JPS601934B2 - 制振鋼板の製造法 - Google Patents
制振鋼板の製造法Info
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- JPS601934B2 JPS601934B2 JP7445880A JP7445880A JPS601934B2 JP S601934 B2 JPS601934 B2 JP S601934B2 JP 7445880 A JP7445880 A JP 7445880A JP 7445880 A JP7445880 A JP 7445880A JP S601934 B2 JPS601934 B2 JP S601934B2
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- steel plate
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- cold
- steel
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D7/00—Modifying the physical properties of iron or steel by deformation
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、きわめて高い振動減衰能を有する制振鋼板
の製造法に関するものである。
の製造法に関するものである。
近年、交通機関や機械工場等の振動公害や騒音公害を防
止するために種々の対策が検討されており、その防止対
策の1つとして振動減衰館の高い材料を振動発生部や騒
音発生部に使用することが行なわれている。
止するために種々の対策が検討されており、その防止対
策の1つとして振動減衰館の高い材料を振動発生部や騒
音発生部に使用することが行なわれている。
従来、一般に高い振動減衰館を有する制振材料としては
、例えば高Cr鋼や片状黒鉛鋳鉄が知られているが、前
者の材料は高価であるばかりでなく、冷間加工により振
動減衰能が低下するようになるなどの問題点を有するた
め、その使用が特殊な分野に限定されるものであり、ま
た後者の材料は加工がほとんど不可能であることから、
これも用途が限定されるなどの問題点をもつものである
。
、例えば高Cr鋼や片状黒鉛鋳鉄が知られているが、前
者の材料は高価であるばかりでなく、冷間加工により振
動減衰能が低下するようになるなどの問題点を有するた
め、その使用が特殊な分野に限定されるものであり、ま
た後者の材料は加工がほとんど不可能であることから、
これも用途が限定されるなどの問題点をもつものである
。
そこで、安価にして汎用性のある制振材料として、結晶
粒度を大きくすることによって振動減衰能を向上させた
純鉄系の制振鋼板が提案されたが、この材料は、例えば
最大歪振幅が10‐3以下といった低歪振幅城では、高
い振動減衰館を発揮せず、しかも冷間加工により振動減
衰能が低下しやすいなどの問題点を有し、また鉄系材料
に酸化物等の介在物を多量に含有させ、かつ短時間焼錨
と冷間加工の組合せにより、介在物と池鉄との界面に微
少空孔を生じさせて振動減衰能の向上をはかった制振鋼
板も提案されているが、この材料は、あまり高い振動減
衰能をもつものではなく、しかも時効劣化を生じやすく
、かつ清浄度が高いために加工性が著しく悪いという問
題点をもつものである。
粒度を大きくすることによって振動減衰能を向上させた
純鉄系の制振鋼板が提案されたが、この材料は、例えば
最大歪振幅が10‐3以下といった低歪振幅城では、高
い振動減衰館を発揮せず、しかも冷間加工により振動減
衰能が低下しやすいなどの問題点を有し、また鉄系材料
に酸化物等の介在物を多量に含有させ、かつ短時間焼錨
と冷間加工の組合せにより、介在物と池鉄との界面に微
少空孔を生じさせて振動減衰能の向上をはかった制振鋼
板も提案されているが、この材料は、あまり高い振動減
衰能をもつものではなく、しかも時効劣化を生じやすく
、かつ清浄度が高いために加工性が著しく悪いという問
題点をもつものである。
本発明者等は、上述のような観点から、高い振動減衰能
を有し、しかも塑性加工や時効処理によって振動減衰館
の低下が起らない制振鋼板を得べ〈研究を行なった結果
、{a)鋼板の防音制振性能は、鋼板の内部摩擦Q−1
(但し、Q−1=鼻で表わされる。
を有し、しかも塑性加工や時効処理によって振動減衰館
の低下が起らない制振鋼板を得べ〈研究を行なった結果
、{a)鋼板の防音制振性能は、鋼板の内部摩擦Q−1
(但し、Q−1=鼻で表わされる。
6:対数減衰率)の大きさで表わすことができ、しかも
Q‐1の大きさは歪振幅1サイクル当りもこ失なわれる
