JPS5828283B2 - 塩化ビニルもしくは塩化ビニリデン系重合体の製造方法 - Google Patents
塩化ビニルもしくは塩化ビニリデン系重合体の製造方法Info
- Publication number
- JPS5828283B2 JPS5828283B2 JP11121676A JP11121676A JPS5828283B2 JP S5828283 B2 JPS5828283 B2 JP S5828283B2 JP 11121676 A JP11121676 A JP 11121676A JP 11121676 A JP11121676 A JP 11121676A JP S5828283 B2 JPS5828283 B2 JP S5828283B2
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- Japan
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- polymerization vessel
- polymerization
- gas
- slurry
- vinyl chloride
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は重合反応終了後に重合器内に残存する未反応単
量体を大気中に放出することなく重合器内の未反応単量
体を完全に捕集した後重合器を大気中に開放することの
できる新規かつ改良された塩化ビニルもしくは塩化ビニ
リデン系重合体の製造方法に関するものである。
量体を大気中に放出することなく重合器内の未反応単量
体を完全に捕集した後重合器を大気中に開放することの
できる新規かつ改良された塩化ビニルもしくは塩化ビニ
リデン系重合体の製造方法に関するものである。
一般に、塩化ビニル、塩化ビニリデンもしくはこれらを
主成分とする単量体の混合物を重合器内において水性媒
体中で重合させるにあたり、その重合サイクルは重合器
を密閉状態に保持して行なわれるが、どのような重合器
においても定期的に重合器内を点検する必要がある。
主成分とする単量体の混合物を重合器内において水性媒
体中で重合させるにあたり、その重合サイクルは重合器
を密閉状態に保持して行なわれるが、どのような重合器
においても定期的に重合器内を点検する必要がある。
従来、重合器内の点検のために作業者が重合器内に入る
必要のある場合には、重合反応終了後に重合器内の重合
体スラリーを排出した後、重合器内のガスを空気で置換
することにより器内ガスを大気中に放出していたが、し
かし重合体スラリーの排出後の重合器内にはまだかなり
の未反応単量体ガスが残存しているために、器内ガスを
空気置換によりそのまま大気中に放出することは大気汚
染の問題に関連して好ましくなく、一方、上記の空気置
換によっても重合器内に残存する未反応単量体ガスの完
全排出を期し難いため、このような状態の重合器内に作
業者が入ることは未反応単量体の毒性に関連して労働環
境衛生上好ましいものではなかった。
必要のある場合には、重合反応終了後に重合器内の重合
体スラリーを排出した後、重合器内のガスを空気で置換
することにより器内ガスを大気中に放出していたが、し
かし重合体スラリーの排出後の重合器内にはまだかなり
の未反応単量体ガスが残存しているために、器内ガスを
空気置換によりそのまま大気中に放出することは大気汚
染の問題に関連して好ましくなく、一方、上記の空気置
換によっても重合器内に残存する未反応単量体ガスの完
全排出を期し難いため、このような状態の重合器内に作
業者が入ることは未反応単量体の毒性に関連して労働環
境衛生上好ましいものではなかった。
本発明はかかる従来法における問題点を解決してなる新
規かつ改良された塩化ビニルもしくは塩化ビニリデン系
重合体の製造方法を提供するものであって、これは塩化
ビニル、塩化ビニリデンもしくはこれらを主成分とする
単量体を重合器内の水性媒体中で重合反応させた後、重
合器とこれに連結されたスラリータンクとの器内圧力を
均一化し、前記重合器内の重合体スラリーをスラリータ
ンクに移行させ、ついで重合器内を洗浄した後、前記重
合器を開放するにあたり、重合器内に残存するガスを吸
引排出してこれに含有される未反応単量体を回収し、減
圧状態となった重合器内に不活性ガスを導入し、ついで
この不活性ガスを吸引排出した後に減圧状態となった重
合器内に空気を導入する工程を経た後に重合器を開放す
ることを特徴とするものである。
規かつ改良された塩化ビニルもしくは塩化ビニリデン系
重合体の製造方法を提供するものであって、これは塩化
ビニル、塩化ビニリデンもしくはこれらを主成分とする
