Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JPS6134911B2 - - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JPS6134911B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6134911B2
JPS6134911B2 JP52065737A JP6573777A JPS6134911B2 JP S6134911 B2 JPS6134911 B2 JP S6134911B2 JP 52065737 A JP52065737 A JP 52065737A JP 6573777 A JP6573777 A JP 6573777A JP S6134911 B2 JPS6134911 B2 JP S6134911B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
annular
frame
annular member
charged particle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52065737A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS541496A (en
Inventor
Akyuki Okada
Yoichi Nemoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp filed Critical Daihen Corp
Priority to JP6573777A priority Critical patent/JPS541496A/ja
Publication of JPS541496A publication Critical patent/JPS541496A/ja
Publication of JPS6134911B2 publication Critical patent/JPS6134911B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は断面円状をなす被加工物の外周部に荷
電粒子ビームを照射しつつ加工する荷電粒子ビー
ム加工装置に関するものである。
従来のこの種の加工装置においては、例えば第
1図に示したように、密閉真空ケースA内に被加
工物31(この場合は管)を収納してこの真空ケ
ース内を例えば10-5mHg(即ち10-5Torr)前後
の真空状態に減圧し、ターニングローラ22′に
より被加工物31を回転させつつ荷電粒子ビーム
発生装置32からビームを照射して加工を行なつ
ていた。しかしこのような装置では被加工物が長
尺化するにつれて真空ケースを大きくしなければ
ならず、装置が高価となる上に広い据付面積を必
要とする欠点があつた。また真空ケースを大きく
した場合、真空ケース内全体を例えば10-5Torr
に減圧するためには長い排気時間を必要とし、作
業性が著しく低下するのを避けられなかつた。更
にこの程度に減圧するには単一の真空ポンプでは
不可能であるため例えば油回転ポンプと油拡散ポ
ンプとを組合せたり、油回転ポンプといわゆるメ
カニカルブースタポンプと油拡散ポンプとを組合
せたりする必要があり、排気時間を短縮するため
にこれらの真空ポンプを大容量化すると装置が高
価なものとなつて、不経済であつた。
本発明の目的は排気時間が短縮でき、安価でか
つ作業性のよい荷電粒子ビーム加工装置を提供す
ることにある。
上記問題点を解決するため、本出願の第1の発
明によれば、断面円状をなす被加工物31の外周
部に荷電粒子ビームを照射しつつ加工する荷電粒
子ビーム加工装置において、環状の枠体4と、枠
体4に支持された荷電粒子ビームの発生装置32
と、枠体4の略中心部を貫通させて被加工物31
を支持する支持装置22と、枠体4の両端部にお
いて拘束されつつ枠体4に対して相対的に回動自
在な環状部材11と、環状部材11に放射状に配
設され半径方向に移動自在に支持された少なくと
も3個の押圧杆16及び押圧杆16を流体圧によ
り付勢する押圧杆付勢手段14,15,17……
…から構成され押圧杆16を被加工物に押圧する
ことにより環状部材11を被加工物31へ係止す
る係止手段18と、枠体4と環状部材11と被加
工物31の表面部とにより囲繞される囲繞空間2
1を気密に維持する気密手段12,13,19…
……と、囲繞空間に連結された真空排気装置と、
被加工物の裏面に配設された裏側気密手段29
と、枠体4と被加工物31とを相対的に回動させ
る回転駆動装置とを設けた。
また第2の発明によれば、第1の環状部材11
1に拘束されつつ被加工物31の半径方向に移動
