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JPS5826528B2 - パルスレ−ザホログラフィによる振動計測方法 - Google Patents
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JPS5826528B2 - パルスレ−ザホログラフィによる振動計測方法 - Google Patents

パルスレ−ザホログラフィによる振動計測方法

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JPS5826528B2
JPS5826528B2 JP11106077A JP11106077A JPS5826528B2 JP S5826528 B2 JPS5826528 B2 JP S5826528B2 JP 11106077 A JP11106077 A JP 11106077A JP 11106077 A JP11106077 A JP 11106077A JP S5826528 B2 JPS5826528 B2 JP S5826528B2
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pulse
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雅博 黒田
正義 村田
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、1つのホログラム上に振動の等振幅線とと
もに、振動のノード、位相が表示できるようにしたパル
スレーザホログラフィによる振動計測方法に関する。
第1図は従来の振動計測方法に適用されるパルスレーザ
ホログラフィ装置を示すブロック図である。
この第1図における1はダブルパルスレーザ装置である
ダブルパルスレーザ装置1はトリガ電圧印加によって作
動し、間隔をおいて2発のパルスレーザを発振するもの
である。
このダブルパルスレーザ装置1から発射されたレーザ光
はビームスプリッタ2で2光束に分割される。
その一方は参照光として平面鏡3に反射させて、凹レン
ズ4、コリメータレンズ5、減衰器6を介して平面鏡7
で反射させて、写真乾板8を露光するようになっている
写真乾板8はホルダ9にセットされている。
また、上記2光束のうち、他方の光は物体照明光として
、凹レンズ10を介して被測定物体である供試体11に
照射されるようになっている。
この供試体110反射光が上記参照光とは異なった角度
から写真乾板8を露光している。
そして、ダブルパルスレーザ装置1から発射されたレー
ザ光は光検出器12で検出され、その検出出力はオシロ
スコープ13で表示されるようになっている。
一方、14は位相可変2出力発振器であり、2出力のう
ちの一方の出力は増幅器15と周波数カウンタ19とに
入力されるようになっている。
増幅器15の出力は励振器16に入力されるようになっ
ており、この励振器16に増幅器15の出力が入力され
ると、励振器15は上記供試体11を加振するようにな
っている。
位相可変2出力発振器14の他方の出力はパルス発振器
20に入力されるようになっている。
このパルス発振器20の出力はスイッチ21を介して上
記タプルレーザ装置20に人力されるようになっている
とともに、このパルス発振器20の出力の一部は上記オ
シロスコープ13に入力されるようになっている。
なお、17は振動計であって、供試体11に固着され、
この供試体11の振動をピックアップし、増幅器18を
介してオシロスコープ13に出力するようになっている
次に、第1図のホログラフィ装置による振動計測方法に
ついて説明する。
まず、位相可変2出力発振器14、パルス発振器20、
オシロスコープ13およびスイッチ21を用いて、ダブ
ルパルスレーザ装置1から発生する2発のパルスレーザ
光を供試体11の振動に同期して、たとえば、1発目の
パルスレーザ光を振動の正の最大振幅状態で発射させる
また、2発目のパルスレーザ光を振動の負の最大振幅状
態で発射させる。
この場合、ダブルパルスレーザ光の発射時刻は外部から
ダブルパルスレーザ装置1へのトリガパルス印加後、装
置固有の一定の遅れ時間TDだげ遅れるので、オシロス
