが含まれる食品に添加することによって、当該食品のスパイス風味を増強する方法である。
本発明の食品のスパイス風味を増強する方法は、スパイス風味増強剤を、胡椒、山椒および生姜などのスパイスが含まれる食品に添加することによって、当該食品のスパイス風味を増強する方法である。
スパイス風味増強剤については、「1.スパイス風味増強剤」にて述べたものと同じであるため説明を割愛する。
スパイス風味増強剤の添加量は、スパイス1gに対して、脂肪酸混合物および当該脂肪酸混合物の加水加熱物から選ばれる少なくとも1種の添加量が、0.01g以上80g以下とされることが好ましく、0.01g以上60g以下とされることがより好ましく、0.1g以上55g以下とされることがさらに好ましい。
また、スパイス風味増強剤の添加量は、食品中に0.1質量%以上50質量%以下であることが好ましく、0.1質量%以上40質量%以下であることがより好ましく、0.3質量%以上30質量%以下であることがさらに好ましく、0.3質量%以上20質量%以下であることがことさらに好ましく、0.3質量%以上10質量%以下であることが特に好ましい。
このような、本発明の食品のスパイス感を増強する方法によれば、胡椒、山椒および生姜などのスパイスの風味を増強することを可能とする。
以下に本発明の実施例を説明する。
本実施例にて用いた素材を以下に挙げる。
[スパイス風味増強剤]
脂肪酸混合物:脂肪酸TFA-130、築野グループ株式会社製、大豆油をリパーゼを用いて加水分解して得た脂肪酸。
脂肪酸混合物の加水加熱物:社内調製品、63.65kgの脂肪酸TFA-1306.37kgの水を添加した後、真空度2700Pa,加熱温度140℃で0.75時間加熱して得た。
菜種油:AJINOMOTOさらさらキャノーラ油、株式会社J-オイルミルズ製
[炒飯]
ごはん:サトウのごはん、サトウ食品株式会社製
胡椒:あらびきコショー、エスビー食品株式会社製
ウェイパー:アリアケジャパン株式会社製
[麻婆豆腐、生姜スープ]
豆腐:食卓 絹、相模屋食料株式会社製
醤油:芳醇こいくちしょうゆ、キッコーマン株式会社製
ゴマ油:純正胡麻油、株式会社J-オイルミルズ製
甜麺醤:ユウキ食品株式会社製
豆板醤:四川豆板醤、ユウキ食品株式会社製
鶏がらスープ:味の素株式会社製
コーンスターチ:玉三コーンスターチ、川光物産株式会社製
山椒:さんしょうの粉、エスビー食品株式会社製
花椒:ヱスビー食品株式会社製
[スパイス風味増強剤]
脂肪酸混合物:脂肪酸TFA-130、築野グループ株式会社製、大豆油をリパーゼを用いて加水分解して得た脂肪酸。
脂肪酸混合物の加水加熱物:社内調製品、63.65kgの脂肪酸TFA-1306.37kgの水を添加した後、真空度2700Pa,加熱温度140℃で0.75時間加熱して得た。
菜種油:AJINOMOTOさらさらキャノーラ油、株式会社J-オイルミルズ製
[炒飯]
ごはん:サトウのごはん、サトウ食品株式会社製
胡椒:あらびきコショー、エスビー食品株式会社製
ウェイパー:アリアケジャパン株式会社製
[麻婆豆腐、生姜スープ]
豆腐:食卓 絹、相模屋食料株式会社製
醤油:芳醇こいくちしょうゆ、キッコーマン株式会社製
ゴマ油:純正胡麻油、株式会社J-オイルミルズ製
甜麺醤:ユウキ食品株式会社製
豆板醤:四川豆板醤、ユウキ食品株式会社製
鶏がらスープ:味の素株式会社製
コーンスターチ:玉三コーンスターチ、川光物産株式会社製
山椒:さんしょうの粉、エスビー食品株式会社製
花椒:ヱスビー食品株式会社製
<スパイス風味増強剤の調製方法>
以下の配合にてスパイス風味増強剤としての調製油1または2を得た。
調製油1:脂肪酸混合物1質量%と菜種油99質量%とを混合した
調製油2:脂肪酸混合物の加水加熱物1質量%と菜種油99質量%とを混合した
以下の配合にてスパイス風味増強剤としての調製油1または2を得た。
調製油1:脂肪酸混合物1質量%と菜種油99質量%とを混合した
調製油2:脂肪酸混合物の加水加熱物1質量%と菜種油99質量%とを混合した
<脂肪酸混合物および前記加水加熱物の脂肪酸組成>
本実施例に用いた脂肪酸混合物および当該脂肪酸混合物の加水加熱物の脂肪酸組成の測定結果を表1に示す。脂肪酸組成は、社団法人日本油化学会制定の基準油脂分析試験法(2.4.1.4-2013)に準じて測定することができる。
