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JPS6127398B2 - - Google Patents
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JPS6127398B2 - - Google Patents

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JPS6127398B2
JPS6127398B2 JP6129674A JP6129674A JPS6127398B2 JP S6127398 B2 JPS6127398 B2 JP S6127398B2 JP 6129674 A JP6129674 A JP 6129674A JP 6129674 A JP6129674 A JP 6129674A JP S6127398 B2 JPS6127398 B2 JP S6127398B2
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JP
Japan
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cephalosporin
acid
solution
quinoline
adduct
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JP6129674A
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Hisayasu Ishimaru
Mariko Kawabata
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SANGYO KAGAKU KENKYU KYOKAI
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SANGYO KAGAKU KENKYU KYOKAI
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Publication date
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Priority to IE1185/75A priority patent/IE41150B1/xx
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、セフアロスポリンC類含有水溶液
からセフアロスポリンC類を有機塩基との付加物
として分離すること及び、その付加物から7−ア
ミノセフアロスポラン酸類を製造することに関す
る。 セフアロスポリンC及びそれから導かれる7−
セフアロスポラン酸はセフアロスポリン系抗生物
質を製造する鍵化合物として有名で非常に重要な
ものである。この発明の目的の一つは、セフアロ
スポリンCやデアセトキシセフアロスポリンCを
含有する発酵液からセフアロスポリンC及びデア
セトキシセフアロスポリンCを工業的に有利に分
離することである。他の目的は、新規なN−アシ
ルセフアロスポリンC類及びそれと有機塩基との
付加物を提供することにある。他の一つの目的
は、新規なN−アシルセフアロスポリンC類と有
機塩基との付加物から工業的に有利に7−アミノ
セフアロスポラン酸類を得ることにある。 セフアロスポリンCの分離法として、米国特許
第3467654号はセフアロスポリンCの発酵ブロス
にアセトンを加え不純物を沈澱させ、その液か
らセフアロスポリンCをアニオン交換樹脂上に吸
着させ、酸性緩衝液で樹脂からセフアロスポリン
Cを溶離することを記載している。又、特公昭48
−61494号は側鎖のアミノ基をハロゲン含有脂肪
酸でアシル化し、キノリンを加えてPH3付近でセ
フアロスポリンCのハロゲン含有アシル化物をキ
