JPH0352520B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0352520B2 JPH0352520B2 JP20997283A JP20997283A JPH0352520B2 JP H0352520 B2 JPH0352520 B2 JP H0352520B2 JP 20997283 A JP20997283 A JP 20997283A JP 20997283 A JP20997283 A JP 20997283A JP H0352520 B2 JPH0352520 B2 JP H0352520B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alcohol
- isopropyl ether
- dry cleaning
- stabilizer
- trichloroethane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Detergent Compositions (AREA)
Description
本発明は、ドライクリーニング用に適した1,
1,1−トリクロルエタン組成物に関する。 更に詳しくは多量の水及びソープ存在下で、繰
り返し蒸留再生される系に於いて多種の金属に対
して優れた安定性を示すドライクリーニング用
1,1,1−トリクロルエタン組成物に関する。 従来より、ドライクリーニング用溶剤として、
塩素系溶剤としてはパークロルエチレン、石油系
溶剤としてミネラルターペンが広く使用されてい
るが、これらのものは油脂に対する溶解力が低か
つたり、溶解力が優れていても沸点が高いために
乾燥温度が高くなり、衣類を傷めたりする欠点が
あつた。一方、1,1,1−トリクロルエタン
は、油脂に対する溶解力が優れている。沸点が低
いため乾燥温度を低くでき衣類に与える影響が少
なくできる、低毒性であるため人体に与える影響
が少ない等、優れたドライクリーニング特性を有
している事から最近になつてドライクリーニング
溶剤として急速に脚光を浴びるようになつてき
た。 しかし、1,1,1−トリクロルエタンをドラ
イクリーニング溶剤として使用する場合、金属脱
脂洗浄の場合に比較して使用条件がかなり過酷て
あるため、金属の脱脂洗浄用1,1,1−トリク
ロルエタンよりも更に安定性を十分に高めなけれ
ばならない。すなわち、ドライクリーニングで
は、(1)衣類及びシミ抜き等から混入する多量の水
の存在下で使用される。(2)極めて頻繁に蒸留再生
を繰り返しながら長期間にわたり使用される。(3)
溶剤の損失をドライクリーニング初期の仕込液
(以下、新液と呼称する。)で補充しても、洗浄操
作を数百回繰り返す間に1,1,1−トリクロル
エタン中の安定剤濃度は新液に比較してかなり低
い濃度になる。(以下、これを平衡濃度と呼称す
る。) ドライクリーニング用1,1,1−トリクロル
エタンはこのような過酷な条件下で使用されるた
め、ドライクリーニング機械を構成する金属装置
及び金属部品をなんら腐蝕することなく長期間安
定に使用させることが要求されるのである。例え
ば、多量のソープや水が介在した1,1,1−ト
リクロルエタンは蒸留時に熱分解及び加水分解に
よつて塩酸を発生し、先ず冷却コイル表面のスズ
メツキを脱落させ、次に冷却コイルのベース金属
である銅を腐食させ触媒作用を持つ銅の錆(緑
青)を発生させる。しかもその緑青は、1,1,
1−トリクロルエタンを加速的に分解し、ついに
は他の金属部品及び装置に使われているアルミニ
ウム、鉄、亜鉛、SUS−304まで腐食させるとい
つた問題がある。従つて、ドライクリーニング用
1,1,1−トリクロルエタンは、ドライクリー
ニング機械の蒸留クーラー用冷却コイル表面に必
ず使用されているスズメツキに対して極めて安定
であると同時に、冷却コイルのベース金属として
使用されている銅、ドアーやサイトグラスに使用
されているアウミニウム、ポンプや配管のベース
金属として使用されている鉄、配管内部に使用さ
れている亜鉛、蒸留釜やタンクに使用されてSU
−304に対しても極めて安定でなければならない。 従来より1,1,1−トリクロルエタンの安定
