JPS5947739B2 - 融着交互撚糸の製造方法 - Google Patents
融着交互撚糸の製造方法Info
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- JPS5947739B2 JPS5947739B2 JP12535979A JP12535979A JPS5947739B2 JP S5947739 B2 JPS5947739 B2 JP S5947739B2 JP 12535979 A JP12535979 A JP 12535979A JP 12535979 A JP12535979 A JP 12535979A JP S5947739 B2 JPS5947739 B2 JP S5947739B2
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
イ0本発明の技術分野
本発明は、融着交互撚糸の製造方法に関する。
更に詳しくは、熱可塑性繊維マルチフィラメント糸を仮
撚加工して、強撚糸様の風合や淡い絣を呈する布帛を効
果的に形成し得る特殊な交互撚糸を製造する方法に関す
るものであり、糸軸方向にS撚糸部分とZ撚糸部分とが
交互に存在し、いずれか一方の撚方向の糸部分は比較的
長い堅密な撚糸構造であって、他方の撚方向の糸部分は
嵩高な撚糸構造である特殊な交互撚糸の製造方法に関す
るものである。
撚加工して、強撚糸様の風合や淡い絣を呈する布帛を効
果的に形成し得る特殊な交互撚糸を製造する方法に関す
るものであり、糸軸方向にS撚糸部分とZ撚糸部分とが
交互に存在し、いずれか一方の撚方向の糸部分は比較的
長い堅密な撚糸構造であって、他方の撚方向の糸部分は
嵩高な撚糸構造である特殊な交互撚糸の製造方法に関す
るものである。
町 従来技術とその問題点
仮撚加工によって未解撚糸部分と通解撚糸部分とを交互
に形成せしめる技術は、従来においても数多く知られて
いるものである。
に形成せしめる技術は、従来においても数多く知られて
いるものである。
例えば、ポリエステル系の延伸繊維やポリアミド系の延
伸繊維をスピンドル方式の仮撚付与装置を用いて、繊維
相互が融着を起こすという極めて高い加熱温度のもとで
仮撚加工を実施している例が、特公昭50−25065
号公報、特公昭51−225号公報、特公昭51−42
662号公報等に記載されている。
伸繊維をスピンドル方式の仮撚付与装置を用いて、繊維
相互が融着を起こすという極めて高い加熱温度のもとで
仮撚加工を実施している例が、特公昭50−25065
号公報、特公昭51−225号公報、特公昭51−42
662号公報等に記載されている。
また、延伸繊維を流体旋回流応用の仮撚付与装置を用い
て、高い退縮供給のもとで仮撚加工を実施している例が
、特開昭51−143746号公報、特開昭51−14
3749号公報、特公昭53−15188号公報、特公
昭53−30818号公報等に記載されている。
て、高い退縮供給のもとで仮撚加工を実施している例が
、特開昭51−143746号公報、特開昭51−14
3749号公報、特公昭53−15188号公報、特公
昭53−30818号公報等に記載されている。
その他、仮撚加工されつつある糸条に積極的な非定常作
用を施す技術かある。
用を施す技術かある。
例えば、糸条と加熱装置との接触状態を変動させる技術
として、特開昭49−66928号公報、特開昭51−
15017号公報、特開昭52−8119号公報等かあ
り、仮撚付与装置から加熱装置方向へ伝播する撚を変動
させる技術として、特公昭51−34016号公報、特
開昭49−554号公報、特開昭50−121546号
公報等があり、仮撚付与装置により発生する糸条の撚数
を変動させる技術として、特公昭49−8414号公報
、特開昭49−108353号公報、特開昭53−61
745号公報等があり、仮撚付与装置を通過する糸条の
速度を変動させる技術として、特開昭49−92337
号公報、特開昭49−92354号公報等があり、仮撚
加工される糸条を長さ方向に不均一にする技術として、
特開昭52−66722号公報、特開昭53−8174
9号公報、特開昭49−101654号公報等がある。
として、特開昭49−66928号公報、特開昭51−
15017号公報、特開昭52−8119号公報等かあ
り、仮撚付与装置から加熱装置方向へ伝播する撚を変動
させる技術として、特公昭51−34016号公報、特
開昭49−554号公報、特開昭50−121546号
公報等があり、仮撚付与装置により発生する糸条の撚数
を変動させる技術として、特公昭49−8414号公報
、特開昭49−108353号公報、特開昭53−61
745号公報等があり、仮撚付与装置を通過する糸条の
速度を変動させる技術として、特開昭49−92337
号公報、特開昭49−92354号公報等があり、仮撚
加工される糸条を長さ方向に不均一にする技術として、
特開昭52−66722号公報、特開昭53−8174
9号公報、特開昭49−101654号公報等がある。
上記従来の技術は、すべて仮撚加工によって交互撚糸を
形成するものであるが、明確なS撚糸部分・Z撚糸部分
の他に通常の仮撚加工糸様の無撚糸部分を多量に形成す
るとか、S撚糸部分とZ撚糸部分との間に比較的長い無
撚糸部分を形成するとか、未解撚糸部分や退所撚糸部分
内の撚密度が中央か高く両端が低く形成されるとか、各
々の未解撚糸部分あるいは各々の通解撚糸部分の撚密度
か一定せずに形成されるとか、系全体に占める未解撚糸
部分の長さ分率を高く形成できない等の、系全体の平均
撚密度を高くできない欠陥を有している。
形成するものであるが、明確なS撚糸部分・Z撚糸部分
の他に通常の仮撚加工糸様の無撚糸部分を多量に形成す
るとか、S撚糸部分とZ撚糸部分との間に比較的長い無
撚糸部分を形成するとか、未解撚糸部分や退所撚糸部分
内の撚密度が中央か高く両端が低く形成されるとか、各
々の未解撚糸部分あるいは各々の通解撚糸部分の撚密度
か一定せずに形成されるとか、系全体に占める未解撚糸
部分の長さ分率を高く形成できない等の、系全体の平均
撚密度を高くできない欠陥を有している。
あるいはまた仮撚加熱方向の撚を有しているか、仮撚捲
縮か露顕するほどに解撚されていて、堅密性を失った未
解撚糸部分として形成されるとか、仮撚解撚方向の撚を
有しているが、繊維相互の融着か強く仮撚捲縮が露顕せ
ずに解撚されていて、嵩高性を失った通解撚糸部分とし
て形成される等の、未解撚糸部分と通解撚糸部分の形態
差を明確に形成できない欠陥を有しているものであった
。
縮か露顕するほどに解撚されていて、堅密性を失った未
解撚糸部分として形成されるとか、仮撚解撚方向の撚を
有しているが、繊維相互の融着か強く仮撚捲縮が露顕せ
ずに解撚されていて、嵩高性を失った通解撚糸部分とし
て形成される等の、未解撚糸部分と通解撚糸部分の形態
差を明確に形成できない欠陥を有しているものであった
。
また今日まで前記従来技術の欠陥を改善しようとする試
みは数多くなされてきたが、未だ不完全であるのが現状
である。
みは数多くなされてきたが、未だ不完全であるのが現状
である。
これは従来の研究が仮撚数・加工張力・加熱温度等の仮
