JPS609968B2 - 磁気記憶材料用原料粉末の製造法 - Google Patents
磁気記憶材料用原料粉末の製造法Info
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- JPS609968B2 JPS609968B2 JP52131151A JP13115177A JPS609968B2 JP S609968 B2 JPS609968 B2 JP S609968B2 JP 52131151 A JP52131151 A JP 52131151A JP 13115177 A JP13115177 A JP 13115177A JP S609968 B2 JPS609968 B2 JP S609968B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記憶材料用原料粉末の製造法に関し、詳し
くはMnイオンを不純物として含む副産第1鉄塩を出願
原料としても磁気的性質の優れた磁気記憶材料が得られ
る原料粉末を製造することができる新規製造方法に関す
るものである。
くはMnイオンを不純物として含む副産第1鉄塩を出願
原料としても磁気的性質の優れた磁気記憶材料が得られ
る原料粉末を製造することができる新規製造方法に関す
るものである。
周知の如く、磁気記憶材料用原料粉末は主として製鉄工
業に於て副産されるピックリング廃液又はチタン白製造
時に副産される硫酸鉄廃液から得られる硫酸鉄結晶(F
eS047日20)を出発原料として製造されている。
即ち、上記出発鉄塩の水溶液である第1鉄塩溶液に当量
以上のアルカリを添加して得たFe(OH)2を含むけ
んだく液を酸化すると主として酸化温度を選ぶことによ
って針状Q−Fe○(OH)粒子からなる沈澱が得られ
る。
業に於て副産されるピックリング廃液又はチタン白製造
時に副産される硫酸鉄廃液から得られる硫酸鉄結晶(F
eS047日20)を出発原料として製造されている。
即ち、上記出発鉄塩の水溶液である第1鉄塩溶液に当量
以上のアルカリを添加して得たFe(OH)2を含むけ
んだく液を酸化すると主として酸化温度を選ぶことによ
って針状Q−Fe○(OH)粒子からなる沈澱が得られ
る。
この沈澱を炉過、水洗、乾燥した針状Q−Fe○(OH
)粒子粉末は磁気記憶材料とし用いられている針状y−
Fe203の出発原料となるものである。この場合、針
状y−Fe203の磁気的性質は出発原料となる針状Q
−Fe○(OH)粒子粉末の粒子形状や大きさによって
左右される。本発明者の研究によれば、優れた磁気的性
質を持つ針状y−Fe203の出発原料としての針状Q
−Fe○(OH)粒子粉末には、■針状度が大きいこと
。
)粒子粉末は磁気記憶材料とし用いられている針状y−
Fe203の出発原料となるものである。この場合、針
状y−Fe203の磁気的性質は出発原料となる針状Q
−Fe○(OH)粒子粉末の粒子形状や大きさによって
左右される。本発明者の研究によれば、優れた磁気的性
質を持つ針状y−Fe203の出発原料としての針状Q
−Fe○(OH)粒子粉末には、■針状度が大きいこと
。
■針状粒子の平均体積が0.0004Aめであること。
■形状及び粒度の分布が狭いこと。■特定不純物が可及
的に少ないこと。の4点が要求される。今、Q−Fe○
(OH)粒子の生成機構について述べると次の通りであ
る。
■形状及び粒度の分布が狭いこと。■特定不純物が可及
的に少ないこと。の4点が要求される。今、Q−Fe○
(OH)粒子の生成機構について述べると次の通りであ
る。
FeS047日20水溶液に、液中のFe2十を完全に
Fe(OH)2として沈澱させるに必要な量以下又は以
上のアルカリ、例えばNaOHを添加すると、中性(F
H7〜8)又はアルカリ性(pH>11)のいづれかの
Fe(OH)2を含む白色レナんだく液が得られる。
Fe(OH)2として沈澱させるに必要な量以下又は以
上のアルカリ、例えばNaOHを添加すると、中性(F
H7〜8)又はアルカリ性(pH>11)のいづれかの
Fe(OH)2を含む白色レナんだく液が得られる。
