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JPS6021145B2 - ε−カプロラクタムの回収法 - Google Patents
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JPS6021145B2 - ε−カプロラクタムの回収法 - Google Patents

ε−カプロラクタムの回収法

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Publication number
JPS6021145B2
JPS6021145B2 JP5197177A JP5197177A JPS6021145B2 JP S6021145 B2 JPS6021145 B2 JP S6021145B2 JP 5197177 A JP5197177 A JP 5197177A JP 5197177 A JP5197177 A JP 5197177A JP S6021145 B2 JPS6021145 B2 JP S6021145B2
Authority
JP
Japan
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caprolactam
phenol
phenols
solution
solvent
Prior art date
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Expired
Application number
JP5197177A
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English (en)
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JPS53137983A (en
Inventor
幸生 吉田
正紀 中林
光信 古賀
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シクロヘキサノンオキシムを硫酸の存在下に
べックマン転位した反応生成液からごーカプロラクタム
を回収する方法に関するものである。
従釆、ベックマン転位反応生成液からご−カプロラクタ
ムを回収するには、前記反応生成液をアンモニアのよう
なアルカリで中和し、硫酸を硫安に変換し、ご−カプロ
ラクタムと硫酸との結合力を小さくした後、ベンゼンの
ような有機溶媒ででごーカプロラクタムを抽出する方法
が採用されていた。
しかしながら、この方法では硫酸が常に消費されて硫安
を生じるが、硫安から硫酸を再生、回収することは工業
的に困難であり、また硫安は極めて市場価値に乏しく、
工業的に有利な方法とはいえない。そこで近年に至り、
このような欠点を改善することを目的として、ベックマ
ン転位反応生成液を中和することなく、水で希釈後、ご
ーカプロラクタムを主としてフェノール類を含む酸性有
機溶媒で抽出する方法が提案されてきた。前記方法によ
れば、ご−カブロラクタムを高い抽出率で回収すること
ができ、かつ抽残を濃縮すればべックマン転位剤として
循環使用可能な硫酸が得られるという利点がある。
しかしながら、抽出後のフェノール類を含む酸性有機溶
媒とごーカプロラクタムの溶液からさらにご−カプロラ
クタムの回収は、通常の蒸留操作では困難であるために
未だ工業的に実施されるに至ってないのが現状である。
本発明者らは、前記の酸性有機溶媒とご−カプロラクタ
ムの溶液から再抽出および蒸留操作を絹合せることによ
り、ごーカプロラクタムを回収する方法を見出し、本発
明に到達した。すなわち、本発明は、シクロヘキサノン
オキシムを硫酸の存在下にべックマン転位した反応生成
液から、フェノール類単独溶媒あるいはフェノール類と
炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類またはアルキルェー
テル類との混合溶媒によりど−カプロラクタムを抽出し
た溶液を蒸留し、前記溶媒を留去してフェノール類含有
率が3仇れ%以下のフェノール類−ご−カプロラクタム
溶液を得、ついで該溶液をアルキルヱーテル類と水との
混合溶媒で抽出し、水層を蒸留してごーカプロラクタム
を取得することを特徴とする、ど−カプロラクタムの回
収法に関するものである。
本発明の方法を実施するに際し、シクロヘキサノンオキ
シムを硫酸の存在下にべックマン転位して得られた反応
生成液を水で希釈し、フェノール類単独溶媒、あるいは
フェノール類と炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類また
はアルキルェーブル類との混合溶媒と接触させて、前記
酸性有機溶媒層中にご−カプロラクタムを抽出する。
酸性有機溶媒としてはフェノール類単独溶媒でもフェノ
ール類を含む混合溶媒であってもよい。
混合溶媒を用いた場合、単独溶媒を用いた場合に比べて
ど−カプロラクタムの抽出を極めて短時間で行うことが
でき、また溶媒層への硫酸の移行量が小さく、さらに硫
酸層への溶媒の移行量が小さいという利点を有している
。ここでフェノール類としてはフェノール、クレゾ−ル
、キシレノールの他に、アルキル基、ハロゲン原子、ニ
トロ基などの置換基を有するフェノール、クレゾール、
キシレノールなどがあげられる。
また炭化水素類としてはベンゼン、トルェン、キシレン
、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルベン
ゼンなどが、ハロゲン化炭化水素類としてはクロロホル
ム、四塩化炭素、塩化エチレン、三塩化ェタン、塩化ェ
チリデンなどが、アルキルェーテル類としてはジプロピ
ルェーテル、ジブチルェーテルなどがそれぞれあげられ
る。べックマン転位反応生成液中に含まれるご−カプロ
ラクタムを十分に抽出した際に得られる溶液の組成は、