性を向上するために種々の安定剤種及び安定剤の
組み合わせが提案されている。例えば、特公昭49
−4443号公報により、イソプロピルエーテルを添
加する事によつてアルミニウムに対して安定であ
る事が知られている。又、特開昭55−112300号公
報、特開昭56−159299号公報等でトリオキサン、
1,4−ジオキサンを使用した安定剤の組み合わ
せで種々の金属に対して安定である事が知られて
いる。 しかしながら、本発明者のドライクリーニング
機械を繰り返し使用し得た平衡濃度液での金属安
定性評価によれば、イソプロピルエーテル単独で
は亜鉛、鉄及びズグメツキに対して安定化効果が
なく、又、トリオキサンあるいは1,4−ジオキ
サンを使用した安定剤の組み合せでは鉄及びスズ
メツキに対して充分なる安定効果がないことがわ
かつた。このように単に従来の技術そのままをド
ライクリーニングに適用した場合、金属に対する
安定性が不充分であるためドライクリーニング機
械が長期間の使用に耐えうるものではないことが
わかつた。 一方、金属安定性を高めようとして安定剤を多
量に添加すると、染料の泣き出しや安定剤の残留
による黄変等の衣料事故が発生し易くなる。従つ
て、ドライクリーニング溶剤中の安定剤総量は、
8容量%以下が好ましく、更に安定性を考慮すれ
ば7.5容量%以下が望ましい。 本発明者は、このような制約の中でドライクリ
ーニング機械で使用される多種の金属に対して安
定剤濃度の低い平衡濃度液でも優れた安定性を示
すドライクリーニング用1,1,1−トリクロル
エタン組成物を得るべく検討を重ねた結果、次の
ような安定剤系において、それを達成できること
を見い出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明は、1,1,1−トリクロル
エタンに、(1)イソプロピルエーテル、(2)1,2−
ブチレンオキサイド、(3)ニトロアルカン類、(4)イ
ソブチルアルコール、2級ブチルアルコール、3
級ブチルアルコール、2−メチル−3−ブチン−
2−オールの群からなる少なくとも1種のアルコ
ール類、を含有し、イソプロピルエーテルとアル
コール類の安定剤合計量が安定剤総量に対して50
〜95容量%、かつイソプロピルエーテル量がイソ
プロピルエーテルとアルコール類の安定剤合計量
に対して25〜95容量%であることを特徴とするド
ライクリーニング用1,1,1−トリクロルエタ
ン組成物である。 本発明におけるニトロアルカン類としては、ニ
トロメタン、ニトロエタン、1−ニトロプロパ
ン、2−ニトロプロパン等があげられるが、好適
な例は、ニトロメタン、ニトロエタンである。 本発明の1,1,1−トリクロルエタン組成物
は、繰り返し使用されて安定剤濃度が低下したと
きの平衡濃度液での金属安定性を新液と同様に保
持することが可能になる。これは、イソプロピル
エーテル、1,2−ブチレンオキサイド、ニトロ
アルカン類、イソブチルアルコール、2級ブチル
アルコール、3−級ブチルアルコール、2−メチ
ル−3−ブチン−2−オールの群(以下、この群
をアルコール類と呼称する。)からなる少なくと
も1種のアルコール類、の組み合わせにより新液
及び平衡濃度液でのアルミニウム、亜鉛、銅、
鉄、スズメツキ、SUS−304に対する極めて優れ
た安定化効果を保持している。しかし、この成分
構成を逸脱したときはいずれかの金属に対する安
定化効果が充分でない。なお、イソプロピルエー
テルとアルコール類の安定剤合計量が安定剤総量
に対して50〜95容量%で、かつイソプロピルエー
テル量がイソプロピルエーテルとアルコール類の
安定剤合計量に対して25〜95容量%にあるとき、
イソプロピルエーテルとアルコール類の相乗効果
により新液および平衡濃度液でのスズメツキと鉄
に対する特異的な安定化効果を保持する。しか
し、イソプロピルリエーテルとアルコール類の組
成割合を逸脱したときは、イソプロピルリエーテ
ルとアルコール類の相乗効果は発揮できずスズメ
ツキと鉄に対する安定化効果が充分でない。 なお、本発明を実施するにあたつては、イソプ
ロピルエーテルとアルコール類の相乗効果を十分
に発揮させるために1,1,1−トリクロルエタ
ン中のイソプロピルエーテルとアルコール類の安
