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JPS5916564B2 - 炭化水素樹脂の製造方法 - Google Patents
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JPS5916564B2 - 炭化水素樹脂の製造方法 - Google Patents

炭化水素樹脂の製造方法

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JPS5916564B2
JPS5916564B2 JP7888376A JP7888376A JPS5916564B2 JP S5916564 B2 JPS5916564 B2 JP S5916564B2 JP 7888376 A JP7888376 A JP 7888376A JP 7888376 A JP7888376 A JP 7888376A JP S5916564 B2 JPS5916564 B2 JP S5916564B2
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JP
Japan
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unsaturated hydrocarbon
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dicyclopentadiene
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貴幸 中野
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炭化水素樹脂の製造方法に関する。
さらに詳しくは、ロジン変性物などのロジン系樹脂、ア
ルキツド系樹脂などの極性基を有する樹脂との相溶性に
優れた炭化水素樹脂の製造方法に関する。石油類の熱分
解の際に得られる不飽和炭化水素含有留分をフリーデル
クラフツ型触媒の存在下に重合し、炭化水素樹脂を製造
する方法はよく知られている。炭化水素樹脂は、沸点範
囲が−20ないし+100℃の不飽和炭化水素含有留分
を重合して得られる脂肪族系炭化水素樹脂、沸点範囲が
140ないし280℃の不飽和炭化水素含有留分を重合
して得られる芳香族系炭化水素樹脂および両方の不飽和
炭化水素含有留分を共重合して得られる脂肪族芳香族共
重合炭化水素樹脂の三種類に分類される。これらの炭化
水素樹脂のうちで脂肪族系炭化水素樹脂は色相および耐
熱安定性には優れているが、トラフイツクペイント、ホ
ツトメルト接着剤、粘着テープ、印刷インキなどのよう
にロジン系樹脂、アルキツド樹脂等のような極性基を有
する樹脂と併用する場合には、脂肪族系炭化水素樹脂は
これらの樹脂との相溶性が劣るという欠点がある。また
、芳香族系炭化水素樹脂は、一般に軟化点が高くかつ極
性基を有する樹脂との相溶性は優れているが、色相、耐
熱安定性および耐候性が劣るという欠点があるために、
やはりトラフイツクペイント、ホツトメルト接着剤、感
圧接着剤、粘着テープ、印刷インキなどの用途には使用
し難い。また、特公昭38−3590号公報、特公昭4
0−29024号公報あるいは特開昭48−60789
号公報などに提案された脂肪族芳香族共重合炭化水素樹
脂では、脂肪族系炭化水素樹脂および芳香族系炭化水素
樹脂のそれぞれの欠点はある程度は改善されるが、しか
し同時に両方の樹脂の前記のそれぞれの長所が減殺され
ることも避けられない。たとえば、とくにこの脂肪族芳
香族共重合炭化水素樹脂は極性基を有する他の樹脂との
相溶性および耐熱安定性が充分でなく、これらの物性が
要求される前記の用途に使用しても充分の性能を発揮す
ることはできない。その他に、この脂肪族芳香族共重合
炭化水素樹脂は一般に軟化点が低く、強いて高軟化点の
樹脂を製造するためには重合操作を低い温度で実施しな
ければならず、用役を多消費するという欠点もある。一
方、脂肪族系不飽和炭化水素含有留分に加熱処理を施し
てジエン類、あるいはシクロジエン類を環化二量化させ
、たとえば、シンクロペンタジエン類に変化させた後重
合する方法は特開昭48一90383号公報、特開昭4