コープ13の画面上で振動のピーク値より外部トリガ電
圧パルスの位相を遅れ時間TDだげ進めておく。
なお、第1図におけるPlは1発目のパルスレーザ光、
P2は2発目のパルスレーザ光である。
また、ダブルパルスレーザ装置1から発生したレーザ光
束をビームスプリッタ2に導き、そこで2光束に分けて
、その一方を平面鏡3、凹レンズ4、コリメータレンズ
5、レーザ光強度を減衰させる減衰器6、平面鏡7を経
て、参照光として、写真乾板8に照射する。
ビームスプリッタ2で2分された他方は凹レンズ10に
より拡大されて、照明光として供試体11を照射する。
この照明光の第1発目は正の最大振幅にある供試体11
から反射され、第2発目は負の最大振幅にある供試体1
1から反射され、それぞれ物体光として写真乾板8に照
射される。
このようにして、写真乾板8は供試体11の正の最大振
幅状態の物体光を参照光による露光および供試体11の
負の最大振幅状態の物体光と参照光による露光とによっ
て、2重に露光される。
そして、上記写真乾板8を現像定着し、水洗乾燥してホ
ログラムを作成する。
次に、第2図に示す装置により、以下に述べる方法で上
記ホログラムの再生を行なう。
この第2図において、連続波レーザ光発生装置30とし
て、たとえば、ヘリウムネオンレーザ装置から発生した
レーザ光束を凸レンズ31、コリメータ32により、平
行光束にした後、平面鏡33を経由してホログラム8a
をその照明光束に対して、ホログラム製作時の参照光と
同じ入射角になるようにセットすると、供試体11の振
動振幅分布に対応する暗い干渉縞11bが再生像(虚像
)11aとして現われる。
この暗い干渉縞は供試体110表面の任意の1点Pの振
幅をa(P)とおくと、の関係にある位置に現われる。
この(1)式において、m=1.2.3、・・・・・・
であり、mは縞次数を表わす。
また、λはパルスレーザ光の波長(ルビーレーザの場合
、λ−0.6943μ771)、θ1、θ2は振動ベク
トルと照明光および物体光のなす角度である。
この暗い干渉縞11bは振幅についての等高線を現わし
ているので、この再生像をカメラ34で写真撮影するこ
とにより、供試体11の振幅分布が印画として測定され
る。
しかしながら、このような従来の振動計測方法で得られ
た再生像の一例として、周辺固定、平板振動測定結果は
第3図(参考資料1を描出して再現した図)に示すごと
くである。
この第3図の暗い干渉縞は振幅モードの等振幅線Aを示
しているが、この第3図では、振動のノード、振動の位
相についての情報は得られないので、正確な振動モード
の解析ができないと云う欠点があった。
この発明は、上記従来の欠点を除去するためになされた
もので、ダブルパルスレーザ装置カラ発射されるダブル
パルスレーザ光をビームスフリツタで2光束に分割し、
この2光束のうちの一方を参照光とするとともに他方を
物体照射光として被測定物体へ投光してホログラムを作
成する方法において、上記ビームスプリッタと上記被測
定物体との間に回転反射手段を設け、この回転反射手段
が回転する間に2発の照明光を上記回転反射手段で反射
させ、上記被測定物体に投光する照明光の第1発目と第
2発目とをそれぞれ異なった角度から投光するようにし
たことを要旨とすることにより、振動モードのノード、
相対位相が振幅分布の情報とともに得られ、正確な振動
モードの解析ができ、1つのホログラム上に振動の等振
幅線とともに、振動のノード、位相が表示できるパルス
レーザホログラフィによる振動計測方法を提供すること
を目的とする。
以下、この発明のパルスレーザホログラフィによる振動
計測方法の実施例について説明するが、その具体的実施
例の説明に先立ち、まず、理解を容易にするために、こ
の発明の特徴の概要を項目的に列挙することにある。
(1) 振動計測のためのダブルパルスレーザ光によ
る写真乾板露光において、第1発白のダブルパルスレー
ザ光による露光時の供試体照明光の角度を変化させ、照
明光の角度の変化による干渉縞がホログラム再生像に現
れるようにしている。
(2)上記(1)項を実現するために、ビームスプリッ
タ、凹レンズ、平面鏡などから構成されるホログラム製
作光学系において、供試体照明光用平面鏡を回転させる
ようにしている。
(3)上記(2)項の供試体照明光用平面鏡の回転角度
と供試体振動に同期してダブルパルスレーザ光の第1発
