JPS5914536B2 - 電縫鋼管 - Google Patents
電縫鋼管Info
- Publication number
- JPS5914536B2 JPS5914536B2 JP51030387A JP3038776A JPS5914536B2 JP S5914536 B2 JPS5914536 B2 JP S5914536B2 JP 51030387 A JP51030387 A JP 51030387A JP 3038776 A JP3038776 A JP 3038776A JP S5914536 B2 JPS5914536 B2 JP S5914536B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- steel pipe
- electric resistance
- steel
- resistance welded
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は従来鋼に比較してAl、S成分の含有量の著し
く低くCu成分が添加されていない鋼にTi tZr
tyの回れか1成分又は2成分以上を添加した工業用水
、海水等に対する電縫部の選択腐食抵抗性が大にして且
つ安価な電縫鋼管およびその製造方法に関するものであ
る。
く低くCu成分が添加されていない鋼にTi tZr
tyの回れか1成分又は2成分以上を添加した工業用水
、海水等に対する電縫部の選択腐食抵抗性が大にして且
つ安価な電縫鋼管およびその製造方法に関するものであ
る。
従来電縫鋼管は安価で寸法精度が良好なことから工業用
水や海水用の配管或は熱交換機用配管としてその使用量
は年々増大の傾向にある。
水や海水用の配管或は熱交換機用配管としてその使用量
は年々増大の傾向にある。
しかしながら従来の使用実績によれば母材の耐食性は充
分であるのに、はんの数100μ程度の幅の溶接部の中
心のみが選択的に母材の何10倍にも腐食される欠点が
あり、そのため電縫鋼管は漏洩事故をしばしば起してい
る。
分であるのに、はんの数100μ程度の幅の溶接部の中
心のみが選択的に母材の何10倍にも腐食される欠点が
あり、そのため電縫鋼管は漏洩事故をしばしば起してい
る。
電縫鋼管の上記の様な腐食を防止するためには電縫鋼管
全体の完全焼きなまし、過度の材質の向上などが考えら
れているが、これらの対策はコストアップを招き、又腐
食防止に対しても充分ではない。
全体の完全焼きなまし、過度の材質の向上などが考えら
れているが、これらの対策はコストアップを招き、又腐
食防止に対しても充分ではない。
上記に鑑み、本発明者等は電縫鋼管の溶接部の選択腐食
の機構の上からその防止対策に関して鋭意研究した結果
、従来の鋼に比較してAA、Sの含有量の低くかつCu
が添加されていない鋼にTitZr tYのうち何れか
1成分又は2成分以上を添加した材質の鋼材を使用する
ことによって本発明を完成するに至ったもので、本発明
者等の研究によると、電縫鋼管の電縫部の工業用水或は
海水中に於ける選択腐食の原因は電縫部の溶接中心がそ
の周辺母材部に比較して自然電位が低いため腐食の局部
電池において溶接部中心が陽極、その周辺部が陰極とな
り陽極における腐食が進行する。
の機構の上からその防止対策に関して鋭意研究した結果
、従来の鋼に比較してAA、Sの含有量の低くかつCu
が添加されていない鋼にTitZr tYのうち何れか
1成分又は2成分以上を添加した材質の鋼材を使用する
ことによって本発明を完成するに至ったもので、本発明
者等の研究によると、電縫鋼管の電縫部の工業用水或は
海水中に於ける選択腐食の原因は電縫部の溶接中心がそ
の周辺母材部に比較して自然電位が低いため腐食の局部
電池において溶接部中心が陽極、その周辺部が陰極とな
り陽極における腐食が進行する。
この溶接部中心の自然電位が著しく低くなり、そのため
溶接部中心が局部電池の陽極となる理由は、 (イ)溶接部の周辺における結晶粒が微細であるか、或
は焼入れ組織となっている。
溶接部中心が局部電池の陽極となる理由は、 (イ)溶接部の周辺における結晶粒が微細であるか、或
は焼入れ組織となっている。
(吻 水に溶出しやすいMnSやFeSが溶接部の中心
に集中しやすい。
に集中しやすい。
(1MnsやFeSの形態が溶接線にそって線状になる
。
。
ことが考えられる。
