JPS6145668B2 - - Google Patents
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- JPS6145668B2 JPS6145668B2 JP53114088A JP11408878A JPS6145668B2 JP S6145668 B2 JPS6145668 B2 JP S6145668B2 JP 53114088 A JP53114088 A JP 53114088A JP 11408878 A JP11408878 A JP 11408878A JP S6145668 B2 JPS6145668 B2 JP S6145668B2
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Description
本発明はプライマー組成物に関し、更に詳しく
はビユレツト基を有する反応生成物を含有する接
着性、耐水性、耐熱性及び防蝕性等に優れた透明
なプライマー組成物に関する。 従来ガラス、コンクリート、各種金属等に対す
るプライマーとしてシランカツプリング剤または
エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、塩化ゴム樹脂にシ
ランカツプリング剤を混和したものが使用されて
いた。しかしながら、これらのものは接着性、耐
熱性、特に高温湿潤時の接着性において満足すべ
きものではなかつた。現在主として使用されてい
るシランカツプリング剤の有機溶剤溶液は、ガラ
ス質のような鏡面上の被着体に対しては良好な接
着強度を示すか、粗面であるコンクリート、モル
タル、スレート、塩ビ鋼板等に対しては良好な接
着強度を示さない欠点を持つている。またシラン
カツプリング剤は硬化被膜の凝集強度が弱いた
め、湿潤時または高温、高湿時において被膜劣化
を生じ十分な接着強度を示さない。更に水分には
極めて敏感であるため貯蔵安定性が悪い欠点を有
する。これらの欠点を克服するため特定の組成を
有するシランカツプリング剤として例えばエポキ
シ系シランカツプリング剤等が提案されている
が、これらもまだ満足すべきものではなく、特に
透明性、耐熱接着性において不十分である。 本発明者等は或る種のシラン化合物またはそれ
とアミノ化合物との混合物及び有機ポリイソシア
ネートからの反応生成物中にビユレツト結合を有
せしめることにより、被膜形成能力及び凝集能力
を高めて、接着強度、耐水性、安定性、防蝕性、
作業性に優れたプライマー組成物が得られること
を見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明のプライマー組成物は、アミノ
シラン化合物及び/又はアミノシラン化合物以外
のシラン化合物とアミノ化合物との混合物、及び
有機ポリイソシアネートからなるビユレツト基を
有する反応生成物を含有するものである。 このビユレツト基を含有せしめたことにより、
本発明のプライマー組成物はビユレツト基を有し
ない従来のエポキシ系シランカツプリング剤と比
較して透明度、耐沸とう水、接着強さ、耐熱接着
強さにおいて特に優れている。 本発明のプライマーの製造に当つては、反応器
中の有機ポリイソシアネートを70℃ないし75℃に
昇温し、かくはんしながら乾燥窒素雰囲気下でシ
ラン化合物を2時間30分から3ないし4時間を要
して滴下する。次いで反応温度110℃ないし160℃
に昇温し、3時間ないし6時間反応させ、70℃に
冷却し溶剤を加える。 この場合該有機ポリイソシアネート及び該シラ
ン化合物の添加量の割合はモル比NCO基/NH2
=1.6ないし2.7であることが好ましい。この比が
1.5以下では第2段階の110℃〜160℃の反応中に
ゲル化が生ずる恐れがあり、また4以上では透明
性が得難い。滴下温度を75℃以上とするとポリマ
ー化等の副反応が生じ易い。滴下を2時間以内で
行うと第2段階の110℃〜160℃の反応の際にゲル
化することがある。 この反応は溶媒中において、または無溶媒で行
うことができる。 このようにして第1段階の70〜75℃の反応によ
り先ず尿素結合が生じ、次いで第2段階の110〜