撚加工条件や加工原糸の物性あるいは仮撚加工装置の構
造等、交互撚糸形成の外的要因の適正化のみに主に向け
られていたためであり、交互撚糸の形成機構自体にはほ
とんど目か向けられていなかったためと考えられる。
撚加工条件や加工原糸の物性あるいは仮撚加工装置の構
造等、交互撚糸形成の外的要因の適正化のみに主に向け
られていたためであり、交互撚糸の形成機構自体にはほ
とんど目か向けられていなかったためと考えられる。
ハ0本発明の目的
本発明により得られる交互撚糸は、未解撚部分と退所撚
部分とより成る交互撚糸状態の糸構造に好ましい強撚糸
様の効果を求め、該未解撚部分と談過解撚部分との形態
差に好ましい絣の効果を求めんとするものである。
部分とより成る交互撚糸状態の糸構造に好ましい強撚糸
様の効果を求め、該未解撚部分と談過解撚部分との形態
差に好ましい絣の効果を求めんとするものである。
すなわら、本発明の目的は優れた強撚糸様の風合や淡い
絣模様を呈する、それもよくこなれた淡い絣模様を呈し
得る特殊な交互撚糸の製造方法を得ることにある。
絣模様を呈する、それもよくこなれた淡い絣模様を呈し
得る特殊な交互撚糸の製造方法を得ることにある。
また、本発明の更なる格別の目的は、交互撚糸を織物の
経糸に用いる場合、特に筬打によってS、Zの撚が相殺
してしまい、織物中にS、Zの撚か残りにくいものであ
るか、各S撚糸部分やZ撚糸部分が長いとこれらの撚の
残る割合が増し、上記した優れた強撚糸様風合、淡い絣
模様をかもし出すのに極めて効果的であり、特に、各S
撚糸部分・Z撚糸部分を比較的長いものとして形成でき
、力)つこれらの各部分の長さもランダムなものとして
形成でき、前記よくこなれた淡い絣模様を呈し得る特殊
な交互撚糸の製造方法を得ることにある。
経糸に用いる場合、特に筬打によってS、Zの撚が相殺
してしまい、織物中にS、Zの撚か残りにくいものであ
るか、各S撚糸部分やZ撚糸部分が長いとこれらの撚の
残る割合が増し、上記した優れた強撚糸様風合、淡い絣
模様をかもし出すのに極めて効果的であり、特に、各S
撚糸部分・Z撚糸部分を比較的長いものとして形成でき
、力)つこれらの各部分の長さもランダムなものとして
形成でき、前記よくこなれた淡い絣模様を呈し得る特殊
な交互撚糸の製造方法を得ることにある。
二6本発明の構成
上記目的を達成するため本発明は次の構成を有する。
「熱可塑性未延伸繊維マルチフィラメント糸を延伸仮撚
加工するに際し、上流より糸供給装置、加熱接糸板、第
2接糸板、仮撚装置、糸引き取り装置の順序に配列した
装置を用い、前記糸供給装置と糸引き取り装置とで設定
される延伸倍率を、未延伸糸の自然延伸比以下となして
延伸し、前記加熱接糸板の温度は糸か融着による未解撚
部を形成し、かつ解撚域において構成フィラメントの一
部が剥離する温度とし、かつ前記第2接糸板では糸を接
触させることにより糸道規制して仮撚バルーニングを防
止するとともに、糸を冷却し、仮撚装置は外接型摩擦仮
撚装置を用いて、前記糸の融着を仮撚装置通過直後にお
いても維持し、かつ該摩擦仮撚装置を通過した糸か最初
に接触する部材までの距離を200關以上となし、前記
仮撚装置と接触部材間の解撚域において未解撚糸の一部
を破壊して通解撚糸部分を形成させることを特徴とする
融着交互撚糸の製造方法。
加工するに際し、上流より糸供給装置、加熱接糸板、第
2接糸板、仮撚装置、糸引き取り装置の順序に配列した
装置を用い、前記糸供給装置と糸引き取り装置とで設定
される延伸倍率を、未延伸糸の自然延伸比以下となして
延伸し、前記加熱接糸板の温度は糸か融着による未解撚
部を形成し、かつ解撚域において構成フィラメントの一
部が剥離する温度とし、かつ前記第2接糸板では糸を接
触させることにより糸道規制して仮撚バルーニングを防
止するとともに、糸を冷却し、仮撚装置は外接型摩擦仮
撚装置を用いて、前記糸の融着を仮撚装置通過直後にお
いても維持し、かつ該摩擦仮撚装置を通過した糸か最初
に接触する部材までの距離を200關以上となし、前記
仮撚装置と接触部材間の解撚域において未解撚糸の一部
を破壊して通解撚糸部分を形成させることを特徴とする
融着交互撚糸の製造方法。
」本発明においてはまず出発原糸として未延伸糸を用い
、自然延伸比以下の倍率で延伸することか必要である。
、自然延伸比以下の倍率で延伸することか必要である。
この理由は、熱可塑性フィラメント繊維は自然延伸倍率
以下であると、比較的低温でも融着を発生させ易いこと
、及び糸張力を低くできるためである。
以下であると、比較的低温でも融着を発生させ易いこと
、及び糸張力を低くできるためである。
糸張力が低いと融着部は破壊され難い。
また前記において未延伸糸とは、従来の低速紡糸の未延
伸糸、及び高速紡糸による高配向未延伸糸等をいう。
伸糸、及び高速紡糸による高配向未延伸糸等をいう。
次に加熱接糸板の温度(仮撚加工温度)は、糸の融着温
度であって、かつ解撚域で糸の構成フィラメントか剥離
する程度の温度か必要である。
度であって、かつ解撚域で糸の構成フィラメントか剥離
する程度の温度か必要である。
より具体的には糸の融点未満の温度であって、各構成フ
ィラメントか繊維形状を保った状態で互いに融着する温
度をいう。
ィラメントか繊維形状を保った状態で互いに融着する温
度をいう。
このような仮撚温度を採用すると、加熱状態では繊維相
互が融着しているマルチフィラメント糸に解撚という大
変形を与えると、撚糸構造のまま大変形歪を受けること
かできず、繊維構造の不十分な部分、即ら融着した部分
が剥離する。
互が融着しているマルチフィラメント糸に解撚という大
変形を与えると、撚糸構造のまま大変形歪を受けること
かできず、繊維構造の不十分な部分、即ら融着した部分
が剥離する。
次に本発明においては第2接糸板は、仮撚バルーニング
を防止し得る糸道規制機能を有したものを用いる。
を防止し得る糸道規制機能を有したものを用いる。
この理由は、延伸同時仮撚においては単なる仮撚に比べ
て張力が高くなり、バルーニングが発生しやすいからで
ある。
て張力が高くなり、バルーニングが発生しやすいからで
ある。
かかる糸道規制し得る第2接糸板とは、例えば曲率半径
を有する金属板であって、その外周曲面に糸を接触走行
させるものをいう。
を有する金属板であって、その外周曲面に糸を接触走行
させるものをいう。
また前記第2接糸板は、前工程で融着した糸を冷却させ
る機能を有することが必要である。
る機能を有することが必要である。
この理由は、本発明においては特に糸条に長い融着部を
形成させるため、加熱接糸板では、例えば特願昭54−
124519号に比べたら相対的に強い加熱を与えて、
比較的強固な融着を形成させるため、かかる第2接糸板
では強制冷却することか特に要求される。
形成させるため、加熱接糸板では、例えば特願昭54−
124519号に比べたら相対的に強い加熱を与えて、
比較的強固な融着を形成させるため、かかる第2接糸板
では強制冷却することか特に要求される。
ここで冷却とは当業者か通常慣用している糸条の2次転
移点以下の温度であれば十分である。
移点以下の温度であれば十分である。
第2接糸板を設けないとすれば、融着糸を融着した状態
で仮撚装置に通過させると、糸条は殆ど無撚状態に戻っ
