JPS5947732B2 - 融着交互撚糸の製造方法 - Google Patents
融着交互撚糸の製造方法Info
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- JPS5947732B2 JPS5947732B2 JP6312979A JP6312979A JPS5947732B2 JP S5947732 B2 JPS5947732 B2 JP S5947732B2 JP 6312979 A JP6312979 A JP 6312979A JP 6312979 A JP6312979 A JP 6312979A JP S5947732 B2 JPS5947732 B2 JP S5947732B2
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- Japan
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- twisting
- untwisted
- false twisting
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- Expired
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/22—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
- D02G3/26—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre with characteristics dependent on the amount or direction of twist
- D02G3/28—Doubled, plied, or cabled threads
- D02G3/288—Doubled, plied, or cabled threads with same direction of twist, but with an amount of twist varying along the thread
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
イ 本発明の技術分野
本発明は、熱可塑性繊維マルチフィラメント糸を仮撚加
工して、融着を有する交互撚糸を製造するための方法に
関する。
工して、融着を有する交互撚糸を製造するための方法に
関する。
更に詳しくは、強撚糸様の風合や淡い絣を呈する布帛を
効果的に形成し得る融着交互撚糸の製造方法に関するも
のである。
効果的に形成し得る融着交互撚糸の製造方法に関するも
のである。
口 従来技術とその問題点
従来、仮撚加工によって未解撚糸部分と過解撚糸部分と
を交互に形成する技術は数多く知られている。
を交互に形成する技術は数多く知られている。
例えば、ポリエステル系の延伸繊維やポリアミド系の延
伸繊維をスピンドル方式の仮撚付与装置を用いて、繊維
相互が融着を起こすという極めて高い加熱温度のもとで
仮撚加工を実施している例が、特公昭50−25065
号公報、特公昭51−225号公報、特公昭51−42
662号公報等に記載されている。
伸繊維をスピンドル方式の仮撚付与装置を用いて、繊維
相互が融着を起こすという極めて高い加熱温度のもとで
仮撚加工を実施している例が、特公昭50−25065
号公報、特公昭51−225号公報、特公昭51−42
662号公報等に記載されている。
また、延伸繊維を流体旋回流応用の仮撚付与装置を用い
て、高い退縮供給のもとで仮撚加工を実施している例が
、特開昭51−143746号公報、特開昭51−14
