JPS587044B2 - 正特性サ−ミスタおよびその製造方法 - Google Patents
正特性サ−ミスタおよびその製造方法Info
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- JPS587044B2 JPS587044B2 JP6432279A JP6432279A JPS587044B2 JP S587044 B2 JPS587044 B2 JP S587044B2 JP 6432279 A JP6432279 A JP 6432279A JP 6432279 A JP6432279 A JP 6432279A JP S587044 B2 JPS587044 B2 JP S587044B2
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Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は正の抵抗温度係数を有するチタン酸バリウム系
半導体磁器より成る正特性サーミスタおよびその製造方
法に関する。
半導体磁器より成る正特性サーミスタおよびその製造方
法に関する。
正特性サーミスタはキュリ一温度を適当に選定すること
により任意の発熱温度が得られること、特定温度に達す
ると電気抵抗値が急激に増大し電流および発熱温度を自
動的に制御する電流制御機能または自己温度制御機能を
有すること等々の特長があり、安全で信頼性も高いこと
から、従来より、電子・電気回路における電流制御用素
子または各種の発熱装置における発熱源として、広く利
用されている。
により任意の発熱温度が得られること、特定温度に達す
ると電気抵抗値が急激に増大し電流および発熱温度を自
動的に制御する電流制御機能または自己温度制御機能を
有すること等々の特長があり、安全で信頼性も高いこと
から、従来より、電子・電気回路における電流制御用素
子または各種の発熱装置における発熱源として、広く利
用されている。
この正特性サーミスタは、その用途に応じて種種の形態
、構造をとるものであるが、複写機の複写紙加熱乾燥も
しくは定着用加熱装置における発熱素子として使用する
場合等には、たとえば第1図A,Bに示すように、貫通
孔1を有して円板状に形成された正特性サーミスタ素体
2の両面に電極3,4を設けると共に、貫通孔1のまわ
りに電極3,4を隔てるギャップG1を設けたものが使
用される。
、構造をとるものであるが、複写機の複写紙加熱乾燥も
しくは定着用加熱装置における発熱素子として使用する
場合等には、たとえば第1図A,Bに示すように、貫通
孔1を有して円板状に形成された正特性サーミスタ素体
2の両面に電極3,4を設けると共に、貫通孔1のまわ
りに電極3,4を隔てるギャップG1を設けたものが使
用される。
前記電極3,4は、正特性サーミスタ素体2の表面上に
ニッケル無電解メッキ法により被着形成されたニッケル
層3a,4aと、該ニッケル層3a,4aの耐酸化性半
田付け性の向上等を目的として印刷焼付けされた銀層3
b,4bとの二層構造となっており、銀層3b,4bは
ニッケル層3a,4aの全面を覆うように印刷形成され
ている。
ニッケル無電解メッキ法により被着形成されたニッケル
層3a,4aと、該ニッケル層3a,4aの耐酸化性半
田付け性の向上等を目的として印刷焼付けされた銀層3
b,4bとの二層構造となっており、銀層3b,4bは
ニッケル層3a,4aの全面を覆うように印刷形成され
ている。
上述のギャップG1は、この正特性サーミスタが第2図
a1〜a4に示す製造工程に従って製造されることから
、必要となるものである。
a1〜a4に示す製造工程に従って製造されることから
、必要となるものである。
すなわち、第2図a1に示すように貫通孔1を有してド
ーナツ円板状に形成された正特性サーミスタ素体2に対
し、第2図a2に示すように、その全表面にニッケル無
電解メッキ法によるニッケル層5を被着し、かつ熱処理
などの必要な処理を施した後、第2図83に示すように
、厚み方向の両面におけるニッケル層5の全面に、フリ
ット含有銀ペースト等を印刷焼付けして銀層6を形成し