てしまうので好ましくな0)。
で仮撚装置に通過させると、糸条は殆ど無撚状態に戻っ
てしまうので好ましくな0)。
次に本発明においては、外接型摩擦仮撚機を用いる必要
かある。
かある。
糸に送り効果を与え、通過抵抗を小さくシ、加工張力を
下げ、バルーニングを防止して実質的に静止した状態で
仮撚加工を行うためである。
下げ、バルーニングを防止して実質的に静止した状態で
仮撚加工を行うためである。
次に本発明においては、前記の融着状態は仮撚装置通過
直後においても維持させることが必要である。
直後においても維持させることが必要である。
比較的長い未解撚融着部を形成し、強撚調の外観と風合
を与えるためである。
を与えるためである。
次に本発明においては、仮撚装置と最初の接触部材との
距離を200mm以上とすることが必要である。
距離を200mm以上とすることが必要である。
未解撚融着部分を長いものさし、強撚調外観と風合をよ
、り強調するためである。
、り強調するためである。
また上記バルーニング防止手段により、仮撚装置と最初
の接触部材との間の解撚域もバルーニングを防止して静
止した状態を保てるので、未解撚融着部の一部を破壊さ
せ通解撚糸部分を形成させることかできる。
の接触部材との間の解撚域もバルーニングを防止して静
止した状態を保てるので、未解撚融着部の一部を破壊さ
せ通解撚糸部分を形成させることかできる。
なお前記最初の接触部材とは、解撚域における糸の回転
を阻止できるものであればいかなるものでもよく、例え
ばニップローラ等による糸引き取り装置はもちろん、糸
の屈曲接触角が30°以上である回転ローラ等であって
もよい。
を阻止できるものであればいかなるものでもよく、例え
ばニップローラ等による糸引き取り装置はもちろん、糸
の屈曲接触角が30°以上である回転ローラ等であって
もよい。
ホ1本発明の作用・効果
本発明者らの知見によれば、仮撚加工によって交互撚糸
か形成されるのは、仮撚付与装置やその上流にも原因が
あるが、またそのような原因を積極的に生ぜしめている
従来技術も前述の如くに数多くあるわけであるか、交互
撚糸の形成そのものは、仮撚付与装置の下流においてな
されている。
か形成されるのは、仮撚付与装置やその上流にも原因が
あるが、またそのような原因を積極的に生ぜしめている
従来技術も前述の如くに数多くあるわけであるか、交互
撚糸の形成そのものは、仮撚付与装置の下流においてな
されている。
そして、従来技術において仮撚付与装置の直近下流の糸
を観察すると、未解撚糸部分を形成している時、通解撚
糸部分を形成している時、無撚糸部分を形成している時
等種々の状態が起こる。
を観察すると、未解撚糸部分を形成している時、通解撚
糸部分を形成している時、無撚糸部分を形成している時
等種々の状態が起こる。
未解撚糸部分の形成も多種多様であり、大別すると、形
成されつつある未解撚糸部分が仮撚方向にその撚密度に
見合った回転をしている場合と、それよりも少ない回転
をしている(回転しない場合も含む)場合とかあり、後
者の場合には、仮撚付与装置上流の撚数減少を伴なって
いる。
成されつつある未解撚糸部分が仮撚方向にその撚密度に
見合った回転をしている場合と、それよりも少ない回転
をしている(回転しない場合も含む)場合とかあり、後
者の場合には、仮撚付与装置上流の撚数減少を伴なって
いる。
また、通解撚糸部分の形成は、仮撚付与装置上流の撚数
増加を伴なっている。
増加を伴なっている。
また、無撚糸部分の形成は、未解撚糸部分と通解撚糸部
分との間に過渡現象として形成される場合と、明らかに
継続的に形成される場合とかある。
分との間に過渡現象として形成される場合と、明らかに
継続的に形成される場合とかある。
一方、仮撚付与装置の直近下流から更にやや下流を観察
すると、この部分で新たに未解撚糸部分か形成されるこ
とはない。
すると、この部分で新たに未解撚糸部分か形成されるこ
とはない。
通解撚糸部分は、仮撚付与装置の直近下流において糸の
回転を伴なう未解撚糸部分が形成されている時、その未
解撚糸部分の下流側端部分が解撚され順次形成される場
合とその未解撚糸部分の下流側に無撚糸部分が存在すれ
ば、その無撚糸部分が加熱されて形成される場合とかあ
る。
回転を伴なう未解撚糸部分が形成されている時、その未
解撚糸部分の下流側端部分が解撚され順次形成される場
合とその未解撚糸部分の下流側に無撚糸部分が存在すれ
ば、その無撚糸部分が加熱されて形成される場合とかあ
る。
無撚糸部分は、未解撚糸部分と通解撚糸部分との撚が相
殺して形成される場合がある。
殺して形成される場合がある。
従来技術においては上記の如く多種多様の交互撚糸の形
成が存在しており、前記の如き欠陥となっていた。
成が存在しており、前記の如き欠陥となっていた。
これに対して本発明においては、上記従来技術において
時折り観察される仮撚付与装置の直近下流で糸の回転を
伴なう未解撚糸部分の形成が最も効果的であることを知
り、その形成をほぼ常時継続することに成功したもので
あり、さらに回転を伴なう未解撚糸部分を仮撚付与装置
上流の所謂仮撚加熱状態とほぼ同等の状態とするのであ
る。
時折り観察される仮撚付与装置の直近下流で糸の回転を
伴なう未解撚糸部分の形成が最も効果的であることを知
り、その形成をほぼ常時継続することに成功したもので
あり、さらに回転を伴なう未解撚糸部分を仮撚付与装置
上流の所謂仮撚加熱状態とほぼ同等の状態とするのであ
る。
見方を変えると、仮撚加熱域が仮撚付与装置下流にまで
及んだ状態を常時継続せしめるのである。
及んだ状態を常時継続せしめるのである。
そして、このようにすると、仮撚付与装置下流に存在す
るかかる仮撚加熱域の先端は回転しつつ、その回転分は
先に形成された未解撚糸部分の後端部分や自己の先端部
分を解撚し通解撚糸部分を順次形成しつつ該仮撚加熱域
の先端は下流方向へ移動する。
るかかる仮撚加熱域の先端は回転しつつ、その回転分は
先に形成された未解撚糸部分の後端部分や自己の先端部
分を解撚し通解撚糸部分を順次形成しつつ該仮撚加熱域
の先端は下流方向へ移動する。
この仮撚加熱域の先端の回転はいずれ、引取ローラに把
持されるとか、ガイド等に接触するとか、または仮撚付
与装置により付与される回転力か伝達しきれなくなると
かで、止まる。
持されるとか、ガイド等に接触するとか、または仮撚付
与装置により付与される回転力か伝達しきれなくなると
かで、止まる。
仮撚加熱域の先端の回転が止まっても、仮撚付与装置は
回転力を付与し続けるから、次の瞬間に仮撚加熱域の先
端と仮撚付与装置との間に新たな解撚点が発生し、その
点が新たな仮撚加熱域の先端となり、上記の現象が繰り
返され、未解熱糸部分と通解撚糸部分とか交互に形成さ
れた交互撚糸となる。
回転力を付与し続けるから、次の瞬間に仮撚加熱域の先
端と仮撚付与装置との間に新たな解撚点が発生し、その
点が新たな仮撚加熱域の先端となり、上記の現象が繰り
返され、未解熱糸部分と通解撚糸部分とか交互に形成さ
れた交互撚糸となる。
このような交互撚糸形成機溝下においては無撚糸部分は
実際上形成されない。
実際上形成されない。
そして、本発明では、交互撚糸形成機構として特に上記