上記のアルカリ性けんだく液を酸化すると反応温度によ
って黄色非強磁性Q−Fe○(OH)沈澱か、黒色強磁
性Fe304沈澱が生じてくる。
って黄色非強磁性Q−Fe○(OH)沈澱か、黒色強磁
性Fe304沈澱が生じてくる。
酸化反応が進むにつれてFe(OH)2量が少なくなり
、Q−Fe○(OH)又はFe304の量が増してくる
。Fe(OH)2が完全にQ−Fe0(OH)又はFe
304に変化後、更に酸化反応を続けても沈澱の化学変
化は殆んどない。一方、上記の中性けんだく液を酸化す
ると、酸化温度の高低にか)わらず脂青色の非強磁性耽
澱Zが生じてくる、この沈澱は六角板状の形状をしたg
eenr雌t粒子より成っている。
、Q−Fe○(OH)又はFe304の量が増してくる
。Fe(OH)2が完全にQ−Fe0(OH)又はFe
304に変化後、更に酸化反応を続けても沈澱の化学変
化は殆んどない。一方、上記の中性けんだく液を酸化す
ると、酸化温度の高低にか)わらず脂青色の非強磁性耽
澱Zが生じてくる、この沈澱は六角板状の形状をしたg
eenr雌t粒子より成っている。
この沈澱は中性けんだく液の温度が高いか低いかによっ
て強磁性黒色(Fe304)又は非強磁性黄褐色(Q又
はy−Fe0(OH))粒子に徐々に酸化される。gr
eenZms功ミ完全に酸化されるとげんだく液は酸性
となる。Q−Fe○(OH)の生成は酸化温度が460
以下の場合好適であるが35qo以下となると粒成長の
促進が極めて小さくなる。
て強磁性黒色(Fe304)又は非強磁性黄褐色(Q又
はy−Fe0(OH))粒子に徐々に酸化される。gr
eenZms功ミ完全に酸化されるとげんだく液は酸性
となる。Q−Fe○(OH)の生成は酸化温度が460
以下の場合好適であるが35qo以下となると粒成長の
促進が極めて小さくなる。
2本発明者は上述の通りのQ−F
e○(OH)粒子の生成機構に鑑み、種々の条件を組合
せて数多くの種類のQ−Fe○(OH)粒子を得、これ
を電子顕微鏡を使用して比較観察した結果、次の知見を
得た。 2(i)Q−
Fe○(OH)粒子の粒径は「 その生成量(=出発け
んだく液中のFe(OH)2量)が多くなるにつれて大
きくなる。(ii〕 生成量によるQ−FeO(OH)
粒蚤増加に及ぼす効果は特にけんだく液のpH(アルカ
リ性3か、中性か)によって左右される。
e○(OH)粒子の生成機構に鑑み、種々の条件を組合
せて数多くの種類のQ−Fe○(OH)粒子を得、これ
を電子顕微鏡を使用して比較観察した結果、次の知見を
得た。 2(i)Q−
Fe○(OH)粒子の粒径は「 その生成量(=出発け
んだく液中のFe(OH)2量)が多くなるにつれて大
きくなる。(ii〕 生成量によるQ−FeO(OH)
粒蚤増加に及ぼす効果は特にけんだく液のpH(アルカ
リ性3か、中性か)によって左右される。
(iii〕 アルカリ性けんだく液から得られたQ−F
e○(OH)粒子は中性けんだく液からの生成物に比し
て馨るしく粒度分布が狭まし・。
e○(OH)粒子は中性けんだく液からの生成物に比し
て馨るしく粒度分布が狭まし・。
OW アルカリ性けんだく液からは中性けんだく液3か
らの生成物に比して著しく針状度が大きく形状分布の中
が狭まいQ−Fe○(OH)粒子粉末が得られ易い。
らの生成物に比して著しく針状度が大きく形状分布の中
が狭まいQ−Fe○(OH)粒子粉末が得られ易い。
上記(i)〜(Mの結果と前記■〜■とを比較すれば優
れた磁気的性質を持つ針状ッーFe203の出発源40
料としての針状Q−Fe○(OH)粒子粉末を得るため
にはアルカリ性けんだく液が有利であることが解る。
れた磁気的性質を持つ針状ッーFe203の出発源40
料としての針状Q−Fe○(OH)粒子粉末を得るため
にはアルカリ性けんだく液が有利であることが解る。
次に、製鉄工業に於て副産されるピツクリング廃液から
得られる硫酸鉄結晶、チタン白製造時に劉産される硫酸
鉄廃液から得られる硫酸鉄結晶を出発原料とし、それぞ
れの第1鉄塩溶液に当量以上のアルカリを加えたアルカ
リ性けんだく液を用い、前記生成機構によってQ−Fe