3749号公報、特公昭53−15188号公報、特公
昭53− 30818号公報等に記載されている。
て、高い退縮供給のもとで仮撚加工を実施している例が
、特開昭51−143746号公報、特開昭51−14
3749号公報、特公昭53−15188号公報、特公
昭53− 30818号公報等に記載されている。
またこの関連技術として特開昭53−98444号公報
、特開昭52−66748号公報が知られているが、こ
の技術はいずれも流木仮撚を用いているのでバルーニン
グが発生し、得られた融着未解撚部は短かく寸断された
ものであった。
、特開昭52−66748号公報が知られているが、こ
の技術はいずれも流木仮撚を用いているのでバルーニン
グが発生し、得られた融着未解撚部は短かく寸断された
ものであった。
従って強撚調風台、絣模様を出すには満足された方法で
はなかった。
はなかった。
その他、仮撚加工されつつある糸条に積極的な非定常作
用を施す技術がある。
用を施す技術がある。
例えば、糸条と加熱装置との接触状態を変動させる技術
として、特開昭49−66928号公報、特開昭51−
15017号公報、特開昭52−8119号公報等があ
り、仮撚付与装置から加熱装置方向へ伝播する撚を変動
させる技術として、特公昭51−34016号公報、特
開昭49−554号公報、特開昭50−121546号
公報等があり、仮撚付与装置によち発生する糸条の撚数
を変動させる技術として、特公昭49−8414号公報
、特開昭49−108353号公報、特開昭53−61
745号公報等があり、仮撚付与装置を通過する糸条の
速度を変動させる技術として、特開昭49−92337
号公報、特開昭49−92354号公報等があり、仮撚
加工される糸条を長さ方向に不均一にする技術として、
特開昭52−66722号公報、特開昭53−8174
9号公報、特開昭49−101654号公報等がある。
として、特開昭49−66928号公報、特開昭51−
15017号公報、特開昭52−8119号公報等があ
り、仮撚付与装置から加熱装置方向へ伝播する撚を変動
させる技術として、特公昭51−34016号公報、特
開昭49−554号公報、特開昭50−121546号
公報等があり、仮撚付与装置によち発生する糸条の撚数
を変動させる技術として、特公昭49−8414号公報
、特開昭49−108353号公報、特開昭53−61
745号公報等があり、仮撚付与装置を通過する糸条の
速度を変動させる技術として、特開昭49−92337
号公報、特開昭49−92354号公報等があり、仮撚
加工される糸条を長さ方向に不均一にする技術として、
特開昭52−66722号公報、特開昭53−8174
9号公報、特開昭49−101654号公報等がある。
上記従来の技術は、すべて仮撚加工によって交互撚糸を
形成するものであるが、明確なS撚糸部分・Z撚糸部分
の他に通常の仮撚加工糸様の無撚糸部分を多量に形成す
るとか、S撚糸部分と2撚糸部分との間に比較的長い無
撚糸部分を形成するとか、未解撚糸部分や通解撚糸部分
内の撚密度が中央が高く両端が低く形成されるとか、各
々の未解撚糸部分あるいは各々の通解撚糸部分の撚密度
が一定せずに形成されるとか、糸全体に占める未解撚糸
部分の長さ分率を高く形成できない等の、糸全体の平均
撚密度を高くできない欠陥を有している。
形成するものであるが、明確なS撚糸部分・Z撚糸部分
の他に通常の仮撚加工糸様の無撚糸部分を多量に形成す
るとか、S撚糸部分と2撚糸部分との間に比較的長い無
撚糸部分を形成するとか、未解撚糸部分や通解撚糸部分
内の撚密度が中央が高く両端が低く形成されるとか、各
々の未解撚糸部分あるいは各々の通解撚糸部分の撚密度
が一定せずに形成されるとか、糸全体に占める未解撚糸
部分の長さ分率を高く形成できない等の、糸全体の平均
