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JPS5946485B2 - 抗補体活性剤 - Google Patents
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JPS5946485B2 - 抗補体活性剤 - Google Patents

抗補体活性剤

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JPS5946485B2
JPS5946485B2 JP5934578A JP5934578A JPS5946485B2 JP S5946485 B2 JPS5946485 B2 JP S5946485B2 JP 5934578 A JP5934578 A JP 5934578A JP 5934578 A JP5934578 A JP 5934578A JP S5946485 B2 JPS5946485 B2 JP S5946485B2
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善正 中野
洋次 貝瀬
武年 井沢
和成 宮崎
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗補体活性剤に関する。
更に詳しくは本発明は一般式〔式中R^1は水素原子又
は基H瞥(R^2は水素原子又はヒドロキシメチル基を
示し、R^3は水素原子又はラムノピラノシル基を示す
)を示す。
〕で表わされるソーヤサポゲノールB誘導体及びその塩
の少くとも1種を有効成分として含有することを特徴と
する抗補体活性剤に係る。
上記一般式(工)で表わされる化合物に関連する化合物
としてグリチルリチン〔有賀康裕、須見洋行、高田由美
子−高田明和、第17回プラスミン研究会プログラム講
演抄録集、第65頁(1977年);有本之嗣、峯田周
幸、須見洋行、高田由美子、高田明和、第14回補体シ
ンポジウム講演集、第79〜82頁(1977年)参照
〕及びソーヤサポニン〔北川勲、吉川雅之、吉岡一部、
Chem.Pharm.Bull.,第22巻、第13
39頁(1974年);同第24巻、第121頁(19
76年)参照〕等が知られている。
前者の化合物はステロイド様構造を有しステロイド類似
の作用を有するものとされており、例えばプラスミン、
ウロキナーゼ、カリクレーン、トロンビン及び補体の抑
制作用を有するものである。一方後者の化合物の生理活
性作用については未た報告がなされていない。これに対
し一般式()の化合物は、後記薬理試験結果から明らか
な通リグリチルリチンに比し顕著に優れた抗補体活性作
用を有し、またソーヤサポニンからは全く予期し得ない
抗補体活性作用を有するものである。本発明は斬かる知
見に基づき完成されたものである。本発明の抗補体活性
剤はリユウマチ性関節炎、全身的紅斑性狼癒、腎炎、自
己アレルギ一性溶血性貧血、血小板障害、脈管炎等の免
疫学的疾病の治療や補体機能を必要とする病理学的反応
の改善又は防止に用いられる。
また本発明の抗補体活性剤は発作性夜間ヘモグロビン尿
症、遺伝性血管神経性浮腫等の非免疫学的疾病、バクテ
リア又はリゾソーム酵素の適当な補体成分に対する作用
により誘発される冠動脈閉塞に引続く炎症等の治療に用
いられる。本発明の抗補体活性剤は移植拒絶の処理や血
液培養にも使用でき、血液移送媒体としても使用できる
。近年補体及び補体が人体もしくは動物に及ぼす影響に
関する理論的解析が盛んに行なわれており、現在ではあ
る種の化合物が抗補体活性作用を有しておれば該化合物
が上記各種の症状の治療効果を発揮するものと一般に認
められている。
例えば特開昭53−9325号公報には次のような記載
がある。「「補体」とは抗体または他の因子と協同して
免疫、アレルギ一性、免疫化学的および/又は免疫病理
学的反応の仲力済リとして重要な役割りを果たす所の体
液中の蛋白質の複合体である。
補体が関与する反応は血清又は他の体液中で起こるので
、体液反応として考えられる。ヒトの血液については1
1種以上の蛋白質が補体系中に知られている。
これらの補体蛋白質は文字Cと数字とによつてあられさ
れる。それらはCl,C2,C3乃至C9である。補体
蛋白質C1は実際には副単位Clq,ClrおよびCl
sと称するものの集まりである。補体蛋白質に記された
数字はそれらが活性化する順序を示すが、例外としてC
4のみはC1のあとC2の前に反応する。補体系中の蛋
白質の数字記号は、その反応順序が充分に解明される以
前につけられた。補体系および体内での役割についての
より詳細な論議は次のような文献例中に見出される:B
ullWOrldHeaIthOrg.,39935〜
938(1968);ScientificAmeri