白をダブルパルスレーザ装置から発射させるために、供
試体照明光用平面鏡を電磁石とばねを用いて回転させ、
電磁石の電流の変化に対した電圧信号を発生させ、供試
体振動に同期した電圧パルスをダブルパルスレーザ装置
に印加させるためのゲート回路のオープン信号として用
いた。
次に、この発明の具体的な実施例の説明に移行する。
第4図はその一実施例に適用されるパルスレーザホログ
ラフィ装置の構成を示すブロック図である。
この第4図において、重複を避けるため、第1図と同一
部分には同一符号を付してその説明を省略し、第1図と
は異なる部分を重点的に述べることにする。
この第4図では、第1図の符号1から符号20までの部
分は第1図と同様であり、また、スイッチ21は省略さ
れている。
さて、23は回転平面鏡である。
この回転平面鏡23はビームスプリッタ2で分割された
光束の1つを反射鏡22で反射し、凹レンズ10を介し
てこの光束をさらに受光および反射して供試体11に投
射するようになっている。
この回転平面鏡23の背部には棒状の回転治具24が突
出されており、支点0で枢支されている。
回転治具24の端部には、この端部な挾んで一方にばば
ね25が固着されており、常時引っ張っている。
また、回転治具24の端部の他方には電磁石26が近接
して設けられており、スイッチ27を介して、直流電源
28および微分回路29に接続されている。
このスイッチ27を投入することにより、電磁石26が
直流電源28で付勢され、回転治具24の端部がばね2
5の弾力に抗して引きつげられるようになっている。
上記直流電源28は電磁石26を作動させるための電源
である。
また、微分回路29は直流電源28の出力信号を入力し
、それを微分して、微分出力を遅延回路30に送出する
ようになっている。
この遅延回路30の出力はゲート回路31に出力するよ
うになっている。
ゲート回路31は遅延回路30の出力信号とパルス発振
器20の出力信号とを入力して、ケート信号を作り、ダ
ブルパルスレーザ装置1に出力するようになっている。
その他の部分は第1図と同様である。
次に、この第4図のパルスレーザホログラフィ装置によ
り、この発明のパルスレーザホログラフィによる振動計
測方法について説明する。
この説明に当たり、理解を容易にするために、次の(a
)項ないしくc)項の項目に分けて手順を説明すること
にする。
(a) まず、位相可変2出力発振器14の出力を増
幅器15を経て励振器16により供試体11を振動させ
る。
この供試体11の振動状態は振動計17でピックアップ
され、そのピックアップ出力は増幅器18で増幅された
後、オシロスコープ13に供給される。
これにより、供試体11の振動状態はオシロスコープ1
3で観測される。
その結果、供試体11が所定の共振状態にあることが確
認される。
また、これと同時に、位相可変2出力発振器14の出力
は周波数カウンタ19に送出され、この周波数カウンタ
19のカウント値により、供試体11の共振周波数を確
認することができる。
(b) オシロスコ−7”l 3ヲモニタしナカラ、
パルス発振器20の出力パルス列を上記振動計17より
ピックアップした振動零の位置に対して、ダブルパルス
レーザ装置1の第1発白のダブルパルスレーザ光発射の
ための外部トリガ電圧印加に対する遅れ時間TDだげ、
位相を進めておく。
(c)次に、スイッチ27をオンにして、直流電源28
よりスイッチ27を介して電磁石26に電力を供給する
これにより、電磁石26が励磁され、ばね25の弾力に
抗して回転治具24を電磁石26に引き付けて固定して
おく。
(d) 次に、ダブルパルスレーザ装置1に外部トリ
ガ電圧を印加して、ダブルパルスレーザ装置1からダブ
ルパルスレーザ光を発生させ、参照光と物体光の光の強
さの比が約4〜20の範囲にあることを光検出器12(
パルスレーザ用測光メータ)で確認する。
(e) 参照光と物体光の光路差がダブルパルスレー
ザ装置1から発生されるパルスレーザ光ノ可干渉距離以
内にあることを確認する。
(f) ダブルパルスレーザ装置1から発生するダブ
ルパルスレーザ光の間隔ATを上載a)項の結果を用い
て、供試体11の振動の1/4周期にセットする。
(g) 未露光のホログラム写真乾板8をホログラム
写真乾板9にセットする。
(h) 次に、スイッチ27をオンにして、電磁石2