撚密度を高くできない欠陥を有している。
あるいはまた、仮撚加熱方向の撚を有しているが、仮撚
捲縮が露顕する程に解撚されていて、緊密性を失なった
未解撚糸部分として形成されるとか、仮撚解撚方向の撚
を有しているが、繊維相互の融着が強く仮撚捲縮が露顕
せずに解撚されていて、嵩高性を失なった通解撚糸部分
として形成される等の、未解撚糸部分と通解撚糸部分の
形態差を明確に形成できない欠陥を有している。
捲縮が露顕する程に解撚されていて、緊密性を失なった
未解撚糸部分として形成されるとか、仮撚解撚方向の撚
を有しているが、繊維相互の融着が強く仮撚捲縮が露顕
せずに解撚されていて、嵩高性を失なった通解撚糸部分
として形成される等の、未解撚糸部分と通解撚糸部分の
形態差を明確に形成できない欠陥を有している。
ハ 本発明の目的
本発明は上記従来技術の欠点を改善し、更に強撚糸様の
風合や淡い絣を呈する布帛を効果的に形成し得る融着交
互撚糸の製法を提供する。
風合や淡い絣を呈する布帛を効果的に形成し得る融着交
互撚糸の製法を提供する。
すなわち融着の程度は軽いにもかかわらず、無撚部はほ
とんど形成されず、また融着部の長さを長いものとする
ことができる技術を提供する。
とんど形成されず、また融着部の長さを長いものとする
ことができる技術を提供する。
二 本発明の構成
上記の目的を達成させるため、本発明は次の構成からな
る。
る。
「熱可塑性合成繊維からなるマルチフィラメント糸を仮
撚加工するに際し、仮撚装置として外接型摩擦仮撚機を
用い、仮撚数を2重撚の発生する撚数よりも小さくシ、
仮撚域への糸の供給量を通常の仮撚加工よりも退縮供給
し、かつ仮撚温度を糸の融着温度となし、解撚工程にお
いて構成フィラメントの一部が剥離する程度の融着を与
え、該剥離する程度の融着を仮撚装置通過直後において
も維持させ、更に解撚域において糸の通過抵抗を低くし
て仮撚加工することを特徴とする融着交互撚糸の製造方
法。
撚加工するに際し、仮撚装置として外接型摩擦仮撚機を
用い、仮撚数を2重撚の発生する撚数よりも小さくシ、
仮撚域への糸の供給量を通常の仮撚加工よりも退縮供給
し、かつ仮撚温度を糸の融着温度となし、解撚工程にお
いて構成フィラメントの一部が剥離する程度の融着を与
え、該剥離する程度の融着を仮撚装置通過直後において
も維持させ、更に解撚域において糸の通過抵抗を低くし
て仮撚加工することを特徴とする融着交互撚糸の製造方
法。
」本発明においては、外接型摩擦仮撚機を用いる必要が
ある。
ある。
糸に送り効果を与え、通過抵抗を小さくシ、加工張力を
下げ、バルーニングを防止して実質的に静止した状態で
仮撚加工を行なうためである。
下げ、バルーニングを防止して実質的に静止した状態で
仮撚加工を行なうためである。
次に仮撚数は2重撚の発生する撚数よりも小さくするこ
とが必要である。
とが必要である。
仮撚バルーニングを防止するためである。
2重撚が発生するような高い撚数では撚数変動が生じて
糸が振動し、好ましくない。
糸が振動し、好ましくない。
次に仮撚域への糸の供給量を通常の仮撚カロエよりも退
縮供給することが必要である。
縮供給することが必要である。
仮撚加工の解撚域の糸張力を小さくシ、撚縮み分を与え
るためである。
るためである。
従って未解撚融着部の寸断破壊を防止できる。
退縮供給量の具体的値としては通常の仮撚加工よりも数
%〜士数%高い値である。
%〜士数%高い値である。
次に仮撚加工温度は、糸の融着温度であってかつ糸の構
成フィラメントが剥離する程度の温度が必要である。
成フィラメントが剥離する程度の温度が必要である。
より具体的には糸の融点未満の温度であって、各構成フ
ィラメントが繊維形状を保った状態で互いに融着する温
度をいう。
ィラメントが繊維形状を保った状態で互いに融着する温