can,l旦』(屋5)54〜66(1973);Me
dicalWOrldNews,lO月11日 53〜
58,64〜66(1974);HarveyLect
ures4』 75〜104(1972);TheNe
wEnglandJOurnaIOfMedicine
,2j7489〜495,545〜549,592〜5
96,642〜646(1972);TheJOhns
HOpkinsMed.J.,L旦』,57〜74(1
971);およびFederatiOnPrOceed
ingslノ134〜137(1973)。
補体系は下記の三つの副系から成ると考えられる:(1
)検知単位(Clq)これは外部からの侵入者を検出し
た抗体分子と結合する能力がある;(2)活性化単位(
Clr,Cls,C2,C4,C3)これは隣接する膜
上に位置を設ける;および(3)攻撃単位(C5,C6
,C7,C8およびC9)これは膜中に穴を作る。膜を
攻撃する単位は特定な相手を選ばずに彼等の近くに生成
したことだけの理由で侵入者を破壊する。宿主自身の細
胞に対する損害を最小にするために、その活性の作用す
る時間を制限せねばならない。この制限は一部は活性化
された補体の自然発生的な減衰により、一部は抑制剤お
よび破壊的酵素による妨害によつて達成される。しかし
補体を制限することは完全にはおこなわれず、従つてし
ばしば宿主の細胞に損害が生ずることがある。従つてし
ばしば宿主の細胞に損害が生ずることがある。従つて免
疫とは両刃の剣である。補体系の活性化はまた血液の凝
固を促進する。
この作用は補体の仲介により血小板から凝固因子が放出
されることによつて起こる。生物学的に活性な補体の断
片および複合体は宿主細胞を破損する反応にまきこまれ
、これらの病原となる反応は免疫複合病を惹きおこす結
果を生ずる。例えば或る種の腎炎では補体が腎臓の基礎
膜を破壊し血液中の蛋白が尿中に逸出する。播種状紅斑
性狼癒はこの種のものである;その症状は腎炎、内臓病
巣および皮膚の発疹である。ジフテリアおよび破傷風の
治療に多量の抗毒素を注射するとしばしば免疫複合病で
ある血清病を生ずる。リユウマチ性関節炎もまた免疫複
合体による。播種状紅斑性狼癒のように、これは自已免
疫病で、その病気では症状は宿主組織中の免疫系の病理
学的影響によつて生ずる。要約すると補体系は炎症、凝
固、繊維素分解、抗体抗原反応および他の代謝反応に関
連することが知られている。抗体抗原複合体の存在のも
とに補体蛋白質は生物細胞膜の近くにおこれば不可逆的
に膜を破壊するような一連の反応に関与する。
かくして補体は感染に対する生体の防禦機構の一部をな
すが、一方においては免疫病理学的過程によつて炎症お
よび組織破壊を惹き起こす。補体蛋白質の或るものの性
質、補体が生物細胞膜と結合する様式に関する意見およ
び補体が膜破壊をおこなう方式はAnnualRevi
ewinBiOchemistry,38389(19
69)に論議されている。遺伝性血管神経性浮腫(補体
の第1成分抑制物質の遺伝的欠乏又は機能喪失から生ず
る病状)の治療に対し既知の補体抑制剤エプシロンーア
ミノカプロン酸、スラミンナトリウムおよびトラネキサ
ミン酸が効果的に用いられることは報告されている、T
heNewEnglandJOurnalOfMedi
clle,l旦』 808〜812(1972):Al
lergOlEt.ImmunOpath,Hl63〜
168(1974);J.AllergyClln.I
mmunOl.Jf6.5,298〜302(1974
);およびAnnalsOfInternalMedi
cine,遭卜580〜593(1976)。
」一般式(1)の化合物は公知もしくは新規化合物であ
る。
これらの化合物は例えば北川等の方法〔北川勲、吉川雅
之、吉岡一部、Chem.Pharm・Bull.,第
22巻、第1339頁(1974年);同第24巻、第
121頁(1976年)参照]により或いは前記北川等
の方法で得られる一般式(…)で表わされるソーヤサポ
ニンを加水分解することにより製造される。〜、、さ (式中R1は前記に同じ) 一般式()の化合物の加水分解には従来公知のエステル
の加水分解の反応条件を広く適用し得、触媒の存在下不
活性溶媒中にて通常行なわれる。
用いられる触媒としては慣用のものをいずれも使用でき
、具体的には塩酸、硫酸、硝酸等の鉱酸、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム等の無機塩基
性化合物等を例示できる。触媒として無機塩騰性化合物
を用いるのが好ましい。用いられる不活性溶媒としては
慣用のものをいずれも使用でき、具体的には水、メタノ
ール、工タノール、プロパノ―ル等の低級アルコiル、
ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルホルムアミド又はこれらの