○(OH)粒子粉末を得る場合、本発明者の実験によれ
ば、ピックリング廃液からの硫酸鉄結晶の場合には優れ
た磁気的性質を持つ針状y一Fe203の出発原料とな
る針状Q一Fe○(OH)粒子粉末を容易に得ることが
できるが、チタン白製造時に副産される硫酸鉄廃液から
の硫酸鉄結晶の場合には、いかに反応諸条件を調節して
種々の形態、水きさの針状Q−Fe○(OH)粒子粉末
を製造してみても、ピックリング廃液からの硫酸鉄結晶
を用いた場合の針状Q−Fe○(OH)粒子粉末と比較
して優れた磁気的性質を持つ針状y−Fe203の出発
原料とする針状Q−Fe○(OH)粒子粉末としては劣
ったものより得ることができないことが判明した。
得られる硫酸鉄結晶、チタン白製造時に劉産される硫酸
鉄廃液から得られる硫酸鉄結晶を出発原料とし、それぞ
れの第1鉄塩溶液に当量以上のアルカリを加えたアルカ
リ性けんだく液を用い、前記生成機構によってQ−Fe
○(OH)粒子粉末を得る場合、本発明者の実験によれ
ば、ピックリング廃液からの硫酸鉄結晶の場合には優れ
た磁気的性質を持つ針状y一Fe203の出発原料とな
る針状Q一Fe○(OH)粒子粉末を容易に得ることが
できるが、チタン白製造時に副産される硫酸鉄廃液から
の硫酸鉄結晶の場合には、いかに反応諸条件を調節して
種々の形態、水きさの針状Q−Fe○(OH)粒子粉末
を製造してみても、ピックリング廃液からの硫酸鉄結晶
を用いた場合の針状Q−Fe○(OH)粒子粉末と比較
して優れた磁気的性質を持つ針状y−Fe203の出発
原料とする針状Q−Fe○(OH)粒子粉末としては劣
ったものより得ることができないことが判明した。
本発明者はこの原因について検討を進め、チタン白製造
時に副産される硫酸鉄廃液からの硫酸鉄結晶には主にM
nイオンが存在し、これが得られる針状Q−Fe0(O
H)粒子にも含有され、この針状Q−Fe○(OH)を
針状y−Fe203とした場合にも、該針状y−Fe2
03に約数%のMnが固漆することが原因であることを
知った。
時に副産される硫酸鉄廃液からの硫酸鉄結晶には主にM
nイオンが存在し、これが得られる針状Q−Fe0(O
H)粒子にも含有され、この針状Q−Fe○(OH)を
針状y−Fe203とした場合にも、該針状y−Fe2
03に約数%のMnが固漆することが原因であることを
知った。
もっとも、チタン白製造時に副産される硫酸鉄廃液から
の硫酸鉄結晶を中性けんだく液として用いる場合には、
水部分のMnイオンはけんだく液液相中に熔存している
ためMn含有量の少ないQ−Fe0(OH)を得ること
ができるが、前記の通り中性けんだく液を酸化して得ら
れるQ−Fe○(OH)粒子は粒度分布や形状分布が非
常に広いものであるため優れた磁気的性質を持つ針状y
−Fe203の出発原料とはならないものである。
の硫酸鉄結晶を中性けんだく液として用いる場合には、
水部分のMnイオンはけんだく液液相中に熔存している
ためMn含有量の少ないQ−Fe0(OH)を得ること
ができるが、前記の通り中性けんだく液を酸化して得ら
れるQ−Fe○(OH)粒子は粒度分布や形状分布が非
常に広いものであるため優れた磁気的性質を持つ針状y
−Fe203の出発原料とはならないものである。
本発明者は以上述べたところに鑑み、チタン白製造時に
副産される硫酸鉄廃液からの硫酸鉄結晶の如きMnイオ
ンを含んでいる硫酸鉄結晶を出発原料とし、アルカリ性
けんだく液に用いてもMnイオンが可及的に徴量より含
まれていない針状Q−Fe○(OH)粒子を生成させる
ことができる方法を追求した結果、本発明方法に到達し
たものである。即ち、本発明はMnイオンを不純物とし
て含んでいる第1鉄塩溶液に当量以上のアルカリを添加
して得るFe(OH)2とMn(OH)2とを含むアル
カリ性白色けんだく液を35〜45℃に保持した状態で
酸化性ガスを吹込んで酸化反応を行なうことによって液
中に針状Q−Fe○(OH)粒子からなる黄色非強磁性
沈澱を生成させ、該沈澱を炉過、水洗、乾燥して針状Q
−FeO(OH)粒子からなる黄色非強磁性粒子粉末を
得る磁気記憶材料用原料粉末の製造法において、液中の
