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JPS6124458B2 - - Google Patents
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JPS6124458B2 - - Google Patents

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JPS6124458B2
JPS6124458B2 JP17807780A JP17807780A JPS6124458B2 JP S6124458 B2 JPS6124458 B2 JP S6124458B2 JP 17807780 A JP17807780 A JP 17807780A JP 17807780 A JP17807780 A JP 17807780A JP S6124458 B2 JPS6124458 B2 JP S6124458B2
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  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は円筒、角筒あるいは歯車形状等任意の
断面形状を有する中空複合金属材料の製造方法に
関するものである。
本願発明者は、昭和55年5月16日付の特願昭55
−064956号において複合金属材料の製造方法を開
示した。
この方法においては、鋳造合金(第1金属と呼
ぶ)を固相と液相とが共存する温度範囲に保持
し、一方の面に第2の金属を配置し、該第2金属
は上記温度において溶融状態となり、該溶融金属
を加圧することにより、樹枝状晶ネツトワークを
形成する第1金属の固相の他方の面から液相を排
出し同時に第2金属を圧入することによつて第1
金属の液相部を第2金属で置換した複合金属材料
を得る方法を示した。しかしながらこの方法によ
つて円筒状、板状等一般的な形状を有する複合金
属材料を得るには必ずしも充分でないことがその
後の研究により判明した。すなわち第2金属溶湯
を加圧する方法によつては第1金属材料内に引張
力を生じ、ある程度の機械的強度を有していると
考えられる樹枝状晶ネツトワークを形成している
にもかかわらず極めて小さい力で破断し、複合化
できないことを見出した。すなわち後述するう
に、A円筒形合金試料の内側に溶融Pbを配置
し、内圧によつてPbを複合化する実験を行つた
ところ、圧がほとんどかからぬうちに円周方向引
張力によつて縦割れが生じ、割れ目からPbが流
出し複合化できなかつた。
以上の如く、固液共存状態においては圧縮に対
してある程度の機械的強度を有するものの、引張
に対しては複合に必要な圧力を付与したとき生ず
る力よりもずつと小さい力で破断する。しかも延
性はなく極めてブリツトルである。これら合金の
固液共存温度における引張特性に関するデータは
見当たらず、さらに共存する液相が第2金属溶湯
による圧力によつて固相から排出されるという特
殊な状況下において、固相がどのような引張特性
を有するかについて公表された資料は見当たらな
い。
本発明者は、この方法をさらに改良し、複合を
行う際、第1金属材料内に準静水圧状態すなわち
引張力が生ぜず静水圧に近い応力状態になるよう
に第2金属溶湯を加圧することによつて、第1金
属材料の固相を破壊することなく第2金属を複合
化し、円筒形等一般の中空複合金属材料を製造す
る方法を開発した。
第1図〜第4図に本発明によるこれらの製造方
法を概念的に示した。以後説明の簡単のため第1
図〜第4図の方法をそれぞれプロセス〜プロセ
スと呼ぶことにする。第1図(プロセス)に
おいては、固液共存状態を有する中空の第1金属
材料1の外側に第2金属を配置し、該第2金属は
複合温度すなわち第1金属の固液共存温度におい
て溶融状態となるため外筒3によつて保持されて
いる。外筒3には耐火物セラミツクス、耐熱金属