、次に第2図a4に示すように、貫通孔1のまわりのニ
ッケル層5、銀層6および外周部のニッケル層5を、サ
ンドブラストまたはセンタレス研磨などによって削除す
る。
ーナツ円板状に形成された正特性サーミスタ素体2に対
し、第2図a2に示すように、その全表面にニッケル無
電解メッキ法によるニッケル層5を被着し、かつ熱処理
などの必要な処理を施した後、第2図83に示すように
、厚み方向の両面におけるニッケル層5の全面に、フリ
ット含有銀ペースト等を印刷焼付けして銀層6を形成し
、次に第2図a4に示すように、貫通孔1のまわりのニ
ッケル層5、銀層6および外周部のニッケル層5を、サ
ンドブラストまたはセンタレス研磨などによって削除す
る。
これによって、ニッケル層5が正特性サーミスタ素体2
の厚み方向両面側で、ギャップG1により切り離され、
第1図A,Bに示すような電極3,4を備えた正特性サ
ーミスタが得られる。
の厚み方向両面側で、ギャップG1により切り離され、
第1図A,Bに示すような電極3,4を備えた正特性サ
ーミスタが得られる。
この場合、貫通孔1内のニッケル層5は削除できないの
でそのまま残るが、ギャップG1によって電極3,4が
互に独立される。
でそのまま残るが、ギャップG1によって電極3,4が
互に独立される。
しかし、ニッケル層5上に銀層6を印刷した場合、第3
図a,に拡大して示すように、銀ペーストが貫通孔1の
内部および外周部に垂れ込み、垂れ込み部a,bが生じ
るため、第3図82に示すように、ギャップG1を形成
すべく貫通孔1のまわりをサンドブラスト7等によって
削除した場合に、垂れ込み部aが貫通孔1内に残存する
。
図a,に拡大して示すように、銀ペーストが貫通孔1の
内部および外周部に垂れ込み、垂れ込み部a,bが生じ
るため、第3図82に示すように、ギャップG1を形成
すべく貫通孔1のまわりをサンドブラスト7等によって
削除した場合に、垂れ込み部aが貫通孔1内に残存する
。
貫通孔1は当該正特性サーミスタを固定する場合に絶縁
パイプや止ネジ等を貫通させるために使用するものであ
り、前述のように垂れ込み部aが残ると内径が縮小して
しまい、絶縁パイプや止ネジを挿通させる作業が非常に
困難になる。
パイプや止ネジ等を貫通させるために使用するものであ
り、前述のように垂れ込み部aが残ると内径が縮小して
しまい、絶縁パイプや止ネジを挿通させる作業が非常に
困難になる。
さらに、この垂れ込み部aを削除しようとすれば、正特
性サーミスタ素体等が削り取られ、特性の変動を招く〇 また貫通孔1のまわりをサンドブラストによって研削す
る場合、外周部をセンタレス研磨によって研削する場合
のいずれの場合にも、ニッケル層5と銀層6が同時に研
削されるため、銀層6の展延性、粘着性によりニッケル
層5と銀層6とが互に絡み合い、研削性が悪くなるうえ
に、電極剥離などを招くこともあった。
性サーミスタ素体等が削り取られ、特性の変動を招く〇 また貫通孔1のまわりをサンドブラストによって研削す
る場合、外周部をセンタレス研磨によって研削する場合
のいずれの場合にも、ニッケル層5と銀層6が同時に研
削されるため、銀層6の展延性、粘着性によりニッケル
層5と銀層6とが互に絡み合い、研削性が悪くなるうえ
に、電極剥離などを招くこともあった。
ニッケル層5を研削して両面のニッケル層5を互に切り
離してから銀層6を印刷するようにすれば、銀層6の絡
みによる不具合は解決し得るが、この場合には、銀層6
の印刷位置がズレてギャップG1の距離が変動し、耐電
圧の低下など信頼性の低下を招へこのような欠点を除去
しようとすれば、銀層6の印刷位置を高精度で位置決め
しなければならず、作業性が悪くなる。
離してから銀層6を印刷するようにすれば、銀層6の絡
みによる不具合は解決し得るが、この場合には、銀層6
の印刷位置がズレてギャップG1の距離が変動し、耐電
圧の低下など信頼性の低下を招へこのような欠点を除去
しようとすれば、銀層6の印刷位置を高精度で位置決め
しなければならず、作業性が悪くなる。
さらに上述の製造工程における諸欠点とは別に、該正特
性サーミスタを実際に使用する場合には、マイグレーシ
ョン現象による電極間短絡事故を招き易いという重大な
欠点もあった。
