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JPS6017337B2 - 樹脂コ−テッド無機質微細粒子の製造方法 - Google Patents
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JPS6017337B2 - 樹脂コ−テッド無機質微細粒子の製造方法 - Google Patents

樹脂コ−テッド無機質微細粒子の製造方法

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Publication number
JPS6017337B2
JPS6017337B2 JP4276778A JP4276778A JPS6017337B2 JP S6017337 B2 JPS6017337 B2 JP S6017337B2 JP 4276778 A JP4276778 A JP 4276778A JP 4276778 A JP4276778 A JP 4276778A JP S6017337 B2 JPS6017337 B2 JP S6017337B2
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JP
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inorganic fine
coated
monomer
resin
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JP4276778A
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和吉 岡
修一 宮
淑茂 大関
明 鈴木
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Kanto Denka Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kanto Denka Kogyo Co Ltd
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は微細粒子の表面の改質方法に関する。
さらに詳述すれば、他媒体への分散性、分散安定性、耐
摩耗性、電気特性等、要求される性質が改良された樹脂
コーテッド無機質微細粒子を製造するために基質の無機
質微細粒子の表面上で樹脂モノマーの重合反応を行なう
ことを特徴とする樹脂コーテッド無機質微細粒子の製造
方法に関する。微細粒子は、例えば顔料として塗料、印
刷インキあるいは樹脂の成形加工等において、他の媒体
中に混合され分散ないいま懸濁された形態で用いられる
ことが多い。従って微細粒子には媒体へ混合する段階で
の分散性、混合された状態での分散安定性、耐摩耗性が
要求され、又用途によっては電気特性も要求される。そ
のため微細粒子の改質、特にその界面特性の故質、につ
いては従釆から様々な方法が用いられて来ており、例え
ば無機質微細粒子に親油性を付与し、有機系バインダー
との混合性を向上させる方法としては、金属石鹸あるい
はその他の界面活性剤等を吸着させる方法、有機重合体
物質の溶液に分散させる方法等がある。
しかしこれらの方法によって得られるコーテッド微細粒
子は吸着層の強度が低く樹脂コンパウンド製造のために
濠練する際に吸着層が微細粒子表面から脱落し、性能が
低下してしまう現象が見られる。またッ−Fe203,
Fe303、変態y−Fe203(y−Fe203をベ
ースとする磁性物質であって例えばCoドープy−Fe
203,y一Fe203−Fe304等をいう)等の磁
性物質は、例えば磁気塗料、その他の磁気製品の製造に
用いられるが、このような磁性物質にコーティングする
場合には上記の如き界面特性のほか磁気特性が大中に低
下しないことが要求される。
本発明者等は上記コーテッド微細粒子に要求される諸特
性を満足することができるコーテッド微細粒子の製造方
法につき種々検討した結果、本発明を完成するに到った
本発明方法により製造される樹脂コーテッド微細粒子は
有機バインダーとの混和性にすぐれ、それが混線される