160℃の反応でビユレツト結合が生ずるのであ
る。 本発明に使用する有機ポリイソシアネートとし
ては、有機ポリイソシアネートならばあらゆるも
のが使用できるが、例をあげると芳香族ポリイソ
シアネート類としてはジフエニルメタンジイソシ
アネート、トルエンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、ミリオネートMTL(日本
ポリウレタン製ポリイソシアネート)、デスモジ
ユールN(バイエル社ポリイソシアネート)等が
あり、脂肪族ジイソシアネート類としてはヘキサ
メチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメ
チルジイソシアネート等があり、脂環族ジイソシ
アネートとしてはイソホロジイソシアネート、
4,4′―ジシクロメタンジイソシアネート等があ
る。 更にこれらイソシアネート類と活性な官能基を
有する物質例へばプロピレングリコール、トリメ
チロールプロパンなどのアルコール類、ポリエス
テルポリオール類、ポリエーテルポリオール類な
どとの反応により得られるイソシアネート基末端
プレポリマー類があり、これらにはコロネートL
(日本ポリウレタン製)コロネートHL(日本ポリ
ウレタン製)等も包含される。通常その1種もし
くは2種以上が用いられる。 本発明に使用されるアミノシラン化合物の例と
して、 γ―アミノプロピルトリエトキシシラン、 アミノメチルトリエトキシシラン、 γ―アミノプロピルメチルジエトキシシラン、 N―(β―アミノエチル)アミノメチルトリメト
キシシラン、 γ―アミノイソブチルトリメトキシシラン、 N―(β―アミノエチル)アミノプロピルトリエ
トキシシラン、 N―ビス(β―ヒドロキシエチル)―γ―アミノ
プロピルトリエトキシシラン、 N―(β―アミノエチル)―γ―アミノプロピル
トリエトキシシラン、 N―(β―アミノエチル)―γ―アミノプロピル
メチルジメトキシシラン、 N―(β―アミノエチル)―γ―アミノ―β―メ
チルプロピルトリエトキシシラン、 及びこれらの類似物ならびにN―(αカルボキシ
メチルアミノエチル)―γ―アミノプロピルトリ
エトキシシランなどの1種またはそれらの2種以
上の混合物を挙げることができる。 更にビニル基又はエポキシ基を有するシラン化
合物と分子中にカルボキシル基を有する化合物と
の反応によつて得られる、カルボキシル基を有す
るシラン化合物によつても目的を達成することが
できる。 ビニル基を有するシラン化合物の例として、ビ
ニルトリエトキシシラン、ビニル―トリス(β―
メトキシエトキシ)シラン、γ―メタアクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン等があり、エポキ
シ基を有するシラン化合物の例としては、γ―グ
リシドキシプロピルトリエトキシシラン、β―
(3,4―エポキシシクロヘキシル)エチルトリ
メトキシシラン等があり、カルボキシル基を有す
る化合物としては、アクリル酸、メタアクリル
酸、アジピン酸、フタぶル酸等が使用できる。 本発明に使用される、アミノシラン化合物以外
のシラン化合物の例として、γ―クロロプロピル
トリエトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニル―トリス(β
―メトキシエトキシ)シラン、γ―メタアクリロ
プロピルトリメトキシシラン、β―(3,4―エ
トキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリアセトキシシラン、γ―グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、γ―グリシド
キシプロピルメチルジメトキシシラン、3,4―
エポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシシラ
ン、3,4―エポキシシクロヘキシルエチルメチ
ルジメトキシシラン、γ―メルカブトプロピルト
リメトキシシランなどが挙げられ、これらアミン
化合物とシラン化合物の各1種類もしくは2種類
