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JPS5934711B2 - エポキシコハク酸エステル類の製法 - Google Patents
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JPS5934711B2 - エポキシコハク酸エステル類の製法 - Google Patents

エポキシコハク酸エステル類の製法

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JPS5934711B2
JPS5934711B2 JP10682075A JP10682075A JPS5934711B2 JP S5934711 B2 JPS5934711 B2 JP S5934711B2 JP 10682075 A JP10682075 A JP 10682075A JP 10682075 A JP10682075 A JP 10682075A JP S5934711 B2 JPS5934711 B2 JP S5934711B2
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JP
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ester
alcohol
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epoxysuccinic acid
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JP10682075A
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二郎 沢田
和紀 花田
正晴 玉井
繁夫 森本
貞文 大村
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 10本発明はエポキシコハク酸エステル類の製法に関し
、更に詳しくはチオール基がその活性の発現に関与する
蛋白分解酵素の活性を阻害するエポキシコハク酸モノエ
ステル類の製法に関するものである。
15本発明者らは種々研究の結果、以外にもトランスエ
ポキシコハク酸モノエステル類がチオール基がその活性
の発現に関与する蛋白分解酵素の活性を強力に阻害し、
しかも極めて低毒であることを見出して本発明を完成し
た。
20本発明の製法は極めて容易であり、単にジエステル
の部分加水分解によるモノエステルの製法という一行程
反応である。
したがつて、出発原料はエポキシコハク酸ジエステルで
あればどのようなエステルでも良く、生25成したエポ
キシコハク酸モノエステルはいずれも蛋白分解酵素阻害
作用を有する。
本発明を以下詳細に説明する。
本発明は 一般式 C−COOR 0/1(I) \ 35(式中、Rはアルキル、アルケニル、アルキニル、
アリール、アラルキルの各基を示す。
)で表わされるエポキシコハク酸ジエステルを加水分解
することを特徴とする一般式 (式中、Rは前記と同意義である。
)で表わされるエポキシコハク酸モノエステルまたはそ
の塩の製法である。
ここにおいてRで示される基を詳述すれば、Rはメチル
、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オ
クチル、デシル、ドデシル、トリデシル、ヘキサデシル
などのアルキル基、ビニル、アリル、ブテニル、ペンテ
ニルなどのアルケニル基、エチニル、プロパルギル、ブ
チニルなどのアルキニル基、フエニルなどのアリール基
、ベンジルなどのアラルキル基である。
化合物の製造に際しては、化合物1をアセトンか水一ア
セトン混液か一般式R−0Hで示されるアルコール(式
中、Rは前記と同意義である。
高級アルコールの場合はメチルアルコールなどの低級ア
ルコールを少量加えてもよい。)などに溶解し、これに
NaOH,KOHなどの苛性アルカリを化合物1と等モ
ル含む一般式R−0H(式中、Rは前記と同意義である
。)で示されるアルコール溶液または水溶液を氷冷下ま
たは室温で加えて0.5〜2時間撹拌して加水分解する
。生成する化合物のアルカリ金属塩は沈澱または結晶し
、容易に済別できる。生成物の析出を早めるためエーテ
ルなどを加えてもよい。いずれの場合も生成物は必要に
応じて再結晶などにより精製する。このアルカリ金属塩
をフリーの酸にするには硫酸などで酸性にした後、酢酸
エチル,ベンゼンなどの適当な有機溶媒で目的物を抽出
して常用の方法により適宜精製することができる。化合
物は油状になるものがあり、アルカリ金属塩となして精
製するのが便利である。
アルカリ金属塩がM.p,を測定している間に褐色に変
色したり、発泡したりして、その正確なM.p.や分解
点を測定することが不可能な場合にはこれをパラニトロ
ベンジルチウロニウム塩などとして同定する。
なお、本明細書においてことわり書きのない限りは化合
物はトランス体であることを示す。
本発明の目的物である化合物は、チオール基がその活性
の発現に関与すると考えられているパパイン,フイシン
,プロメリン,プロメラインなどの蛋白分解酵素の活性
及び豚の肝臓カテプシンBなどの活性を強力に阻害し、
しかもその毒性が極めて低い。化合物がこれらの酵素の
活性を強力に阻害することを明らかにするため、パパイ
ンを用いた試験例を次に示す。
試験例 20ミリモル濃度のエチレンジアミン四酢酸二ナトリウ
ム水溶液で40ミリモル濃度となるように調製したシス
テイン溶液(PH6.8)0,25T!Llと化合物溶
液0.25n1とをパパイン水溶液(80μ9S)0.