本実施例に用いた脂肪酸混合物および当該脂肪酸混合物の加水加熱物の脂肪酸組成の測定結果を表1に示す。脂肪酸組成は、社団法人日本油化学会制定の基準油脂分析試験法(2.4.1.4-2013)に準じて測定することができる。
表1に示すように、本実施例に用いた脂肪酸混合物および脂肪酸混合物の加水加熱物の全脂肪酸組成中におけるオレイン酸およびリノール酸の合計含有量は、それぞれ77.6質量%および86.6質量%だった。
<実施例1>
表2に記載の配合にて炒飯を調製し、胡椒風味の増強効果について評価した。得られた結果を表2に示す。
表2に記載の配合にて炒飯を調製し、胡椒風味の増強効果について評価した。得られた結果を表2に示す。
〔炒飯の調製方法〕
炒飯は以下の手順にて調製した。
(1)ごはん1パックを500Wのレンジで2分間加熱し、溶き卵、塩、胡椒およびウェイパーを混合した。
(2)ステンレスフランパンの中心表面温度が200℃になるまで加熱した。
(3)表2の配合にて調整した炒め油をフライパンに入れて馴染ませ、30秒間から加熱した。
(4)(1)をフライパンに入れて2分20秒間炒めて炒飯を得た。
炒飯は以下の手順にて調製した。
(1)ごはん1パックを500Wのレンジで2分間加熱し、溶き卵、塩、胡椒およびウェイパーを混合した。
(2)ステンレスフランパンの中心表面温度が200℃になるまで加熱した。
(3)表2の配合にて調整した炒め油をフライパンに入れて馴染ませ、30秒間から加熱した。
(4)(1)をフライパンに入れて2分20秒間炒めて炒飯を得た。
〔評価方法〕
調製した炒飯を訓練された専門パネラー5名にて喫食し、下記の評価指標で点数付けを行った。5名の評価結果から平均値を算出し、評価結果として表2に示した。
(評価指標)
1:対照例1-1に比べて胡椒風味が弱い
2:対照例1-1と同等の胡椒風味を感じる
3:対照例1-1よりも胡椒風味をやや強く感じる
4:対照例1-1よりも胡椒風味をとても強く感じる
5:胡椒2倍量(対照例1-3)と同等の胡椒風味を感じる
調製した炒飯を訓練された専門パネラー5名にて喫食し、下記の評価指標で点数付けを行った。5名の評価結果から平均値を算出し、評価結果として表2に示した。
(評価指標)
1:対照例1-1に比べて胡椒風味が弱い
2:対照例1-1と同等の胡椒風味を感じる
3:対照例1-1よりも胡椒風味をやや強く感じる
4:対照例1-1よりも胡椒風味をとても強く感じる
5:胡椒2倍量(対照例1-3)と同等の胡椒風味を感じる
表2に示すように、本発明のスパイス風味増強剤を含む炒め油にて調製した実施例1-1乃至1-6の炒飯は、対照例1-1と比較して、いずれも胡椒風味が増強されていた。
特に、実施例1-5の炒飯においては、対照例1-1の配合において胡椒の添加量を1.5倍に増やした炒飯(対照例1-3)よりも胡椒風味が強く感じられた。
特に、実施例1-5の炒飯においては、対照例1-1の配合において胡椒の添加量を1.5倍に増やした炒飯(対照例1-3)よりも胡椒風味が強く感じられた。
実施例1-1乃至1-3に示すように、脂肪酸混合物を含むスパイス風味増強剤を用いた場合においては、胡椒1gに対して調製油1を5g以上50g以下添加することにより胡椒風味の増強効果が得られた。
また、実施例1-4乃至1-6に示すように、脂肪酸混合物の加水加熱物を含むスパイス風味増強剤を用いた場合には、胡椒1gに対して調製油2を5g以上50g以下添加することにより胡椒風味の増強効果が得られた。
また、実施例1-4乃至1-6に示すように、脂肪酸混合物の加水加熱物を含むスパイス風味増強剤を用いた場合には、胡椒1gに対して調製油2を5g以上50g以下添加することにより胡椒風味の増強効果が得られた。
実施例1-1乃至1-6に示すように、本発明のスパイス風味増強剤を炒飯中に0.4質量%以上4.1質量%以下添加することで胡椒風味の増強効果が認められた。実施例1-1乃至1-6の炒飯は、異風味がなく、胡椒風味が際立っており美味しかった。
<実施例2>
表3および表4に記載の配合にて麻婆豆腐を調製し、山椒風味および花椒風味の増強効果について評価した。得られた結果を表3および表4に示す。
