JPS6140214B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6140214B2 JPS6140214B2 JP11004978A JP11004978A JPS6140214B2 JP S6140214 B2 JPS6140214 B2 JP S6140214B2 JP 11004978 A JP11004978 A JP 11004978A JP 11004978 A JP11004978 A JP 11004978A JP S6140214 B2 JPS6140214 B2 JP S6140214B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phalnesyl
- nerolyl
- acetate
- producing
- alkyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフアルネシル酢酸の新規な製造法に関
する。
する。
フアルネシル酢酸は例えば抗潰瘍剤として臨床
において広く使用されているフアルネシル酢酸ゲ
ラニルエステルの原料として重要な化合物であ
る。
において広く使用されているフアルネシル酢酸ゲ
ラニルエステルの原料として重要な化合物であ
る。
従来、フアルネシル酢酸又はそのエステルを製
造する多くの方法が報告されており、これは次の
4つの方法に大別される。
造する多くの方法が報告されており、これは次の
4つの方法に大別される。
ネロリドールにオルト酢酸エステルを反応せ
しめてフアルネシル酢酸エステルを得る。(特
開昭50―29518号)。
しめてフアルネシル酢酸エステルを得る。(特
開昭50―29518号)。
ネロリドールにマロン酸エステルを反応せし
めてフアルネシル酢酸エステルを得る(特公昭
53―24051号)。
めてフアルネシル酢酸エステルを得る(特公昭
53―24051号)。
フアルネシルマロン酸モノエステルを脱炭酸
してフアルネシル酢酸エステルを得る(特公昭
39―28230号)。
してフアルネシル酢酸エステルを得る(特公昭
39―28230号)。
ゲラニルアセトンにトリフエニルホスホニウ
ムハライド化合物を反応せしめてフアルネシル
酢酸エステルを得る(特開昭51―29437号)。
ムハライド化合物を反応せしめてフアルネシル
酢酸エステルを得る(特開昭51―29437号)。
しかしながら、の方法は収率が低く、の方
法はネロリドールを原料とし、これをブロム化
し、マロン酸エステルと反応せしめ、次いで部分
脱エステル化してフアルネシルマロン酸モノエス
テルを製造するため工程が長く大量生産に不向き
であり、またの方法はトリフエニルホスホニウ
ムハライド化合物を得るのが困難である等の欠点
を有し、自ずから従来の中ではの方法が最も好
ましいものであつた。しかし、の方法も酸の強
度によつて異性化が生起するため、これを厳密に
規制しなければならないと謂う欠点があつた。
法はネロリドールを原料とし、これをブロム化
し、マロン酸エステルと反応せしめ、次いで部分
脱エステル化してフアルネシルマロン酸モノエス
テルを製造するため工程が長く大量生産に不向き
であり、またの方法はトリフエニルホスホニウ
ムハライド化合物を得るのが困難である等の欠点
を有し、自ずから従来の中ではの方法が最も好
ましいものであつた。しかし、の方法も酸の強
度によつて異性化が生起するため、これを厳密に
規制しなければならないと謂う欠点があつた。
そこで、本発明者は斯る欠点を除去したフアル
ネシル酢酸の工業的製法を開発すべく種々研究を
行つた結果本発明を完成した。
ネシル酢酸の工業的製法を開発すべく種々研究を
行つた結果本発明を完成した。
本発明は次の反応式で示される。
(式中、Rは低級アルキル基を示す)
すなわち、本発明は、ネロリルアセテート
()にリチウムジアルキルアミドを反応せしめ
てリチウム誘導体となし、これにクロル炭酸アル
キルを反応せしめてネロリルアルキルマロネート
()となし、これをアルミニウムイソプロポキ
サイドと加熱処理し、次いで得られる成績体を加
水分解してフアルネシルマロン酸()となし、
更にこれを脱炭酸してフアルネシル酢酸()を
製造する方法である。
()にリチウムジアルキルアミドを反応せしめ
てリチウム誘導体となし、これにクロル炭酸アル
キルを反応せしめてネロリルアルキルマロネート
()となし、これをアルミニウムイソプロポキ
サイドと加熱処理し、次いで得られる成績体を加
水分解してフアルネシルマロン酸()となし、
更にこれを脱炭酸してフアルネシル酢酸()を
製造する方法である。
本発明は次の如くして実施される。
先ず、ネロリルアセテート()とリチウムジ
アルキルアミドを適当な不活性溶媒中反応させ
る。リチウムジアルキルアミドは別の反応系で調
製してもよいが、ジアルキルアミンの溶媒溶液に
例えばブチルリチウムヘキサン溶液を加えて反応
せしめて反応液中にリチウムジアルキルアミドを
生成させ、この反応液にネロリルアセテートを加
えて反応を行うのが好ましい。溶媒としては、テ
トラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド、ジメ
チルホルムアミド等が使用され、反応は−50〜−
80℃で行えば数分間で終了してリチウム誘導体を
与える。このリチウム誘導体は単離することな
く、この反応液にクロル炭酸アルキルを加えて−
50℃付近の低温で反応させればネロリルアルキル
マロネート()が得られる。
アルキルアミドを適当な不活性溶媒中反応させ
る。リチウムジアルキルアミドは別の反応系で調
製してもよいが、ジアルキルアミンの溶媒溶液に
例えばブチルリチウムヘキサン溶液を加えて反応
せしめて反応液中にリチウムジアルキルアミドを
生成させ、この反応液にネロリルアセテートを加
えて反応を行うのが好ましい。溶媒としては、テ
トラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド、ジメ
チルホルムアミド等が使用され、反応は−50〜−
80℃で行えば数分間で終了してリチウム誘導体を
与える。このリチウム誘導体は単離することな
く、この反応液にクロル炭酸アルキルを加えて−
50℃付近の低温で反応させればネロリルアルキル
マロネート()が得られる。
次いでネロリルアルキルマロネート()とア
ルミニウムイソプロポキサイドを無溶媒で140〜
150℃の温度で加熱処理すれば転位反応が生起し
てフアルネシルマロン酸アルキルを与える。これ
を苛性ソーダ、苛性カリ等のアルカリの存在下加
水分解すればフアルネシルマロン酸()が得ら
れる。
ルミニウムイソプロポキサイドを無溶媒で140〜
150℃の温度で加熱処理すれば転位反応が生起し
てフアルネシルマロン酸アルキルを与える。これ
を苛性ソーダ、苛性カリ等のアルカリの存在下加
水分解すればフアルネシルマロン酸()が得ら
れる。
フアルネシルマロン酸()の脱炭酸は常法、
例えば減圧下150℃の温度で3〜5時間加熱処理
することによつて行われる。
例えば減圧下150℃の温度で3〜5時間加熱処理
することによつて行われる。
叙上の如く、本発明によればネロリルアセテー
トから簡単な操作でフアルネシル酢酸()を得
ることができると共に、その総合収率も70%以上
と極めて高いものである。
トから簡単な操作でフアルネシル酢酸()を得
ることができると共に、その総合収率も70%以上
と極めて高いものである。
次に実施例を挙げて説明する。
実施例
ジイソプロピルアミン27.5gを乾燥テトラヒド
ロフラン270ml及び乾燥ヘキサメチルホスホルア
ミド90mlの混合溶媒中に溶かし、0℃以下でブチ
ルリチウムヘキサン溶液(14.5〜17%)176mlを
滴下し、更に同温度で10分間放置する。これを−
78℃に冷却し、ネロリルアセテート18gを加え、
10分後クロル炭酸エチル29.5gを加え、2〜3分
後、室温に放置して室温に戻す。テトラヒドロフ
ランを減圧下留去し、10%塩酸にて酸性とし、エ
ーテルで抽出して芒硝で乾燥する。エーテルを留
去し、残留物にアルミニウムイソプロポキサイド
18gを加え、外浴140〜150℃で2時間加熱する。
次いで室温に戻し、エーテルを加え後10%塩酸で
酸性にしてエーテル抽出する。エーテルを留去
し、残渣に95%エタノール250mlを加え、苛性カ
リ25gを加え、3時間還流する。減圧下エタノー
ルの大部分を留去し、残留物に10%塩酸を加えて
酸性とし、エーテル抽出する。エーテル層を芒硝
にて乾燥し、エーテルを留去する。残渣を減圧
(8mmHg)下、150〜160℃で4時間加熱し、生成
するウレタンを除去する。残留液体を高真空(2
×10-3mmHg)にて蒸留し、160〜165℃の留分を
集めるとフアルネシル酢酸12.96g(収率72%)
が得られる。
ロフラン270ml及び乾燥ヘキサメチルホスホルア
ミド90mlの混合溶媒中に溶かし、0℃以下でブチ
ルリチウムヘキサン溶液(14.5〜17%)176mlを
滴下し、更に同温度で10分間放置する。これを−
78℃に冷却し、ネロリルアセテート18gを加え、
10分後クロル炭酸エチル29.5gを加え、2〜3分
後、室温に放置して室温に戻す。テトラヒドロフ
ランを減圧下留去し、10%塩酸にて酸性とし、エ
ーテルで抽出して芒硝で乾燥する。エーテルを留
去し、残留物にアルミニウムイソプロポキサイド
18gを加え、外浴140〜150℃で2時間加熱する。
次いで室温に戻し、エーテルを加え後10%塩酸で
酸性にしてエーテル抽出する。エーテルを留去
し、残渣に95%エタノール250mlを加え、苛性カ
リ25gを加え、3時間還流する。減圧下エタノー
ルの大部分を留去し、残留物に10%塩酸を加えて
酸性とし、エーテル抽出する。エーテル層を芒硝
にて乾燥し、エーテルを留去する。残渣を減圧
(8mmHg)下、150〜160℃で4時間加熱し、生成
するウレタンを除去する。残留液体を高真空(2
×10-3mmHg)にて蒸留し、160〜165℃の留分を
集めるとフアルネシル酢酸12.96g(収率72%)
が得られる。
IR:第1図
NMR:1.6〜1.7ppm(CH3×4,12H)
2.0ppm付近(CH2×4,8H)
2.3〜2.4ppm(CH2×2,4H)
4.8〜5.3ppm(=CH×3,3H)
11.08ppm(COOH,1H)
第1図は本発明で得たフアルネシル酢酸の赤外
線吸収スペクトルを示す。
線吸収スペクトルを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ネロリルアルキルマロネートをアルミニウム
イソプロポキサイドと加熱処理し、得られる成績
体を加水分解してフアルネシルマロン酸となし、
次いでこれを脱炭酸することを特徴とするフアル
ネシル酢酸の製造法。 2 ネロリルアセテートにリチウムジアルキルア
ミドを反応せしめてリチウム誘導体となし、これ
にクロル炭酸アルキルを反応せしめてネロリルア
ルキルマロネートとなし、これをアルミニウムイ
ソプロポキサイドと加熱処理し、次いで得られる
成績体を加水分解してフアルネシルマロン酸とな
し、更にこれを脱炭酸することを特徴とするフア
ルネシル酢酸の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11004978A JPS5536431A (en) | 1978-09-07 | 1978-09-07 | Preparation of farnesylacetic acid |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11004978A JPS5536431A (en) | 1978-09-07 | 1978-09-07 | Preparation of farnesylacetic acid |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5536431A JPS5536431A (en) | 1980-03-14 |