エネルギーの大きさに相当し、かつQ‐1が大きければ
大きいほど振動エネルギーを鋼板内部の熱に変換する割
合が大きくなり、この結果制振効果の改善がなされる。
Q‐1の大きさは歪振幅1サイクル当りもこ失なわれる
エネルギーの大きさに相当し、かつQ‐1が大きければ
大きいほど振動エネルギーを鋼板内部の熱に変換する割
合が大きくなり、この結果制振効果の改善がなされる。
(b} 一般に、鋼中の固総炭素および固溶窒素を減ら
して磁壁移動を容易にしてやると、磁気−機械静履歴損
失によって高い振動減衰能を有するようになるが、この
磁壁移動による内部摩擦は歪や内部応力の影響を大きく
受けやすく「 したがってわずかな冷間加工によって振
動減衰能が著しく低下するようになること。(c} し
かしながら、鋼中に炭素Cおよび窒素Nの侵入型固溶原
子がほとんど存在しない場合には、これに袷間圧延およ
び冷間引張りのうちのいずれか、または両方からなる冷
間加工を施して伸び率:1.7〜20%の塑性変形を与
えると振動減衰能が著しく向上するようになること。
して磁壁移動を容易にしてやると、磁気−機械静履歴損
失によって高い振動減衰能を有するようになるが、この
磁壁移動による内部摩擦は歪や内部応力の影響を大きく
受けやすく「 したがってわずかな冷間加工によって振
動減衰能が著しく低下するようになること。(c} し
かしながら、鋼中に炭素Cおよび窒素Nの侵入型固溶原
子がほとんど存在しない場合には、これに袷間圧延およ
び冷間引張りのうちのいずれか、または両方からなる冷
間加工を施して伸び率:1.7〜20%の塑性変形を与
えると振動減衰能が著しく向上するようになること。
(dー 鋼中におけるCおよびNの侵入型固溶原子を極
端に少なくするには、強力な炭窒化物形成元素であるT
i,Nb,およびZrを、CおよびNと化合物を形成す
る化学量論的な量以上に含有させるのがよく、この過剰
な炭窒化物形成元素の存在によって、はじめてCおよび
Nの浸入型固溶元素が極端に低い量(0.1p.p.m
.=1×10‐5重量%以下と推定される)になり、こ
の結果袷間加工により増加した振動減衰能の時効劣化を
抑制することができること。なお、この場合、例えば炭
窒化物形成元素として最も安価なTiだけを使用するな
らば、振動減衰能の時効劣化側批、C珍+N宅ら雌以上
のTiを含有させればよいこと。
端に少なくするには、強力な炭窒化物形成元素であるT
i,Nb,およびZrを、CおよびNと化合物を形成す
る化学量論的な量以上に含有させるのがよく、この過剰
な炭窒化物形成元素の存在によって、はじめてCおよび
Nの浸入型固溶元素が極端に低い量(0.1p.p.m
.=1×10‐5重量%以下と推定される)になり、こ
の結果袷間加工により増加した振動減衰能の時効劣化を
抑制することができること。なお、この場合、例えば炭
窒化物形成元素として最も安価なTiだけを使用するな
らば、振動減衰能の時効劣化側批、C珍+N宅ら雌以上
のTiを含有させればよいこと。
{eー このような制振鋼板の振動減衰機構の詳細は不
明であるが、その振動減衰が冷間加工により導入された
可動転位の弦振動の共鳴現象に原因するものであり、徴
量の浸入型固溶元素により転位の固着がなされると、弦
振動が阻害されて減衰能が著しく低下するようになるも
のと推定されること。
明であるが、その振動減衰が冷間加工により導入された
可動転位の弦振動の共鳴現象に原因するものであり、徴
量の浸入型固溶元素により転位の固着がなされると、弦
振動が阻害されて減衰能が著しく低下するようになるも
のと推定されること。
【f} 侵入型固溶元素を低減し、かつ可動転位を導入
して振動減衰能の改善をはかった鋼中に、さらにSおよ
びPbのうちの1種または2種を含有させると、より一
層振動減衰能が向上するようになること。
して振動減衰能の改善をはかった鋼中に、さらにSおよ
びPbのうちの1種または2種を含有させると、より一
層振動減衰能が向上するようになること。
(g)このような制振鋼板における振動減衰能は、上記
の侵入型園溶元素の状態および冷間加工による適量の転
位の導入が満足されていれば、組織などの影響を受けに
くいので、熱延鋼板および焼錨ずみ袷延鋼板のいずれに
対しても、同様に振動減衰能の向上をはかることができ
ること。
の侵入型園溶元素の状態および冷間加工による適量の転
位の導入が満足されていれば、組織などの影響を受けに
くいので、熱延鋼板および焼錨ずみ袷延鋼板のいずれに
対しても、同様に振動減衰能の向上をはかることができ
ること。
以上【aー〜(g)項に示される知見を得たのである。
したがって、この発明は上記知見にもとづいてなされた
もので、C:0.002〜0.080%,Mn:0.0
3〜3.00%,sol.AI:0.50%以下、N:
0.001〜0.020%を含有し、さらにTi:1.
