JPS5943137B2 - ハ−ドバタ− - Google Patents
ハ−ドバタ−Info
- Publication number
- JPS5943137B2 JPS5943137B2 JP12698779A JP12698779A JPS5943137B2 JP S5943137 B2 JPS5943137 B2 JP S5943137B2 JP 12698779 A JP12698779 A JP 12698779A JP 12698779 A JP12698779 A JP 12698779A JP S5943137 B2 JPS5943137 B2 JP S5943137B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- ratio
- oil
- oils
- fractionated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dairy Products (AREA)
- Edible Oils And Fats (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、融解性状の極めて優れたラウリン系バードバ
ターに関する。
ターに関する。
従来ヤシ油、パーム核油等の名称で知られるラウリン系
油脂は、それらを適当な条件下で分別して得られる分画
油または硬化油若しくはエステル交換油等がバードバク
−として利用されている。
油脂は、それらを適当な条件下で分別して得られる分画
油または硬化油若しくはエステル交換油等がバードバク
−として利用されている。
これらのうち、特に溶剤分別して得られる分画油は、通
常そのままで、またはそれを水素添加したものが専ら利
用されている。
常そのままで、またはそれを水素添加したものが専ら利
用されている。
このような従来のバードパll−は一応使用されている
ものの、未だ満足すべき融解性状を有したものとはいえ
ない。
ものの、未だ満足すべき融解性状を有したものとはいえ
ない。
本発明者らは、以上の点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、
トリグリセリドを構成する結合脂肪酸基の炭素数合計量
の特定成分が、一定の範囲内で存在するラウリン系油脂
の分画油は、それを水素添加したとき極めて優れた融解
性状を呈するという知見を得た。
トリグリセリドを構成する結合脂肪酸基の炭素数合計量
の特定成分が、一定の範囲内で存在するラウリン系油脂
の分画油は、それを水素添加したとき極めて優れた融解
性状を呈するという知見を得た。
本発明は、かかる知見に基づいて完成されたものである
。
。
即ち、本発明はラウリン系油脂を分別して得られる分画
油のトリグリセリド組成において、トリグリセリドを構
成する結合脂肪酸基の炭素数の合計量(以下、TG−C
と略す)36成分に対するTG−C38成分の割合が8
2係(重量基準、以下同じ)以下で、TG−C36成分
に対するTG−C34成分の割合が30%以下であり、
かつ、TG−C40成分に対するTG−C42成分の割
合が65係以下であるラウリン系油脂の分画硬化油から
成るバードパl−である。
油のトリグリセリド組成において、トリグリセリドを構
成する結合脂肪酸基の炭素数の合計量(以下、TG−C
と略す)36成分に対するTG−C38成分の割合が8
2係(重量基準、以下同じ)以下で、TG−C36成分
に対するTG−C34成分の割合が30%以下であり、
かつ、TG−C40成分に対するTG−C42成分の割
合が65係以下であるラウリン系油脂の分画硬化油から
成るバードパl−である。
本発明によれば、本発明に規定する範囲を満足するラウ
リン系油脂の分画油は、′例えばn−へキサンの如き比
較的低極性溶剤によって得ることができ、アセトンの如
き比較的極性の高い溶剤では得ることができない。
リン系油脂の分画油は、′例えばn−へキサンの如き比
較的低極性溶剤によって得ることができ、アセトンの如
き比較的極性の高い溶剤では得ることができない。
いまパーム核油に例をとると、分別前のトリクリ−21
Jド組成の1例は以下の如くである。
Jド組成の1例は以下の如くである。
上記組成を有したパーム核油をn−へキサンで分別処理
して得られる分画油のトリクリセリド組成の結果は、後
記製造例1に示すとおりであり、−万アセトンで分別処
理して得られる分画油の結果は、後記製造比較例3に示
すとおりである。
して得られる分画油のトリクリセリド組成の結果は、後
記製造例1に示すとおりであり、−万アセトンで分別処
理して得られる分画油の結果は、後記製造比較例3に示
すとおりである。
これら両者の結果を比較すると明らかな様に、TG−C
38/TG−C36の割合は、n−へキサン使用の場合
76係であるのに対し、アセトンの場合89係であって
異なる。
38/TG−C36の割合は、n−へキサン使用の場合
76係であるのに対し、アセトンの場合89係であって
異なる。
この結果が融解性状に坤*おいて差を有することは図−
2に示すとおりである。