定剤合計量が安定剤総量に対して50〜95容量%、
好ましくは60〜90容量%で、かつイソプロピルエ
ーテル量がイソプロピルエーテルのアルコール類
の安定剤合計量に対して25〜95容量%、好ましく
は35〜90容量%である。 以下、実施例及び比較例を示し本発明を詳細に
説明するが本発明はこれらの実施例に制限される
ものではない。 A 試験液の調整法 各処方試料の平衡濃度液を得るために、ドラ
イクリーニング機械(サンヨー製SCL−915)
を用い、綿−ウール混紡の作業着上、下とアク
リル、ポリエステルの白布を1ワツシヤーにつ
き約10Kg仕込み、さらに1,1,1−トリクロ
ルエタン用ソープ300mlを加えて標準の洗浄操
作を500回繰り返し実施した。なお、34ワツシ
ヤー毎に損失した液を新液で補充し、10ワツシ
ヤー毎に蒸留器よりスラツジを取り出した。こ
のようにして得た平衡濃度液を試験液として金
属腐食評価試験に供した。 B 金属腐食評価試験 (1) アルミスクラツチ試験 試験液50mlを100mlのビーカーにとり、常
温でこれにアルミニウム合金試片(JIS、
H4000、A2024P)を浸漬し、鋭い千枚通し
で長さ方向に2回、それと直角方向に2回の
スクラツチを行なう。スクラツチ後の状態に
ついて次のランク付けをする。 ランク1:変化が全く起らない。 ランク2:反応生成物がとびとび認められる
が、一時的適で変化はすぐに停止する。 ランク3:反応生成物が傷口に沿つて連続的
に存在する。 ランク4:反応が激しく、液が着色する。 この評価でランク2以上であれば実用上問
題ないといえる。 (2) リフラツクス試験 試験液180ml、ソープ60ml、蒸留水60mlの
混合液を還流冷却管をつけた500mlナス形フ
ラコに仕込み気相及び液相に予め重量測定し
た金属板を2個づつ介在させ、オイルバス中
でオイル温を100℃にあげて72時間連続加熱
還流を行なう。 試験後、金属板を取り出し、熱湯及び酸処
理で発生した錆を落し、重量測定を行なう。
リフラツクス試験に使用した金属板は、亜鉛
板(JIS、H、4321、アエンバン)、銅板
(JIS、H、3100、C1100P)、鉄板(JIS、G、
3141、SPCC−B)、スズメツキ板(JIS、
H、3100、スズメツキ)、SUS−304板
(JIS、G、4305、SUS−304)である。 本試験法での重量減少(mg/cm2)に対する評価
基準を次の表−1のように与える。
1,1−トリクロルエタン組成物に関する。 更に詳しくは多量の水及びソープ存在下で、繰
り返し蒸留再生される系に於いて多種の金属に対
して優れた安定性を示すドライクリーニング用
1,1,1−トリクロルエタン組成物に関する。 従来より、ドライクリーニング用溶剤として、
塩素系溶剤としてはパークロルエチレン、石油系
溶剤としてミネラルターペンが広く使用されてい
るが、これらのものは油脂に対する溶解力が低か
つたり、溶解力が優れていても沸点が高いために
乾燥温度が高くなり、衣類を傷めたりする欠点が
あつた。一方、1,1,1−トリクロルエタン
は、油脂に対する溶解力が優れている。沸点が低
いため乾燥温度を低くでき衣類に与える影響が少
なくできる、低毒性であるため人体に与える影響
が少ない等、優れたドライクリーニング特性を有
している事から最近になつてドライクリーニング
溶剤として急速に脚光を浴びるようになつてき
た。 しかし、1,1,1−トリクロルエタンをドラ
イクリーニング溶剤として使用する場合、金属脱
脂洗浄の場合に比較して使用条件がかなり過酷て
あるため、金属の脱脂洗浄用1,1,1−トリク
ロルエタンよりも更に安定性を十分に高めなけれ
ばならない。すなわち、ドライクリーニングで
は、(1)衣類及びシミ抜き等から混入する多量の水
の存在下で使用される。(2)極めて頻繁に蒸留再生
を繰り返しながら長期間にわたり使用される。(3)
溶剤の損失をドライクリーニング初期の仕込液
(以下、新液と呼称する。)で補充しても、洗浄操
作を数百回繰り返す間に1,1,1−トリクロル
エタン中の安定剤濃度は新液に比較してかなり低
い濃度になる。(以下、これを平衡濃度と呼称す
る。) ドライクリーニング用1,1,1−トリクロル
エタンはこのような過酷な条件下で使用されるた