0%以下、Nb:1.0%以下、およびZr:1.0%
以下のうちの1種または2種以上を含有するとともに、
その合計量が、式:生鮮傘十N著き)十公言き)C(%
)N≦き)〉048 12を満
足し、さらにS:0.02〜0.25%およびPb:0
.02〜0.3%のうちの1種または2種からなる振動
減衰能向上元素のいずれか、または両方を含有し、残り
が実質的にFeと不可避不純物からなる組成(以上重量
%、以下%はすべて重量%を意味する)を有する熱延鋼
板または焼鈍ずみ袷延鋼板に対して、冷間圧延および冷
間引張りのいずれか、または両方からなる冷間加工を施
して、伸び率:1.7〜20%の塑性変形を与えること
によって、きわめて高い振動減衰能を有する制振鋼板を
製造することに特徴を有するものである。
もので、C:0.002〜0.080%,Mn:0.0
3〜3.00%,sol.AI:0.50%以下、N:
0.001〜0.020%を含有し、さらにTi:1.
0%以下、Nb:1.0%以下、およびZr:1.0%
以下のうちの1種または2種以上を含有するとともに、
その合計量が、式:生鮮傘十N著き)十公言き)C(%
)N≦き)〉048 12を満
足し、さらにS:0.02〜0.25%およびPb:0
.02〜0.3%のうちの1種または2種からなる振動
減衰能向上元素のいずれか、または両方を含有し、残り
が実質的にFeと不可避不純物からなる組成(以上重量
%、以下%はすべて重量%を意味する)を有する熱延鋼
板または焼鈍ずみ袷延鋼板に対して、冷間圧延および冷
間引張りのいずれか、または両方からなる冷間加工を施
して、伸び率:1.7〜20%の塑性変形を与えること
によって、きわめて高い振動減衰能を有する制振鋼板を
製造することに特徴を有するものである。
つぎに、この発明の方法において、鋼板の成分組成およ
び蝿控変形量を上記の通りに限定した理由を説明する。
び蝿控変形量を上記の通りに限定した理由を説明する。
(a} Cその含有量が0.002%未満では、上吹転
炉や底吹転炉、あるいは真空脱ガス処理などによる鋼の
溶製が困難になり、一方0.080%を越えて含有させ
ると、Ti,Nb,およびZrの多量含有が必要となっ
てコスト高となることから、その含有量が0.002〜
0.080%と定めた。
炉や底吹転炉、あるいは真空脱ガス処理などによる鋼の
溶製が困難になり、一方0.080%を越えて含有させ
ると、Ti,Nb,およびZrの多量含有が必要となっ
てコスト高となることから、その含有量が0.002〜
0.080%と定めた。
【b} MnMn成分は、鋼板の熱間脆性を防止する作
用をもつので、製造条件に応じて含有されるが、その含
有量が0.03%未満でも、また3.00%を越えても
転炉による溶製が困難になることから、その含有量を0
.03〜3.00%と定めた。
用をもつので、製造条件に応じて含有されるが、その含
有量が0.03%未満でも、また3.00%を越えても
転炉による溶製が困難になることから、その含有量を0
.03〜3.00%と定めた。
‘c} sol.山AI成分には、鋼板の制振に何らの
影響を及ぼすことなく、Tj,Nb,Ta,およびZr
の含有歩留りを改善する作用があるが、sol.AI含
有量で0.50%を越えて含有させると、鋼板の加工性
