JPS5935517B2 - 点火栓 - Google Patents
点火栓Info
- Publication number
- JPS5935517B2 JPS5935517B2 JP8793477A JP8793477A JPS5935517B2 JP S5935517 B2 JPS5935517 B2 JP S5935517B2 JP 8793477 A JP8793477 A JP 8793477A JP 8793477 A JP8793477 A JP 8793477A JP S5935517 B2 JPS5935517 B2 JP S5935517B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spark plug
- engine
- insulator
- coating layer
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Spark Plugs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、絶縁体の脚部の表面に付着する未燃焼カーボ
ンが除去され易いようになされた点火栓に関する。
ンが除去され易いようになされた点火栓に関する。
自動車工場において新らしいガソリン自動車が完成する
と、この自動車は客先に届けられるまでの間に、モータ
プールに入えたり、輸送用トラックや輸出用貨物船に積
み込んだりするために、ガソリンエンジンを作動させて
移動させられている。
と、この自動車は客先に届けられるまでの間に、モータ
プールに入えたり、輸送用トラックや輸出用貨物船に積
み込んだりするために、ガソリンエンジンを作動させて
移動させられている。
この移動のための運転は、一様ではないが、その自動車
速度は大体毎時30ないし40−1運転距離は各運転ご
とに500m程度であり、運転状況としては、低速、短
距離である。
速度は大体毎時30ないし40−1運転距離は各運転ご
とに500m程度であり、運転状況としては、低速、短
距離である。
しかして、このような低速、短距離運転下では、自動車
のエンジンに装着されている点火栓は、くすぶりを生じ
易く、このくすぶりのために点火栓の絶縁抵抗が低下し
、先太を生じ、移動運転が不調となる場合がある。
のエンジンに装着されている点火栓は、くすぶりを生じ
易く、このくすぶりのために点火栓の絶縁抵抗が低下し
、先太を生じ、移動運転が不調となる場合がある。
冬期など外気が冷え込んだ場合には、特にこのようなく
すぶり現象が多い。
すぶり現象が多い。
また、かかるくすぶりは、上記のごとき新車の場合のみ
に限らず、一般に既に使用されている自動車の場合にも
冬期等において生ずる場合がある。
に限らず、一般に既に使用されている自動車の場合にも
冬期等において生ずる場合がある。
かかるくすぶり現象は、第1図に示すように、点火栓1
の絶縁体6において、それが燃焼ガスに露らされる部分
である脚部610表面に、エンジン内でのガソリン燃焼
により生ずるスス等の未燃焼カーボンが付着することに
より生ずるものである。
の絶縁体6において、それが燃焼ガスに露らされる部分
である脚部610表面に、エンジン内でのガソリン燃焼
により生ずるスス等の未燃焼カーボンが付着することに
より生ずるものである。
なお、図面において、2はハウジング、3は接地電極、
4はワッシャー、5は中心電極である。
4はワッシャー、5は中心電極である。
上記問題点を解決するために、従来は、上記絶縁体脚部
610表面にアルミナ粒子の被覆層(同図に符号7で示
す部分)を形成してなる点火栓が試みられている。
610表面にアルミナ粒子の被覆層(同図に符号7で示
す部分)を形成してなる点火栓が試みられている。
しかしながら、このアルミナ粒子を塗布したものは、そ
の使用中にアルミナ粒子が脱落し、エンジン内の異常摩
耗を生ぜしめる恐れがある。
の使用中にアルミナ粒子が脱落し、エンジン内の異常摩
耗を生ぜしめる恐れがある。
また上記脚部6がエンジン作動時に温度上昇をもたらし
、高速高負荷時にプレイグニツシヨンを誘発する恐れが
ある。
、高速高負荷時にプレイグニツシヨンを誘発する恐れが
ある。
本発明は、かかる従来技術の欠点を解消し、絶縁体脚部
61の表面に付着した未燃焼カーボンが除去され易いよ
うになされfc、 自己清浄性に優れた点火栓を提供