単量体を重合器内の水性媒体中で重合反応させた後、重
合器とこれに連結されたスラリータンクとの器内圧力を
均一化し、前記重合器内の重合体スラリーをスラリータ
ンクに移行させ、ついで重合器内を洗浄した後、前記重
合器を開放するにあたり、重合器内に残存するガスを吸
引排出してこれに含有される未反応単量体を回収し、減
圧状態となった重合器内に不活性ガスを導入し、ついで
この不活性ガスを吸引排出した後に減圧状態となった重
合器内に空気を導入する工程を経た後に重合器を開放す
ることを特徴とするものである。
上記した本発明の方法によれば、重合体スラリーの排出
後に重合器内に残存する未反応単量体およびその他のガ
スはその大部分がガスホルダーに回収され、ついで不活
性ガスとの置換によって、重合器内からはゾ完全に押し
出され、ついでこれはたとえば公知の活性炭吸着装置に
て吸着処理されるので、したがって重合器を開放するに
あたって未反応単量体を大気中に排出するおそれがなく
、また、必要に応じて重合器内に作業者が入る場合でも
未反応単量体による害を全くなくすることができるとい
うすぐれた効果が与えられる。
後に重合器内に残存する未反応単量体およびその他のガ
スはその大部分がガスホルダーに回収され、ついで不活
性ガスとの置換によって、重合器内からはゾ完全に押し
出され、ついでこれはたとえば公知の活性炭吸着装置に
て吸着処理されるので、したがって重合器を開放するに
あたって未反応単量体を大気中に排出するおそれがなく
、また、必要に応じて重合器内に作業者が入る場合でも
未反応単量体による害を全くなくすることができるとい
うすぐれた効果が与えられる。
つぎに本発明の方法を添付図面に例示した塩化ビニル重
合体の製造装置の系統図に基づきその工程に従って詳細
に説明する。
合体の製造装置の系統図に基づきその工程に従って詳細
に説明する。
本発明の方法を実施するにあたり、常法に従ってまず重
合器1において塩化ビニル、もしくはこれを主成分とす
る単量体混合物を水性媒体中で重合させるのであるが、
この重合反応中は重合器1は完全に密閉されている。
合器1において塩化ビニル、もしくはこれを主成分とす
る単量体混合物を水性媒体中で重合させるのであるが、
この重合反応中は重合器1は完全に密閉されている。
重合反応の終了に伴ない、重合器1内で生成された重合
体スラリーは、スラリー排出バルブ2を介して下方のス
ラリータンク3に移行されるのであるが、これは重合器
1とスラリータンク3の器内圧力の均一化の後に行なわ
れる。
体スラリーは、スラリー排出バルブ2を介して下方のス
ラリータンク3に移行されるのであるが、これは重合器
1とスラリータンク3の器内圧力の均一化の後に行なわ
れる。
この器内圧力の均一化は、重合体スラリーを重合器1か
らスラリータンク3へ円滑に移行させるために行なうの
であって、これは重合器1とスラリータンク3の気相部
とを接続している配管のバルブ4、および必要に応じて
ガスホルダー5に通じるバルブ6を開くことにより行な
われ、ついでバルブ2を開放することにより重合体スラ
リーは重力の作用下にスラリータンク内に流下され、ま
たスラリーの流下に伴なってスラリータンクから押出さ
れるガスは上記配管を通して重合器に、あるいはガスホ
ルダー5に送られる。
らスラリータンク3へ円滑に移行させるために行なうの
であって、これは重合器1とスラリータンク3の気相部
とを接続している配管のバルブ4、および必要に応じて
ガスホルダー5に通じるバルブ6を開くことにより行な
われ、ついでバルブ2を開放することにより重合体スラ
リーは重力の作用下にスラリータンク内に流下され、ま
たスラリーの流下に伴なってスラリータンクから押出さ
れるガスは上記配管を通して重合器に、あるいはガスホ
ルダー5に送られる。
なお、重合器からスラリーを排出させるにあたり、図面
には示されていないがたとえば重合器内に設置した自動
洗浄装置から重合器内壁に高圧水を吹き付けることによ
り、重合器内壁に付着したスラリーあるいは水性媒体を
洗い流すことが行なわれる。
には示されていないがたとえば重合器内に設置した自動
洗浄装置から重合器内壁に高圧水を吹き付けることによ
り、重合器内壁に付着したスラリーあるいは水性媒体を
洗い流すことが行なわれる。
このようにしてスラリータンク内に移行された重合体ス
ラリーは、ついで常法に従って脱水、乾燥の後製品とし
て取出される。
ラリーは、ついで常法に従って脱水、乾燥の後製品とし
て取出される。
重合器1からスラリーを排出した後、次回の重合に備え
て、この重合器内壁にはスケール付着防止のため、たと
えばニグロシンブラック等が塗布され、ついで上記洗浄