材料あるいはこれらの多孔質材料(ただし第2金
属溶融とぬれ合わず、第2金属溶湯を通さない多
孔質材料)等を用いる。所定の複合率(複合後の
複合材料に対する第2金属の重量%と定義する)
が得られるようあらかじめ定められた複合温度に
保持した後、第2金属溶湯を加圧すると第1金属
材料内には引張力は生ぜず静水圧に近い状態とな
り固相を破断することなく液相を排出し同時に液
相部を第2金属で置換した中空複合材料を得るこ
とができる。中空金属材料の軸線を水平に保持す
る理由は、軸線を垂直にした場合、第2金属溶湯
の上部と下部では水頭差(ヘツド差)による圧力
差を生じ複合率が不均一になる(上部の複合率が
小さい)あるいは上部が複合されないという問題
を防止するためである。例えば、後述の実施例で
詳細に述べるような実験方法でA−5wt%Si鋳
造合金(15mm外径×6mm内径×30mm高さ)を用い
第2金属としてPbを用い595℃(固相率0.5)にて
Pbを複合化させる実験を行つたところ、複合化
に必要な外圧は約0.1atmであり、複合円筒試料
の縦断面顕微鏡組織を調べたところ上部ほどPb
含有量が少なくなつていた。しかるにこの原因は
上端で0.1atmであるに対し下端では0.1Kg/cm2
11.34gr/cm3(Pbの比重)×3cm(ヘツドの高さ)
=0.134atmとなり34%の圧力差があることに求
めることができる。この程度の試料の高さではそ
れ程大きい不均一は生じないが実操業レベルの長
さの複合材が要求されるとき垂直型では軸方向に
均一に複合化された材料を製造できないことは明
白である。
この困難を克服するため、中空金属材料の内面
に、下端における複合圧よりも大きい抵抗(液相
がフイルターに侵入するときの抵抗)を有し、ヘ
ツド差にもとづく圧力差を相殺するため上部に行
く程抵抗の少ないフイルターを段階的に設ける、
あるいは第2金属を複合させる部分と中空金属材
料を相対的に移動させいわゆる連続的に複合させ
る方法等が考えられるが、水平方式に比べ煩雑と
なり得策ではない。
次に回転させる理由は、第1金属と第2金属の
比重の比および第1金属材料の形状比(肉厚と外
径の比)等によつて生ずる円周方向における複合
率の不均一性を避けるためである。
さらに、水平回転方式を採用するもう一つの重
要な理由は、製造上の重要な制御条件の一つであ
る試料全体にわたつて均一な温度分布を得ること
および外筒等の耐熱冶具の長寿命化という観点か
らも不可欠である。すなわち電気炉等通常の加熱
方法においては加熱体の円周方向の不均一な温度
分布は避けられず、これら冶具には熱応力歪が生
じ、クリープ変形に相まつて、冶具の寿命を短く
するとともに複合が困難となる。このような傾向
は製品の直径あるいは長さが大なる程あるいは高
温になる程厳しくなる。
次に本発明によるプロセス(第2図)におい
ては第1の中空金属材料1の内側に第2金属2を
配置し、該第2金属溶湯を加圧することによつて
複合化する。このとき、すでに述べた如くフイル
ター4による接触支持がなければ、複合の際第1
中空金属内に生ずる引張力(通常きわめて小さ
い)によつて中空金属1が破断し、そこから第2
金属溶湯が流出して複合できなくなる。すなわち
フイルター4は液相及び第2金属溶湯を排出する
とともに破断を防ぐ役割をも果すものである。第
2金属の内側に設けた中空部材3はプロセスの
3と同様のものであるが、1及び2の寸法と関連
して必ずしも必要ではない。
水平回転方式を採用する理由および複合方法は
すでに述べた如くプロセスと同様である。
第3図(プロセス)においては、中空金属材
料1と第2金属2の間にフイルター4を設ける以
外はプロセス(第1図)と同様である。フイル
ター4を設け中空金属材料1を接触支持させる理
由は、中空金属材料1が細長くなり固液共存温度
において引張に対する抵抗がほとんどない状態で
曲げによつて破断するのを防ぐためである。複合
温度において第2金属溶湯が第1金属表面に接し