Fe(OH)2の量がMn(OH)2の量に対して少く
とも2倍量になる迄の時点で酸化反応を停止し、液中の
残存Fe(OH)2とMn(OH)2とを酸処理によっ
て溶解せしめた後、液中に残存している針状Q一Fe○
(OH)粒子からなる黄色非強磁性沈澱を炉過、水洗、
乾燥して針状Q−Fe0(OH)粒子からなる黄色非強
磁性粒子粉末を得ることからなる磁気記憶材料用原料粉
末の製造法である。
副産される硫酸鉄廃液からの硫酸鉄結晶の如きMnイオ
ンを含んでいる硫酸鉄結晶を出発原料とし、アルカリ性
けんだく液に用いてもMnイオンが可及的に徴量より含
まれていない針状Q−Fe○(OH)粒子を生成させる
ことができる方法を追求した結果、本発明方法に到達し
たものである。即ち、本発明はMnイオンを不純物とし
て含んでいる第1鉄塩溶液に当量以上のアルカリを添加
して得るFe(OH)2とMn(OH)2とを含むアル
カリ性白色けんだく液を35〜45℃に保持した状態で
酸化性ガスを吹込んで酸化反応を行なうことによって液
中に針状Q−Fe○(OH)粒子からなる黄色非強磁性
沈澱を生成させ、該沈澱を炉過、水洗、乾燥して針状Q
−FeO(OH)粒子からなる黄色非強磁性粒子粉末を
得る磁気記憶材料用原料粉末の製造法において、液中の
Fe(OH)2の量がMn(OH)2の量に対して少く
とも2倍量になる迄の時点で酸化反応を停止し、液中の
残存Fe(OH)2とMn(OH)2とを酸処理によっ
て溶解せしめた後、液中に残存している針状Q一Fe○
(OH)粒子からなる黄色非強磁性沈澱を炉過、水洗、
乾燥して針状Q−Fe0(OH)粒子からなる黄色非強
磁性粒子粉末を得ることからなる磁気記憶材料用原料粉
末の製造法である。
次に、本発明方法の構成、効果を詳述する。
先づ、本発明におけるMnの除去機構を説明する。Mn
イオンを含んでいる硫酸鉄結晶の水溶液に、当量以上の
NaOHを加えたアルカリ性白色けんだく液は、殆んど
全ての金属イオンが水酸化物として沈澱している。
イオンを含んでいる硫酸鉄結晶の水溶液に、当量以上の
NaOHを加えたアルカリ性白色けんだく液は、殆んど
全ての金属イオンが水酸化物として沈澱している。
このアルカリ性白色けんだく液を45oo以下の温度に
保持した状態で酸化すると酸化時間が経過するに従い、
液中の水酸化物(Fe(OH)2、Mn(OH)2)の
量は少くなり、針状Q−Fe○(OH)粒子が成長し、
その量も増えてくる。尚、この場合、針状Q−Fe○(
OH)粒子の溶解速度は水酸化物の溶解速度に比較して
非常に小さい。従って、酸化時間の経過によって残存水
酸化物及び酸化反応生成物中のMn含有量は、溶解速度
の差を利用して推定することができるのである。例えば
、酸化途上にあるアルカリ性白色けんだく液を採取し、
その沈澱物を1肌t%の酢酸水溶液に添加して10〜3
0分間蝿拝すると殆んどの水酸化物は溶解してしまい酸
化反応生成物が残る。
保持した状態で酸化すると酸化時間が経過するに従い、
液中の水酸化物(Fe(OH)2、Mn(OH)2)の
量は少くなり、針状Q−Fe○(OH)粒子が成長し、
その量も増えてくる。尚、この場合、針状Q−Fe○(
OH)粒子の溶解速度は水酸化物の溶解速度に比較して
非常に小さい。従って、酸化時間の経過によって残存水
酸化物及び酸化反応生成物中のMn含有量は、溶解速度
の差を利用して推定することができるのである。例えば
、酸化途上にあるアルカリ性白色けんだく液を採取し、
その沈澱物を1肌t%の酢酸水溶液に添加して10〜3
0分間蝿拝すると殆んどの水酸化物は溶解してしまい酸
化反応生成物が残る。
この酸化反応生成物を炉別し、該酸化反応生成物中のM
n量と炉液中のMn量とを知れば、酸化時間による酸化
反応生成物のMn含有量と残存水酸化物のMn含有量を
決定できる。本発明者は、上記の如き手法によって数多
くの実験を行った結果、(1)酸化反応の進行によって
酸化反応生成物の量が増すにつれて残存水酸化物のMn
含有量が増してくる。
n量と炉液中のMn量とを知れば、酸化時間による酸化
反応生成物のMn含有量と残存水酸化物のMn含有量を
決定できる。本発明者は、上記の如き手法によって数多