装置により重合器内壁は再度洗浄されるが、この二度目
の洗浄に使用された水は排水バルブ7を介してドレンタ
ンク8に導びかれる。
て、この重合器内壁にはスケール付着防止のため、たと
えばニグロシンブラック等が塗布され、ついで上記洗浄
装置により重合器内壁は再度洗浄されるが、この二度目
の洗浄に使用された水は排水バルブ7を介してドレンタ
ンク8に導びかれる。
なお、ドレンタンク8に導びかれた洗浄水には、まだか
なりの未反応単量体が溶は込んでいるので、図面には示
してないが、要すればこの水はついでたとえば公知のス
トリッパーに送られ、そこで分離された未反応単量体は
上記のガスホルダー5に送られ、また清浄化された水は
系外に排出されるかあるいは循環使用に供される。
なりの未反応単量体が溶は込んでいるので、図面には示
してないが、要すればこの水はついでたとえば公知のス
トリッパーに送られ、そこで分離された未反応単量体は
上記のガスホルダー5に送られ、また清浄化された水は
系外に排出されるかあるいは循環使用に供される。
本発明の方法においては、上記した一連の重合サイクル
が終了した後、あるいはこの重合サイクルが一定回数終
了した後、重合器を開放するのに先だってまず重合器内
に残存するガスは真空ポンプ9を作動させることにより
、バルブ10.11を経てガスホルダー5に回収される
。
が終了した後、あるいはこの重合サイクルが一定回数終
了した後、重合器を開放するのに先だってまず重合器内
に残存するガスは真空ポンプ9を作動させることにより
、バルブ10.11を経てガスホルダー5に回収される
。
なお、ガスホルダー5に捕集された未反応単量体は、要
すれば精製処理工程を経て次回の重合反応に使用するこ
とができる。
すれば精製処理工程を経て次回の重合反応に使用するこ
とができる。
上記操作により重合器内に残存した未反応単量体はその
大部分がガスホルダーに回収されるが、重合器内を完全
に真空にすることは不可能であるので、重合器内にはま
だわずかの未反応単量体が残される。
大部分がガスホルダーに回収されるが、重合器内を完全
に真空にすることは不可能であるので、重合器内にはま
だわずかの未反応単量体が残される。
そこで、本発明においては、ついで上記バルブ10.1
1を閉じ、真空ポンプ9の作動を停止して、減圧された
重合器内にバルブ12を介してタンク13よりチッ素ガ
ス、炭酸ガスあるいはヘリウム等の不活性ガスを流入さ
せて重合器の器内圧力を常圧程度に戻す。
1を閉じ、真空ポンプ9の作動を停止して、減圧された
重合器内にバルブ12を介してタンク13よりチッ素ガ
ス、炭酸ガスあるいはヘリウム等の不活性ガスを流入さ
せて重合器の器内圧力を常圧程度に戻す。
重合器内が常圧に戻った後、不活性ガス供給バルブ12
を閉じ、今度は排気バルブ10,14および15を開き
再び真空ポンプ9を作動させて、重合器内の混合ガスを
排出すると、この混合ガスは活性炭吸着装置16にてそ
の中に含まれるわずかな未反応単量体が活性炭に吸着処
理され、不活性ガスのみがバルブ15を経て系外に排出
される。
を閉じ、今度は排気バルブ10,14および15を開き
再び真空ポンプ9を作動させて、重合器内の混合ガスを
排出すると、この混合ガスは活性炭吸着装置16にてそ
の中に含まれるわずかな未反応単量体が活性炭に吸着処
理され、不活性ガスのみがバルブ15を経て系外に排出
される。
なお、この排出された不活性ガスは要すれば精製工程を
経て前記不活性ガスタンク13に戻されて循環使用に供
される。
経て前記不活性ガスタンク13に戻されて循環使用に供
される。
また飽和吸着量に達した活性炭吸着装置はバルブ14を
閉じ、バルブ17゜11を開け、真空ポンプ9を作動さ
せて脱着再生される。
閉じ、バルブ17゜11を開け、真空ポンプ9を作動さ
せて脱着再生される。
上記した不活性ガスによる重合器内ガスの希釈操作は、
これを1回行なうだけでは重合器内に残存する未反応単
量体を完全に除去することがむつかしいので、この操作
は重合器内の未反応単量体濃度が作業環境の規準値、た
とえば5p、p、mを下まわるまで繰返し行なうことが
望ましい。
これを1回行なうだけでは重合器内に残存する未反応単
量体を完全に除去することがむつかしいので、この操作
は重合器内の未反応単量体濃度が作業環境の規準値、た
とえば5p、p、mを下まわるまで繰返し行なうことが
望ましい。
本発明の方法においては、上記のようにして最終の不活
性ガスによる希釈操作を終了し、重合器内の混合ガスを
排出した後、バルブ18を開いて重合器内に外気を導入
すればよく、こうした後、重合器を開放することができ
る。
性ガスによる希釈操作を終了し、重合器内の混合ガスを
