JPS6134514B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6134514B2 JPS6134514B2 JP56102185A JP10218581A JPS6134514B2 JP S6134514 B2 JPS6134514 B2 JP S6134514B2 JP 56102185 A JP56102185 A JP 56102185A JP 10218581 A JP10218581 A JP 10218581A JP S6134514 B2 JPS6134514 B2 JP S6134514B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvent
- vapor
- degreasing
- methylene chloride
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G5/00—Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents
- C23G5/02—Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents using organic solvents
- C23G5/028—Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents using organic solvents containing halogenated hydrocarbons
- C23G5/02806—Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents using organic solvents containing halogenated hydrocarbons containing only chlorine as halogen atom
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D7/00—Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
- C11D7/50—Solvents
- C11D7/5004—Organic solvents
- C11D7/5018—Halogenated solvents
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は蒸気脱脂法に係る。
OPECが出現し、また炭化水素のコストが上昇
し且その供給が逼迫するにつれて、既存の蒸気脱
脂溶媒に対する代替手段が重要になつてきた。 通常の蒸気脱脂溶媒は一般に塩素化された炭化
水素であり、この塩素化された炭化水素は発火点
を有さず且良好な不純物溶解性及び再生プロセス
による再使用性を有するという基準に適合するも
のである。 従来技術に於ては、基礎的な蒸気脱脂溶媒とし
て、至るところにある蒸気脱脂機や至るところで
行われている蒸気脱脂運転に於て使用される過塩
化エチレン、1,1,1トリクロロエタン、又は
トリクロロエチレンが使用されている。これらの
溶媒は通常蒸気脱脂溶媒の有効寿命を延ばす安定
剤との組合せで使用される。 蒸気脱脂プロセスに於ては、不燃性の溶媒が沸
騰されて蒸気ゾーンが形成され、その高さは凝縮
コイルにより制御される。低温のワークが蒸気内
に導入され、そのワーク上に蒸気が凝縮せしめら
れ、低温のワーク上に付着している不純物(通常
油、グリース又はフラツクス)がが液体となつた
溶媒凝縮液により洗い流される。そして不純物は
凝縮液と共に蒸気脱脂機の沸騰室へ戻される。次
いでこの凝縮液又は蒸留液は凝縮による洗浄サイ
クルを繰返すべく再度蒸発される。 洗浄されるべきワークは、その温度が蒸気ゾー
ン内の蒸気温度に到達する(その時点で凝縮は停
止する)まで、その蒸気ゾーン内に保持される。
蒸気による洗浄が行われた後には、通常不純物を
含まない蒸留液スプレー及び/又は蒸留液中浸漬
が行われる。この低温の不純物を含まない蒸留液
によつてワークの表面の温度が蒸気温度以下に低
下され、これにより第二の蒸気凝縮が行われる。
ワークが再度蒸気温度に到達すると、そのワーク
は浄化され且乾燥した状態にて蒸気ゾーンより取
出される。 蒸気脱脂溶媒は、蒸気の凝縮及びそれによる洗
浄に必要な蒸気ゾーンを形成すべく、その沸点に
於て使用される。 過塩化エチレン、1,1,1トリクロロエタ
ン、又はトリクロロエチレンがそれら単独で、又
はその寿命を延ばすべく或る種の安定剤と共に使
用される場合には、重大な問題が生じる。 即ち脱脂運転中には、沸騰室内の溶媒の沸騰温
度は不純物の量の増大と共に上昇するので、蒸気
脱脂溶媒は沸騰室へ入込む不純物の量が増大する
ことによつて悪影響を受ける。かかる不純物の増
大を補償するために、溶媒製造業者は蒸気脱脂溶
媒の寿命を延ばさんとして酸インヒビタ又は安定
剤を添加している。 蒸気脱脂装置の沸騰室内の温度が所定の温度範
囲に到達しそれを越える(このことは通常溶媒に
かなりの不純物が含まれていることを示してい
る)と、安定剤がほぼ完全に消費され、溶媒は酸
分解が機能不良を生じるので、溶媒をそれ以上使
用することは好ましくない。過塩化エチレンにつ
いてはかかる温度範囲は約124.6〜125.8℃であ
り、1,1,1トリクロロエタンについてはこの
温度範囲は約78〜80℃であり、トリクロロエチレ
ンについてはこの温度範囲は90〜92℃である。 蒸気脱脂ハンドブツクによれば、沸騰室温度が
過塩化エチレンについては約124.6℃、1,1,
1トリクロロエタンについては78℃、トリクロロ
エチレンについては90℃に到達したときには、沸
騰室の浄化を行い得るよう、蒸気脱脂装置が遮断
され、蒸気脱脂運転が停止されることが推奨され
ている。溶媒を再生することについて他の点で見
た場合の一般的基準は、沸騰室の比重が1.21〜
1.44である場合、又は沸騰室が約0.02〜0.06の酸
許容値をあるいは酸価を有している場合、又はPH
値が約5.5〜6.0である場合である。 例えば50%の如く溶媒の寿命を延ばすために、
また不純物が存在する場合であつても沸騰室の温
度を低下するために、更には全体としてのコスト
が低い満足し得る蒸気脱脂溶媒とするために、得
られる溶媒混合物の初期沸点温度をそれぞれ約
116℃、43℃、88℃に低下する量にて、過塩化エ
チレンにトリクロロエチレンを添加し、1,1,
1トリクロロエタンに塩化メチレンを添加し、又
はトリクロロエチレンに塩化メチレンを添加する
ことは、上述の溶媒の寿命を延ばすことに或る程
度寄与し、また他の溶媒のみ又はその有効寿命を
延ばすべく安定剤と共に他の溶媒を使用する従来
の溶媒使用法や蒸気脱脂法に於ける多くの有害な
問題を緩和することが解つた。 アメリカ合衆国に於ては、環境保護規制
(EPA)に於て、脱脂溶媒は20vl%以上のトリク
ロロエチレンを含有していてはならないこが定め
られている。従つて約20〜10vl%のトリクロロエ
チレンと80〜90vl%の塩化メチレンとよりなる本
発明の溶媒混合物は、トリクロロエチレンのみ又
は塩化メチレンのみよりも効果的であり且優れて
いる。 従来の蒸気脱脂プロセスに於ては、冷却水の入
口温度と脱脂蒸気の温度との間には約25〜27.7℃
の温度差が存在している。従つて低温度を得るこ
とができる場合には、本発明によれば、より多量
の塩化メチレンを含有する溶媒混合物を使用する
ことができる。かかる場合には本発明による溶媒
混合物に於ける塩化メチレンの好ましいパーセン
テジは、上述の環境保護規制に拘りなく約70〜
90vl%であつてよい。 本発明による溶媒混合物の沸点が低いことによ
り、その溶媒の寿命が長くなるのみならず、エネ
ルギ又は加熱の必要性が低減される。何故なら