性サーミスタを実際に使用する場合には、マイグレーシ
ョン現象による電極間短絡事故を招き易いという重大な
欠点もあった。
すなわち第1図A.Bに示すように銀層3b,4bの端
縁がニッケル層3a,4aの端縁上にあり、第4図に示
すように電極板8,9を電極3,4上に重ねた場合に、
銀層3b,4bの端縁が外気に直接触れる。
縁がニッケル層3a,4aの端縁上にあり、第4図に示
すように電極板8,9を電極3,4上に重ねた場合に、
銀層3b,4bの端縁が外気に直接触れる。
このため電極板8,9を介して電極3,4に電位差を与
えて発熱動作をさせたとき、高温雰囲気の中で銀層3b
,4bが外気の湿分に触れ、銀の移動現象、すなわちマ
イグレーション現象が発生する。
えて発熱動作をさせたとき、高温雰囲気の中で銀層3b
,4bが外気の湿分に触れ、銀の移動現象、すなわちマ
イグレーション現象が発生する。
しかも、前述のように、電極3,4を隔てるギャップG
1は、比較的短かい清面距離を有するたけであるから、
前述のようなマイグレーション現象を生じた場合には、
貫通孔1内のニッケル層5を介して、電極3,4が容易
に短絡されてしまう。
1は、比較的短かい清面距離を有するたけであるから、
前述のようなマイグレーション現象を生じた場合には、
貫通孔1内のニッケル層5を介して、電極3,4が容易
に短絡されてしまう。
すなわち従来の正特性サーミスタは電極構造がマイグレ
ーション現象を生じ易い構造であるうえに、マイグレー
ション現象を生じた場合には電極間短絡事故を招き易い
という欠点があったのである。
ーション現象を生じ易い構造であるうえに、マイグレー
ション現象を生じた場合には電極間短絡事故を招き易い
という欠点があったのである。
本発明は上述する諸欠点を一掃し、マイグレーション現
象による電極間短絡事故が生じ難く、しかも銀層の印刷
位置ズレを生じてもギャップの距離が変動することがな
い信頼性の高い正特性サーミスタを提供すること、およ
び電極層の一部削除により対の電極として独立させる場
合に、形状の均一性を保ちながら電極層を容易に削除す
ることができ、しかも電極剥離事故などを生じることの
ない正特性サーミスタの製造方法を提供することを目的
とする。
象による電極間短絡事故が生じ難く、しかも銀層の印刷
位置ズレを生じてもギャップの距離が変動することがな
い信頼性の高い正特性サーミスタを提供すること、およ
び電極層の一部削除により対の電極として独立させる場
合に、形状の均一性を保ちながら電極層を容易に削除す
ることができ、しかも電極剥離事故などを生じることの
ない正特性サーミスタの製造方法を提供することを目的
とする。
上記目的を達成するため、本発明は正特性サーミスタ素
体の電極形成面に対の電極を隔てるギャップを有する正
特性サーミスタにおいて、前記電極は、前記正特性サー
ミスタ素体上に被着さわたニッケル層と、該ニッケル層
上に被着されかつ前記ギャップ側端縁が前記ニッケル層
の前記ギャップ側端縁より内側に位置する銀層とより成
ることを特徴とする。
体の電極形成面に対の電極を隔てるギャップを有する正
特性サーミスタにおいて、前記電極は、前記正特性サー
ミスタ素体上に被着さわたニッケル層と、該ニッケル層
上に被着されかつ前記ギャップ側端縁が前記ニッケル層
の前記ギャップ側端縁より内側に位置する銀層とより成
ることを特徴とする。
また本発明に係る製造方法は、正特性サーミスク素体の
電極形成面に対の電極を隔てるギャップを有する正特性
サーミスタを製造する方法において、正特性サーミスタ
素体の全面にニッケル無電解メッキ法によりニッケル層
を被着した後、前記ギャップを形成する領域の外側のニ
ッケル層上に銀層を被着形成し、次に前記ギャップを形
成する領域のニッケル層を削除することを特徴とする。
電極形成面に対の電極を隔てるギャップを有する正特性
サーミスタを製造する方法において、正特性サーミスタ
素体の全面にニッケル無電解メッキ法によりニッケル層
を被着した後、前記ギャップを形成する領域の外側のニ
ッケル層上に銀層を被着形成し、次に前記ギャップを形
成する領域のニッケル層を削除することを特徴とする。
以下実施例たる添付図面を参照し、本発明の内容を詳細
