JPS5951569B2 - 樹脂コ−テツド微細粒子の製造方法 - Google Patents
樹脂コ−テツド微細粒子の製造方法Info
- Publication number
- JPS5951569B2 JPS5951569B2 JP4276878A JP4276878A JPS5951569B2 JP S5951569 B2 JPS5951569 B2 JP S5951569B2 JP 4276878 A JP4276878 A JP 4276878A JP 4276878 A JP4276878 A JP 4276878A JP S5951569 B2 JPS5951569 B2 JP S5951569B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fine particles
- monomer
- coated
- producing resin
- polymerization
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- Expired
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は微細粒子の表面の改質方法に関する。
さらに詳述すれば、他媒体への分散性、分散安定性、耐
摩耗性、電気特性等、要求される性質が改良された樹脂
コーテツド微細粒子を製造するために基質微細粒子の表
面上で樹脂モノマーの重合反応を行うことを特徴とする
樹脂コーテツド微細粒子の製造方法に関する。微細粒子
は、例えば顔料として塗料、印刷インキあるいは樹脂の
成形加工等において、他の媒体中に混合され分散ないし
は懸濁された形態で用いられることが多い。
摩耗性、電気特性等、要求される性質が改良された樹脂
コーテツド微細粒子を製造するために基質微細粒子の表
面上で樹脂モノマーの重合反応を行うことを特徴とする
樹脂コーテツド微細粒子の製造方法に関する。微細粒子
は、例えば顔料として塗料、印刷インキあるいは樹脂の
成形加工等において、他の媒体中に混合され分散ないし
は懸濁された形態で用いられることが多い。
従つて微細粒子には媒体へ混合する段階での分散性、混
合された状態での分散安定性、耐摩耗性が要求され、又
用途によつては電気特性も要求される。そのため微細粒
子の改質、特に界面特性の改質、については従来から様
々な方法が用いられて来ており、例えば無機微細粒子に
親油性を付与し有機系バインダーとの混合性を向上させ
る方法としては金属石鹸あるいはその他の界面活性剤等
を吸着させる方法、有機重合体物質の溶液に分散させる
方法等がある。
合された状態での分散安定性、耐摩耗性が要求され、又
用途によつては電気特性も要求される。そのため微細粒
子の改質、特に界面特性の改質、については従来から様
々な方法が用いられて来ており、例えば無機微細粒子に
親油性を付与し有機系バインダーとの混合性を向上させ
る方法としては金属石鹸あるいはその他の界面活性剤等
を吸着させる方法、有機重合体物質の溶液に分散させる
方法等がある。
しかしこれらの方法によつて得られるコーテツド微細粒
子は吸着層の強度が低く樹脂コンパウンド製造のために
混練する際に吸着層が微細粒子表面から脱落し、性能が
低下してしまう現象が見られる。またγ−Fe。
子は吸着層の強度が低く樹脂コンパウンド製造のために
混練する際に吸着層が微細粒子表面から脱落し、性能が
低下してしまう現象が見られる。またγ−Fe。
O。、Fe。O。、変態γ−Fe。O。(γ一Fe。O
。をベースとする磁性物質であつて例えばCoドープγ
−Fe2O3、γ−Fe2O3−Fe3o4等をいう)
等の磁性物質は、例えば磁気塗料、その他の磁気製品の
製造に用いられるが、このような磁性物質にコーテイン
グする場合は上記の如き界面特性のはか磁気特性が大巾
に低下しないことが要求される。本発明者等はコーテツ
ド微細粒子に要求される諸特性を満足することができる
コーテツド微細粒子の製造方法につき種々検討した結果
、本発明を完成するに到つた。
。をベースとする磁性物質であつて例えばCoドープγ
−Fe2O3、γ−Fe2O3−Fe3o4等をいう)
等の磁性物質は、例えば磁気塗料、その他の磁気製品の
製造に用いられるが、このような磁性物質にコーテイン
グする場合は上記の如き界面特性のはか磁気特性が大巾