ば、本発明による蒸気脱脂溶媒の沸点温度が低い
からである。 本発明に目的は、優れた特性を有する蒸気脱脂
溶媒を提供することである。 本発明の他の一つの目的は、過塩化エチレンと
トリクロロエチレンとよりなる溶媒混合物を含
み、その初期沸点温度が約116℃である蒸気脱脂
溶媒を提供することである。 本発明の更に他の一つの目的は、1,1,1ト
リクロロエタンと塩化メチレンとよりなる溶媒混
合物を含み、その初期沸点温度が約57℃である蒸
気脱脂溶媒を提供することである。 本発明の詳細で重要な更に他の一つの目的は、
上述の本発明による蒸気脱脂溶媒を使用して蒸気
脱脂運転を行う方法を提供することである。 本発明のより一層詳細な他の一つの目的は、溶
媒蒸気ゾーンを創成することを含み、該溶媒沸騰
ゾーンに導入される溶媒が過塩化エチレンとトリ
クロロエチレン、又は1,1,1トリクロロエタ
ンと塩化メチレン又はトリクロロエチレンと塩化
メチレンとよりなる混合物であり、不純物及び凝
縮された蒸気が前記蒸気ゾーンへ戻されるように
なつており、蒸気脱脂運転は前記蒸気ゾーン内の
温度がそれぞれ約124.6,78℃,90℃に到達する
まで継続的に行われる蒸気脱脂法を提供すること
である。 一つの例示的な実施例に於ては、本発明は、溶
媒を用いて蒸気脱脂を行う方法でつつて、得られ
る溶媒混合物の初期沸点を或る予め定められた温
度に低下するに十分な量の上述の添加物を添加
し、しかる後その溶媒混合物を用いて還流温度に
て蒸気脱脂運転を行い、不純物を含有する溶媒混
合物の温度が他の一つの予め定められた温度に到
達するまで前記溶媒と共に不純物を除去すること
を特徴とする蒸気脱脂法に関するものである。 これらの目的及び他の目的はこれ以降行われる
本発明の詳細な説明に於て明らかとなるであろ
う。 従来の蒸気脱脂装置に於ては、沸騰室又は蒸気
溜めに加熱要素が設けられており、これにより沸
騰ゾーンを構成している。沸騰ゾーンの上方には
蒸気凝縮ゾーンが配置されており、この蒸気凝縮
ゾーンに於てはその内部の蒸気を凝縮すべく凝縮
コイルや冷却ジヤケツトが採用される。直線的な
蒸気サイクルにて作動される場合には、浄化され
るべきワークが沸騰ゾーン内に下降され、該ワー
クの表面に凝縮する溶媒蒸気によつて洗浄され
る。かくして生じる凝縮液は不純物と共にワーク
の表面より流れ、沸騰室内に貯容された沸騰溶媒
内へ滴下して戻る。 ワークの温度が蒸気ゾーン内の蒸気の温度に到
達すると、凝縮及び浄化作用が終了する。場合に
よつては沸騰室内に貯容された溶媒の蒸発による
損失が、溶媒を添加することにより、また浄化さ
れるワークより凝縮液が連続的に復帰することに
より、運転レベルに維持さる。勿論凝縮液が沸騰
室へ復帰することにより該凝縮液と共に油、グリ
ースなどの不純物が沸騰室内へ流入する。 従来のかかる型式の蒸気脱脂装置に於ては、沸
騰室又は沸騰ゾーンに於ける温度が高くなりすぎ
て悪影響を生じるまで蒸気脱脂が継続する。この
ことは、沸騰室又は沸騰ゾーンの初期の沸点は使
用される脱脂溶媒の沸騰温度であるが、沸騰室又
は沸騰ゾーン内の不純物により溶媒混合物に応じ
た或る温度(後に明らかとなる如く、その温度に
於ては溶媒の分解や機能不良が生じる)にまでそ
の沸点が上昇されるまで蒸気脱脂作用が継続する
ことによる。かかる温度上昇が発生すれば、蒸気
脱脂運転が停止されなければならず、沸騰室が浄
化されなければならず、蒸気脱脂溶媒はそれより
不純物が除去されるよう交換され又は再生プロセ
スに回されなければならない。 蒸気脱脂溶媒に必要な性質は再生可能な能力、
即ちその溶媒が再生され得るよう溶媒―不純物混
合物より溶媒を分離するプロセスにて処理され得
る能力である。蒸気脱脂工業界に於て広く使用さ
れている再生プロセスは蒸留法である。本発明の
よる溶媒混合物は再使用し得るよう再生蒸留され
得るものである。 通常の蒸気脱脂運転に於ては、溶媒凝縮液は沸
騰室内の沸騰溶媒―不純物混合物へ戻される。一
般に蒸気脱脂装置は溶媒再生蒸留装置としても機
能し得るよう、蒸気脱脂装置製造業者によつて設
計されている。溶媒再生蒸留装置として機能させ
るために、溶媒凝縮液が沸騰室へ戻されるのでは
なく溶媒貯容タンク又は溶媒貯容ドラムへ導かれ
るよう、所定の弁が開閉される。かくして溶媒が
溶媒―不純物混合物より分離され、その溶媒は蒸
気脱脂装置の沸騰室より残留不純物が条去された
後蒸気脱脂装置へ戻され、再使用される。 蒸気脱脂溶媒を蒸留するさほど頻繁には使用さ
れていない第二の方法は、別個独立した蒸留装置
を使用することである。蒸気脱脂の技術分野に於
て当業者によりよく知られているものの如き単純
なワンプレート型の蒸留装置によれば、塩素化さ
れた溶媒を再生することが良好に行われる。かか
る装置はバツチ式に運転されてもよく、また蒸気
脱脂装置に直接接続されて連続的に運転されても
よい。後者の構成の場合には、不純物を含む溶媒
は蒸気脱脂装置より直接蒸留装置へポンプ送りさ
れる。蒸留装置内の溶媒のレベルは溶媒移送ポン
プを作動する自動レベル制御装置により維持され
る。このことにより蒸気脱脂装置を浄化し且新鮮
な溶媒にて再充填するに要する蒸気脱脂装置の運
転停止時間を最小限に抑えつつ、蒸気脱脂装置の
浄化効率を最大限にすることができる。多くの溶
媒再生蒸留装置に於てはその効率を最大限にすべ
く蒸気噴射が採用されている。 かくして従来より一般に使用されている蒸留法
によれば、本発明による溶媒混合物は本発明を実
施する際に再使用されるべく再生される。 トリクロロエチレンのみ又は安定剤と共にトリ
クロロエチレンが使用される場合には、その沸点
は約81.8℃であり、沸騰室が127℃に達する蒸気
脱脂運転に於てかかるトリクロロエチレン又はト
リクロロエチレンと安定剤とを使用することは、
周知の如くそれらが上述の温度に於て熱分解する
傾向があるので、適当ではない。 しかし従来技術に於て示されていることとは反
対に、本発明によれば、所謂溶媒混合物の初期沸
点を約116℃に低下するに十分な量にて過塩化エ
チレンとトリクロロエチレンとを含む溶媒混合物
は、上述の不純物に曝される蒸気脱脂運転に於け
る蒸気脱脂溶媒の有効寿命を十分に延長し得るこ
とが見出された。これに付随して温度の要件が低
いのでエネルギ節約にもなる。 かくして過塩化エチレンに約0.1〜50.0vl%の範
囲にてトリクロロエチレンを添加することにより
過塩化エチレンのみの初期沸点よりも低い初期沸
点を有する混合溶媒が得られ、かくして得られる
溶媒混合物はトリクロロエチレンのみの場合の温
度よりも実質的に高い温度に於て熱分解すること
なく機能し得る。溶媒混合物の有効寿命を増大す
るのに好ましい溶媒混合物の組成範囲は、過塩化
エチレン81vl%、トリクロロエチレン19vl%であ
る。 過塩化エチレンとトリクロロエチレンとを含む
この溶媒混合物は、蒸気脱脂装置に於て安定した
機能特性を呈する定沸点溶媒である。本発明の溶
媒混合物を構成する二つの異る溶媒の分留が生じ
ない理由はラウールの法則の結果としてのもので
あると考えられる。 1,1,1トリクロロエタン又はトリクロロエ
チレンに約0.1〜90.0vl%の範囲にて塩化メチレン
を添加することにより、1,1,1トリクロロエ
タンのみ又はトリクロロエチレンのみの場合の初
期沸点よりも低い初期沸点を有する混合溶媒が得
られる。この11,1,1トリクロロエタンと塩化
メチレン、又はトリクロロエチレンと塩化メチレ
ンとを含む溶媒混合物は、蒸気脱脂装置に於て安
定した機能特性を呈する定沸点溶媒である。この
本発明による溶媒混合物を構成する二つの異つた
溶媒の分留が生じない理由も、ラウールの法則の
結果としてのものであると考えられる。 ラウールの法則によれば、同性の溶媒のグルー
プが特定のクラスに分別され、この理論によれば
同一のクラスの溶媒の二つ又はそれ以上よりなる
溶媒混合物は、その溶媒混合物が沸騰され、その
蒸気が凝縮され、その凝縮液が沸騰室へ戻される