くの実験を行った結果、(1)酸化反応の進行によって
酸化反応生成物の量が増すにつれて残存水酸化物のMn
含有量が増してくる。
(0)しかし最終的には液中の全金属イオンが酸化反応
生成物となる。の(1)、(0)の結果を確認した。(
1)の結果はアルカリ性白色けんだく液中でMnイオン
はFeイオンに比して箸るしく酸化されにくいことに起
因するものである。以上のことから、Mnイオンを含ん
でいる硫酸鉄結晶の水溶液である第1鉄塩溶液に当量以
上のアルカリを添加して得るFe(OH)2と少量のM
no(OH)2とを含むアルカリ性白色けんだく液を3
5〜4500に保持した状態で酸化性ガスを吹込んで酸
化反応を行なうことによって液中に針状Q−Fe○(O
H)粒子からなる黄色非強磁性沈澱を生成させ、該沈澱
を炉週、水洗、乾燥して針状Q−Fe06(OH)粒子
からなる黄色非強磁性粒子粉末を得るに当って、酸化生
成物である針状Q−Fe○(OH)粒子からなる黄色非
強磁性沈澱物中のMn含有量が著しく増加いまじめる以
前に酸化反応を停止し、液中の残存Fe(OH)2並び
にMn(OH)20とQ−Fe○(OH)との溶解速度
の差を利用して、Fe(OH)2並びにMn(OH)2
を落籍させ、残存するQ−Fe○(OH)沈澱を採取す
ればMn含有量が可及的に少ない針状Q−Fe○(OH
)粒子粉末の得られることが理解されるであろう。
生成物となる。の(1)、(0)の結果を確認した。(
1)の結果はアルカリ性白色けんだく液中でMnイオン
はFeイオンに比して箸るしく酸化されにくいことに起
因するものである。以上のことから、Mnイオンを含ん
でいる硫酸鉄結晶の水溶液である第1鉄塩溶液に当量以
上のアルカリを添加して得るFe(OH)2と少量のM
no(OH)2とを含むアルカリ性白色けんだく液を3
5〜4500に保持した状態で酸化性ガスを吹込んで酸
化反応を行なうことによって液中に針状Q−Fe○(O
H)粒子からなる黄色非強磁性沈澱を生成させ、該沈澱
を炉週、水洗、乾燥して針状Q−Fe06(OH)粒子
からなる黄色非強磁性粒子粉末を得るに当って、酸化生
成物である針状Q−Fe○(OH)粒子からなる黄色非
強磁性沈澱物中のMn含有量が著しく増加いまじめる以
前に酸化反応を停止し、液中の残存Fe(OH)2並び
にMn(OH)20とQ−Fe○(OH)との溶解速度
の差を利用して、Fe(OH)2並びにMn(OH)2
を落籍させ、残存するQ−Fe○(OH)沈澱を採取す
ればMn含有量が可及的に少ない針状Q−Fe○(OH
)粒子粉末の得られることが理解されるであろう。
タ このようにして得られるQ−Fe○(OH)粒子粉
末は前記■〜■の要求を滴すものであり、これを出発原
料として常法によってy−Fe203粒子粉末とすれば
磁気的性質が優れた磁気記憶材料が得られるのである。
末は前記■〜■の要求を滴すものであり、これを出発原
料として常法によってy−Fe203粒子粉末とすれば
磁気的性質が優れた磁気記憶材料が得られるのである。
0 次に本発明方法を実施するに当って、アルカリ性白
色けんだく液の調製、液の温度保持、酸化性ガス(例え
ば空気)の吹込み及びQ−Fe○(OH)沈澱の炉過、
水洗、乾燥等は常法に従って行えばよいが、重要な事項
は酸化反応停止時のタタイミングと液中の残存Fe(O
H)2並びにMn(OH)2を溶解させ取除く手段であ
る。前者について説明すると、Q−Fe○(OH)中の
Mn含有量が著しく増加しはじめるQ−Fe○(OH)
の生成量、換言すればQ−Fe○(OH)中0のMnの
含有量が著しく増加しはじめる酸化時間は、種々の要因
によって若干左右されるため厳格に特定することは困難
であるが、アルカリ性白色けんだく液中の残存Fe(O
H)2の量がMn(OH)2の量の少くとも約2倍量と
なった時点からQ−Fe○(OH)沈澱中のMn量が著
しく増加することを本発明者は多くの実験によって確認
している。
色けんだく液の調製、液の温度保持、酸化性ガス(例え
ば空気)の吹込み及びQ−Fe○(OH)沈澱の炉過、
水洗、乾燥等は常法に従って行えばよいが、重要な事項
