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JPS6035168B2 - 塑性流体の注入方法及びその装置 - Google Patents
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JPS6035168B2 - 塑性流体の注入方法及びその装置 - Google Patents

塑性流体の注入方法及びその装置

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JPS6035168B2
JPS6035168B2 JP9136482A JP9136482A JPS6035168B2 JP S6035168 B2 JPS6035168 B2 JP S6035168B2 JP 9136482 A JP9136482 A JP 9136482A JP 9136482 A JP9136482 A JP 9136482A JP S6035168 B2 JPS6035168 B2 JP S6035168B2
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pressure
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fluid
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秀治 加賀
康弘 山本
忠之 住田
邦臣 鈴木
健嗣 黒羽
光敬 早川
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N11/00Investigating flow properties of materials, e.g. viscosity, plasticity; Analysing materials by determining flow properties
    • G01N11/02Investigating flow properties of materials, e.g. viscosity, plasticity; Analysing materials by determining flow properties by measuring flow of the material

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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塑性流体の注入方法及びその装置の創案に係り
、窯炉設備のよう耐火物をも含む各種建築又は構築物及
びそれらに用いられる部材を得るためのセメントペース
ト、モルタル、コンクリート、石膏モルタルのような水
硬性物質による塑性流体、或いはプラスチックコンクリ
ート又は粘土、ヘドロその他の土質塑性流体の如き液体
に固体粉末又は粒子或いは非可溶性粉粒の混合された流
体(以下これらを総称して塑性流体という)についての
抵抗体の存在し又は存在しなくとも少なくとも該塑性流
体の流動に対して抵抗作用を有する通路空間に対する注
入、流動又は充填(以下これらを総称して流動という)
時における相対的な定量流動性を初期製断応力降伏値、
相対流動粘性係数および相対閉塞性係数として求め、そ
れらの測定値によって注入作業条件を制御し前記塑性流
体の注入充填を合理的且つ的確に行うことのできる該塑
性流体の注入充填方法及びその装置を提供しようとする
ものである。
セメントや石膏又は粘土質その他の耐火性物質を利用し
て窯炉設備のような耐火施設をも含む各種建築又は構築
物およびそれらに用いられる建材その他の部材を製造し
、或いはそれらの構築乃至施工をなすに当り、前記した
ような塑性流体を少なくとも鉄筋材が鞠装され、或いは
屈曲又は狭搾した通路構成をなし、又粗骨材その他の配
装部材が抵抗体として充填若しくは配設された条件下に
ある流体通路空間に流動注入又は充填せしめることは従
来から種々に実施されているところであり、又このよう
な流動(注入、充填を含む)時における該塑性流体の流
動性を解明することについての流動理論に関しても従釆
から種々の学説、理論乃至研究が発表、提案されている
然しこのような従来の理論や研究発表によっても上記し
たような塑性流体の実地的な上述した如き流動特性に関
しては未だ的確な解明が得られておらず、従ってその流
入作業条件についても合理的な指針が得られるに到って
いない。即ち上記したような従来の理論乃至研究発表に
よると上述した流動性の基本である粘度係数の決定に当
っては殆んど廻転粘度計が用いられ、この廻転粘度計に
よる粘度係数でその理論が展開されている。
然し本発明者等がこのような塑性流体について斯かる廻
転粘度計の如きによる粘度計数その他に期づき多くの実
地的且つ仔細な検討と研究、推考を重ねた結果、斯かる
従来の廻転粘度計等による塑性流体の特性測定が妥当性
を有することに関し大きな疑義を懐かざるを得ないこと
となった。蓋しこのような流体の流動性を解明するもの
として各種文献に発表されたものの中最も合理的と認め
られるものはニュートン流体が不規則粒間を流動する際
の流動性に関してストークスの理論より不規則粒子の比
表面積(Sm)を計算する工業式として下式が提案され
ている(丸善発売、伊藤四朗著「流体工学」94〜96
頁)。△P8しSm:{3仏NfUfLbpp2×『ゴ
マ}・/2 …(A−1)但し上式において、 △P(夕/地):圧力差 数(g・抑/夕・sec2):単位換算係数Lb=L地
:注入距離Uf(肌′sec):空塔速度 ご:充填不規則粒子の空隙率 ぎ:不規則粒子の充填係数 pp(夕/塊):充填粒子の比重 然して上式を用い、ニュートン流体の粘性(仏N夕/伽
・sec)を求めると次のA−2式が得られる。
仏Nこ声音U芸$m2まずさ(.・ごギ‐‐‐(A−2
)ところで上式における単位はとなり、この単位構成は
下 言己のニュートン流体の粘性式である次の(A−3)式
の単位構成と全く同様である。
但し上式で 丁yz(夕/均):酸断応力 eyz(1′sec):敷断速度 又上記した(A−2)式より実績不規則粒子項を、K(
1/地)としてまとめると次の(B−1)式が得られる
KIノの=森m2ぎpp2(1一ご)2 …(B−・>
次にニュートン流体の粘度仏Nを一般粘度りとし、△P
を1伽当りの圧力Pタ′のとすると、注入距離Lbは1
弧となり、上記(A−2)式は次の(B−2)式に書き
改めることができる。
り=三千篭手・青−P常表3(タ′肌‐Sec〉‐‐‐
〈B−2)即ち灘断応力項7yzはP・ど3 と対応し
、雛断速度項eyzはUfKと対応する。
而して第1図は非ニュートン流体であるメチルセルロー
ズ1%水溶液を径17脚の硝子球と4号、5号および6
号の各砕石間を流動させたときの速度と圧力との関係を
示す曲線を点線で示し、又廻転粘度計による流動曲線を