5m1に加え、40水Cに15分間加温した後、基質と
して40℃に予温した1%カゼイン溶液〔33ミリモル
濃度リン酸緩衝液(PH6.8)〕5m11を加え、更
に40℃に10分間加温して反5応せしめた後、440
ミリモル濃度のトリクロル酢酸溶液5m1を加えて反応
を停止せしめた。
淵過後、その炉液について280mμに於ける吸光度A
を測定し、同時に対照として化合物の代りに水だけを用
いて吸光度Bを測定し、B−A活性阻害率を?XlOO
により計算した。
こpの方法により50%の活性阻害を示す物質の量をI
D,Oとし、第1表に示した。
化合物はトリプシン, キモトリプシン, ペプ シン,ペシロミセス・バリオチの酸性プロテアーゼ及び
ナガーゼ(長瀬産業(株)製)などのカゼイン分解活性
を阻害しない。
又、カリクレーンによるベンゾイルアルギニンエチルエ
ステル分解活性、人プラスミンの活性(フイプリン平板
法により測定)、スロンピンの活性(フイブリノーゲン
を基質として生成したフイプリンの重量を測定すること
により測定)及び豚の膵臓エラスターゼの活性などにも
全く影響を与えない。
即ち、化合物はチオール基がその活性に関与する蛋白分
解酵素の活性のみを特異的に阻害するだけで、その他の
活性は全く阻害しない。
次に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例 1 エポキシコハク酸モノメチルエステルの製造エポキシコ
ハク酸ジメチルエステル2.49をメチルアルコール4
5m1に溶解し、KOHO.849を含むメチルアルコ
ール溶液8.4m1を氷冷下に加え、2時間撹拌後メチ
ルアルコールを減圧濃縮し、残渣を30TLIの水に溶
解した。
これを硫酸々性にし、酢酸エチル30m1で5回抽出し
、この酢酸エチル層を合し、濃縮乾個後、クロロホルム
に溶解し、ヘキサンを加えて目的物1.05f!を得た
。実施例 2エポキシコハク酸モノエチルエステルK塩
の製造エポキシコハク酸ジエチルエステル99をエチル
アルコール30m1に溶解し、KOH2.7gを含むエ
チルアルコール溶液72m1を氷冷下に加え、2時間撹
拌後生じた沈澱を集めた。
これを少量のエチルアルコールで洗滌して乾燥し、更に
水−エチルアルコール混液より再結晶して目的物6.8
gを得た。M.p.の測定は不可能であつた。目的物は
M.p.の測定が不可能であつたので、これをパラニト
ロベンジルチウロニウム塩に変えてM.p.を測定した
。なお、パラニトロベンジルチウロニウム塩への変換は
次の如くして行なつた。
常法通り調製したパラニトロベンジルチオウレア・ハイ
ドロクロライド450mg及び上記K塩450Tf9を
水1.5m1,エチルアルコール3.5m1の混液に加
温溶解し冷時生ずる結晶を淵別し、水一エチルアルコー
ル混液より再結晶し針状結晶を得た。
実施例 3 エポキシコハク酸モノn−プロピルエステルK塩の製造
エポキシコハク酸ジn−プロピルエステル89をn−プ
ロピルアルコール50dに溶解し、KOH2.O79を
含むn−プロピルアルコール溶液40dを用い、実施例
2と同様に処理して目的物5.19を得た。
M.p.は測定不可能であつた。
目的物はM.p.の測定が不可能であつたので、これを
実施例2と同時にパラニトロベンジルチウロニウム塩に
変えてM.p.を測定した。
実施例 4 エポキシコハク酸モノi−プロピルエステルK塩の製造
エポキシコハク酸ジi−プロピルエステル5.49をi
−プロピルアルコール30m1に溶解し、KOHl.4
9を含むi−プロピルアルコール溶液28dを用い実施
例2と同様に処理して、目的物3,79を得た。
M.p.は測定不可能であつた。
目的物はM.p.の測定が不可能であつたので、これを
実施例2と同様にパラニトロベンジルチウロニウム塩に
変えてM.p.を測定した。
実施例 5 エポキシコハク酸モノアリルエステルK塩の製造エポキ
シコハク酸ジアリルエステル6.369をアリルアルコ
ール50aに溶解し、KOHl.689を含むアリルア
ルコール溶液30m1を氷冷下に加え、1時間撹拌後、
生じた沈澱を集めた。
これを少量のアセトンで洗滌して乾燥し、更に水−アセ
トン混液より再結晶して目的物5.39を得た。M.p
.は測定不可能であつた。/〜FVS−?〜IVノ 目的物はM.p.の測定が不可能であつたので、これを
実施例2と同様にパラニトロベンジルチウロニウム塩に
変えてM.p.を測定した。
実施例 6 エポキシコハク酸モノプロパルギルエステルK塩の製造
エポキシコハク酸ジプロパルギルエステル4.169を