ていてもよいが、複合の効率を上げるためにはこ
の接触面積をできるだけ大きくとれるようなフイ
ルターを選ぶことが望ましい。このようなフイル
ターの1例としてパイプ材に多数の穴加工を処し
接触面積を大としたもの、あるいはもつと極端な
例をあげれば、1の下部のみを剛性の高い細長い
ハリで支えてもよい。要するに破断を防止するも
のであれば何でもよい。フイルター4を設けるも
う一つの理由は、第2金属溶湯による第1金属の
エロージヨンを防止するためである。例えば、後
述の如き実験方法によりA−10wt%Cu合金
(15mm外径×9mm内径×30mm高さ)の外側にPbを
配し、588℃(固相率0.6)にて約20mm保持したと
ころ加圧する前に円筒試料の下部にかなり大きな
穴があきPbが流出して複合できなかつた。この
原因は、Pb溶湯中へのCuの溶解度が約1wt%で
あること(又、Aは約0.1wt%)に基因するエ
ロージヨンによるものと考えられる。このように
第1金属と第2金属の組合せによつてはエロージ
ヨンを防止する必要があり、したがつてこの場合
フイルターは充分目が細かく加圧前までは第2金
属溶湯の侵入を防ぎ第1金属と接触させないもの
でなければならない。このようなフイルターとし
て多孔質セラミツクあるいは多孔質金属フイルタ
ーがある。エロージヨンを防止する他の方法とし
て、第2金属溶湯を第1金属元素であらかじめ溶
解飽和させておくのも一方法である。
最後のプロセス(第4図)は、上述の如きフ
イルター5を第1金属と第2金属の間に設ける以
外はプロセス(第2図)と同様である。
次に本発明によるこれらの方法の実施例を詳細
に説明する。
第5図は本発明の方法に使用した実験装置の概
略断面図である。本装は内圧及び外圧によつて複
合実験を行える様製作したものであり、ステンレ
ス製の外筒2及び試料をそう入、支持するステン
レス製内筒3から成る2重管回転方式とし、上下
に割型になつたニクロムヒーター電気炉1、アル
ゴンガス配管系(ガス源図示せず)及び測温系か
ら成る。さらに外圧によつて複合化する場合(プ
ロセス、第1図)を例として詳しく説明する
と、内筒5の破線で示した部分は大きな窓が3面
開いており3本の支柱によつて先端内径ネジ部と
連結している。4は内筒3内部に設けた試料支持
部、5は円筒形第1金属試料8、同じく円筒形第
2金属7及びフイルター6を支持するリングであ
り、一方のリングには圧もれを防ぐためエツジが
ついている。9はネジ、10は複合後、試料8の
液相部及び第2金属溶湯7を試料外部に取り出す
ためのパイであり温度降下をさけるため加熱され
ている。11は内外筒連結用フランジ、12は回
転2重管に対して固定したキヤツプ13及び14
を連結するための運動用Oリングシール連結部で
あり完全な気密は保てないが充分圧もれを防ぐこ
とができ、実験上支障はない。15はステンレス
パイプ、16はターニングローラー、17及び1
8は試料温度測定用熱電対25を外部の温度記録
計26に取り出すための、又ステンレスパイプ1
0に巻きつけたシースヒーター34を外部電源3
5に取り出すための黄銅スリツプリング及びカー
ボンブラツシユ、19,20,21,22は配管
系バルブ、23及び24は10Kg/cm2圧力計、2
7,28,及び30は配管、29はパイプ15に
巻きつけた銅パイプ、31,32及び33は水を
入れたビーカーである。次に実験方法について述
べる。試料1組(すなわち6,7及び8)を所定
の位置にセツトしネジ9によりしめつける。バル
ブ19〜22を開き内部の部屋40及び50の空
気をアルゴンガスに置換する。置換後バルブ22
を閉じ、バルブを調節して試料内部40及び50
に極く微量のアルゴンを流しておく(試料の酸化
防止のためアルゴンを用いた)。昇温を開始し、
モーター(図示せず)を駆動させて2重管を回転
させる(約0.5r.p.m)。昇温速度は約15℃/min
であつた。所定の固液共存温度に達した後10〜15
分保持し充分均熱させた後回転を早め(約0.2r.
