JPS593035B2 - 加熱ロ−ラ装置 - Google Patents
加熱ロ−ラ装置Info
- Publication number
- JPS593035B2 JPS593035B2 JP13107580A JP13107580A JPS593035B2 JP S593035 B2 JPS593035 B2 JP S593035B2 JP 13107580 A JP13107580 A JP 13107580A JP 13107580 A JP13107580 A JP 13107580A JP S593035 B2 JPS593035 B2 JP S593035B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- circumferential surface
- inner circumferential
- coil
- lining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- General Induction Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は誘導加熱に基づく熱エネルギーの作5 用で
表面温度の上昇作用を得る加熱ローラの構造に関するも
のである。
表面温度の上昇作用を得る加熱ローラの構造に関するも
のである。
一般に合成繊維の製糸過程において、繊維本来の特徴を
得るべく240℃程度の適当なる温度にて加熱の必要性
がある。
得るべく240℃程度の適当なる温度にて加熱の必要性
がある。
そこで加熱ローラが広く1θ 採用されており、この従
来の構成を第1図に示す断面図において説明する。同第
1図において、1はローラで、磁性体にて形成され、そ
の中心部にシャフト2が取付けられている。3は銅ライ
ニングで、上記ローラ1の内周面に嵌合される。
来の構成を第1図に示す断面図において説明する。同第
1図において、1はローラで、磁性体にて形成され、そ
の中心部にシャフト2が取付けられている。3は銅ライ
ニングで、上記ローラ1の内周面に嵌合される。
4は15端板で、中心部に上記シャフト2を貫通させ、
適所に固定される。
適所に固定される。
5はコイル枠で、磁性体からなり、端板4のローラ1に
囲まれる内方面に固定される。
囲まれる内方面に固定される。
1はコイルで、上記コイル枠5に収納されている。
フ0 上記第1図の構成において、シャフト2が図示し
ない電動機により適正な速度で駆動されると同時にコイ
ル6に対して交流電力が供給される。
ない電動機により適正な速度で駆動されると同時にコイ
ル6に対して交流電力が供給される。
これによつてコイル枠5及びローラ1を含む磁気回路に
おいて交番磁束が発生する。この磁束の25変化によつ
ていわば変圧器の2次巻線をなす銅ライニング3に誘導
電流が流れて当該銅ライニング3は加熱される。この銅
ライニング3に発生した熱はローラ1に伝達され、ロー
ラ1の表面を所定の温度まで高める。そして、上記ロー
ラ1の外周(O面において合成繊維の接触を得て当該合
成繊維は加熱される。ところで、銅ライニング3とロー
ラ1内周面との対向面は全周にわたつて密着度を高める
ことは困難で結局両者間には若干の空隙Gが存在するこ
35とになる。
おいて交番磁束が発生する。この磁束の25変化によつ
ていわば変圧器の2次巻線をなす銅ライニング3に誘導
電流が流れて当該銅ライニング3は加熱される。この銅
ライニング3に発生した熱はローラ1に伝達され、ロー
ラ1の表面を所定の温度まで高める。そして、上記ロー
ラ1の外周(O面において合成繊維の接触を得て当該合
成繊維は加熱される。ところで、銅ライニング3とロー
ラ1内周面との対向面は全周にわたつて密着度を高める
ことは困難で結局両者間には若干の空隙Gが存在するこ
35とになる。
この空隙Gは熱伝導度が著しく低いため、ローラ1の外
周面を一定の値まで高めるに際してコイルに余分な電力
の供給が必要とされ、省エネルギー的観点より問題があ
る。しかも、コイル6の温度も高められることになつて
当該コイル6は焼損に至ることも考えられる。そこで、
ローラ1と銅ライニング3との相対向面の完全なる接着
を担ラ手段として40ーラ1の内面に銅メツキを適当な
る厚さに施こす。
周面を一定の値まで高めるに際してコイルに余分な電力
の供給が必要とされ、省エネルギー的観点より問題があ
る。しかも、コイル6の温度も高められることになつて