表3および表4に記載の配合にて麻婆豆腐を調製し、山椒風味および花椒風味の増強効果について評価した。得られた結果を表3および表4に示す。
〔麻婆豆腐の調製方法〕
麻婆豆腐は以下の手順にて調製した。
(加熱(炒め時))
(1)ボールにソース材料入れて混ぜわせた。
(2)1.5cm角に切り分けた豆腐を200g取り分けた。
(3)ステンレスフライパンの中心表面温度が200℃になるまで加熱したら、炒め油、ソースを入れて30秒間加熱しながらよく混ぜた。
(4)豆腐を加えて静かにかき混ぜながら1.5分間煮立たせて麻婆豆腐を得た。
(後掛け)
後掛けの調製方法は、上記の(加熱(炒め時))の手順(4)の際に調製油1または2を添加する以外は、(加熱(炒め時))と同じ手順にて麻婆豆腐を調製した。
(レトルト+炒め)
レトルト+炒めの調製方法は、上記の(加熱(炒め時))の手順(1)の際に、ボールではなく、ポリエチレン製のレトルトパックにソース材料を入れて混合し、121℃で20分間レトルト処理を行った以外は、(加熱(炒め時))と同じ手順にて麻婆豆腐を調製した。
麻婆豆腐は以下の手順にて調製した。
(加熱(炒め時))
(1)ボールにソース材料入れて混ぜわせた。
(2)1.5cm角に切り分けた豆腐を200g取り分けた。
(3)ステンレスフライパンの中心表面温度が200℃になるまで加熱したら、炒め油、ソースを入れて30秒間加熱しながらよく混ぜた。
(4)豆腐を加えて静かにかき混ぜながら1.5分間煮立たせて麻婆豆腐を得た。
(後掛け)
後掛けの調製方法は、上記の(加熱(炒め時))の手順(4)の際に調製油1または2を添加する以外は、(加熱(炒め時))と同じ手順にて麻婆豆腐を調製した。
(レトルト+炒め)
レトルト+炒めの調製方法は、上記の(加熱(炒め時))の手順(1)の際に、ボールではなく、ポリエチレン製のレトルトパックにソース材料を入れて混合し、121℃で20分間レトルト処理を行った以外は、(加熱(炒め時))と同じ手順にて麻婆豆腐を調製した。
〔評価方法〕
調製した麻婆豆腐を訓練された専門パネラー5名にて喫食し、下記の評価指標で点数付けを行った。5名の評価結果から平均値を算出し、評価結果として表3および表4に示した。
(評価指標(山椒))
1:対照例2-4に比べて山椒風味が弱い
2:対照例2-4と同等の山椒風味を感じる
3:対照例2-4よりも山椒風味をやや強く感じる
4:対照例2-4よりも山椒風味をとても強く感じる
5:山椒2倍量(対照例2-6)と同等の山椒風味を感じる
(評価指標(花椒))
1:対照例2-1に比べて花椒風味が弱い
2:対照例2-1と同等の花椒風味を感じる
3:対照例2-1よりも花椒風味をやや強く感じる
4:対照例2-1よりも花椒風味をとても強く感じる
5:花椒2倍量(対照例2-3)と同等の花椒風味を感じる
調製した麻婆豆腐を訓練された専門パネラー5名にて喫食し、下記の評価指標で点数付けを行った。5名の評価結果から平均値を算出し、評価結果として表3および表4に示した。
(評価指標(山椒))
1:対照例2-4に比べて山椒風味が弱い
2:対照例2-4と同等の山椒風味を感じる
3:対照例2-4よりも山椒風味をやや強く感じる
4:対照例2-4よりも山椒風味をとても強く感じる
5:山椒2倍量(対照例2-6)と同等の山椒風味を感じる
(評価指標(花椒))
1:対照例2-1に比べて花椒風味が弱い
2:対照例2-1と同等の花椒風味を感じる
3:対照例2-1よりも花椒風味をやや強く感じる
4:対照例2-1よりも花椒風味をとても強く感じる
5:花椒2倍量(対照例2-3)と同等の花椒風味を感じる
表3に示すように、本発明のスパイス風味増強剤を添加して調製した実施例2-1乃至2-6の麻婆豆腐は、調製方法に関係なく、対照例2-1と比較して、いずれも花椒風味が増強されていた。実施例2-5および2-6から、レトルト+炒めの調製方法により得た麻婆豆腐において、特に優れた花椒風味の増強効果が認められた。
実施例2-1、2-3および2-5に示すように、脂肪酸混合物を含むスパイス風味増強剤を用いた場合においては、花椒1gに対して調製油1を10g添加することにより、花椒風味の増強効果が得られた。
また、実施例2-2、2-4および2-6に示すように、脂肪酸混合物の加水加熱物を含むスパイス風味増強剤を用いた場合には、花椒1gに対して調製油2を10g添加することにより、花椒風味の増強効果が認められた。