p.s)、バルブ20及び23を調節して加圧する。
ある圧力に達したとき第1円筒試料の液相が分
離、排出されると同時に第2金属が複合化され
る。このとき試料内部のアルゴンガスはバイブ1
0の出口(開放)に向つて流れるようにしてお
き、パイプ10は充分予熱されているので、第1
金属の液相及び第2金属溶湯はパイプの途中で凝
固することなくビーカ33へ排出される。排出を
容易にするため若干傾斜をつけるのも効果的であ
る。圧力を微増させ、排出が止まると複合が完了
したことを確認することができ、減圧して元通り
極微量のアルゴンを流しながら電源を切り、炉を
開いて常温まで冷却し、試料を取り出す。複合が
完了した時点で試料1の外部にあつた第2金属溶
湯は試料1の内側あるいは外側に残らず、又、試
料1の樹枝状晶間に侵入した第2金属液相をさら
にアルゴンガスによつて分離排出するためには複
合に必要とされる圧力の数倍あるいはそれ以上の
圧力を必要とするので複合化された第2金属が再
び分離される心配はない。
尚、複合時に回転を早くする理由は円周方向の
均一な複合を促進するためであり、“複合速度”
に比べて充分早いことが必要である。
内圧によつて複合化する場合(プロセス及び
)は排出パイプ10は不要であり、第2図ある
いは第4図の如く試料を所定の位置にセツトし内
圧がかかるようにすればよい。
以下に実施例により詳細に説明する。
これらの実施例においては第1円筒試料として
砂型(CO2プロセス鋳型)普通鋳造したA−
5wt%Si及びA−15wt%Cu鋳造合金を用い、所
定の寸法に加工し供試材とした。
又、第2金属としてPbを用いた。すでに述べ
た如くA−Cu合金は溶融Pbに対してエロージ
ヨンが大きいのに比べ、A−Si合金はエロージ
ヨンの影響はかなり小さく本実施例における加熱
保持期間中問題はなかつた。これはSiがPbと合
金化しないことによると考えられる。
又、これらの実施例において用いたフイルター
は本発明者による特願昭55−128874,中空多孔質
金属材料の製造方法によつて製作した10〜15vol
%の多孔度を有するA−3wt%Si材を所定の寸
法に加工し、水酸化ナトリウム溶液にて加工によ
る“目づまり”をエツチング除去したものを用い
た。
実施例 1(プロセス) A−5wt%Si試料(外径15×内径6mm×長さ
30mm)Pb(外径24.9mm×内径15.1mm×長さ30
mm)、A−3wt%Si多孔質フイルター(外径32
mm×内径25mm×長さ30mm)を第6図(試料保持部
の拡大図)の如くセツトした(それぞれ6,7,
8)。3は圧もれ等防止のためにクツシヨンとし
てそう入した耐火物フアイバーフレツクス、2は
すでに説明したエツジ付き試料支持リングであり
エツジと支持部1の間にアルミハクのリングをそ
う入し圧もれを防止している。非平衡凝固の
Scheilの式に基づいて計算した固相率60%となる
温度すなわち583℃に加熱、約15分保持しした
後、加圧し複合した。約0.1atmの外圧にて複合
を開始し最終的に約0.15atmとした。得られた試
料のPb含有率は47wt%であつた。もし完全に液
相部がPbで置換されるとPb74wt%となるが、実
際にはこれの63%が置換されており、存在する液
相が完全にPbで置換されるわけではない。
尚、加熱保持中A−3%Siフイルターを通し
て溶融Pbがもれることはなかつた。
実施例 2(プロセス) 内側から順に、A−3wt%Siフイルター(外
径7mm×内径4mm×長さ30mm)、Pb(外径14.9mm
×内径7.1mm×長さ30mm)、A−5wt%Si試料
(外径23mm×内径15mm×長さ30mm)及び3mmφキ
リ穴を多数設けたステンレス支持用フイルター
(外径25mm×内径23.05mm×長さ30mm)を第2図の
要領にて所定の位置にセツトした。ステンレスフ
イルターの有効面積(全内表面積に対する穴部全
面積の比)は0.45である。固相率60%すなわち
583℃、約0.1atm内圧にて複合化した。試料のPb
含有率は28wt%であつた。実施例1に比べて複
合率が低いのは内圧と外圧の違い、外側支持フイ
ルターの有効面積の影響等によるものと思われ
る。
実施例 3(プロセス) 本実施例においては試料としてA−15wt%
Cu(外径15mm×内径6mm×長さ30mm)を用い、
第2金属としてのPb(外径24.9mm×内径20.1mm×
長さ30mm)と試料の間にA−3wt%多孔フイル