の如くに、糸が仮撚付与装置を通過した後においても少
なくとも該仮撚付与装置の直近においては常時仮撚加熱
状態とし、かつ該糸が該仮撚付与装置を通過した後に最
初に屈曲接触する部材と該仮撚付与装置との間に常時通
解撚糸部分を存在せしめることに特徴を有するものであ
る。
の如くに、糸が仮撚付与装置を通過した後においても少
なくとも該仮撚付与装置の直近においては常時仮撚加熱
状態とし、かつ該糸が該仮撚付与装置を通過した後に最
初に屈曲接触する部材と該仮撚付与装置との間に常時通
解撚糸部分を存在せしめることに特徴を有するものであ
る。
以下1図面に従い更に詳しく説明する。
第1図は、本発明の融着交互撚糸の製造方法の工程の1
例を示す工程概略図であり、1が供給装置、2か加熱接
糸板、3が摩擦仮撚装置、4が第1引取装置、5か第2
加熱装置、6が第2引取装置であり、7か交互撚糸であ
る。
例を示す工程概略図であり、1が供給装置、2か加熱接
糸板、3が摩擦仮撚装置、4が第1引取装置、5か第2
加熱装置、6が第2引取装置であり、7か交互撚糸であ
る。
そして加熱接糸板2と摩擦仮撚装置3との間に第2接糸
板(図示せず)を設ける。
板(図示せず)を設ける。
言うまでもすく、第2加熱装置5と第2引取装置6は必
要に応じて用いればよいものであり、必須のものではな
い。
要に応じて用いればよいものであり、必須のものではな
い。
才た、8は、仮撚装置3と第1引取装置4の間の適宜な
位置に必要に応じて設けられる、糸の走行に伴なって回
転する回転部材又は/及び糸が擦摺する固定部材である
。
位置に必要に応じて設けられる、糸の走行に伴なって回
転する回転部材又は/及び糸が擦摺する固定部材である
。
この部材8自体は、機台に対し固定的に支持されるとよ
い。
い。
仮撚装置3は糸に回転力を付与するものであるから仮撚
付与装置の下流の糸でも回転(仮撚加熱方向の回転)し
ようとするものであり、仮撚付与装置より下流の糸でも
回転し仮撚が解かれずに仮撚加熱状態を継続することは
可能である。
付与装置の下流の糸でも回転(仮撚加熱方向の回転)し
ようとするものであり、仮撚付与装置より下流の糸でも
回転し仮撚が解かれずに仮撚加熱状態を継続することは
可能である。
このような仮撚加熱状態(未解撚)は適宜に解撚の作用
を受けるわけであるが、該未解撚糸部分が解撚された際
、該未解撚糸部分全体の撚密度が徐々に減少せずに、一
部分が解撚され、該未解撚糸部分の撚密度自体は実質的
に変化せず徐々に短くなり、解撚された糸部分は多くの
撚を吸収して通解撚糸部分となり徐々に長くなるような
解撚のされ方が良いのであって、本発明はこれを利用す
るものである。
を受けるわけであるが、該未解撚糸部分が解撚された際
、該未解撚糸部分全体の撚密度が徐々に減少せずに、一
部分が解撚され、該未解撚糸部分の撚密度自体は実質的
に変化せず徐々に短くなり、解撚された糸部分は多くの
撚を吸収して通解撚糸部分となり徐々に長くなるような
解撚のされ方が良いのであって、本発明はこれを利用す
るものである。
このような解撚のされ方を生ぜしめるためには、未解撚
糸部分の集束性が高く、高い捻り剛性を持ら、一旦解撚
されると集束性を失い、捻り剛性か低くなると良い。
糸部分の集束性が高く、高い捻り剛性を持ら、一旦解撚
されると集束性を失い、捻り剛性か低くなると良い。
これには例えば適度な融着、即ち未解撚状態にあるとき
の融着の一部か解撚域によって剥離する程度の融着を与
えることか必要である。
の融着の一部か解撚域によって剥離する程度の融着を与
えることか必要である。
これは、原糸素材の物性および油剤等の表面付着物の物
性・量等を考慮して加熱温度を選ぶとよい。
性・量等を考慮して加熱温度を選ぶとよい。
このような機構下においては、前述の如く仮撚付与装置
下流に存在する仮撚加熱域の先端は回転しつつ、その回
転分は先に形成された未解撚糸部分の後端部分や自己の
先端部分を解撚し退所撚部分を順次形成しつつ該仮撚加
熱域の先端は下流方向へ移動する。
下流に存在する仮撚加熱域の先端は回転しつつ、その回
転分は先に形成された未解撚糸部分の後端部分や自己の
先端部分を解撚し退所撚部分を順次形成しつつ該仮撚加
熱域の先端は下流方向へ移動する。
この仮撚加熱域の先端の回転はいずれ、引取ローラに把
持されるとか、ガイド等に接触するとか、または仮撚付
与装置により付与される回転力か伝達しきれなくなると
かで、止まり、モして仮撚加熱域の先端の回転かこのよ
うにして止まっても、仮撚付与装置は回転力を付与し続
けるから、次の瞬間に仮撚加熱域の先端と仮撚付与装置
との間に新たな解撚点が発生し、その点か新たな仮撚加
熱域の先端となり、上記の現象が繰り返され、未解撚糸
部分と通解撚糸部分とか交互に形成された父互撚糸とな
る。
持されるとか、ガイド等に接触するとか、または仮撚付
与装置により付与される回転力か伝達しきれなくなると
かで、止まり、モして仮撚加熱域の先端の回転かこのよ
うにして止まっても、仮撚付与装置は回転力を付与し続
けるから、次の瞬間に仮撚加熱域の先端と仮撚付与装置
との間に新たな解撚点が発生し、その点か新たな仮撚加
熱域の先端となり、上記の現象が繰り返され、未解撚糸
部分と通解撚糸部分とか交互に形成された父互撚糸とな
る。
つまり、いずれの場合においても先端の回転か止まった
仮撚加熱域の該先端点よりも下流側(引取側)は通解撚
糸部分となっているのであるが、本発明では、特に、か
かる仮撚加熱域の先端の回転の停止を、仮撚付与装置に
より付与される回転力が伝達しきれなくなるという機構
で具現させるものであり、したがって、本発明では、該
糸が該仮撚付与装置を通過した後に最初にニップ又は屈
曲接触する部材と該仮撚付与装置との間に常時にわたり
通解撚糸部分が存在せしめられるように該屈曲接触部材
を設けるものである。
仮撚加熱域の該先端点よりも下流側(引取側)は通解撚
糸部分となっているのであるが、本発明では、特に、か
かる仮撚加熱域の先端の回転の停止を、仮撚付与装置に
より付与される回転力が伝達しきれなくなるという機構
で具現させるものであり、したがって、本発明では、該
糸が該仮撚付与装置を通過した後に最初にニップ又は屈
曲接触する部材と該仮撚付与装置との間に常時にわたり
通解撚糸部分が存在せしめられるように該屈曲接触部材
を設けるものである。
ここで、該常時にわたり存在させろ通解撚糸部分は、1
個乃至2.3個程度とするのがよい。
個乃至2.3個程度とするのがよい。
第2図、第3図、第4図は、かかる態様での交互撚糸の
形成機構を、時刻[。
形成機構を、時刻[。
からtl、t2と経時的に模式図で示したもので、図中
、Tが仮撚点、Gが屈曲接触点、Pが未解撚糸部分と通
解撚糸部分との境界であり、Qが解撚発生点である。
、Tが仮撚点、Gが屈曲接触点、Pが未解撚糸部分と通
解撚糸部分との境界であり、Qが解撚発生点である。
第2図、第3図、第4図において、時刻t。
で仮撚加熱域の先端P、が不確定な点イの位置に到達し
仮撚付与装置により付与される回転力をその下流にまで
伝達しきれなくなった状態を想定すると、P、の下流側
(引取側)は通解撚糸部分であり、Plの上流側は仮撚
加熱域であるから未解撚状態にあり、そして点P、は今