2に示すとおりである。
また本発明によると、TG−C36成分に対するTG−
C34成分の割合が30%を越えると全体に軟らかくな
り、水素添加しても20°〜25℃での固体脂含有指数
(SCI)値が低く、全体として融解性状としてのシャ
ープさに欠ける傾向にある。
C34成分の割合が30%を越えると全体に軟らかくな
り、水素添加しても20°〜25℃での固体脂含有指数
(SCI)値が低く、全体として融解性状としてのシャ
ープさに欠ける傾向にある。
さらに、TG−C40成分に対するTG−C42成分の
割合が65係を越えると、水素添加した硬化油は高融点
部分を生じ、0融けの悪いものとなる。
割合が65係を越えると、水素添加した硬化油は高融点
部分を生じ、0融けの悪いものとなる。
これはTG−C42成分中の結合脂肪酸に炭素数18の
不飽和脂肪酸が含まれており、これが水素添加の結果飽
和脂肪酸となって0融けを悪化させる原因になるものと
考えられる。
不飽和脂肪酸が含まれており、これが水素添加の結果飽
和脂肪酸となって0融けを悪化させる原因になるものと
考えられる。
これらの現象は、後記製造例1に準じて実施し結晶部の
収率を上げることにより生ずることが以下の実験結果か
ら窺われる。
収率を上げることにより生ずることが以下の実験結果か
ら窺われる。
このうち実験4で得た両分を極度水素添加したものの融
解性状を測定した結果、その固体脂含有指数は
10 ℃ 76% 20 ℃ 75% 25 ℃ 69% 27.58C60% 30 ℃ 35% 35 ℃ 7% 37、5℃ 2% 40 ℃ 0% であって、後記製造比較例3とほぼ同程度の性状を示し
不良であった。
解性状を測定した結果、その固体脂含有指数は
10 ℃ 76% 20 ℃ 75% 25 ℃ 69% 27.58C60% 30 ℃ 35% 35 ℃ 7% 37、5℃ 2% 40 ℃ 0% であって、後記製造比較例3とほぼ同程度の性状を示し
不良であった。
。なお、油脂のトリクリ上リド組成を測定する方法とし
て薄層クロマトグラフィー(TLC)法等があるが、本
発明においてはガスクロマトグラフィーにより以下の機
器及び条件で測定した。
て薄層クロマトグラフィー(TLC)法等があるが、本
発明においてはガスクロマトグラフィーにより以下の機
器及び条件で測定した。
機 器:■島津製作所、ModelC4CM
検 出 器:FID 350℃
力 ラ ム:3FIEIIIφ×50cm ガラス
充 填 剤:シリコン0V−172%クロモゾルブ
W、担持60〜 80mesh(西尾工業■製) 温 度=225℃〜345℃昇温(5℃、/分
フ キャリャーガス二N2100m1Z分 試料調整:2.5%CCl4溶液、50μmヲ注入 尚、当然ながら測定値は既知試料の測定結果により、ガ
スクロマトグラフ測定値を重量%に換算した。
充 填 剤:シリコン0V−172%クロモゾルブ
W、担持60〜 80mesh(西尾工業■製) 温 度=225℃〜345℃昇温(5℃、/分
フ キャリャーガス二N2100m1Z分 試料調整:2.5%CCl4溶液、50μmヲ注入 尚、当然ながら測定値は既知試料の測定結果により、ガ
スクロマトグラフ測定値を重量%に換算した。
以下に本発明の製造例、製造比較例を例示する。
製造例 1
脱酸処理を施したパーム核油1部(重量基準、以下同じ
)を加部融解後n−ヘキサン9部に溶解し、攪拌しなが
ら一16℃まで△0.5℃/分の温度勾配で冷却して析
出する結晶を戸別した。
)を加部融解後n−ヘキサン9部に溶解し、攪拌しなが
ら一16℃まで△0.5℃/分の温度勾配で冷却して析
出する結晶を戸別した。
次いで該結晶に一18℃に冷却したn−ヘキサン2部を
加え、十分洗浄した後戸別し、脱溶剤して以下の性状を
有する分画油0.56部(収率56%)を得た。
加え、十分洗浄した後戸別し、脱溶剤して以下の性状を
有する分画油0.56部(収率56%)を得た。
融点(Spt、)3x、5℃ 沃素価(IV)6.0
6上記分画油を極度水素添加することにより、図−1に
示すとおり極めて融解性状に優れたSCI値を有するハ
ードバターが得られた。
6上記分画油を極度水素添加することにより、図−1に
示すとおり極めて融解性状に優れたSCI値を有するハ
ードバターが得られた。
融点 33.3℃ IV、 0.57製造比較
例 1 製造例]において、同様にして得た結晶を炉別した後、
該結晶に一18℃のn−ヘキサン2部を加え洗浄後脱溶
剤して、以下の性状を有する分画油0.6部を得た。
例 1 製造例]において、同様にして得た結晶を炉別した後、
該結晶に一18℃のn−ヘキサン2部を加え洗浄後脱溶
剤して、以下の性状を有する分画油0.6部を得た。
融点 30.6℃ IV、 9.79上記分画油
を極度水素添加した硬化油は、図−1に示すとおり、高
融点部分を有する融解性状の悪いものであった。
を極度水素添加した硬化油は、図−1に示すとおり、高
融点部分を有する融解性状の悪いものであった。
融点 34.3℃ IV、 0.40製造比較
例 2 製造比較例1において、60.05℃57分の温度勾配
で冷却した以外全て同様にして分画油0.49部を得た
。