場合にも混糠操作中にコーティングが脱落することのな
い強い付着力を有する。
例えば磁性物質が被コーティング物質(基質微細粒子)
である場合でも、その磁気特性が著しく低下することが
ない。本発明方法による樹脂コーテッド微細粒子は、液
状媒体に混合されて使用されるだけではなく、空気その
他の気相中で(例えば電子写真用キャリヤーとして)用
いられることもある。本発明の特徴とするところは、基
質微細粒子の存在下で直接に、アクリロニトリル、塩化
ビニル、塩化ピニリデン等のモノマーを重合させること
により個々の微細粒子表面上に樹脂コー、ティングを付
与することにあり、その具体的方法は次の通りである。
即ち、予め基質微細粒子に重合開始剤を付着させ、次に
その微細粒子をモノマーを含む溶媒中において(例えば
微細粒子を該溶媒中に添加しながら)個々の微細粒子表
面で重合反応を行わせることにより樹脂コーティングを
形成させる。重合開始剤を基質微細粒子に付着させる方
法としては、予め重合開始剤を溶媒中に溶解させ、この
溶液に基質粒子を添加し、次いで溶媒を蒸発除去する方
法が好ましい。本発明に用いられる重合開始剤としては
、山BN(2,2′ーアゾビスイソプチリロニトリル)
、LP0(過酸化ラゥロィル),BP0(ペンゾィルベ
ルオキシド)、KPS(過硫酸カリ)−Na2S03等
が挙げられる。
重合開始剤の添加量は一般的に原料モノマ‐に対して0
.1〜1肌t%、好ましくは0.5〜細t%になるよう
に調節する。重合開始剤の添加量が0.1wt%未満で
は重合反応速度が遅すぎて実際的でなく、1肌t%より
多いと反応が急激に進行するため反応時の発熱が大きく
制御が困難になることがある。重合反応用の溶媒として
は特に限定されないが、使用するモノマーを溶解するけ
れども、生成する重合物を溶解しないかまたは溶解し難
いものが好ましい。
例えばエチルアルコール、酢酸エチル、メチルエチルケ
トン、ベンゼン、トルエン、モノクロルベンゼン、ジク
ロルベンゼン等が好ましい。これらの溶媒は、例えば使
用するモノマーや反応条件との関係で、適切に選択しう
るが、以下に述べる実施例においてはトルェン及びモノ
クロルベンゼンで良好な結果が得られた。原料モノマー
は、コーテツド微細粒子の用途に応じて選択されるが、
重合または共重可能なモノマ−、例えば酢酸ビニル、塩
化ビニル、アクリル酸ェステル類メタクリル酸ェステル
類、アクリロニトリル、塩化ビニリデン等がある。
これらのモノマーの2種以上の組合せであってもよい。
原料微細粒子としては、例えばQ−Fe00日,Q−F
e203、フェライト、Fe304、変態Fe304、
y−Fe203、変態y一Fe203,Fe,Fe合金
、及びその他の無機質微細粒子が用いられる。微細粒子
の材質はその用途により決定されるものであるから、本
発明方法が、上記の具体的に挙げた材質以外の微細粒子
に適用しうろことはもちろんである。原料微細粒子の粒
度は、塊状物ないし球状物の場合その平均直径が約0.
01〜5ミクロン、立方状物の場合その平均対頂点距離
が約0.01〜5ミクロン、針状物の場合その平均長鞠
長が約0.01〜5ミクロンの範囲にあるのが好ましい
しかしこれらの範囲外の粒度をもつ粒子の使用を排除す
る意図はない。本発明方法により微細粒子にコーティン
グされる樹脂の適量範囲は、製品樹脂コーテッド微細粒
子の具体的な用途によって安定されるべきものである。
例えば実施例に示した如き酸化鉄や鉄の粒子の場合10
雌rの粒子に対して樹脂2〜40gであり、特に7〜2
5亀であるのが好ましく、23未満ではコーティングに
よる効果が顕著でなく、40蝕より多いと粒子自身の有
する特性、例えば磁気特性が過度に低減することがある
。以下、本発明を実施例及び比較例によりさらに説明す
るが、本発明はこれらの実施例によって限定されるもの
ではない。
実施例 1 AIBNを100gr溶かしたアセトン20k9に、平
均長軸長0.3ミクロンのFe304粉末(保磁力44
のe、飽和磁束密度84.企mu/g)を10k9入れ
て軽くかきまぜた後、ェバポレーターで蒸発乾固してA
IBN開始剤をFe304の表面に付着させた。
次にアクリロニトリルモ/マーを3k9含むモノクロル
ベンゼン40k9を70qo迄昇温し、これに前記開始