蒸気脱脂に適用された場合、還流に於て一体とな
つて作動し、蒸気相及び沸騰液相の両方に於て温
度及び組成が一定である平衡状態になる。 ラウールの法則が適用されるための条件に適う
よう、本発明による蒸気脱脂装置の運転に於て
は、蒸気脱脂運転に於ける蒸気及び凝縮液の少量
の損失分を補うために、過塩化エチレンとトリク
ロロエチレン、又は1,1,1トリクロロエタン
と塩化メチレン、又はトリクロロエチレンと塩化
メチレンとの溶媒混合物を含む溶媒として毎日溶
媒の補給が行われる。 溶媒混合物の背後にある理論を本発明の実施に
適用し得るか否かを確認すべく、一方に於ては市
販等級の過塩化エチレンが他方に於ては1,1,
1トリクロロエタンが、溶媒の酸分解が生じるま
で種々の体積の油と共に還流された。溶媒が分解
点に至るまでに要した時間が各場合について記録
された。しかる後上述の体積パーセンテージにて
過塩化エチレンとトリクロロエチレン、及び1,
1,1トリクロロエタンと塩化メチレンとの溶媒
混合物が同一の条件下にて同様に試験された。 その結果過塩化エチレンとトリクロロエチレン
又は1,1,1トリクロロエタンと塩化メチレン
との溶媒混合物の寿命は長く、その溶媒混合物の
初期沸点は過塩化エチレンのみ又は1,1,1ト
リクロロエタンのみの初期沸点よりも低いことが
確認された。これらの試験の実施に際しては、沸
騰ゾーン又は沸騰室内を種々の沸騰温度にして溶
媒の酸劣化を求めるべく、種々の量にて中性の鉱
石油が使用された。各溶媒及び溶媒/油混合物
は、数日間かけて完全に還流する割合にて沸騰さ
れた。即ち500mlのフラスコがジヤケツト長さが
400mmの凝縮コラムに接続された。そしてこれら
のコラムはそのコラムを連続的に冷却すべく0.95
cmのチユーブによつて水源に接続された。フラス
コ及び溶媒溶液を加熱された状態に維持すべく、
それらが12平方インチ(77.4cm2)のホツトプレー
ト上に配置された。 試験期間中所定の間隔にて、各サンプルが、
ASTMの試験法D―2942に従つて酸許容値を測
定することにより、その酸劣化が試験された。こ
の試験法に於ては、既知量の標準的な塩酸試薬が
使用され、0.1規定の水酸化ナトリウムにて滴定
した後酸許容値(%)が計算される。初使用の蒸
気脱脂等級の1,1,1トリクロロエタンの酸許
容値は0.10〜0.20%の範囲である。この酸許容値
の測定に於ては溶液を400mlのビーカーへ移すの
に10ml及び25mlのピペツトが使用される。試験
中の溶液のPHが、均一な混合物を得るべく撹拌棒
及び磁気撹拌装置と組合せてデイジタルPHメータ
を使用してチエツクされた。 溶媒製造業者は、通常、酸許容値が過塩化エチ
レンについては約0.07〜0.06%の範囲に低下した
とき、1,1,1トリクロロエタンについては
0.03〜0.06%の範囲に低下したとき(この範囲は
約25〜30%の油脂汚染に対応している)、過塩化
エチレン又は1,1,1トリクロロエタンが蒸気
脱脂装置より除去されてそれが浄化されることを
推奨している。上述の試験於ては、溶媒はその最
大寿命を求めるべく、推奨される浄化の段階を越
えて完全に酸分解するまで還流された。 これらの試験についての各種を下記の表及び
表Aに示す。 この表及び表Aより過塩化エチレンにトリ
クロロエチレンを添加しても、或は1,1,1ト
リクロロエタンに塩化メチレンを添加しても、油
脂不純物が存在しない場合には過塩化エチレンの
み又は1,1,1トリクロロエタンのみの場合に
比べ初期沸点が低下しないことが解る。しかし従
来の蒸気脱脂環境に於てそうである如く、油など
の不純物が添加された場合には、トリクロロエチ
レン又は塩化メチレンを添加することは溶媒の初
期沸点に影響力を有するのみならず、その有効寿
命にも影響力を有する。 即ち表及び表Aの例えば試験運転2の如
く、トリクロロエチレン又は塩化メチレンを添加
することにより、溶媒の有効寿命が酸分解するま
でにそれぞれ23.1%,30%も長くなつた。不純物
の量が増大するにつれて溶媒の寿命は過塩化エチ
レンのみ又は1,1,1トリクロロエタンのみの
場合に比べ40〜64%長くなつた。 本発明による溶媒混合物の蒸気脱脂運転に於け
る適用性を更に試験すべく、市販の蒸気脱脂溶
媒、即ち過塩化エチレンと1,1,1トリクロロ
エタン及び本発明による溶媒混合物を用いて他の
一連の試験運転が行われた。各溶媒は測定された
量のアルミニウムや鉄の金属微細粉末及び強力機
械用油を含む典型的な工業的蒸気脱脂の用途に於
て通常見られる不純物の存在の下で、完全還流に
て沸騰された。所定の間隔にて各溶媒は表及び
表Aに示された試験運転について上述したのと
同様の試験法にて酸劣化について試験された。 この試験運転の結果を表及び表Aに示す。
それぞれ表の最初の六つの試験運転及び表A
の最初の三つの試験運転に於ては市販の過塩化エ
チレン及び1,1,1トリクロロエタンが使用さ
れ、表の七つ目の試験運転及び表Aの四つ目
の試験運転に於てはそれぞれ過塩化エチレン―ト
リクロロエチレン混合物及び1,1,1トリクロ
ロエタン―塩化メチレン混合物が使用された。 この表及び表Aより解る如く、特に蒸気脱
脂用と指定された市販の工業用溶媒が本発明によ
る溶媒混合物と比較され、そのデータが表及び
表Aに示されている。 この表は、油脂不純物の体積割合が増大する
につれて過塩化エチレン溶媒はその効果が低下す
ることを示しており、本発明による溶媒混合物を
含む試験運転7に於ては試験運転1〜6に於て使
用された過塩化エチレン溶媒のみの場合よりも有
効寿命が長いことが解つた。 表Aは、種々の油脂不純物含有レベルの下で
有効に使用できる時間の点で本発明による1,
1,1トリクロロエタン―塩化メチレン溶媒混合
物の有効寿命の長さを示している。 従来の蒸気脱脂溶媒のみ及び本発明よる溶媒混
合物を使用して、溶媒の寿命の長さを求めるべ
く、他の一連の試験が酸許容値(ASTM試験法
D―2942)を使用して行われた。その試験結果が
表及び表Aに示されている。 トリクロロエチレン―塩化メチレン溶媒の効率
性を示すべく、溶媒の酸許容値パラメータについ
て一連の試験が行われた。周知の如く、蒸気脱脂
溶媒の酸許容値は溶媒の不純物レベルを決定し、
従つて溶媒の不純物レベル、更には溶媒の交換及
び/又は補充の必要性を確かめるために使用され
てよい。 トリクロロエチレン―塩化メチレン溶媒混合物
の塩化メチレン成分が種々の比率にて複数個の溶
媒サンプルが用意された。各サンプルに対し不純
物として50vl%の油が添加された。各サンプルは
フラスコ内に配置され種々の時間をかけてその沸
点にまで加熱され、それぞれの酸許容値が読取ら
れた。この酸許容値の読取りはASTM試験法D
―2942に従つて行われた。 上述の試験より得られたデータが表Vに要約
して示されている。 この表Vより、本発明による溶媒の組合せの
相乗効果は明らかとなる。例えばトリクロロエチ
レンのみの場合溶媒の有効寿命は約216時間であ
り、塩化メチレンのみの場合の溶媒の有効寿命は
約480時間であるのに対し、或るパラメータの範
囲内にてこれら二つの溶液を混合すれば、或る混
合物については約744時間の最大値まで有効寿命
が増大される。 かくしてEPA基準に示されている如く、20vl%
のトリクロロエチレンと80vl%の塩化メチレンと
の溶媒混合物については、従来の脱脂条件下に於
ける溶媒の有効寿命は、表Vの試験運転7及び
9の間で推定される約744時間である。 蒸気脱脂系に於て冷却が行われ、また蒸気脱脂
装置へ供給されるエネルギを低減するのが望まし
い場合には、より多量の塩化メチレンが使用され
てよく、表Vに従つて初期沸点温度及び沸騰室端
運転温度が決定されてよい。 トリクロロエチレンと塩化メチレンとの溶媒混
合物とを使用して表A,A,Aについて上
述したのと同様の他の一連の試験が行われ、本発
明による溶媒混合物の効率性を示す同様の結果が
得られた。 かくして長い有効寿命及び低い初期沸点を有す