自在な第2の環状部材112に前述と同様の係止
手段181を設けている。
以下図示の実施例を参照して、本発明の加工装
置を詳細に説明する。
第2図乃至第4図において、1は略中心部に被
加工物31(図示の例では管)を貫通させる透孔
を有する実質的に定置された管状の枠で、枠1の
X方向の両端部には被加工物31を貫通させる孔
を備えた円板状部材2、および円環部材3が気密
に締着されている。上記1乃至3の部材により実
質的に定着された環状の固定枠体4が構成されて
いる。5は円環部材3の内側に配置されて円環部
材3との間に環状空間14を形成する環状の部
材、6は部材5の内側に配置された環状の部材、
7は部材5との間に部材6を挾持するように部材
5及び6X方向端面に係接された同じく環状の部
材で、これらの部材5乃至7は相互間に適宜固定
の気密部材を介して気密且つ一体的に締着されて
いる。部材7の円板状部材2側のX方向端面には
この円板状部材2に係合する複数個の第1の減摩
部材8が周方向に略一定の間隔をあけて取付けら
れ、また部材7の外周部には円環部材3の内周面
に係合する複数個の第2の減摩部材9が周方向に
略一定の間隔をあけて取付けられている。減摩部
材8,9は例えば球とこの球を回転自在に支持す
る球受座とからなり、球が円板状部材2の表面及
び円環部材3の内周面を転動して減摩作用をす
る。上記部材5乃至7と第1及び第2の減摩部材
8及び9とにより可動の環状部材11が構成され
ている。環状部材11の外周(図示の例では部材
5の外周)と円環部材3の内周との間にはX方向
に間隔をあけて周方向に延びる2個の気密部材1
2及び13が配設され、これらの気密部材12及
び13が枠体4の円環部材3と摺動的に係合して
環状空間14の気密を保つようになつている。
環状部材11の部材6の円周部には3個以上の
案内筒部15が、好ましくは周方向に等間隔をあ
けて放射状に穿設され、各案内筒部15には、被
加工物31の半径方向に移動自在な押圧杆16が
気密的に遊嵌されている。尚図示の場合、案内筒
部15及び押圧杆16が周方向に略等間隔で8組
配設されている。また各押圧杆16はばねにより
環状空間14側に付勢されている。環状の枠体4
の円環部材3には圧縮空気の接続口17が穿設さ
れ、この接続口は環状空間14を介して案内筒部
15に連通されている。この接続口17は図示し
ない圧縮流体、例えば圧縮空気の供給装置に連結
されている。上記環状空間14、案内筒部15、
接続口17及び図示しない圧縮空気の供給装置に
より押圧杆付勢手段が構成され、該押圧杆付勢手
段と押圧杆16とにより係止手段18が構成され
ている。
環状部材11の部材6のX方向の外端部には、
環状の気密部材19が固定され、この気密部材1
9は被加工物31の外周に気密に係合している。
そして前記気密部材12,13、気密部材19、
部材5乃至7相互間に配設された固定の気密部
材、枠1と円板状部材2との間に配設された気密
部材等により、枠体4のX方向の両端部に環状部
材11,11を配設したときに枠体4及び環状部
材11,11と被加工物31の外周面とによつて
囲繞される空間21を気密に維持する気密手段が
構成されている。
22は被加工物31を支持しつつその軸線の周
りに回転させる回転駆動源付支持装置で、この支
持装置22は例えば被加工物31が載置されるタ
ーニングロール装置により構成される。
被加工物31の内側には、被加工物31の内径
寸法より小径の環状支持部材23が配置され、環
状支持部材23の外周部には中空状の可撓性部材
24,24がX方向に適当な間隔を隔てて支持さ
れている。これらの可撓性部材24,24には圧
縮流体供給装置(図示せず)が連通され、圧縮流
体が供給されたときこれらの可撓性部材24,2
4が膨張して被加工物31の内周に係接するよう
になつている。環状支持部材23の内側には、放
射方向に延びる少なくとも3個の連結腕26aに
より環状支持部材23を支える連結部材26が設
けられ、連結部材26の連結腕26aに一端が支
えられた一対のアーム26b,26bの先端に1
対の案内輪25,25が支持されている。これら
の案内輪25,25は、環状支持部材23の幅方
向(X方向)の両端部より外側の位置で被加工物
31の内周面に対向するようにX方向に離間して
設けられている。案内輪25,25は被加工物3
1の周方向に略等間隔をあけて放射状に少なくと
も3対設ければよいが、図示の例では4対の案内
輪が90度の角度間隔で配設されている。また連結
部材26には回転継手27を介してチエーン若し
くはケーブルなどからなる索条28が連結されて
いる。上記環状支持部材23乃至索条28の部材
と可撓性部材24,24に圧縮流体を供給する
(図示しない)圧縮流体供給装置とにより、被加
工物の裏面側に外部に対して気密な環状空間35
を形成する裏側気密手段29が構成されている。