度をいう。
このような仮撚温度を採用すると、加撚状態では繊維相
互が融着しているマルチフィラメント糸に解撚という大
変形を与えると、撚糸構造のまま大変形歪を受けること
ができず、繊維構造の不十分な部分即ち融着した部分が
剥離する。
互が融着しているマルチフィラメント糸に解撚という大
変形を与えると、撚糸構造のまま大変形歪を受けること
ができず、繊維構造の不十分な部分即ち融着した部分が
剥離する。
次に本発明においては、前記の融着状態は仮撚装置通過
直後においても維持させることが必要である。
直後においても維持させることが必要である。
比較的長い融着部を形成し、強撚調の外観と風合を与え
るためである。
るためである。
従来法における融着糸は殆んどが仮撚装置通過時に融着
部は短かく寸断されてしまうものであった。
部は短かく寸断されてしまうものであった。
次に本発明においては、解撚域において糸の通過抵抗を
低くすることが必要である。
低くすることが必要である。
ここで解撚域とは、仮撚装置よりも下流側であって、デ
リベリローラまでの間をいう。
リベリローラまでの間をいう。
かかる解撚域で糸の通過抵抗が高いと、糸張力が高くな
り、融着撚が寸断に破壊されて好ましくない。
り、融着撚が寸断に破壊されて好ましくない。
ホ 本発明の作用・機能
従来においても、前記従来技術の欠陥を改善しようとす
る試みは数多くなされていたが、未だ不完全であるのが
現状である。
る試みは数多くなされていたが、未だ不完全であるのが
現状である。
これは従来の研究が仮撚数・加工張力・加熱温度等の仮
撚加工条件や加工原糸の物性あるいは仮撚加工装置の構
造等、交互撚糸形成の外的要因の適正化に向けられてい
たためであり、交互撚糸の形成機構が不明確であったた
めである。
撚加工条件や加工原糸の物性あるいは仮撚加工装置の構
造等、交互撚糸形成の外的要因の適正化に向けられてい
たためであり、交互撚糸の形成機構が不明確であったた
めである。
本発明には、交互撚糸の形成機構が重要な意味を持つも
のである。
のである。
もちろん上記外的要因も重要であるが、それだけでは上
記した如き従来技術の欠陥を改善する発想に継ながらな
いのである。
記した如き従来技術の欠陥を改善する発想に継ながらな
いのである。
仮撚加工によって交互撚糸が形成されるのは、仮撚付与
装置やその上流にも原因があるが、交互撚糸の形成その
ものは、仮撚付与装置の下流においてなされている。
装置やその上流にも原因があるが、交互撚糸の形成その
ものは、仮撚付与装置の下流においてなされている。
従来技術において仮撚付与装置の直近下流の糸を観察す
ると、未解撚糸部分を形成している時、通解撚糸部分を
形成している時、無撚糸部分を形成している時等種々の
状態が起こる。
ると、未解撚糸部分を形成している時、通解撚糸部分を
形成している時、無撚糸部分を形成している時等種々の
状態が起こる。
未解撚糸部分の形成も多種多様であり、大別すると、形
成されつつある未解撚糸部分が仮撚方向にその撚密度に
見合った回転をしている場合と、それより少ない回転を
している(回転しない場合も含む)場合とがあり、後者
の場合には、仮撚付与装置上流の撚数減少を伴っている
。
成されつつある未解撚糸部分が仮撚方向にその撚密度に
見合った回転をしている場合と、それより少ない回転を
している(回転しない場合も含む)場合とがあり、後者
の場合には、仮撚付与装置上流の撚数減少を伴っている
。
通解撚糸部分の形成は仮撚付与装置上流の撚数増加を伴
っている。
っている。
無撚糸部分の形成は、未解撚糸部分と通解撚糸部分との
間に過渡現象として形成される場合と、明らかに継続的
に形成する場合とがある。
間に過渡現象として形成される場合と、明らかに継続的
に形成する場合とがある。