9−107394号公報、特開昭48−28591号公
報などにそれぞれ提案されて公知である。しかし、これ
らの方法で得られる炭化水素樹脂は軟化点が高く、かつ
耐熱安定性には優れているが、極性基を有する他の樹脂
への相溶性は充分ではない。本発明者らは、色相、耐熱
安定性および極性基を有する他の樹脂への相溶性および
耐候性が優れていてかつ軟化点が調節が容易であり6熱
溶融型トラフイツクペイント、ホツトメルト接着剤、感
圧接着剤、印刷インキなどの用途に利用できる炭化水素
樹脂の製造法について検討した結果、脂肪族系不飽和炭
化水素含有留分、シンクロペンタジエン類成分および芳
香族系不飽和炭化水素成分をそれぞれ特定の割合で含有
する不飽和炭化水素含有留分を重合することにより上記
の目的を達成できることを見い出し、本発明に到達した
すなわち、本発明は、石油類の熱分解の際に生成する沸
点範囲が−20ないし+100℃の脂肪族系不飽和炭化
水素含有留分(a)中の鎖状脂肪族系不飽和炭化水素成
分を30ないし90重量%の範囲、シンクロペンタジエ
ン類成分を5ないし30重量%の範囲および沸点範囲が
140ないし240℃にある任意の芳香族系不飽和炭化
水素成分(c)を5ないし40重量%の範囲で含有し、
かつシクロペンタジエン類成分を約1重量%以下に調節
した不飽和炭化水素含有留分を、フリーデルクラフツ型
触媒の存在下に重合することを特徴とする炭化水素樹脂
の製造方法である。
本発明の炭化水素樹脂の製造方法において重合原料とし
て使用される脂肪族系不飽和炭化水素含有留分(a)は
、石油類の水蒸気分解、サンドクラツキング、ハイドロ
リホーミングなどの熱分解の際に生成する沸点範囲が−
20ないし+100℃の脂肪族系不飽和炭化水素含有留
分である。
この脂肪族系不飽和炭化水素含有留分には、2−メチル
ー1−ブテン、2−メチル−2−ブテン、1−ベンゼン
、2−ベンゼン、1−ブテン、2−ブテン、イソブチレ
ンなどのC5、C4を主成分とするアルケン類;ピペリ
レン、イソプレン、シクロペンタジエン、メチルシクロ
ペンタジエン、ブタジエンなどのC5、C4を主成分と
するジエン類;2−メチルブタン、2・2−ジメチルプ
ロパン、シクロプロパン、シクロペンタン、ブタンなど
のC5、C4を主成分とする脂肪族系飽和炭化水素成分
が含まれている。これらの脂肪族系不飽和炭化水素含有
留分からイソプレンあるいはブタジエンなどの特定の不
飽和炭化水素成分を除去した留分を使用することもでき
る。前記の沸点範囲の脂肪族系不飽和炭化水素含有留分
のうちの任意の沸点範囲の留分を使用することができる
が、沸点範囲が20ないし100℃の脂肪族系不飽和炭
化水素含有留分を本発明の方法に使用することが特に好
ましい。本発明の方法で使用される石油類の熱分解の際
に生成する沸点範囲が−20ないし+100℃の脂肪族
系不飽和炭化水素含有留分(a)の使用量は、重合原料
の不飽和炭化水素含有留分のうちの全不飽和炭化水素成
分中の鎖状脂肪族系不飽和炭化水素成分の含有率として
30ないし90重量%の範囲にあることが必要であり、
40ないし80重量%の範囲にあることがとくに好まし
い。
全不飽和炭化水素成分中の前記脂肪族系炭化水素成分の
含有率が30重量%より少なくなると得られる炭化水素
樹脂の耐熱安定性ならびに耐候性は悪化する。前記脂肪
族系炭化水素成分の含有率が90重量%より多くなると
得られる炭化水素樹脂の極性基を有する他の樹脂に対す
る相溶性は著しく悪化する。本発明の方法において使用
される前記の沸点範囲の脂肪族系不飽和炭化水素含有留
州a)中には、シクロペンタジエンあるいはメチルシク
ロペンタジエンなどのシクロペンタジエン類成分が含ま
れているが、本発明の方法では重合段階における不溶性
ゲルの副生を防止するために、これらのシクロペンタジ
エン類成分が約1重量%以下であることが必要であり、
とくには含有しない脂肪族系不飽和炭化水素含有留分を
使用することが好ましい。そのためには、予め重合前に
加熱処理を施すことによつてこれらのシクロペンタジエ
ン類成分をシンクロペンタジエン類に変換させた不飽和
炭化水素含有留分を使用することが好ましい。このよう
に脂肪族系不飽和炭化水素含有留分の加熱処理によつて
シクロペンタジエン類成分をシンクロペンタジエン類に
変換させた場合には、この操作によつて生成しかつこの