以上の混合物が用いられる。 アミノ化合物としはヘキシルアミン、プロピル
アミンのような脂肪族アミン類、芳香族アミン
類、脂環族アミン類などがある。 更にイソシアネート基に対して活性な官能基を
有する物質として上記アミン化合物以外にギ酸、
酢酸、アジピン酸などのカルボン酸類や水などを
挙げることができる。 反応を溶媒中で行う場合における好ましい溶媒
の例としてキシレン、酢酸セロソルブ、モノクロ
ルベンゼン等を挙げることができる。 本発明のプライマー組成物は有機溶剤で希釈し
て単独で使用することができるが、更に他の成
分、例えば亜鉛末、酸化鉄、アルミニウム粉、ジ
ンククロメートなどの防食顔料、更に必要に応じ
て着色顔料、体質顔料などと併用することによ
り、接着性、耐水の良好な、乾燥性の早い、金属
防食塗料用1次防食プライマー組成物が得られ
る。 またシーリング剤用として本発明のプライマー
組成物を有機溶剤で希釈したものを、コンクリー
ト、スレート、ガラス質金属素地体などに塗布す
ると被着体とシーリング剤との界面に優れた接着
保持性を与える。 本発明のプライマー組成物の希釈剤として用い
る有機溶剤としては酢酸エチル、酢酸ブチルのよ
うなエステル類、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトンのようなケトン類、トルエン、キ
シレンのような芳香族炭化水素類が挙げられ、プ
ライマー組成物100部に対し、5〜5500部配合す
る。 下記実施例及び比較例により本発明を更に詳し
く説明する。下記において%は特に指定されない
場合は重量%を表わす。 実施例 1 ジフエニルメタンジイソシアネート598gを四
ツ口フラスコ中で撹拌しながら70℃に加熱しγ―
アミノプロピルトリエトキシシラン202gを乾燥
窒素雰囲気下、70℃で3時間を要して滴下し中間
反応生成物を得た。次にこの中間反応生成物を
150℃に昇温し、同温度で5時間反応した後、70
℃まで冷却し淡黄色透明な粘稠体を得た。酢酸エ
チル200gを加え反応生成物の溶液を得た。反応
生成物の溶液はNCO含有率10.1%、粘度
2800cps/25℃で、12ケ月後においても変化はみ
られなかつた。 実施例 2 トルエンジイソシアネート612gと酢酸セロソ
ルブアセテート200gを四ツ口フラスコ中で撹拌
しながら70℃に加熱しN―β(アミノエチル)γ
―アミノプロピルトリエトキシシラン187gを乾
燥窒素雰囲気下70℃で3時間を要して滴下し中間
反応生成物を得た。次にこの中間反応生成物を
150℃に昇温し、5時間同温度で反応した後、室
温まで冷却して淡黄色透明な反応生成物の溶液を
得た。NCO含有率17.5%、粘度2100cps/25℃
で、12ケ月後においても変化はみられなかつた。 実施例 3 実施例1の反応生成物の溶液10g、亜鉛粉末
53g及び酢酸エチル316gを混合し、金属防食塗料
1次プライマー組成物を得た。これをブラスト板
にスプレーで塗布し、耐薬品性試験を行い、下記
比較例の対照試料と比較した。結果は第1表に示
した。 比較例 1 ジフエニルメタンジイソシアネート598gを四
ツ口フラスコ中で撹拌しながら70℃に加熱しγ―
アミノプロピルトリエトキシシラン202gを乾燥
窒素雰囲気下70℃で3時間を要して滴下し、同温
度で更に2時間反応を行い、酢酸エチル200gを
加え、反応生成物の溶液を得た。実施例3と同じ
処方でプライマー組成物を調製した。これを比較
試料とした。 実施例 4 ジフエニルメタンジイソシアネート500gを四
ツ口フラスコ中で撹拌しながら70℃に加熱し、N
―β(アミノエチル)γ―アミノプロピルトリエ
トキシシラン47.5g、γ―メルカプトプロピルト
リメトキシシラン47.5g及びヘキシルアミン21.5g
の混合液を3時間を要して滴下し、中間反応生成
物を得た。 次にこの中間反応生成物を150℃に昇温し、同
温度で5時間反応した後、70℃まで冷却すると淡
黄色透明粘稠な反応生成物が得られた。酢酸エチ
ル154gを加え反応生成物の溶液を得た。NCO含
有率13.5%、粘度3000cps/25℃で、12ケ月後に
おいても変化はみられなかつた。この反応生成物