当該コイル6は焼損に至ることも考えられる。そこで、
ローラ1と銅ライニング3との相対向面の完全なる接着
を担ラ手段として40ーラ1の内面に銅メツキを適当な
る厚さに施こす。
@銅ライニングを電気又は機械的手段によりローラ1の
内面に圧接させる。Oローラ1の内周面に溶融金属を吹
付けて適当な厚さを得る。等各種の手段が存在するも、
いずれも作業工程が面倒で、製作コストが高くなる欠点
があつた。本発明の目的は鍋等の非磁性導電性ライニン
グ材とローラ内周面との間に熱伝導性グリースを介在さ
せることによつて加熱ローラの簡単な作業工程にて、電
力の有効利用をはかるとともに加熱コイルの焼損を確実
に防止する加熱ローラ装置を提供することにある。
内面に圧接させる。Oローラ1の内周面に溶融金属を吹
付けて適当な厚さを得る。等各種の手段が存在するも、
いずれも作業工程が面倒で、製作コストが高くなる欠点
があつた。本発明の目的は鍋等の非磁性導電性ライニン
グ材とローラ内周面との間に熱伝導性グリースを介在さ
せることによつて加熱ローラの簡単な作業工程にて、電
力の有効利用をはかるとともに加熱コイルの焼損を確実
に防止する加熱ローラ装置を提供することにある。
以下、図示する実施例について具体的に説明する。
第2図は、本発明に係る加熱ローラ装置の断面図で、第
1図に示す構成中の均等なる構成要素については同一符
号を附し、その説明を省略する同第2図において、1a
は溝でローラ1の内周面に沿つて円環状に復数本並列に
形成されている。xは熱伝導性グリースで、ローラ1の
内周面及び銅ライニング3の外周面との空隙G及び各溝
1aに存在きせる。ところでこのグリースXの空隙G及
び凹条1aへの挿入はローラ1への銅ライニング3の挿
入に際して、当該銅ライニング3の周囲に塗布しておく
ことによつて行なわれる。即ち、銅ライニング3のロー
ラ1への挿入過程において、グリースxはローラ1の内
周面と銅ライニング3の外周面に密着して空隙Gに充填
されてゆき、余つたグリースxは溝1aないし銅ライニ
ング挿入開口部に集められる。この際、溝1aに満され
るグリースが不足する場合には銅ライニング3のローラ
1への挿入前にあらかじめ凹条1aに対しグリースXの
充填がなされる。上記第2図に示す構成において、ロー
ラ1の被加熱物(合成繊維等の糸ないし布状のもの)の
接する外周面の温度を約220℃になるようにコイルに
交番電力を供給する。
1図に示す構成中の均等なる構成要素については同一符
号を附し、その説明を省略する同第2図において、1a
は溝でローラ1の内周面に沿つて円環状に復数本並列に
形成されている。xは熱伝導性グリースで、ローラ1の
内周面及び銅ライニング3の外周面との空隙G及び各溝
1aに存在きせる。ところでこのグリースXの空隙G及
び凹条1aへの挿入はローラ1への銅ライニング3の挿
入に際して、当該銅ライニング3の周囲に塗布しておく
ことによつて行なわれる。即ち、銅ライニング3のロー
ラ1への挿入過程において、グリースxはローラ1の内
周面と銅ライニング3の外周面に密着して空隙Gに充填
されてゆき、余つたグリースxは溝1aないし銅ライニ
ング挿入開口部に集められる。この際、溝1aに満され
るグリースが不足する場合には銅ライニング3のローラ
1への挿入前にあらかじめ凹条1aに対しグリースXの
充填がなされる。上記第2図に示す構成において、ロー
ラ1の被加熱物(合成繊維等の糸ないし布状のもの)の
接する外周面の温度を約220℃になるようにコイルに
交番電力を供給する。
このローラ1の加熱原理ぱ上記第1図に示す構成におけ
る原理(上記説明)と全く同様である。但し、銅ライニ
ング3に対し電磁誘導により与えられた熱エネルギーは
第1図中の空隙Gに対して熱伝導性グリースxが光填さ
れていることからローラ1へ効率よく伝達される。この
熱エネルギーの伝達の比較を実測を基に説明すると次の
通りである。第3図は本発明に係る加熱ローラ装置と第
1図に示ず従来の装置との各部の温度の差異についての
実測データを示している。
る原理(上記説明)と全く同様である。但し、銅ライニ
ング3に対し電磁誘導により与えられた熱エネルギーは
第1図中の空隙Gに対して熱伝導性グリースxが光填さ
れていることからローラ1へ効率よく伝達される。この
熱エネルギーの伝達の比較を実測を基に説明すると次の
通りである。第3図は本発明に係る加熱ローラ装置と第
1図に示ず従来の装置との各部の温度の差異についての
実測データを示している。
同第3図において横軸の測定チヤンネルPl,P,,P