6への通電を断ち、ばね25の力により、回転治具24
を電磁石26から引き離す。
このようにして、(a)項から(h)項の操作を経た後
、さらに、次のような操作によってホログラムが得られ
る。
(i) 回転平面鏡23を固着した回転治具24が電
磁石26から離れて回転する。
一方、微分回路29は電磁石26の電流の変化、すなわ
ち、電磁石26への直流電源28の供給、遮断時の変化
を微分してパルス電圧を発生する。
このパルス電圧は遅延回路30によって遅延させ、たと
えば、5X10−3秒(任意でよいが、遅延回路30の
遅延時間は回転治具24の回転慣性を計算に入れて定め
る必要がある)遅らせて、ゲート回路31に印加する。
これにより、パルス発振器20のパルス列はゲート回路
31を通してダブルパルスレーザ装置1にトリガ電圧と
して印加される。
(j) パルス発振器20のパルス列が印加されたダ
ブルパルスレーザ装置1はパルス列の最初のパルス電圧
でトリガされて、ダブルパルスレーザ光を発射する。
(k) ダブルパルスレーザ装置1から発生された第
1発白のダブルパルスレーザ光は上記(b)項において
、供試体11の振動振幅零の状態に同期されているので
、供試体11の振動の零状態で照明され、その物体光が
参照光を同時に写真乾板8に到達する。
(1) ダブルパルスレーザ装置1は第1発白のパル
スレーザ光に引き続いて、供試体11の振動の十周期後
に第2発白のダブルパルスレーザ光を発生する。
(川 第2発白のダブルパルスレーザ光の発射時ニは、
回転平面鏡23は回転治具24により回転中であるから
、第1発白のダブルパルスレーザ光とは異なる角度で、
負の最大振幅状態にある供試体11を照明し、その物体
光は参照光と同時に写真乾板8に到達する。
(n) このようにして、写真乾板8は供試体11の
振動状態が振動零状態と正の最大振幅にある場合とで、
異なる照明角度による2つの物体光で露光される。
(0) 上記のようにして、2重露光された写真乾板
8を現像、定着処理した後、水洗乾燥してホログラムが
得られる。
上載a)項ないしく0)項の操作手順でホログラムが得
られるわけであるが、これについてさらに補足説明を行
なうことにする。
ダブルパルスレーザ装置1は概略50X10−9秒間の
閃光パルスを2発発生し、その間隔はlXl0−6秒か
ら1000XIO−6秒程度の範囲の最小刻みlXl0
’秒の任意の値に設定できる。
その第1発白のダブルパルスレーザ光は外部トリガ電圧
印加後、一定の遅れ時間TD(1000〜1500X1
0−6sec )をおいて発生するものである。
上記ダブルパルスレーザ装置1から発生したダブルパル
スレーザ光はその間隔設定値ATだけ離れた2発の閃光
レーザ光束で、これらはビームスプリッタ2でそれぞれ
2つに分けられる。
この閃光レーザ光束の1つは参照光として写真乾板8に
到達し、他の1つは照明光として供試体11を照明する
ことは従来と全く同様である。
また、位相可変2出力発振器14は2出力の発振器であ
り、2出力のうちの一方の正弦波信号の位相を固定し、
他の正弦波信号の位相を0°〜3600の範囲で任意に
設定されるもので、位相固定の出力は供試体11の励振
に、他方は上記パルス発振器20を駆動し、このパルス
によりダブルパルスレーザ装置1の外部トリガ用として
用いられるようにしている。
そして、位相可変2出力発振器140位相固定の出力は
振動計17、周波数カウンタ19およびオシロスコープ
13によって、供試体11の共振状態をモニタする。
他方、位相可変2出力発振器14の出力はパルス発振器
20を駆動させ、このパルス発振器20からのパルス列
をゲート回路31を通してダブルパルスレーザ装置1の
外部トリガ信号として用いるようにしている。
そして、この外部トリガ信号の一部はオシロスコープ1
3に加えて、オシロスコープ13で表示することにより
、供試体11の振動とパルス発振器20の出力の位相関
係が確認される。
また、微分回路29はスイッチ27をオフにした場合に
、直流電源28から電磁石26に流れる電流の変化を微
分して、パルス電圧を発生させるためのものであり、遅
延回路30は微分回路29の出力パルスをlXl0
’秒から1秒の範囲で変え、lXl0 ’秒の刻みで
遅延させることができる。
この遅延回路30の出力パルス信号の印加後1/10秒
間だけ(任意でよい)パルス発振器20の出力パルス電