また、実施例2-2、2-4および2-6に示すように、脂肪酸混合物の加水加熱物を含むスパイス風味増強剤を用いた場合には、花椒1gに対して調製油2を10g添加することにより、花椒風味の増強効果が認められた。
実施例2-1乃至2-6に示すように、本発明のスパイス風味増強剤を麻婆豆腐中に0.4質量%添加することで花椒風味の増強効果が認められた。実施例2-1乃至2-6の麻婆豆腐は、花椒風味が際立っており美味しかった。
また、表4に示すように、本発明のスパイス風味増強剤を添加して調製した実施例2-7および2-8の麻婆豆腐は、対照例2-4と比較して、いずれも山椒風味が増強されていた。
実施例2-7に示すように、脂肪酸混合物を含むスパイス風味増強剤を用いた場合においては、山椒素材1gに対して調製油1を10g添加することにより、山椒風味の増強効果が得られた。
また、実施例2-8に示すように、脂肪酸混合物の加水加熱物を含むスパイス風味増強剤を用いた場合には、山椒1gに対して調製油2を10g添加することにより、山椒風味の増強効果が認められた。
また、実施例2-8に示すように、脂肪酸混合物の加水加熱物を含むスパイス風味増強剤を用いた場合には、山椒1gに対して調製油2を10g添加することにより、山椒風味の増強効果が認められた。
実施例2-7および2-8に示すように、本発明のスパイス風味増強剤を麻婆豆腐中に0.4質量%添加することで山椒風味の増強効果が認められた。実施例2-7および2-8の麻婆豆腐は、山椒風味が際立っており美味しかった。
<実施例3>
表5に記載の配合にて生姜スープを調製し、生姜風味の増強効果について評価した。得られた結果を表5に示す。
表5に記載の配合にて生姜スープを調製し、生姜風味の増強効果について評価した。得られた結果を表5に示す。
〔生姜スープの調製方法〕
生姜スープは以下の手順にて調製した。
(1)えのきの石づきを切り落とし、半分に切ってほぐした。
(2)150℃に熱した鍋に炒め油をひき、えのき、おろし生姜を入れて1分間炒めた。
(3)鍋に水、鶏ガラスープを加えて3分間煮立てて生姜スープを得た。
生姜スープは以下の手順にて調製した。
(1)えのきの石づきを切り落とし、半分に切ってほぐした。
(2)150℃に熱した鍋に炒め油をひき、えのき、おろし生姜を入れて1分間炒めた。
(3)鍋に水、鶏ガラスープを加えて3分間煮立てて生姜スープを得た。
〔評価方法〕
調製した生姜スープを訓練された専門パネラー5名にて喫食し、下記の評価指標で点数付けを行った。5名の評価結果から平均値を算出し、評価結果として表5に示した。
(評価指標)
1:対照例3-1に比べて生姜風味が弱い
2:対照例3-1と同等の生姜風味を感じる
3:対照例3-1よりも生姜風味をやや強く感じる
4:対照例3-1よりも生姜風味をとても強く感じる
5:生姜2倍量(対照例3-3)と同等の生姜風味を感じる
調製した生姜スープを訓練された専門パネラー5名にて喫食し、下記の評価指標で点数付けを行った。5名の評価結果から平均値を算出し、評価結果として表5に示した。
(評価指標)
1:対照例3-1に比べて生姜風味が弱い
2:対照例3-1と同等の生姜風味を感じる
3:対照例3-1よりも生姜風味をやや強く感じる
4:対照例3-1よりも生姜風味をとても強く感じる
5:生姜2倍量(対照例3-3)と同等の生姜風味を感じる
表5に示すように、本発明のスパイス風味増強剤を含む炒め油にて調製した実施例3-1および3-2の生姜スープは、対照例3-1と比較して、いずれも生姜風味が増強されていた。
実施例3-1に示すように、脂肪酸混合物を含むスパイス風味増強剤を用いた場合においては、おろし生姜1gに対して調製油1を0.5g添加することにより、生姜風味の増強効果が得られた。
また、実施例3-2に示すように、脂肪酸混合物の加水加熱物を含むスパイス風味増強剤を用いた場合には、おろし生姜1gに対して調製油2を0.5g添加することにより、生姜風味の増強効果が認められた。
また、実施例3-2に示すように、脂肪酸混合物の加水加熱物を含むスパイス風味増強剤を用いた場合には、おろし生姜1gに対して調製油2を0.5g添加することにより、生姜風味の増強効果が認められた。