は酸化反応停止時のタタイミングと液中の残存Fe(O
H)2並びにMn(OH)2を溶解させ取除く手段であ
る。前者について説明すると、Q−Fe○(OH)中の
Mn含有量が著しく増加しはじめるQ−Fe○(OH)
の生成量、換言すればQ−Fe○(OH)中0のMnの
含有量が著しく増加しはじめる酸化時間は、種々の要因
によって若干左右されるため厳格に特定することは困難
であるが、アルカリ性白色けんだく液中の残存Fe(O
H)2の量がMn(OH)2の量の少くとも約2倍量と
なった時点からQ−Fe○(OH)沈澱中のMn量が著
しく増加することを本発明者は多くの実験によって確認
している。
アルカリ性けんだく液中の残存Fe(OH)2の量がM
n(OH)2の量に対し0倍である場合は、後出の比較
例に示す通り生成針状Q一Fe○(OH)粒子中のMn
含有量は4.榊t%と非常に多く、アルカリ性けんだく
液中の残存Fe(OH)2量がMn(OH)2の量に対
し2倍量未満の場合も同様であり、例えば、残存Fe(
OH)2量がMn(OH)2に対し1.6餅音量である
場合の実験例を示せば、以下のZ通りである。実験例 酸化時間を2曲時間とした他は後出の実施例と全く同条
件で酸化反応を行ったときは全鉄分の91%が針状Q−
Fe○(OH)粒子沈澱となった。
n(OH)2の量に対し0倍である場合は、後出の比較
例に示す通り生成針状Q一Fe○(OH)粒子中のMn
含有量は4.榊t%と非常に多く、アルカリ性けんだく
液中の残存Fe(OH)2量がMn(OH)2の量に対
し2倍量未満の場合も同様であり、例えば、残存Fe(
OH)2量がMn(OH)2に対し1.6餅音量である
場合の実験例を示せば、以下のZ通りである。実験例 酸化時間を2曲時間とした他は後出の実施例と全く同条
件で酸化反応を行ったときは全鉄分の91%が針状Q−
Fe○(OH)粒子沈澱となった。
このZ時点で空気の吹込み及び溶液の加温を停止(残存
Fe(OH)2は0.0648molであり、Mn(O
H)2は0.03卵olであるから、残存Fe(OH)
2はMn(OH)2に対し1.6針音量となる。)し、
炉別後の黄色沈澱物を後出の実施例と同じ酸処理を行っ
た2後、酸性けんだく液中の針状Q−Fe○(OH)粒
子からなる黄色非強磁性沈澱を炉別・水洗・乾燥して針
状Q−Fe○(OH)粒子からなる黄色非強磁性粒子粉
末57夕を得る。この粉末は電子顕微鏡によれば0.4
〜0.7山肌の2針状粒子からなり、形状分布、粒度分
布は非常に狭いものであり、また分析の結果、Mn含有
量は3.3Wt%であった。
Fe(OH)2は0.0648molであり、Mn(O
H)2は0.03卵olであるから、残存Fe(OH)
2はMn(OH)2に対し1.6針音量となる。)し、
炉別後の黄色沈澱物を後出の実施例と同じ酸処理を行っ
た2後、酸性けんだく液中の針状Q−Fe○(OH)粒
子からなる黄色非強磁性沈澱を炉別・水洗・乾燥して針
状Q−Fe○(OH)粒子からなる黄色非強磁性粒子粉
末57夕を得る。この粉末は電子顕微鏡によれば0.4
〜0.7山肌の2針状粒子からなり、形状分布、粒度分
布は非常に狭いものであり、また分析の結果、Mn含有
量は3.3Wt%であった。
従って、不純物として存在するMnイオン、Q−Fe○
(OH)沈澱の収率等を勘案しても上記の3如く残存F
e(OH)2の量がMn(OH)2の少くとも2倍量と
なる迄に酸化反応を停止すれば、Mn含有量が著しく少
ないQ−Fe○(OH)沈澱を得ることができる。
(OH)沈澱の収率等を勘案しても上記の3如く残存F
e(OH)2の量がMn(OH)2の少くとも2倍量と
なる迄に酸化反応を停止すれば、Mn含有量が著しく少
ないQ−Fe○(OH)沈澱を得ることができる。
尚、一般にチタン白製造時に副産される硫酸鉄廃液から
得られる硫酸鉄結晶中の3Mn含有量は一定ではないが
、多くても10%を越えることはない。次に、後者の液
中のFe(OH)2並びにMn(OH)2を溶解させる
手段について説明すると、Fe(OH)2並びにMn(
OH)2は酸処理を行なうこ4とによって簡単に除去す
ることができる。
