JP7848612B2 - 情報表示方法及び情報表示装置 - Google Patents
情報表示方法及び情報表示装置Info
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- JP7848612B2 JP7848612B2 JP2022103452A JP2022103452A JP7848612B2 JP 7848612 B2 JP7848612 B2 JP 7848612B2 JP 2022103452 A JP2022103452 A JP 2022103452A JP 2022103452 A JP2022103452 A JP 2022103452A JP 7848612 B2 JP7848612 B2 JP 7848612B2
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Description
本発明は、動的交通要素に対する運転者の没入度が、動的交通要素の混雑度に適した没入度になるように、表示装置による運転者への情報表示を制御することを目的とする。
(構成)
図1は、実施形態の情報表示装置を搭載する車両の概略構成の一例を示す図である。自車両1は、自車両1の走行を支援する運転支援装置10と、自車両1の運転者に各種情報を表示する情報表示装置20を備える。
自車両1の運転モードは、自車両1の運転モードを自動運転モードと手動運転モードとの間で切り替え可能である。自動運転モードでは、運転支援装置10は、自車両1の周囲の走行環境を検出する。運転支援装置10は、検出した走行環境に基づいて自車両1の加速度、減速度及び操舵角を制御して、運転者の関与なしで自車両1を運転する自律運転制御を実施する。
また、運転支援装置10は、運転者によるオーバライド操作を検出した時に運転モードを自動運転モードから手動運転モードへ自動的に切り替えてもよい。オーバライド操作とは、自動運転モードにおいて運転者がステアリングホイール、アクセルペダル、ブレーキペダルのいずれかを操作して自律運転制御に介入することをいう。
また、運転支援装置10は、情報表示装置20からのモード切替信号に従って、運転モードを手動運転モードから自動運転モードへ自動的に切り替えてもよい。
測位装置11は、自車両1の現在位置を測定する。測位装置11は、例えば全地球型測位システム(GNSS)受信機を備えてよい。GNSS受信機は、例えば地球測位システム(GPS)受信機等であり、複数の航法衛星から電波を受信して自車両1の現在位置を測定する。
地図データベース12は、道路地図データを記憶している。例えば地図データベース12は、自動運転用の地図情報として好適な高精度地図データ(以下、単に「高精度地図」という)を記憶してよい。地図データベース12は、ナビゲーション用の地図データ(以下、単に「ナビ地図」という)を記憶してもよい。
記憶装置は、半導体記憶装置や、磁気記憶装置、光学記憶装置等を備えてよい。記憶装置は、レジスタ、キャッシュメモリ、主記憶装置として使用されるROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリを含んでよい。
以下に説明する運転支援コントローラ15の機能は、例えばプロセッサが、記憶装置に格納されたコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
例えば、自車両1の周辺の経路や物体の有無を表現する経路空間マップと、走行場の危険度を数値化したリスクマップとを生成し、自車両1の運動特性、車両情報、経路空間マップと、リスクマップとに基づいて、自車両1を走行させる目標走行軌道を生成する。
運転支援コントローラ15は、生成した目標走行軌道に沿って自車両1が走行するように、アクチュエータ16を駆動する。
表示装置21は、自車両1の客室内であって且つ運転者に視認可能な位置に設けられ、文字、図、絵、映像、動画などの視覚情報を表示可能な表示装置である。以下の説明において、文字、図、絵、映像、動画などの視覚情報を総称して「画像」と表記することがある。