ノリン酸として沈澱させ、セフアロスポリンCを
抽出する方法を記載している。この後者の方法
は、従来のセフアロスポリンC含有水溶液から目
的物を回収する方法としてはかなり改善された方
法であるが、セフアロスポリンCの濃度が1%又
はそれ以下ではキノリン塩の析出がみられず、収
率面でも満足できる方法とはいいがたい。 この発明の発明者は、セフアロスポリンC類の
工業的発酵生産によつて得られる溶液の、セフア
ロスポリンC濃度が約0.3%程度であることか
ら、低濃度のセフアロスポリンC類含有液からで
も収率よく且つ経済的にセフアロスポリンC類を
回収する方法を種々に検討した結果この発明に到
達したものである。更に加えて一連の工程によつ
て7−アミノセフアロスポラン酸類を工業的に有
利に製造する方法を見出した。 かくして、この発明は、セフアロスポリンC類
含有水溶液に一般式 R1−Y−R2−COOH (式中R1は低級アルキル基、Yは硫黄原子又はス
ルフイニル基、R2は低級アルキレン基)で示さ
れる酸の反応性誘導体を反応させてN−アシルセ
フアロスポリンC類含有水溶液とし、次いでキノ
リン又はイソキノリンを添加し、酸性化剤を加え
てPHを約2.0〜3.5に調節すると共に必要に応じ無
機塩を加えて、N−アシルセフアロスポリンC類
の付加物を分離することよりなるセフアロスポリ
ンC類の抽出法が提供される。 この発明においてセフアロスポリンC類含有水
溶液としては、セフアロスポリンC及び/又はデ
アセトキシセフアロスポリンCを低濃度例えば約
0.3%以上約8%を含有する水溶液を用いること
ができる。このような水溶液には、セフアロスポ
リンC又はデアセトキシセフアロスポリンCの発
酵液を過処理、アセトン処理、イオン交換樹脂
処理など当該技術分野で通常行われる部分精製を
行つたもの及び一部濃縮処理したものが含まれ
る。 しかしながら、セフアロスポリンC類の濃度が
あまり高いと、以後処理で得られるN−アシルセ
フアロスポリンC類と有機塩基の付加物が泥状と
なり分離回収が困難となり好ましくない。一方あ
まり低濃度では、セフアロスポリンC類の回収収
率が低下する傾向がある。又上記したごとき発酵
液を濃縮て行くことは、多量の熱源や労力を要し
更にセフアロスポリンC類の分解の危険を伴うも
ので技術的にも経済的にも好ましくない。従つて
この発明の方法では、発酵液中に含まれるアシル
化に悪影響を及ぼす物質、例えばモノアミノモノ
カルボン酸を部分精製で除去したそのままの発酵
液あるいは最小限の濃縮を行なつたものを使用す
ることにより好ましい結果が得られる。 このようなセフアロスポリンC類含有水溶液
と、一般式R1−Y−R2−COOH(式中の各記号
は前記と同一意味)の酸の反応性誘導体とが反応
させられる。この一般式におけるR1の低級アル
キル基には、炭素数1〜5の直鎖又はアルキル基
が含まれる。R2の低級アルキレン基には、炭素
数1〜3の直鎖又は分枝状のアルキレン基が含ま
れる。このような酸の具体例としては次の化学式
で示されるようなものが挙げられる。 更に上記の酸の反応性誘導体としては、セフア
ロスポリンC類の側査のアミノ基を約0〜30℃の
温度で、セフアロスポリンC類の濃度が低くても
充分アシル化し得る能力のあるものを用いること
が好ましい。又反応性誘導体の選択に当つては経
済面も考慮の上決められる。かくして、この発明
に用いられる好ましい反応性誘導体とは、上記一
般式で示した酸の二分子で形成される酸無水物、
上記一般式で示した酸と、酢酸、プロピオン酸、
α−メチルプロピオン酸、酪酸、α−エチル酪
酸、吉草酸、ピバリン酸、2−エチルヘキサン酸
のような低級脂肪酸、クロル炭酸メチル、クロツ
炭酸ブチル、クロル炭酸イソブチルのようなハロ
炭酸アルキルエステルなどとの混合酸無水物が挙
げられる。即ち、混合酸無水物の原料となるべき
酸は、上記の一般式で示した酸の解離恒数に比
し、少なくとも2分の1以下の好ましくは5分の