仮撚付与装置の直近下流から更にやや下流を観察すると
、この部分で新たに未解撚糸部分が形成されることはな
い。
、この部分で新たに未解撚糸部分が形成されることはな
い。
通解撚糸部分は、仮撚付与装置の直近下流において糸の
回転を伴う未解撚糸部分が形成されている時、その未解
撚糸部分の下流側端部分が解撚され順次形成される場合
とその未解撚糸部分の下流側に無撚糸部分が存在すれば
、その無撚糸部分が加熱されて形成される場合とがある
。
回転を伴う未解撚糸部分が形成されている時、その未解
撚糸部分の下流側端部分が解撚され順次形成される場合
とその未解撚糸部分の下流側に無撚糸部分が存在すれば
、その無撚糸部分が加熱されて形成される場合とがある
。
無撚糸部分は、未解撚糸部分と通解撚糸部分との撚が相
殺して形成される場合がある。
殺して形成される場合がある。
従来技術においては上記の如く多種多様の交互撚糸の形
成が存在しており、前記の如き欠陥となっていた。
成が存在しており、前記の如き欠陥となっていた。
本発明においては、上記従来技術において時折り観察さ
れる仮撚付与装置の直近下流で糸の回転を伴う未解撚糸
部分の形成が最も効率的であることを知り、その形成を
ほぼ常時継続することに成功したものであり、更に回転
を伴う未解撚糸部分を仮撚付与装置上流の所謂仮撚加熱
状態とほぼ同等の状態とするのである。
れる仮撚付与装置の直近下流で糸の回転を伴う未解撚糸
部分の形成が最も効率的であることを知り、その形成を
ほぼ常時継続することに成功したものであり、更に回転
を伴う未解撚糸部分を仮撚付与装置上流の所謂仮撚加熱
状態とほぼ同等の状態とするのである。
見方を変えると、仮撚加熱域が仮撚付与装置下流にまで
及んだ状態を常時継続せしめるのである。
及んだ状態を常時継続せしめるのである。
このようにすると、仮撚付与装置下流に存在する仮撚加
熱域の先端は回転しつつ、その回転分は先に形成された
未解撚糸部分の後端部分や自己の先端部分を解撚し過解
撚部分を順次形成しつつ仮撚加熱域の先端は下流方向へ
移動する。
熱域の先端は回転しつつ、その回転分は先に形成された
未解撚糸部分の後端部分や自己の先端部分を解撚し過解
撚部分を順次形成しつつ仮撚加熱域の先端は下流方向へ
移動する。
仮撚加熱域の先端の回転はいずれ、引取ローラに把持さ
れるとか、ガイド等に接触するとか、または仮撚付与装
置により付与される回転力が伝達しきれなくなるとかで
、止まる。
れるとか、ガイド等に接触するとか、または仮撚付与装
置により付与される回転力が伝達しきれなくなるとかで
、止まる。
仮撚加熱域の先端の回転が止まっても、仮撚付与装置は
回転力を付与し続けるから、次の瞬間に仮撚加熱域の先
端と仮撚付与装置との間に新たな解撚点が発生し、その
点が新たな仮撚加熱域の先端となり、上記現象が繰り返
され、未解撚糸部分と通解撚糸部分とが交互に形成され
た交互撚糸となる。
回転力を付与し続けるから、次の瞬間に仮撚加熱域の先
端と仮撚付与装置との間に新たな解撚点が発生し、その
点が新たな仮撚加熱域の先端となり、上記現象が繰り返
され、未解撚糸部分と通解撚糸部分とが交互に形成され
た交互撚糸となる。
本発明の実姉は、上記した如き現象に着目して観察しつ
つ、仮撚加工態様や仮撚加工条件を選べば達成できるも
のである。
つ、仮撚加工態様や仮撚加工条件を選べば達成できるも
のである。
本発明において得た知見を列記すれば次のとおりである
。
。
(1)供給装置・加熱装置・仮撚付与装置・引取装置等
を主たる装置とする仮撚加工系の作用を実質的に変動さ
せない。
を主たる装置とする仮撚加工系の作用を実質的に変動さ
せない。
(2)得られる糸は強撚状態であるから数%乃至十数%
の撚縮を持つ。
の撚縮を持つ。
従って撚縮に見合った退縮供給条件を採る。