の溶液10g、亜鉛粉末53g、及び酢酸エチル316g
を混合し、実施例3と同様に試験した。結果は第
1表に示す。
はビユレツト基を有する反応生成物を含有する接
着性、耐水性、耐熱性及び防蝕性等に優れた透明
なプライマー組成物に関する。 従来ガラス、コンクリート、各種金属等に対す
るプライマーとしてシランカツプリング剤または
エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、塩化ゴム樹脂にシ
ランカツプリング剤を混和したものが使用されて
いた。しかしながら、これらのものは接着性、耐
熱性、特に高温湿潤時の接着性において満足すべ
きものではなかつた。現在主として使用されてい
るシランカツプリング剤の有機溶剤溶液は、ガラ
ス質のような鏡面上の被着体に対しては良好な接
着強度を示すか、粗面であるコンクリート、モル
タル、スレート、塩ビ鋼板等に対しては良好な接
着強度を示さない欠点を持つている。またシラン
カツプリング剤は硬化被膜の凝集強度が弱いた
め、湿潤時または高温、高湿時において被膜劣化
を生じ十分な接着強度を示さない。更に水分には
極めて敏感であるため貯蔵安定性が悪い欠点を有
する。これらの欠点を克服するため特定の組成を
有するシランカツプリング剤として例えばエポキ
シ系シランカツプリング剤等が提案されている
が、これらもまだ満足すべきものではなく、特に
透明性、耐熱接着性において不十分である。 本発明者等は或る種のシラン化合物またはそれ
とアミノ化合物との混合物及び有機ポリイソシア
ネートからの反応生成物中にビユレツト結合を有
せしめることにより、被膜形成能力及び凝集能力
を高めて、接着強度、耐水性、安定性、防蝕性、
作業性に優れたプライマー組成物が得られること
を見出し、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明のプライマー組成物は、アミノ
シラン化合物及び/又はアミノシラン化合物以外
のシラン化合物とアミノ化合物との混合物、及び
有機ポリイソシアネートからなるビユレツト基を
有する反応生成物を含有するものである。 このビユレツト基を含有せしめたことにより、
本発明のプライマー組成物はビユレツト基を有し
ない従来のエポキシ系シランカツプリング剤と比
較して透明度、耐沸とう水、接着強さ、耐熱接着
強さにおいて特に優れている。 本発明のプライマーの製造に当つては、反応器
中の有機ポリイソシアネートを70℃ないし75℃に
昇温し、かくはんしながら乾燥窒素雰囲気下でシ
ラン化合物を2時間30分から3ないし4時間を要
して滴下する。次いで反応温度110℃ないし160℃
に昇温し、3時間ないし6時間反応させ、70℃に
冷却し溶剤を加える。 この場合該有機ポリイソシアネート及び該シラ
ン化合物の添加量の割合はモル比NCO基/NH2
=1.6ないし2.7であることが好ましい。この比が
1.5以下では第2段階の110℃〜160℃の反応中に
ゲル化が生ずる恐れがあり、また4以上では透明
性が得難い。滴下温度を75℃以上とするとポリマ
ー化等の副反応が生じ易い。滴下を2時間以内で
行うと第2段階の110℃〜160℃の反応の際にゲル
化することがある。 この反応は溶媒中において、または無溶媒で行
うことができる。 このようにして第1段階の70〜75℃の反応によ
り先ず尿素結合が生じ、次いで第2段階の110〜
160℃の反応でビユレツト結合が生ずるのであ
る。 本発明に使用する有機ポリイソシアネートとし
ては、有機ポリイソシアネートならばあらゆるも
のが使用できるが、例をあげると芳香族ポリイソ
シアネート類としてはジフエニルメタンジイソシ
アネート、トルエンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、ミリオネートMTL(日本
ポリウレタン製ポリイソシアネート)、デスモジ
ユールN(バイエル社ポリイソシアネート)等が
あり、脂肪族ジイソシアネート類としてはヘキサ
メチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメ
チルジイソシアネート等があり、脂環族ジイソシ
アネートとしてはイソホロジイソシアネート、
4,4′―ジシクロメタンジイソシアネート等があ
る。 更にこれらイソシアネート類と活性な官能基を
有する物質例へばプロピレングリコール、トリメ
チロールプロパンなどのアルコール類、ポリエス
テルポリオール類、ポリエーテルポリオール類な
どとの反応により得られるイソシアネート基末端
プレポリマー類があり、これらにはコロネートL
(日本ポリウレタン製)コロネートHL(日本ポリ
ウレタン製)等も包含される。通常その1種もし
くは2種以上が用いられる。 本発明に使用されるアミノシラン化合物の例と
して、 γ―アミノプロピルトリエトキシシラン、 アミノメチルトリエトキシシラン、 γ―アミノプロピルメチルジエトキシシラン、 N―(β―アミノエチル)アミノメチルトリメト
キシシラン、 γ―アミノイソブチルトリメトキシシラン、 N―(β―アミノエチル)アミノプロピルトリエ
トキシシラン、 N―ビス(β―ヒドロキシエチル)―γ―アミノ
プロピルトリエトキシシラン、 N―(β―アミノエチル)―γ―アミノプロピル
トリエトキシシラン、 N―(β―アミノエチル)―γ―アミノプロピル
メチルジメトキシシラン、 N―(β―アミノエチル)―γ―アミノ―β―メ
チルプロピルトリエトキシシラン、 及びこれらの類似物ならびにN―(αカルボキシ
メチルアミノエチル)―γ―アミノプロピルトリ
エトキシシランなどの1種またはそれらの2種以
上の混合物を挙げることができる。 更にビニル基又はエポキシ基を有するシラン化
合物と分子中にカルボキシル基を有する化合物と
の反応によつて得られる、カルボキシル基を有す
るシラン化合物によつても目的を達成することが
できる。 ビニル基を有するシラン化合物の例として、ビ
ニルトリエトキシシラン、ビニル―トリス(β―
メトキシエトキシ)シラン、γ―メタアクリロキ
シプロピルトリメトキシシラン等があり、エポキ
シ基を有するシラン化合物の例としては、γ―グ
リシドキシプロピルトリエトキシシラン、β―
(3,4―エポキシシクロヘキシル)エチルトリ
メトキシシラン等があり、カルボキシル基を有す
る化合物としては、アクリル酸、メタアクリル
酸、アジピン酸、フタぶル酸等が使用できる。 本発明に使用される、アミノシラン化合物以外
のシラン化合物の例として、γ―クロロプロピル
トリエトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニル―トリス(β
―メトキシエトキシ)シラン、γ―メタアクリロ
プロピルトリメトキシシラン、β―(3,4―エ
トキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリアセトキシシラン、γ―グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、γ―グリシド
キシプロピルメチルジメトキシシラン、3,4―
エポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシシラ
ン、3,4―エポキシシクロヘキシルエチルメチ
ルジメトキシシラン、γ―メルカブトプロピルト
リメトキシシランなどが挙げられ、これらアミン
化合物とシラン化合物の各1種類もしくは2種類
以上の混合物が用いられる。 アミノ化合物としはヘキシルアミン、プロピル
アミンのような脂肪族アミン類、芳香族アミン
類、脂環族アミン類などがある。 更にイソシアネート基に対して活性な官能基を
有する物質として上記アミン化合物以外にギ酸、
酢酸、アジピン酸などのカルボン酸類や水などを
挙げることができる。 反応を溶媒中で行う場合における好ましい溶媒
の例としてキシレン、酢酸セロソルブ、モノクロ
ルベンゼン等を挙げることができる。 本発明のプライマー組成物は有機溶剤で希釈し
て単独で使用することができるが、更に他の成
分、例えば亜鉛末、酸化鉄、アルミニウム粉、ジ
ンククロメートなどの防食顔料、更に必要に応じ
て着色顔料、体質顔料などと併用することによ
り、接着性、耐水の良好な、乾燥性の早い、金属
防食塗料用1次防食プライマー組成物が得られ