1程度の解離恒数を示す酸が好ましい例である。
その他酸ハライドなどであつてもよい。 このアシル化反応は、約0〜30℃でPH約7〜
11、より好ましくは約8〜9.5で行なうのが望ま
しい。アシル化反応中PHは低下する傾向があるの
で、塩基を添加しつつ行なうか、緩衝剤を加えて
所望のPHを維持するのがよい。アシル化剤の使用
量は、発酵液の種類によつてことなるが、例えば
イオン交換樹脂で部分精製処理したものでは含有
セフアロスポリンC1モルに対して約1.5〜3.0モル
当量用いると好結果を与える。アセトン部分で精
製処理した発酵液に対しては、約4〜7倍モル当
量用いることが必要とされるであろう。 ここで生成するN−アシルセフアロスポリンC
類はキノリン又はイソキノリンと処理し、水溶液
から析出させる。この有機塩基は、単品又は混合
物であつてもよく、それ程純品である必要はな
い。その添加量は、N−アシルセフアロスポリン
Cの1モルに対して約2〜5モルである。添加
後、硫酸、塩酸、硝酸、リン酸などの酸性化剤で
PHを2.0〜3.5に調節し、混合物を0〜30℃通常10
〜20℃で約1時間撹拌するとN−アシルセフアロ
スポリンC類と有機塩基が沈澱する。このものは
付加物と考えられるもので通常結晶状である。な
おこの際、生成物が溶液中の濃度、溶液中の他の
成分との関係などにより沈澱し難い際には硫酸ナ
トリウム、塩化ナトリウムなどの無機塩類を適宜
加えるとよい。次いでこれを通常の分離手段例え
ば遠心分離、過などによつて分離し、水、次い
で酢酸エチルのような有機溶液で洗浄し乾燥すれ
ばよい。 かくして得られたN−アシルセフアロスポリン
C類と有機塩基との付加物は次のようにして7−
セフアロスポラン酸類に導かれる。 即ち、先づ分離した付加物はその側鎖及び4位
のカルボキシル基を易加水分解性のエステル又は
混合酸無水物の形に導いて保護する。そのための
試剤としては、一般式
【式】(式中Xはハ ロゲン原子、R3は低及アルキル基又は低級アル
コキシ基、R4はハロゲン原子又は低級アルコキ
シ基、但しR3とR4とが共に低級アルコキシ基の
ときは、pと共に環を形成してもよい。)で示さ
れるリンハロゲン化合物、又は一般式
【式】(式中Xはハロゲン原子、R5 は低級アルキル基、低級アルコキシ基又はハロゲ
ン原子、R6及びR7は低級アルキル基又は低級ア
ルコキシ基)で示される珪素ハロゲン化合物が挙
げられる。これらのリン又は珪素ハロゲン化合物
の中で、好ましい化合物の具体例としては
【式】
【式】 CH3OPCl2、C2H5OPCl2、C4H9OPCl2
CH3PCl2、C4H9PCl2;(CH33SiCl、CH3
(CH3O)2SiCl、(CH3O)3SiCl、CH3O(CH3
SiCl、(CH32SiCl2、(CH3O)2SiCl2、CH3
(CH3O)SiCl2などが挙げられる。この中で更に
好ましい化合物としては、
【式】
【式】(CH33Cl、CH3 (CH3O)2SiCl、CH3O(CH32SiCl、
(CH3O)3SiClなどが挙げられる。その他、炭素ハ
ロゲン化合物であるCOCl2、CH3COClなどを試
剤として用いてもよい。要するに、この発明にお
いて、N−アシルセフアロスポリンC類のカルボ
キシル基の保護は、次のイミノハライド形成反応
及びイミノエーテル形成反応時に反応に関与しな
いようにするために行われるものであつて、保護
基の種類は特に限定されない。しかしながら、易
加水分解性、試剤のコスト、処理のし易さなどを
考慮して上記のごときものから選択することが望
ましい。 このカルボキシル基の保護を行う反応は、塩化
メチレン、塩化エチレン、クロロホルムのような
不活性有機溶媒中無水の条件下でトリエチルアミ
ン、キノリン、ピリジン、ジメチルアニリン及び
これらの同族体のごとき有機塩基を添加して行わ
れる。 次いで上記の反応生成物にイミノハライド形成
剤例えば五塩化燐、オキシ塩化燐、ホスゲンを反
応させる。この反応によつて、N−アシルセフア