固定枠体4にはまた荷電粒子ビームの発生装置3
2が取付けられる。図示の例では、固定枠体4の
中央に位置する枠1の周壁にビーム発生装置32
の取付孔が設けられ、この取付孔に気密に取付け
られたフレーム32aに発生装置32が取付けら
れている。また発生装置32には、加工位置31
2の近傍を観察するための観察手段33が設けら
れている。
上記の装置により加工(例えば溶接)を行なう
には、先ず係止手段18の環状空間14内に圧縮
空気を供給しない状態で、被加工物31,31を
X方向から枠体4及び可動環状部材11内に挿入
し、荷電粒子ビーム32の観察手段33により観
察しつつ被加工物31,31の突合せ線即ち被加
工線311を加工位置312と一致させるように
被加工物31,31のX方向の位置を調整する。
しかる後、図示しない圧縮空気供給装置より環
状空間14,14内に圧縮空気を供給すると、押
圧杆16,16………が被加工物31の軸芯方向
に付勢され、これにより環状部材11と被加工物
31とが相互に固定関係に保持される。このよう
に環状部材11を被加工物31に対して固定した
後若しくは被加工物31,31の端部を突合せた
後、第6図に示すように案内輪25,25………
を被加工物31の裏面上で転動させつつ、裏側気
密手段29をX方向に移動させて被加工物内に搬
入し、可撓性部材24,24間の略中央部に被加
工線311を位置させた状態で、図示しない圧縮
流体供給装置例えば圧縮空気供給装置から圧縮空
気を可撓性部材24,24の内部に供給する。圧
縮空気の供給につれて可撓性部材24が環状支持
部材23の外周で外方に膨出し、案内輪25,2
5………が被加工物31の裏面より離間すると同
時に可撓性部材24,24が被加工物31の裏面
に密接する。(第5図参照。)このとき、被加工物
31の裏面、可撓性気密部材24,24および環
状支持部材23により被加工物31の裏面側が気
密に維持される。
次に、例えば固定枠体4に連結された図示しな
い真空排気装置により、固定枠体4と環状部材1
1,11と気密手段21,21とにより囲繞され
た空間21が真空状態、(例えば1×10-5Torrの
状態)に排気される。この場合、被加工物31,
31の突合せ線は間隙が零の状態で密接されてい
ることは皆無であつて、殆んどの場合、その突合
せ部に多少の間隙を有するから、裏側気密手段2
9により囲繞された空間35も上記排気と同時に
真空の状態に維持される。このようにして被加工
物31の表面部および裏面部の空間21及び35
を例えば1×10-5Torrの状態とした場合、大気
圧を1Kg・cm-2とすれば、各内部の圧力は1×
10-5×(1/760)≒1.3×10-8Kg・cm-2であるか
ら、気密手段21のうち大気側の気密部材13,
19はほぼ1Kg・cm-2の圧力で内方に押圧される
ことになり、しかもこの場合円環部材3と部材5
および6と被加工物31とにより気密部材13及
び19の概略形状が拘束されるため、大気に対す
る上記被加工物31の表、裏、両面部の気密は良
好に維持される。
上記のごとく空間21及び35を所定の真空状
態にした後、発生装置32を作動させて、この発
生装置から発生する荷電粒子ビーム34を加工位
置312に照射しつつ回転駆動源付支持装置22
を駆動して例えば第3図における時計方向に被加
工物31を回動させつつ被加工線311に沿つて
加工を行なう。
このようにして加工を進め、被加工物31が略
1回転したときに支持装置22を停止させるとと
もに、発生装置32の作動を停止させて荷電粒子
ビーム34の発生を停止させ、かつ発生装置32
の内部と外部とを気密に遮断した後、上記被加工
物31の表面部の真空状態を解除する。次いで係
止手段18及び裏側気密手段29における圧縮空
気の供給を停止させるとともに環状空間14およ
び可撓性部材24,24内の圧縮空気を排気し、
被加工物31及び裏側気密手段29を枠体4の中
央部より取出して加工作業を完了する。
この場合第2図乃至第4図、特に第4図に示し
たように係止手段18の押圧杆16を被加工物の
軸芯とは反対方向に常時付勢するバネ手段例えば
圧縮バネを配設しておけば被加工物31の搬入お
よび搬出時に押圧杆16を常時開放方向に付勢で
きるため、被加工物31の搬入および搬出作業を
容易に行なうことができる。また被加工物31の
回転中心と枠体4の中心とが一致しない場合に
は、被加工物の回転に伴ない押圧杆16,16…
……が被加工物の半径方向に変位するが、上記装
置では押圧杆を案内する案内筒部15,15,…
……に連通する環状空間14が設けられているの
で、上記押圧杆16,16の移動を円滑に行なわ
せることができ、この押圧杆の移動により被加工
物の回転に伴なう環状部材11の枠体4に対する
回動が妨げられることはない。
上記実施例のように、第1及び第2の減摩部材