、回転できないから、点Tと点P1の間の不確定な1点
Q1において解撚か始まる。
仮撚付与装置により付与される回転力をその下流にまで
伝達しきれなくなった状態を想定すると、P、の下流側
(引取側)は通解撚糸部分であり、Plの上流側は仮撚
加熱域であるから未解撚状態にあり、そして点P、は今
、回転できないから、点Tと点P1の間の不確定な1点
Q1において解撚か始まる。
以後、点212点Q1は糸速で下流へと進む。
解撚された糸部分は通解撚状態になってトルクがバラン
スし、その通解撚糸部分の両端をP2.P3とする。
スし、その通解撚糸部分の両端をP2.P3とする。
21〜22間は未解撚糸部分として下流へ進み22〜2
3間は通解撚糸部分として長さを増しながら下流へ進む
。
3間は通解撚糸部分として長さを増しながら下流へ進む
。
点P1は新たな仮撚加熱域の先端として下流へ進み、つ
いには、仮撚付与装置により付与される回転力をその下
流にまで伝達することか再びできなくなる不確定な点口
の位置に到達しく各図で時刻t2の状態)、そこで時刻
t。
いには、仮撚付与装置により付与される回転力をその下
流にまで伝達することか再びできなくなる不確定な点口
の位置に到達しく各図で時刻t2の状態)、そこで時刻
t。
と同様の状態になり、そして新たな解撚点Q2(不確定
)が形成さ札同様な現象かくり返されるのである。
)が形成さ札同様な現象かくり返されるのである。
第1図、第3図、第4図のそれぞれについて更に詳しく
説明すると、第2図は点P3でのみ解撚か起っている場
合であり、通解撚糸部分P2〜P3は上流方向に向かい
長さか増されていくようにして下流側へ進むものであり
、また、第3図は当初点P2で優先的に解撚が起り、通
解撚糸部分P2〜P3は下流方向に向かい長さが増され
ていくようにして下流側に進むものであるか、時刻t1
以後は点P2の解撚か起り得ず点P3で解撚か起るもの
であり(すなわら、上流方向に向かい長さが増されてい
く解撚)、また、第4図は1. 、12と時刻が進むに
つれて解撚かQlより下流に進んだり又は上流へ進んだ
り又は下流と上流へ交互に進んだりして、通解撚糸部分
P2〜P3の長さを上・下流方向の両方に向かい増しつ
つ形成し、新たな仮撚加熱域の先端P3は下流へと進ん
でいくものである。
説明すると、第2図は点P3でのみ解撚か起っている場
合であり、通解撚糸部分P2〜P3は上流方向に向かい
長さか増されていくようにして下流側へ進むものであり
、また、第3図は当初点P2で優先的に解撚が起り、通
解撚糸部分P2〜P3は下流方向に向かい長さが増され
ていくようにして下流側に進むものであるか、時刻t1
以後は点P2の解撚か起り得ず点P3で解撚か起るもの
であり(すなわら、上流方向に向かい長さが増されてい
く解撚)、また、第4図は1. 、12と時刻が進むに
つれて解撚かQlより下流に進んだり又は上流へ進んだ
り又は下流と上流へ交互に進んだりして、通解撚糸部分
P2〜P3の長さを上・下流方向の両方に向かい増しつ
つ形成し、新たな仮撚加熱域の先端P3は下流へと進ん
でいくものである。
その他Q1が形成されてからQ2が形成されるまでの間
、P2のみで解撚が起る場合も考えられる。
、P2のみで解撚が起る場合も考えられる。
実際の加工工程ではこのような各種の通解撚糸形成現象
かほぼランダムにおこる。
かほぼランダムにおこる。
各図から明らかな如く、TG間に存在する通解撚糸部分
は、時刻t。
は、時刻t。
とt2では1個であり、時刻[1では2個である。
いずれにしろ、本発明では該TG間に常時通解撚糸部分
が存在するようにされるものである。
が存在するようにされるものである。
第2〜4図におけるG点を形成する糸が仮撚付与装置を
通過した後に最初に屈曲接触する部材は、第1図におけ
る第1引取装置4自体を利用してもよいし、あるいはま
た特別にそのような屈曲接触部材を設けてもよい。
通過した後に最初に屈曲接触する部材は、第1図におけ
る第1引取装置4自体を利用してもよいし、あるいはま
た特別にそのような屈曲接触部材を設けてもよい。
特別な屈曲接触部材を設ける場合、糸の走行に伴なって
回転する回転部材や糸が擦摺する固定部材などが好まし
く用いられ、これらを単独にあるいは適宜組合せて用い
るのがよい。
回転する回転部材や糸が擦摺する固定部材などが好まし
く用いられ、これらを単独にあるいは適宜組合せて用い
るのがよい。
糸が擦摺する固定部材を用いる場合には、該固定部材へ
の屈曲接触の角度θ(第1図)は、総屈曲接触角を30
°以下とするのがよく、これより大きい場合には走行糸
の通過抵抗が大きくなり好ましくないものである。
の屈曲接触の角度θ(第1図)は、総屈曲接触角を30
°以下とするのがよく、これより大きい場合には走行糸
の通過抵抗が大きくなり好ましくないものである。
第2〜4図から明らかな如く、屈曲接触部材の位置つま
りG点の位置を、仮撚加熱域の先端点が到達し得る位置
に設置する(つまり通解撚糸部分が瞬間的に存在しない
機構となる)場合には、形成される未解撚糸部分の長さ
がそこで規制されてしまい、かつ同時にひいては通解撚
糸部分の長さも規制されることになるので、長いS撚糸
部分・Z撚糸部分を形成し得なくなるので全く好ましく
ない。
りG点の位置を、仮撚加熱域の先端点が到達し得る位置
に設置する(つまり通解撚糸部分が瞬間的に存在しない
機構となる)場合には、形成される未解撚糸部分の長さ
がそこで規制されてしまい、かつ同時にひいては通解撚
糸部分の長さも規制されることになるので、長いS撚糸
部分・Z撚糸部分を形成し得なくなるので全く好ましく
ない。
本発明により得られる糸の具体的態様は、仮撚加工を利
用するものであるので、多繊条糸であって仮撚捲縮を有
する長繊維からなり、Z撚糸部分(あるいはS撚糸部分
)は繊維の捲縮形態が糸の撚構造と一致している堅密撚
糸部分であり、S撚糸部分(あるいはZ撚糸部分)は繊
維の捲縮形態か露顕している嵩高撚糸部分であり、これ
らS。
用するものであるので、多繊条糸であって仮撚捲縮を有
する長繊維からなり、Z撚糸部分(あるいはS撚糸部分
)は繊維の捲縮形態が糸の撚構造と一致している堅密撚
糸部分であり、S撚糸部分(あるいはZ撚糸部分)は繊
維の捲縮形態か露顕している嵩高撚糸部分であり、これ
らS。
Zのどららかを堅密撚糸部分、嵩高撚糸部分とするかは
、適宜仮撚加熱方向の選定により設定できるものである
。
、適宜仮撚加熱方向の選定により設定できるものである
。
各S撚糸部分・Z撚糸部分は比較的長いものとして形成
でき、かつ、第2〜4図で示した49口の各点および特
に、Q3.Q2の解撚発生点は、TG間においてランダ
ムな位置となる(ただし、Ql、Q2はイとTの間、口
とTの間でランダム)ものであるから、それらの各長さ
も大きなバラツキをもったものとして得られる。
でき、かつ、第2〜4図で示した49口の各点および特
に、Q3.Q2の解撚発生点は、TG間においてランダ
ムな位置となる(ただし、Ql、Q2はイとTの間、口
とTの間でランダム)ものであるから、それらの各長さ
も大きなバラツキをもったものとして得られる。
本発明を実施するに際しては、上記した如き現象に着目
して観察しつつ、仮撚加工態様や仮撚加工条件を選べば