| JPS6140214B2 true JPS6140214B2 (ja) | 1986-09-08 |
Family
ID=14525797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11004978A Granted JPS5536431A (en) | 1978-09-07 | 1978-09-07 | Preparation of farnesylacetic acid |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5536431A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4754913A (en) * | 1986-06-27 | 1988-07-05 | Norsk Hydro A.S. | Method of joining zinc coated aluminum members and uncoated aluminum members |
-
1978
- 1978-09-07 JP JP11004978A patent/JPS5536431A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5536431A (en) | 1980-03-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11349536A (ja) | 9,10―エンドエタノ―9,10―ジハイドロアントラセン―11,11―ジカルボン酸のモノエステルまたはジエステルの合成方法,この合成方法により得られる新規なモノエステルまたはジエステル、及びこれらの、均整または不整メチリデンマロネ―トの合成への応用 | |
| JPS61218559A (ja) | ジハロビニル鎖を持つシクロプロパン誘導体の製造法 | |
| US4156093A (en) | Process for increasing the production or recovery yields of hemiacetal-esters of glyoxylic acid | |
| US3978100A (en) | Allenic esters, process for preparation thereof and process for rearrangement thereof | |
| JPH0529344B2 (ja) | ||
| US4325877A (en) | Production of intermediates for enzyme inhibitors | |
| JPS6140214B2 (ja) | ||
| US2451740A (en) | Process for the manufacture of an aldehyde | |
| JPH05238990A (ja) | 1,4,5,8−テトラキス(ヒドロキシメチル)ナフタレン誘導体およびその製造方法 | |
| US3910958A (en) | Process for preparing arylacetic acids and esters thereof | |
| US3922296A (en) | Novel process for the preparation of cyclopentane-1, 2-diones and intermediates therefor | |
| USRE31260E (en) | Process for the preparation of an acetonitrile derivative | |
| EP0239992B1 (en) | Process for the preparation of 2,3,4,5-tetrafluorobenzoyl acetates | |
| US4155929A (en) | Process for the preparation of an acetonitrile derivative | |
| JPS631935B2 (ja) | ||
| JPH0676351B2 (ja) | アルデヒド官能基を有するシクロプロパンカルボン酸の誘導体の製造法 | |
| JPH06293700A (ja) | 6−クロロサリチル酸の製造法 | |
| US4500733A (en) | Process for preparing dihalovinylcyclopropanecarboxylic acids | |
| JP2804654B2 (ja) | (S)−(−)−デヒドロ−α−ダマスコールの製造方法 | |
| JPH07206816A (ja) | 2,4,5−トリブロモピロール−3−カルボニトリルの調製方法 | |
| US4007216A (en) | 2-Methoxy-4-methyl-3-oxo-cyclopent-1-ene-1,4-dicarboxylic acid esters | |
| JP3047338B2 (ja) | α−メルカプトフロロアルキルカルボン酸と2−メルカプトフロロアルキルアルコールおよびそれらの製造方法 | |
| JPS61106537A (ja) | シクロペンチル酢酸エステル類の製造法 | |
| CA1115722A (en) | Preparation of 2-aryl-propionic acids by direct coupling utilizing a mixed magnesium halide complex | |
| JPH0253784A (ja) | α−置換−γ−ブチロラクトン類の製造方法 |