不飽和炭化水素含有留分中に含まれるシンクロペンタジ
エン類は後述するようにシンクロペンタジエン類成分(
b)として換算される。本発明の炭化水素樹脂の製造方
法において重合原料として使用されるジシクロペンタジ
エ7類成分(b)としては、シンクロペンタジエン、メ
チルジシクロペンタジエン、ジメチルジシクロペンタジ
エンなどのシンクロペンタジエン誘導体があげられる。
これらのシンクロペンタジエン類成分の1種あるいは2
種以上の混合物が使用され、これらのシンクロペンタジ
エン類成分を含有する混合留分を使用することもできる
。これらのシンクロペンタジエン類成分のうちではシン
クロペンタジエンあるいはシンクロペンタジエンを含有
する混合留分を本発明の方法に使用することが好ましい
。重合原料の不飽和炭化水素含有留分のうちの全不飽和
炭化水素成分中のシンクロペンタジエン類成分(b)の
含有率は5ないし30重量%の範囲にあることが必要で
あり、10ないし25重量%の範囲にあることがとくに
好ましい。全不飽和炭化水素成分中のシンクロペンタジ
エン類成分の含有率が5重量%より少なくなると、得ら
れる炭化水素樹脂の耐熱安定性が劣るようになり、かつ
軟化点も低下するようになる。シンクロペンタジエン類
成分の含有率が30重量%より多くなると、得られる炭
化水素樹脂の軟化点が高くなりすぎ、かつその調節も困
難になり、またゲルが多生するだけでなく、生成する樹
脂の分子量分布が広くなるために、極性基を有する樹脂
との相溶性が低下する欠点が生ずる。前述したようにジ
シクロペンタジエ7類成分(b)としてシンクロペンタ
ジエン類成分を含有する混合留分を使用することができ
る。
たとえば、脂肪族系不飽和炭化水素含有留分(a)およ
びシンクロペンタジエン類成州b)の混合留分として、
石油類の熱分解の際に生成する沸点範囲が−20ないし
+100℃であつて、かつシクロペンタジエン類成分を
含有する脂肪族系不飽和炭化水素含有留分に50ないし
250℃の温度で加熱処理を施すことによつてシクロペ
ンタジエン類成分をジシクロペンタジエ7類成分に変換
させ、さらに必要に応じてシンクロペンタジエン類成分
を添加することにより全不飽和炭化水素成分中のシンク
ロペンタジエン類成分の含有率が前記の範囲になるよう
に調節した不飽和炭化水素含有留分を使用することが好
ましい。本発明の炭化水素樹脂の製造方法において重合
原料として使用される芳香族系不飽和炭化水素成分(c
)は、沸点範囲が140ないし240℃にある任意の芳
香族系不飽和炭化水素成分である。
さらに具体的には、たとえば、スチレン、α−メチルス
チレン、β−メチルスチレン、ビニルトルエン、イソプ
ロペニルトルエン、アルリルベンゼン、アルリルトルエ
ン、1−プロペニルトルエン、インデン、メチルインデ
ンなどをあげることができ、これらの芳香族系不飽和炭
化水素成分の1種のみならず2種以上の混合物を使用す
ることもできる。また、この芳香族系不飽和炭化水素成
分として石油類の水蒸気分解、サンドクラツキング、ハ
イドロリホーミングなどの熱分解の際に生成する沸点範
囲が140ないし240℃の芳香族系不飽和炭化水素含
有留分を使用することもできる。この石油類の熱分解で
生成する沸点範囲が140ないし240℃の芳香族系不
飽和炭化水素含有留分を使用する場合には、重合前に予
めこの留分を無水マレイン酸、無水イタコン酸などのα
・β一不飽和ジカルボン酸無水物の存在下に50℃以上
の温度で加熱処理することによつて精製した留分を使用
することが好ましい。これらの芳香族系不飽和炭化水素
成分(c)のうちでは、スチレン、α−メチルスチレン
、ビニルトルエンおよびイソプロペニルトルエンなどの
ように沸点範囲が140ないし200℃にある芳香族ビ
ニル化合物を使用することが好ましく、とくにスチレン
、α−メチルスチレンおよびイソプロペニルトルエンか
らなる群から選ばれた少なくとも1種を本発明の方法に
使用することが好ましい。前記のいずれの芳香族系不飽
和炭化水素成分を使用した場合にも、不飽和炭化水素含
有留分のうちの全不飽和炭化水素成分中の芳香族系不飽
和炭化水素成へc)の含有率は5ないし40重量%の範
囲にあることが必要であり、10ないし35重量%の範
囲にあることが好ましい。全不飽和炭化水素成分中の芳
香族系不飽和炭化水素成分の含有率が40重量%より多