る溶媒混合物を用いて蒸気脱脂運転行うユニーク
な方法が開示された。本発明による溶媒混合物は
その沸点が低いのでエネルギは小さくてよく、ま
た必要熱量が小さいことによつて燃料効率が増大
されるので通常の脱脂溶媒のみの場合よりも一層
経済的である。 以上に於ては本発明による溶媒混合物は約0.1
〜90.0vl%のトリクロロエチレン又は塩化メチレ
ンを含有するものとして説明されたが、本発明に
よる溶媒混合物は上述の如く最も効果的に使用さ
れるよう選択的に様式化されてよいことは当業者
にとつて明らかであろう。本発明による溶媒混合
物はユニークな機能特性を有しているので、本発
明の特定の脱脂法に於て使用されるに好ましい溶
媒は米国政府の規則により指定されるであろう
し、またかかる型式の蒸気脱脂運転が行われるで
あろう。
し且その供給が逼迫するにつれて、既存の蒸気脱
脂溶媒に対する代替手段が重要になつてきた。 通常の蒸気脱脂溶媒は一般に塩素化された炭化
水素であり、この塩素化された炭化水素は発火点
を有さず且良好な不純物溶解性及び再生プロセス
による再使用性を有するという基準に適合するも
のである。 従来技術に於ては、基礎的な蒸気脱脂溶媒とし
て、至るところにある蒸気脱脂機や至るところで
行われている蒸気脱脂運転に於て使用される過塩
化エチレン、1,1,1トリクロロエタン、又は
トリクロロエチレンが使用されている。これらの
溶媒は通常蒸気脱脂溶媒の有効寿命を延ばす安定
剤との組合せで使用される。 蒸気脱脂プロセスに於ては、不燃性の溶媒が沸
騰されて蒸気ゾーンが形成され、その高さは凝縮
コイルにより制御される。低温のワークが蒸気内
に導入され、そのワーク上に蒸気が凝縮せしめら
れ、低温のワーク上に付着している不純物(通常
油、グリース又はフラツクス)がが液体となつた
溶媒凝縮液により洗い流される。そして不純物は
凝縮液と共に蒸気脱脂機の沸騰室へ戻される。次
いでこの凝縮液又は蒸留液は凝縮による洗浄サイ
クルを繰返すべく再度蒸発される。 洗浄されるべきワークは、その温度が蒸気ゾー
ン内の蒸気温度に到達する(その時点で凝縮は停
止する)まで、その蒸気ゾーン内に保持される。
蒸気による洗浄が行われた後には、通常不純物を
含まない蒸留液スプレー及び/又は蒸留液中浸漬
が行われる。この低温の不純物を含まない蒸留液
によつてワークの表面の温度が蒸気温度以下に低
下され、これにより第二の蒸気凝縮が行われる。
ワークが再度蒸気温度に到達すると、そのワーク
は浄化され且乾燥した状態にて蒸気ゾーンより取
出される。 蒸気脱脂溶媒は、蒸気の凝縮及びそれによる洗
浄に必要な蒸気ゾーンを形成すべく、その沸点に
於て使用される。 過塩化エチレン、1,1,1トリクロロエタ
ン、又はトリクロロエチレンがそれら単独で、又
はその寿命を延ばすべく或る種の安定剤と共に使
用される場合には、重大な問題が生じる。 即ち脱脂運転中には、沸騰室内の溶媒の沸騰温
度は不純物の量の増大と共に上昇するので、蒸気
脱脂溶媒は沸騰室へ入込む不純物の量が増大する
ことによつて悪影響を受ける。かかる不純物の増
大を補償するために、溶媒製造業者は蒸気脱脂溶
媒の寿命を延ばさんとして酸インヒビタ又は安定
剤を添加している。 蒸気脱脂装置の沸騰室内の温度が所定の温度範
囲に到達しそれを越える(このことは通常溶媒に
かなりの不純物が含まれていることを示してい
る)と、安定剤がほぼ完全に消費され、溶媒は酸
分解が機能不良を生じるので、溶媒をそれ以上使
用することは好ましくない。過塩化エチレンにつ
いてはかかる温度範囲は約124.6〜125.8℃であ
り、1,1,1トリクロロエタンについてはこの
温度範囲は約78〜80℃であり、トリクロロエチレ
ンについてはこの温度範囲は90〜92℃である。 蒸気脱脂ハンドブツクによれば、沸騰室温度が
過塩化エチレンについては約124.6℃、1,1,
1トリクロロエタンについては78℃、トリクロロ
エチレンについては90℃に到達したときには、沸
騰室の浄化を行い得るよう、蒸気脱脂装置が遮断
され、蒸気脱脂運転が停止されることが推奨され
ている。溶媒を再生することについて他の点で見
た場合の一般的基準は、沸騰室の比重が1.21〜
1.44である場合、又は沸騰室が約0.02〜0.06の酸
許容値をあるいは酸価を有している場合、又はPH
値が約5.5〜6.0である場合である。 例えば50%の如く溶媒の寿命を延ばすために、
また不純物が存在する場合であつても沸騰室の温
度を低下するために、更には全体としてのコスト
が低い満足し得る蒸気脱脂溶媒とするために、得
られる溶媒混合物の初期沸点温度をそれぞれ約
116℃、43℃、88℃に低下する量にて、過塩化エ
チレンにトリクロロエチレンを添加し、1,1,
1トリクロロエタンに塩化メチレンを添加し、又
はトリクロロエチレンに塩化メチレンを添加する
ことは、上述の溶媒の寿命を延ばすことに或る程
度寄与し、また他の溶媒のみ又はその有効寿命を
延ばすべく安定剤と共に他の溶媒を使用する従来
の溶媒使用法や蒸気脱脂法に於ける多くの有害な
問題を緩和することが解つた。 アメリカ合衆国に於ては、環境保護規制
(EPA)に於て、脱脂溶媒は20vl%以上のトリク
ロロエチレンを含有していてはならないこが定め
られている。従つて約20〜10vl%のトリクロロエ
チレンと80〜90vl%の塩化メチレンとよりなる本
発明の溶媒混合物は、トリクロロエチレンのみ又
は塩化メチレンのみよりも効果的であり且優れて
いる。 従来の蒸気脱脂プロセスに於ては、冷却水の入
口温度と脱脂蒸気の温度との間には約25〜27.7℃
の温度差が存在している。従つて低温度を得るこ
とができる場合には、本発明によれば、より多量
の塩化メチレンを含有する溶媒混合物を使用する
ことができる。かかる場合には本発明による溶媒
混合物に於ける塩化メチレンの好ましいパーセン
テジは、上述の環境保護規制に拘りなく約70〜
90vl%であつてよい。 本発明による溶媒混合物の沸点が低いことによ
り、その溶媒の寿命が長くなるのみならず、エネ
ルギ又は加熱の必要性が低減される。何故なら
ば、本発明による蒸気脱脂溶媒の沸点温度が低い
からである。 本発明に目的は、優れた特性を有する蒸気脱脂
溶媒を提供することである。 本発明の他の一つの目的は、過塩化エチレンと
トリクロロエチレンとよりなる溶媒混合物を含
み、その初期沸点温度が約116℃である蒸気脱脂
溶媒を提供することである。 本発明の更に他の一つの目的は、1,1,1ト
リクロロエタンと塩化メチレンとよりなる溶媒混
合物を含み、その初期沸点温度が約57℃である蒸
気脱脂溶媒を提供することである。 本発明の詳細で重要な更に他の一つの目的は、
上述の本発明による蒸気脱脂溶媒を使用して蒸気
脱脂運転を行う方法を提供することである。 本発明のより一層詳細な他の一つの目的は、溶
媒蒸気ゾーンを創成することを含み、該溶媒沸騰
ゾーンに導入される溶媒が過塩化エチレンとトリ
クロロエチレン、又は1,1,1トリクロロエタ
ンと塩化メチレン又はトリクロロエチレンと塩化
メチレンとよりなる混合物であり、不純物及び凝
縮された蒸気が前記蒸気ゾーンへ戻されるように
なつており、蒸気脱脂運転は前記蒸気ゾーン内の
温度がそれぞれ約124.6,78℃,90℃に到達する
まで継続的に行われる蒸気脱脂法を提供すること
である。 一つの例示的な実施例に於ては、本発明は、溶
媒を用いて蒸気脱脂を行う方法でつつて、得られ
る溶媒混合物の初期沸点を或る予め定められた温
度に低下するに十分な量の上述の添加物を添加
し、しかる後その溶媒混合物を用いて還流温度に
て蒸気脱脂運転を行い、不純物を含有する溶媒混
合物の温度が他の一つの予め定められた温度に到
達するまで前記溶媒と共に不純物を除去すること
を特徴とする蒸気脱脂法に関するものである。 これらの目的及び他の目的はこれ以降行われる
本発明の詳細な説明に於て明らかとなるであろ
う。 従来の蒸気脱脂装置に於ては、沸騰室又は蒸気