プロパルギルアルコール50m1,に溶解し、KOHl
.l29を含むプロパルギルアルコール溶液50dを氷
冷下に加え、1時間撹拌後エーテルを加えて生じた沈澱
を淵取した。
これを少量のアセトンで洗滌して乾燥し、更に水−アセ
トン混液より再結晶して目的物3.49を得た。
M.p.は測定不可能であつた。
目的物はM.p.の測定が不可能であつたので、これを
実施例2と同様にパラニトロベンジルチウロニウム塩に
変えてM.p.を測定した。
実施例 7 エポキシコハク酸モノn−ブチルエステルK塩の製造エ
ポキシコハク酸ジn−ブチルエステル4.889をn−
ブチルアルコール40m1に溶解し、KOHl.l29
を含むn−ブチルアルコール溶液10m1を氷冷下に加
え、1時間撹拌後石油エーテルを加え、生じた沈澱を済
取した。
これを少量のアセトンで洗滌して乾燥し、更に水−アセ
トン混液より再結晶して目的物3.89を得た。
M.p.は測定不可能であつた。
目的物はM.p.の測定が不可能であつたので、これを
実施例2と同様にパラニトロベンジルチウロニウム塩に
変えてM.p.を測定した。
M.p.l55えC 元素分析 Cl6H2lN3O7Sとして実施例 8 エポキシコハク酸モノベンジルエステルK塩の製造エポ
キシコハク酸ジベンジルエステル59を、ベンジルアル
コール100m1!に溶解し、KOHO.8969を含
むベンジルアルコール12.8m1を氷冷下に加え、2
時間撹拌後生じた結晶を済取し、エーテルで洗滌し、更
に水−エチルアルコール混液又は水−アセトン混液より
再結晶して目的物を3.49得た。
M.p.の測定は不可能であつた。
目的物はM.p.の測定ができなかつたので、これを実
施例2と同様にパラニトロベンジルチウロニウム塩に変
えてM.p.を測定した。
実施例 9 エポキシコハク酸モノドデシルエステルK塩の製造エポ
キシコハク酸ジドデシルエステル4.68をドデシルア
ルコール40dに溶解し、KOHO.569を含む4a
のメチルアルコール溶液を室温で加え、30分撹拌後エ
ーテルを加えて生じた沈澱を淵取し、水−エチルアルコ
ール混液から再結晶して目的物0.79を得た。
M.p.の測定は不可能であつた。
元素分析 Cl8H27O5Kとして 理論値(%) C56.77H8.O4実験値(%)
C55.95H8.75目的物はM.p.の測定が
不可能であつたので、これを実施例2と同様に、パラニ
トロベンジルチウロニウム塩に変えてM.p.を測定し
た。
M.p.l4l℃ 元素分析 C24H37N3O7Sとして理論値(株)
C56,24H7.29NN8.2l実験値(0fi
) C56.2OH7.3lN8.l5実施例 10 エポキシコハク酸モノフエニルエステルの製造エポキシ
コハク酸ジフエニルエステル2.84f!をアセトン5
0m1に溶解し、KOHO,569を含む水溶液27f
L1を氷冷下に加え、2時間撹拌した。
アセトンを除去後水30m1に溶解し、ベンゼン50m
1で未反応のエポキシコハク酸ジフエニルエステルを除
き、水層を硫酸酸性にしベンゼン30dで5回抽出し、
抽出したベンゼン層を合した。
このベンゼン層を乾燥後濃縮し、クロロホルム一n−ヘ
キサンより再結晶して目的物0.459を得た。
M.p.l35〜136℃ IR.νNOjOl3O3O,l765(エステル),
1710(COOH),1590, 14907(アロマテイツク), 900(エポキシ) N.M.R.〔(CD3)2C0〕 元素分析 理論値(%) 実験値(%) ClOH8O5として C57.69H3.87C57.6 7H3.99

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中、R
    はアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラ
    ルキルの各基を示す。 )で表わされるエポキシコハク酸ジエステルを加水分解
    することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中、Rは
    前記と同意義である。 )で表わされるエポキシコハク酸モノエステルまたはそ
    の塩の製法。
JP10682075A 1975-09-03 1975-09-03 エポキシコハク酸エステル類の製法 Expired JPS5934711B2 (ja)

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