に低下しないことが要求される。本発明者等はコーテツ
ド微細粒子に要求される諸特性を満足することができる
コーテツド微細粒子の製造方法につき種々検討した結果
、本発明を完成するに到つた。
本発明方法より製造される樹脂コーテツド微細粒子は有
機バインダーとの混和性にすぐれ、それが混練される場
合にも混練操作中にコーテイングが脱落することのない
強い付着力を有する。
機バインダーとの混和性にすぐれ、それが混練される場
合にも混練操作中にコーテイングが脱落することのない
強い付着力を有する。
例えば磁性物質が被コーテイング物質(基質微細粒子)
である場合、その磁気特性が著しく低下することがない
。本発明の特徴とするところは、樹脂コーテインダされ
るべき微細粒子の表面を予め活性化してその表面に重合
開始活性化能を付与しておき、この重合開始活性化能を
付与された表面でアクリロニトリル、酢酸ビニル、塩化
ビニリデン等のモノマーを重合させることにある。
である場合、その磁気特性が著しく低下することがない
。本発明の特徴とするところは、樹脂コーテインダされ
るべき微細粒子の表面を予め活性化してその表面に重合
開始活性化能を付与しておき、この重合開始活性化能を
付与された表面でアクリロニトリル、酢酸ビニル、塩化
ビニリデン等のモノマーを重合させることにある。
表面活性化は還元雰囲気中で行ない、通常は水素気流中
、50〜450℃、好ましくは150〜 350℃で、
0.5〜10時間、好ましくは1〜3時間の条件で行な
う。
、50〜450℃、好ましくは150〜 350℃で、
0.5〜10時間、好ましくは1〜3時間の条件で行な
う。
また水素流量は、粒子100gに対し0.1〜81/分
、好ましくは0.5〜41/分で行なう。微細粒子への
コーテイングは、気相モノマーを含む雰囲気中、好まし
くは不活性雰囲気中において個々の粒子の表面上でモノ
マーの重合を生じさせるようにする。
、好ましくは0.5〜41/分で行なう。微細粒子への
コーテイングは、気相モノマーを含む雰囲気中、好まし
くは不活性雰囲気中において個々の粒子の表面上でモノ
マーの重合を生じさせるようにする。
活性化された表面をもつ微細粒子へのコーテイングは、
予め加温してあるモノマー浴(モノマーの沸点により変
動するが通常40〜80℃程度が好ましい)に不活性ガ
ス、例えば窒素、アルゴン等を通じモノマーを同伴させ
、微細粒子の活性化表面上にモノマーを導入することに
より達成される。この場合、重合反応による発熱、重合
度等を考慮し、次のような条件で行なうのが好ましい。
反応温度は室温ないし100℃、好ましくは40〜80
℃である。
予め加温してあるモノマー浴(モノマーの沸点により変
動するが通常40〜80℃程度が好ましい)に不活性ガ
ス、例えば窒素、アルゴン等を通じモノマーを同伴させ
、微細粒子の活性化表面上にモノマーを導入することに
より達成される。この場合、重合反応による発熱、重合
度等を考慮し、次のような条件で行なうのが好ましい。
反応温度は室温ないし100℃、好ましくは40〜80
℃である。
モノマー供給量は基質微細粒子100gに対して0.1
〜50g/時、好ましくは2 〜20g/時である。不
活性ガス流量は基質微細粒子100gに対して10cc
/分〜41/分、好ましくは50cc/分〜11/分で
ある。モノマー供給量は、モノマー予熱温度および不活
性ガス流量により調整するが、例えば実施例1について
はモノマー予熱温度50℃、不活性ガス量100cc/
分で、モノマー供給量は平均6.5g/時であつた。本
発明に用いられる原料モノマーとしては重合あるいは共
重合可能なモノマー、例えば酢酸ビニル、塩化ビニル、
アクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類、アク
リロニトリル、塩化ビニリデン等が挙げられるが、アク
リロニトリル、酢酸ビニル及び塩化ビニリデンより選択
された1種又は2種以上の組合せが特に好ましい。
〜50g/時、好ましくは2 〜20g/時である。不
活性ガス流量は基質微細粒子100gに対して10cc
/分〜41/分、好ましくは50cc/分〜11/分で
ある。モノマー供給量は、モノマー予熱温度および不活
性ガス流量により調整するが、例えば実施例1について
はモノマー予熱温度50℃、不活性ガス量100cc/
分で、モノマー供給量は平均6.5g/時であつた。本