溜めに加熱要素が設けられており、これにより沸
騰ゾーンを構成している。沸騰ゾーンの上方には
蒸気凝縮ゾーンが配置されており、この蒸気凝縮
ゾーンに於てはその内部の蒸気を凝縮すべく凝縮
コイルや冷却ジヤケツトが採用される。直線的な
蒸気サイクルにて作動される場合には、浄化され
るべきワークが沸騰ゾーン内に下降され、該ワー
クの表面に凝縮する溶媒蒸気によつて洗浄され
る。かくして生じる凝縮液は不純物と共にワーク
の表面より流れ、沸騰室内に貯容された沸騰溶媒
内へ滴下して戻る。 ワークの温度が蒸気ゾーン内の蒸気の温度に到
達すると、凝縮及び浄化作用が終了する。場合に
よつては沸騰室内に貯容された溶媒の蒸発による
損失が、溶媒を添加することにより、また浄化さ
れるワークより凝縮液が連続的に復帰することに
より、運転レベルに維持さる。勿論凝縮液が沸騰
室へ復帰することにより該凝縮液と共に油、グリ
ースなどの不純物が沸騰室内へ流入する。 従来のかかる型式の蒸気脱脂装置に於ては、沸
騰室又は沸騰ゾーンに於ける温度が高くなりすぎ
て悪影響を生じるまで蒸気脱脂が継続する。この
ことは、沸騰室又は沸騰ゾーンの初期の沸点は使
用される脱脂溶媒の沸騰温度であるが、沸騰室又
は沸騰ゾーン内の不純物により溶媒混合物に応じ
た或る温度(後に明らかとなる如く、その温度に
於ては溶媒の分解や機能不良が生じる)にまでそ
の沸点が上昇されるまで蒸気脱脂作用が継続する
ことによる。かかる温度上昇が発生すれば、蒸気
脱脂運転が停止されなければならず、沸騰室が浄
化されなければならず、蒸気脱脂溶媒はそれより
不純物が除去されるよう交換され又は再生プロセ
スに回されなければならない。 蒸気脱脂溶媒に必要な性質は再生可能な能力、
即ちその溶媒が再生され得るよう溶媒―不純物混
合物より溶媒を分離するプロセスにて処理され得
る能力である。蒸気脱脂工業界に於て広く使用さ
れている再生プロセスは蒸留法である。本発明の
よる溶媒混合物は再使用し得るよう再生蒸留され
得るものである。 通常の蒸気脱脂運転に於ては、溶媒凝縮液は沸
騰室内の沸騰溶媒―不純物混合物へ戻される。一
般に蒸気脱脂装置は溶媒再生蒸留装置としても機
能し得るよう、蒸気脱脂装置製造業者によつて設
計されている。溶媒再生蒸留装置として機能させ
るために、溶媒凝縮液が沸騰室へ戻されるのでは
なく溶媒貯容タンク又は溶媒貯容ドラムへ導かれ
るよう、所定の弁が開閉される。かくして溶媒が
溶媒―不純物混合物より分離され、その溶媒は蒸
気脱脂装置の沸騰室より残留不純物が条去された
後蒸気脱脂装置へ戻され、再使用される。 蒸気脱脂溶媒を蒸留するさほど頻繁には使用さ
れていない第二の方法は、別個独立した蒸留装置
を使用することである。蒸気脱脂の技術分野に於
て当業者によりよく知られているものの如き単純
なワンプレート型の蒸留装置によれば、塩素化さ
れた溶媒を再生することが良好に行われる。かか
る装置はバツチ式に運転されてもよく、また蒸気
脱脂装置に直接接続されて連続的に運転されても
よい。後者の構成の場合には、不純物を含む溶媒
は蒸気脱脂装置より直接蒸留装置へポンプ送りさ
れる。蒸留装置内の溶媒のレベルは溶媒移送ポン
プを作動する自動レベル制御装置により維持され
る。このことにより蒸気脱脂装置を浄化し且新鮮
な溶媒にて再充填するに要する蒸気脱脂装置の運
転停止時間を最小限に抑えつつ、蒸気脱脂装置の
浄化効率を最大限にすることができる。多くの溶
媒再生蒸留装置に於てはその効率を最大限にすべ
く蒸気噴射が採用されている。 かくして従来より一般に使用されている蒸留法
によれば、本発明による溶媒混合物は本発明を実
施する際に再使用されるべく再生される。 トリクロロエチレンのみ又は安定剤と共にトリ
クロロエチレンが使用される場合には、その沸点
は約81.8℃であり、沸騰室が127℃に達する蒸気
脱脂運転に於てかかるトリクロロエチレン又はト
リクロロエチレンと安定剤とを使用することは、
周知の如くそれらが上述の温度に於て熱分解する
傾向があるので、適当ではない。 しかし従来技術に於て示されていることとは反
対に、本発明によれば、所謂溶媒混合物の初期沸
点を約116℃に低下するに十分な量にて過塩化エ
チレンとトリクロロエチレンとを含む溶媒混合物
は、上述の不純物に曝される蒸気脱脂運転に於け
る蒸気脱脂溶媒の有効寿命を十分に延長し得るこ
とが見出された。これに付随して温度の要件が低
いのでエネルギ節約にもなる。 かくして過塩化エチレンに約0.1〜50.0vl%の範
囲にてトリクロロエチレンを添加することにより
過塩化エチレンのみの初期沸点よりも低い初期沸
点を有する混合溶媒が得られ、かくして得られる
溶媒混合物はトリクロロエチレンのみの場合の温
度よりも実質的に高い温度に於て熱分解すること
なく機能し得る。溶媒混合物の有効寿命を増大す
るのに好ましい溶媒混合物の組成範囲は、過塩化
エチレン81vl%、トリクロロエチレン19vl%であ
る。 過塩化エチレンとトリクロロエチレンとを含む
この溶媒混合物は、蒸気脱脂装置に於て安定した
機能特性を呈する定沸点溶媒である。本発明の溶
媒混合物を構成する二つの異る溶媒の分留が生じ
ない理由はラウールの法則の結果としてのもので
あると考えられる。 1,1,1トリクロロエタン又はトリクロロエ
チレンに約0.1〜90.0vl%の範囲にて塩化メチレン
を添加することにより、1,1,1トリクロロエ
タンのみ又はトリクロロエチレンのみの場合の初
期沸点よりも低い初期沸点を有する混合溶媒が得
られる。この11,1,1トリクロロエタンと塩化
メチレン、又はトリクロロエチレンと塩化メチレ
ンとを含む溶媒混合物は、蒸気脱脂装置に於て安
定した機能特性を呈する定沸点溶媒である。この
本発明による溶媒混合物を構成する二つの異つた
溶媒の分留が生じない理由も、ラウールの法則の
結果としてのものであると考えられる。 ラウールの法則によれば、同性の溶媒のグルー
プが特定のクラスに分別され、この理論によれば
同一のクラスの溶媒の二つ又はそれ以上よりなる
溶媒混合物は、その溶媒混合物が沸騰され、その
蒸気が凝縮され、その凝縮液が沸騰室へ戻される
蒸気脱脂に適用された場合、還流に於て一体とな
つて作動し、蒸気相及び沸騰液相の両方に於て温
度及び組成が一定である平衡状態になる。 ラウールの法則が適用されるための条件に適う
よう、本発明による蒸気脱脂装置の運転に於て
は、蒸気脱脂運転に於ける蒸気及び凝縮液の少量
の損失分を補うために、過塩化エチレンとトリク
ロロエチレン、又は1,1,1トリクロロエタン
と塩化メチレン、又はトリクロロエチレンと塩化
メチレンとの溶媒混合物を含む溶媒として毎日溶
媒の補給が行われる。 溶媒混合物の背後にある理論を本発明の実施に
適用し得るか否かを確認すべく、一方に於ては市
販等級の過塩化エチレンが他方に於ては1,1,
1トリクロロエタンが、溶媒の酸分解が生じるま
で種々の体積の油と共に還流された。溶媒が分解
点に至るまでに要した時間が各場合について記録
された。しかる後上述の体積パーセンテージにて
過塩化エチレンとトリクロロエチレン、及び1,
1,1トリクロロエタンと塩化メチレンとの溶媒
混合物が同一の条件下にて同様に試験された。 その結果過塩化エチレンとトリクロロエチレン
又は1,1,1トリクロロエタンと塩化メチレン
との溶媒混合物の寿命は長く、その溶媒混合物の
初期沸点は過塩化エチレンのみ又は1,1,1ト
リクロロエタンのみの初期沸点よりも低いことが
確認された。これらの試験の実施に際しては、沸
騰ゾーン又は沸騰室内を種々の沸騰温度にして溶
媒の酸劣化を求めるべく、種々の量にて中性の鉱
石油が使用された。各溶媒及び溶媒/油混合物
は、数日間かけて完全に還流する割合にて沸騰さ
れた。即ち500mlのフラスコがジヤケツト長さが
400mmの凝縮コラムに接続された。そしてこれら
のコラムはそのコラムを連続的に冷却すべく0.95
cmのチユーブによつて水源に接続された。フラス
コ及び溶媒溶液を加熱された状態に維持すべく、