に悪影響を及ぼすようになることから、その含有量を0
.50%以下と定めた。
影響を及ぼすことなく、Tj,Nb,Ta,およびZr
の含有歩留りを改善する作用があるが、sol.AI含
有量で0.50%を越えて含有させると、鋼板の加工性
に悪影響を及ぼすようになることから、その含有量を0
.50%以下と定めた。
【dI N
N含有量は少なければ少ないほどよいが、その含有量を
0.001%未満にするには銅の溶製にコストがかかり
、一方0.020%を越えて含有させるとTi,Nb,
Ta,およびZrの含有量も高くせざるを得ず、コスト
高となるばかりでなく、鋼板の加工性も劣化するように
なることから、その含有量を0.001〜0.020%
と定めた。
0.001%未満にするには銅の溶製にコストがかかり
、一方0.020%を越えて含有させるとTi,Nb,
Ta,およびZrの含有量も高くせざるを得ず、コスト
高となるばかりでなく、鋼板の加工性も劣化するように
なることから、その含有量を0.001〜0.020%
と定めた。
【eー Ti,Nb,およびZrこれらの成分は、いず
れもCおよびNと強力に結合してTIC,TIN,Nb
C,Zに,およびZrNなどの炭窒化物を形成すること
によって、鋼中にCおよびNの浸入型固溶原子がほとん
ど存在しない状態とし、後工程の冷間加工と相まって鋼
板の振動減衰能を向上させる作用をもつので、それぞれ
CおよびNと化合物を形成する化学量論的な量以上、す
なわち、その合計量が、式:T虫多十N巻き)十Zr燈
)>C篭)十N肇)‐‐‐T羊き)+N管き)+Zもき
)C(%)Nきき)>012を満足する量含有しなけれ
ばならない。
れもCおよびNと強力に結合してTIC,TIN,Nb
C,Zに,およびZrNなどの炭窒化物を形成すること
によって、鋼中にCおよびNの浸入型固溶原子がほとん
ど存在しない状態とし、後工程の冷間加工と相まって鋼
板の振動減衰能を向上させる作用をもつので、それぞれ
CおよびNと化合物を形成する化学量論的な量以上、す
なわち、その合計量が、式:T虫多十N巻き)十Zr燈
)>C篭)十N肇)‐‐‐T羊き)+N管き)+Zもき
)C(%)Nきき)>012を満足する量含有しなけれ
ばならない。
しかし、Ti,Nb,およびZrのそれぞれが1%を越
えて含有するようになると、鋼板の加工性が劣化するよ
うになるばかりでなく、コスト高となることから、それ
ぞれの含有量を、Ti:1%以下、Nb:1%以下、お
よびZr:1%以下と定めた。‘f)振動減衰能向上元
素0.02%以上のSおよび0.02%以上のPb成分
には、鋼板の振動減衰館をより一層向上させる作用があ
るので、積極的に含有させる必要があるのが、S:0.
25%およびPb:0.3%をそれぞれ越えて含有させ
ると、著しい加工性劣化をきたすようになることから、
これらの成分の上限値を前記の値に定めた。
えて含有するようになると、鋼板の加工性が劣化するよ
うになるばかりでなく、コスト高となることから、それ
ぞれの含有量を、Ti:1%以下、Nb:1%以下、お
よびZr:1%以下と定めた。‘f)振動減衰能向上元
素0.02%以上のSおよび0.02%以上のPb成分
には、鋼板の振動減衰館をより一層向上させる作用があ
るので、積極的に含有させる必要があるのが、S:0.