に説明する。
に説明する。
第5図A,B〜第8図A,Bは、いずれも本発明に係る
正特性サーミスタの実施例を示し、第5図A〜第8図A
は斜視図、第5図B〜第8図Bは第5図A〜第8図Aの
(XI−Xi)〜(X4−X4)線上における各断面図
を示している。
正特性サーミスタの実施例を示し、第5図A〜第8図A
は斜視図、第5図B〜第8図Bは第5図A〜第8図Aの
(XI−Xi)〜(X4−X4)線上における各断面図
を示している。
まず、第5図A,Bは、すでに第1図A,Bにおいて説
明した正特性サーミスクと同じ貫通型のものを示してい
る。
明した正特性サーミスクと同じ貫通型のものを示してい
る。
この実施例の特徴は、ギャップG1を有して正特性サー
ミスタ素体2の両面に被着されたニッケル層3a,4a
の上に、該ニッケル層3a才たは4aの内端E1、外端
E2から内側に、ギャップW1,W2を隔てて、銀層3
b,4bを、円環状に設けたことである。
ミスタ素体2の両面に被着されたニッケル層3a,4a
の上に、該ニッケル層3a才たは4aの内端E1、外端
E2から内側に、ギャップW1,W2を隔てて、銀層3
b,4bを、円環状に設けたことである。
このような構造であると、ギャップG1がニッケル層3
a,4aによって定まり、銀層3b,4bがニッケル層
3a,4a上に印刷される限り、その印刷位置には無関
係になるから、銀層3b,4bの印刷位置ズレによって
ギャップG1の幅が変動するといった事態が起らなくな
り、印刷位置ズレによる耐電圧の低下や電極間短絡事故
がほぼ完全に防止できる。
a,4aによって定まり、銀層3b,4bがニッケル層
3a,4a上に印刷される限り、その印刷位置には無関
係になるから、銀層3b,4bの印刷位置ズレによって
ギャップG1の幅が変動するといった事態が起らなくな
り、印刷位置ズレによる耐電圧の低下や電極間短絡事故
がほぼ完全に防止できる。
また銀層3b,4bの端縁から貫通孔1内のニッケル層
5までの清面距離が、ギャップW1だけ拡大されるから
、銀層3b,4bのマイグレーションによる電極間短絡
事故が、それだけ生じ難くなる。
5までの清面距離が、ギャップW1だけ拡大されるから
、銀層3b,4bのマイグレーションによる電極間短絡
事故が、それだけ生じ難くなる。
しかも第9図に示したように電極3,4の上に電極板8
,9を重ねた場合、電極板8,9の下面8a,9aと、
ニッケル層3a,4aとの間に、銀層3b,4bの層厚
だけの隙間d。
,9を重ねた場合、電極板8,9の下面8a,9aと、
ニッケル層3a,4aとの間に、銀層3b,4bの層厚
だけの隙間d。
が形成される。銀層3b,4bの層厚はせいぜい10μ
程度の微小層であるから、銀層3b,4bが実質的に外
気から遮断された状態になり、まわりに高温多湿の雰囲
気があったとしても、銀層3b,4bがこれに触れるこ
とはない。
程度の微小層であるから、銀層3b,4bが実質的に外
気から遮断された状態になり、まわりに高温多湿の雰囲
気があったとしても、銀層3b,4bがこれに触れるこ
とはない。
この結果銀層3b,4bのマイグレーション現象が効果
的に抑制される。
的に抑制される。
したがってこの実施例によれば、電極間浴面距離の拡大
と、マイグレーション現象抑制作用とにより、マイグレ
ーション現象に基づく電極間短絡事故をほぼ完全に防止
することができる。
と、マイグレーション現象抑制作用とにより、マイグレ
ーション現象に基づく電極間短絡事故をほぼ完全に防止
することができる。
また第6図A,Bに示すものは、正特性サーミスタ素体
2の一面に、ニッケル層3aを円環状に形成し、該ニッ
ケル層3aの上に、その端縁E3,E4からギャップW
3,W4をとって、同軸円環状の銀層3bを形成すると
共に、該電極3によって囲まれた領域内に、貫通孔1の
ニッケル層5を介して下面の電極4に導通接続された引
出し電極10を、円環状のギャップG1を介して対向配
置した構造としてある。
2の一面に、ニッケル層3aを円環状に形成し、該ニッ
ケル層3aの上に、その端縁E3,E4からギャップW
3,W4をとって、同軸円環状の銀層3bを形成すると
共に、該電極3によって囲まれた領域内に、貫通孔1の