得られる硫酸鉄結晶中の3Mn含有量は一定ではないが
、多くても10%を越えることはない。次に、後者の液
中のFe(OH)2並びにMn(OH)2を溶解させる
手段について説明すると、Fe(OH)2並びにMn(
OH)2は酸処理を行なうこ4とによって簡単に除去す
ることができる。
酸処理は液中のFe(OH)2の量がMn(OH)2の
量に対して少くとも2倍量となる迄の時点で酸化反応を
停止し、炉別した沈澱物を適当量の酸で処理することに
よって行われる。好ましい酸処理手段は、必要濃度に調
製した酢酸水溶液に炉別した沈澱物を添加することであ
る。酢酸水溶液中に沈澱物が添加されると液中のFe(
OH)2とMn(OH)2とは溶解され、既に生成して
いるQ−Fe0(OH)沈澱が残る。
量に対して少くとも2倍量となる迄の時点で酸化反応を
停止し、炉別した沈澱物を適当量の酸で処理することに
よって行われる。好ましい酸処理手段は、必要濃度に調
製した酢酸水溶液に炉別した沈澱物を添加することであ
る。酢酸水溶液中に沈澱物が添加されると液中のFe(
OH)2とMn(OH)2とは溶解され、既に生成して
いるQ−Fe0(OH)沈澱が残る。
これを常法によって炉別・水洗・乾燥すればMn含有量
が著しく少ないQ−Fe○(OH)粒子粉末を得ること
ができるのである。次に、実施例によって本発明方法を
具体的に説明する。
が著しく少ないQ−Fe○(OH)粒子粉末を得ること
ができるのである。次に、実施例によって本発明方法を
具体的に説明する。
実施例 1FeS047日20200夕とMnS049
日209.4夕を水2そに溶解し、Mnイオンを含んだ
硫酸第1鉄塩溶液を調製する。
日209.4夕を水2そに溶解し、Mnイオンを含んだ
硫酸第1鉄塩溶液を調製する。
この溶液にNaOH127夕を添加し〜水にて全容を1
0夕としてアルカリ性白色けんだく液(pH13.2)
を得る。上記のアルカリ性白色けんだく液を4000に
保持した状態で毎時500その速度で空気を吹込んで酸
化反応を行なう。
0夕としてアルカリ性白色けんだく液(pH13.2)
を得る。上記のアルカリ性白色けんだく液を4000に
保持した状態で毎時500その速度で空気を吹込んで酸
化反応を行なう。
18時間後には全鉄分の80%が針状Q−Fe0(OH
)粒子沈澱となった。
)粒子沈澱となった。
この時点で空気の吹込み及び溶液の加湿を停止し(残存
Fe(OH)2は0.144molであり、Mn(OH
)2は0.039holであるか′ ら、残存Fe(O
H)2はMn(OH)2に対し3.6針音量となる。)
炉別した黄色沈澱物を15wt%酢酸水溶液0.8夕に
添加し、凝拝する。このときの液のpH値は4であった
。次いで、上託けんだく液から液中の針状Q−Fe○(
OH)粒子からなる黄色非強磁性沈澱を炉別・水洗・乾
燥して針状Q−Fe○(OH)粒子からなる黄色非強磁
性粒子粉末50夕を得る。
Fe(OH)2は0.144molであり、Mn(OH
)2は0.039holであるか′ ら、残存Fe(O
H)2はMn(OH)2に対し3.6針音量となる。)
炉別した黄色沈澱物を15wt%酢酸水溶液0.8夕に
添加し、凝拝する。このときの液のpH値は4であった
。次いで、上託けんだく液から液中の針状Q−Fe○(
OH)粒子からなる黄色非強磁性沈澱を炉別・水洗・乾
燥して針状Q−Fe○(OH)粒子からなる黄色非強磁
性粒子粉末50夕を得る。
この粉末は電子顕微鏡によれば長さ0.4〜0.7仏の
の針状粒子からなり、形状分布、粒度分布は非常に狭い
ものであり、また分析の結果Mn含有量は1.2Wt%
であった。比較例 比較のため、上記と全く同じアルカリ性白色けんだく液
を用い、液温を4000に保持した状態で毎時500そ
の空気を吹込んで全鉄分が全て針状Q−Fe○(OH)
粒子沈澱となる迄、酸化反応を続けた。
の針状粒子からなり、形状分布、粒度分布は非常に狭い
ものであり、また分析の結果Mn含有量は1.2Wt%
であった。比較例 比較のため、上記と全く同じアルカリ性白色けんだく液
を用い、液温を4000に保持した状態で毎時500そ
の空気を吹込んで全鉄分が全て針状Q−Fe○(OH)