8及び9を球と球受座により構成すると、環状部
材11の枠体4に対する回動をきわめて円滑に行
なわせることができる。更にこの場合、第1及び
第2の減摩部材8及び9が当接する面に機械加工
を施しておけば枠体4に対する環状部材11の回
動を一層円滑に行なわせることができる。
裏側気密手段29を上記実施例のように構成す
れば、裏側気密手段の搬入、位置決め及び搬出を
容易に行なうことができる。この気密手段の案内
輪25,25は最低3対設ければよいが、安定性
を増して作業を容易にするためには4対以上設け
ることが好ましい。また上記実施例において裏側
気密手段29の可撓性部材24に冷却水を供給す
るようにすれば、加工中に被加工物31が高温に
なつてもこの熱により可撓性部材24,24が過
熱される虞れがなく、しかも上記加工に伴なつて
発生する加熱の大部分は被加工物31から可撓性
部材24を介して冷却水により除去されるので、
被加工物の表面部に当接する各部品に加熱が伝達
されることがなく、特に気密部材19,19が加
工熱により劣化する虞れがない。また回転継手2
7を介して裏側気密手段に索条や牽引具を連結す
れば、裏側気密手段29が回動しても索条や牽引
具がねじられることがなく、裏側気密手段29の
搬出を円滑かつ迅速に行うことができる。更に連
結部材26に対して支持部材23を着脱自在に
し、また案内輪25,25の位置を調整自在に構
成しておけば、被加工物31の内径が異なる場合
でも支持部材23および可撓性部材24,24を
取替えるだけで他の部分を共用することができ
る。
尚固定枠体4に対してビームの発生装置32を
X方向に調整自在に構成しておけば、荷電粒子ビ
ーム34と被加工線311との位置決めが容易で
あり、また観察手段33により加工位置312を
観察することにより、加工中にビーム34と被加
工線311との位置を調整することもできる。ま
た圧縮流体の接続口17を2以上設けることによ
り、押圧杆16が所定位置まで変位するのに要す
る作動時間を短縮することができる。
第7図および第8図はそれぞれ本発明の他の異
なる実施例を示したもので、第7図に示した実施
例は、第2図乃至第4図に示した装置において被
加工物31の外径が異なる場合に好適なものであ
る。すなわち、被加工物31の外径が小さくなつ
た場合に、第2図乃至第4図の装置において、環
状部材11の部材6、係止手段18の押圧杆16
及び気密部材19を被加工物の外径に合せて交換
したものである。この場合発生装置32と被加工
物の表面との間の間隔が大きくなるため、発生装
置32の位置をY方向に調整自在に構成すれば、
荷電粒子ビーム34による加工を円滑に行なうこ
とができる。また第8図は第2図に示した枠体4
及び発生装置32を水平に配置して水平方向から
加工を行なうものであつて、この場合、第1及び
第2の減摩部材8及び9の他に第3の減摩部材8
1が第1の減摩部材8と対向して枠体4に当接す
るように構成されている。また裏側気密手段29
としては被加工物の突合せ部を覆うように配設さ
れた気密部材が用いられている。枠体4に対して
X1方向に配置された環状部材11(第8図には
図示せず。)には枠体4の内部の真空状態の如何
に拘わらず常時X2方向に重力もしくは重力と大
気圧とによる力が作用する。これに対して、枠体
4のX2方向に配置される環状部材11には枠体
4の内部の大気が排気されない状態においては、
X2方向の重力が作用し、また枠体4の内部を真
空状態に維持したときにはX1方向に、(大気圧力
による力)−(重力)で示される力が作用する。し
かもこのX1方向の力は被加工物31の半径が増
すにつれて増大する。そこで、第8図に示したよ
うに、枠体4のX2方向に配置された環状部材1
1に、第1乃至第3の減摩部材8,9,81を配
設しておけば枠体4の内部の真空状態の如何にか
かわらず環状部材11の位置を安定に枠体4に拘
束できるので、気密部材12,13にX方向の力
が作用せず有効である。
このように水平方向から加工を行なう場合に
は、第8図のように第1乃至第3の減摩部材8,
9,81を設けた方が好ましいが、第2図および
第4図に示した装置をそのまま水平状態に維持し
て加工することもできる。また第8図のように裏
側気密手段29は被加工線311の裏面部に密着
された気密部材、例えば気密テープにより構成す
ることもできるが、裏側気密手段を第2図、第3
図、第5図および第6図に示したように構成すれ
ばこの裏側気密手段の着脱を自動化できる上にこ
れを繰返し使用することができる利点がある。
第9図は、本出願の第2の発明の一実施例を示
したもので、この実施例では枠体4の両端の各円
環部材3の内側に配置された環状の部材7と、こ
の部材7に取付けられた減摩部材8,81及び9
とにより第1の環状部材111が構成されてい
る。減摩部材8は円板状部材2に係合し、また減