ニッケル層5を介して下面の電極4に導通接続された引
出し電極10を、円環状のギャップG1を介して対向配
置した構造としてある。
前記引出し電極10は、ニッケル層10aと、該ニッケ
ル層10aのギャップ側端縁E5から、ギャップW5だ
け内側に形成された銀層10bとより構成されている。
ル層10aのギャップ側端縁E5から、ギャップW5だ
け内側に形成された銀層10bとより構成されている。
また下面側の電極4もニッケル層4aの外端縁E6より
ギャップW6だけ内側に、銀層4bを形成してある。
ギャップW6だけ内側に、銀層4bを形成してある。
この実施例においても、銀層3b,10bの印刷位置ズ
レによるギャップG1の幅の変動を避けることができる
こと、電極間清面距離の拡大によりマイグレーション現
象に基づく電極間短絡事故を防止することができること
等々の効果がある。
レによるギャップG1の幅の変動を避けることができる
こと、電極間清面距離の拡大によりマイグレーション現
象に基づく電極間短絡事故を防止することができること
等々の効果がある。
なお、この実施例は、電極3と、引出し電極10が同一
面側に存在し、同一面側から電極3,4を引き出すこと
ができる利点がある。
面側に存在し、同一面側から電極3,4を引き出すこと
ができる利点がある。
第7図A,Bは正特性サーミスタ素体2の一面に対の電
極3,4を設けると共に、他面に中間電極11を設けた
構造のものを示している。
極3,4を設けると共に、他面に中間電極11を設けた
構造のものを示している。
この実施例の場合も、同一面側から電極3,4を引き出
し得る利点がある。
し得る利点がある。
電極3,4は、ギャップG1を隔てて半円弧状に形成さ
れたニッケル層3a,4a上に、その端縁E7,E8か
らギャップW7,W8だけ内側に銀層3a,4bを形成
した構造となっている、また中間電極11もニッケル層
11aと、該ニッケル層11a上にその端縁E,からギ
ャップW,たけ内側に形成した銀層1lbとの二層構造
となっている。
れたニッケル層3a,4a上に、その端縁E7,E8か
らギャップW7,W8だけ内側に銀層3a,4bを形成
した構造となっている、また中間電極11もニッケル層
11aと、該ニッケル層11a上にその端縁E,からギ
ャップW,たけ内側に形成した銀層1lbとの二層構造
となっている。
さらに第8図A,Bに示すものは、ニッケル層3a上に
、その端縁EIO,EllからギャップW1o,W11
だけ内側に、銀層3bを形成すると共に、この電極3と
同一の面上に、下面の電極4の引出し電極12を、ギャ
ップG1を隔てて対向配置した構造としてある。
、その端縁EIO,EllからギャップW1o,W11
だけ内側に、銀層3bを形成すると共に、この電極3と
同一の面上に、下面の電極4の引出し電極12を、ギャ
ップG1を隔てて対向配置した構造としてある。
引出し電極12は、正特性サーミスタ素体2の外周部に
設けた凹部13の外周ニッケル層14によって下面の電
極4に導通接続されており、このニッケル層14から延
長されたニッケル層12a上に、その端縁E12からギ
ャップW12だけ内側に、銀層12bを設けてある。
設けた凹部13の外周ニッケル層14によって下面の電
極4に導通接続されており、このニッケル層14から延
長されたニッケル層12a上に、その端縁E12からギ
ャップW12だけ内側に、銀層12bを設けてある。
上述の第7図、第8図に示した実施例のいずれも、第5
図、第6図と同様の効果を得ることができる。
図、第6図と同様の効果を得ることができる。
次に第10図a1〜a4を参照し、本発明に係る正特性
サーミスタの製造方法について説明する。
サーミスタの製造方法について説明する。
この実施例は、第5図に示した正特性サーミスクを製造
する方法を示しているが、第6図〜第8図に示した正特
性サーミスタの製造方法にも同様に適用し得るものであ
る。
する方法を示しているが、第6図〜第8図に示した正特
性サーミスタの製造方法にも同様に適用し得るものであ
る。
まず、第10図a1に示すように、正特性サーミスタ素
体2の全表面にニッケル無電解メッキ法によりニッケル
層15を被着形成する。