圧を通過させ、ダブルパルスレーザ装置1にトリガ信号
として印加するものである。
このようにして、ダブルパルスレーザ装置1にトリガ信
号が印加されることにより、ダブルパルスレーザ装置1
は上述したごとく、ダブルパルスレーザ光を発生するが
、このダブルパルスレーザ光は光検出器12で検出され
、その検出結果はオシロスコープ13で表示する。
このダブルパルスレーザ装置1のダブルパルス間隔設定
値JTは振動の周期の+、すなわち ■ 、(T=−(f:共振周波数) ・・・・・・・・・
・・・(2)f に設定する。
そして、スイッチ27を遮断すると、電磁石26の回路
の電流の変化が微分回路29でパルス電圧に変換されて
、遅延回路30を通り、ゲート回路31に入力される。
その結果、パルス発振器20の出力パルス電圧はゲート
回路31を通り、ダブルパルスレーザ装置1に印加され
て、振動零と正の最大振幅状態に同期した2発のダブル
パルスレーザ光が発射する。
ダブルパルスレーザ光の1発目はビームスプリッタ2で
2つに分かれて、その一方は参照光として、写真乾板8
に到達し、他方は供試体11の振動零の状態でw(p、
tl) を照明し、その反射光が物体光として写真乾
板8に到達する。
2発目のダブルパルスレーザ光では、参照光は1発目と
同じであるが、照明光は回転平面鏡23の角度がわずか
に回転変化しているので、正の最大振幅状態を1発目と
異なる角度で照明する。
その照明角度は第5図に示す基本配置で考えると、次の
ようになる。
すなわち、回転平面鏡23の角度を微小角εとすると、
2発目の照明光B2の角度は2εだげ傾く。
その結果、物体光の伝播方向は実線のΣ1から点線のΣ
2となり、αf:2εの方向変化となる。
この第5図において生じた物体光B1の角度変化αは見
かげ上、第6図に示すように、供試体11を回転中心C
よりεだけ回転させた場合と同じとなり、供試体11に
見かげ上、変位δR(P)、すなわち、 δR(1= l tanε ・・・・・・・・・
・・・(3)が生じたとみなすことができる。
ただし、Pは供試体表面の任意の1点、 lは見かげ上の供試体の回転中心からP点までの距離、 である。
したがって、2発目の物体光は照明光用の回転平面鏡2
30回転による供試体11の見かげ上の変位δRと、現
実の振動による変位W(P、t2)が重畳された状態、
すなわち、 w’(P、t2)=δR(P)+w (P、 t 2
) ”・”’(4)から反射したものとして、写真乾
板8に到達する。
このようにして、写真乾板8は振動零と正の最大振幅状
態w(P、t2)に同期した物体光と参照光で2重露光
される。
一方、ホログラムの再生は第7図に示の再生装置により
、以下に述べる(P)項ないしくr)11の操作により
行なうことができる。
(p) まず、第7図に示の再生装置を構成する。
この第7図において、ヘリウムネオンレーザ装置40か
ら発生したレーザ光束40aを凸レンズ41.42で平
行光束とした後、平面鏡43で反射させ、ホログラム8
aを照明する。
この場合、ホログラム8aに対する照明光入射角度を第
4図り示の参照光の写真乾板8に対する入射角度と同じ
にする。
((1) このようにすると、干渉縞をともなった再
生像が供試体11の位置に現われる。
(r) この再生像をカメラ44で撮影すると、振動
モードを表わすパルスレーザホログラフィ干渉縞が印加
紙として記録される。
上載p)項から(r)項はホログラム再生の簡単な操作
手順であったが、以下にそれについてさらに詳述する。
第7図において、ホログラム作成時の参照光の写真乾板
8に対する入射角と同じ角度でホログラム8aをネオン
ヘリウムレーザ光で照明すると、次のような干渉縞が得
られる。
すなわち、供試体11が振動していなげれば、回転平面
鏡23の回転による供試体11の見かげ上の変位はδR
(P)だけであるので、 *を満たす位置Pに暗い干渉縞、たとえば、第8図のよ
うな平行縞Xが生じる。
ただし、この(5)式において n=1.2.3、・・・・・・ λはダブルパルスレーザ光の波長、 θ′1、θ′2は供試体11の見かけ上変位の方向と照
明光および物体光のなす角度、 である。
供試体11が振動しているときは、1発目の物体光に対
応する状態が振幅零、2発目に対応する状態が(4)式
のv/(P、t2)であるのでを満たす位置Pに暗い干