剤付着Fe304を小量づつ添加して、そのFe304
がモノマー溶液に入ると同時に重合が開始するようにし
て、2時間で添加を終了し、さらに2時間熱性した後、
冷却、炉別した。炉別後、ケーキを8000で30時間
乾燥して12k9のコーテッドFe304を得た。この
コーテッドFe304の保磁力は4470e、飽和磁束
密度は70.2mu/gであった。(尚、炉液には重合
物及び未反応アクリロニトリルモノマ−が検出されなか
った)。得られた乾燥物のうちの10k9をPCV樹脂
コンパウンド(日本ゼオン社製:HB2000×10)
10k9と共にへンシェルミキサーに入れて2時間混練
した。
原料Fe304及び潟練生成物の固有抵抗を測定し、各
々1.5×1び○一触,4.2×1び40−仇を得た。
(この固有抵抗値の測定は、後述の比較例1との対比に
より、樹脂コーティングが粒子から実質上脱落していな
いことを示すためである)。実施例 2山BNを2惚r
溶かしたアセトン12k9に平均対頂距離0.5ミクロ
ンの立方状Fe304粉末(保磁力8××、飽和磁束密
度85.$mu/g)を10k9入れてかきまぜた後ェ
バポレーターで蒸発乾面してMBN開始剤をFeの4表
面に付着させた。
次にァクリロニトリルを1.2k9合むモノクロルベン
ゼン25k9を70℃迄昇温し、以下実施例1と同じ操
作で処理し、乾燥物10.9k9(保滋刀8幻e、飽和
磁束密度78.段mu/g)を得た。この乾燥物10k
9を実施例1と同様に10k9のPVCコンパウンド(
実施例1と同じ)と混練した。濃練生成物の固有抵抗値
は7.8×1び40一肌であり、原料Fe304のそれ
は2.4×1ぴ○−仇であった。比較例 1 実施例1で用いたFe304の10k9とPVCコンパ
ウンド(実施例1と同じ)の10k9とをへンシェルミ
キサーで2時間混練し、固有抵抗値を測定し、2.4×
1070一肌の値を得た。
実施例1〜2および比較例1の固有抵抗値の比較から実
施例1及び2で得たコーテッドFe203の被覆は混練
により破壊や脱落しない充分な強度を有することが判る
実施例 3 平均長軸長0.3ミクロンのFe粉末(保磁力117比
だ、飽和磁束密度15友mu/g、固有抵抗5.6×1
ぴQ−弧)に実施例1と同じ操作でLPO開始剤10雌
を付着させた。
次に塩化ピニリデン85wt%と酢酸ビニル15wt%
との混合物を3k9含むトルェン40kgを6000迄
昇温し、これに前記開始剤付着Fe粉末を小量づつ添加
し、添加後3時間熟成し、炉別、乾燥した。このコーテ
ッド粉末の保持力は125のe、飽和磁束密度は12鷺
mu/g、そして固有抵抗は4.5×1び30一肌であ
った。比較例 2実施例3と同じ原料Fe粉末10k9
をPVCコンパウンド(実施例1と同一)10k9と共
にへンシェルミキサ−で混糠した。
この鷹練物の固有抵抗は4.4×1ぴ○一肌であった。
実施例 4 平均長軸長0.5ミクロンのy−Fe203(保磁力4
2“お、飽和磁束密度74.正mu/g、固有抵抗4.
4×1ぴ○一仇)を実施例1と同じ操作で処理し、コー
テッド乾燥物12.4【9を得た。
この乾燥物の保磁力は4340e、飽和磁束密度は60
.7emu/g、固有抵抗9.0×1び40一物であっ
た。実施例 5 平均直径1.2ミクロンのQ−Fe2Qの10k9を実
施例1と同じ操作で処理してコーテッド乾燥物12.1
k9を得た。
この乾燥物の固有抵抗は5.2×1び40一肌であった
。比較例 3 オレィン酸ソーダ0.3k9を水100そに溶かし、こ
れに実施例1で用いたのと同じFe304を10k9添
加して、オレィン酸イオンをFe304に吸着させ、炉
過、乾燥して生成物約10k9を得た。
この10k9の生成物をPVCコンパウンド(実施例1
と同じ)10k9とへンシェルミキサーで2時間漉練し
た。この鹿練生成物の固有抵抗は3.2×1070一肌
であった。比較例 4 山BNIOOgy及びアクリロニトリルモノマー3k9
を含むモノクロルベンゼン40kgを70つCまで昇温
し、これに実施例1で用いたFe304粉末(AIBN
を予め付着させてない)を少量ずつ2時間にわたり添加
した。
添加終了後さらに2時間熟成し、次いで冷却、炉別した
。得られたケーキを80qoで30時間乾燥して12.