混合溶媒等を例示できる。この加水分解は通常室温〜1
50℃、好ましくは50〜110℃にて行なうのがよく
、反応時間は通常1〜6時間程度である。一般式(1)
の化合物のうち代表的なものは以下の通りである。
03−0−(β−D−グルクロノピラノシル)−ソーヤ
サポゲノールBO3−0−〔β−D−ガラクトピラノシ
ル(1→2)−β−D−グルクロノピラノシル〕−ソー
ヤサポゲノールBO3−0−〔α−L−アラビノピラノ
シル(1→2)−β−D−グルクロノピラノシル〕−ソ
ーヤサポゲノールBO3−0−〔α−L−ラムノピラノ
シル(1→2)一β−D−ガラクトピラノシル(1→2
)−β−D−グルクロノピラノシル〕−ソーヤサポゲノ
ールB03−0−〔α−L−ラムノピラノシル(1→2
)一α−L−アラビノピラノシル(1→2)一β―D−
グルクロノピラノシル〕−ソーヤサポゲノーノレB一般
式(1)の化合物は医薬的に許容される各種の塩基性化
合物と塩を形成し得る。
上記塩形成に利用できる塩基性化合物としては、例えば
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アルミニム
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム
等の無機塩基性化合物及びピペラジン、モルホリン、ピ
ペリジン、エチルアミン、ジメチルアミン、トリエチル
アミン等の有機塩基性化合物を例示できる。一般式()
の化合物及びその塩は、これを抗補体活性剤として使用
するに際し、通常製剤担体と共に薬理組成物の形態とさ
れる。
担体は使用形態に応じた薬剤を調製するのに通常使用さ
れる充填剤、増量剤、結合剤、付湿剤、崩壊剤、表面活
性剤、滑沢剤等の稀釈剤あるいは賦形剤を包含する。本
発明の抗補体活性剤の投与単位形態は治療目的に応じて
適宜選択できる。その代表的なものとしては錠剤、丸剤
、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤、坐
剤、注射剤(液剤、乳剤、懸濁剤等)等を例示できる。
錠剤の形態に形成するに際しては、担体として、公知の
例えば乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、
デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース
、ケイ酸等の賦形剤;水、エタノール、プロパノール、
単シロツプ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、
カルボキシメチルセルロース、セラツク、メチルセルロ
ース、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の結合
剤;乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン末
、ラミナリア末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム
、ツウイン、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モ
ノグリセリド、デンプン、乳糖等の崩壊剤;白糖、ステ
アリン、カカオバタ一、水素添加油等の崩壊抑制剤:第
四級アンモニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸
収促進剤;グリセリン、デンプン等の保湿剤、デンプン
、乳糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等
の吸着剤;精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、マ
クロコール、固体ポリエチレングリコール等の滑沢剤等
を使用できる。丸剤の形態に形成するに際しては、担体
として、公知の例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、カカ
オ脂、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤;アラ
ビアゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール等の
結合剤;ラミナリア、カンテン等の崩壊剤等を使用でき
る。更に上記錠剤等は必要に応じ通常の剤皮を施し糖衣
錠、ゼラチン被包錠、腸溶被錠、フイルムコーテイング
錠あるいは二重錠、多層錠とすることができる。坐剤の
形態に形成するに際しては、担体として公知の例えばポ
リエチレングリコール、カカオ脂、高級アルコール、高
級アルコールのエステル類、ゼラチン、半合成グリセラ
ード等を使用できる。注射剤として用いられる液剤及び
