Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JPS6138625B2 - - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JPS6138625B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6138625B2
JPS6138625B2 JP52120940A JP12094077A JPS6138625B2 JP S6138625 B2 JPS6138625 B2 JP S6138625B2 JP 52120940 A JP52120940 A JP 52120940A JP 12094077 A JP12094077 A JP 12094077A JP S6138625 B2 JPS6138625 B2 JP S6138625B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insb
film
mis
fet
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52120940A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5454584A (en
Inventor
Nobuo Kodera
Yukyoshi Harada
Takashi Nishida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP12094077A priority Critical patent/JPS5454584A/ja
Publication of JPS5454584A publication Critical patent/JPS5454584A/ja
Publication of JPS6138625B2 publication Critical patent/JPS6138625B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recrystallisation Techniques (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(1) 発明の利用分野 本発明は、室温動作できる高性能薄膜トランジ
スタとして用いる、高い電子移動度を有する
InSb MIS構造の製造方法に関する (2) 従来技術 InSb膜を0.03μ厚に形成しMIS構造を作れば、
室温で動作しうるMIS―FET(MIS電界効果トラ
ンジスタ)が作成できることは公知である(参考
文献:一例F.C.Lno and M.Epstein:
Proceeding of the IEEE,Vol.60No.8,page
997〜999,1972)。InSb結晶はSiやGe,GaAsな
どに比べ、電子移動度μHが約100倍大きいため
に、MIS―FETのトランスコンダクタンスGmが
大きくなり、低電界(ソース・ドレイン間)で演
算動作が可能なICが作れると期待される。しか
し実際には、このμHの比較はバルク半導体にお
けるものであつてもInSbの厚さを0.03μm前後に
すると従来はバルクの値(μH≡60000〜78000
cm2/vs)よりもはるかに小さく1600〜100cm2/vs
の値にしかならなかつた。(SiMISFETのn型反
転層中で電子移動度は600cm2/vs程度である。)
これは完全結晶に近い性質をもつInSb膜がこの
厚さでは形成できなかつたことと、電子が結晶表
面に衝突する機会が増えるためであつた。このこ
とからμHを大きくするには、InSb膜厚を大きく
すべきであるがdが大きいと室温ではFET動作
が生じない。(詳細後述)したがつてInSb膜厚は
0.03μmの前後でなければならなかつた。 従来このように薄いInSb膜を平担に形成する
方法は一般には蒸着法しかなく、膜特性からみて
製造プロセスに再現性が乏しくまた膜の電子移動
度μHも1600cm2/vsを越えるものが容易には得ら
れなかつた。 さらにMIS―FETとしての動作を保障するた
めには、ゲート電圧の掃引に対してヒステリシス
を生ぜず、表面準位密度を1012cm-2以下に小さく
して膜中固定電荷数を減らせるような安定な絶縁
膜形成方法が確立されていなかつた。この絶縁物
層としてこれまでに試されたものは、InSb蒸着
膜に対してはSiOx(x=1〜2、通常SiOと称さ
れる)膜である。一方、低温(−180℃〜−273
℃)で動作できるMOS―FETとしてInSb単結晶
(厚さ0.1〜2mm)上に絶縁層を形成する場合に
は、InSbの陽極酸化膜やグロー放電CVD法によ
るSiO2膜が知られている。一般にこれらの絶縁
膜形成法では、FET動作をさせた場合2V以上の
ゲートヒステリシスを生じることが多かつた。す
なわち、同じゲート電圧でもゲート電圧を増加さ
せているときと、減少させているときで、MISト
ランジスタ内を流れる電流値は異なることが多か
つた。なおこの絶縁膜形成や電極形成プロセスに
おいてInSb膜を400℃以上に加熱する工程は、
InSb膜を変成させるのですべて不適当であるこ
とを注記する必要がある(参考文献:特公昭51―
17032)。 以上のごととく、従来のInSb―FET作成技術
の難点は (1) MIS―FET動作をおこす膜厚でInSb膜の電
子移動度μHを2000cm2/vs以上とする技術が得
られなかつたこと、 (2) InSb結晶膜を蒸着法以外の方法で作成して
平坦に一様な厚さで形成できなかつたこと、 (3) ヒステリシスを起さないゲート絶縁膜層を得
る技術が確立されていなかつたこと、 にあつた。一方InSbに限らず薄膜半導体からな
るFET(一般にTFTと称される)では、Siの
SOS技術と共に、トランジスタ間の分離のため絶
縁層を形成するのに特別の工夫なく半導体をエツ
チングで除去すればよいことが知られていた。こ
のことが集積回路にするとき、基板内に高密度に
素子を配列できる利点になると考えられて来た。
しかし、電極配線を作る際にオーミツク接触とす
るため、一般には不純物を高濃度に含有する部分
を半導体中に形成する必要があつた。したがつて (4) 不純物導入のための拡散加熱工程がある場
合、MIS―FETのソース・ドレイン電極間隔
を1μm以下に形成することはできず、素子間
の距離も1μm以下に詰めることは不可能であ
つた。 しかし、薄膜InSbによるMIS―FET形成の場
合には、唯一の例外として高濃度n+層を形成す
るのにH+イオンを打込む技術が知られており、
この場合加熱拡散が不必要である(参膏文献:小
寺ほか、Physical Review B. Vol5,No.