,,P4及びP,はそれぞれコイル枠5、コイル6の中
心部、コイル6の表面部、銅ライニング3の内面、ロー
ラ1の外周面を示している。
,,P4及びP,はそれぞれコイル枠5、コイル6の中
心部、コイル6の表面部、銅ライニング3の内面、ロー
ラ1の外周面を示している。
そして縦軸は各部の温度を表示している。グラフ4は第
1図の従来の構成における特性を、グラフ@は第2図の
本発明に係る構成における特性をそれぞれ示している。
この第3図のグラフ4,@に示す温度特性から明らかの
ようにローラ1の外周面の温度を所定の値に維持するた
めには各部の温度にかなりの隔りがあることがわかる。
即ち、ローラ1の外周面の温度と銅ライニング3との温
度差が従来90℃あつたものが本発明の構成では50℃
程度に減少し、これに関連して加熱コイル6の中心温度
は362℃から320℃にまで減少する。この事実はコ
イル6の絶縁劣化に対して大なる効果をもたらす。一方
、入力電力の比較においては従来の構成(第1図に示す
構成)が12000りであつたものが第2図に示す本発
明に係る構成では1119(支)と約7%の入力減とな
りこの分に相当する省エネルギー化が達成されることに
なる。なお、ローラ1に比して銅ライニング3との熱膨
張係数の差異によりこれらの間に介在される熱伝導性グ
リースは応力を受けることとなるが、この際には凹条1
a内へのグリースの流入、流出によつて補償される。
1図の従来の構成における特性を、グラフ@は第2図の
本発明に係る構成における特性をそれぞれ示している。
この第3図のグラフ4,@に示す温度特性から明らかの
ようにローラ1の外周面の温度を所定の値に維持するた
めには各部の温度にかなりの隔りがあることがわかる。
即ち、ローラ1の外周面の温度と銅ライニング3との温
度差が従来90℃あつたものが本発明の構成では50℃
程度に減少し、これに関連して加熱コイル6の中心温度
は362℃から320℃にまで減少する。この事実はコ
イル6の絶縁劣化に対して大なる効果をもたらす。一方
、入力電力の比較においては従来の構成(第1図に示す
構成)が12000りであつたものが第2図に示す本発
明に係る構成では1119(支)と約7%の入力減とな
りこの分に相当する省エネルギー化が達成されることに
なる。なお、ローラ1に比して銅ライニング3との熱膨
張係数の差異によりこれらの間に介在される熱伝導性グ
リースは応力を受けることとなるが、この際には凹条1
a内へのグリースの流入、流出によつて補償される。
但し、この溝1aは必ず存在しなければならないもので
はなく、多少の不都合(例えば銅ライニング3の挿入端
部より若干のグリースが流出する)があつても実用上さ
ほど問題なく実施できる。一方、この発明の要旨をなす
熱伝導性グリースXは1熱抵抗が金属と同程度に低いこ
と、2250〜300℃の状況下において連続使用に耐
えることが要求される。次に、熱伝導性グリースの熱抵
抗のより減少をはかるための手段として金属粉を混入す
ることが考えられる。
はなく、多少の不都合(例えば銅ライニング3の挿入端
部より若干のグリースが流出する)があつても実用上さ
ほど問題なく実施できる。一方、この発明の要旨をなす
熱伝導性グリースXは1熱抵抗が金属と同程度に低いこ
と、2250〜300℃の状況下において連続使用に耐
えることが要求される。次に、熱伝導性グリースの熱抵
抗のより減少をはかるための手段として金属粉を混入す
ることが考えられる。
この混入された金属粉は通常熱伝導性グリースより熱抵
抗が小であるからグリース全体の熱抵抗をより軽減させ
、本件発明の効果をより助長させることができる。以上
述べたようにこの発明に係る加熱ローラ装置は外周に被
加熱対象を接しつつ回転する磁性体からなるローラの内
周面被加熱非磁性導電性ライニングとの間に熱伝導性グ
リースを充填させるようにしたものである。
抗が小であるからグリース全体の熱抵抗をより軽減させ
、本件発明の効果をより助長させることができる。以上
述べたようにこの発明に係る加熱ローラ装置は外周に被
加熱対象を接しつつ回転する磁性体からなるローラの内
周面被加熱非磁性導電性ライニングとの間に熱伝導性グ
リースを充填させるようにしたものである。
かかる構成に基づいて、上記ライニングとローラ内周面
との間の熱伝導作用が従来の空隙状態に比して著しく向
上し、ローラ外周面において一定の温度を得るために必
要な電力の減少(省エネルギー化)が実現できる。しか
も、この熱伝導性グリースのローラの内周面と非磁性導