排出した後、バルブ18を開いて重合器内に外気を導入
すればよく、こうした後、重合器を開放することができ
る。
以上説明した通り、本発明の方法によれば簡単な操作に
より、従来法にしたがって重合器内の残存ガスを単に空
気置換する場合にはポリ塩化ビニル製品100kg当り
0.2〜0.25−の未反応単量体が大気中に放出され
ていたものをほとんど回収することができ、その結果た
とえば1回の重合反応毎に器内点検を行なう場合、10
万トン/年のポリ塩化ビニル製造プラントにおいて20
0〜250トン/年もの未反応単量体の飛散を防止して
これを回収できるので、したがって本発明の方法は原単
位の向上、労働環境および自然環境の保全に寄与すると
ころがすこぶる犬である。
より、従来法にしたがって重合器内の残存ガスを単に空
気置換する場合にはポリ塩化ビニル製品100kg当り
0.2〜0.25−の未反応単量体が大気中に放出され
ていたものをほとんど回収することができ、その結果た
とえば1回の重合反応毎に器内点検を行なう場合、10
万トン/年のポリ塩化ビニル製造プラントにおいて20
0〜250トン/年もの未反応単量体の飛散を防止して
これを回収できるので、したがって本発明の方法は原単
位の向上、労働環境および自然環境の保全に寄与すると
ころがすこぶる犬である。
図面は本発明の方法を実施するための塩化ビニル重合体
製造装置の系統図である。 1・・・・・・重合器、2,4,6,7,10,11
。 12.14,15,17.18・・・・・・バルブ、3
・・・・・・スラリータンク、5・・・・・・ガスホル
ダー 8・・・・・・ドレンタンク、9・・・・・・真
空ポンプ、13・・・・・・不活性ガスタンク、16・
・・・・・活性炭吸着装置。
製造装置の系統図である。 1・・・・・・重合器、2,4,6,7,10,11
。 12.14,15,17.18・・・・・・バルブ、3
・・・・・・スラリータンク、5・・・・・・ガスホル
ダー 8・・・・・・ドレンタンク、9・・・・・・真
空ポンプ、13・・・・・・不活性ガスタンク、16・
・・・・・活性炭吸着装置。
Claims (1)
- 1 塩化ビニル、塩化ビニリデンもしくはこれらを主成
分とする単量体を重合器内の水性媒体中で重合反応させ
た後、重合器とこれに連結されたスラリータンクとの器
内圧力を均一化し、前記重合器内の重合体スラリーをス
ラリータンクに移行させ、ついで重合器内を洗浄した後
、前記重合器を開放するにあたり、重合器内に残存する
ガスを吸引排出してこれに含有される未反応単量体を回
収し、減圧状態となった重合器内に不活性ガスを導入し
、ついでこの不活性ガスを吸引排出した後に減圧状態と
なった重合器内に空気を導入する工程を経た後に重合器
を開放することを特徴とする塩化ビニルもしくは塩化ビ
ニリデン系重合体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11121676A JPS5828283B2 (ja) | 1976-09-16 | 1976-09-16 | 塩化ビニルもしくは塩化ビニリデン系重合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11121676A JPS5828283B2 (ja) | 1976-09-16 | 1976-09-16 | 塩化ビニルもしくは塩化ビニリデン系重合体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5336587A JPS5336587A (en) | 1978-04-04 |
| JPS5828283B2 true JPS5828283B2 (ja) | 1983-06-15 |
Family
ID=14555460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11121676A Expired JPS5828283B2 (ja) | 1976-09-16 | 1976-09-16 | 塩化ビニルもしくは塩化ビニリデン系重合体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5828283B2 (ja) |
-
1976
- 1976-09-16 JP JP11121676A patent/JPS5828283B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5336587A (en) | 1978-04-04 |
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