実線で示すものであるが、上記した(B−3)式を使用
して求められた各測定点はすべて実質的に廻転粘度計に
よる流動曲線と合致し、上記のようにeyz=UfKた
ることが確認された。
なおこのような結果よりしてKの値はSm(比表面積)
が判明すれば計算でき、又メチルセルローズの如き非の
ニュートン流体を使用しても逆に比表面積(Sm)を求
めることもできる。そこで更に検討を進め、次の5種類
の流体を準備した。
■ メチルセルローズ 1%水溶液■ フライアッシュ
50%水溶液 ◎ セメント 37%水溶液(セメントペースト)◎
セメント 45%水溶液(セメントペースト)■ セメ
ント:砂(以下C/Sという)が1:1で水:セメント
(以下W/Cという)が47%のセメントモルタル即ち
■,■は上言己のように非ニュートン流体であり、◎〜
■は何れもビンガム流体又は非ビンガム流体に属するも
のである。
然して上記5種類の流体を、15〜25肋の砕石が径1
0伽、長さ50弧の円筒中に同じ密度で充填せしめたも
のに対して速度を変化させて注入し、このときの速度と
圧力を測定し、更にこのときの各流体についての流動性
を廻転粘度計により測定した。これらの結果をグラフ化
したものが第2図であって、この第2図では左側縦軸に
鱗断速度e又はUm−secを探り、又下側横軸に或断
応力7(dyn/の)及びP数ご3(多′cが)、右側
縦軸に注入速度Uf(抑/sec)を探り、更に上側機
軸にP(夕/係)を探ったが何れも正の比例関係をなし
、又数値もすべて対応し、上記(B−1)式と(A−3
)式が対応している。然して第2図においては実線で廻
転粘度計の測定値を示し、又点線で上記不規則粒子間に
おける流動曲線を示したが、非ニュートン流体であるメ
チルセルローズ1%溶液(MC)は回転粘度計によるも
の■〜■と不規則粒子間の点線流動曲線■′〜■′が殆
んど一致し廻転粘度計による粘性が定量的に採用し得る
ことが判明したが、C/Sが37%の◎流体、C/Sが
45%の◎流体およびC/Sが1:1でW/Cが47%
のセメントモルタル■流体の場合にはその実線流動曲線
◎〜◎,■〜◎および■〜■と点線流動曲線◎′〜■′
,◎′〜◎′および■′〜■′とが何れも著しく離間し
異なった様相を示し、挙動が全然異なっていて、それら
の実線曲線の様相を推定予測するようなことは全く不可
能である。なお■〜■曲線と■′〜■′曲線の場合にお
いては或る程度近し、又数値的には離れていても■流体
の場合に近い様相を示しているが、これはフライアッシ
ュの性状に基因するもので、該粒子が球形に近いこと、
又水・フライアツシュ比が大きいためであると考えられ
る。何れにしてもこのような本発明者等による一連の仔
細な実験検討結果によるならば上記したような建築又は
構築目的に使用されるセメントや粘土類、石膏類の如き
を利用した水・粉体比の小さい高濃度塑性流体において
その流動特性を解明するために既述したような従来の廻
転粘度計により流体の粘度を測定し、(A−1)式の如
きを利用して定量的な実地的に情信し得る測定値を得る
ことが不可能であることが判明した。なお、上記のよう
に従来の理論又は測定手段による測定が実地的に情信し
得るものとならない原因としては、上記したような塑性
流体の場合において液体と固体との間のシグマ−(2)
効果(粒子成分が通路の中心に集まり、又は粘度の低い
ものが通路の周側部に富化される現象)又はラミネーシ
ョンや、不規則粒子間を塑性流体が流動する際に発生す
る通路狭小化現象の如きが考えられ、これらの現象に関
して上記した従来の理論乃至手法においては適切な考慮
がなされていないことによるものと認められる。
殊に上記したようなコンクリート製品やコンクIJート
構造体或いは耐火横造体を得る場合においては、砂利の
ような粗骨村又は相粒耐火材粒子を予め該構造体組織内
に配列、充填した条件下において塑性流体をその間に流
動注入するプレパックド工法を採用することが粗骨材等
を合理的に配装することを可能ならしめて製品又は組織
の機械的強度及び耐熱強度の如きを向上し、しかも経済
的なセメント等の使用量によって斯かる有利な強度をも
たらす所以であるところ、このようなプレパック工法に
よる場合においてはその予め充填された粗骨材がそれら
粒子間において複雑な抵抗組織空間を形成したものとな
り、斯様な複雑な抵抗体組織空間に対して上記のような
モルタル又はペーストの如き複雑な流動特性を示す塑性
流体を注入充填することとなるので上記したような廻転
粘度計の如きによる測定結果では全く矛想し得ない結果
が頻繁に発生する。従って型枠やその流入機構、その他
の作業条件決定に当ってはこれらの予想し得ない結果を
予想して設計することとなるので相当に広大な許容範囲
を設定することが必要であり、斯様なことは実地的に著
しく不利である。本発明は前記したような実情に鑑み検
討を重ねて創案されたものであり、即ち本発明において
はこのような塑性流体の流動性を上記したような流路因
子と流体因子の2因子間において相対的に解明すること
により、単に当該流体の定性的な傾向とは異り実地操業
に直ちに具体的な指標として採用し得る定量的データ一
として求めることのできる手法を先ず確立した。
蓋し斯様な手法についてより具体的に説明すると、セメ
ントペースト又はモルタル、石膏モルタル等のこの種塑
性流体は圧力が用することによって直ちに流動現象を生
ずるものではなくて、該圧力がそれぞれの流体毎の特定
の値以上となることにより始め流動を開始する所謂ビン
ガム伍in餅am)流体であり、斯様なビンガム流体に
おいてはその流動開始時における圧力条件を解明するこ
とが重要であり、斯かる流動開始時の圧力を初期勢断応
力降伏値と理解することができる。又このような流動開
始以後における流動に関してもその様相は種々に異るも
のであって、これを流動粘性係数として理解し得る。更
にこのような塑性流体を前記したような流路中に通入さ
せた場合において本発明者等が多くの実地的検討を重ね
た結果、その通入量は経時的に閉塞状態が発生し、その
流通性が変化するものであることを確認しており、これ
は本発明者等による新しい確認であって、これを相対閉
塞性係数として理解することが可能である。しかも本発
明においてはこのような初期敷断応力降伏値、相対流動
粘性係数及び相対閉塞性係数を単にそのような傾向とし
て定性的に理解することないこ、これを当該塑性流体と
それが導入される流路条件との間における相対的な定量
値として把握しようとするものであって、このような相
対初期勢断応力、相対流動粘性係数および相対閉塞性係
数の3要素によりこの種塑性流体の流動性を解明し注入
作業条件を制御することに本発明の特質性がある。上託
したような3要素について更に仔細を述べるならば、こ
れら3要素の中で初期酸断応力降伏値と流動粘性係数に
関しては従来からその抵抗体の項を一般化し、単なる流
体固有の定性的な性質として単に粘度又は粘性或いは初
期製断応力降伏値の概念で取扱われているものであるが