体2の全表面にニッケル無電解メッキ法によりニッケル
層15を被着形成する。
次に熱処理等の必要な処理を施した後、第10図32に
示すよウニ、ニッケル層15の上にフリット含有銀ペー
ストを印刷して銀層16を形成し、かつ焼付ける。
示すよウニ、ニッケル層15の上にフリット含有銀ペー
ストを印刷して銀層16を形成し、かつ焼付ける。
銀層16の印刷にあたっては、ニッケル層15の端縁E
13,E14より銀層16の端縁E15,E16が、ギ
ャップW13,W14だけ内側に位置し、ニッケル層1
5の露出部分17が残るように印刷形成する。
13,E14より銀層16の端縁E15,E16が、ギ
ャップW13,W14だけ内側に位置し、ニッケル層1
5の露出部分17が残るように印刷形成する。
これにより垂れ込みが防止される。
次に第10図a3に示すように、サンドブラスト等によ
り、貫通孔1のまわりに形成されたニッケル層15の露
出部分17をギャップG1だけ削除する。
り、貫通孔1のまわりに形成されたニッケル層15の露
出部分17をギャップG1だけ削除する。
この場合、銀層16は削除せず、その端縁El5,E1
6がニッケル層15の端縁E17,E18よリギャップ
W17,W18だけ内側に位置するように削除する。
6がニッケル層15の端縁E17,E18よリギャップ
W17,W18だけ内側に位置するように削除する。
このようにすれば、銀層16の研磨に伴う諸欠点、すな
わち銀層16の絡みによる研磨作業性の低下や、電極剥
離事故などを生じることなく、研磨性の良好なニッケル
層15だけを研磨することができる。
わち銀層16の絡みによる研磨作業性の低下や、電極剥
離事故などを生じることなく、研磨性の良好なニッケル
層15だけを研磨することができる。
次に第10図a4に示すように、外周部のニッケル層1
5をセンクレス研磨によって削除する。
5をセンクレス研磨によって削除する。
これによって第5図A,Hに示すような正特性サーミス
クが完成するわけであるが、このセンクレス研磨の際も
、銀層16が研磨されることがないから、前述のサンド
ブラストによる研磨のときと同様に、電極剥離などの事
故を招くことなく、容易に研磨することができる。
クが完成するわけであるが、このセンクレス研磨の際も
、銀層16が研磨されることがないから、前述のサンド
ブラストによる研磨のときと同様に、電極剥離などの事
故を招くことなく、容易に研磨することができる。
以上のように、本発明は、正特性サーミスタ素体の電極
形成面に対の電極を隔てるギャップを有する正特性サー
ミスクにおいて、前記電極は前記正特性サーミスタ素体
上に被着されたニッケル層と、該ニッケル層上に被着さ
れかつ前記ギャップ側端縁が前記ニッケル層の前記ギャ
ップ側端縁より内側に位置する銀層とより構成されるこ
とを特徴とするから、次のような効果がある。
形成面に対の電極を隔てるギャップを有する正特性サー
ミスクにおいて、前記電極は前記正特性サーミスタ素体
上に被着されたニッケル層と、該ニッケル層上に被着さ
れかつ前記ギャップ側端縁が前記ニッケル層の前記ギャ
ップ側端縁より内側に位置する銀層とより構成されるこ
とを特徴とするから、次のような効果がある。
(1)電極間距離が拡大されマイグレーションによる電
極間短絡事故が起り難くなる。
極間短絡事故が起り難くなる。
(2)銀層の印刷位置ズレを生じても、ギャップの幅が
変動することがないから、電極間距離がギャップの幅に
よって定まる一定の距離に保たれ、信頼性が向上する。
変動することがないから、電極間距離がギャップの幅に
よって定まる一定の距離に保たれ、信頼性が向上する。
(3)銀層の印刷形成作業が容易である。
(4)電極上に電極板を重ねるタイプのものでは、銀層
のマイグレーション現象の発生を抑制し、マイグレーシ
ョンに基づく電極間短絡事故をほぼ完全になくすること
ができる。
のマイグレーション現象の発生を抑制し、マイグレーシ
ョンに基づく電極間短絡事故をほぼ完全になくすること
ができる。
また本発明に係る製造方法は、上述の正特性サーミスタ
を得るにあたり、正特性サーミスタ素体の全面にニッケ
ル無電解メッキ法によりニッケルメッキ層を被着した後
、ギャップを形成する領域の外側のニッケル層上に銀層