懸濁剤の形態に成形するのに際しては、稀釈剤として、
慣用の例えば水、エチルアルコール、プロピレングリコ
ール、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキ
シ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンゾ
ルピット、ゾルビタンエステル等を使用できる。また液
剤等は殺菌し且つ血液と等張するのが好ましい。この場
合等張性の溶液を調製するに充分な量の食塩、ブドウ糖
又はグリセリンを液剤中に含有せしめるか又は通常の溶
解補助剤、緩衝剤、無痛化剤、保存剤等を、更に必要に
応じて着色剤、保存剤、香料、風昧剤、甘昧剤等や他の
医薬品を該治療剤中に含有せしめることができる。抗補
体活性剤中に含有されるべき有効成分即ち一般式(1)
化合物又はその塩の量は特に限定されず適宜選択できる
が、通常全組成物の1〜70重量?、好ましくは5〜5
0重量%とするのが好ましい。
上記抗補体活性剤は各種形態に応じた方法で投与される
例えば錠剤、丸剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカ
プセル剤の場合には経口投与を採用できる。また注射剤
の場合には筋肉内、皮内、皮下若しくは腹腔内投与すれ
ばよい。坐薬の場合には直腸内投与される。抗補体活性
剤の投与量は使用目的、症状等により適宜選択されるが
、通常有効成分量を1日当り0.5〜20WII!/I
<g程度の範囲とすればよく、この範囲の使用で充分安
全な治療効果を示す。
以下本発明をより明らかにするため本発明化合物の薬理
試験結果を掲げる。
1)供試化合物 A.3−0−(β−D−グルクロノピラノシル)−ソー
ヤサポゲノールBB.3−0−〔β−D−ガラクトピラ
ノシル(1→2)−β−D−グルクロノピラノシル〕ー
ソーヤサポゲノールBC.3−0−〔α−L−ラムノピ
ラノシル(1 こ→2)−β−D−ガラクトピラノシル
(1→2)−β−D−グルクロノピラノシル〕−ソーヤ
サポゲノールBD.3−0−〔α−L−アラビノピラノ
シル(1→2)−β−D−グルクロノピラノシル〕1−
ソーヤサポゲノールBE.3−0−〔α−L−ラムノピ
ラノシル(1→2)一α−L−アラビノピラノシル(1
→2)β−D−グルクロノピラノシル〕−ソーヤサポゲ
ノールBlF.グリチルリチン(比較化合物) 2)抗補体活性作用 抗補体活性は、「免疫化学」第830〜 834頁(朝倉書店発行、山村雄一他編集、1973年
)に記載の試験法に従い測定及び確 2認される。
即ち試験管に供試化合物の水分散液0.5m1,1×1
08セル/WLIの感作血球(EA)0.5m11等張
ゼラチンを含むベロナール緩衝食塩水の5倍希釈液(G
VB++)1m1及びGVB+8希釈液で150倍に希
釈した補体血清(g−P・2c)0.57n1を採取し
、37℃で60分間保温後之に氷冷した生理食塩水5m
1を加えて遠心分離し、次いで分離された上清の吸光度
を吸光計0D413で測定し、供試化合物によつて感作
血球がどれ程その溶血を抑制されるかを求めるこ 5と
により測定される。上記方法に従い測定された抗補体活
性(50%溶血阻止活性値、γ/d)を第1表に示す。
3)毒性試験 供試化合物A−Eを腹腔内投与し、また供試 3化合物
下を静脈内投与しマウスに対する急性毒性(LD5O値
、Wlf7/I<g)を測定した。
結果を下記第1表に示す.,筺1表 上記第1表から明らかな通り本発明のA−Eの化合物は
化合物P(比較化合物)に比し顕著に優れた抗補体活性
を示す。
Oネフロトキシン(NephrOtOxin)型腎炎に
対する治療効果ラツトネフロトキシン(以下「NT」と
略記)は次のようにして得られる。
ねずみのキドニーコルテツクス(KidneycOrt
ex)を等量の生理食塩水でホモジナイズし、そのホモ
ジネートをブレンド コンプレート アジユバントラ (FreundscOmplateajuvant:D
ifcO社製)と1:1の比で混合し、得られる混合物
2m2をウサギ(体重3100f1)に筋肉注射し免疫
させる。
1.5ケ月後ウサギの心臓より血液を採取し血清を得る
得られた血清を56℃,30分間で非動化した後40%
飽和硫安により塩析して分画する。イミノγ−グロブリ
ン(1fG)のフラクシヨンを採取してNTを得る。試
験には体重150〜160yのウイスタ一系(Wlst
er)の雄ねずみを使用する。本発明化合物をNT投与
の1時間前に投与した時を基準として、24時間毎に1
日1回1匹当り3〜の投与量で3日前〜10日後まで腹
腔内投与する。またNTは1m1をねずみの尾静脈より
静注する。対照区としては生理食塩水を使用する。蛋白
ウリア(PrOteinuria)(24時間で尿中に
排泄される全量)を、スルホサリチル酸によるボバイン