、これらを上記したように相対初期製断応力降伏値と相
対流動粘性係数として取扱うことに特質がある。
又相対閉塞性係数については本出願人等によって裏に一
部提案されたところ(特顔昭51−7132:特開昭5
2−91528)であるが、単に測定する程度であって
、具体的な注入作業の決定に関して採用されるに到って
いない。然してこのような3要素についての測定に関し
て本発明者等は仔細な検討を重ね、従来存しない新しい
機構として第3図に示すような測定機構を提案する。
即ちこの第3図のものは上記したような各測定をなすた
めの最も基礎的な構成であって、投入口部体1、連結部
体2および充填部体3の3部体によって構成され、これ
らの部体1,2,3は何れも断面円形又は角形の如き管
状体であって、連結部体2を底辺とし、その両側上方に
形成された開□部に投入口部体1と流動抵抗通路たる充
填部体3とが夫々連結綿着されている。この第3のもの
の場合投入口部体1は同時に流体を流動させるための圧
力条件形成機構を兼ね、即ち充分なヘッド差を採り得る
高さを有している。なお、この場合において充填部体3
の内径は投入口部体及び連結部体2の内径と等しいか或
いはそれらの何れよりも小さいものとすべきであり、又
連結部体2においてはその底部両面に図示されるような
若干の凹部4,4を形成しておくことが好ましい。充填
部体3には上下に絹材5の如きが張設され、これら網材
の間に遼当な粒子部体が骨材6として充填される。但し
この第3図の構成は場合によっては連結部体2を省略し
て2部体としてよく、更には単一部材で形成してもこの
図示と同じ関係が得られるならば勿論よい。
又その骨材6を充填する部分は場合によっては水平状を
なす底辺部に設置してもよいわけであり、このような方
法に従い、しかも後に詳述するような測定操作を円滑に
実施し得るように設計された測定装置の1例は別に第4
図〜第6図又は第7図の如きに示されている。蓋しまず
その第4,5図に示すものにおいては目盛11を施した
投入口部体1に対して網材5,5を両側に張設し骨材を
充填するようにされた充填部体13を中間部に組込んだ
連結部体2が連結され、該連結部体2の他側にはオーバ
ーフロー部体7が連結されたものであって、斯様な全機
構は機台8上に取付けられ、又オーバーフロー部体7の
取付けられた側には別にコック15を有する取出口12
が形成されていて試験測定後に内部に残った塑性流体を
取出し得るように成っている。又オーバーフロー部体7
の上部にはハンドル14を似て操作される蓋部体9が設
けられていて適宜にオーバーフロー口を閉塞することが
できるようにされているが、更にこのようなオーバーフ
ロー口の周側下部には導出樋17を有する受部体18が
環設されていて溢出した塑性流体を受けて側方に導出す
るようになっており、投入口部体1及びオーバーフロー
部体7は夫々ワンタッチ的な操作で解脱又は繁縞される
緊締手段19で連結されているものである。機台8には
スライド部16が第5図に示すように対設され、このス
ライド部16にそって前記のような連結部体2,2の一
方を摺動させることにより既述した充填部体13の交換
又は清掃を適宜に実施することができ、又場合によって
はオーバーフロー部体7を取外して一方の連結部体2の
上部開□部から溢出させるようにし、この場合において
は機台8上の案内村20,20もこそって上記したよう
なハンドル14で開閉操作される蓋部体9を降下させて
実施するものである。充填部体13の交換に当っては同
じ長さのものにおいてその充填骨材6を更新又は変更す
る外、場合によっては長さを異にした円筒状充填部体1
3を連結部体2,2の何れか一方又は双方をスライド部
16にそってスライド設定し組込み得る。上記したよう
な第4,5図のものに対して第6図はその1部が変形さ
れたものを示している即ち第6図においては第4,5図
における投入口部体1に対して更にその流動のために圧
力形成手段として加圧機構21が附設されたものであっ
て、空気圧力タンク21からの配管22が導かれた加圧
筒23が投入口部体1の頂部に添設される。
蓋し第3〜5図に示したような構成のものにおいてその
後述するようなヘッド差を充分に採るためには投入口部
体1を充分に長大とすることが必要であり、実地的な取
扱いが必ずしも好ましいものとならない。この第6図に
示すように加圧機構として空気圧力を利用することによ
り、ヘッド差によ圧力が適宜にその空気圧を似て代用さ
れることとなり、コンパクトな機構と操作により第4〜
5図のものと同様な測定を特にそのヘッド差の大きい条
件下で円滑に達成し得る。上記したような第3〜6図の
ものは何れにしても調整された塑性流体を分取して投入
することが必要なものであったのに対し、第7図にはそ
の必要なしに測定をなし得るようにされた構成が示され
ている。
即ちこの第7図の場合には本発明による測定装置が上記
のような塑性流体を調整するためのミキサーに配談され
たものであって、ミキサー3川こはバルブ24を介して
上記したような装入口部体1に相当する筒体31と充填
部体33が取付けられるものであり、その筒体31には
第6図の場合に従い圧力機構21が取付けられる。充填
部体33部分には操作シリンダー25で操作される蓋9
及びオーバーフローした塑性流体を導く樋17が取付け
られることは第4,5図の場合と同じであるが、上記筒
体31の底部には差圧発信器26が設けられていて該部
分における圧力条件を検知発信せしめ、このような発信
器26は後述するような自動的な注入制御作動につなが
るものである。なお測定後において装置内におけるモル
タルその他の塑性流体が附着残留し固結することを防ぐ
ため水配管27がバルブ28を介して底部に導かれ測定
後に装置内を清掃し得るようになっている。なお上記し
たような第3〜7図に示すものは骨村の充填された流動
抵抗通路の下方に対して、ソド差及び空気圧を利用した
圧力条件形成機構を設け、この圧力条件形成機構に対し
て更に装入口を形成するに当ってL型又はU型に屈曲し
た構成を採ったものであるが、このような構成関係は場
合によっては直線状としてそれらの各機構を酉己設し、
全体を1本の棒状とすることは本発明による測定装置の
構成を単純化すると共に特に高粘度の塑性流体に対して
利用するに好ましい機構を得しめる。
このような1本の棒状とする場合において流動抵抗通路
に対し装入口及び圧力条件形成機構はその下方に列設さ
れるだけでなしに、場合によっては上方に列設するよう
にしてもよい。上記したような測定機構による測定操作
について説明すると、充填部体3又は13,33に実際
に製品を得るための粗骨材又はモデル骨材がその骨材6
として充填され、その充填長さは代表的に第3図におい
て示されるLである。斯うして準備されたものに対して
その投入口部体又は筒体31部分からセメントペースト
又はモルタルのような塑性流体が投入されるわけであり
、斯うして投入された塑性流体は矢印の如く流動し骨材