る。 またシーリング剤用として本発明のプライマー
組成物を有機溶剤で希釈したものを、コンクリー
ト、スレート、ガラス質金属素地体などに塗布す
ると被着体とシーリング剤との界面に優れた接着
保持性を与える。 本発明のプライマー組成物の希釈剤として用い
る有機溶剤としては酢酸エチル、酢酸ブチルのよ
うなエステル類、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトンのようなケトン類、トルエン、キ
シレンのような芳香族炭化水素類が挙げられ、プ
ライマー組成物100部に対し、5〜5500部配合す
る。 下記実施例及び比較例により本発明を更に詳し
く説明する。下記において%は特に指定されない
場合は重量%を表わす。 実施例 1 ジフエニルメタンジイソシアネート598gを四
ツ口フラスコ中で撹拌しながら70℃に加熱しγ―
アミノプロピルトリエトキシシラン202gを乾燥
窒素雰囲気下、70℃で3時間を要して滴下し中間
反応生成物を得た。次にこの中間反応生成物を
150℃に昇温し、同温度で5時間反応した後、70
℃まで冷却し淡黄色透明な粘稠体を得た。酢酸エ
チル200gを加え反応生成物の溶液を得た。反応
生成物の溶液はNCO含有率10.1%、粘度
2800cps/25℃で、12ケ月後においても変化はみ
られなかつた。 実施例 2 トルエンジイソシアネート612gと酢酸セロソ
ルブアセテート200gを四ツ口フラスコ中で撹拌
しながら70℃に加熱しN―β(アミノエチル)γ
―アミノプロピルトリエトキシシラン187gを乾
燥窒素雰囲気下70℃で3時間を要して滴下し中間
反応生成物を得た。次にこの中間反応生成物を
150℃に昇温し、5時間同温度で反応した後、室
温まで冷却して淡黄色透明な反応生成物の溶液を
得た。NCO含有率17.5%、粘度2100cps/25℃
で、12ケ月後においても変化はみられなかつた。 実施例 3 実施例1の反応生成物の溶液10g、亜鉛粉末
53g及び酢酸エチル316gを混合し、金属防食塗料
1次プライマー組成物を得た。これをブラスト板
にスプレーで塗布し、耐薬品性試験を行い、下記
比較例の対照試料と比較した。結果は第1表に示
した。 比較例 1 ジフエニルメタンジイソシアネート598gを四
ツ口フラスコ中で撹拌しながら70℃に加熱しγ―
アミノプロピルトリエトキシシラン202gを乾燥
窒素雰囲気下70℃で3時間を要して滴下し、同温
度で更に2時間反応を行い、酢酸エチル200gを
加え、反応生成物の溶液を得た。実施例3と同じ
処方でプライマー組成物を調製した。これを比較
試料とした。 実施例 4 ジフエニルメタンジイソシアネート500gを四
ツ口フラスコ中で撹拌しながら70℃に加熱し、N
―β(アミノエチル)γ―アミノプロピルトリエ
トキシシラン47.5g、γ―メルカプトプロピルト
リメトキシシラン47.5g及びヘキシルアミン21.5g
の混合液を3時間を要して滴下し、中間反応生成
物を得た。 次にこの中間反応生成物を150℃に昇温し、同
温度で5時間反応した後、70℃まで冷却すると淡
黄色透明粘稠な反応生成物が得られた。酢酸エチ
ル154gを加え反応生成物の溶液を得た。NCO含
有率13.5%、粘度3000cps/25℃で、12ケ月後に
おいても変化はみられなかつた。この反応生成物
の溶液10g、亜鉛粉末53g、及び酢酸エチル316g
を混合し、実施例3と同様に試験した。結果は第
1表に示す。
【表】
実施例 5
実施例1の反応生成物の溶液100gに酢酸エチ
ル300gを加え 各種被着体(各々2枚)にハケ
で塗布し、10分間放置し、塗布面の一定部分を
各々接着させ室温にて24時間放置後、比較試験に
用いた。試験方法は万能引張試験後UT―M―1
(東洋測器(株)製)で、試験片の両端をつかみ一定
速度、一定荷重で引張り破壊状態を調べた。 結果は第2表に示す。 実施例 6 実施例2の反応生成物の溶液100gに酢酸エチ
ル300gを加え、以下実施例5と同様に試験し
た。 結果は第2表に示す。 実施例 7 ジフエニルメタンジイソシアネート600gを四
ツ口フラスコ中で撹拌しながら70℃に加熱しγ―