発明に用いられる原料モノマーとしては重合あるいは共
重合可能なモノマー、例えば酢酸ビニル、塩化ビニル、
アクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類、アク
リロニトリル、塩化ビニリデン等が挙げられるが、アク
リロニトリル、酢酸ビニル及び塩化ビニリデンより選択
された1種又は2種以上の組合せが特に好ましい。
原料微細粒子の粒度は、塊状物ないしは球状物の場合そ
の平均直径がおよそ0.01〜 5ミクロン、立方状物
の場合その平均対頂点距離が0.1〜 5ミクロン、針
状物の場合その平均長軸長が0.1〜 5ミクロンの範
囲であるのが好ましく、これらの粒度範囲に入るα−F
eOOWα−Fe。
の平均直径がおよそ0.01〜 5ミクロン、立方状物
の場合その平均対頂点距離が0.1〜 5ミクロン、針
状物の場合その平均長軸長が0.1〜 5ミクロンの範
囲であるのが好ましく、これらの粒度範囲に入るα−F
eOOWα−Fe。
O,、フエラ・イト、Fe。O,、変態Fe,O,,γ
−Fe。O。、変態γ一Fe。O,、Fe及びFe合金
の微細粒子が用いられる。本発明方法によるコーテイン
グ量は、基質微細粒子100gに対して2 〜40g、
特に7 〜25gであることが好ましい。2g未満の場
合はコーテイングの効果が顕著でなく、40gより多い
と粒子自身の有する特性、例えば磁気特性等が著しく低
下してしまうことがある。
−Fe。O。、変態γ一Fe。O,、Fe及びFe合金
の微細粒子が用いられる。本発明方法によるコーテイン
グ量は、基質微細粒子100gに対して2 〜40g、
特に7 〜25gであることが好ましい。2g未満の場
合はコーテイングの効果が顕著でなく、40gより多い
と粒子自身の有する特性、例えば磁気特性等が著しく低
下してしまうことがある。
以下本発明を実施例および比較例により説明するが、本
発明はこれによつて限定されるものでは″なく、本発明
の精神の範囲において様々の改変が可能である。
発明はこれによつて限定されるものでは″なく、本発明
の精神の範囲において様々の改変が可能である。
実施例 1
平均長軸長0.5ミクロンのFe。
O。粉末(保磁力4250e、飽和磁束密度85.0e
mu/g)の100gを長さ2m、直径20cmの管に
装入し、窒素雰囲気中で300℃に昇温し、この温度で
窒素雰囲気を水素流(21/分)に切り換えて1時間保
つた後再び窒素に切り換え80℃まで冷却した。粉末を
この温度に保持したまま、予め50℃に温めてあつたア
クリロニトリル中に窒素をバブリングさせ(100〜2
50cc/分)、これによりアクリロニトリルを同伴し
た窒素を該Fe。O,粉末に導いた。この操作を20時
間行ない終了後、室温迄窒素雰囲気中で冷却し、取り出
し時発熱しない安定なコーテツドFe。O。を115g
得た。このコーテツドFe3O4の保磁力は4330e
、飽和磁束密度は74.2emu/gであり、固有抵抗
は1.3×1012Ω−Cmであつた。尚基質Fe3O
4の固有抵抗は1.5X106Ω−Cmであつた。実施
例 2平均長軸長0.2ミクロンのFe粉末を用い実施
例1と同じ方法で得たコーテツドFeの粉末の固有抵抗
は8.8×1011Ω−Cmであつた。
mu/g)の100gを長さ2m、直径20cmの管に
装入し、窒素雰囲気中で300℃に昇温し、この温度で
窒素雰囲気を水素流(21/分)に切り換えて1時間保
つた後再び窒素に切り換え80℃まで冷却した。粉末を
この温度に保持したまま、予め50℃に温めてあつたア
クリロニトリル中に窒素をバブリングさせ(100〜2
50cc/分)、これによりアクリロニトリルを同伴し
た窒素を該Fe。O,粉末に導いた。この操作を20時
間行ない終了後、室温迄窒素雰囲気中で冷却し、取り出
し時発熱しない安定なコーテツドFe。O。を115g
得た。このコーテツドFe3O4の保磁力は4330e
、飽和磁束密度は74.2emu/gであり、固有抵抗
は1.3×1012Ω−Cmであつた。尚基質Fe3O
4の固有抵抗は1.5X106Ω−Cmであつた。実施
例 2平均長軸長0.2ミクロンのFe粉末を用い実施
例1と同じ方法で得たコーテツドFeの粉末の固有抵抗
は8.8×1011Ω−Cmであつた。
原料Fe粉末の固有抵抗は5.6×105Ω−Cmであ
つた。比較例 1実施例1で用いたのと同じFe3O4