通常、ご−カプロラクタム10〜3肌t%、酸性有機溶
媒70〜9仇れ%の割合である。
前記抽出溶液を減圧蒸留すると、単独溶媒を使用した場
合にはフェノール類の一部が蟹出するが、混合溶媒を使
用した場合には、炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類お
よびアルキルヱーテル類の全量が蟹出し、次にフェノー
ル類の一部が留出する。しかしながら、フェノール類含
有率が3仇の%以下、特に2び×%以下になると、フェ
ノール類とごーカプロラクタムとが付加体を形成して単
なる蒸留操作ではこの両者を簡単に分離することができ
なくなる。従って、フェノール類単独溶媒、あるいはフ
ェノール類を含有する混合溶媒を使用しても、最終的に
は蒸留操作によりフヱノール類含有率3仇の%以下のフ
ェノール類−ご−カプロラクタム溶液が得られる。なお
、この蒸留操作によって留出したフェノール類、炭化水
素類、ハロゲン化炭化水素類およびアルキルヱーブル類
は、再度、ベックマン転位反応生成液からのど−カプロ
ラクタムの抽出工程に循環使用することができる。次に
、前記のフェノール類含有率3仇×%以下のフェノール
類一ご−カプロラクタム溶液をアルキルェーテル類と水
との混合溶媒で抽出して、水層にごーカプロラクタム、
有機層にフェノール類をそれぞれ移行させる。
アルキルェーテル類の使用量は前記溶液中に含まれるフ
ェノール類量の2〜2針音、特に5〜1折音が好ましく
、また水の使用量は前記溶液中に含まれるご−カプロラ
クタム量の0.5〜2倍、特に0.5〜1倍が好ましい
アルキルヱーテル類としては、エチルブチルエーテル、
エチルプロピルエーテル、エチルアミルエーテル、ジプ
ロピルエーナル、ジブチルエーテル、ジアミルエーテル
などがあげられる。なお、アルキルェーテル以外にフェ
ノール類を抽出する溶媒としてベンゼン、トルェン、ク
ロロホルムなどの炭化水素またはハロゲン化炭化水素で
誘電率2.沙よ上の有機溶媒が考えられるが、これらの
溶媒はフェノール類と同時にご−カプロラクタムをも同
伴抽出し、水層中のど−カプロラクタム濃度が極めて低
くなるので好ましくない。一方、シクロヘキサン、メチ
ルシクロヘキサンなどの誘電率2.雄よ下の炭化水素は
ご−力プロラクタムを同伴抽出しないが、フェノール類
とごーカプロラクタムの付加体からフェノール類を抽出
分離する能力に乏しいので好ましくない。柚剤としてア
ルキルェーテル類と水との混合溶媒を使用した場合、ご
−カプロラクタム水溶液中のフェノール類含有率を、ご
−カプロラクタムに対して0.1wt%以下におさえる
ことができる。なお、このようにして抽出された後の水
層中には徴量のフェノール類が含まれているので、例え
ば、イオン交予期樹脂処理、酸化処理、またはカー性ソ
ーダを添加し、蒸留することによって高純度のどーカプ
ロラクタムを回収することができる。一方、有機層は蒸
留によりアルキルェーテル類を全量留去した後、該有機
層中に含まれるどーカプロラクタムを回収するため、再
度、フェノール額溶媒の蒸留分離工程へ循環され、フェ
ノール類含有率3仇れ%以下のフェノール類−ごーカプ
ロラクタム溶液とされて、アルキルェーテル類と水との
混合溶媒による抽出が繰返し行われる。
以上、本発明の方法を実施することによって、シクロヘ
キサノンオキシムを硫酸の存在下にべツクマン転位した
反応生成液から、硫安を副生させることなく、高純度の
ど−カプロラクタムを回収することができる。実施例
1 シクロヘキサノンオキシムを硫酸の存在下にべックマン
転位した反応生成液100夕(ご−カプロラクタム42
夕、硫酸57タ含有)を採取し、水57夕を加えた後、
ベンゼンーフェノール(重量比20:80)混合溶媒1
50夕で3回抽出した。
抽出液を水洗して大部分の硫酸を除去した後、残留硫酸
をアンモニアで中和した。抽出液を300肋日夕、50
〜7000で減圧蒸留し、さらに1仇伽H夕、7グ0で
減圧蒸留したところフェノール350夕が留出したとき
に蒸留が停止した。そのときの残留液は50夕でフェノ
ール8.5夕およびど−カプロラクタム40.5夕(フ
ェノール含有率17wt%)からなっていた。この残留
液をジィソフ。ロピルヱーテル68夕および水41夕か
らなる混合溶媒で3回抽出して水層にf−カプロラクタ
ムを移行させた後、水を蒸発させ、洲−カ性ソーダ1.
5の上を添加し、2.5側日夕、113℃で減圧蒸留し
、前留分1仇の%、後留分1仇の%をそれぞれカットし
てごーカプロラクタム23夕を得た。この品質分析を行
ったところ、PZ値3600以上、UV値98%の高純
度どーカプロラクタムであった。実施例 2 実施例1と同機にしてべツクマン転位反応生成液100
夕を採取し、水で希釈し、ベンゼンーフェノール溶媒抽
出し、水洗中和処理により硫酸を除去した後、ベンゼン
およびフェノールを蟹去してご−カプロラクタム50夕
(フェノール含有率2抜け%)を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シクロヘキサノンオキシムを硫酸の存在下にベツク
    マン転位した反応生成液から、フエノール類単独溶媒、
    あるいはフエノール類と炭化水素類、ハロゲン化炭化水
    素類またはアルキルエーテル類との混合溶媒によりε−
    カプロラクタムを抽出した溶液を蒸留し、前記溶媒を留
    去してフエノール類含有率が30wt%以下のフエノー
    ル類−ε−カプロラクタム溶液を得、ついで該溶液をア
    ルキルエーテル類と水との混合溶媒で抽出し、水層を蒸
    留してε−カプロラクタムを取得することを特徴とする
    、ε−カプロラクタムの回収法。
JP5197177A 1977-05-09 1977-05-09 ε−カプロラクタムの回収法 Expired JPS6021145B2 (ja)

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