渉縞が生じる。
ただし、(6)式において、 N=1.2.3、・・・・・・ λはダブルパルスレーザ光の波長、 θ1、θ2は振動ベクトルと照明光および物体光のなす
角度、 である。
この(6)式は供試体11の見かげ上の変位の方向と照
明光および物体光のなす角度θ′1、θ′2がそれぞれ
振動ベクトルと照明光および物体光のなす角度θ1、θ
2に等しい。
すなわち、θ′1−θ1、θ′2−02とみなされるな
らば、次のようになる。
ただし n=1.2.3、・・・・・・(供試体の見かげ上の変
位による干渉縞の次数)、 N=1.2.3、・・・・・・(供試体の見かげ上の変
位と振動による干渉縞の次数)、 である。
この(7)式はフリンジシフト量Sとして、5=N−n
と定義すると、 ただし、θ1f−θ2中00場合 となる。
この(8)式は、第9図a(供試体1の振動方向が正の
場合の等振幅曲線AOを示す図)、第10図a(供試体
11の振動方向が負の場合の等振幅曲線AOを示す図)
に示すように、振動の方向がそれぞれ正と負の大きさに
対応して、フリンジシフト量Sの符号(正と負)とIs
Iで表わされることを示している。
たとえば、第9図b(第9図aの等振幅曲線を示す図)
の11点ではSの符号は正で、 S =1、また、第
10図b(第10図aの等振幅曲線に対応するフリンジ
シフト量を示す図)の22点ではSの符号は負で、1s
l=2のように、振動の方向と振幅値が明らかとなる。
したがって、この方法によれば、振動の振幅と方向をノ
ゝルスレーザホログラフイ干渉縞として計測できる。
次に、この発明による実験例について説明する。
第11図、第12図、第14図は周辺固定平板の振動状
態についてこの発明の方法によりホログラムを作威し、
その再生像を撮影した写真(参考資料2、参考資料3、
参考資料4)を描出して再現したものである。
また、第13図は参考資料2を参照にして、参考資料3
を解析した例である。
第11図および参考資料2の平行な干渉縞L1は振動振
幅が零の状態の再生像であり、上記(5)式で与えられ
る回転平面鏡230回転による干渉縞である。
第12図は第3図で示したのと同じ共振モードで振動し
ている場合の参考資料3を描出した再生像であり、回転
半鏡23の回転に基づく平行干渉縞L2が振動の方向と
振幅とにより歪んでいる。
すなわち、フリンジシフトしていることがわかる。
解析された第13図では、縞模様が上方へ歪んでいるの
で、振幅の等高純の一番中さい円形模様へ向かって、紙
面から上方へ凸状の振動モードが現われた状態が示され
ている。
そして、フリンジシフト量S=1に対応して振幅が+0
.35μ流であることがあらかじめ計算されているので
、この模様は最高次数の縞の位置の振幅が+2.10μ
扉であることが示されている。
そして、上記第12図から得られた第13図の解析図は
振動方向正の振幅分布を示したが、第14図(振動方向
負の振幅分布のホログラムの再生像を示す)、第15図
(第4図から得られた解析図)は振動方向負の振幅分布
を示したものである。
このようにして、従来の方法では計測不可能であって振
動モードのノード、相対位相が振幅分布の情報とともに
得られるようになった。
なお、ノードについては図示していないが、正、負の位
相の判断から容易に図示することができる。
以上詳述したように、この発明のパルスレーザホログラ
フィによる振動計測方法によれば、ダブルパルスレーザ
装置から発射されるダブルパルスレーザ方をビームスプ
リッタで2光束に分割し、この2光束のうちの一方参照
光とするとともに他方を物体照射光として被測定物体へ
投光してホログラムを作成する方法において、上記ビー
ムスフリツタと上記被測定物体との間に回転反射手段を
設け、この回転反射手段が回転する間に2発の照明光を
上記回転反射手段で反射させ、上記被測定物体に投光す
る照明光の第1発白と第2見目とをそれぞれ異なった角
度から投光するようにしたことを要旨としているので、
振動モードのノード、相対位相が振幅分布の情報ととも
に得られ、正確な振動モードの解析ができ、1つのホロ
グラム上に振動の等振幅線とともに、振動のノード、位
相が表示できる効果を奏するものである。
なお、参考資料1は従来のパルスレーザホログラフィに
よる振動計測方法で得られたホログラムの再生像の平板
振動測定結果を撮影して示した第3図に対応する写真、