くなると、得られる炭化水素樹脂の耐熱安定性および耐
候性が劣るようになる。芳香族系不飽和炭化水素成分の
含有率が5重量%より少なくなると、得られる炭化水素
樹脂の極性基を有する樹脂への相溶性が低下するように
なる。本発明の方法では、沸点範囲が−20ないし+1
00℃の脂肪族系不飽和炭化水素含有留分(a)、シン
クロペンタジエン類成分(b)および沸点範囲が140
ないし240℃にある任意の芳香族系不飽和炭化水素成
分(c)をそれぞれ前述のように特定の範囲で含有する
不飽和炭化水素含有留分を、フリーデルクラフツ型触媒
の存在下に通常の回分重合法あるいは連続重合法によつ
て重合することによつて本発明の炭化水素樹脂が製造で
きる。
フリーデルクラフツ型触媒としては、三フツ化ホウ素あ
るいはその錯体、三塩化アルミニウム、三臭化アルミニ
ウム、四塩化スズ、四塩化チタンなどがあげられるが、
重合触媒として三塩化アルミニウムを本発明の方法に使
用することが好ましい。本発明の方法では重合反応を1
0ないし120℃の温度で実施することが好ましい。重
合反応の終了した反応混合物を常法に従つて、水、水蒸
気、アルカリ性水溶液、アンモニアなどを加えることに
より触媒を失活させ、水洗等により脱灰した後に未反応
の炭化水素油を留去すると、本発明の炭化水素樹脂が得
られる。本発明の方法で製造された炭化水素樹脂は色相
および耐熱安定性に優れ、かつロジン系樹脂、アルキツ
ド樹脂などの極性基を有する他の樹樹との相溶性に優れ
ているので、この炭化水素樹脂を未変性の状態あるいは
必要に応じて不飽和カルボン酸、その無水物あるいはそ
のエステル類で変性して熱溶融型トラフイツクペイント
、ホツトメルト接着剤、感圧接着剤、粘着テープ、印刷
インキなどの用途に供される。
その他に、本発明の方法では炭化水素樹脂の軟化点の調
節が容易にできるという利点もある。次に、実施例によ
つて本発明の方法を具体的に説明する。
なお、実施例および比較例において、炭化水素樹脂の評
価を次の方法によつて行つた。(1)色相(カードナー
色)炭化水素樹脂107を試験管(内径161Lm)に
取り、これを150℃に保つた恒温槽中に浸漬し、加熱
溶融した状態で直ちにカードナー標準色と比較し、カー
ドナー値で示した。
(2)耐熱安定性 炭化水素樹脂57を上下攪拌機を装備した試験管(内径
16繻)に取り、これを240℃に保つた恒温槽中に1
.5時間攪拌下に浸漬した後、カードナー標準色と比較
し、カードナー値で示した。
(3)軟化点 門 JISK253lに従つて環球法で測定した。
(4)相溶性炭化水素樹脂と相手樹脂との所定割合の混
合物をビーカ一に入れ、200℃で15分間溶融攪拌し
、熱時に内径16mmの試験管に移す。
室θ 温まで冷却した時の混合物相の透明性で相溶性
を判定し、結果を良い方から順にA.B.C、D,.E
の5段階に分けて示した。Aは完全ないしほぼ完全に相
溶すること、またDは非相溶であることを示す。なお相
手樹脂との混合割合を5 表1に示す。(5)耐候性 樹脂の50重量%ベンゼン溶液を白色のアルミ板上にア
プリケーターを用いて塗布し、乾燥する。
乾燥時の塗膜厚さは35±2μとする。この塗布板をサ
ッシヤーン型ウエザロメータ(ブラックパネル温度63
℃、スプレーサイクル9分/1時間)を用いて80時間
照射した後の樹脂面の黄色度で耐候性を判定した。評価
は良い方からA,.B,.C.D..Eの5段階にし、
Eに近くなる程黄変が大きいことを示す。なお、以下の
実施例においては、脂肪族系不飽和炭化水素含有留分と
しては、ナフサの熱分解でO生成した表2記載の組成の
留分を用いた。
実施例 1〜3実内容積1eの耐圧重合器に無水塩化ア
ルミニウムを混合キシレンに分散したスラリーと、表3
記載の脂肪族系不飽和炭化水素含有留分、シンクロペン
タジエン留分およびイソプロペニルトルエン(m−/p
−=81/19)の混合物を帯留時間が2時間になるよ
うな流量で連続供給する。
各成分の概略組成ならびに重合温度は表3に示す。実施
例1ないし3の重合成分組成中のシクロペン2“★タジ
エン成分はそれぞれ約0.5、約0.6、約0.8重量
%である。重合器から連続的に流出する重合O油を等容
量の熱水と混合し、1時間95℃で撹拌した後、熱水で
洗液が中性になるまで洗浄する。この重合油を150〜
200℃で常圧ストリツピングした後、200℃、51