なお、以下の説明では表示装置21が、運転席の前方のインストルメントパネルに設けられたデジタルメータである例について述べる。しかしながら本発明はこのようなデジタルメータに限定されるものではなく、自車両1の車内に設けられて運転者に視認可能な表示装置に広く適用可能である。例えば、表示装置21は、ナビゲーションシステムや、車載インフォテインメント(IVI:In-Vehicle Infotainment)機器のグラフィカルユーザインタフェース(GUI:Graphical User Interface)装置でもよい。
記憶装置26は、半導体記憶装置や、磁気記憶装置、光学記憶装置等を備えてよい。記憶装置は、レジスタ、キャッシュメモリ、主記憶装置として使用されるROM及びRAM等のメモリを含んでよい。
脳活動計測部23aは、運転者の脳活動の状態を計測し、計測した脳活動の状態を含む情報である脳活動情報を、没入度算出部33へ出力する。脳活動の状態は、運転者の脳波、運転者の脳磁場、運転者の脳電位、運転者の脳表面の活動状態のうちいずれか一つである。すなわち、脳活動計測部23aは、運転者の脳波、脳磁場、脳電位、脳表面の活動状態のうちいずれか一つを用いて、運転者の脳活動を計測する。
また、脳活動計測部23aは、計測する対象を高い時間分解能で計測することが可能なものが好適である。さらに、脳活動計測部23aは、非接触式が好適であるが接触式であってもよい。
非接触式の脳活動計測部23aとして、例えば、Freer Logic社製の「Neurobiomonitor Headrest」を用いることができる。非接触式の脳活動計測部23aとしては、例えば、脳磁計測システムの「RICOH MEG」を用いることができる。
瞬き検出部23bは、例えば、運転者の眼電位(EOG:Electro Oculo Graphy)に基づいて、運転者の瞬き動作を検出することが可能である。
また、瞬き検出部23bは、例えば、脳波解析システム(BESA Research 7.0)の瞬き電位除去技術を応用して、運転者の瞬きによって発生する電位を推定する構成としてもよい。脳波解析システムの瞬き電位除去技術を応用する構成では、予め作成した、瞬きによりどのような頭皮上の電位が生じるかに関するモデルに基づいて、運転者の瞬きによって発生する電位を推定する。
以上により、瞬き検出部23bは、運転者の目の瞬き動作を検出し、検出した瞬き動作を含む情報である瞬き情報を没入度算出部33へ出力する。
なお、「瞬き動作」には、「瞬きの直後」、「瞬きのうち、目を閉じた直後」、「瞬きの直前」、「瞬きの前後」、「瞬き時」、「瞬きの瞬間」、「瞬きをしている期間」、「瞬きした目を閉じてから完全に開くまでに経過した期間」のうち少なくとも一つを含む。
視線検出部31は、乗員センサ24による検出結果に基づいて、運転者の顔の向きや、目頭、虹彩、瞳孔の位置等を認識する。視線検出部31は、顔の向きや、目頭、虹彩、瞳孔の位置等に基づいて、運転者の視点の位置座標と視線方向を含む視線情報を検出する。視線検出部31は、検出した視線情報を視認対象判定部32へ出力する。
動的交通要素検出部30は、検出された物体を追跡する。具体的には、異なる時刻に出力された物体の挙動から、異なる時刻間における物体の同一性の検証(対応付け)を行い、その対応付けに基づいて、物体の速度、姿勢(例えばヨー角)などの挙動を予測する。
動的交通要素検出部30は、自車両1の周辺の物体のうち、移動物体を動的交通要素と判定して動的交通要素の位置を検出してよい。また、移動物体の大きさ、形状、位置、速度に基づいて動的交通要素の種別(例えば、先行車両や、後続車両、対向車両、歩行者、自転車等)を判定してよい。
動的交通要素検出部30は、検出した動的交通要素の情報を、視認対象判定部32と、表示制御部34へ出力する。
例えば、視認対象判定部32は、視線検出部31が検出した運転者の視線が、動的交通要素検出部30が検出した動的交通要素の検出位置に向いている場合に、運転者の視認対象が動的交通要素であると判定し、運転者の視線が動的交通要素の検出位置に向いていない場合に、運転者の視線が運転者の視認対象が動的交通要素でないと判定する。視認対象判定部32は、判定結果を没入度算出部33へ出力する。
没入度算出部33は、算出した没入度を含む情報である没入度算出情報を、表示制御部34へ出力する。