25%およびPb:0.3%をそれぞれ越えて含有させ
ると、著しい加工性劣化をきたすようになることから、
これらの成分の上限値を前記の値に定めた。
(g} 塑性変形量
熱延鋼板および暁鎚ずみ冷延鋼板においては、一般に転
位密度が低い状態か、あるいは転位があってもCおよび
N原子によりほとんど不動化した状態になっている。
位密度が低い状態か、あるいは転位があってもCおよび
N原子によりほとんど不動化した状態になっている。
この発明においては、かかる、状臆想の熱延鋼板あるし
、は焼鈍ずみ冷延鋼板に対して、冷間加工により可動転
位、すなわち弦の共鳴振動を充分起して振動減衰に寄与
し得る転位を適宜形成するのであって、これには袷間圧
延による方法または冷間引張りによる方法、あるいはこ
れら両者の組合せによる方法があるが、現実には、調質
圧延、テンションレベラー、ローラーレベラー、ストレ
ッチヤーなどのいずれか、あるいはこれらの組合せによ
り実施される。なお、この場合プレス成形による方法も
考えられるが「プレス成形は歪量が場所により異なるの
で、必ずしも高い振動減衰能を保証し得るものではない
。また、この場合、上記の袷間加工による塑性変形量が
伸び率で17%未満では高い振動減衰館を保証するのに
足る十分な転位を確保することができず、一方伸び率で
20%を越える塑性変形量を与えても、転位の量が多く
なりすぎて転位同士にからみ合いが起り、これ以上の振
動減衰能の改善がみられないばかりでなく、加工性も低
下するようになることから、冷間加工による塑性変形量
を伸び率で17〜20%と定めた。さらに、上記の冷間
加工は熱延後あるいは暁鈍後連続して行なってもよく、
この場合加工温度は250〜一50qoの範囲が適当で
ある。つぎに、この発明の方法を実施例により具体的に
説明する。
、は焼鈍ずみ冷延鋼板に対して、冷間加工により可動転
位、すなわち弦の共鳴振動を充分起して振動減衰に寄与
し得る転位を適宜形成するのであって、これには袷間圧
延による方法または冷間引張りによる方法、あるいはこ
れら両者の組合せによる方法があるが、現実には、調質
圧延、テンションレベラー、ローラーレベラー、ストレ
ッチヤーなどのいずれか、あるいはこれらの組合せによ
り実施される。なお、この場合プレス成形による方法も
考えられるが「プレス成形は歪量が場所により異なるの
で、必ずしも高い振動減衰能を保証し得るものではない
。また、この場合、上記の袷間加工による塑性変形量が
伸び率で17%未満では高い振動減衰館を保証するのに
足る十分な転位を確保することができず、一方伸び率で
20%を越える塑性変形量を与えても、転位の量が多く
なりすぎて転位同士にからみ合いが起り、これ以上の振
動減衰能の改善がみられないばかりでなく、加工性も低
下するようになることから、冷間加工による塑性変形量
を伸び率で17〜20%と定めた。さらに、上記の冷間
加工は熱延後あるいは暁鈍後連続して行なってもよく、
この場合加工温度は250〜一50qoの範囲が適当で
ある。つぎに、この発明の方法を実施例により具体的に
説明する。
実施例 1
真空炉にて、第1表に示される成分組成をもった鋼をそ
れぞれ溶製し、厚さ20仇岬×幅20仇肋×長さ40仇
岬の寸法をもった鋼塊に鋳造し、この鋼板を950〜1
250午0の温度にて熱間鍛造して、厚さ50側×幅2
0仇廠×長さ80仇舷の寸法をもったスラブとし、つい
で前記スラブを加熱炉にて、温度125000に1時間
加熱保持した後、直ちに最終仕上げ濃度890℃、仕上
板厚3側の条件で熱間圧延し、圧延後、65000以下
の温度まで急冷し、以後徐袷することによって熱延鋼板
をそれぞれ製造した。
れぞれ溶製し、厚さ20仇岬×幅20仇肋×長さ40仇
岬の寸法をもった鋼塊に鋳造し、この鋼板を950〜1
250午0の温度にて熱間鍛造して、厚さ50側×幅2
0仇廠×長さ80仇舷の寸法をもったスラブとし、つい
で前記スラブを加熱炉にて、温度125000に1時間
加熱保持した後、直ちに最終仕上げ濃度890℃、仕上
板厚3側の条件で熱間圧延し、圧延後、65000以下
の温度まで急冷し、以後徐袷することによって熱延鋼板
をそれぞれ製造した。
ついで、上記熱延鋼板の一部には、酸洗後、8.0%の
伸び率にて袷間圧延を施した後、50qoの温度に3日