2k9のコーテッドFe304を得た。この乾燥コーテ
ッドFe304の保磁力は44のe、飽和磁束密度は6
9.段mu/gyであった。この乾燥物を実施例1に記
載のようにしてPVCコンパウンドと混練した。
濃練生成物の固有抵抗は2.3×1ぴ○−抑であった。
先の比較例1に示したように原料自体をPVCコンパウ
ンドと混糠した生成物の固有抵抗は2.4×1070一
弧であり、実施例1のコーテツド粒子をPVCコンパウ
ンド泥綾した生成物の固有抵抗は4.2×1び40−肌
であるから、本比較例4では実施例1とほぼ同量の樹脂
がFe304粒子の周りに生成しているにも拘らず、P
VCコンパウンド鷹練生成物の固有抵抗の増大、すなわ
ち粒子表面上における強固な連続的コーティングの形成
にほとんど寄与していないことが判る。このことは本比
較例4の如く基質粒子表面に重合開始剤を予め付着させ
て置かないでモノマーを重合開始剤と混合して重合させ
る場合には、基質粒子表面への樹脂コーティングが不完
全であり、かつ物理的な力で容易に脱落して基質粒子表
面を露出させてしまうこととを物語るものである。
図面の簡単な説験 第1図は実施例1で原料として用いたFe304粉末の
電子顕微鏡写真(倍率×10,000)である。
第2図は実施例1で得られたアクリロニトリル樹脂コー
テッドFe304粉末の電子顕微鏡写真(倍率xlo,
000)である。第1図のFe304粉末はFe203
の部分還元で得られたものであるため酸素脱離で形成さ
れた空隙がありまた表面が粗である。これに対し第2図
の樹脂コーテッド粉末の個々の粒子は表面に付着した樹
脂のため空隙がなく表面が滑らかに見える。また粒子同
志の団粒化は認められない。従って重合開始剤を付着さ
れた個々の粒子の表面においてモノマーが選択的に重合
して、その表面に緊密に付着した連続コートを形成し、
これが固有抵抗値の増大をもたらすものと信じられる。
第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 樹脂コーテツド無機質微細粒子を製造するに際して
    、基質の無機質微細粒子の表面に重合開始剤を付着させ
    、しかる後にモノマーを含む溶媒中において該微細粒子
    表面上でモノマーの重合反応を行なわせることを特徴と
    する樹脂コーテツド無機質微細粒子の製造方法。 2 無機質微細粒子がα−FeOOH,α−Fe_2O
    _3,フエライト、Fe_3O_4、変態Fe_3O_
    4,γ−Fe_2O_3変態γ−Fe_2O_3,Fe
    及びFe合金から選択された微細粒子である特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。 3 無機質微細粒子が塊状物又は球状物の場合その平均
    直径が、立方状物の場合その平均対頂点距離がそして針
    状物の場合その平均長軸長が、各々0.01ないし5ミ
    クロンの範囲にある特許請求の範囲第1項に記載の方法
    。 4 モノマーが酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エ
    ステル類、メタクリル酸エステル類、アクリロニトリル
    及び塩化ビニリデンより選択された1種又は2種以上で
    ある特許請求の範囲第1項に記載の方法。 5 溶媒がエステルアルコール、酢酸エチル、メチルエ
    チルケトン、ベンゼン、トルエン、モノクロルベンゼン
    、及びジクロルベンゼンより選択された1種又は2種以
    上である特許請求の範囲第1項に記載の方法。
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