しようとするものである。
61の表面に付着した未燃焼カーボンが除去され易いよ
うになされfc、 自己清浄性に優れた点火栓を提供
しようとするものである。
即ち、本発明は、中心電極を保持した絶縁体と、この絶
縁体の外周に配置され接地電極を有するノ・ウジングと
を有してなる内燃機関用点火栓において、上記絶縁体の
うち内燃機関の燃焼ガスにさらされる脚部の表面に、水
酸化ルビジウム、炭酸ルビジウム、炭酸セシウムのいず
れか一種以上から成る自己清浄物質の被覆層を形成して
なることを特徴とする点火栓にある。
縁体の外周に配置され接地電極を有するノ・ウジングと
を有してなる内燃機関用点火栓において、上記絶縁体の
うち内燃機関の燃焼ガスにさらされる脚部の表面に、水
酸化ルビジウム、炭酸ルビジウム、炭酸セシウムのいず
れか一種以上から成る自己清浄物質の被覆層を形成して
なることを特徴とする点火栓にある。
しかして、本発明によれば、自己清浄性に優れた点火栓
を提供することができる。
を提供することができる。
また、上記の被覆層7は、例えそれが長時間の点火栓使
用の後に前記脚部の表面から徐々に取り去られていった
としても、そのものはエンジンからの排気ガスと共に容
易に外部へ放出されてし寸い、エンジンの損傷の恐れも
ない。
用の後に前記脚部の表面から徐々に取り去られていった
としても、そのものはエンジンからの排気ガスと共に容
易に外部へ放出されてし寸い、エンジンの損傷の恐れも
ない。
また、本発明にかかる点火栓は前記のごときプレイグニ
ツシヨンを生ずる恐れがない。
ツシヨンを生ずる恐れがない。
さらに上記被覆層7の形成は後述するごとく、水溶液の
状態で塗布し、焼付するのみで行なうことができ、簡単
である。
状態で塗布し、焼付するのみで行なうことができ、簡単
である。
なお、上記の自己清浄性とは、エンジンの低温、短距離
運転によって前記脚部610表面に未燃焼カーボンが一
旦付着しても、次回の運転の際におけるエンジン室内の
温度上昇によって、点火栓温度が上昇し、付着カーボン
が自然に除去される、つまり点火栓自体による自己清浄
が行なわれることをいう。
運転によって前記脚部610表面に未燃焼カーボンが一
旦付着しても、次回の運転の際におけるエンジン室内の
温度上昇によって、点火栓温度が上昇し、付着カーボン
が自然に除去される、つまり点火栓自体による自己清浄
が行なわれることをいう。
しかして、この自己清浄は成可く低温で行なわれること
が要求され、好ましくは300℃以下であることが要求
される。
が要求され、好ましくは300℃以下であることが要求
される。
本発明にかかる点火栓は、最も優れたものとして水酸化
ルビジウムを用いた場合の約270℃を挙げることが出
来る。
ルビジウムを用いた場合の約270℃を挙げることが出
来る。
本発明において、前記被覆層7を形成する自己清浄物質
は、水酸化ルビジウム(RbOH’)、炭酸ルビジウム
(Rb2C03)および炭酸セシウム(Cs2CO3)
である。
は、水酸化ルビジウム(RbOH’)、炭酸ルビジウム
(Rb2C03)および炭酸セシウム(Cs2CO3)
である。
しかして、これらの物質は単独でも、混合物でも使用す
ることができる。
ることができる。
上記被覆層の形成は、上記自己清浄物質の水溶液を上記
絶縁体6の脚部610表面に塗布し、乾燥後、例えば1
00ないし200℃において0.5ないし2時間程度加
熱、焼付けすることにより行なう。
絶縁体6の脚部610表面に塗布し、乾燥後、例えば1
00ないし200℃において0.5ないし2時間程度加
熱、焼付けすることにより行なう。
上記の塗布は、上記脚部61を溶液中に浸漬fること、
或いはこの部分にハケ塗り或いはスプレー塗布を施こす
ことにより行なう。
或いはこの部分にハケ塗り或いはスプレー塗布を施こす
ことにより行なう。
また、上記の水溶液の濃度は1ないし20チ(重量比、
以下同じ)のものを用いるが、この中5ないし10係が
被覆層の付着量、付着力の点より、より好ましい。
以下同じ)のものを用いるが、この中5ないし10係が
被覆層の付着量、付着力の点より、より好ましい。
なお、本発明にかかる点火栓が、前記のごとき優れた自
己清浄性を発揮するのは、次のような理由によるものと
推察される。
己清浄性を発揮するのは、次のような理由によるものと
推察される。
即ち、前記脚部61の表面への付着物はカーボンを主体
としたガソリンの未燃焼物である。