め、ドライクリーニング機械を構成する金属装置
及び金属部品をなんら腐蝕することなく長期間安
定に使用させることが要求されるのである。例え
ば、多量のソープや水が介在した1,1,1−ト
リクロルエタンは蒸留時に熱分解及び加水分解に
よつて塩酸を発生し、先ず冷却コイル表面のスズ
メツキを脱落させ、次に冷却コイルのベース金属
である銅を腐食させ触媒作用を持つ銅の錆(緑
青)を発生させる。しかもその緑青は、1,1,
1−トリクロルエタンを加速的に分解し、ついに
は他の金属部品及び装置に使われているアルミニ
ウム、鉄、亜鉛、SUS−304まで腐食させるとい
つた問題がある。従つて、ドライクリーニング用
1,1,1−トリクロルエタンは、ドライクリー
ニング機械の蒸留クーラー用冷却コイル表面に必
ず使用されているスズメツキに対して極めて安定
であると同時に、冷却コイルのベース金属として
使用されている銅、ドアーやサイトグラスに使用
されているアウミニウム、ポンプや配管のベース
金属として使用されている鉄、配管内部に使用さ
れている亜鉛、蒸留釜やタンクに使用されてSU
−304に対しても極めて安定でなければならない。 従来より1,1,1−トリクロルエタンの安定
性を向上するために種々の安定剤種及び安定剤の
組み合わせが提案されている。例えば、特公昭49
−4443号公報により、イソプロピルエーテルを添
加する事によつてアルミニウムに対して安定であ
る事が知られている。又、特開昭55−112300号公
報、特開昭56−159299号公報等でトリオキサン、
1,4−ジオキサンを使用した安定剤の組み合わ
せで種々の金属に対して安定である事が知られて
いる。 しかしながら、本発明者のドライクリーニング
機械を繰り返し使用し得た平衡濃度液での金属安
定性評価によれば、イソプロピルエーテル単独で
は亜鉛、鉄及びズグメツキに対して安定化効果が
なく、又、トリオキサンあるいは1,4−ジオキ
サンを使用した安定剤の組み合せでは鉄及びスズ
メツキに対して充分なる安定効果がないことがわ
かつた。このように単に従来の技術そのままをド
ライクリーニングに適用した場合、金属に対する
安定性が不充分であるためドライクリーニング機
械が長期間の使用に耐えうるものではないことが
わかつた。 一方、金属安定性を高めようとして安定剤を多
量に添加すると、染料の泣き出しや安定剤の残留
による黄変等の衣料事故が発生し易くなる。従つ
て、ドライクリーニング溶剤中の安定剤総量は、
8容量%以下が好ましく、更に安定性を考慮すれ
ば7.5容量%以下が望ましい。 本発明者は、このような制約の中でドライクリ
ーニング機械で使用される多種の金属に対して安
定剤濃度の低い平衡濃度液でも優れた安定性を示
すドライクリーニング用1,1,1−トリクロル
エタン組成物を得るべく検討を重ねた結果、次の
ような安定剤系において、それを達成できること
を見い出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明は、1,1,1−トリクロル
エタンに、(1)イソプロピルエーテル、(2)1,2−
ブチレンオキサイド、(3)ニトロアルカン類、(4)イ
ソブチルアルコール、2級ブチルアルコール、3
級ブチルアルコール、2−メチル−3−ブチン−
2−オールの群からなる少なくとも1種のアルコ
ール類、を含有し、イソプロピルエーテルとアル
コール類の安定剤合計量が安定剤総量に対して50
〜95容量%、かつイソプロピルエーテル量がイソ
プロピルエーテルとアルコール類の安定剤合計量
に対して25〜95容量%であることを特徴とするド
ライクリーニング用1,1,1−トリクロルエタ
ン組成物である。 本発明におけるニトロアルカン類としては、ニ
トロメタン、ニトロエタン、1−ニトロプロパ
ン、2−ニトロプロパン等があげられるが、好適
な例は、ニトロメタン、ニトロエタンである。 本発明の1,1,1−トリクロルエタン組成物
は、繰り返し使用されて安定剤濃度が低下したと
きの平衡濃度液での金属安定性を新液と同様に保
持することが可能になる。これは、イソプロピル
エーテル、1,2−ブチレンオキサイド、ニトロ
アルカン類、イソブチルアルコール、2級ブチル
アルコール、3−級ブチルアルコール、2−メチ
ル−3−ブチン−2−オールの群(以下、この群