摩部材9及び81はそれぞれ円環部材3の内周面
及びこの円環部材3の外端部の内鍔部内面に係合
する。部材7の外周面と円環部材3の内周面との
間には、気密部材12が円環部材の内周面に対し
て摺動可能に設けられている。環状の部材7は環
状の凹部7aを有し、この凹部内に第2の環状部
材112が半径方向に摺動自在に設けられてい
る。この第2の環状部材112には図示のように
部材7との間の摩擦を軽減する減摩部材811,
812(例えば球と球受座からなる減摩部材)を
設けておくことが望ましい。第2の環状部材11
2と第1の環状部材111との間には気密部材1
21が配設され、また第2の環状部材112の外
端部と被加工物31の外周面との間には環状の気
密部材19が配設されている。第2の環状部材1
12の円周部には、被加工物31側に開口する3
以上の案内筒部151が周方向に略一定の間隔を
設けて放射状に穿設され、各案内筒部151に
は、被加工物31の半径方向に移動自在な押圧杆
16が摺動自在且つ気密に嵌合されている。押圧
杆16は流体供給手段400から供給される圧縮
流体、例えば圧油によりY方向に移動されるよう
に構成されている。上記案内筒部151、押圧杆
16及び流体供給手段400等により第2の環状
部材112を被加工物31に係止するための係止
手段181が構成されている。また上記気密部材
19,12,121及び枠体4の各部に配設され
た固定気密部材等により、枠体4の両端に第1及
び第2の環状部材111及び112と係止手段1
81とを配置した際に被加工物31の加工位置3
12の近傍を囲繞する空間21を気密に維持する
ための気密手段が構成されている。
第9図の装置により加工を行なう場合には、先
ず流体供給手段400を操作して押圧杆16,1
6………を径方向の外方に後退させておく。次に
被加工物31を、枠体4と第1及び第2の環状部
材111及び112を貫通させて回転駆動源付支
持装置22の上に載置し、被加工線311と加工
位置312とを一致させるように位置決めする。
この場合、支持装置22上に支持される被加工物
31の中心軸を枠体4の中心軸に略一致させるよ
うに予め支持装置22の位置を調整しておく。尚
気密部材19を支持した第2の環状部材112が
第1の環状部材111内において半径方向に移動
自在であるので、万一上記支持装置22の位置調
整が行なわれていない場合でも、被加工物31の
搬入を円滑に行なわせることができる。このよう
にして被加工物を搬入した後、流体供給手段40
0からの流体の供給により押圧杆16,16……
…を第2の環状部材112より被加工物側に突出
させ、係止手段181により第2の環状部材11
2を被加工物31に係止する。次に枠体4、第1
及び第2の環状部材111及び112等により囲
繞された空間21を図示しない真空排気装置の作
動により所定の真空状態にし、次いで発生装置3
2から荷電粒子ビーム34を加工位置312に照
射しつつ支持装置22により被加工物31を回転
させて加工を行なう。この場合、支持装置22上
の被加工物の回転中心と枠体4及び第2の環状部
材112の中心とが一致していないとき、および
被加工物31の外周部が真円状でないときには、
当然加工中に被加工物31と第1の環状部材11
1との相対位置が変動することになる。しかし前
述のごとく第2の環状部材112および気密部材
19は係止手段181により被加工物31上に固
着されていてしかも第2の環状部材112は第1
の環状部材111に対して半径方向に移動自在に
構成されているため、加工中に被加工物31の表
面と枠体4及び第1の環状部材111との相対位
置が変動しても、その変位は第2の環状部材11
2と気密部材19と被加工物31とが第1の環状
部材111の内部で半径方向に移動することによ
り吸収されて、枠体4に対する第1の環状部材1
11の回動が阻止されることがない。尚この装置
においては第2の環状部材112が第1の環状部
材111の内方において被加工物31の円周方向
にも移動しようとする。しかし、円周方向での第
1の環状部材111と枠体4との摺動抵抗が第1
及び第2の環状部材111及び112間のそれよ
りも小さくなるように減摩部材8,81および9
を配設しておけば第2の環状部材112が第1の
環状部材111に対して回動することはなく、従
つて被加工物31の回動と共に常時第1の環状部
材111が枠体4に対して回動する。
第9図に示したように第1の環状部材111に
対して、被加工物の半径方向に可動な第2の環状
部材112を配設しておけば、枠体4および第1
の環状部材11に対して被加工物31の回動中心
が異なる場合、即ち支持装置22が正確に位置決
めされていない場合、もしくは被加工物31の外
周部が真円状でない場合でも、円滑に加工するこ
とができる。即ち被加工物31の外表面は一般に