を被着形成し、次に前記ギャップを形成する領域のニッ
ケル層を削除することを特徴とするから、対の電極を隔
てるギャップ形成にあたり、サンドブラストまたはセン
タレス研磨により電極の一部を削除する場合に、研磨性
の良好なニッケル層だけを研磨すればよく、銀層の研磨
による諸欠点、すなわち研磨性の悪さや、電極剥離事故
を避けることができる。
を得るにあたり、正特性サーミスタ素体の全面にニッケ
ル無電解メッキ法によりニッケルメッキ層を被着した後
、ギャップを形成する領域の外側のニッケル層上に銀層
を被着形成し、次に前記ギャップを形成する領域のニッ
ケル層を削除することを特徴とするから、対の電極を隔
てるギャップ形成にあたり、サンドブラストまたはセン
タレス研磨により電極の一部を削除する場合に、研磨性
の良好なニッケル層だけを研磨すればよく、銀層の研磨
による諸欠点、すなわち研磨性の悪さや、電極剥離事故
を避けることができる。
また銀層はニッケル層の内側に印刷されるので、印刷時
の銀ペーストの垂れなどもなく、垂れを削除するための
工程も必要としないから、形状の均一性が保たれ、特性
の安定したものを、能率良く製造することができる。
の銀ペーストの垂れなどもなく、垂れを削除するための
工程も必要としないから、形状の均一性が保たれ、特性
の安定したものを、能率良く製造することができる。
第1図A,Bは従来の正特性サーミスタの斜視図および
断面図、第2図a1〜a4はその製造工程図、第3図a
l,a2は第2図a1〜a4の製造工程における欠点を
説明する図、第4図は第1図A,Bに示す正特性サーミ
スタの使用時における欠点を説明する図、第5図A,B
〜第8図A,Bはいずれも本発明に係る正特性サーミス
タの各実施例を示し、第5図A〜第8図Aはその斜視図
、第5図B〜第8図Bは第5図A〜第8図Aの(X1一
Xt)〜(X4−X4)線上における各断面図、第9図
は第5図A,Bに示した正特性サーミスタの使用状態に
おける効果を説明する図、第10図は本発明に係る正特
性サーミスタの製造方法の工程図である。 1・・・・・・貫通孔、2・・・・・・正特性サーミス
タ、3,4・・・・・・電極、3a,4a・・・・・・
ニッケル層、3b,4b・・・・・・銀層、5・・・・
・・ニッケル層、G1・・・・・・ギャップ。
断面図、第2図a1〜a4はその製造工程図、第3図a
l,a2は第2図a1〜a4の製造工程における欠点を
説明する図、第4図は第1図A,Bに示す正特性サーミ
スタの使用時における欠点を説明する図、第5図A,B
〜第8図A,Bはいずれも本発明に係る正特性サーミス
タの各実施例を示し、第5図A〜第8図Aはその斜視図
、第5図B〜第8図Bは第5図A〜第8図Aの(X1一
Xt)〜(X4−X4)線上における各断面図、第9図
は第5図A,Bに示した正特性サーミスタの使用状態に
おける効果を説明する図、第10図は本発明に係る正特
性サーミスタの製造方法の工程図である。 1・・・・・・貫通孔、2・・・・・・正特性サーミス
タ、3,4・・・・・・電極、3a,4a・・・・・・
ニッケル層、3b,4b・・・・・・銀層、5・・・・
・・ニッケル層、G1・・・・・・ギャップ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 正特性サーミスタ素体の電極形成面に対の電極を隔
てるギャップを有する正特性サーミスクにおいて、前記
電極は前記正特性サーミスタ素体上に被着されたニッケ
ル層と、該ニッケル層上に被着されかつ前記ギャップ側
端縁が前記ニッケル層のギャップ側端縁より内側に位置
する銀層とより構成されることを特徴とする正特性サー
ミスタ。 2 貫通孔を有して平板状に形成された正特性サーミス
タ素体の両面に対の電極を有し、該対の電極は前記貫通
孔の内周面と各電極との間に形成されたギャップによっ
て隔てられることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載の正特性サーミスタ。 3 貫通孔を有して平板状に形成された正特性サーミス
タ素体の両面に対の電極を有し、該対の電極の一方は前
記貫通孔を介して前記対の電極の他方と同一の面に引き