セリムアルブミン(BOvineSerumAlbum
in)を対照とする濁度法により測定する。得られる結
果を第2表に示す。尚日数はNT投与の1時間前に投与
した時からの経過日数である。また蛋白ウリアの量は〜
/日で示した。正常状態のねずみの蛋白ウリアは0.5
〜5η/日であるが、この数値以上の場合は特に10W
9/日以上の場合には腎炎が発症しているといえる。第
2表から明らかなように対照区の場合には腎炎が発症し
、本発明化合物の場合には投与時〜10日間の蛋白ウリ
アの量向〒は正常状態のねずみとほぼ同じであり、一次
反応及び二次反応が抑制されていることがわかる。
】)ハイマン(Heymann)型腎炎に対する治療効
果試験には体重180〜200yのウイスタ一系の雄ね
ずみを使用する。
ねずみのキドニーコルテツクスを取り等量の生理食塩水
と伴にホモジナイズする。そのホモジネートを1500
Gで1時間遠心分離し、その上清をエドギントン等の方
法〔T.S.EdgingtOnetal,JOurn
alOfExperimentalMedicinl4
淫J,555参照〕に従つて精製したものと「ブレンド
コンプトトアジユバンド37Ra」(DifcO社製
)とを0.4:1の重量比で混合したものをアジユバン
トとして0.5111をねずみの腹腔内に注入する。そ
の後2週間毎に蛋白ウリアが100即/日以上になるま
でこのアジユバントを同量ずつ投与する(6〜8週間)
。斬くしてハイマン型腎炎を発症させたねずみ(体重は
約300〜3507となつている)に本発明化合物を2
4時間毎に1匹当り3ワの投与量で7日間腹腔内投与し
、蛋白ウリアの量(WIV′日)を上記と同様にして測
定する。対照区として生理食塩水を用いて同様に試1験
した。同一試,験を3回繰返し得られた結果を第3表に
示す。実験開始から2〜3週間後のねずみの体重は40
0〜500rとなり、正常な蛋白ウリアの量は5〜15
Tf9/日と考えられる。
第3表から明らかなように、本発明化合物はハイマン型
腎炎を治癒する作用を有することが判る。以下本発明を
更に詳細に説明するために参考例及び実施例を挙げる。
参考例 3−0−(6−0−メチル−β−D−グルクロノピラノ
シル)−ソーヤサポゲノールB7lWlgをメタノール
2dに溶解し、1N−NaOIi7l<.溶液2aを加
え2時間還流する。
反応混合物に冷水を加え1N−HCI水溶液でPH約1
とし、n−ブタノールで抽出する。n−ブタノール層を
減圧下に濃縮乾固し、残渣をクロロホルム−アセトン(
1:1容積比)より結晶化して、3−0−(β−Dーグ
ルクロノピラノシル)−ソーヤサポゲノールBの50η
を得る。o融点 231〜232℃(分解) O元素分析値 C36H58O9として 計算値(至) C68.ll,H9.2l実測値(へ)
C67.85,H9.O8 Oシリカゲル薄層クロマトグラフイ一(「キーセルゲル
F254」、タルク社製使用)1.クロロホルム−メタ
ノール一水(65:35:8容積比)Rf=0.382
.イソプロパノール−2Nアンモニア水(100:15
容積比)Rf=0.21 0溶解性 メタノール、エタノiル、n−プロパノールn−ブタノ
ール、アルカリ水溶液、ピリジン、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミドに易溶で、アセトン、酢酸エ
チル、メチルエチルケトンに可溶で、ベンゼン、クロロ
ホルム、ジエチルエーテル、n−ヘキサン、石油エーテ
ルに難溶である。
注射用蒸留水に本発明化合物及びブドウ糖を溶解させた
後5TI11のアンプルに注入する。
窒素で置換後121℃で15分間加圧滅菌を行ない、注
射剤を得る。半合成グリセラード基剤に本発明化合物を
加え、50℃で混合、懸濁させた後成形鋳型に流し込み
、自然冷却したのち取り出し坐剤を得る。
本発明化合物、アビシエル、コンスターチ及びステアリ
ン酸マグネシウムを取り混合研摩後糖衣RlOmlLの
キネで打錠する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1は水素原子又は基▲数式、化学式、表等が
    あります▼(R^2は水素原子又はヒドロキシメチル基
    を示し、R^3は水素原子又はラムノピラノシル基を示
    す)を示す。 〕で表わされるソーヤサポゲノールB誘導体及びその塩
    の少なくとも1種を有効成分として含有することを特徴
    とする抗補体活性剤。
JP5934578A 1978-03-31 1978-05-17 抗補体活性剤 Expired JPS5946485B2 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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