ロスポリンC類の7位及び5′位の酸アミド結合を
イミノハライドに変換させる。 その後上記反応液にメタノール、プロパノー
ル、ブタノール、アミルアルコール、エチレング
リコール、プロピレングリコール、エチレンクロ
ルヒドリン、アルコキシエタノールなどの低級ア
ルコール類を添加する。それによつてイミノハラ
イドをイミノエーテルに変換させる。 以上の二つの反応は、カルボキシル基の保護を
行つた反応液そのまゝが用いられる。 上記で得られたイミノエーテルは、水による加
水分解反応に付し、所望の7−セフアロスポラン
酸に導かれる。この加水分解は酸性で行われる
が、原料にN−アシルセフアロスポリンCを用い
たときにPH2〜3で行うことが望ましい。 N−アシルデアセトキシセフアロスポリンCの
場合は、PH1程度でもよい。加水分解を行つた反
応液を7−セフアロスポラン酸類の等電点に調節
すれば、所望物質が沈澱として得られる。この沈
澱は常法に従つて分離、乾燥させる。上記の方法
によつて所望物質は極めて高収率且つ高純度で得
ることができる。 次にこの発明の方法を実施例によつて説明する
が、この発明はこれに限定されるものではない。 実施例 1 1ml当りのセフアロスポリンC30mg(UV定量
法による)を含有する“樹肪溶離液”20mlにホウ
酸ナトリウム約0.2gを加え希水酸化ナトリウム
液でPH9.0に調整し、これにヒバリン酸クロリド
とメチルチオ酢酸のN−メチルホルモリン塩から
作つた混合酸無水物(セフアロスポリンC1モル
当り2.5当量を含む)の酢酸エチル溶液5mlを加
え、0〜10℃で激しく撹拌する。 反応液は、希水酸化ナトリウム液でPH9.0に調
整しながら約1時間反応させる。反応終了は
TLC(ベンゼン:酢酸:ピリジン:水=15:
3:10:12、発色剤は沃化アジド溶液噴霧後加
熱)で確認し、希硫酸PH5〜6に調整する。 有機層を除き水層は30mlに希釈する(セフアロ
スポリンC換算2%溶液)。この溶液15mlにキノ
リン0.43ml(セフアロスポリンC1モル当り5当
量)を加え、10℃で撹拌しながら希硫酸でPH3.0
に調整する。 まもなく結晶が析出し始める。1時間撹拌後、
結晶を集め少量の氷水で洗い、更に酢酸エチルで
洗つて、1夜真空乾燥器で乾燥する。 IR 1790cm-1(β−ラクタム)、UVλnax264m
μ。450mg(UV定量法により97%純度)。収率98
% 実施例 2 実施例1に従つて行つたセフアロスポリンCの
3%溶液からの反応液(セフアロスポリンC換算
2%液)各15mlをとり下記のごとく希釈した濃度
の溶液を作り、各々にキノリン0.43ml(セフアロ
スポリンC1モル当り5当量)を加え実施例1に
従い処理する。(カツコ内は、5%食塩水で希釈
したさいの数値を示す。)
【表】 実施例 3 1ml当りセフアロスポリンC15mg(UV定量法
による)を含有有する“樹脂溶離液”20mlに、リ
ン酸第2ナトリウム約0.2gを加え、希水酸化ナ
トリウム液でPH9.0に調整し、これにメチルチオ
酢酸カリウム塩とプロピオン酸クロリド及び微量
のN−メチルホルモリンとから作つた混合酸無水
物(セフアロスポリンC1モル当り2.5当量を含
む)の酢酸エチル溶液5mlを加え、0〜10℃で激
しく撹拌する。反応液は希水酸化ナトリウム液で
PH9.0に調整しながら1時間反応させる。反応混
合物はPH5〜6に調整する。有機層を分け水層は
5%の食塩水を加えて30mlに希釈する(セフアロ
スポリンC換算1%溶液)。 この溶液15mlにイソキノリン0.22ml(セフアロ
スポリン1モル当り5当量)を加え、10℃で撹拌
しながら希硫酸でPH3.0に調整する。まもなく結
晶が析出し始める。1時間撹拌後結晶を集め、少
量の氷水ついで酢酸エチルで洗い、1夜真空中で
乾燥する。純度97%(UV定量法による)のN−
メチルチオアセチル−セフアロスポリンCのイソ
キノリン付加物を228mg(収率97%)で得た。UV