例 2 製造比較例1において、60.05℃57分の温度勾配
で冷却した以外全て同様にして分画油0.49部を得た
。
融点 31.0℃ IV、 9.80この分画
油を極度水素添加した硬化油は、図−2は示すとおり高
融点部分を有する融解性状の悪いものであった。
油を極度水素添加した硬化油は、図−2は示すとおり高
融点部分を有する融解性状の悪いものであった。
融点 34.8℃ IV、 0.31裳造比較
例 3 製造例1において、n−へキサンの代りにアセトン(含
水率0.2%)を使用し、同様にして一4℃で析出する
結晶を分離後、該結晶に一6℃のアセトン2部を加え充
分洗浄した後1戸別し脱溶剤して以下の分画油0.56
部を得た。
例 3 製造例1において、n−へキサンの代りにアセトン(含
水率0.2%)を使用し、同様にして一4℃で析出する
結晶を分離後、該結晶に一6℃のアセトン2部を加え充
分洗浄した後1戸別し脱溶剤して以下の分画油0.56
部を得た。
融点 30.7℃ IV、 10.4この分画
油を極度水素添加した硬化油の SCI値は図−2に示すとおり、他の製造比較例の場合
と同様不満足な性状を呈していた。
油を極度水素添加した硬化油の SCI値は図−2に示すとおり、他の製造比較例の場合
と同様不満足な性状を呈していた。
融点 34.2℃ IV、 0.21チヨコレ
一ト裂造例 以下に示す配合にて常法通りロール掛けし、コンチング
した後、型に流し冷却後型から離してチョコレートを得
た。
一ト裂造例 以下に示す配合にて常法通りロール掛けし、コンチング
した後、型に流し冷却後型から離してチョコレートを得
た。
配合(重量基準)
粉 糖 42.5 部
ココアパウダー 6.5
脱脂粉乳 20.0 部
へ−ドバJ−31,0
レシチン 0・4
バードバク−として、本発明製造例1で得たものを使用
したチョコレートは、スナップ性良く、0融げの艮好な
ものであった。
したチョコレートは、スナップ性良く、0融げの艮好な
ものであった。
これに対し各製造比較例1〜3で得たものを使用したチ
ョコレートは、0融けの悪いものであった。
ョコレートは、0融けの悪いものであった。
図−1及び2は固体脂含有指数(SCI )を示すグラ
フであって、本明細書中に例示する製造例1及び製造比
較例1〜4で得られた分画油の硬化油のSCI値である
。
フであって、本明細書中に例示する製造例1及び製造比
較例1〜4で得られた分画油の硬化油のSCI値である
。
Claims (1)
- 1 ラウリン系油脂を分別して得られる分画油のトリグ
リセリド組成において、トリグリセリドを構成する結合
脂肪酸基の炭素数の合計量(以下、TG−Cと略す)3
6成分に対するTG−C38成分の割合が82係(重量
基準、以下同じ)以下で、TG−C36成分に対するT
G−C34成分の割合が30%以下であり、かつ、TG
−C40成分に対するTG−C42成分の割合が65%
以下であるラウリン系油脂の分画硬化油から成るバード
バター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12698779A JPS5943137B2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | ハ−ドバタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12698779A JPS5943137B2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | ハ−ドバタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5651951A JPS5651951A (en) | 1981-05-09 |
| JPS5943137B2 true JPS5943137B2 (ja) | 1984-10-19 |
Family
ID=14948842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12698779A Expired JPS5943137B2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | ハ−ドバタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943137B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4815746B2 (ja) * | 2004-01-27 | 2011-11-16 | 不二製油株式会社 | 冷感油脂 |
-
1979
- 1979-10-01 JP JP12698779A patent/JPS5943137B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5651951A (en) | 1981-05-09 |
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