達成できるものである(特に屈曲接触部材の設置位置等
)。
して観察しつつ、仮撚加工態様や仮撚加工条件を選べば
達成できるものである(特に屈曲接触部材の設置位置等
)。
本発明において得た知見を列記すれば次の如き態様・条
件が好ましいようである。
件が好ましいようである。
(1)未解撚糸部分の撚密度は仮撚加熱の撚密度かほぼ
そのまま残留するから仮撚数か高い方か好ましいが、仮
撚数が高過ぎると、2種撚が発生し、仮撚付与装置を通
過する撚数が変動するとか、仮撚付与装置の加熱力が把
持力限界に近づき又は越えて加熱が断続的になる等、無
撚糸部分を形成する原因となる。
そのまま残留するから仮撚数か高い方か好ましいが、仮
撚数が高過ぎると、2種撚が発生し、仮撚付与装置を通
過する撚数が変動するとか、仮撚付与装置の加熱力が把
持力限界に近づき又は越えて加熱が断続的になる等、無
撚糸部分を形成する原因となる。
目安としては通常の仮撚捲縮加工よりも若干低目の仮撚
数か好ましい。
数か好ましい。
(2)加工中の糸の振動、特に仮撚付与装置近傍のバル
ーニングは、未解撚糸部分を寸断して形成するとか、加
工の定常性を失うとかで好ましくなく、可能なかぎりバ
ルーニングを発生させず、肉眼ではバルーニングを認識
できない程度か好ましい。
ーニングは、未解撚糸部分を寸断して形成するとか、加
工の定常性を失うとかで好ましくなく、可能なかぎりバ
ルーニングを発生させず、肉眼ではバルーニングを認識
できない程度か好ましい。
(3)仮撚付与装置下流の糸張力か高いと、ここで未解
撚糸部分と通解撚糸部分との撚が相殺されるとか、通解
撚糸部分に高い撚密度か入らないとか、仮撚付与装置を
通過すると同時に解撚されるとかで好ましくない。
撚糸部分と通解撚糸部分との撚が相殺されるとか、通解
撚糸部分に高い撚密度か入らないとか、仮撚付与装置を
通過すると同時に解撚されるとかで好ましくない。
したがって極力、糸張力を弱めることが好ましく、仮撚
付与装置やガイド類の通過抵抗を低くするよう方式・構
造・加工条件等に配慮が必要である。
付与装置やガイド類の通過抵抗を低くするよう方式・構
造・加工条件等に配慮が必要である。
(4)仮撚付与装置やその上流において、強い擦過作用
を与えたり、曲率の大きな変形を与えると、上記(3)
項に類する事項のほかに、加熱状態のままで融着が剥離
したり撚構造が破壊されたりして集束性か低下し、仮撚
付与装置を通過すると同時に解撚されることが多くなり
、全く好ましくない。
を与えたり、曲率の大きな変形を与えると、上記(3)
項に類する事項のほかに、加熱状態のままで融着が剥離
したり撚構造が破壊されたりして集束性か低下し、仮撚
付与装置を通過すると同時に解撚されることが多くなり
、全く好ましくない。
強い擦過作用や曲率の大きな変形を与えないよう仮撚付
与装置やガイド類の方式・構造・加工条件等に配慮が必
要である。
与装置やガイド類の方式・構造・加工条件等に配慮が必
要である。
本発明は上記項目に等に限定されるものではないが、熱
可塑性繊維マルチフィラメント糸を仮撚加工するに当た
り、好ましくは上記項目に則して実施すれば、糸が仮撚
付与装置を通過した後においても少なくとも該仮撚付与
装置の直近においては常時仮撚加熱状態とすることがで
き、かつ該糸か仮撚付与装置を通過した後に最初に屈曲
接触する部材と該仮撚付与装置との間に常時過解撚糸部
分を存在せしめるように該屈曲接触部材を設置すること
により、前記した如き糸形成機構に従って交互撚糸を形
成でき、本発明で所期の目的を達成する特殊な交互撚糸
を兄事に得ることができるものである。
可塑性繊維マルチフィラメント糸を仮撚加工するに当た
り、好ましくは上記項目に則して実施すれば、糸が仮撚
付与装置を通過した後においても少なくとも該仮撚付与
装置の直近においては常時仮撚加熱状態とすることがで
き、かつ該糸か仮撚付与装置を通過した後に最初に屈曲
接触する部材と該仮撚付与装置との間に常時過解撚糸部
分を存在せしめるように該屈曲接触部材を設置すること
により、前記した如き糸形成機構に従って交互撚糸を形
成でき、本発明で所期の目的を達成する特殊な交互撚糸
を兄事に得ることができるものである。
なお、本発明の基本発明である先願の特願昭54−12
4519号公報に比べて本発明では冷却機能を有する第
2接糸板を設け、かつ仮撚装置と最初の接触部材との距
離を200mm以上としたので、未解撚融着部をより長
くすることができた。
4519号公報に比べて本発明では冷却機能を有する第
2接糸板を設け、かつ仮撚装置と最初の接触部材との距
離を200mm以上としたので、未解撚融着部をより長
くすることができた。
以下、実施例により本発明の具体的構成、効果について
説明する。
説明する。
実施例 1
ポリエチレンテレツクレートを溶融紡糸して、3000
m/minで引き取り、太さ137デニール、フィラメ
ント本数36本のマルチフィラメント糸を作った。
m/minで引き取り、太さ137デニール、フィラメ
ント本数36本のマルチフィラメント糸を作った。
この糸を1.4倍に延伸しつつその延伸領域で加熱温度
237°C1仮撚数3200T/mの仮撚加工を行なっ
た。
237°C1仮撚数3200T/mの仮撚加工を行なっ
た。
加熱装置は長さ1.5m、曲率半径30mの接糸板で半
径2mmの半円形溝付きであり、仮撚付与装置は3軸外
接式の摩擦仮撚装置である。
径2mmの半円形溝付きであり、仮撚付与装置は3軸外
接式の摩擦仮撚装置である。
加熱装置と仮撚付与装置との間隔は65cmであり、そ
の中央に長さ50cfL、曲率半径10mの第2接糸板
を設け40°Cに保った。
の中央に長さ50cfL、曲率半径10mの第2接糸板
を設け40°Cに保った。
仮撚付与装置と引取装置の間隔は40cIILであり、
引取速度は520m/minである。
引取速度は520m/minである。
仮撚付与装置と引取装置の間では糸に係合する部材を、
特に、何も設けなかった。
特に、何も設けなかった。
得られた糸は未解撚糸部分と通解撚糸部分とが交互に存
在するものであった。
在するものであった。
かかる未解撚糸部分の撚密度は3000 T0n。
平均長さは70mm、最長200m−糸に占める長さ割
合は39.4%、糸直径はほぼ100μmであり、通解
撚糸部分の撚密度は1950 T0n、平均長さ107
.5 mW、糸に占める長さ割合は60.6係、糸直径
は平均128μmであった。
合は39.4%、糸直径はほぼ100μmであり、通解
撚糸部分の撚密度は1950 T0n、平均長さ107
.5 mW、糸に占める長さ割合は60.6係、糸直径
は平均128μmであった。
上記工程によって得られた糸を更に熱処理(上記工程に
連続して237°Cに加熱した1、2mの加熱帯域を通
過させ520m/minで引き取る)して、糸のトルク
を減じ抗張力性を増加させた後、織物(組織:平織、経
糸密度=85本/ 1nch、緯糸密度82本/ 1n
ch)を作った。
連続して237°Cに加熱した1、2mの加熱帯域を通
過させ520m/minで引き取る)して、糸のトルク
を減じ抗張力性を増加させた後、織物(組織:平織、経
糸密度=85本/ 1nch、緯糸密度82本/ 1n