6間を経てオーバーフローせしめられるからこの時点で
注入を停止し、投入口部体1内における塑性流体液面は
次第に低下し、オーバーフロー口7との間に一定のヘッ
ド差日,を以て静止する。即ちこのヘッド差日,は上記
したような充填部体の骨村又はその流路条件下において
相対的に求められる相対初期酸断応力によるものあり、
これをそのヘッド差(cm)又はタ′地の値を以て測定
することができる。又このような測定に続いて上記のよ
うなオーバーフロー口7を蓋又は栓を以て閉塞し、投入
口部体1に対し第3図に示すその高さを採るように所定
量の同じ塑性流体を投入してへゾド差による圧力を形成
し、この投入後に蓋(又は栓)を取外しオーバーフロー
させる。このようなオーバーフロー時において予め定め
られた第3図の夕,,ク2,夕3・…・・クn(各cm
)の各位糧を塑性流体表面が通過して低下する時間t,
,t2,t3・…・・tn(各sec)を計測し、斯う
して得られる夕,〜夕3〜そnの各距離とち〜t3〜t
nの時間を求める。今夕,,夕2,夕3の各距離が同じ
であっても上記のように計測されるt,,t2,t3の
時間は次第に大きくなり、やがて塑性流体表面は前記日
,より大きなヘッド差である日2の位置において停止す
るが、この日2のヘッド差をも上記日,の場合と同様に
計測する。そ,〜〆nとL〜tnの関係より相対流動粘
性係数(夕・sec′c髭・cの)を求めることができ
、又既述したような日,とこの日2との関係よりして相
対閉塞性係数(夕/洲・cの)を求めることができる。
即ち今、上記したような場合において、Fo,(夕/地
):ヘッド差日,のときの相対製断応力降伏値。
Fo2(タ′の):ヘッド差モチ2のときの相対期断応
力降伏値。
入,(夕・sec′が・肌):相対流動粘性係数△Fo
(タ′の・抑):相対閉塞性係数Uf(肌′sec):
既述したように空塔速度Ua(肌′sec):見掛速度
(注入速度)s・既述したように骨村空隙率p(タ′の
):既述の塑性流体の単位容積重量Pu(夕/地):速
度圧L(Cの):骨材層の長さ Q(夕/塊):通過量 A(c派):骨材層の断面積 とするならば、Fo,,Fo2,△Fo,入,Pu,U
f,Uaは夫々次式によって求めることができる。
F0,=学F。
2=掌 △F。
=苦云里器−F。「F。・夕−日2 Pu 入=市 Pu=(生+2p−F。
2−△F。
M十夕2十・・・そn)但しそz=そ−(そ,十夕2十
そ3…そn)Uf=〆n/tnUa=Uf/ご 上記したような手法によって本発明者等は前記したよう
な流路因子を多様に変化せしめ、又その流体因子をも種
々に変化せしめた多様に組合わせ関係について仔細な検
討と推考を重ねた結果、多くの新しい事実を発見した。
即ち先ず塑性流体としてモルタルを用いる場合において
、その配合される砂についての粗粒率(F・M)を種々
に変更した次の第1表に示すような各種塑性流体を準備
し、これらのものについての各側定結果は第2表の通り
である。第1表 第2表 即ちその変化の様相は複雑であり、F・Mが1.54で
ある試料「1一3」のものがFo,入,△Foの何れに
おいても低い値を示すとしても、それに近いF・Mが1
.45の試料「1−2」のものはそれらの値が大幅に異
っており、その他のものも夫々に複雑に変化する。
又そのような変化の状態は従来この種モルタル等の流動
性試験目的で採用されているPo−ト(日本建築学会J
ASS,ST−701)による測定値(フロー値:コー
ン状測定具の底に設けらた孔から一定量の塑性流体の流
下に要する時間、秒)と比較してもその様相が全く異っ
ていることが明かである。然して斯かる変化はこのよう
なモルタルを形成する配合資料である水とセメントの配
合関係を変化せしめ、又砂とセメントとの配合関係を変
化せしめた場合においても夫々多様な変動を示す。
蓋し次の第3表にはこのような水とセメント比(W/C
)および砂セメント比(C/S)を多様に変えたこのよ
うな場合の調合例を示し、又そのような配合によって得
られた塑性流体についての試験測定結果は第4表に示さ
れているが、Fo,入(及びフロー値)については水セ
メント比が大となるに従ってその値が低下するが、△F
oはその変化状態が異なり、C/S比はフロー値に関し
ては有意な関係があると認められるとしてもその他にお
いてはその変化様相が相当に異っていることが明かであ
る。第3表 第4衣 更に分散剤の添加量を変化せしめた場合について、その
水セメント比をも変化させて試験した場合の配合例を次
の第5表に示し、又こうして得られた塑性流体について
の試験測定結果は後記する第6表に示す通りであるが、
この場合においても△Foの変化状態は複雑である。
第5表 第6表 しかもこのような塑性流体は単に上記したような配合関
係のみならずい同じ配合であっても、用いられた砂の含
水率、混線順序、混線時間の如何によってもその流動性
が大きく変動することを発見した。
即ち先ず本発明者等は上記したようなモルタルの調整に
用いられる砂に関して、吸水率4.38%の砂の絶乾状
態のものから含水率40%に到る多様な含水量変化をも
つものを準備し、これらの砂を用いてW/C43%でC
/Sが略等しいモルタルを調整し、それらのモルタルに
ついての流動性試験をなした結果は次の第7表に示す通
りであり、この第7表におけるFoの項において「a↑
」は既述したような骨材充填層に対してモルタルを下側
から上側に流入させた場合であり、又「b↓」はそれと
は反対に上側から下側に流入させた場合を示すものであ
るが、何れにしてもその変化は複雑であり、一般的に含
水率6〜26%までの砂を用いたものが高いFo値を示
すとは言え、28〜35%を超え含水率40%となると
再び高いFo値を示し、Pロートによるフロー値はこれ
と大幅に異った挙動を示す。又第7表に示すモルタルに
よって成形した製品についての強度を検討した結果は何
れも圧縮強度で400kg/の以上を示したとは言え、
砂の含水率6%以下のものでは420k9′地以下であ
ったのに対し、9%から25%のものは460k9′嫌
〜484kg/のであり、それが26%となると423
k9′のと急激に低い値を示し、28%では452k9
/地、30%では532kg′のと急激に高いものとな
り、32%では462k9′c髭、35%では530k
9′係、40%では550k9/係となる。
曲げ強度は一般的に70〜80k9/めであるが、含水
率35%〜40%のものでは90kg′の程度となる。
第7表更に混線順序を変えた場合についてはその調合が
次の第8表と第9表に示す通りであって、第8表はW/
Cが45%で分散剤I%添加のものであり、又第9表は
分散剤を用いないプレーンモルタルの場合であって、こ
れらの表において記号■は用いられた砂の含水率が20
.48%又は16.01%と比較的高い場合であり、S
は3.41%又は3.31%と比較的低い場合を示し、
練り時間は何れも記号欄の左側に示された2者を3分間
梶練してから十符号の次の右側の資料を添加して更に4
分間混練したものである。