1LmHgの条件で減圧ストリツピングして、樹脂を得
た。樹脂の収率、物5性を表3に示す。実施例 4〜7 実施例1において触媒分散媒として用いた混合キシレン
と芳香族系不飽和炭化水素成分(c)のイソプロペニル
トルエン(m−/p−=81/19)悸I方査秩禾小妃
相炭1tS水索成分(C)を、表4記載の化合物に変え
た(重量部数は同じ)他は、実施例1記載の方法で重合
および後処理を行い、表4に示す結果を得た。
レンlスチレンI?・−7,7?7マ./.Iイソグロ
ペニlα−メチルス実施例 8 脂肪族系不飽和炭化水素含有留分として表2に示した原
料Cを選び、原料Cを130℃で2時間加圧下に加熱攪
拌した。
この操作によつてシクロペンタジエンの含有率は0、8
重量%に、シンクロペンタジエンの含有率は14.4重
量%に、また鎖状脂肪族系不飽和炭化水素成分の含有率
は43.0重量%になつた。この処理留分100重量部
に対してα−メチルスチレンを21.5重量部の割合で
混合して、鎖状脂肪族系不飽和炭化水素成分(a)、シ
ンクロペンタジエン類成分(5)およびα−メチルスチ
レン(c)の各重合成分の組成がそれぞれ54、18お
よび27重量%の重合フイード原料を調製した。なお、
重合成分組成中のシクロペンタジエン成分は約1重量%
である。実内容積1f!のオートクレーブに上記調製原
料の毎時488m1、また無水塩化アルミニウム0.8
重量部を混合キシレン3重量部に分散したスラリーを毎
時3.3m1の流量で供給し、50℃で重合を行い、実
施例1記載の方法で後処理を行つた。
樹脂収率は42重量%、樹脂の軟化点は88℃、色相は
カードナー番号7、耐熱安定性はカードナー番号12、
ロジン系樹脂およびアルキツド系樹脂との相溶性はいず
れもA、また耐候性もAであつた。実施例 9ナフサの
熱分解で生成した沸点140℃〜240℃の留分100
重量部に無水マレイン酸3重量部と無水塩化第二鉄0.
2重量部とを100℃で2hr撹拌反応させた後、減圧
蒸留(151LmHg、塔底温度150℃)して、精製
芳香族系不飽和炭化水素含有留分を得た。
その組成を表5に示す。この精製留分21.4重量部と
脂肪族系不飽和炭化水素含有留分として表2に示した原
料Dを58.7重量部およびシンクロペンタジエン留分
19.8重量部とを混合することによつて、鎖状脂肪族
系不飽和炭化水素成分(a)、シンクロペンタジエン成
分(b)および芳香族系不飽和炭化水素成分(c)の組
成がそれぞれ約64、約22および約14重量%の重合
フイード原料を調製した.なお、シクロペンタジエン成
分の組成は約0.7重量%である。実内容積11のオー
トクレーブに上記調製原料を毎時500m1、また無水
塩化アルミニウム0.75重量部をn−ヘキサン20重
量部に分散したスラリー毎時12m1の流量で供給し、
45℃で重合を行い、実施例1記載の方法で後処理を行
つた。樹脂収率は46%、樹脂の軟化点は91℃、色相
はカードナー番号9、耐熱安定性はカードナー番号14
、ロジン系樹脂、およびアルキツド系樹脂との相溶性は
それぞれAおよびB1または耐候性はCであつた。実施
例 10 実施例1において、原料の供給組成を表2に示した脂肪
族系不飽和炭化水素含有留分(B)58重量部、純度9
9.7%のシンクロペンタジエン18重量部およびα−
メチルスチレン24重量部とすることによつて、鎖状脂
肪族系不飽和炭化水素成分(a)、シンクロペンタジエ
ン成分(b)およびα−メチルスチレン(c)の各重合
成分組成が実施例1と同様にそれぞれ約45、約23お
よび約32重量%の重合フィード原料を調製した。
なお、シクロペンタジエン成分の組成は約0.5重量%
である。この重合フィード原料を用いた他は実施例1記
載の方法で重合および後処理を行つた。樹脂収率は49
重量%、樹脂の軟化点は90℃、色相はカードナー番号
6、耐熱安定性はカードナー番号11、ロジン系樹脂お
よびアルキツド樹脂との相溶性はいずれもA1また耐候
性はB(′あつた。比較例 1〜5 実施例1において、表2に示した脂肪族系不飽和炭化水
素含有留分(8)、シンクロペンタジエン留分およびイ
ソプロペニルトルエンの供給組成を表6記載の数量に変
えることによつて、表6記載の重合成分組成の重合フイ
ード原料を調製し、また重合温度を表5記載の温度にし