粗面であるが、この表面に当接する気密部材19
は加工中は常時被加工物31と共に一体的に回動
し、かつ被加工物31の半径方向にも固定関係に
配置されるため、気密部材19が損傷したり劣化
することは全くなく従つて気密部材19の寿命は
長くしかも良好に気密が維持される。さらに気密
部材は被加工物31上で移動することがなく、機
機的加工の施された面上を摺動するため、気密部
材の損傷は殆んどない。従つて気密性および高寿
命性を維持することができる。このように係止手
段181が圧縮流体により作動するように構成さ
れていれば、当然押圧杆16を自動もしくは半自
動により操作することができるので、加工装置へ
の被加工物31の搬入、搬出作業、および被加工
物31に対して第2の環状部材112を係止する
作業を容易に行なうことができ、しかもこれらの
作業を迅速に行なうことができる。
第10図は、第9図の装置において係止手段1
81を変形した実施例を示したもので、この実施
例では枠体4の円環部材3に穿設された2個の圧
縮流体接続口17,17が第1の環状部材111
の部材7と円環部材3とにより形成される環状空
間141,142に連通し、かつ該環状空間14
1,142が可撓性のホース41,41によりそ
れぞれ第2の環状部材112に配設されたシリン
ダー室に連結されている。このように係止手段1
81を構成すれば、加工中に接続口17,17が
固定の位置にあるため、これらの接続口に接続す
るホースもしくは管などの配管部品を固定状態に
維持することができ、従つて配管各部に緩みが生
じることがなく、しかも加工装置に被加工物31
を搬入もしくは搬出する際に配管部品が邪魔にな
ることもない。また押圧杆16を自動的に位置調
整することができるので、作業が容易で迅速に作
業を行なうことができる。なおこの場合第2の環
状部材112に固定される気密部材19を着脱自
在な締付具42により締付けることもできる。こ
のようにすると被加工物31を搬入した後締付具
42を第2の環状部材112に締着したり、被加
工物31の外周部に締着したりすることができ
る。また締付具42と同時に気密部材19を着脱
するようにしてもよい。このようにすれば、被加
工物31の搬入および搬出時には気密部材19及
び締付具42を離脱させるため気密部材19が被
加工物に当接することがない。従つて被加工物3
1の取扱いが容易であり、しかも気密部材19が
損傷することがない。
尚上記実施例では被加工物を回転させたが、枠
体4を回転させ、被加工物31を固定とすること
もできる。このようにすれば、被加工物が長大に
なつて重量が増大しても枠体4の回転駆動装置は
何ら影響されることなく構成されるので、比較的
安価にかつ容易に回転駆動装置を製作することが
できる。しかも被加工物31が大重量化すれば、
その慣性も大きくなり、被加工物31を回転させ
た場合にノツキングが発生することがしばしばあ
るが、枠体4を回転すればこのような虞れはな
く、枠体4の移動制御を容易かつ確実に行なうこ
とができて有利である。
以上、説明の実施例を種々示したが、本発明は
れらの実施例に限定されるものではなく、上記実
施例の各部を適宜に組合せたり、同等の部材で置
換したりすることにより種々の変形を行なうこと
ができる。
以上のように本発明によれば、被加工物の表面
部に形成される真空用の空間を小さく構成したた
め、所定の真空状態をうるために必要な排気時間
即ち作業時間を短縮でき、しかもこれに用いられ
る2乃至3個の真空ポンプをそれぞれ小容量のも
のにすることができるので真空用ポンプに必要な
設備費が軽減され極めて経済的である。さらに、
気密手段は、環状部材を被加工物に係止するため
の係止手段とは別に設けられているため気密手段
には過剰な力が加わることがない上、気密手段は
表面が機械加工されていない被加工物との摺動部
分をもたないので、気密手段を構成する気密部材
が摩耗することは殆んどなく、良好に気密を維持
しつつ加工を行なうことができ、安定した加工を
行なうことができる利点がある。
また本発明においては、半径方向に移動自在に
支持され流体圧により付勢されて被加工物に押圧
される押圧杆を備えた係止手段により環状部材を
被加工物に係止するので、加工中に枠体の中心と
被加工物の中心とがずれた場合でも、良好に気密
を維持して加工を行うことができる。
特に第2の発明よれば、係止手段が設けられる
第2の環状部材が被加工物の半径方向に移動自在
に設けられているので、加工中における枠体と被
加工物との相対的変位を更に確実に吸収すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置を示す断面図、第2図は本
発明に係る装置の一実施例を示す一部断面正面
図、第3図は第2図の−線断面図、第4図は
第2図の部拡大図、第5図および第6図は本発