第8表 第9表 即ちこれら第8,9表によれば、同じ配合であってもそ
の配合順序の如何によって得られるモルタルの流動性が
大幅に変化するものであることが明かであり、容重すら
も異ることは第7表におけると同然である。
このように用いられる砂の含水率如何により、又その配
合順序の如何によって得られるモルタルの性質が夫々に
異るというようなことは従来殆んど気附かれていないと
ころであって、本発明者等による新規な知見であり、殊
にそれが相対的な定量値として得られることに現場的に
大きな有意性を有するものである。然してこの第8,9
表に示したようなモルタルについて実地的にモルタル製
品を形成しその7日後における圧縮強度、曲げ強度を検
討した結果においても、圧宿強度は全般的に230〜4
00k9′嫌の範囲内のものであるとしても、或るもの
は360〜392k9/のと比較的高く、しかもばらつ
き範囲の少ないものとなるに対し他のものは225〜3
50k9/洲という比較的低く、しかも広範囲なばらつ
きを示し、これは曲げ強度についても同じであって、或
るものは66〜74k9/c虎と高く且つ狭いばらつき
範囲であるのに対して他のものは50〜65k9/のと
低く且つ広いばらつき範囲であって、上記したような要
因が製品品質の決定に重要な地位を占めるものであるこ
とが判明した。加うるにこのようなモルタル等はその混
練時間の如何によっても、それによって得られたモルタ
ルの流動性が大きく変化する。
即ちセメント50k9に対し含水率11.11%の砂5
6.2k9、水15.5夕、分散剤500ccの配合に
従うモルタルにおいて、セメントと砂を3分間空練りし
てから水と分散剤を1糊時間内に投入し、この投入後1
9秒間内に周面に附着したセメント等を落してから混練
をスタートさせた場合において、その混糠時間の変化に
よるモルタルの流動性変化は次の第10表に示す通りで
ある。第10表 即ちこの漉練時間が或る限度までは流動性がよくなるが
、その後は流動性が反対に悪くなることとなる。
このことは別に含水率3.95%の砂を用いセメント5
0k9にこの砂を52.6k9、水19.1〆、分散剤
500ccの配合で上記第1頃菱のものと全く同じに調
整されたモルタルの場合についても次の第11表に示す
通りであって、或る限度までは流動性がよくなるが、そ
の後は反転して流動性が劣化することとなる。
第11表 なお上記したところはセメント混練物についてのことを
述べたが、同様のことはアルミナセメントや粘土質を用
いる耐物についての各種混練物においても確認されてい
る。
即ちこのような耐火物に関する流動性についての若干の
測定結果を示すと次の第艦長の通りである。第12表 但し上表においてAム0はアルミナセメント、SはSK
38の砂、0乙は粘度であり、測定装置の抵抗体として
はンャモットの10〜15仰り粒子を長さ20仇の範囲
K充填したものを用い友b蓋し上記したような仔細な検
討結果によるならば既述したような流体因子においてそ
の組成は勿論のこと、配合順序、含水率、混線条件の如
何の如きが微妙に変化を与えるものであることを充分に
理解せしめ、又流路因子に関してもこのことは同様であ
って、その形状の如何、充填された骨材の性状、空隙率
は夫々に変化を与え、殊にFoのa↑,b↓の如きもそ
れなりに影響し、単に定性的、概念的理解を以て、その
実態を速断し得るものでないことを充分に理解せしめる
然して本発明者等はこのように複雑多様な変動関係を示
すこの種塑性流体の流動性を解明すべく更に注入長さが
ah〜4mの具体的な注入型枠内に各種粗骨材を充填し
た条件下においてのモルタル又はペーストの注入に関し
、多くの上記した第3〜7図のような試験装置による試
験測定と実際の注入作業に関して夫々実験、検討を繰返
した結果、斯かる塑性流体を斯様な型枠等の注入成形城
に注入するために必要な圧力損失Pは1例として次の1
式によって求められる。
I X P=」X−′吉Uf2dt(冊^Uf)肌Mt・÷十p
h...(1)但し上式において、 hは注入部分の高さであり、又X,Fo,入は次の0〜
W式によって求められる。
C2 1 ......(□)X両論,
元雨Fo=C。
・C.・Fo, .・…・(m)^=C。
・C.・^. ・・・・・・(W)但しこ
れらロ…W式において、Coは、上記した第3〜5図の
ような試験装置自体の特性値。
C,は、用いられた試験装置と実際に注入される注入城
における充填骨材との間の補正値。
C2は、注入する型枠等の形、大きさによる係数。
なおこれらの関係は更に他の物理要素が加味される場合
においても、このまま又は適宜に変形して採用され得る
ことは勿論である。
然して上記した1式は定速度注入の場合においては次の
V式又はの式のように現わすことができる。
P=だ≦(F叶入Uf)半+ph (V) 但しTは注入可能最大時間であって、 T=金である。
P=ノ三票達三(F。
十入Uf)L十ph ……(W)但しLmaxは注入可
能最大距離であって、Lma×=−−U…Tーポデであ
り、 L;94であるo ど ・又定速度注入でL(肌)をP(夕/地)で注入するた
めの速度Ufは次の肌式で与えられる。
Ufニ△Pノ4XLFo入ご+△戊ご2十4X2入2−
(2XLFo入十△平ご) ,.,,..(血)2X
L入2但し△P=P−ph 更に定速度注入で、L(肌)注入できる最大速度Ufm
axは次の皿式で求められる。
UfmaX=L☆ ,..,..側而して一定
速度Uf(弧/sec)でL(弧)注入したときの最終
圧力、即ちオーバーフローしたときの注入口での圧力P
nは次のK式で求められる。
※本発明者等は上記したような各式を用い、実際に上記
したようなFo,,Fo2,入及び△Foを求め、又係
数等を決定して圧力Pを計算し、且つ実際にこれを型枠
内に相骨材を注入して成形した場合の実験値を求めた結
果は次の第13表に示す通りであり、又その過程の若干
を図表として示しているのが第8図のa〜fであって、
これらの図において本発明者等の新しい提案に係る相対
閉塞性係数(△Fo)を用いない、即ち前記のように従
来から定性的な粘性又は粘度、初期期断応力降伏値とし
て概念されているFoと入だけで計算し圧力Pを1点鎖
線で併せて示した。第13表 即ち第8図において実線は実験値を示し、点線は計算値
を示すわけであるが、試験No.1のものは第8図aの
如くであって実際の注入成形城における粗骨材の充填が
試験装置による予想より梢々密であったことを理解でき
、又試験No.2のものは第8図bであってこの場合に
おいても実際の注入成形城の粗骨材が密であることを理
解できるが、この場合においては又試験装置及び実際の
注入装置が共に閉塞化傾向を有していたことが夫々の曲
線が轡曲して立上っていることから理解し得る。
試験No.3の場合は前記した試験No.1の場合に準
ずることが明かであり、試験No.4の場合には試験N
o.1と2との間の中間的なものであることがその数値
から理解できる。これらに対して試験No.5とNo.