(3)未解撚糸部分を解撚した際、該未解撚糸部分全体
の撚密度が徐々に減少せずに、一部分が解撚され、該未
解撚糸部分の撚密度は変化せず除徐に短かくなり、解撚
された糸部分は多くの撚を吸収して通解撚糸部分となり
徐々に長くなるような解撚のされ方が良い。
の撚密度が徐々に減少せずに、一部分が解撚され、該未
解撚糸部分の撚密度は変化せず除徐に短かくなり、解撚
された糸部分は多くの撚を吸収して通解撚糸部分となり
徐々に長くなるような解撚のされ方が良い。
このためには、未解撚糸部分の集束性が高く、高い捻り
剛性を持ち、一旦解撚されると集束性を失ない、捻り剛
性が低くなると良い。
剛性を持ち、一旦解撚されると集束性を失ない、捻り剛
性が低くなると良い。
これには適度な融着、即ち未解撚状態にあるときの融着
の一部が解撚工程によって剥離する程度の融着を与える
ことが必要である。
の一部が解撚工程によって剥離する程度の融着を与える
ことが必要である。
これは、原糸素材の物性および油剤等の表面付着物の物
性、量等を考慮して加熱温度を選ぶとよい。
性、量等を考慮して加熱温度を選ぶとよい。
なお前記融着の程度は、得られた糸条を検撚機等により
強制的に解撚すれば全部はどける程度の軽いものである
。
強制的に解撚すれば全部はどける程度の軽いものである
。
(4)未解撚糸部分の撚密度は仮撚加熱の撚密度がほぼ
そのまま残留するから仮撚数が高い方が好ましいが、仮
撚数が高過ぎると、2重撚が発生し、仮撚付与装置を通
過する撚数が変動するとか、仮撚付与装置の加熱力が把
持力限界に近づきまたは越えて加熱が断続的になる等、
無撚糸部分を形成する原因となる。
そのまま残留するから仮撚数が高い方が好ましいが、仮
撚数が高過ぎると、2重撚が発生し、仮撚付与装置を通
過する撚数が変動するとか、仮撚付与装置の加熱力が把
持力限界に近づきまたは越えて加熱が断続的になる等、
無撚糸部分を形成する原因となる。
目安としては通常の仮撚加工よりも若干低目の仮撚数が
好ましい。
好ましい。
(5)加工中の糸の振動、特に仮撚付与装置近傍のバル
ーニングは、未解撚糸部分を寸断して形成するとか、加
工の定常性を失なうとかで好ましくなく、静かな解撚を
必要とする。
ーニングは、未解撚糸部分を寸断して形成するとか、加
工の定常性を失なうとかで好ましくなく、静かな解撚を
必要とする。
それには可能なかぎりバルーニングを発生させず、肉眼
ではバルーニングを認識できない程度が好ましい。
ではバルーニングを認識できない程度が好ましい。
(6)仮撚付与装置下流の糸張力が高いと、ここで未解
撚糸部分と通解撚糸部分との撚が相殺されるとか、通解
撚糸部分に高い撚密度が入らないとか、仮撚付与装置を
通過すると同時に解撚されるとかで好ましくない。
撚糸部分と通解撚糸部分との撚が相殺されるとか、通解
撚糸部分に高い撚密度が入らないとか、仮撚付与装置を
通過すると同時に解撚されるとかで好ましくない。
従って極力、糸張力を弱めることが好ましく、仮撚付与
装置やガイド類の通過抵抗を低くしなければならない。
装置やガイド類の通過抵抗を低くしなければならない。
(力 仮撚付与装置やその上流において、強い擦過作用
を与えたり、曲率の大きな変形を与えると、上記(6)
項に類する事項のほかに、加撚状態のままで融着が剥離
したり撚構造が破壊されたりして集束性が低下し、仮撚
付与装置を通過すると同時に解撚されることが多くなり
、好ましくない。
を与えたり、曲率の大きな変形を与えると、上記(6)
項に類する事項のほかに、加撚状態のままで融着が剥離
したり撚構造が破壊されたりして集束性が低下し、仮撚
付与装置を通過すると同時に解撚されることが多くなり
、好ましくない。
強い擦過作用や曲率の大きな変形を与えないよう仮撚加
工することが必要である。
工することが必要である。