8Page3065―3078,1972年4月)。 従来薄膜を用いたトランジスタ(TFT)は、
InSb以外にCdSe,CdSなどの半導体膜により検
討されて来た。(参考文献:佐々木ほか、山口大
学工学部研究報告、Vol22,No.2,173(1971)
およびP.K.Weimerほか、RCA Review,
page661,December(1963))これらは室温
intrinsic伝導を示すInSbとは異なりextrinsic伝導
を示すものである。このため、元来InSbよりも
移動度μHが小さい欠点のほかに、結晶粒界や結
晶欠陥が著しく電気伝導特性に影響をおよぼし、
キヤリヤーが欠陥(トラツプ)などに捕えられる
ので高速動作トランジスタを作ることは困難であ
つた。しかし、InSb膜では特にゾーンメルトを
施した場合、結晶粒界ポテンシヤルが電気伝導に
余り影響しないので室温動作トランジスタとして
適していることを注記すべきである。(参考文
献:小寺ほか、Thin Solid Films,vol.36,
page483(1976)および重田ほか、Journal of
Applied Physics,Vol.47,No.2,page621
(1976))。 (3) 発明の目的 本発明は、InSb半導体薄膜を高い電子移動度
をもたせて形成し、しかし安定なゲート酸化膜を
形成して複数個のInSbMIS構造を一基板上に作成
できるデバイスの製造方法を提供するにある。 (4) 発明の総括説明 本発明の要件はMIS―FET動作ができる程
InSb膜を薄く平坦に形成してしかもその電子移
動度μHを少なくも2000cm2/vs以上にできるInSb
膜の製法、InSb膜厚を減じるとμHが相応に減
少するのでその膜厚を従来の2倍にとりμHを高
めたまゝMIS動作ができる素子構造の作成法、
前記したInSb膜に対してゲートヒステリシスを
小さくできる絶縁膜の形成法、にある。 以下順を追つてこれらの解決法を述べる。 高移動度InSb薄膜の製法 表面から見た形状が所望の素子形状に等しく深
さが2μmの前後であるような凹溝上にInSb膜
を形成し、ゾーンメルトと研摩によつてInSb薄
膜素子を得る方法は公知である(参考文献:小寺
ほか、電子通信学会資料MR77―41977年6月)。
2〜3cm角の基板上に厚さ1.4±0.05μmのInSb
膜を残すために、気体イオンスパツタ法による無
歪研摩を施すことも公知である(同上文献)。ゾ
ーンメルトによつて結晶粒は約3mm×0.15mmとゾ
ーン方向に長く伸びた粗大結晶粒となつている。
1.4μm厚さで(6.0±0.3)×104cm2/vsecと高い電
子移動度μH(室温の値)がこのとき得られてい
る。 FET動作を起させるにたる薄さである0.03〜
0.1μmの厚さに均一にInSb膜を仕上げるには、
軟金属ラツプ上で研摩した後の厚みが上の厚さの
範囲よりも大きいように凹溝深さを(0.1〜2.0μ
m程度に)設定し、所望の厚みまで気体イオンに
よるスパツタ法で薄くするのが適当である。 これまでに知られている他の方法(蒸着法のみ
など)よりも前記したような比較的厚いInSb膜
(1〜10μm厚さ)ゾーンメルトを施して而後
0.03〜0.1μmの厚さまで薄膜化する方が第1図
のように高い電子移動度μHを得やすいことが本
発明者らの実験により初めて明らかとなつた。す
なわち、従来知られている方法と比較すると、第
1表に例示したように本法による方が2倍以上μ
Hが大きい。 なお、このとき気体イオンによるスパツタエツ
チングの後に適当なエツチング液で表面を化学エ
ツチしてのイオンによる損傷を除去することは任
意である。
【表】 (参考文献:1 水島ほか、薄膜物性工学界面
物性工学、オーム社、1968年、140頁、2 X、
M、Burvenich,Thin Solid Films,Vol27,
page129〜134,1957年、3 F,C,Epsteinほ
か、proc,of IEEE,Vol,60,No.8,page997
〜999,1972年。) μHを大きくかつMIS―FET動作をさせる構
造: 室温でintrinsic伝導を示すInSb結晶では、外部
から加えるゲート電界が侵入できる距離(奥行)
はおよそデバイしやへい距離lpで与えられる。
キヤリヤーのintrinsic濃度は1.6×1016cm-3である
からlDは約0.03μmになる。このため、室温で
FET動作をさせるためには、InSb膜厚dは式d
≦0.03μmを満す必要がある。(参考文献:D,
R,Frankl,Electrical Properties of
Semiconductor Sunfaces,Pergamon,1967,