7、No.8の場合は第8図のd,e及びfにより明か
なように試験装置による予想と実際装置における粗骨村
充填状態が略完全に一致した状態のものであることを示
しており、このような結果は試験No.10の場合にお
いても準じたこととなる。試験No.6とNo.9の場
合は試験装置による予想が実際の粗骨材充填状態より高
い密度であった場合であり、このように本発明によるも
のが必ずしも実際の粗骨材充填状態を的中させ得ない場
合があるとしても、これは現実の注入成形城そのもので
試験できないことよりしてやむを得ないところであり、
約1/3が的中させることができ、その残部は本発明に
よる予想値(計算値)が実際より高い場合と低い場合と
に分れ、それらが略筆しい関係で分布していることは本
発明による計算測定が工業的に充分な情信性を有するも
のであることを理解させるに充分であって、これら第8
図に併せて示したFoと入のみによる1点鉄線によるも
のとは本質的に異っている。なお本発明がこのように予
想値から若干外れたような試験結果に対してもそれなり
もこ対処する手段を講ずることは後述の通りである。な
お上託したような本発明に従い具体的に骨材充填城に塑
性流体を注入充填するに当っては振動がそれなりの影響
を与えるものであることは確認されており、即ち500
0〜40000サイクル、特に10000〜20000
サイクル程度の振動は流動圧力Pを減少させる傾向を示
すが、非常に大きなサイクルのものは逆に流動圧力を上
昇させる傾向を有している。
又減圧状態を注入成形城に形成して注入することは股的
に注入圧力を減少せしめることとなる。上記のようにし
て本発明によるならばFo,^と共に新しい△Foが得
られ、それらの相対的な定量計測値を用いることにより
目的とする注入成形域に閉塞事故等を発生することなく
、計画的且つ的確に塑性流体を注入、充填することが可
能となるが、斯様な流路因子と流体因子との相対的関係
においての定量的計測に用いられた試験装置と実際の注
入成形城における抵抗組成とが全く同一のものであるこ
とは稀有であり、例え全く同じ粒度分布、組成の骨村を
両者に用いたとしてもそれらの具体的な充填組織は変動
し、何れかの流体通路において予知できない狭小部や空
洞部の発生する可能性が高く、殊にそれは砕石のような
粗骨材を用いた場合に顕著である。
勿論試験装置による測定値に対してはそれなりの補正値
を用いて予測するわけであるけれども、斯かる予想値が
常に的確に的中するわけでないことは前記した通りであ
って、変動要因は単に流路側のみならず流体側において
も多様に存在し単なる経時変化によっても変動を来す。
従ってこのような変動条件に対してもそれなりもこ対処
することが安全的確な注入充填を得る所以である。そこ
で本発明ではこのような変化にも即応すべく注入速度に
よる圧力コントロールを行うものである。即ち速度(U
fcの/sec)と圧力(P夕/地)の関係は第9図に
示す通りであって速度が0になっても圧力は残存し、そ
の値は充填長さL(c机)とFo(タノ地)の積である
又注入速度Ufには限界があり、この限界速度以上にお
いては無限大圧力となり、即ち閉塞が生ずる。更に速度
を滅することが圧力に大幅に影響することは前記したV
〜K式の如きから容易に理解される。そこで本発明では
この関係を利用し注入速度で圧力コントロールをなすわ
けであり、仮りに定量注入(定速注入)を行っていても
注入距離が変化しその圧力上昇は直線ではなしに2次曲
線的に上昇するものであるから夫々の時点において適正
圧力の標示をなし、注入成形城におけるる注入圧力ゲー
ジの指示がこのような適正圧力との関係において如何な
る関係を採るものであるかを指示せしめる。斯様な考慮
によって設計されたのが第10図に示すような圧力制御
機構であって、具体的な型枠等の注入成形域41に対し
て注入タンク42がポンプ43を介して連結され、この
ポンプ43による注入圧力は圧力計45によって表示さ
れる。なお注入成形城41としては水中プレパツクドそ
の他の一般的なプレパックド工法が適宜採用され、必要
に応じ斯かる成形域41の注入系に対向してオーバーフ
ロータンク44を連結して注入状態、特に注入完了時点
を確認するようにするが斯かることは本発明における本
質に関するものではない。前記した圧力計45に対して
は検知機構46が附設されていて該圧力計45における
圧力値を圧力変換器47に送り、このような変換器47
から得られる出力48は圧力比較器49に送られる。一
方設定盤50‘こおいては第1〜第3の設定機構52,
53,54と表示部51および起動釦61、停止釦62
の如きが酉己設されているが、第1の設定器52におい
ては上記したようなポンプ43に対する回転条件が設定
され、この回転条件は該ポンプ443の回転数が注入成
形城4における注入距離として求められるものであるこ
とよりして最終的な注入距離に相当して回転数として設
定されるわけであり、又第2の設定器53においては上
述したように求められるFo,入,△Foを基として圧
力条件を設定し、第3の設定器54においてはこの場合
の係数条件が設定されらる。これら第1〜第3の設定器
52〜54には指示機構52′〜54′が附設され、第
1の指示機構52′は回転数比較器56と連結され、こ
の回転数比較器56には前記ポンプ43に設けられた回
転数検知器59で得られた信号が変換器58と表示器5
7を介して送られて最終回転数(最終注入距離)に対す
る夫々の注入時点での回転数(各時点での注入距離)が
比較され、その結果が計算機横55に送られると共に表
示部51の下段に設けられた指示手段60を介して夫々
の時点における注入圧が表示部下段の指針51aを以て
指示される。前記した計算機横55においては下記する
ような■〜■式による計算が行われる。CB= J△r
UfごLPは前記計算式にてあらかじめ計算する。
■ P=A偽B この式によるものは2次曲線の近似値で表現される。
■ P=A是十B この式によるものは直線の近似値で表現される。
なお上記■〜■の何れかによってもよいが精度、安全を
重視するならば■式が好ましく、多少の誤差、安全率を
考慮するならば■,■式を用いる。
上記した第2、第3の指示機構53′と54′は何れも
前記した計算機溝55に連結され、この言十算機構55
においては前記のような回転数比較器56からの信号と
相換って夫々の時点における適正圧力が求められ、この
ようにして求められた適正圧力値は前記した圧力比較器
49に送られて既述した圧力計45による注入側圧力値
と比較され、その偏差によって表示部51における上段
指針51bを駆動するようになっている。
即ち夫々の時点における適正圧力に対する実際の注入成
形域入側圧力との偏差は常に指針51bで指示され、し
かも夫々の時点での注入状態が指針51aで指示される
わけであり、このような指示状態を常時監視し、大幅に
適正圧力値から逸脱しない条件で操業することにより的
確な注入を行い得ることは明かであり、実際の注入圧力
が上記のような適正圧力より大幅にずれた場合にはポン
プ43の回転速度を加減して圧力をコントロールし適正
圧力にせしめる。上記のように適正圧力を予め求め、こ
れを基準として与えられた安全率範囲の速度による圧力
のコントロールをなす本発明のものは又予め既述のよう
にして求められる計算値によって基準となる圧力線図を
作成しておき、この圧力線図に則って操業することがで
きる。
即ちこのような圧力線図の様相は第11図に示す通りで