をアルコール類と呼称する。)からなる少なくと
も1種のアルコール類、の組み合わせにより新液
及び平衡濃度液でのアルミニウム、亜鉛、銅、
鉄、スズメツキ、SUS−304に対する極めて優れ
た安定化効果を保持している。しかし、この成分
構成を逸脱したときはいずれかの金属に対する安
定化効果が充分でない。なお、イソプロピルエー
テルとアルコール類の安定剤合計量が安定剤総量
に対して50〜95容量%で、かつイソプロピルエー
テル量がイソプロピルエーテルとアルコール類の
安定剤合計量に対して25〜95容量%にあるとき、
イソプロピルエーテルとアルコール類の相乗効果
により新液および平衡濃度液でのスズメツキと鉄
に対する特異的な安定化効果を保持する。しか
し、イソプロピルリエーテルとアルコール類の組
成割合を逸脱したときは、イソプロピルリエーテ
ルとアルコール類の相乗効果は発揮できずスズメ
ツキと鉄に対する安定化効果が充分でない。 なお、本発明を実施するにあたつては、イソプ
ロピルエーテルとアルコール類の相乗効果を十分
に発揮させるために1,1,1−トリクロルエタ
ン中のイソプロピルエーテルとアルコール類の安
定剤合計量が安定剤総量に対して50〜95容量%、
好ましくは60〜90容量%で、かつイソプロピルエ
ーテル量がイソプロピルエーテルのアルコール類
の安定剤合計量に対して25〜95容量%、好ましく
は35〜90容量%である。 以下、実施例及び比較例を示し本発明を詳細に
説明するが本発明はこれらの実施例に制限される
ものではない。 A 試験液の調整法 各処方試料の平衡濃度液を得るために、ドラ
イクリーニング機械(サンヨー製SCL−915)
を用い、綿−ウール混紡の作業着上、下とアク
リル、ポリエステルの白布を1ワツシヤーにつ
き約10Kg仕込み、さらに1,1,1−トリクロ
ルエタン用ソープ300mlを加えて標準の洗浄操
作を500回繰り返し実施した。なお、34ワツシ
ヤー毎に損失した液を新液で補充し、10ワツシ
ヤー毎に蒸留器よりスラツジを取り出した。こ
のようにして得た平衡濃度液を試験液として金
属腐食評価試験に供した。 B 金属腐食評価試験 (1) アルミスクラツチ試験 試験液50mlを100mlのビーカーにとり、常
温でこれにアルミニウム合金試片(JIS、
H4000、A2024P)を浸漬し、鋭い千枚通し
で長さ方向に2回、それと直角方向に2回の
スクラツチを行なう。スクラツチ後の状態に
ついて次のランク付けをする。 ランク1:変化が全く起らない。 ランク2:反応生成物がとびとび認められる
が、一時的適で変化はすぐに停止する。 ランク3:反応生成物が傷口に沿つて連続的
に存在する。 ランク4:反応が激しく、液が着色する。 この評価でランク2以上であれば実用上問
題ないといえる。 (2) リフラツクス試験 試験液180ml、ソープ60ml、蒸留水60mlの
混合液を還流冷却管をつけた500mlナス形フ
ラコに仕込み気相及び液相に予め重量測定し
た金属板を2個づつ介在させ、オイルバス中
でオイル温を100℃にあげて72時間連続加熱
還流を行なう。 試験後、金属板を取り出し、熱湯及び酸処
理で発生した錆を落し、重量測定を行なう。
リフラツクス試験に使用した金属板は、亜鉛
板(JIS、H、4321、アエンバン)、銅板
(JIS、H、3100、C1100P)、鉄板(JIS、G、
3141、SPCC−B)、スズメツキ板(JIS、
H、3100、スズメツキ)、SUS−304板
(JIS、G、4305、SUS−304)である。 本試験法での重量減少(mg/cm2)に対する評価
基準を次の表−1のように与える。
【表】
この評価でランク2以上であれは実用上問題な
いといえる。 なお、以下に記載する表中では各安定剤種に対
しての略号の使用する。 IPE=イソプロピルエーテル DO=1,4−ジオキサン TO=トリオキサン BO=1,2−ブチレンオキサイド PrOX=プロピレンオキサイド NM=ニトロメタン NE=ニトロエタン IBA=イソブチルアルコール SBA=2級ブチルアコール TBA=3級ブチルアルコール MB=2−メチル−3−ブチン−2−オール PrOH=プロピルアルコール TAA=3級アミルアルコール 実施例1〜18および比較例19〜56の新液および