λnax263mμ、反応液の残りの15mlは5%食塩水
で30ml(セフアロスポリンC換算0.5%溶液)に
希釈し、キノリン0.22mlを加え、PH3.0に調整し
5〜10℃で撹拌する。まもなく結晶が析出する。
1時間後結晶を集め氷水、酢酸エチルの順に洗い
真空で乾燥する。純度97%のN−メチルチオアセ
チル−セフアロスポリンCのキノリン付加物を
226mg得た。 実施例 4 セフアロスポリンCを10mg/mlの割合で含有す
るように濃度を調整した“樹脂溶離液”10mlにホ
ウ酸ナトリウム約0.04gを加え、希水酸化ナトリ
ウム液でPH9.0に調整し、これにメチルチオ酢酸
カリウム塩と微量のN−メチルホルモリンおよび
アセチルクロリドから作つた混合酸無水物(セフ
アロスポリンC1モル当り2.5当量を含む)の酢酸
エチル溶液3mlを加え、10〜20℃で激しく撹拌す
る。反応液は希水酸化ナトリウム液でPH9.0に調
整しながら約1時間反応させる。 反応混合物にキノリン0.1mlを加え、撹拌しな
がら10%リン酸でPH3.0に調整する。まもなく結
晶が析出し始める。約1時間撹拌後、結晶を集め
少量の氷水、ついで酢酸エチルで洗い、1夜真空
中で乾燥する。N−メチルチオアセチル−セフア
ロスポリンCのキノリン付加物145mg(純度98
%)を得た。 IR、UVは標品と一致した。 上記混合酸無水物の代りに無水酢酸を用いて、
N−アセチル化を行つた場合には、キノリン付加
物の結晶は全く得られなかつた。 実施例 5 実施例4におけるメチルチオ酢酸と酢酸との混
合酸無水物の代りに、メチルチオアセチルクロリ
ドとメチルチオ酢酸のN−メチル−モルホリン塩
から作つた酸無水物の酢酸エチル溶液を用い、実
施例4に従つて処理し、N−メチルチオアセチル
セフアロスポリンCのキノリン付加物150mg(純
度98%)を得た。 実施例 6 実施例4におけるメチルチオ酢酸と酢酸との混
合酸無水物の代りに、エチルチオ酢酸カリウム塩
とプロピオン酸クロリドおよび微量のN−メチル
モルホリンとから作つた混合酸無水物の酢酸エチ
ル溶液を用い、実施例4に従つて処理し、N−エ
チルチオアセチル−セフアロスポリンCのキノリ
ン付加物125mg(純度96%)を得た。 IR 1790cm-1、UVλnax263mμ。 実施例 7 実施例4におけるメチルチオ酢酸と酢酸の混合
酸無水物の代りに、(a)イソプロピルチオ酢酸カリ
ウム塩とピバリン酸クロリドと微量のN−メチル
モルホリンから作つた混合酸無水物、(b)イソブチ
ルチオ酢酸カリウム塩とピバリン酸クロリドと微
量のN−メチルホルモリンから作つた混合酸無水
物、(c)α−メチルチオプロピオン酸カリウム塩と
プロピオン酸クロリドと微量のN−メチルモルホ
リンから作つた混合酸無水物、(b)メチルスルフイ
ニル酢酸カリウム塩とピバリン酸クロリドと微量
のN−メチルモルホリンから作つた混合酸無水
物、のそれぞれの酢酸メチル溶液を用いて実施例
4に従つて処理し、それぞれ次のものを得た。 (a) N−イソプロピルチオアセチル−セフアロス
ポリンCのキノリン付加物108mg(純度95%)
UVλnax263mμ、 (b) N−イソブチルチオアセチル−セフアロスポ
リンCのキノリン付加物105mg(純度96%)、
UVλnax263mμ、 (c) N−α−メチルチオプロピオニル−セフアロ
スポリンCのキノリン付加物134mg(純度97
%)UVλnax263mμ、 (d) N−メチルスルフエニルアセチル−セフアロ
スポリンCのキノリン付加物138mg(純度94
%)UVλnax263mμ。 実施例 8 実施例4におけるメチルチオ酢酸と酢酸の混合
酸無水物の代りに、(a)β−メチルチオプロピオン
酸カリウム塩とピバリン酸クロリドおよび微量の
N−メチルチオモルホリンから作つた混合酸無水
物(b)β−エチルチオプロピオン酸カリウム塩とピ
バリン酸クロリドおよび微量のN−メチルモルホ
リンから作つた混合酸無水物、のそれぞれの酢酸