没入度を算出する際には、例えば、瞬き動作時における脳活動の活動量の大きさに応じて、没入度を算出する。具体例として、瞬き直後の脳電位が大きい場合には、没入度を低く算出し、瞬き直後の脳電位が小さい場合には、没入度を高く算出する。
この場合、没入度算出部33は、例えば、瞬き検出部23bが検出した瞬き動作をトリガーとして、脳活動計測部23aが計測した脳波を加算平均することにより、瞬き誘発電位を用いて没入度を算出する。なお「瞬き誘発電位」とは、脳のリセットを反映させた、陰性の頭皮上の電位である。
例えば、動的交通要素に対する運転者の没入度が高い状態では、瞬きによって脳をリセットする度合いが浅くなるため、「瞬き誘発電位」が小さくなる。一方、動的交通要素に対する運転者の没入度が低い状態では、瞬きによって脳をリセットする度合いが深くなるため、「瞬き誘発電位」が大きくなる。
なお、没入度算出部33は、瞬き検出部23bが検出した瞬き動作時が「時点」である場合、「時点」の前後や、「時点」以降(直後)における一定時間(一定期間)の脳活動の状態を切り出し、切り出した脳活動の状態に基づいて没入度を算出してもよい。
具体的には、自車両1の周囲において動的交通要素が多い場合(例えば動的交通要素の混雑度が大きい場合)、運転者は運転に高く没入する必要がある。すなわち、動的交通要素に高く没入する必要がある。
このため、例えば表示制御部34は、動的交通要素が少ない場合(動的交通要素の混雑度が小さい場合)に比べて、動的交通要素が多い場合(動的交通要素の混雑度が大きい場合)には、表示装置21に表示する情報量を低減する。例えば、動的交通要素の混雑度が大きくなるほど表示装置21に表示する情報量を低減する。これにより、動的交通要素に対する運転者の没入度を高めて、自車両1の運転の安全性を向上させることができる。
また例えば、動的交通要素の混雑度が所定の閾値より小さい場合に混雑度が「小さい」と判定し、動的交通要素の混雑度が所定の閾値以上である場合に混雑度が「大きい」と判定してよい。
動的交通要素の混雑度が小さい場合に表示制御部34は、表示される情報量が比較的多い「高品質表示モード」で表示装置21に画像を表示することにより、運転者のユーザエクスペリエンスを向上させることができる。
参照符号40は、自車両1の車速を示す車速画像であり、参照符号41は、自車両1の走行距離を示す走行距離画像であり、参照符号42は自車両の周囲の3次元地図であり、参照符号43は人工知能(AI:Artificial Intelligence)エージェントを表すアニメーションである。
また、3次元地図42を表示することにより、運転者は自車両1の周囲の状況や施設を理解しやすくなる。
また、AIエージェント43のアニメーションを表示することで、自車両1による自律運転制御や各種情報処理に対する運転者の受容性、信頼性、親和性を向上できる。
動的交通要素の混雑度が大きい場合に表示制御部34は、表示される情報量が比較的少ない「簡易表示モード」で表示装置21に画像を表示する。
図4A~図4Bの簡易表示モードの画像は、図3A~図3Cの高品質表示モードの画像に比べて表示される情報量が少ない。
例えば、車速画像50及びタコメータ画像51は、従来の指針式メータを模したアニメーション画像であり、図3Aの車速画像40と走行距離画像41と比べて画像変化が少なく情報量が低減されている。また、自車両1と他車両のアイコン52も、3次元地図42に比べて画像変化が少ない。さらに、図3Aに示すようなAIエージェントの表示も省略されている。
上記のとおり、動的交通要素の混雑度が小さい場合に比較して混雑度が大きい場合には、運転者には動的交通要素に対する高い没入度が要求される。したがって、例えば表示制御部34は、混雑度が小さい場合に比較して混雑度が大きい場合に没入度の目標範囲をより高く設定してよい。
没入度算出部33が算出した没入度が目標範囲内であり、且つ動的交通要素の混雑度が小さい場合には、上述の高品質表示モードにおける通常画面を表示する。図3Aは、高品質表示モードにおける通常画面の一例である。
したがって、動的交通要素の混雑度が小さく、且つ没入度が目標範囲よりも低い場合には、表示制御部34は、高品質表示モードにおける通常画面(例えば図3A)に、運転者の覚醒度を高めるコンテンツを付加して表示装置21に表示する。