間保持の加速時効処理を施した。また、残りの上記熱延
鋼板に対しては、1.肋奴厚まで冷間圧延後、700q
oの温度に5時間保持の蛾錨、および引続いて8.0%
の伸び率にて袷間圧延後、50doの温度に3日間保持
の加速時効処理を施した。この結果得られた鋼板、およ
び比較のために上略船 馨寸 事 〇【 。
伸び率にて袷間圧延を施した後、50qoの温度に3日
間保持の加速時効処理を施した。また、残りの上記熱延
鋼板に対しては、1.肋奴厚まで冷間圧延後、700q
oの温度に5時間保持の蛾錨、および引続いて8.0%
の伸び率にて袷間圧延後、50doの温度に3日間保持
の加速時効処理を施した。この結果得られた鋼板、およ
び比較のために上略船 馨寸 事 〇【 。
l処奪【
串雪十室
塁(十
籾蟻の
縦;寸
封
けロ ・一
慾且
世数
記の焼鈍ままの鋼板より、厚さ1.0柳×幅1仇吻×長
さ120側の寸法をもった内部摩擦試験片を切出し、静
電容量駆動型試験機を使用し、温度23午0、周波数約
340Hzの条件にて内部摩擦の大きさQ−1をそれぞ
れ測定した。
さ120側の寸法をもった内部摩擦試験片を切出し、静
電容量駆動型試験機を使用し、温度23午0、周波数約
340Hzの条件にて内部摩擦の大きさQ−1をそれぞ
れ測定した。
なお、この場合の最大歪振幅は0.1〜1×10‐5の
範囲であった。この測定結果を第1表に併せて示した。
第1表に示されるようにTi当量が0以上、すなわちこ
の発明における成分組成式を満足する成分組成を有し、
かつ伸び率8%の冷間圧延を施された鋼板はきわめて大
きい内部摩擦、すなわち著しくすぐれた振動減衰能を有
することが明らかである。これに対して、伸び率8%の
冷間圧延を施す前の暁鈍ずみ冷延鋼板はTi当量と関係
なく、低い内部摩擦しか示されないものである。実施例
2 実施例1における試料番号6の熱延鋼板に対して、酸洗
後、0.2〜40%の範囲で伸び率を変化させて冷間圧
延を施し、引続いて5000の温度に3日間保持の加速
時効処理を施した。
範囲であった。この測定結果を第1表に併せて示した。
第1表に示されるようにTi当量が0以上、すなわちこ
の発明における成分組成式を満足する成分組成を有し、
かつ伸び率8%の冷間圧延を施された鋼板はきわめて大
きい内部摩擦、すなわち著しくすぐれた振動減衰能を有
することが明らかである。これに対して、伸び率8%の
冷間圧延を施す前の暁鈍ずみ冷延鋼板はTi当量と関係
なく、低い内部摩擦しか示されないものである。実施例
2 実施例1における試料番号6の熱延鋼板に対して、酸洗
後、0.2〜40%の範囲で伸び率を変化させて冷間圧
延を施し、引続いて5000の温度に3日間保持の加速
時効処理を施した。
この結果得られた鋼板の内部摩擦の大きさQ‐1と、J
IS5号引張試験片によるL方向伸びをそれぞれ測定し
、この測定結果を第1図に示した。
IS5号引張試験片によるL方向伸びをそれぞれ測定し
、この測定結果を第1図に示した。
図示されるように、冷間圧延伸び率が1.7〜20%の
範囲において、大きい内部摩擦および高い伸び、すなわ
ち高い振動減衰態とすぐれた加工性が確保されることが
明らかである。実施例 3 実施例1における試料番号20(比較鋼)および6(本
発明鋼)の焼鈍ずみ冷延鋼板に対して、8.0%の伸び
率の袷間圧延を施した後、直ちに50℃に保持した油バ
ス中に種々の時間保持の時効処理を行ない、その内部摩
擦の大きさを測定した。
範囲において、大きい内部摩擦および高い伸び、すなわ
ち高い振動減衰態とすぐれた加工性が確保されることが
明らかである。実施例 3 実施例1における試料番号20(比較鋼)および6(本
発明鋼)の焼鈍ずみ冷延鋼板に対して、8.0%の伸び
率の袷間圧延を施した後、直ちに50℃に保持した油バ
ス中に種々の時間保持の時効処理を行ない、その内部摩
擦の大きさを測定した。
この測定結果を第2図に示した。図示されるように、本
発明鋼は時効時間によって内部摩擦が影響されることが
ほとんどないのに対して、Ti当量が負の比較鋼は時効
時間が長くなるにつれて内部摩擦が著しく低下するよう
になることがわかる。
発明鋼は時効時間によって内部摩擦が影響されることが
ほとんどないのに対して、Ti当量が負の比較鋼は時効
時間が長くなるにつれて内部摩擦が著しく低下するよう