出された引出し電極を有し、該引出し電極と前記対の電
極の他方との間に前記ギャップを有して成ることを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載の正特性サーミスタ
。 4 平板状に形成された正特性サーミスタの両面に対の
電極を有し、該対の電極の一方は前記正特性サーミスタ
の外周部に設けた凹部を介して前記対の電極の他方と同
一の面上に引き出された引出し電極を有し、該引出し電
極と前記対の電極の他方との間に前記ギャップを有して
成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の正
特性サーミスタ。 5 前記対の電極は前記正特性サーミスタの同一面上に
設けられたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の正特性サーミスタ。 6 正特性サーミスタ素体の電極形成面上に対の電極を
隔てるギャップを有する正特性サーミスクを製造する方
法において、正特性サーミスク素体の全面にニッケル無
電解メッキ法によりニッケル層を被着した後、前記ギャ
ップを形成する領域の外側のニッケル層上に銀層を被着
形成し、次にギャップを形成する領域のニッケル層を削
除することを特徴とする正特性サーミスクの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6432279A JPS587044B2 (ja) | 1979-05-24 | 1979-05-24 | 正特性サ−ミスタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6432279A JPS587044B2 (ja) | 1979-05-24 | 1979-05-24 | 正特性サ−ミスタおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55156301A JPS55156301A (en) | 1980-12-05 |
| JPS587044B2 true JPS587044B2 (ja) | 1983-02-08 |
Family
ID=13254878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6432279A Expired JPS587044B2 (ja) | 1979-05-24 | 1979-05-24 | 正特性サ−ミスタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587044B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60149825A (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-07 | Osaka Gas Co Ltd | パ−ナにおける消火安全装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02136302U (ja) * | 1989-04-18 | 1990-11-14 | ||
| JP5778690B2 (ja) | 2010-11-22 | 2015-09-16 | Tdk株式会社 | チップサーミスタ及びサーミスタ集合基板 |
-
1979
- 1979-05-24 JP JP6432279A patent/JPS587044B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60149825A (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-07 | Osaka Gas Co Ltd | パ−ナにおける消火安全装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55156301A (en) | 1980-12-05 |
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