したがって、動的交通要素の混雑度が小さく、且つ没入度が目標範囲よりも高い場合には、表示制御部34は、高品質表示モードにおける通常画面に、運転者を自車両の運転に集中させる指示(すなわち運転以外のことを考えるのを止めさせる指示)を付加して表示装置21に表示する。
したがって、動的交通要素の混雑度が大きく、且つ没入度が目標範囲よりも低い場合には、表示制御部34は、簡易表示モードにおける通常画面(例えば図4A)に動的交通要素に対する運転者の注意を喚起する指示を付加して表示装置21に表示する。
図4Bは、動的交通要素の混雑度が大きく没入度が目標範囲より低い場合の表示の例の模式図である。例えば、表示制御部34は、簡易表示モードにおける通常画面に運転者の注意を喚起する文字メッセージ53のみを付加してもよい。
したがって、動的交通要素の混雑度が大きく、且つ没入度が目標範囲よりも低い場合には、表示制御部34は、自車両1の運転モードを手動運転モードから自動運転モードへ切り替えるモード切替信号を生成して、運転支援装置10へ出力する。運転支援コントローラ15は、モード切替信号に従って運転モードを手動運転モードから自動運転モードへ切り替える。
表示制御部34は、モード切替信号を出力して運転モードを自動運転モードへ切り替えた場合に、運転モードの切替を通知するメッセージ62を表示してよい。
図5Aは、第1実施形態の情報表示方法の一例のフローチャートである。
ステップS1において動的交通要素検出部30は、自車両1の周囲の動的交通要素を検出する。
ステップS2において表示制御部34は、動的交通要素の混雑度を算出する。表示制御部34は、混雑度が閾値以上であるか否かを判定する。混雑度が閾値以上である場合(ステップS2:Y)に処理はステップS3へ進む。混雑度が閾値以上でない場合(ステップS2:N)に処理はステップS12へ進む。
ステップS4において脳活動量センサ23は、運転者の脳活動の活動量を計測する。
ステップS5において視線検出部31は、運転者の視線を検出する。
ステップS6において視認対象判定部32は、運転者の視認対象が動的交通要素であるか否かを判定する。運転者の視認対象が動的交通要素である場合(ステップS6:Y)に処理はステップS7へ進む。運転者の視認対象が動的交通要素でない場合(ステップS6:N)に処理はステップS4へ戻る。
ステップS8において表示制御部34は、運転者の没入度が、動的交通要素の混雑度に応じて設定された目標範囲内であるか否かを判定する。運転者の没入度が目標範囲内である場合(ステップS8:Y)に表示制御部34は、没入度が混雑度に適していると判定する。表示制御部34は、表示装置21の表示情報量を変更せずに処理を終了する。
ステップS9において表示制御部34は、運転者の没入度が目標範囲より高いか否かを判定する。運転者の没入度が目標範囲より高い場合(ステップS9:Y)に処理はステップS10へ進む。運転者の没入度が目標範囲より高くない場合(ステップS9:N)に処理はステップS11へ進む。
ステップS11において表示制御部34は、動的交通要素に対する運転者の没入度を高める指示(例えば動的交通要素に対する運転者の注意を喚起する指示)を表示装置21に表示する。その後に処理は終了する。
ステップS13において脳活動量センサ23は、運転者の脳活動の活動量を計測する。
ステップS14において視線検出部31は、運転者の視線を検出する。
ステップS15において視認対象判定部32は、運転者の視認対象が動的交通要素であるか否かを判定する。運転者の視認対象が動的交通要素である場合(ステップS15:Y)に処理はステップS16へ進む。運転者の視認対象が動的交通要素でない場合(ステップS15:N)に処理はステップS13へ戻る。
ステップS17において表示制御部34は、運転者の没入度が目標範囲内であるか否かを判定する。運転者の没入度が目標範囲内である場合(ステップS17:Y)に表示制御部34は、没入度が混雑度に適していると判定する。表示制御部34は、表示装置21の表示情報量を変更せずに処理を終了する。