になることがわかる。
上述のように、この発明の方法によれば、きわめて高い
振動減衰能を有し、かつ塑性加工や時効処理によっても
振動減衰能の低下のない制振鋼板をコスト安く製造する
ことができ、したがってこの制振鋼板を各種の機械や装
置に使用した場合には、著しくすぐれた制振特性を発揮
するなど工業上有用な効果がもたらされるのである。
振動減衰能を有し、かつ塑性加工や時効処理によっても
振動減衰能の低下のない制振鋼板をコスト安く製造する
ことができ、したがってこの制振鋼板を各種の機械や装
置に使用した場合には、著しくすぐれた制振特性を発揮
するなど工業上有用な効果がもたらされるのである。
第1図は、鋼板における冷間圧延伸び率と内部摩擦の大
きさおよび伸びとの関係を示した曲線図、第2図は時効
時間と内部摩擦の大きさとの関係を示した曲線図である
。 髪l図 第2図
きさおよび伸びとの関係を示した曲線図、第2図は時効
時間と内部摩擦の大きさとの関係を示した曲線図である
。 髪l図 第2図
Claims (1)
- 1 重量%で、C:0.002〜0.0080%,Mn
0.03〜3.00%,sol.Al:0.50%以下
、N:0.001〜0.020%を含有し、さらにTi
:1.0%以下、Nb:1.0%以下、およびZr:1
.0%以下のうちの1種または2種以上を含有するとと
もに、その合計量が、式:(Ti(%))/(48)+
(Nb(%))/(93)+(Zr(%))/(91)
−(C(%))/(12)−(N(%))/(14)>
0を満足し、さらにS:0.02〜0.25%およびP
b:0.02〜0.3%のうちの1種または2種を含有
し、残りがFeと不可避不純物からなる組成を有する熱
延鋼板または焼鈍ずみ冷延鋼板に対して、冷間圧延およ
び冷間引張りのうちのいずれか、または両方からなる冷
間加工を施すことにより、伸び率:1.7〜20%の塑
性変形を与えることを特徴とする制振鋼板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7445880A JPS601934B2 (ja) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | 制振鋼板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7445880A JPS601934B2 (ja) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | 制振鋼板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56169721A JPS56169721A (en) | 1981-12-26 |
| JPS601934B2 true JPS601934B2 (ja) | 1985-01-18 |
Family
ID=13547818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7445880A Expired JPS601934B2 (ja) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | 制振鋼板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601934B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS628341U (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-19 |
-
1980
- 1980-05-29 JP JP7445880A patent/JPS601934B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS628341U (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56169721A (en) | 1981-12-26 |
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