平衡濃度液を表−2に示す。又、実施例1〜18お
よび比較例19〜56の評価結果を表−3に示す。 表−3の実施例で明らかなように、本発明の組
成物は、新液および平衡濃度液でも全ての金属に
対して安定化効果が優れており、ドライクリーニ
ングの特殊な条件下でも安定に使用できる工業的
に極めて意義の高いものである。
いといえる。 なお、以下に記載する表中では各安定剤種に対
しての略号の使用する。 IPE=イソプロピルエーテル DO=1,4−ジオキサン TO=トリオキサン BO=1,2−ブチレンオキサイド PrOX=プロピレンオキサイド NM=ニトロメタン NE=ニトロエタン IBA=イソブチルアルコール SBA=2級ブチルアコール TBA=3級ブチルアルコール MB=2−メチル−3−ブチン−2−オール PrOH=プロピルアルコール TAA=3級アミルアルコール 実施例1〜18および比較例19〜56の新液および
平衡濃度液を表−2に示す。又、実施例1〜18お
よび比較例19〜56の評価結果を表−3に示す。 表−3の実施例で明らかなように、本発明の組
成物は、新液および平衡濃度液でも全ての金属に
対して安定化効果が優れており、ドライクリーニ
ングの特殊な条件下でも安定に使用できる工業的
に極めて意義の高いものである。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
○;ランク1又はランク2
×;ランク3以上
×;ランク3以上
Claims (1)
- 1 1,1,1−トリクロルエタンに、(1)イソプ
ロピルエーテル、(2)1,2−ブチレンオキサイ
ド、(3)ニトロアルカン類、(4)イソブチルアルコー
ル、2級ブチルアルコール、3級ブチルアルコー
ル、2−メチル−3−ブチン−2−オールの群か
らなる少なくとも1種のアルコール類、を含有
し、イソプロピルエーテルとアルコール類の安定
剤合計量が安定剤総量に対して50〜95容量%で、
かつイソプロピルエーテル量がイソプロピルエー
テルとアルコール類の安定剤合計量に対して25〜
95容量%であることを特徴とするドライクリーニ
ング用1,1,1−トリクロルエタン組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20997283A JPS60104197A (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | ドライクリ−ニング用1,1,1−トリクロルエタン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20997283A JPS60104197A (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | ドライクリ−ニング用1,1,1−トリクロルエタン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60104197A JPS60104197A (ja) | 1985-06-08 |
| JPH0352520B2 true JPH0352520B2 (ja) | 1991-08-12 |
Family
ID=16581725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20997283A Granted JPS60104197A (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | ドライクリ−ニング用1,1,1−トリクロルエタン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60104197A (ja) |
-
1983
- 1983-11-10 JP JP20997283A patent/JPS60104197A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60104197A (ja) | 1985-06-08 |
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