参考資料2はこの発明のパルスレーザホログラフィによ
る振動計測方法の一実施例で得られた振動振幅が零の状
態のホログラムの再生像を撮影して示した第11図に対
応する写真、参考資料3は同実施例で得られたフリンジ
シフトしている状態のホログラムの再生像を撮影して示
した第12図に対応する写真、参考資料4は同実施例で
得られた振動方向負の振幅分布を示すホログラムの再生
像を撮影して示した第14図に対応する写真である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパルスレーザホログラフィによる振動計
測方法に適用されるパルスレーザホログラフィ装置のブ
ロック図、第2図は同パルスレーザホログラフィによる
振動計測方法により得られたホログラムの再生方法を説
明するための図、第3図は同パルスレーザホログラフィ
による振動計測方法により得られた周辺固定平板の振動
状態のホログラム図、第4図はこの発明のパルスレーザ
ホログラフィによる振動計測方法の一実施例に適用され
るパルスレーザホログラフィ装置の構成を示すブロック
図、第5図および第6図はそれぞれ同実施例における供
試体に対する照明光の照射方法を説明するための図、第
7図は同実施例により得られたホログラムの再生方法を
説明するための図、第8図は同実施例における供試体の
非振動時でかつ回転反射手段の回転角に対応するホログ
ラムの状況を説明するための図、第9図aは同実施例に
おける供試体の振動方向が正の場合の等振幅曲線を示す
図、第9図すは第9図aの等振幅曲線に対応するフリン
ジシフト量を示す図、第10図aは同実施例における供
試体の振動方向が負の場合の等振幅曲線を示す図、第1
0図すは第10図aの等振幅曲線に対応するフリンジシ
フト量を示す図、第11図は同実施例により得られたホ
ログラムの平行な干渉縞が振動振幅零の場合の再生像を
示す図、第12図は同実施例により得られたホログラム
の平行な干渉縞が振動方向と振幅方向に歪んでいる場合
の再生像を示す図、第13図は第12図から得られた解
析図を示す図、第14図は同実施例により得られたホロ
グラムが振動方向色の振幅分布の再生像を示す図、第1
5図は第14図から得られた解析図である。 1°°°・°°タフルパルスレーザ装置、2°・・・・
・ビームスプリッタ、3・・・・・・平面鏡、7・・・
・・・反射鏡、8・・・・・・写真乾板、10・・・・
・・供試体、12・・・・・・光検出器、13・・・・
・・オシロスコープ、14・・・・・・位相可変2出力
発振器、16・・・・・・励振器、17・・・・・・励
振器、19・・・・・・周波数カウンタ、20・・・・
・・パルス発振器、23・・・・・・回転平面鏡、24
・・・・・・回転治具、26・・・・・・電磁石、28
・・・・・・直流電源、29・・・・・・微分回路、3
0・・・・・・遅延回路、31・・・・・・ゲート回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ダブルパルスレーザ装置から発射されるダブルパル
    スレーザ光をビームスプリッタで2光束に分割し、この
    2光束のうちの一方を参照光とするとともに他方を物体
    照射光して被測定物体へ投光してホログラムを作成する
    方法において、上記ビームスプリッタと上記被測定物体
    との間に回転反射手段を設け、この回転反射手段が回転
    する間に2発の照明光を上記回転反射手段で反射させ、
    上記被測定物体に投光する照明光の第1見目と第2見目
    とをそれぞれ異なった角度から投光するようにしたこと
    を特徴とするパルスレーザホログラフィによる振動計測
    方法。
JP11106077A 1977-09-14 1977-09-14 パルスレ−ザホログラフィによる振動計測方法 Expired JPS5826528B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57110925A (en) * 1980-12-27 1982-07-10 Hino Motors Ltd Holography image pickup device
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