ター(外径20mm×内径15.1mm×長さ30mm)をそう
入し、外側を同じくA−3wt%Si多孔質フイル
ター(外径32mm×内径25mm×長さ30mm)を用い、
第3図の要領で所定の位置にセツトした。固相率
約0.6に相当する温度550℃に約15分保持した後、
約0.4atmにて複合化した。複合試料のPb含有量
は25wt%であつた。実施例1に比べてPb量がか
なり少ないがこの原因はフイルターのそう入によ
つて複合時の溶融Pbと試料表面の接触面積が減
るためと思われる。
実施例 4(プロセス) 試料としてA−15wt%Cuを用い、試料とPb
との間にA−3%Si多孔質フイルター(外径
15.9mm×内径12.1mm×長さ30mm)をそう入する以
外(これり準じて、試料の内径及びPbの外径は
それぞれ16.0mm及び12.0mmとなる)、実施例2と
同様であり、第4図に要領に従つて所定の位置に
セツトした。固相率0.6、温度550℃に約10分保持
し加圧複合化した。約0.4atmにて加圧した。複
合試料のPb含有量は17wt%であつた。Pb含有率
がかなり低いが、すでに述べた如く外筒ステンレ
ス支持フイルター及びA/Si多孔質フイルター
および内圧方向の複合化等の影響と考えられる。
これらの実施例で得られた複合試料の横断面顕
微鏡組織を観察したところ、いずれも均一にPb
が複合化されていた。第7図に、1例として実施
例1におけるA−5wt%Siに47wt%pbを複合化
させた複合試料の断面顕微鏡組織を示す。暗黒色
部がPbであり、樹枝状晶間の最終凝固部に(A
)+Si共晶が晶出した素地中にPbが均一に複合
化した組織を呈している。本実施例で述べた中空
の複合金属材料は無給油の軸受等いわゆる摩擦材
料として有用なものであるが、本実施例に限らず
凝固温度区間を有するすべての合金系について本
発明による方法によつて工業的に有用な種々の断
面形状を有する中空複合金属材料が製造できるこ
とは原理的に又本実施例からも明らかである。
又、ガス加圧複合の際、圧力を徐々に上げること
によつてゆつくりと複合を進行させることができ
るので(あるいは機械的な方法で加圧し複合速度
をコントロールすることは容易にできるので)、
肉厚方向に部分的に複合化させた材料も容易に製
造できる。すなわち摩擦材料等用途によつては内
面側あるいは外面側に部分的に第2金属を複合化
させた中空複合金属材料を得ることができる。さ
らに本発明による方法によつて得られた中空複合
金属材料においては、複合化された第2金属は互
いに連結していることを特徴としており、中空鋳
造合金の凝固組織をコントロールすることによつ
て(例えば、一方向凝固)、種々の形態を有する
複合材料を得ることができる。
以上の如く、本願発明による中空複合金属材料
の製造方法は従来の冶金的方法では得られないと
ころのあるいは技術的に煩雑な粉末冶金技術に比
べてより簡単にしかもこれらとは異なる特徴を有
する中空複合金属材料を提供するものであり、今
後の用途開発が期待されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明による中空複合金属材
料の製造方法であり、1……中空第1金属、2…
…第2金属、3……外筒である。第2図は内圧に
よつて複合化する方法であり、1……中空第1金
属、2……第2金属、3……内筒、4……フイル
ターである。第3図は外圧によつて複合化する方
法であり、1……中空第1金属、2……第2金
属、3……外筒、4……フイルター。第4図は内
圧によつて複合する方法であり、1……中空第1
金属、2……第2金属、3……内筒、4及び5…
…フイルターである。第5図は本発明の方法に使
用した装置の概略断面図である。1……割り型電
気炉、2……ステンレス外筒、3……ステンレス
内筒、4……試料支持部、5……試料支持リン
グ、6……フイルター、7……円筒形Pb、8…
…円筒形試料、9……しめつけネジ、10……排
出パイプ、11……外筒、内筒連結フランジ、1
2……回転筒2と固定キヤツプ13及び14とを
連結シールする運動用Oリングシールを用いた連
結部、13及び14……固定キヤツプ、15……
ステンレス支持パイプ、16……ターニングロー
ラー、17……黄銅スリツプリング、18……カ
ーボンブラツシユ、19,20,21及び22…
…バルブ、23及び24……圧力計、25……試
料測温用熱電対、26………温度記録計、27,
28,29及び30……配管パイプ、31,32