Page23〜27)しかし第1図のようにdが小さい
とμHが減少しFETの動作特性(Gmおよび演算
速度)が劣化するので、dは大きい方が好まし
い。このためd=0.03μmとすべきである。 しかし、上例はゲート電極を片側に設けた場合
であつて、もしInSb膜の上面と下面の両側にゲ
ート電極を設けるときはdは上例の2倍にするこ
とができるFET動作が可能になる、このとき、
2つのゲートは共通電位に保つことが良い。この
工夫によりμHの値をより大きく設定できる。実
際にはこの構造でd=0.10μmとしてもMIS―
FETまたはMISダイオードとしての機能をはた
すことができる。 ヒステリンスの少ないゲート絶縁膜の形成法:
MIS構造中の絶縁膜に要求される条件膜内部の
固定(分極)電荷が少なくゲート電界により半導
体の伝導度が変化すること膜内部のslowstates
が少なくゲート電圧掃引のときヒステリシスを生
じないこと、である。これまでInSbの陽極酸化
膜では第2図aのように、ゲートと半導体間のキ
ヤパシタンスCをゲート電圧VGを変えて測定す
ると10〜20Vにおよびヒステリシスを生ずること
が知られている。この図はわれわれのInSb単結
晶を用いた実験結果で、このとき上記の条件が
不満足である。これにかわり、N2ガスをキヤリ
ヤーとしてテトラエトキシシラン(C2H6O)4Si蒸
気とO2ガス(特公昭51―17032参照)およびArガ
スをキヤリヤーとしてトリイソブチルアルミ蒸気
とO2ガス(関口ほか、わかりやすい集積回路、
産報、1967年、141頁参照)を混合してプラズマ
CVD装置(前記特許参照)内に導入し、
(SiO21-X(Al2O3Xの混合膜(x=0.18)をInSb
単結晶上に0.6μm厚さに形成すると第2図bの
点線試料(番号#3)のように2〜7Vにおよぶ
ヒステリンスを生じることが頻繁に生じた。この
ため、本発明者はInSb単結晶上に0.6μm厚さの
(SiO21-X(Al2O3X混合膜(ただしx=0.18)を
形成したのち、大気中で温度を変えた熱処理実験
を行つて少なくとも100℃で16時間(好ましくは
20時間)の熱処理がこのヒステリシスを0.05〜
0.4Vまで(絶縁膜厚0.6μmのとき)減少させる
に有効との知見を初めて得た。このとき24時間以
上にしても一層の改善は見られない。熱処理温度
は100〜200℃が最適であり、300℃を越えること
は結晶が変質するので不適当であつた。100℃、
22時間の熱処理を行つて得たInSb―MIS構造のC
―VG特性を第2図b中に実線(試料番号#4)
で示した。なお本法に替えてグロー放電CVD法
でSiO2のみを被着し、さらにその上部にレーザ
ー蒸着法で200℃以下の基板温度でCO2レーザー
によりAl2O3を被着してSiO2/Al2O32層構造とす
ることは任意である。(特願昭:51―113097参
照)。 これらの方法を組合せて室温でInSb膜による
MIS―FET動作が可能となるが詳細は実施例で
述べる。ただしこのMIS―FETは、半導体InSb
膜中に(intrinsic carrierである)電子が多数存
在するが欠乏状態にあるかの二通りの状態のみが
実規できるので、いわゆるコンプリメンタリIC
は形成できない。このMIS―FETはMISダイオー
ドとしても使用可能であり、これらを一基板上で
複数個組合せて電極配線を形成するとMIS―IC基
板が得られる。 MISダイオードの断面構造を第3図に示す。同
図aはゲート電極31がInSb膜35の上部にある
例で、bはゲート電極32が下部に形成される例
である。またMIS―FETの断面構造を第4図に
示す。同図aはInSb膜45の上部にのみゲート電
極41を設けた例であり、ゲート電圧VGが0の
とき導通状態(normally―ON)にある場合は電
極形成用にn+層451を作る必要がない。しかしV
Gが0のときカツトオフ (normally―OFF)ならばH+イオンを200KeV
で1015dose/cm2だけ打込みn+層451を形成するの
が良い。このとき打込み後の熱処理は不要であ
る。(参考文献:小寺ほか、Physical Review,
B,Vol,5,No.8,page3065〜3078)。この間
題をさけるための構造が同図bであり、この場合
は特にn+層を形成する必要がない。 InSb膜の上下にゲート電極41,42を設け
て、μHを大きくすべくInSb膜45を厚くする構造
では、同図cのような断面構造になる。 以上例示したMISダイオード、MIS―FETにお
いては、電極用n+層451を必要とする場合でも