明に係る装置に好適な裏側気密手段の説明図、第
7図は本発明の他の実施例を示したもので、第4
図に相当する拡大断面図、第8図は本発明の更に
他の実施例を示したもので第4図に相当する断面
図、第9図及び第10図はそれぞれ本発明の他の
異なる実施例を示したもので、それぞれ第4図に
相当する断面図である。 4……環状の枠体、7……環状の部材、8,
9,81,82,811,812,91……減摩
部材、11……環状部材、12,13……気密部
材、14……環状空間、16……押圧杆、17…
…圧縮流体の接続口、18……係止手段、19…
…気密部材、21……気密手段、22……回転駆
動源付き支持装置、24……中空状の可撓性部
材、29……裏側気密手段、31……被加工物、
32……荷電粒子ビームの発生装置、34……荷
電粒子ビーム、111……第1の環状部材、11
2……第2の環状部材、141,142……環状
空間、181……係止手段、312……加工位
置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 断面円状をなす被加工物の外周部に荷電粒子
    ビームを照射しつつ加工する荷電粒子ビーム加工
    装置において、 環状の枠体と、 前記枠体に支持された荷電粒子ビームの発生装
    置と、 前記枠体の略中心部を貫通させて前記被加工物
    を支持する支持装置と、 前記枠体の両端部において拘束されつつ前記枠
    体に対して相対的に回動自在な環状部材と、 前記環状部材に放射状に配設され半径方向に移
    動自在に支持された少なくとも3個の押圧杆と前
    記押圧杆を流体圧により付勢する押圧杆付勢手段
    とから構成され前記押圧杆を前記被加工物に押圧
    することにより前記環状部材を前記被加工物へ係
    止する係止手段と、 前記枠体と前記環状部材と前記被加工物の表面
    部とにより囲繞される囲繞空間を気密に維持する
    気密手段と、 前記囲繞空間に連結された真空排気装置と、 前記被加工物の裏面に配設された裏側気密手段
    と、 前記枠体と前記被加工物とを相対的に回動させ
    る回転駆動装置とを具備したことを特徴とする荷
    電粒子ビーム加工装置。 2 前記裏側気密手段は、前記被加工物の内径よ
    り小径に形成された環状の支持部材と、前記環状
    の支持部材の外周部において被加工位置の両側に
    配設された中央状の可撓性部材と、前記環状の支
    持部材を半径方向に連結する連結部材と、前記環
    状の支持部材の前記外周部よりも外側で前記被加
    工物の内径よりも内側の位置にあつて前記環状の
    支持部材から離間され前記連結部材に放射状に支
    持された少なくとも3対の案内輪と、前記可撓性
    部材の中空部に連結された圧縮流体供給装置とを
    備えてなる特許請求の範囲第1項に記載の荷電粒
    子ビーム加工装置。 3 前記裏側気密手段の前記圧縮流体供給装置は
    冷却水供給装置であることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項に記載の荷電粒子ビーム加工装置。 4 断面円状をなす被加工物の外周部に荷電粒子
    ビームを照射しつつ加工する荷電粒子ビーム加工
    装置において、 環状の枠体と、 前記枠体に支持された荷電粒子ビームの発生装
    置と、 前記枠体の略中心部を貫通させて前記被加工物
    を支持する支持装置と、 前記枠体の両端部において拘束されつつ前記枠
    体に対して相対的に回動自在な第1の環状部材
    と、 前記第1の環状部材に拘束されつつ前記被加工
    物の半径方向に移動自在な第2の環状部材と、 前記第2の環状部材に放射状に配設され半径方
    向に移動自在に支持された少なくとも3個の押圧
    杆と前記押圧杆を流体圧により付勢する押圧杆付
    勢手段とから構成され前記押圧杆を前記被加工物
    に押圧することにより前記第2の環状部材を前記
    被加工物へ係止する係止手段と、 前記枠体と前記第1の環状部材と前記第2の環
    状部材と前記被加工物の表面部とにより囲繞され
    る囲繞空間を気密に維持する気密手段と、 前記囲繞空間に連結された真空排気装置と、 前記被加工物の裏面に配設された裏側気密手段
    と、 前記枠体と前記被加工物とを相対的に回動させ
    る回転駆動装置とを具備したことを特徴とする荷
    電粒子ビーム加工装置。 5 前記裏側気密手段は、前記被加工物の内径よ
    り小径に形成された環状の支持部材と、前記環状
    の支持部材の外周部において被加工位置の両側に
    配設された中空状の可撓性部材と、前記環状の支
    持部材を半径方向に連結する連結部材と、前記環