それらが12平方インチ(77.4cm2)のホツトプレー
ト上に配置された。 試験期間中所定の間隔にて、各サンプルが、
ASTMの試験法D―2942に従つて酸許容値を測
定することにより、その酸劣化が試験された。こ
の試験法に於ては、既知量の標準的な塩酸試薬が
使用され、0.1規定の水酸化ナトリウムにて滴定
した後酸許容値(%)が計算される。初使用の蒸
気脱脂等級の1,1,1トリクロロエタンの酸許
容値は0.10〜0.20%の範囲である。この酸許容値
の測定に於ては溶液を400mlのビーカーへ移すの
に10ml及び25mlのピペツトが使用される。試験
中の溶液のPHが、均一な混合物を得るべく撹拌棒
及び磁気撹拌装置と組合せてデイジタルPHメータ
を使用してチエツクされた。 溶媒製造業者は、通常、酸許容値が過塩化エチ
レンについては約0.07〜0.06%の範囲に低下した
とき、1,1,1トリクロロエタンについては
0.03〜0.06%の範囲に低下したとき(この範囲は
約25〜30%の油脂汚染に対応している)、過塩化
エチレン又は1,1,1トリクロロエタンが蒸気
脱脂装置より除去されてそれが浄化されることを
推奨している。上述の試験於ては、溶媒はその最
大寿命を求めるべく、推奨される浄化の段階を越
えて完全に酸分解するまで還流された。 これらの試験についての各種を下記の表及び
表Aに示す。 この表及び表Aより過塩化エチレンにトリ
クロロエチレンを添加しても、或は1,1,1ト
リクロロエタンに塩化メチレンを添加しても、油
脂不純物が存在しない場合には過塩化エチレンの
み又は1,1,1トリクロロエタンのみの場合に
比べ初期沸点が低下しないことが解る。しかし従
来の蒸気脱脂環境に於てそうである如く、油など
の不純物が添加された場合には、トリクロロエチ
レン又は塩化メチレンを添加することは溶媒の初
期沸点に影響力を有するのみならず、その有効寿
命にも影響力を有する。 即ち表及び表Aの例えば試験運転2の如
く、トリクロロエチレン又は塩化メチレンを添加
することにより、溶媒の有効寿命が酸分解するま
でにそれぞれ23.1%,30%も長くなつた。不純物
の量が増大するにつれて溶媒の寿命は過塩化エチ
レンのみ又は1,1,1トリクロロエタンのみの
場合に比べ40〜64%長くなつた。 本発明による溶媒混合物の蒸気脱脂運転に於け
る適用性を更に試験すべく、市販の蒸気脱脂溶
媒、即ち過塩化エチレンと1,1,1トリクロロ
エタン及び本発明による溶媒混合物を用いて他の
一連の試験運転が行われた。各溶媒は測定された
量のアルミニウムや鉄の金属微細粉末及び強力機
械用油を含む典型的な工業的蒸気脱脂の用途に於
て通常見られる不純物の存在の下で、完全還流に
て沸騰された。所定の間隔にて各溶媒は表及び
表Aに示された試験運転について上述したのと
同様の試験法にて酸劣化について試験された。 この試験運転の結果を表及び表Aに示す。
それぞれ表の最初の六つの試験運転及び表A
の最初の三つの試験運転に於ては市販の過塩化エ
チレン及び1,1,1トリクロロエタンが使用さ
れ、表の七つ目の試験運転及び表Aの四つ目
の試験運転に於てはそれぞれ過塩化エチレン―ト
リクロロエチレン混合物及び1,1,1トリクロ
ロエタン―塩化メチレン混合物が使用された。 この表及び表Aより解る如く、特に蒸気脱
脂用と指定された市販の工業用溶媒が本発明によ
る溶媒混合物と比較され、そのデータが表及び
表Aに示されている。 この表は、油脂不純物の体積割合が増大する
につれて過塩化エチレン溶媒はその効果が低下す
ることを示しており、本発明による溶媒混合物を
含む試験運転7に於ては試験運転1〜6に於て使
用された過塩化エチレン溶媒のみの場合よりも有
効寿命が長いことが解つた。 表Aは、種々の油脂不純物含有レベルの下で
有効に使用できる時間の点で本発明による1,
1,1トリクロロエタン―塩化メチレン溶媒混合
物の有効寿命の長さを示している。 従来の蒸気脱脂溶媒のみ及び本発明よる溶媒混
合物を使用して、溶媒の寿命の長さを求めるべ
く、他の一連の試験が酸許容値(ASTM試験法
D―2942)を使用して行われた。その試験結果が
表及び表Aに示されている。 トリクロロエチレン―塩化メチレン溶媒の効率
性を示すべく、溶媒の酸許容値パラメータについ
て一連の試験が行われた。周知の如く、蒸気脱脂
溶媒の酸許容値は溶媒の不純物レベルを決定し、
従つて溶媒の不純物レベル、更には溶媒の交換及
び/又は補充の必要性を確かめるために使用され
てよい。 トリクロロエチレン―塩化メチレン溶媒混合物
の塩化メチレン成分が種々の比率にて複数個の溶
媒サンプルが用意された。各サンプルに対し不純
物として50vl%の油が添加された。各サンプルは
フラスコ内に配置され種々の時間をかけてその沸
点にまで加熱され、それぞれの酸許容値が読取ら
れた。この酸許容値の読取りはASTM試験法D
―2942に従つて行われた。 上述の試験より得られたデータが表Vに要約
して示されている。 この表Vより、本発明による溶媒の組合せの
相乗効果は明らかとなる。例えばトリクロロエチ
レンのみの場合溶媒の有効寿命は約216時間であ
り、塩化メチレンのみの場合の溶媒の有効寿命は
約480時間であるのに対し、或るパラメータの範
囲内にてこれら二つの溶液を混合すれば、或る混
合物については約744時間の最大値まで有効寿命
が増大される。 かくしてEPA基準に示されている如く、20vl%
のトリクロロエチレンと80vl%の塩化メチレンと
の溶媒混合物については、従来の脱脂条件下に於
ける溶媒の有効寿命は、表Vの試験運転7及び
9の間で推定される約744時間である。 蒸気脱脂系に於て冷却が行われ、また蒸気脱脂
装置へ供給されるエネルギを低減するのが望まし
い場合には、より多量の塩化メチレンが使用され
てよく、表Vに従つて初期沸点温度及び沸騰室端
運転温度が決定されてよい。 トリクロロエチレンと塩化メチレンとの溶媒混
合物とを使用して表A,A,Aについて上
述したのと同様の他の一連の試験が行われ、本発
明による溶媒混合物の効率性を示す同様の結果が
得られた。 かくして長い有効寿命及び低い初期沸点を有す
る溶媒混合物を用いて蒸気脱脂運転行うユニーク
な方法が開示された。本発明による溶媒混合物は
その沸点が低いのでエネルギは小さくてよく、ま
た必要熱量が小さいことによつて燃料効率が増大
されるので通常の脱脂溶媒のみの場合よりも一層
経済的である。 以上に於ては本発明による溶媒混合物は約0.1
〜90.0vl%のトリクロロエチレン又は塩化メチレ
ンを含有するものとして説明されたが、本発明に
よる溶媒混合物は上述の如く最も効果的に使用さ
れるよう選択的に様式化されてよいことは当業者
にとつて明らかであろう。本発明による溶媒混合
物はユニークな機能特性を有しているので、本発
明の特定の脱脂法に於て使用されるに好ましい溶
媒は米国政府の規則により指定されるであろう
し、またかかる型式の蒸気脱脂運転が行われるで
あろう。
【表】
【表】
上記二つのサンプルの酸許容値に大きな差はな
く、両者とも0.01〜0.02%の範囲であつた。
く、両者とも0.01〜0.02%の範囲であつた。
【表】
上記二つのサンプルの酸許容値に大きな差はな
く、両者とも溶媒製造業者により推奨される安全
な使用範囲である。0.06〜0.07%であつた。
く、両者とも溶媒製造業者により推奨される安全
な使用範囲である。0.06〜0.07%であつた。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
以上に於ては本発明を特定の実施例について詳
細に説明したが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではなく、本発明の範囲内にて種々の
修正並びに省略が可能であることは当業者にとつ
て明らかであろう。また本発明による溶媒混合物
は混合されていない蒸気脱脂溶媒の場合よりも単
位体積当りより多量の製品を蒸気脱脂し得るの