実施例3-1および3-2に示すように、本発明のスパイス風味増強剤を生姜スープ中に1.4質量%添加することで生姜風味の増強効果が認められた。実施例3-1および3-2の生姜スープは、生姜風味が際立っており美味しかった。
なお、本明細書において数値範囲の上限値及び下限値を示したときは、上限値及び下限値を適宜組み合わせることができ、それにより得られた数値範囲も開示しているものとする。
本発明のスパイス風味増強剤および食品のスパイス風味を増強する方法は、上述の実施形態及び実施例に限定するものではなく、発明の特徴及び効果を損なわない範囲において、種々の変更が可能である。
Claims (6)
- オレイン酸およびリノール酸の合計が50質量%以上含まれる脂肪酸混合物および前記脂肪酸混合物の加水加熱物からなる群から選ばれる少なくとも1種を有効成分とする、スパイス風味増強剤。
- 前記オレイン酸およびリノール酸の合計が、65質量%以上である、請求項1に記載のスパイス風味増強剤。
- 食用油脂をさらに含む、請求項1または2に記載のスパイス風味増強剤。
- 前記食用油脂は、大豆油、菜種油、コーン油およびオリーブ油から選ばれる一種または二種以上である、請求項3に記載のスパイス風味増強剤。
- 食品に請求項1に記載のスパイス風味増強剤を添加する、食品のスパイス風味を増強する方法。
- スパイス1gに対して前記スパイス風味増強剤を0.01g以上80g以下添加する、請求項5に記載の前記方法。
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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Citations (6)
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| JP2000224969A (ja) | 1999-02-08 | 2000-08-15 | Ogawa & Co Ltd | カレー用香味増強組成物 |
| JP2011223942A (ja) | 2010-04-21 | 2011-11-10 | T Hasegawa Co Ltd | 風味改善剤 |
| CN109864291A (zh) | 2019-03-19 | 2019-06-11 | 金葵食品科技(大连)股份有限公司 | 一种山葵叶柄酱及其制备方法 |
| JP2019110896A (ja) | 2017-12-21 | 2019-07-11 | 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 | 香辛料様香味増強用組成物 |
| WO2019177003A1 (ja) | 2018-03-14 | 2019-09-19 | 味の素株式会社 | 塩味及び/又はスパイス感増強剤 |
| WO2020255784A1 (ja) | 2019-06-21 | 2020-12-24 | 株式会社J-オイルミルズ | 食品の塩味増強剤及び食品の塩味増強方法、油脂組成物並びに食品の製造方法 |
-
2022
- 2022-06-15 WO PCT/JP2022/024023 patent/WO2023276675A1/ja not_active Ceased
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| WO2020255784A1 (ja) | 2019-06-21 | 2020-12-24 | 株式会社J-オイルミルズ | 食品の塩味増強剤及び食品の塩味増強方法、油脂組成物並びに食品の製造方法 |
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| Publication number | Publication date |
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| JPWO2023276675A1 (ja) | 2023-01-05 |
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