    状の支持部材の前記外周部よりも外側で前記被加
    工物の内径よりも内側の位置にあつて前記環状の
    支持部材から離間され前記連結部材に放射状に支
    持された少なくとも3対の案内輪と、前記可撓性
    部材の中空部に連結された圧縮流体供給装置とを
    備えてなる特許請求の範囲第4項に記載の荷電粒
    子ビーム加工装置。 6 前記裏側気密手段の前記圧縮流体供給装置は
    冷却水供給装置であることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項に記載の荷電粒子ビーム加工装置。
JP6573777A 1977-06-06 1977-06-06 Charged particle beam machining device Granted JPS541496A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6573777A JPS541496A (en) 1977-06-06 1977-06-06 Charged particle beam machining device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6573777A JPS541496A (en) 1977-06-06 1977-06-06 Charged particle beam machining device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS541496A JPS541496A (en) 1979-01-08
JPS6134911B2 true JPS6134911B2 (ja) 1986-08-09

Family

ID=13295619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6573777A Granted JPS541496A (en) 1977-06-06 1977-06-06 Charged particle beam machining device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS541496A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS541496A (en) 1979-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5435479A (en) Cylinder rounding and clamping fixture for welded joints
US8319139B2 (en) Bore welding device with worm drive and adjustable clamping spindle
ES2478008T3 (es) Útil de transporte
US5583305A (en) Pipe clamping device
US5117551A (en) Tool-carrier vehicle for inspecting and/or maintaining bolt holes in the cover of a steam vessel or the like
JPS6134911B2 (ja)
CN211759474U (zh) 一种新型结构焊接用扣件
KR102505762B1 (ko) 로봇
JP3074515B2 (ja) 管内走行用溶接作業台車
JP3247951B2 (ja) 導管の電子ビーム溶接装置
CN110860777B (zh) 一种层叠式旋转局部密封高真空电子束焊接机
CN118162841A (zh) 一种管道焊接工艺的输送装置
JP2023074568A (ja) 車輪保持装置
CN222493441U (zh) 两用碳化硅晶片倒角机
CN222873568U (zh) 电子束焊接设备
TWI884601B (zh) 工業用機器人的手及工業用機器人
JPS6134913B2 (ja)
JPS62230479A (ja) 管の円周溶接装置
CN120839402B (zh) 一种承接零件立体自由转体工作台
CN113523705B (zh) 一种液压内对口器
CN223394652U (zh) 一种瓜瓣支架
JP3076974B2 (ja) 鉄道車両のブレーキディスク組立装置
JP2007098566A (ja) 車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法
JPS59107930A (ja) 二重に重ね合わせたガラス管の開口端部封着装置
JP2002172515A (ja) 既設流体管の切断方法及び装置