としたガソリンの未燃焼物である。
この付着物中の揮発分の一部は、エンジン始動時の比較
的低い温度(約150℃以下)で揮散する。
的低い温度(約150℃以下)で揮散する。
そして、上記付着物は残留揮発分と多量のカーボンブラ
ックとになる。
ックとになる。
次に、脚部61の温度が300ないし400℃に達する
と、脚部61上の前記被覆層7の物質がカーボンブラッ
クの細孔内に侵入し、カーボンブラックはその細孔が拡
げられ、遂には急速な崩壊へと導かれる。
と、脚部61上の前記被覆層7の物質がカーボンブラッ
クの細孔内に侵入し、カーボンブラックはその細孔が拡
げられ、遂には急速な崩壊へと導かれる。
崩壊したカーボンブラックの超微細片は、エンジン室内
の気流によってあおられ、脚部61および被覆層70表
面から飛散除去される。
の気流によってあおられ、脚部61および被覆層70表
面から飛散除去される。
除去された微細片のある物は燃焼され、またある物は排
気ガスによってエンジン室外へ放出される。
気ガスによってエンジン室外へ放出される。
しかして、エンジンの運転によって、再び未燃焼カーボ
ンが脚部61上に付着した場合においても、次回のエン
ジン運転の際に、上記と同様にして被覆層7の存在によ
り付着物は除去される。
ンが脚部61上に付着した場合においても、次回のエン
ジン運転の際に、上記と同様にして被覆層7の存在によ
り付着物は除去される。
実施例
被覆層7は形成されていない市販の点火栓を3個準備し
、これらの前記絶縁体6の脚部610表面に、本発明に
かかる自己清浄物質の水溶液を、点火栓1個につき自己
清浄物質一種の割合で塗布し、乾燥後、電気炉内で10
0℃、1時間の焼付けを行ない、前記脚部610表面上
に本発明にかかる被覆層を形成した点火栓を3種類製造
した(第2図の屋1〜3)。
、これらの前記絶縁体6の脚部610表面に、本発明に
かかる自己清浄物質の水溶液を、点火栓1個につき自己
清浄物質一種の割合で塗布し、乾燥後、電気炉内で10
0℃、1時間の焼付けを行ない、前記脚部610表面上
に本発明にかかる被覆層を形成した点火栓を3種類製造
した(第2図の屋1〜3)。
上記の水溶液は5チとし、塗布は脚部61の部分を水溶
液中に1回浸漬することにより行なった。
液中に1回浸漬することにより行なった。
また、塗布は脚部61の先端の方から10mm上方まで
行なった。
行なった。
また、比較のため、第2図に示すような他の自己清浄物
質を用いて、上記と同様にして、12種類の比較用点火
栓を製造した(第2図の&、C1〜Cl2)。
質を用いて、上記と同様にして、12種類の比較用点火
栓を製造した(第2図の&、C1〜Cl2)。
次に、上記点火栓を常法により自動車エンジンに取り付
け、点火栓の絶縁体6の脚部610部分が150℃以下
であるように、エンジン壁を冷却水により冷却しながら
、エンジンを作動させ、前記脚部610表面に多量のカ
ーボンを付着させた。
け、点火栓の絶縁体6の脚部610部分が150℃以下
であるように、エンジン壁を冷却水により冷却しながら
、エンジンを作動させ、前記脚部610表面に多量のカ
ーボンを付着させた。
次いで、この点火栓をエンジンより取り外し、電気炉内
に入れて、付着物が除去される温度を測定した。
に入れて、付着物が除去される温度を測定した。
なお、上記のエンジン作動は空燃比5ないし6、回転数
1000回/分、運転時間8分であった。
1000回/分、運転時間8分であった。
その結果を、各被覆物質ごとに第2図に示した。
同図において斜線で示す部分が除去可能温度である。
上官ill定は、電気戸内の温度を上昇させながら行な
ったものであるから、斜線で示す部分の最低温度(例え
ば、A1では270℃)が、付着物場去が可能となる最
低の温度である。
ったものであるから、斜線で示す部分の最低温度(例え
ば、A1では270℃)が、付着物場去が可能となる最
低の温度である。
また、同図には、本発明にかかる被覆層を形成していな
いもの(AC13)、即ち市販のま捷の点火栓における
同様の測定結果も併示した。
いもの(AC13)、即ち市販のま捷の点火栓における
同様の測定結果も併示した。
第2図より知られるごとく、本発明にかかる点火栓(A
1〜3)は、被覆層の形成されていない市販の点火栓(
AC13)に比して、180ないし250℃低い温度に
おいて、付着物の除去が可能であることが分る。