た他は、実施例1記載の方法で重合および後処理を行つ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 石油類の熱分解の際に生成する沸点範囲が−20な
    いつ+100℃の脂肪族系不飽和炭化水素含有留分(a
    )中の鎖状脂肪族系不飽和炭化水素成分を30ないし9
    0重量%の範囲、ジシクロペンタジエン類成分(b)を
    5ないし30重量%の範囲および沸点範囲が140ない
    し240℃にある任意の芳香族系不飽和炭化水素成分(
    c)を5ないし40重量%の範囲で含有し、かつシクロ
    ペンタジエン類成分を約1重量%以下に調節した不飽和
    炭化水素含有留分を、フリーデルクラフツ型触媒の存在
    下に重合することを特徴とする炭化水素樹脂の製造方法
    。 2 脂肪族系不飽和炭化水素含有留分(a)中の鎖状脂
    肪族系不飽和炭化水素成分を40ないし80重量%の範
    囲、ジシクロペンタジエン類成分(b)を10ないし2
    5重量%および沸点範囲が140ないし240℃にある
    任意の芳香族系不飽和炭化水素成分(c)を10ないし
    35重量%の範囲からなる不飽和炭化水素含有留分を使
    用することを特徴とする特許請求の範囲1の方法。 3 脂肪族系不飽和炭化水素含有留分(a)として、石
    油類の熱分解の際に得られる沸点範囲が20ないし10
    0℃の脂肪族系不飽和炭化水素含有留分を使用すること
    を特徴とする特許請求の範囲1あるいは2のいずれかの
    方法。 4 脂肪族系不飽和炭化水素含有留分(a)として、シ
    クロペンタジエン類成分を含有しない脂肪族系不飽和炭
    化水素含有留分を使用することを特徴とする特許請求の
    範囲1ないし3のいずれかの方法。 5 脂肪族系不飽和炭化水素含有留分(a)およびジシ
    クロペンタジエン類成分(b)の混合留分として、シク
    ロペンタジエン類成分を含有する脂肪族系不飽和炭化水
    素含有留分に50ないし250℃の温度で加熱処理を施
    すことによつてシクロペンタジエン類成分をジシクロペ
    ンタジエン類成分に変換させ、さらに必要に応じてジシ
    クロペンタジエン類を添加することによりジシクロペン
    タジエン類成分の含有率を調節した不飽和炭化水素含有
    留分を使用することを特徴とする特許請求の範囲1ない
    し4のいずれかの方法。 6 ジシクロペンタジエン類成分(b)として、ジシク
    ロペンタジエンあるいはジシクロペンタジエンを含有す
    る混合留分を使用することを特徴とする特許請求の範囲
    1ないし5のいずれかの方法。 7 芳香族系不飽和炭化水素成分(c)として、石油類
    の熱分解の際に生成する沸点範囲が140ないし240
    ℃の芳香族系不飽和炭化水素含有留分を使用することを
    特徴とする特許請求の範囲1ないし6のいずれかの方法
    。 8 芳香族系不飽和炭化水素成分(c)として、石油類
    の熱分解の際に生成する沸点範囲が140ないし240
    ℃の芳香族系不飽和炭化水素含有留分をα・β−不飽和
    ジカルボン酸無水物の存在下に加熱処理することによつ
    て精製した留分を使用することを特徴とする特許請求の
    範囲1ないし7のいずれかの方法。 9 芳香族系不飽和炭化水素成分(c)として、沸点範
    囲が140ないし200℃にある芳香族ビニル化合物を
    使用することを特徴とする特許請求の範囲8の方法。 10 芳香族系不飽和炭化水素成分(c)として、スチ
    レン、α−メチルスチレンおよびイソプロペニルトルエ
    ンから成る群から選ばれた少なくとも1種を使用するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲1ないし9のいずれかの
    方法。 11 フリーデルクラフツ型触媒として、三塩化アルミ
    ニウムを使用することを特徴とする特許請求の範囲1な
    いし10のいずれかの方法。 12 重合反応を10ないし120℃の温度で行うこと
    を特徴とする特許請求の範囲1ないし11のいずれかの
    方法。
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