で、より経済的であることが理解されよう。
細に説明したが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではなく、本発明の範囲内にて種々の
修正並びに省略が可能であることは当業者にとつ
て明らかであろう。また本発明による溶媒混合物
は混合されていない蒸気脱脂溶媒の場合よりも単
位体積当りより多量の製品を蒸気脱脂し得るの
で、より経済的であることが理解されよう。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 脱脂されるべきワークを、沸騰している塩化
メチレン、トリクロロエタン、トリクロロエチレ
ン、過塩化エチレンの如きハロゲン化炭化水素溶
媒の一つ又はそれ以上と接触させ、該溶媒の蒸気
にて処理し、該溶媒を不純物と共に該溶媒の沸騰
液溜りへ還流させる蒸気脱脂を、不純物を含む前
記溶媒の沸騰液溜りに於ける酸価或いは沸点が所
定の限界値に達するまで続け、次いで脱脂を中止
し、回収された溶媒を処理して再使用する蒸気脱
脂法にして、 a 1,1,1トリクロロエタンに対しては0.1
〜90.0vl%の塩化メチレンを添加し、 b トリクロロエチレンに対しては0.1〜90.0vl%
の塩化メチレンを添加し、 c 過塩化エチレンに対してはトリクロロエチレ
ンを得られた混合物の初期沸点が116℃となる
量にて添加し、 前記aの条件の場合には使用された溶媒の酸価
が0.03〜0.06の値に達するまで、 前記bの条件の場合には使用された溶媒の酸価
が0.01〜0.06の値に達するまで、 前記cの条件の場合には使用された溶媒の沸点
が124.5℃に達するまで、 脱脂を続けることを特徴とする蒸気脱脂法。 2 特許請求の範囲第1項の蒸気脱脂法にして、
前記各溶媒混合物の蒸気の凝縮物は集められて前
記の沸騰液溜りへ還流されることを特徴とする方
法。 3 特許請求の範囲第2項の蒸気脱脂法にして、
前記aの条件の場合には前記沸騰液溜り内に於け
る1,1,トリクロロエタンと塩化メチレンの比
は両者の混合物の初期沸点が73〜74℃の範囲に維
持されるよう定められ、蒸気脱脂の進行につれて
溶媒が失われるにつれて同じ混合溶媒が周期的に
追加されることを特徴とする蒸気脱脂法。 4 特許請求の範囲第3項の蒸気脱脂法にして、
前記aの条件の場合には混合溶媒は7.5vl%の
1,1,1トリクロロエタンと35vl%の塩化メチ
レンとを含み、該混合溶媒の初期沸点は57℃であ
り、蒸気脱脂は混合溶媒の沸点が78℃に達するま
で続けられることを特徴とする蒸気脱脂法。 5 特許請求の範囲第2項の蒸気脱脂法にして、
前記bの条件の場合にはトリクロロエチレンと塩
化メチレンの比は両者からなる混合溶媒の初期沸
点が43〜88℃の範囲にあるよう定められ、蒸気脱
脂の進行に伴つて失われた溶媒を補給するため同
じ溶媒混合物が周期的に追加されることを特徴と
する蒸気脱脂法。 6 特許請求の範囲第5項の蒸気脱脂法にして、
前記溶媒混合物は20vl%のトリクロロエチレンと
80vl%の塩化メチレンを含んであることを特徴と
する蒸気脱脂法。 7 特許請求の範囲第1項の蒸気脱脂法にして、
前記cの条件の場合にはトリクロロエチレンの割
合は0.1〜50.0vl%の範囲にあることを特徴とする
蒸気脱脂法。 8 特許請求の範囲第7項の蒸気脱脂法にして、
前記cの条件の場合には溶媒混合物は81vl%の過
塩化エチレンと19vl%のトリクロロエチレンを含
んでいることを特徴とする蒸気脱脂法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/163,988 US4289542A (en) | 1980-06-30 | 1980-06-30 | Method of vapor degreasing |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5740597A JPS5740597A (en) | 1982-03-06 |
| JPS6134514B2 true JPS6134514B2 (ja) | 1986-08-08 |
Family
ID=22592501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56102185A Granted JPS5740597A (en) | 1980-06-30 | 1981-06-30 | Vapor degreasing method and solvent mixture therefor |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4289542A (ja) |
| JP (1) | JPS5740597A (ja) |
| BE (1) | BE889430A (ja) |
| CA (1) | CA1170544A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3309448C2 (de) * | 1983-03-16 | 1985-06-05 | MTU Motoren- und Turbinen-Union München GmbH, 8000 München | Verfahren zum Erkennen von Gefügeinhomogenitäten in Titanlegierungsproben und Schweißlingen |
| AT380892B (de) * | 1983-11-21 | 1986-07-25 | Josef Duenstiger Kg | Verfahren und vorrichtung zum entfetten eines veroelten, insbesondere von oelbehaeltern stammenden polyaethylen-werkstoffgutes |
| JPS60121287A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-06-28 | Daikin Ind Ltd | ホツトメルト加工品の洗浄方法 |
| US5114495A (en) * | 1991-02-04 | 1992-05-19 | Vulcan Materials Company | Use of azeotropic compositions in vapor degreasing |
| US5425183A (en) * | 1991-12-04 | 1995-06-20 | Vacon Technologies, Inc. | Method and apparatus for producing and delivering solvent vapor to vessel interiors for treating residue deposits and coatings |
| US10233410B2 (en) | 2017-06-15 | 2019-03-19 | Eastman Chemical Company | Minimum boiling azeotrope of n-butyl-3-hydroxybutyrate and n-undecane and application of the azeotrope to solvent cleaning |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3123083A (en) * | 1964-03-03 | Metal degreasing apparatus | ||
| US2070962A (en) * | 1933-03-06 | 1937-02-16 | Union Carbide & Carbon Corp | Composition of matter |