メルカプトプロピルトリエトキシシラン75.6gと
ヘキシルアミン78gとの合混合液を乾燥窒素雰囲
気下、70℃で3時間を要して滴下し中間反応生成
物を得た。 次にこの中間反応生成物を150℃に昇温し、同
温度で5時間反応した後、70℃まで冷却し、淡黄
色透明な粘稠液体を得た。更にこれに酢酸エチル
188.4gを加え反応生成物の溶液を得た。 上記反応生成物はNCO含有率12.5%、粘度
2500cps/25℃で、12ケ月後においても変化はみ
れらなかつた。この反応生成物の溶液100gを更
に酢酸エチル300gで希釈し、以下実施例5と同
様に試験した。 結果は第2表に示す。 比較例 2 比較例1の反応生成物の溶液100gに酢酸エチ
ル300gを加え、実施例5と同様に試験した。 結果は第2表に示す。
ル300gを加え 各種被着体(各々2枚)にハケ
で塗布し、10分間放置し、塗布面の一定部分を
各々接着させ室温にて24時間放置後、比較試験に
用いた。試験方法は万能引張試験後UT―M―1
(東洋測器(株)製)で、試験片の両端をつかみ一定
速度、一定荷重で引張り破壊状態を調べた。 結果は第2表に示す。 実施例 6 実施例2の反応生成物の溶液100gに酢酸エチ
ル300gを加え、以下実施例5と同様に試験し
た。 結果は第2表に示す。 実施例 7 ジフエニルメタンジイソシアネート600gを四
ツ口フラスコ中で撹拌しながら70℃に加熱しγ―
メルカプトプロピルトリエトキシシラン75.6gと
ヘキシルアミン78gとの合混合液を乾燥窒素雰囲
気下、70℃で3時間を要して滴下し中間反応生成
物を得た。 次にこの中間反応生成物を150℃に昇温し、同
温度で5時間反応した後、70℃まで冷却し、淡黄
色透明な粘稠液体を得た。更にこれに酢酸エチル
188.4gを加え反応生成物の溶液を得た。 上記反応生成物はNCO含有率12.5%、粘度
2500cps/25℃で、12ケ月後においても変化はみ
れらなかつた。この反応生成物の溶液100gを更
に酢酸エチル300gで希釈し、以下実施例5と同
様に試験した。 結果は第2表に示す。 比較例 2 比較例1の反応生成物の溶液100gに酢酸エチ
ル300gを加え、実施例5と同様に試験した。 結果は第2表に示す。
【表】
実施例 8
実施例1の反応生成物の溶液100gに酢酸エチ
ル300gを加えて溶解し、試験片としてガラス
板、アルミ板及びブリキ板にハケで塗布して10分
間放置し、次いでポリウレタン塗料〔ニツポラン
800(日本ポリウレタン工業製)100gにコロネー
トL(日本ポリウレタン工業製)190gを加え、
更に酢酸セロソルブアセテート/酢酸ブチル/酢
酸エチル/トルエン=1:1:1:1の混合溶剤
300gを加えて調製したもの〕をハケで塗布し、
室温で30分放置後、100℃で1時間硬化せしめた
後、80℃温水浸漬試験に供した。結果を第3表に
示す。 実施例 9 実施例2の反応生成物の溶液100gに酢酸エチ
ル300gを加え、以下実施例8と同様に試験し
た。結果を第3表に示す。 実施例 10 実施例7の反応生成物の溶液100gに酢酸エチ
ル300gを加え、以下実施例8と同様に試験し
た。結果を第3表に示す。 比較例 3 比較例1の反応生成物の溶液100gに酢酸エチ
ル300gを加え、実施例8と同様に試験した。結
果を第3表に示す。
ル300gを加えて溶解し、試験片としてガラス
板、アルミ板及びブリキ板にハケで塗布して10分
間放置し、次いでポリウレタン塗料〔ニツポラン
800(日本ポリウレタン工業製)100gにコロネー
トL(日本ポリウレタン工業製)190gを加え、
更に酢酸セロソルブアセテート/酢酸ブチル/酢
酸エチル/トルエン=1:1:1:1の混合溶剤
300gを加えて調製したもの〕をハケで塗布し、
室温で30分放置後、100℃で1時間硬化せしめた
後、80℃温水浸漬試験に供した。結果を第3表に
示す。 実施例 9 実施例2の反応生成物の溶液100gに酢酸エチ
ル300gを加え、以下実施例8と同様に試験し
た。結果を第3表に示す。 実施例 10 実施例7の反応生成物の溶液100gに酢酸エチ
ル300gを加え、以下実施例8と同様に試験し