あって、、例えば縦軸に圧力Pを採り、横軸に注入距離
L又は積算注入量(2Q)を探ることによりスタート時
より予定注入圧力Poに到る曲線を容易に求めることが
でき、又最大圧力Pmaxの如きも適切に設定すること
ができる。圧力Pは夫々のUfにおけるポンプ回転数と
して理解することができ、斯うして得られた圧力曲線に
従い、それから大幅にずれることなく実施するならば常
に円滑で事故のない注入をなすことができることは明か
である。このような関係を適切に実施する装置の他の例
は第12図にも示されている。
即ち上記した第10図に示すような圧送ポンプ43から
成形城41に到る注入管路40‘こはダイヤフラム39
と隔液注入口37を有する連結管38を以て圧力発信器
36が連結され、該圧力発信器36はデストリビュー夕
34に連結されていて電気信号を機械動作に変換しペン
書きを行わせるようにし、斯かるデーストリビュータ3
4の記録手段は回転盤35に臨ませられている、又上記
したポンプ43の回転条件は減速機32の如きを介して
前記回転盤36を回転せしめ、該回転盤35上には別に
第13図に拡大して示すような記録紙65が敦暦されて
いて回転盤35と共に回転し、該記録紙65には既に説
明されたような条件に基し、て予定注入圧66又は安全
圏の如きが示されており、作業者はこのような指示に従
って注入条件を制御しながら作業し且つその結果を記録
する。即ちこのような第12図、第13図に示す方式に
よるならば第10図に示すものよりもコンパクトな機構
により、又小型記録紙上に注入条件を記録し保管するこ
とが可能となることは明かである。前記した第7図に示
すような測定装置による具体的な測定結果は第14図に
示すような構成の機構及び記録手段を以て記録すること
ができる。
即ち第7図における差圧発振器26からの信号は圧力変
換機構67を介して指針起動機構68を操作するもので
あり、又前記したような第3〜第7図に示すような測定
装置において注入された塑性流体の定点(この定点は適
宜に夫々の装置によって探り得るもので本発明者がこの
装置で実際に探った抵抗体充填層上面からの高さは60
cmである)通過をレベルセンサー69によって検知し
、このレベルセンサー69からの信号によって定点を印
漆機構70をそのスイッチ75がオンされた状態で作動
するように成っており、グラフ送り機構71はそのオン
オフ機構74によって作動せしめられ、圧力計作動用ス
イッチ73は上記したような差圧発振器26をスタート
せしめるように成っている。グラフ切断機構72は測定
終了時に作動して記録用紙の切断をなすものである。既
に明かとなったように注入流動条件を常時解明し、適正
圧力条件を以て作業する本発明によるならば、実際の作
業計画を明確且つ効率的に立案して操業し得ることは言
うまでもない。
即ちこの種操業に当っては一般的に製品強度、形状(型
枠)、工程(時間)が与えられる。然してこれらの条件
の中で製品強度は水セメント比によって決定され、又適
正配合による既述したようになFo,^,△Foにより
これを保証し得る。これらのFo,入,△Foは又工程
時間を勘案し、しかも安全率を見越して注入速度を決定
せしめ、且つ注入圧力値を決定する。斯うして注入圧力
値が決定されるならばそのような注入成型に用いられる
型枠剛性を養生圧力等をも考慮して決定することができ
、従来のこれらのことが総べて手ごぐり的に確たる基準
、指標のないままで漫然実施されていた場合に比すれば
総べてが有利且つ適正ならしめられ、しかも誤りを生ず
ることがない。モルタル等の塑性流体調整に当っても既
述したように本発明者等により解明された砂の含水率、
投入混糠順序、濠練時間の関係を考慮することによりF
o,入,および△Foを適宜に調整することが可能であ
り、若し試験測定結果が予期するところと異ればW/C
を変更しないでC/Sを補正し、又は分散剤の添加によ
る補正、或いは注入速度による補正の何れか1つ又は2
つ以上を適宜に採用して即応することが可能であって、
適正圧力よりの大幅なずれに対しては注入速度を以て即
応し得ること上記の通りである。
本発明によるものの具体的な実施例について説明すると
、以下の如くである。
実施例 1 第16図に示すようなボックスカルバートを注入成形し
た。
即ちこのボックスカルバートは縦、横、長さが共に15
00側のものであり、又肉厚は15比舷であって、且つ
このボックスカルバートに要求される強度はコンクリー
トとしての圧縮強度が400k9′めであり、これを工
業的に生産するために好ましい工程時間は1個当り18
分である。又このようなボックスカルバートを得るため
に準備された砂は比重が2.59で、粗粒率1.90吸
水率は2.6%のものであり、注入孔75は型枠の底辺
より20仇吻上方に設けられ、オーバーフロー孔76は
型枠頂辺の前記注入孔75の位置に対する対角位置に設
けられることは第15図に示す通りであり、用いられた
粗骨材の充填状態における空隙率ごは0.45であって
、注入に当っては既設の6000サイクルのパイプレー
タをオーバーフロー孔76に到達直前3栃砂間使用し、
又型枠内を−52仇肋Hg程度まで減圧することができ
る型枠であった。上記のような諸元により既述したよう
な計算式等を用い注入条件を求めてみると、注入距離L
は1850脚(Cを9.6とする)、高さh‘ま150
伽、pは2‐165、F〇は0.57、△F〇は○‐0
044くノ△F。=0.066)、入は3.21、Uf
は0.5(ごは0.45)であって、最大注入距離Lm
axは646.46弧と求められ、この条件下での注入
総圧、Pは1217夕/c流と計算された。又上記した
ような条件から用いるモルタルの調合を求めたところW
/Cが38%、C/Sが1:1であってセメント180
k9、砂180k9に対して水68.4k9、分散剤1
.0%として計算され、このものは容量が2.165k
9/夕で上記pの値に合致し、斯うして調整梶練された
モルタルについての流動性はFo,が0.65であって
、△Foが0.0047夕/c虎・cのであり、又入は
3.75であって、前記した要件に略合致するものであ
った。
そこで実施にこのモルタルを上詩型枠内に注入速度Uf
=0.5cの/secで注入し、その注入時間Tに対し
て計算された推定計算注入圧力以上に実際注入圧が上ら
ないように調整して注入した。
この注入に要した時間は13分であり、注入時のポンプ
回転数は平均160rpmであって、毎分80その速度
で注入し、型枠内全般に密実な注入をなすことができた
。このような本発明によるものに対して、比較のために
少くとも本発明における新しい要件であることの明かな
相対閉塞性係数(△Fo)を用いない場合には仮りにF
oおよび入が上記同様に得られたとしてもその注入総圧
△Pは、△P=(Fo十入Uf)L+ph で求められることとなるが、その値は第8図のように著
しく異ったものであって、727.2k9′めであり、
斯様な注入総圧では1個当り20分でも注入することが
できず、15分以内に生産するこのような好ましい、工
業生産条件を満足しないものであって、又30分以上に
亘って注入操作しても型枠内の半分に近い領域が注入で
きないものであった。
実施例 2第14図に示したような機構によって具体的
に調整された各種モルタルの流動性を試験測定した結果
の若干例は第16図に示されている通りである。
即ちこの第16図に示されたものにおいて、実線による
No.(1一A)のものはC:Sが1:1で粗粒率1.