粒子沈澱となる迄、酸化反応を続けた。
50時間後には全鉄分が全て針状Q−Fe○(OH)粒
子沈澱となった。
子沈澱となった。
次いで、液中の針状Q−Fe○(OH)粒子からなる黄
色非強磁性沈澱を炉別・水洗・乾燥して針状Q−Fe○
(OH)粒子からなる黄色非強磁性粒子粉末67夕を得
た。この粉末も電子顕微鏡によれば長さ0.4〜0.7
仏のの針状粒子からなる形状分布、粒度分布が非常に狭
いものであったが、分析の結果、Mn含有量は4.8W
t%であった。上記の2種の粉末を、それぞれ空気中4
00〜800℃の各温度で各2時間脱水後、日2中35
0ooで還元し、再び空気中、200qoで2時間加熱
して得たy−Fe203粉末のHc値戊は次表の通りで
あった。
色非強磁性沈澱を炉別・水洗・乾燥して針状Q−Fe○
(OH)粒子からなる黄色非強磁性粒子粉末67夕を得
た。この粉末も電子顕微鏡によれば長さ0.4〜0.7
仏のの針状粒子からなる形状分布、粒度分布が非常に狭
いものであったが、分析の結果、Mn含有量は4.8W
t%であった。上記の2種の粉末を、それぞれ空気中4
00〜800℃の各温度で各2時間脱水後、日2中35
0ooで還元し、再び空気中、200qoで2時間加熱
して得たy−Fe203粉末のHc値戊は次表の通りで
あった。
Claims (1)
- 1 Mnイオンを不純物として含んでいる第1鉄塩溶液
に当量以上のアルカリを添加して得るFe(OH)_2
とMn(OH)_2とを含むアルカリ性白色けんだく液
を35〜45℃に保持した状態で酸化性ガスを吹込んで
酸化反応を行なうことによって液中に針状α−FeO(
OH)粒子からなる黄色非強磁性沈澱を生成させ、該沈
澱を濾過、水洗、乾燥して針状α−FeO(OH)粒子
からなる黄色非強磁性粒子粉末を得る磁気記憶材料用原
料粉末の製造法において、液中の残存Fe(OH)_2
の量がMn(OH)_2の量に対して少くとも2倍量に
なる迄の時点で酸化反応を停止し、液中の残存Fe(O
H)_2とMn(OH)_2とを酸処理によって溶解せ
しめた後、液中に残存している針状α−FeO(OH)
粒子からなる黄色非強磁性沈澱を濾過、水洗、乾燥して
針状α−FeO(OH)粒子からなる黄色非強磁性粒子
粉末を得ることを特徴とする磁気記憶材料用原料粉末の
製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52131151A JPS609968B2 (ja) | 1977-10-31 | 1977-10-31 | 磁気記憶材料用原料粉末の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52131151A JPS609968B2 (ja) | 1977-10-31 | 1977-10-31 | 磁気記憶材料用原料粉末の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5464100A JPS5464100A (en) | 1979-05-23 |
| JPS609968B2 true JPS609968B2 (ja) | 1985-03-14 |
Family
ID=15051183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52131151A Expired JPS609968B2 (ja) | 1977-10-31 | 1977-10-31 | 磁気記憶材料用原料粉末の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609968B2 (ja) |
-
1977
- 1977-10-31 JP JP52131151A patent/JPS609968B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5464100A (en) | 1979-05-23 |
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