ステップS18において表示制御部34は、運転者の没入度が目標範囲より高いか否かを判定する。運転者の没入度が目標範囲より高い場合(ステップS18:Y)に処理はステップS19へ進む。運転者の没入度が目標範囲より高くない場合(ステップS18:N)に処理はステップS20へ進む。
ステップS19において表示制御部34は、運転者を自車両の運転に集中させる指示を表示装置21に表示する。その後に処理は終了する。
ステップS20において表示制御部34は、運転者の覚醒度を高める指示を表示装置21に表示する。その後に処理は終了する。
図5Bは、第1実施形態の情報表示方法の変形例の一例のフローチャートである。この変形例では、表示装置21から動画(音声付き動画でもよい)が出力されている場合に、運転者の没入度に応じて動画の出力形態を変更する。このため、図5AのステップS10、S11、S19及びS20の処理が、それぞれステップS21、S22、S23及びS24の処理に置き換えられている。
表示装置21から音声付き動画が出力されているときに、動的交通要素の混雑度が大きく(ステップS2:Y)、且つ没入度が目標範囲よりも低いと判定した場合(ステップS9:N)には、表示制御部34は、ステップS22において動的交通要素に対する運転者の注意が足りないと判断し、音声付き動画に含まれる動画及び音声のうち動画の出力を停止してもよい。なお、音声はそのまま出力し続けてもよい。
表示装置21から動画が出力されているときに、動的交通要素の混雑度が小さく(ステップS2:N)、且つ没入度が目標範囲よりも低いと判定した場合(ステップS18:N)には、表示制御部34は、ステップS24において表示装置21から出力されている動画の再生コマ送り間隔を低減して(すなわち再生コマ送り間隔を狭くして)もよい。このように動画の再生コマ送り間隔を低減して内容を分かり易くすることで覚醒度を高めることができる。なお表示装置21から出力されている動画が音声付き動画である場合には、音声は出力し続けてもよい。
次に、第2実施形態の情報表示装置20について説明する。上記のとおり、没入度の目標範囲は、動的交通要素の混雑度が小さい場合に比較して混雑度が大きい場合により高く設定することが好ましい。例えば動的交通要素の混雑度が大きいほどより高い目標範囲を設定してよい。
そこで、第2実施形態の情報表示装置20は、動的交通要素の混雑度、すなわち動的交通要素検出部30が検出した動的交通要素の数に対する、没入度の目標範囲のデータベースを用いて没入度の目標範囲を設定する。
表示制御部34は、動的交通要素検出部30が検出した動的交通要素の数や混雑度と、目標範囲データベース35とに基づいて没入度の目標範囲を設定する。
利用者毎に個別の目標範囲データベース35を備える場合には、表示制御部34は利用者に応じて個人毎に目標範囲データベース35を補正してもよい。
例えば、利用者毎の没入度の履歴に基づいて、目標範囲データベース35を補正してよい。例えば、表示制御部34は、利用者毎の過去の没入度の平均値や、中間値、標準偏差等の統計量に基づいて目標範囲データベース35を補正してよい。
例えば、目標範囲よりも没入度算出部33が算出した没入度が高くなった場合には、目標範囲データベース35のマップやテーブルに設定された目標範囲を、所定の修正幅だけ高くなるように更新してよい。
反対に、目標範囲よりも没入度算出部33が算出した没入度が低くなった場合には、目標範囲データベース35のマップやテーブルに設定された目標範囲を、所定の修正幅だけ低くなるように更新してよい。
また、ステップS31及びS32において表示制御部34は、ステップS7で算出した没入度に基づいて、目標範囲データベース35を補正する。ステップS34及びS35において表示制御部34は、ステップS16で算出した没入度に基づいて、目標範囲データベース35を補正する。
(1)情報表示方法では、自車両周辺の交通環境の構成要素のうち移動可能な要素である動的交通要素を検出し、自車両の運転者の脳活動を計測し、検出した動的交通要素を運転者が視認しているか否かを判定し、検出した動的交通要素を運転者が視認しているときに計測した脳活動に基づいて動的交通要素に対する運転者の没入度を算出し、動的交通要素の混雑度に応じて動的交通要素に対する運転者の没入度の目標範囲を設定し、算出した没入度が設定した目標範囲から外れている場合に、動的交通要素に対する運転者の没入度が目標範囲に近づくように、運転者が視認可能な表示装置上の表示を制御する。