89の砂とセメントが配合され、W/Cは38%のもの
であり、点線による曲線No.(6−A)、のものはC
:Sが1:1で粗粒率1.66の砂とセメントを配合し
、W/Cを37%とされたものである。
更に破線による曲線No.(16一A)のものはC:S
が1:1で、粗粒率1.54の砂とセメントを配合し、
W/Cを36%とされたものである。これら3種のモル
タルの流動性について試験測定した結果は次の第14表
に示す通りである。第14表然してこれら3種のモルタ
ルは定点通過時の差圧から換算するとその容量pは(1
一A)が2.1で(6−A)は2.1であり、(16−
A)は1.97と判明した。
そこでこれらのモルタルを幅lm、長さ2m、厚さ15
肌の建築用部材を製造するために粗骨材が空隙率Co.
45の状態で充填された密閉型枠に夫々6分間で注入す
る作業計画に用いるものとし、しかも前記密閉型枠は減
圧、加圧を含めて1.7kg/鮒の圧力に耐えらるもの
であり、しかもこの場合の最終注入圧△Pを計算したと
ころ(1−A)は0.58k9/c虎、(6一A)は0
.68k9/均、(16一A)は1.2kg/c流であ
った。即ち上記最終注入圧、Pは何れも型枠強度範囲内
にあって注入可能なものであり、従って実際に上記3種
のモルタルを夫々注入したところ何も上記最終注入圧及
び時間の条件内で的確に注入することができた。
又斯うして得られたコンクリート版の4週強度は(1一
A)のものが430k9/c柊、(6一A)のものが4
50k9/c柊、(16−A)のものは460k9/c
虎であって何れも好ましい製品を得ることができた。こ
れに対し本発明による相対閉塞性係数△Foの求められ
ていない条件下においては成程Foや入が求められたと
しても、それらの値を以て注入作業したのでは注入不能
となり、若し注入圧力を高めると閉塞や型枠損壊などを
発生し、有効な注入作業条件を決定し得ないことは実施
例1におけると同じである。
以上説明したような本発明によれば初期敷断断応力降伏
値、相対流動粘性係数と共に相対閉塞性係数を用いるこ
とによりセメントモルタルやべ−スト或いは耐火材混線
物のような固形分を含有した塑性流体の骨材充填条件下
その他の抵抗性を示す通路内に注入流動せしめる条件下
においてその実施的な特性値を充分に解明し且つこれら
を適切に測定せしめ、それによって常に的確なプレパッ
クドコンクリートや耐火物等の施工を得しめることがで
きるものであり、殊にこのような骨材充填その他の抵抗
条件下における上述各特性値を同時又は連続的に測定せ
しめることも可能にし、工業的生産作業の機械に即した
測定と制御を行わしめ得て常に安定した的確なセメント
若しくは耐火物の如きによる製品又は構造物を得しめる
ものであるから、工業的にその効果の大きい発明という
べきである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を示すものであって、第1図は
非ニュートン流体の骨材充填条件下での流動性測定結果
を示す図表、第2図は各種流体についての廻転粘度計に
よる測定と骨材充填条件下での流動性測定結果とを併せ
て示す図表、第3図は本発明における測定装置の1例を
示した説明図、第4図はその具体化されたもう1つの1
例についての都分切欠正面図、第5図はその側面図、第
6図はその空気圧をも利用するようにした袋入口部体部
分の変形例を示す部分的な正面図、第7図は本発明にお
ける更にもう1つの測定装置としてミキサーに附設する
ようにされたものの正面図、第8図は本発明により実施
した若干例について計算値と実験値との関係を示した図
表、第9図は本発明による注入速度と圧力のコントロー
ル関係を示す図表、第10図はその圧力制御機構の1例
を示す説明図、第11図は基準となる圧力線図の態様を
示す説明図、第12図は本発明による圧力制御機構の他
の実施例についての説明図、第13図はその記録紙の態
様を示す平面図、第14図は第7図に示す装置と関連せ
しめて自動的な指示記録をなすための機構についての説
明図、第15図は本発明方法によりボックスカルバート
を入成形する場合の注入口、オーバーフロー孔配設関係
説明図、第16図は第14図に示した機構による測定記
録結果の若干例を示した図表である。 然してこれらの図面において、1は装入口部体、2・・
・連結部体、3及び13,33は流動抵抗通路たる充填
部体、5は絹材、6は骨材、7はオーバーフロー部体、
9は蓋部体、16はスライド部、21は空気圧力タンク
、23は加圧筒、26は差圧発振器、27は清掃用の水
配管、3川まミキサー、35は回転盤、36は圧力発振
器、39はダイヤフラム、41は注入成形城、42は注
入タンク、43はポンプ、45は圧力計、5川ま設定盤
、51は表示部、51a,51bはその指針、52は第
1の設定機構、53は第2の設定機構、54は第3の設
定機構、52′〜54′はそれ第1〜第3の設定機構に
おける指示機構、59は回転数検知器、6川まま旨示手
段、65は記録紙、66は予定注入圧、69はしベルセ
ンサー、70は印漆機構、71はグラフ送り機構を示す
ものである。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第9図 第11図 第8図 第16図 第10図 第12図 第15図 第13図 第14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 試験測定すべき塑性流体の流動に対して抵抗作用を
    示す流体通路空間に前記塑性流体を流動せしめ、その際
    のヘツド差又は空気圧により流動を開始する初期剪断応
    力降伏値を測定すると共に該塑性流体と前記流体通路空
    間との間における定量的な相対流動粘性係数を上記塑性
    流体が所定圧力条件で一定距離流動する時間として計測
    し、しかも前記初期剪断応力降伏値測定後に同じ塑性流
    体を再び上記した流体通路空間に流動せしめて同様に流
    動開始圧力を求め、それら流動開始圧力の差によつて定
    量的な相対閉塞性係数を測定し、これら初期剪断応力降
    伏値、相対流動係数および相対閉塞性係数により目的と
    する注入成形域に対する注入作業条件を制御することを
    特徴とする塑性流体の注入方法。 2 試験測定すべき塑性流体を装入するための装入口と
    該装入口に連結され前記塑性流体の流動に対して抵抗作
    用を示す流動抵抗通路を有し、しかもこの流動抵抗通路
    に対して前記塑性流体を適当な圧力条件下で流動させる
    ための機構を有する測定装置と該測定装置で得られた測
    定値により求めらた計画圧力条件をセツトするための機
    構ならびに目的とする注入成形域に対する注入圧力検出
    機構を有し、しかも上記した計画圧力条件セツト機構に
    おいて夫々の時点での圧力条件と上記注入圧力検出機構
    で得られた測定圧力条件とを比較しその偏差を表示する
    ための機構を設けて成る塑性流体の注入装置。 3 計画圧力条件を表示した図表を移動するための移動
    機構と注入成形域に対する注入圧力検出機構による検出
    出力により移動せしめられる表示手段を設けた特許請求
    の範囲第2項に記載の塑性流体の注入装置。 4 表示手段が記録手段である特許請求の範囲第3項に
    記載の塑性流体の注入装置。
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