本発明は鋼の組成な低A7にすることによって上記(イ
)、Hを改良し、低SにしてMnSやFeSを少くし更
にZr sT i tYを添加して水に不溶性(7)Z
r tT i tYの硫化物を形成せしめることによっ
て(ロ)を改良し、溶接のままの状態で工業用水に対す
る電縫鋼管の溶接部の選択腐食抵抗を著しく高めんとす
るものである。
)、Hを改良し、低SにしてMnSやFeSを少くし更
にZr sT i tYを添加して水に不溶性(7)Z
r tT i tYの硫化物を形成せしめることによっ
て(ロ)を改良し、溶接のままの状態で工業用水に対す
る電縫鋼管の溶接部の選択腐食抵抗を著しく高めんとす
るものである。
更に上記成分よりなる電縫鋼管の溶接部の入を、850
℃〜950℃で30分以下、局部熱処理することによっ
て選択腐食を殆んど完全に防止することを可能ならしめ
たものである。
℃〜950℃で30分以下、局部熱処理することによっ
て選択腐食を殆んど完全に防止することを可能ならしめ
たものである。
次に本発明の電縫鋼管の成分を限定した理由を以下に詳
述する。
述する。
Cは電縫鋼管の用途に応じて強度を得るために必要で0
.30%以下が適邑である。
.30%以下が適邑である。
Siは通常は脱酸のために必要であるが多過ぎると加工
性、溶接性を劣化させるので0.35%以下とする。
性、溶接性を劣化させるので0.35%以下とする。
Mnは製鋼過程における脱硫及び熱間加工性の向上のた
めに必要であるが、0.25係未満では効果が得られず
又1係を越えると溶接部の組織均一化のためには好まし
くない。
めに必要であるが、0.25係未満では効果が得られず
又1係を越えると溶接部の組織均一化のためには好まし
くない。
Pは不純物元素のためにできるだけ低いのが望ましく0
.035%以下とする。
.035%以下とする。
Sは溶接部中心において腐食の発生点となり、FeSや
MnSを生成するので含有量が低いことが望ましく、0
.035%以下とする。
MnSを生成するので含有量が低いことが望ましく、0
.035%以下とする。
AAは通常の鋼に存在する量の0.03%前後存在する
と溶接部近傍の結晶粒が微細化され、そうでない溶接部
中央の局部溶解が促進される。
と溶接部近傍の結晶粒が微細化され、そうでない溶接部
中央の局部溶解が促進される。
更に溶接部中央においてはAlはAl2O3となって存
在し、MnSやFeSの線状性硫化物の生成核となる。
在し、MnSやFeSの線状性硫化物の生成核となる。
このため本発明鋼の根本点としては低Sで低Alにすれ
ば溶接部近傍の結晶粒の微細化により電位差の発生が防
止され、また生成する硫化物も少量でしかも線状ではな
く球状になるので溶接部選択腐食の抵抗性が著しく増大
する。
ば溶接部近傍の結晶粒の微細化により電位差の発生が防
止され、また生成する硫化物も少量でしかも線状ではな
く球状になるので溶接部選択腐食の抵抗性が著しく増大
する。
そのためにはAlの量を0.01%以下とする。
T itZ r t Yは電縫鋼管の選択腐食に対する
抵抗性を更に向上させるのに必要で0.01%以下の低
AI含量の条件下で鋼中のSを水に不溶性のT 1 t
Z r tYの硫化物とするためには、T i tZr
、Yの何れか1成分又は2成分以上を0.05〜0.3
0係添加する。
抵抗性を更に向上させるのに必要で0.01%以下の低
AI含量の条件下で鋼中のSを水に不溶性のT 1 t
Z r tYの硫化物とするためには、T i tZr
、Yの何れか1成分又は2成分以上を0.05〜0.3
0係添加する。
又局部加熱の条件については850℃より低いと耐食性
向上の効果が少なく、950℃より高いとブレーングロ
ースを起し、溶接部の強度の低下や加工性の劣化が起り
好ましくない。
向上の効果が少なく、950℃より高いとブレーングロ
ースを起し、溶接部の強度の低下や加工性の劣化が起り
好ましくない。
一方加熱時間については30分間を越えてもあまり耐食
性向上に効果がない。
性向上に効果がない。
次に実施例によって本発明を詳細説明する。
実施例 1
第1表に実施例1に使用した本発明鋼の化学組成を比較
鋼と共に示した。
鋼と共に示した。
第2表は25ψ×2t×1001(朋辺試験的に製造し
た電縫鋼管の溶接のままのもの及び溶接ビード部のみを
900℃で1分局部熱処理したものについて工業用水(
300p pm Cl、流速2F7L/see、温度5