ch)を作った。
こうして得られた織物は、未解撚糸部分が透き織りにな
り、未解撚糸部分が数本連続して隣り合う部分か多く、
それが経緯織り成す模様は、経緯絣調でもあり、また絣
の線が面として作用する格子調でもある。
り、未解撚糸部分が数本連続して隣り合う部分か多く、
それが経緯織り成す模様は、経緯絣調でもあり、また絣
の線が面として作用する格子調でもある。
布帛は部分的には不均一で斑の多いものであるが、全体
としては官能的に均一であり、審美的に良好である。
としては官能的に均一であり、審美的に良好である。
この布帛は系内の融着と強撚効果により硬いため、カセ
イソーダ処理にて22重量係の減量を行なったところ、
ジョーゼットクレープ調でもあり海島綿使用のボイル調
でもある新規かつ良好な風合になった。
イソーダ処理にて22重量係の減量を行なったところ、
ジョーゼットクレープ調でもあり海島綿使用のボイル調
でもある新規かつ良好な風合になった。
なお、上記工程において、引取装置の上流側50mmの
位置に、引取装置への糸の保合位置を変動させて引取装
置を保護するためのトラバーサ−は設けたか、上記糸の
形成にほとんど影響しなかったものである。
位置に、引取装置への糸の保合位置を変動させて引取装
置を保護するためのトラバーサ−は設けたか、上記糸の
形成にほとんど影響しなかったものである。
実施例 2
実施例1において、引取装置を、仮撚付与装置の回転軸
方向40cIrL下流の位置から更にその直角方向5c
Tlの位置に設け、仮撚付与装置を通過した糸を該回転
軸方向に導き、第1の回転ガイドに45°屈曲接触せし
め、更に第2の回転ガイドに45°屈曲接触せしめて該
回転軸方向に導き引取装置に係合するよう変更し、その
他は実施例1と同様に実施した。
方向40cIrL下流の位置から更にその直角方向5c
Tlの位置に設け、仮撚付与装置を通過した糸を該回転
軸方向に導き、第1の回転ガイドに45°屈曲接触せし
め、更に第2の回転ガイドに45°屈曲接触せしめて該
回転軸方向に導き引取装置に係合するよう変更し、その
他は実施例1と同様に実施した。
糸が仮撚付与装置を通過してから第1の回転ガイドに屈
曲接触するまでの距離りを7vtm〜300mrttの
範囲で各種変更して、それぞれのLにおいて製造された
系内の未解撚糸部分の平均長さと最大長さを調べた。
曲接触するまでの距離りを7vtm〜300mrttの
範囲で各種変更して、それぞれのLにおいて製造された
系内の未解撚糸部分の平均長さと最大長さを調べた。
平均長は、Lが7mから100mmの間でほぼLに比例
し、Lが100m71Lのとき40.5m7ILであっ
た。
し、Lが100m71Lのとき40.5m7ILであっ
た。
更にLが100mmから200mvtの間では、Lの増
加に対する平均長さの増加率は徐々に減少し、Lが20
0mm以上、300mmまでの範囲では、平均長さはほ
とんど変化せず、約70ynrrtであった。
加に対する平均長さの増加率は徐々に減少し、Lが20
0mm以上、300mmまでの範囲では、平均長さはほ
とんど変化せず、約70ynrrtであった。
最大長さは、Lが7mmから2001mの間でほばLに
等しい長さで得られ、Lが200mm以上、300mm
tでの範囲では、はとんど変化せず200mrILであ
った。
等しい長さで得られ、Lが200mm以上、300mm
tでの範囲では、はとんど変化せず200mrILであ
った。
上記において、経時的に多数発生する仮撚加熱域の先端
は、Lか100m以下においては、はとんど全て第1回
転ガイドまで到達しており、Lが200龍以上において
は、はとんど全て第1回転ガイドまで到達せず、Lが1
00龍から2001mの間では到達する場合と到達しな
い場合とが混在していることか分った。
は、Lか100m以下においては、はとんど全て第1回
転ガイドまで到達しており、Lが200龍以上において
は、はとんど全て第1回転ガイドまで到達せず、Lが1
00龍から2001mの間では到達する場合と到達しな
い場合とが混在していることか分った。
以上の結果から、仮撚加熱域の先端の最大到達距離は仮
撚付与装置から下流方向に200關であるから、仮撚付
与装置より下流で糸に係合させる必要のある部材(例え
ば引取装置や糸道を曲げて引取装置に導くためのガイド
等)を仮撚付与装置から200mTIL以上離す必要が
あることかわかる。
撚付与装置から下流方向に200關であるから、仮撚付
与装置より下流で糸に係合させる必要のある部材(例え
ば引取装置や糸道を曲げて引取装置に導くためのガイド
等)を仮撚付与装置から200mTIL以上離す必要が
あることかわかる。
実施例 3
実施例2において、加熱装置の温度を237°Cの他2
35°Cと2′400Cを実施して、仮撚加熱域の先端
の最大到達距離を求めた。
35°Cと2′400Cを実施して、仮撚加熱域の先端
の最大到達距離を求めた。
235°Cの場合には100mmであり、240°Cの
場合には250mvtであった。
場合には250mvtであった。
実施例 4
実施例1において、仮撚付和装置の下流側200m7I
Lの位置と引取装置との間に、固定ガイド1個、2個、
3個、固定ガイド1個および回転ガイド1個の4種の場
合で係合部材を設け、これにより糸の係合状態を種々変
更して実施した。
Lの位置と引取装置との間に、固定ガイド1個、2個、
3個、固定ガイド1個および回転ガイド1個の4種の場
合で係合部材を設け、これにより糸の係合状態を種々変
更して実施した。
その結果、回転ガイドの有無および屈曲接触角は、糸の
形成にほとんど影響がなく、固定ガイドへの総屈曲接触
角か30°を越えると未解撚糸部分の糸に占める長さ割
合が減少した。
形成にほとんど影響がなく、固定ガイドへの総屈曲接触
角か30°を越えると未解撚糸部分の糸に占める長さ割
合が減少した。
仮撚付与装置と引取装置との間で糸道を曲げる必要のあ
る場合に、曲げ角が30°以下であれば固定ガイドを使
用することも可能であり、曲げ角が30°以上の場合で
も、回転ガイドを併用して、固定ガイドへの屈曲接触角
を300以下として使用することも可能であることが確
認できた。
る場合に、曲げ角が30°以下であれば固定ガイドを使
用することも可能であり、曲げ角が30°以上の場合で
も、回転ガイドを併用して、固定ガイドへの屈曲接触角
を300以下として使用することも可能であることが確
認できた。
比較例 1
実施例1における仮撚装置を空気噴射流による仮撚装置
およびスピンドル仮撚装置に変更し、他は同一条件とし
て実験した。
およびスピンドル仮撚装置に変更し、他は同一条件とし
て実験した。
その結果、無撚部や少ない撚の通解撚糸部分、融着の一
部剥離した未解撚糸部分が多発した。
部剥離した未解撚糸部分が多発した。
仮撚装置通過直後の糸を観察するとこの部分にて無撚状
態、通解撚状態、未解撚状態、等不規則に各種形態の糸
構造ができていた。
態、通解撚状態、未解撚状態、等不規則に各種形態の糸
構造ができていた。
また仮撚装置上流および下流にて強いバルーニングが発
生した。
生した。
特にスピンドル仮撚装置の場合には解撚域における糸張
力が高く、特に無撚部の多いものであった。