本発明は上記7項目に限定されるものではないが、熱可
塑性繊維マルチフィラメント糸を仮撚加工するに当り、
少なくとも上記7項目に則して実施すれば、仮撚付与装
置の直近下流部分においては常時仮撚加熱機態とするこ
とができ、前記した如き糸形成機構に従って交互撚糸を
形成し、本発明の目的に即した糸を得ることができる。
塑性繊維マルチフィラメント糸を仮撚加工するに当り、
少なくとも上記7項目に則して実施すれば、仮撚付与装
置の直近下流部分においては常時仮撚加熱機態とするこ
とができ、前記した如き糸形成機構に従って交互撚糸を
形成し、本発明の目的に即した糸を得ることができる。
へ0本発明の効果
上記本発明の方法によると、無撚糸部分がほとんど形成
されず、未解撚糸部分が仮撚加熱状態とほぼ同等の撚密
度を有し、通解撚糸部分は強固な撚構造である未解撚糸
部分とトルクがバランスするまで順次加熱されて形成さ
れたものであるから、その撚密度は高くかつ均一である
。
されず、未解撚糸部分が仮撚加熱状態とほぼ同等の撚密
度を有し、通解撚糸部分は強固な撚構造である未解撚糸
部分とトルクがバランスするまで順次加熱されて形成さ
れたものであるから、その撚密度は高くかつ均一である
。
等の優れた特徴を有している糸が得られる。
また上記未解撚糸部分は長い部分とすることもできるの
で、強撚調風合と外観を有し、仮撚糸でありなから実撚
強撚と同等の特性を有する。
で、強撚調風合と外観を有し、仮撚糸でありなから実撚
強撚と同等の特性を有する。
更に上記未解撚糸部分は布帛になっても残っているので
、淡い絣を呈し、差別化糸として独特な意匠効果を呈す
る。
、淡い絣を呈し、差別化糸として独特な意匠効果を呈す
る。
以下実施例により説明する。
実施例 1
ポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸して、3000
m/mi!lで引取り、太さ137デニール、フィラ
メント本数36本のマルチフィラメント糸を作った。
m/mi!lで引取り、太さ137デニール、フィラ
メント本数36本のマルチフィラメント糸を作った。
この糸を1.4倍に延伸しつつその延伸領域で加熱温度
235℃、仮撚数3200T/mの仮撚加工を行なった
。
235℃、仮撚数3200T/mの仮撚加工を行なった
。
仮撚付与装置は外接式の摩擦仮撚装置を用いた。
この加工に際し、仮撚付与装置の一部と、該仮撚付与装
置下流の糸約5mmの状態が観察できるように、300
枚の写真撮影を行なった。
置下流の糸約5mmの状態が観察できるように、300
枚の写真撮影を行なった。
これらの写真により、糸の状態は仮撚付与装置下流真近
では、全て未解撚状態であることが認められた。
では、全て未解撚状態であることが認められた。
なお、該約5mmの中において過解撚部分を一部含むと
認められるものは前記300枚中4枚であった。
認められるものは前記300枚中4枚であった。
得られた糸は未解撚糸部分と過屏撚糸部分とが交互に形
成されており、撚密度はそれぞれ3100T/m、18
00T/mであり、平均長さはそれぞれ37mvt16
3mvr、であった。
成されており、撚密度はそれぞれ3100T/m、18
00T/mであり、平均長さはそれぞれ37mvt16
3mvr、であった。
無撚糸部分はほとんど形成されていないものであった。
この糸ヲ用いて布帛を形成すると、従来の交互撚糸では
到底かもし出し得ない強撚糸様の風合と淡い絣模様を呈
する布帛を得ることができた。
到底かもし出し得ない強撚糸様の風合と淡い絣模様を呈
する布帛を得ることができた。
以上の実験において、仮撚加工では1.4倍に延伸して
いるが通常の仮撚加工を行なう場合には1.65〜1.
70倍の延伸が適当である。
いるが通常の仮撚加工を行なう場合には1.65〜1.