これにより、動的交通要素に対する運転者の没入度を、動的交通要素の混雑度に適した没入度に誘導できるので、安全性が向上する。
これにより、動的交通要素の混雑度に適した没入度の誘導を高い時間分解能でできるので、安全性が向上する。
(3)運転者の脳活動の活動量の大きさに基づいて運転者の没入度を判定してもよい。
これにより、計測精度の良い脳活動量の大きさによって判別した没入度に基づいて動的交通要素の混雑度に適した没入度を誘導できるので、安全性がより向上する。
これにより、定量的かつ高精度な視認検出手段により判別した没入度に基づいて動的交通要素の混雑度に適した没入度を誘導できるので、安全性がより向上する。
(5)動的交通要素の数に対する運転者の没入度の目標範囲を定めたデータベースと、検出した動的交通要素の検出数とに基づいて、運転者の没入度の目標範囲を設定してもよい。
これにより、データベースとの照合で速やかに目標範囲を設定できるので応答性が向上する。
これにより、個人ごとの特性を反映したデータベースで精度よく目標範囲を設定するので、安全性がより向上する。
(7)動的交通要素の混雑度が大きくなるほど、運転者の没入度の目標範囲をより高く設定してもよい。
これにより、動的交通要素の混雑度に適した没入度の誘導をできるので、安全性が向上する。
(8)動的交通要素の混雑度が大きくなるほど、表示装置上の情報量をより少なくしてもよい。
これにより、動的交通要素の混雑度に適した没入度の誘導をできるので、安全性が向上する。
表示装置から動画が出力されているときに、動的交通要素の混雑度が閾値小さく、且つ没入度が設定した目標範囲よりも低いと判定した場合には、表示装置から出力されている動画の再生コマ送り間隔を低減してもよい。このように動画の再生コマ送り間隔を低減して内容を分かり易くすることで覚醒度を高めることができる。
(10)動的交通要素の混雑度が閾値より小さく且つ算出した没入度が設定した目標範囲よりも高いと判定した場合に、運転者を自車両の運転に集中させる指示を表示装置に表示してもよい。
これにより、動的交通要素の混雑度に適した没入度の誘導をできるので、安全性が向上する。
表示装置から動画が出力されているときに、動的交通要素の混雑度が閾値より小さく且つ算出した没入度が設定した目標範囲よりも高いと判定した場合には、運転者が動画の内容を考え過ぎていると判断し、表示装置から出力されている動画の再生コマ送り間隔を増加してもよい。これにより運転者が動画の内容を考える量が減るため、運転に集中させることでき安全性が向上する。
表示装置から音声付き動画を出力しており、動的交通要素の混雑度が閾値以上であり、且つ算出した没入度が設定した目標範囲よりも低いと判定した場合、動的交通要素に対する運転者の注意が足りないと判断し、音声付き動画に含まれる動画及び音声のうち動画の出力を停止し音声を出力してよい。
これにより、動的交通要素の混雑度に適した没入度の誘導をできるので、安全性が向上する。
(12)動的交通要素の混雑度が閾値以上であり且つ算出した没入度が設定した目標範囲よりも高いと判定した場合に、自車両の運転モードを手動運転モードから自動運転モードへの切替操作を促す案内を表示装置に表示するか、運転モードを手動運転モードから自動運転モードに自動的に切り替えてもよい。
表示装置から音声付き動画を出力しており、動的交通要素の混雑度が閾値以上であり、且つ算出した没入度が設定した目標範囲よりも高いと判定した場合に、運転者の運転負荷が高すぎると判断し、音声付き動画に含まれる動画及び音声の両方の出力を停止してもよい。
これにより、動的交通要素の混雑度に応じて自動運転モードに切替できるので、安全性が向上する。
Claims (10)
- 自車両周辺の交通環境の構成要素のうち、前記自車両の周囲を走行する先行車両、後続車両、対向車両、並びに前記自車両の周囲に位置する歩行者、自転車を動的交通要素として検出し、
前記自車両の運転者の脳活動を計測し、
前記検出した動的交通要素を前記運転者が視認しているか否かを判定し、