及び33……水を入れたビーカー、34……パイ
プ10の加熱用シースヒーター、35……外部電
源、40及50……それぞれ試料の内外の部屋。
第6図は実施例で使用した装置(第5図)におけ
る主要部の部分的断面図の1例であり、1……試
料支持部、2……エツジを付けた試料支持リン
グ、3……耐火物フアイバーフレツクス、4……
試料支持リング、5……アルメル−クロメル熱電
対、6……円筒形A合金試料、7……円筒形
Pb、8……A−3%Si多孔質フイルターであ
る。第7図は実施例1におけるA−5%Si+
Pb複合円筒試料の断面の顕微鏡写真(18.7倍)で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 あらかじめ定められた温度で固相と液相とが
    共存する状態を有する合金から成り且つ円筒、角
    筒あるいは歯車形状等任意の断面形状を有する中
    空の第1の金属材料を設け、該金属材料の軸線を
    実質的に水平に保持し該金属材料を回転させなが
    ら金属材料の上記固液共存温度に保持する段階
    と、該第1の金属材料の外側に第2の金属材料を
    接触配置し、該第2の金属は上記温度において溶
    融状態となり、該溶融金属を加圧することによつ
    て上記第1金属を準静水圧状態に保ちながら該第
    1金属の液相部分を排出し同時に上記第1金属の
    液相部分を第2金属で置換した複合材料を得る段
    階とを有する、上記任意の断面形状を有する中空
    複合金属材料の製造方法。 2 特許請求の範囲第1項における中空複合金属
    材料の製造方法において、第1の中空金属材料と
    第2の金属の間にフイルターを配置することを特
    徴とする。 3 あらかじめ定められた温度で固相と液相とが
    共存する状態を有する合金から成り且つ円筒、角
    筒あるいは歯車形状等任意の断面形状を有する中
    空の第1の金属材料を設け、該第1金属の外側に
    フイルターを接触配置することによつて該第1金
    属を支持し、該第1金属の軸線を実質的に水平に
    保持し該第1金属を回転させながら上記固液共存
    温度に保持する段階と、該第1金属の内側に第2
    の金属材料を配置し、該第2金属は上記温度にお
    いて溶融状態となり、該溶融した第2金属を加圧
    することによつて該第1金属を準静水圧状態に保
    ちながら上記フイルターを通して上記第1金属を
    液相部分を排出し同時に第1金属の液相部分を第
    2金属で置換しした複合材料を得る段階、とを有
    する上記任意の断面形状を有する中空複合金属材
    料の製造方法。 4 特許請求の範囲第3項における中空複合金属
    材料の製造方法において、第1の中空金属材料と
    第2の金属の間にフイルターを配置することを特
    徴とする。
JP17807780A 1980-12-18 1980-12-18 Manufacture of hollow composite metal material Granted JPS57101626A (en)

Priority Applications (1)

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JPS57101626A JPS57101626A (en) 1982-06-24
JPS6124458B2 true JPS6124458B2 (ja) 1986-06-11

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JP (1) JPS57101626A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63109113A (ja) * 1986-10-24 1988-05-13 Nippon Steel Corp 加熱炉における加熱装置
JPS63127966U (ja) * 1987-02-10 1988-08-22

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JPS63127966U (ja) * 1987-02-10 1988-08-22

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