の10kgとPVCコンパウンド(4)本ゼオン社製H
B2OOO×10)の10kgとをペンシェルミキサー
で2時間混練して、その混練物の固有抵抗を測定したと
ころ2.4×107Ω−Cmであつた。
つた。比較例 1実施例1で用いたのと同じFe3O4
の10kgとPVCコンパウンド(4)本ゼオン社製H
B2OOO×10)の10kgとをペンシェルミキサー
で2時間混練して、その混練物の固有抵抗を測定したと
ころ2.4×107Ω−Cmであつた。
従つて実施例1のコーテツド粒子のコーテイングは混練
に充分耐える強度をもつことが判る。
に充分耐える強度をもつことが判る。
比較例 2実施例2でモノマーを吹き込まない場合には
生成物は取り出すと発火して全てα−Fe2O3に酸化
していることが判明した。
生成物は取り出すと発火して全てα−Fe2O3に酸化
していることが判明した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 樹脂コーテツド微粒子を製造するに際して、基質微
細粒子を還元雰囲気中において活性化処理してその表面
に重合開始活性化能を付与し、次いで該微細粒子にモノ
マーを吹き込んで重合開始活性化能を有する表面で重合
反応を行なわせることを特徴とする樹脂コーテツド微細
粒子の製造方法。 2 微細粒子がα−FeOOH、α−Fe_2O_3、
フェライト、Fe_3O_4、変態Fe_3O_4、γ
−Fe_2O_3、変態γ−Fe_2O_3Fe、及び
Fe合金である特許請求の範囲1記載の方法。 3 微細粒子が塊状物又は球状物の場合その平均直径が
、立方状物の場合その平均対頂点距離がそして針状物の
場合その平均長軸長が、各々0.01ないし5ミクロン
の範囲にある特許請求の範囲1記載の方法。 4 モノマーが酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エ
ステル類、メタクリル酸エステル類、アクリロニトリル
及び塩化ビニリデンより選択された1種又は2種以上で
ある特許請求の範囲1記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276878A JPS5951569B2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | 樹脂コ−テツド微細粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276878A JPS5951569B2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | 樹脂コ−テツド微細粒子の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54134752A JPS54134752A (en) | 1979-10-19 |
| JPS5951569B2 true JPS5951569B2 (ja) | 1984-12-14 |
Family
ID=12645144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4276878A Expired JPS5951569B2 (ja) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | 樹脂コ−テツド微細粒子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5951569B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008120721A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-09 | Zeon Corporation | 重合性組成物及び成形体 |
-
1978
- 1978-04-12 JP JP4276878A patent/JPS5951569B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54134752A (en) | 1979-10-19 |
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