| US2896640A (en) * | 1957-08-07 | 1959-07-28 | Ramco Equipment Corp | Degreasing apparatus |
| DE1446573A1 (de) * | 1958-06-13 | 1969-04-10 | Wacker Chemie Gmbh | Verfahren zum Reinigen von starrem Material |
| US3274700A (en) * | 1960-06-21 | 1966-09-27 | Sr Edward J Maguire | Generating apparatus for use in removing flammable materials from ducts |
| GB1143851A (ja) * | 1966-06-07 | |||
| US3839087A (en) * | 1972-11-17 | 1974-10-01 | Diamond Shamrock Corp | Perchloroethylene vapor degreasing process |
| SU573915A1 (ru) | 1976-04-07 | 1977-09-25 | Предприятие П/Я В-8657 | Состав дл очистки радиоэлектронных деталей |
| US4046820A (en) * | 1976-06-07 | 1977-09-06 | Motorola, Inc. | Stabilization of 1,1,1-trichloroethane |
-
1980
- 1980-06-30 US US06/163,988 patent/US4289542A/en not_active Expired - Lifetime
-
1981
- 1981-06-11 CA CA000379547A patent/CA1170544A/en not_active Expired
- 1981-06-29 BE BE0/205251A patent/BE889430A/fr not_active IP Right Cessation
- 1981-06-30 JP JP56102185A patent/JPS5740597A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4289542A (en) | 1981-09-15 |
| CA1170544A (en) | 1984-07-10 |
| JPS5740597A (en) | 1982-03-06 |
| BE889430A (fr) | 1981-10-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0643780B1 (en) | Multiple solvent cleaning system | |
| US5091104A (en) | Azeotrope-like compositions of tertiary butyl 2,2,2-trifluoroethyl ether and perfluoromethylcyclohexane | |
| RU2469016C2 (ru) | Невоспламеняющиеся композиции, содержащие фторированные соединения, и применение этих композиций | |
| WO1990010096A1 (en) | A method of cleaning using hydrochlorofluorocarbons | |
| US4341567A (en) | Method of vapor degreasing | |
| CN1033820C (zh) | 以1,1-二氯-1-氟乙烷、1,1,1,3,3-五氟丁烷和甲醇为基质的、用于清和/或干燥固体表面的组合物 | |
| JPS6134514B2 (ja) | ||
| CA1052825A (en) | Stabilized 1,1,1-trichloroethane | |
| US4961870A (en) | Azeotrope-like compositions of 1,1,2-trichloro-1,2,2-trifluoroethane,1,2-dichloroethylene, and alkanol having 3 to 7 carbon atoms | |
| US3839087A (en) | Perchloroethylene vapor degreasing process | |
| EP0194589B1 (en) | Apparatus and method for cleaning and drying surfaces of non-absorbent articles | |
| CA1068307A (en) | Stabilized 1,1,1-trichloroethane composition | |
| US5219488A (en) | Azeotrope-like compositions of 2-trifluoromethyl-1,1,1,2-tetrafluorobutane and ethanol or isopropanol | |
| KR20180021224A (ko) | 휘발성 화합물을 정제하고 탈지하기 위한 에너지-효율적인 방법 | |
| CA1268390A (en) | Azeotrope-like compositions of trichlorotrifluoroethane, acetone, nitromethane and hexane | |
| EP0444598A1 (en) | Azeotropic solvent composition | |
| EP3638764B1 (en) | A novel minimum boiling azeotrope of n-butyl-3-hydroxybutyrate and n-undecane and application of the azeotrope to solvent cleaning | |
| US4351973A (en) | Stabilized methylchloroform | |
| JPS5820677B2 (ja) | オセンブツピンノセイジヨウカホウ オヨビ ソノセイジヨウカヨウノソウチ | |
| US5124064A (en) | Azeotrope-like compositions of 1,1-dichloro-1-fluoroethane; dichlorotrifluoroethane; ethanol; and alkane having 5 or 6 carbon atoms | |
| CA1177730A (en) | Method of vapor degreasing | |
| US4394284A (en) | Stabilized methylchloroform composition | |
| RU2113921C1 (ru) | Жидкая очищающая композиция, ее вариант и способ удаления загрязнений с подложкой с использованием очищающей композиции | |
| US5064558A (en) | Azeotrope-like compositions of 1,1,2-tri-chloro-1,2,2-trifluoroethane, 1,2-dichloroethylene, cyclopentane, methanol, nitromethane and optionally diisopropylamine | |
| JPH0352520B2 (ja) |