而後の熱処理が不要で工程が少なくて済み、また
n+層を必要としない使用方法 (normally―ON)ではn+層形成工程(ion―
implantation)自身が不要になる。すなわち、電
極形成に際して熱処理が不要であるため、特に結
晶粒界、双晶、欠陥をふくむ薄膜の場合、熱処理
過程で不純物が膜面に平行に広く拡散して小面積
のn+領域を作ることが困難になる欠点を逃れて
いる。したがつて、本発明の構成によれば幾何学
的寸法できまる素子電極の形成が可能であるた
め、素子の微小化に適した構成であるといえる。
されに、IC上の各素子間の分離絶縁のために、
熱拡散を行う必要がなく、InSb薄膜自身が初め
から埋込構造によつて分離されている。ゆえに、
本発明によればフオトエツチング技術や電子ビー
ム露光技術などで可能な限界まで素子の微小化が
はかられるため、一基板上に形成する素子の集積
密度が高め得る。ゲート面積も縮小できるから、
ゲートキヤパシタンスCoxが小さくとれる上、ト
ランスコンダクタンスGmの大きい半導体InSbを
用いているので、Gm/Coxで評価されるICの演
算速度を大く設計できることが本発明の特徴であ
る。 なお本発明の構成例、第3図、第4図において
ゲート電極を分割して複数個のゲートを設けるこ
とは任意である。 (5) 実施例 以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明す
る。目的とする素子構造を第5図に示す、MISダ
イオード(平面図a)およびMIS―FET(平面
図b)とする。同図bのAA′線に沿う素子構造断
面を同図cに示す。この断面は基板側(InSb膜
55の下側)とInSb膜55の上面に2つのゲート電
極51,52をもつFETをあらわす。ゲート5
1,52は図示されない方向で結線されており、
このゲート電圧VGによつてソース電極53、ド
レイン電極54間の電流Isdが制御される。InSb
膜55はガラス56,57,58中に埋込まれてい
る。ガラス56,58はSiO2としたが、ガラス
57はアルミナを含有するシリカガラス
(SiO21-X(Al2O3)xである。電極51,5
3,54はAl蒸着膜である。ゲート電極52は
基板である高抵抗Siの一部をn+層としたSiゲート
である。 これらの構造を得るまでの製造工程を第6図に
よつて順次述べる。IC用基板としては直径25mm
φ、厚さ3mmのSi板60(抵抗率p〓100Ωcm)を
用いた。この60上でSiゲート62となるべき局部
に不純物を予め導入してある。これはスパツタし
たSiO2膜をマスクとして、リンPを拡散するこ
で達成される(同図1)。次にSiO266を0.5μm厚
さにスパツタしてフオトエツチし、所望のFET
形状である矩形にSiO2を除去して凹溝を形成す
る(同図2)。次に、下地ガラス67をx=0・18
とする(SiO21-X(Al2O3X混合膜とするよう前
記したプラズマCVD法により0.2μm被着して
InSb蒸着用基版とする(同図3)。続いて公知の
三温度蒸着法によりInるつぼ、Sbるつぼからス
トイキオメトリ組成のInSb膜65を6μm蒸着す
る。このとき基板温度は330℃に設定した。而後
In651をこの上に0.15μm被着して大気中で350
℃、5分間の加熱処理を行つてゾーンメルト用基
板とする(同図4)。次に公知のホツトワイヤゾ
ーンメルト法により微量のO2ガスを含むHeガス
中でInSb膜をゾーンメルトして結晶粒を粗大し
かつ不純物精製を行う(特開昭51―20682)。この
ようにして得られたInSb膜を、Sn定盤上で下地
ガラス67の面が露出するまで研摩すると厚さ0.5
μmのInSb膜が得られる(同図5)。このあと、
Arガスを用いるイオンミリング装置によりInSb
膜を0.06μmまで薄膜くし乳酸硝酸混液により表
面を0.005μm以下だけ少量エツチングする(同
図6)。かくして得られた約0.06μm厚のInSb膜
のμHは0.58×104cm2/vsecである。このInSb膜を
有する基板上に、基板温度200℃以下でクロー放
電CVD法によりSiO2膜68を0.2μm被着した。
(同図7)。このあと、FETのソースおよびドレ
イン電極用にSiO2膜68上にコンタクトホール
をフオトエツチングによつて設ける(同図8)。
このとき引きつづき下部ゲート62に達する、ゲ
ート電極結合用のコンタクトホールもフオトエツ
チング法によつて設ける。次に配線用電極材69
として、Crを約0.01μm被着してのち(特開昭50
―34471参照)Alを0.8μm被着する(同図9)。
次に再びフオトエツチング法により、Alを部分