70倍の延伸が適当である。
従って通常の仮撚加工よりも退縮に供給している。
このようにすることによって撚り縮み分を与えることが
でき、かつ加熱および解撚の張力を低くすることができ
る。
でき、かつ加熱および解撚の張力を低くすることができ
る。
また仮撚装置として外接式摩擦仮撚装置を用い糸と接触
する部分の糸速、すなわち3軸タイプの摩擦仮撚機のデ
ィスクの円周速度を糸速の2.13倍とした。
する部分の糸速、すなわち3軸タイプの摩擦仮撚機のデ
ィスクの円周速度を糸速の2.13倍とした。
この結果(後記する条件も含めた状態において)加熱お
よび解撚の張力はともに13gであった。
よび解撚の張力はともに13gであった。
仮撚付与する部分の速度を糸速の2.13倍と速くした
結果、仮撚装置の通過抵抗をOとできたのである。
結果、仮撚装置の通過抵抗をOとできたのである。
また外接式摩擦仮撚装置は仮撚付与部において糸に公転
を与えずして自転のみを与えることができたので、バル
ーニングの発生を起こさずに仮撚加工できた。
を与えずして自転のみを与えることができたので、バル
ーニングの発生を起こさずに仮撚加工できた。
更に外接式摩擦仮撚装置は、仮撚付与部における糸の曲
りが小さいので、ここでの融着部分の剥離は起こらない
。
りが小さいので、ここでの融着部分の剥離は起こらない
。
これに対して従来技術のスピンドル方式では、直径1〜
2龍のピンに糸を巻きつけるので、糸の曲りが大きく、
更にスピナの回転軸と糸軸とが一致しないので糸が公転
してバルーニングを起こす。
2龍のピンに糸を巻きつけるので、糸の曲りが大きく、
更にスピナの回転軸と糸軸とが一致しないので糸が公転
してバルーニングを起こす。
この結果、未解撚部の長いものを得ることはできない。
また、上記実症例において仮撚加熱温度235℃は、仮
撚加熱部の糸の繊維相互を融着させる温度であり、その
融着は加熱部の撚を解くと、融着が剥離する程度のもの
であった。
撚加熱部の糸の繊維相互を融着させる温度であり、その
融着は加熱部の撚を解くと、融着が剥離する程度のもの
であった。
比較例 l
実症例1における仮撚装置を空気噴射流による仮撚装置
およびスピンドル仮撚装置に変更し、他は同一条件とし
て実験した。
およびスピンドル仮撚装置に変更し、他は同一条件とし
て実験した。
その結果、無撚部や少ない撚の退所撚糸部分、融着の一
部剥離した未解撚糸部分が多発した。
部剥離した未解撚糸部分が多発した。
仮撚装置通過直後の糸を観察すると、この部分にて無撚
状態5、退所撚状態、未解撚状態等、不規則に各種形態
の糸構造ができていた。
状態5、退所撚状態、未解撚状態等、不規則に各種形態
の糸構造ができていた。
また仮撚装置上流および下流にて強いバルーニングが発
生した。
生した。
特にスピンドル仮撚装置の場合には解撚域における糸張
力が高く、特に無撚部の多いものであった。
力が高く、特に無撚部の多いものであった。
得られた糸は強撚調風台も外観も有さず、淡い絣も有し
ていなかった。
ていなかった。
Claims (1)
- 1 熱可塑性合成繊維からなるマルチフィラメント糸を
仮撚加工するに際し、仮撚装置として外接型摩擦仮撚機
を用い、仮撚数を2重撚の発生する撚数よりも小さくシ
、仮撚域への糸の供給量を通常の仮撚加工よりも退縮供
給し、かつ仮撚温度を糸の融着温度となし、解撚工程に
おいて構成フィラメントの一部が剥離する程度の融着を
与え、該剥離する程度の融着を仮撚装置通過直後におい
ても維持させ、更に解撚域において糸の通過抵抗を低く
シ、仮撚バルーニングを防止して仮撚加工することを特
徴とする融着交互撚糸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6312979A JPS5947732B2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 | 融着交互撚糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6312979A JPS5947732B2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 | 融着交互撚糸の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55158338A JPS55158338A (en) | 1980-12-09 |
| JPS5947732B2 true JPS5947732B2 (ja) | 1984-11-21 |
Family
ID=13220345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6312979A Expired JPS5947732B2 (ja) | 1979-05-22 | 1979-05-22 | 融着交互撚糸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5947732B2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-22 JP JP6312979A patent/JPS5947732B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55158338A (en) | 1980-12-09 |
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