1〜3)は、被覆層の形成されていない市販の点火栓(
AC13)に比して、180ないし250℃低い温度に
おいて、付着物の除去が可能であることが分る。
更に、本発明にかかる点火栓は、比較用点火栓(遥C1
〜Cl2)に比しても、低い温度で付着物の除去が可能
であることが分る。
〜Cl2)に比しても、低い温度で付着物の除去が可能
であることが分る。
この中、RbOHを用いた場合には約270℃という低
い温度で除去可能という、優れた性能を発揮することが
分る。
い温度で除去可能という、優れた性能を発揮することが
分る。
捷だ、全ての被覆層は300℃以下において付着物を除
去できる能力を有することが分る。
去できる能力を有することが分る。
また、RbNO3、CsOHなど本発明の自己清浄物質
と類似の物質を用いた場合と比較しても、本発明の前記
3種の自己清浄物質は特に優れた効果を発輝することが
分る。
と類似の物質を用いた場合と比較しても、本発明の前記
3種の自己清浄物質は特に優れた効果を発輝することが
分る。
捷だ、上記実施例とは別に、本発明にかかる点火栓をエ
ンジンに装着して、実際の場合と同様に低速、短距離運
転を行なったところ、いずれの被覆層の点火栓もくすぶ
りを生ぜず、優れた点火栓であることを示した。
ンジンに装着して、実際の場合と同様に低速、短距離運
転を行なったところ、いずれの被覆層の点火栓もくすぶ
りを生ぜず、優れた点火栓であることを示した。
第1図は点火栓の要部断面図、第2図は実施例における
測定結果を示す図である。 1・・・・・・点火栓、2・・・・・・ハウジング、6
・・・・・・絶縁体、61・・・・・・脚部、7・・・
・・・本発明にかかる被覆層。
測定結果を示す図である。 1・・・・・・点火栓、2・・・・・・ハウジング、6
・・・・・・絶縁体、61・・・・・・脚部、7・・・
・・・本発明にかかる被覆層。
Claims (1)
- 1 中心電極を保持した絶縁体と、この絶縁体の外周に
配置され接地電極を有するハウジングとを有してなる内
燃機関用点火栓において、上記絶縁体のうち内燃機関の
燃焼ガスに露らされる脚部の表面に、水酸化ルビジウム
、炭酸ルビジウム、炭酸セシウムのいずれか一種以上か
ら成る自己清浄物質の被覆層を形成してなることを特徴
とする点火栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8793477A JPS5935517B2 (ja) | 1977-07-21 | 1977-07-21 | 点火栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8793477A JPS5935517B2 (ja) | 1977-07-21 | 1977-07-21 | 点火栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5423840A JPS5423840A (en) | 1979-02-22 |
| JPS5935517B2 true JPS5935517B2 (ja) | 1984-08-29 |
Family
ID=13928726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8793477A Expired JPS5935517B2 (ja) | 1977-07-21 | 1977-07-21 | 点火栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5935517B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5274298A (en) * | 1991-12-23 | 1993-12-28 | Ford Motor Company | Spark plug having an ablative coating for anticontaminat fouling |
-
1977
- 1977-07-21 JP JP8793477A patent/JPS5935517B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5423840A (en) | 1979-02-22 |
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