的に除去してソース電極63、ドレイン電極6
4、ゲート電極61を形成する(同図10)。こ
のとき、二つのゲート電極61と62はコンタク
トホールにより結合されている。このあと、かく
して得られたMIS構造基板を大気中で100℃,20
時間の熱処理を施し、InSbとガラスとの間の界
面準位を安定化させてヒステリシスを0.02Vにで
きた。 ここで作成したMIS―FETのデイメンジヨン
は、ソース・ドレイン間距離はL=5μm,
InSb膜の幅はW=10μmに設計してある。InSb
膜の抵抗率はρ=6.6×10-2Ωcmであつたから、
フラツトバンドの時の素子直流抵抗はRsd=5.5K
Ωである。 一般にソース・ドレイン間の電界Edに対して
ゲート・ソース間キヤパシタンスをCとする、ト
ランスコンダクタンスGmは(三極管動作領域
で) Gm=C/L×μH×Ed で与えられる。これから演算速度の指標Gm/C
は Gm/C=μEd/L となる。μH=0.58×104cm2/vs,Ed=2×102v/
cm,L=5μmに対しては、Gm/C=2.3×
1010sec-1=(0.043nsec)-1が得られる。このとき
ソース・ドレイン間電圧LEdは0.10Vであるか
ら、(ゲート電圧より十分小さくなるため)前記
した三極間動作領域にあることが立証される。 前記したパラメータGm/Cの値を三極管また
は五極管動作領域でnチヤネルSi―MIS―FETの
場合に計算すると、μH=600cm2/vsec,ED
104v/cm、であるからL=5μmに対しては
Gm/C=1.2×1010sec-1=(0.083nsec-1-1であ
る。すなわちInSb―MIS―FETの方が約2倍だ
け早く演算できる。 実際のSi―MOS―ICでは、1トランジスタあ
たりの演算時間は、1〜0.3nsecで上記した
0.083nsecより長いが、これは電極と配線の容量
が考慮されていないためである。InSb―MIS―
ICを想定すると、素子間分離が不要である分だ
け電極配線容量が小さくできるので、ICにした
場合に演算時間を約0.1nsecに設計し易い。 (6) まとめ 以上説明したごとく本発明によれば、従来達成
できなかつたμH=2−8×103cm2/vsecの値を示
すInSb薄膜を、MIS―FET動作ができる厚さ0.03
〜0.1μmのときに実際に作成でき、さらに従来
ゲートヒステリシスを抑制できなかつたのに対し
てこれがMIS―FET動作をするにたる値まで小
さくすることができるので、初めて高速演算回路
に適するInSb―MIS―FETを設計できるように
なつた。このFETによるICは、従来汎用されて
いるSi―FET―ICよりも早い演算速度をもつ可
能性を示したので、本発明は産業界に十分寄与で
きるものと信ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製法によるInSb薄膜の膜厚
dと電子移動度の関係を示す図、第2図は陽極酸
化膜と本発明のプラズマCVD法による絶縁膜が
示すゲート電圧とキヤパシタンスの関係を示す
図、第3図はMISダイオードの構成例(断面
図)、第4図はMIS―FETの構成例(断面図)、
第5図はMISダイオードとFETの具体例(平面
図および断面図)、第6図はその具体的製法の工
程毎断面図を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基板に不純物を導入して形成された導電性ゲ
    ート上に深さが0.1〜2.0μmでありその平面形状
    が所望の素子形状である凹溝が設けられてあり、
    しかも該凹溝の表面が(SiO20.82(Al2O30.18
    構成されている構造体の上に、InSb半導体膜を
    蒸着しさらにマイクロゾーンメルトを施したの
    ち、該構造体を軟金属ラツプ上で研磨して前記凹
    溝内のみにInSb半導体膜を残し、さらにこの
    InSb膜を気体イオンによるスパツタ法で薄膜化
    してその厚さを0.03〜0.1μmに一様に減じたの
    ち、少なくともInSb膜表面にSiO2からなるゲー
    ト絶縁膜を形成し、その上部に導電体ゲート層を
    形成して、さらに該MIS構造体を大気中で100〜
    200℃の温度で16〜24時間加熱処理することを特
    徴とするInSbMIS構造の製造方法。