前記検出した動的交通要素を前記運転者が視認しているときに計測した前記脳活動に基づいて動的交通要素に対する前記運転者の没入度を算出し、
前記動的交通要素の数に対する前記運転者の没入度の目標範囲を定めたデータベースを参照し、前記検出した動的交通要素の検出数と前記データベースとに基づいて、前記運転者の没入度の目標範囲を設定し、
前記算出した没入度が前記設定した目標範囲から外れている場合に、動的交通要素に対する前記運転者の没入度が前記目標範囲に近づくように、前記運転者が視認可能な表示装置上の表示を制御し、
前記運転者に応じて個人毎に、前記設定された目標範囲と前記算出した没入度との間の差に基づいて前記データベースを補正する、
ことを特徴とする情報表示方法。 - 前記運転者の脳波、脳磁場、脳電位及び脳表面の活動状態の少なくとも一つに基づいて前記運転者の脳活動を計測することを特徴とする請求項1に記載の情報表示方法。
- 前記運転者の脳活動の活動量の大きさに基づいて、前記運転者の没入度を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示方法。
- 前記運転者の視線を検出し、
前記検出した視線に基づいて前記検出した動的交通要素を前記運転者が視認しているか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示方法。 - 前記動的交通要素の混雑度が大きくなるほど、前記運転者の没入度の目標範囲をより高く設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示方法。
- 前記動的交通要素の混雑度が閾値より小さく且つ前記算出した没入度が前記設定した目標範囲よりも低いと判定した場合に、前記運転者の覚醒度を高めるコンテンツを前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示方法。
- 前記動的交通要素の混雑度が閾値より小さく且つ前記算出した没入度が前記設定した目標範囲よりも高いと判定した場合に、前記運転者を前記自車両の運転に集中させる指示を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示方法。
- 前記動的交通要素の混雑度が閾値以上であり且つ前記算出した没入度が前記設定した目標範囲よりも低いと判定した場合に、動的交通要素に対する前記運転者の注意を喚起する指示を、前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示方法。
- 前記動的交通要素の混雑度が閾値以上であり且つ前記算出した没入度が前記設定した目標範囲よりも高いと判定した場合に、前記自車両の運転モードを手動運転モードから自動運転モードへの切替操作を促す案内を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示方法。
- 自車両周辺の交通環境の構成要素のうち、前記自車両の周囲を走行する先行車両、後続車両、対向車両、並びに前記自車両の周囲に位置する歩行者、自転車を動的交通要素として検出する第1センサと、
前記自車両の運転者の脳活動を計測する第2センサと、
前記運転者が視認可能な表示装置と、
前記検出した動的交通要素を前記運転者が視認しているか否かを判定し、
前記検出した動的交通要素を前記運転者が視認しているときに計測した前記脳活動に基づいて動的交通要素に対する前記運転者の没入度を算出し、前記動的交通要素の数に対する前記運転者の没入度の目標範囲を定めたデータベースを参照し、前記検出した動的交通要素の検出数と前記データベースとに基づいて、前記運転者の没入度の目標範囲を設定し、前記算出した没入度が前記設定した目標範囲から外れている場合に、動的交通要素に対する前記運転者の没入度が前記目標範囲に近づくように、前記表示装置上の表示を制御し、前記運転者に応じて個人毎に、前記設定された目標範囲と前記算出した没入度との間の差に基づいて前記データベースを補正するコントローラと、
を備えることを特徴とする情報表示装置。
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