0℃)中で1ケ月間試験した結果である。
た電縫鋼管の溶接のままのもの及び溶接ビード部のみを
900℃で1分局部熱処理したものについて工業用水(
300p pm Cl、流速2F7L/see、温度5
0℃)中で1ケ月間試験した結果である。
第2表から、通常の鋼におけるAI含南量の鋼(A−D
)及び低S鋼(E)でも何れも選択腐食を厳しく受けて
いる。
)及び低S鋼(E)でも何れも選択腐食を厳しく受けて
いる。
又硫化物生成元素(TitZr tY)を添加した鋼(
F 、G 、H)は通常のAl量であれば、溶接部選択
腐食に対して抵抗性は充分ではない。
F 、G 、H)は通常のAl量であれば、溶接部選択
腐食に対して抵抗性は充分ではない。
しかし低Alで硫化物生成元素を添加した通常Sの鋼I
、に、Mでは溶接のままでも殆んど選択腐食がないまで
に向上する。
、に、Mでは溶接のままでも殆んど選択腐食がないまで
に向上する。
更に低SでTitZr tYを夫々単独又は2成分添加
した(J 、L 、N 、O、P 、Q)場合は溶接ま
まの状態でも又勿論局部加熱によっても選択腐食が完全
に防止されることが分る。
した(J 、L 、N 、O、P 、Q)場合は溶接ま
まの状態でも又勿論局部加熱によっても選択腐食が完全
に防止されることが分る。
Claims (1)
- I C0,3%以下、Si0.35%以下、M n
0.25〜1.0%、Po、035チ以下、So、03
5チ以下、Ai、01%以下およびTi tZr tY
の何れか1種又は2種以上を0.05〜0.3%含有し
、残部は実質的にFeよりなることを特徴とする電縫部
の選択腐食に対する抵抗性の大なる電縫鋼管、2C0,
30%以下、Si0.35’1以下、Mn0.25〜1
.0%、Po、035%以下、80.035チ以下、A
10.01%以下およびTi tZr tYの何れか1
種又は2種以上を0.05〜0.30%含有し、残部は
実質的にFeよりなる鋼板を溶接して電縫鋼管にした後
、溶接ビード部のみを850℃〜950℃で30分間以
下、局部熱処理を施すことを特徴とする電縫部の選択腐
食に対する抵抗性の大なる電縫鋼管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51030387A JPS5914536B2 (ja) | 1976-03-18 | 1976-03-18 | 電縫鋼管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51030387A JPS5914536B2 (ja) | 1976-03-18 | 1976-03-18 | 電縫鋼管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52113318A JPS52113318A (en) | 1977-09-22 |
| JPS5914536B2 true JPS5914536B2 (ja) | 1984-04-05 |
Family
ID=12302478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51030387A Expired JPS5914536B2 (ja) | 1976-03-18 | 1976-03-18 | 電縫鋼管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914536B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0762215B2 (ja) * | 1989-10-17 | 1995-07-05 | 新日本製鐵株式会社 | 電縫部の選択腐食に対して抵抗の大なる電縫鋼管及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5328845B2 (ja) * | 1972-07-20 | 1978-08-17 |
-
1976
- 1976-03-18 JP JP51030387A patent/JPS5914536B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52113318A (en) | 1977-09-22 |
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