JP12094077A 1977-10-11 1977-10-11 Production of insb mis structure and device Granted JPS5454584A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12094077A JPS5454584A (en) 1977-10-11 1977-10-11 Production of insb mis structure and device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12094077A JPS5454584A (en) 1977-10-11 1977-10-11 Production of insb mis structure and device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5454584A JPS5454584A (en) 1979-04-28
JPS6138625B2 true JPS6138625B2 (ja) 1986-08-30

Family

ID=14798722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12094077A Granted JPS5454584A (en) 1977-10-11 1977-10-11 Production of insb mis structure and device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5454584A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629371A (en) * 1979-08-20 1981-03-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Manufacture of insulated gate type field effect transistor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5454584A (en) 1979-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008112909A (ja) 薄膜半導体装置及びその製造方法
JPH04250669A (ja) ポリシリコン薄膜半導体装置
JPH0544835B2 (ja)
JPH02228042A (ja) 薄膜半導体装置の製造方法
JPH0329301B2 (ja)
JP2629995B2 (ja) 薄膜トランジスタ
JPS6276772A (ja) 電界効果型トランジスタの製造方法
JPS6138625B2 (ja)
JPH02246277A (ja) Mosトランジスタおよびその製造方法
EP0073603B1 (en) Polycrystalline thin-film transistor,integrated circuit including such transistors and a display device including such a circuit
EP0152625B1 (en) Method for fabricating a semiconductor device having a polycrystalline silicon-active region.
JP2645663B2 (ja) 薄膜半導体装置とその製造方法
CN114784112A (zh) 薄膜晶体管及其制备方法
JPS61105870A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
CN118866692B (zh) 一种金属氧化物薄膜晶体管器件的制备方法及器件
JPH039534A (ja) 炭化珪素を用いた電界効果トランジスタ
JPS616871A (ja) 電界効果トランジスタの製造方法
JPS63136575A (ja) シヨツトキゲ−ト電界効果トランジスタ、およびその製造方法
JPS59124165A (ja) 絶縁ゲ−ト型トランジスタおよびその製造方法
JPS6195573A (ja) ゲ−ト電極薄膜形成法
JPS6180813A (ja) 薄膜半導体素子
JPS59165460A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPS61123187A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS60257177A (ja) 化合物半導体素子の作製方法
JPS6239076A (ja) 電界効果トランジスタの製造方法