力が高く、特に無撚部の多いものであった。
得られた糸は強撚調風台も外観も有さす、絣も有してい
なかった。
なかった。
比較例 2
ポリエチレンテレフタレートよりなる延伸マルチフィラ
メント糸(75デニール、36フイラメント)を常法の
仮撚条件に従って4係のオーバフィードを与えつつ仮撚
数3200T/mの仮撚加工を実施した。
メント糸(75デニール、36フイラメント)を常法の
仮撚条件に従って4係のオーバフィードを与えつつ仮撚
数3200T/mの仮撚加工を実施した。
加熱温度は低い温度から各種実験し、245°Cで十分
かつ剥離する程度の融着を起こしたが、得た糸はほとん
ど無撚でところどころ融着集束した部分を持つ程度であ
った。
かつ剥離する程度の融着を起こしたが、得た糸はほとん
ど無撚でところどころ融着集束した部分を持つ程度であ
った。
実施例1で得た糸は10数係の撚縮みを持つことから上
記実験においてオーバフィードを18係に変更したか、
一時的に所望の糸を得たが長時間継続しては得られなか
った。
記実験においてオーバフィードを18係に変更したか、
一時的に所望の糸を得たが長時間継続しては得られなか
った。
仮撚加工中の糸張力のわずかな変動が、糸張力低下→仮
撚数低下→撚縮み低下→糸張力低下を引き起こし、オー
バフィードが大きいため、ついには糸がたるみ、加工不
能におちいるものと考えられる。
撚数低下→撚縮み低下→糸張力低下を引き起こし、オー
バフィードが大きいため、ついには糸がたるみ、加工不
能におちいるものと考えられる。
この点、未延伸糸を用いると、撚縮みの分だけ低倍率で
延伸しつつ仮撚加工する条件か採用できるので、糸かた
るむことなく、上記の加工性は良好であった。
延伸しつつ仮撚加工する条件か採用できるので、糸かた
るむことなく、上記の加工性は良好であった。
比較例 3
実施例1において、延伸倍率を1.65倍に変更したと
ころ、はとんど交互撚を形成しなかった。
ころ、はとんど交互撚を形成しなかった。
直接の原因は解撚域における糸張力が高いためと考える
か、交互撚糸は撚縮みを持っているので、繊維が伸びた
長さよりも撚縮み分だけ糸は短いので、装置上で設定す
る延伸倍率は未延伸状態がなくなる延伸倍率即ち自然延
伸比よりも小さい延伸比で延伸する必要がある。
か、交互撚糸は撚縮みを持っているので、繊維が伸びた
長さよりも撚縮み分だけ糸は短いので、装置上で設定す
る延伸倍率は未延伸状態がなくなる延伸倍率即ち自然延
伸比よりも小さい延伸比で延伸する必要がある。
第1図は本発明の融着交互撚糸の製造方法の工程の1例
を示す工程概略図であり、第2図、第3図および第4図
は本発明方法により融着交互撚糸が得られる糸形成機構
を模式図で示したものである。 1:供給装置、2:加熱接糸板、3:摩擦仮撚装置、4
:第1引取装置、5:第2加熱装置、6:第2引取装置
、7:融着交互撚糸、8:回転部材又は/及び固定部材
、T:仮撚点、G:屈曲接触点、P:未解撚糸部分と退
所撚部分との境界、Q:解撚発生点、1o、 1. 、
12:時刻、θ:屈曲接触角、イ2ロ:仮撚加熱域の先
端が仮撚付与装置により付与される回転力をその下流ま
で伝達しきれなくなる位置。
を示す工程概略図であり、第2図、第3図および第4図
は本発明方法により融着交互撚糸が得られる糸形成機構
を模式図で示したものである。 1:供給装置、2:加熱接糸板、3:摩擦仮撚装置、4
:第1引取装置、5:第2加熱装置、6:第2引取装置
、7:融着交互撚糸、8:回転部材又は/及び固定部材
、T:仮撚点、G:屈曲接触点、P:未解撚糸部分と退
所撚部分との境界、Q:解撚発生点、1o、 1. 、
12:時刻、θ:屈曲接触角、イ2ロ:仮撚加熱域の先
端が仮撚付与装置により付与される回転力をその下流ま
で伝達しきれなくなる位置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性未延伸繊維マルチフィラメント糸を延伸仮
撚加工するに際し、上流より糸供給装置、加熱接糸板、
第2接糸板、仮撚装置、糸引き取り装置の順序に配夕1
ルた装置を用い、前記糸供給装置と糸引き取り装置とで
設定される延伸倍率を、未延伸糸の自然延伸比以下とな
して延伸し、前記加熱接糸板の温度は糸か融着による未
解撚部を形成し、かつ解撚域において構成フィラメント
の一部か剥離する温度とし、かつ前記第2接糸板では糸
を接触させることにより糸道規制して仮撚バルーニング
を防止するとともに、糸を冷却し、仮撚装置は外接型摩
擦仮撚装置を用いて前記糸の融着を仮撚装置通過直後に
おいても維持し、かつ該摩擦仮撚装置を通過した糸が最
初に接触する部材までの距離を200u以上となし、前
記仮撚装置と接触部材間の解撚において未解撚部の一部
を破壊して通解撚糸部分を形成させることを特徴とする
融着交互撚糸の製造方法。 2 糸が最初に接触する部材が回転ローラであり、かつ
糸の屈曲接触角か30°以上であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の融着交互撚糸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12535979A JPS5947739B2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | 融着交互撚糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12535979A JPS5947739B2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | 融着交互撚糸の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5653218A JPS5653218A (en) | 1981-05-12 |
| JPS5947739B2 true JPS5947739B2 (ja) | 1984-11-21 |
Family
ID=14908176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12535979A Expired JPS5947739B2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | 融着交互撚糸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5947739B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7205155B2 (ja) * | 2018-10-19 | 2023-01-17 | 東レ株式会社 | 融着延伸仮撚加工糸 |
-
1979
- 1979-10-01 JP JP12535979A patent/JPS5947739B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5653218A (en) | 1981-05-12 |
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