電性ライニングとの間への充填は、熱的短絡手段として
例えば鍍金、溶射その他電気的機械的各種の手段に基づ
いて行なわれる手段に比して作業工程が著しく簡単化さ
れ、製品コストの上昇をもたらす弊害は全くない。
との間の熱伝導作用が従来の空隙状態に比して著しく向
上し、ローラ外周面において一定の温度を得るために必
要な電力の減少(省エネルギー化)が実現できる。しか
も、この熱伝導性グリースのローラの内周面と非磁性導
電性ライニングとの間への充填は、熱的短絡手段として
例えば鍍金、溶射その他電気的機械的各種の手段に基づ
いて行なわれる手段に比して作業工程が著しく簡単化さ
れ、製品コストの上昇をもたらす弊害は全くない。
第1図は従来の加熱ローラ装置の断面図、第2図はこの
発明に係る加熱ローラ装置の断面図、第3図は加熱ロー
ラの温度特性を示すグラフである。 1・・・・・・ローラ、3・・・・−・銅ライニング、
1a・−・・・・溝、4・・・・・・熱伝導性グリース
。
発明に係る加熱ローラ装置の断面図、第3図は加熱ロー
ラの温度特性を示すグラフである。 1・・・・・・ローラ、3・・・・−・銅ライニング、
1a・−・・・・溝、4・・・・・・熱伝導性グリース
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被加熱対象物を外周に接し、回転自在に設けられる
ローラの外周面に、当該ローラの内周面に嵌込まれた非
磁性導電性ライニングに対しコイルからの電磁誘導によ
り生じた熱エネルギーを伝導により伝えるようにした構
成において、上記ローラの内周面と非磁性導電性ライニ
ング外周面との間に熱伝導性グリース又は金属粉を混入
させた熱伝導性グリースを充填させたことを特徴とする
加熱ローラ装置。 2 被加熱対象物を外周に接し、回転自在に設けられる
ローラの外周面に、当該ローラの内周面に嵌込まれた非
磁性導電性ライニングに対しコイルからの電磁誘導によ
り生じた熱エネルギーを伝導により伝えるようにした構
成において、上記ローラの内周面に沿つて円環状の複数
の溝を形成し、上記複数の溝及び上記ローラの内周面と
非磁性導電性ライニング外周面この間に熱伝導性グリー
ス又は金属粉を混入した熱伝導性グリースを充填させた
ことを特徴とする加熱ローラ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13107580A JPS593035B2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 加熱ロ−ラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13107580A JPS593035B2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 加熱ロ−ラ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5755088A JPS5755088A (en) | 1982-04-01 |
| JPS593035B2 true JPS593035B2 (ja) | 1984-01-21 |
Family
ID=15049399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13107580A Expired JPS593035B2 (ja) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | 加熱ロ−ラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593035B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4877944A (en) * | 1987-06-08 | 1989-10-31 | Metcal, Inc. | Self regulating heater |
-
1980
- 1980-09-19 JP JP13107580A patent/JPS593035B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5755088A (en) | 1982-04-01 |
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