エチル溶液を用いて、実施例4に従つて処理して
それぞれ次のものを得た。 (a) N−β−メチルチオプロピオニル−セフアロ
スポリンCのキノリン付加物100mg(純度96
%)IR 1790cm-1、UVλnax263mμ、 (b) N−β−エチルチオプロピオニル−セフアロ
スポリンCのキノリン付加物82mg(純度96%)
IR 1790cm-1、UVλnax263mμ。 実施例 9 乾燥したN−メチルチオアセチル−セフアロス
ポリンCのキノリン付加物0.63gをトリエチルア
ミン0.3g、ジメチルアニリン0.4gを乾燥塩化メ
チレン10mlに加え、0℃で撹拌しながらトリメチ
ルシリルクロリド0.43gを含む塩化メチレン溶液
を滴下する。 約30分後透明溶液を−30℃に冷し、Pcl5 0.5g
の微粉末を加え、−20℃〜−5℃で2時間撹拌を
つづける。再び−30℃に冷し、無水のイソブタノ
ール3mlを滴下し、−30℃〜−10℃で2時間撹拌
後1夜−20℃に保つ。これに氷水3mlを加え、PH
2.0〜2.5に保つように炭酸アンモニウム塩で調整
しながら30分撹拌する。ついで徐々にPHをあげ等
電点のPH3.5に調整し、1夜氷室におく。析出し
た結晶を遠心分離し、少量の冷60%アセトン水さ
らにアセトンで洗い乾燥する。 7−アミノセフアロスポラン酸0.23g(84%)
を得た。純度98%(UV定量法による)。IR 1800
cm-1、UVλnax262mμ。 実施例 10 実施例9におけるトリメチルシリルクロリドの
代りに(a)2−クロル−1・3・2−ジオキサホス
ホラン0.5g、(b)2−クロル−4−メチル−1・
3・2−ジオキサホスホラン0.55g、(c)トリメト
キシシリルクロリド0.63g、(d)ジメチルメトキシ
シリルクロリド0.5gをそれぞれ用い、実施例9
に従い処理し、(a)0.22g、(b)0.24g、(c)0.23g、
(d)0.23gのそれぞれの収量で、7−アミノセフア
ロスポラン酸を得た。 実施例 11 実施例9におけるイソブチルアルコールの代り
に、(a)無水メタノール、(b)n−ブタノールをそれ
ぞれ用い、実施例9に従い処理し、(a)0.25g、(b)
0.21gのそれぞれの収量で7−アミノセフアロス
ポラン酸を得た。 実施例 12 セフアロスポリンCを10mg/mlの割合で含有す
るように濃度を調整した“樹脂溶離液”20mlにホ
ウ酸ナトリウム約0.08gを加え、希水酸化ナトリ
ウム液でPH9.0に調整する。この溶液にメチルチ
オ酢酸カリウム塩と微量のN−メチルモルホリン
およびクロリ炭酸エチルから作つた混合酸無水物
(セフアロスポリンC1モル当り4当量を含む)の
酢酸エチル溶液5mlを加え、0〜5℃で激しく撹
拌する。反応液は、希水酸化ナトリウム液でPH
9.0に調整しながら約1時間反応させる。 反応液にキノリン0.2mlを加え、撹拌しながら
PH3.0に調整する。塩化ナトリウムを飽和し、約
1時間撹拌後、結晶を集め、氷水、酢酸エチルで
順次洗い、乾燥する。 N−メチルチオアセチル−セフアロスポリンC
のキノリン付加物260mg(純度97%)を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 セフアロスポリンC類含有水溶液に、一般式 R1−Y−R2−COOH (式中R1は低級アルキル基、Yは硫黄原子又はス
    ルフイニル基、R2は低級アルキレン基)で示さ
    れる酸の反応性誘導体を反応させてN−アシルセ
    フアロスポリンC類含有水溶液とし、次いでキノ
    リン又はイソキノリンを添加し、酸性化剤を加え
    てPHを約2.0〜3.5に調節すると共に必要に応じ無
    機塩を加えて、N−アシルセフアロスポリンC類
    の付加物を分離することを特徴とするセフアロス
    ポリンC類の抽出法。
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