た。結果を第3表に示す。 比較例 3 比較例1の反応生成物の溶液100gに酢酸エチ
ル300gを加え、実施例8と同様に試験した。結
果を第3表に示す。
【表】
Claims (1)
- 1 アミノシラン化合物及び/又はアミノシラン
化合物以外のシラン化合物と、アミノ化合物との
混合物及び有機ポリイソシアネートを110℃〜160
℃の温度において反応させて得られるビユレツト
基を有する反応生成物を含有することを特徴とす
るプライマー組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11408878A JPS5540722A (en) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | Primer composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11408878A JPS5540722A (en) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | Primer composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5540722A JPS5540722A (en) | 1980-03-22 |
| JPS6145668B2 true JPS6145668B2 (ja) | 1986-10-09 |
Family
ID=14628783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11408878A Granted JPS5540722A (en) | 1978-09-19 | 1978-09-19 | Primer composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5540722A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5780472A (en) * | 1980-11-06 | 1982-05-20 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | Treating agent for bonding |
| JPS57128754A (en) * | 1981-02-03 | 1982-08-10 | Nippon Polyurethan Kogyo Kk | Primer composition and its preparation |
| JPS5927977A (ja) * | 1982-08-07 | 1984-02-14 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | プライマ−組成物 |
| DE19855999A1 (de) * | 1998-12-04 | 2000-06-15 | Bayer Ag | Alkoxysilanhaltige Lackzubereitung |
| JP5083947B2 (ja) * | 2007-05-12 | 2012-11-28 | コニシ株式会社 | 珪素質無機多孔体に適用するための含浸シーラー剤 |
| DE102018121477B4 (de) * | 2018-09-04 | 2023-03-23 | I S G Isolierchemie GmbH & Co. Kunststoff KG | Lösemittelfreies Voranstrichmittel für den Korrosionsschutz an kathodisch geschützten und nicht kathodisch geschützten, kunststoffummantelten Stahlrohren |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3707521A (en) * | 1970-03-05 | 1972-12-26 | Essex Chemical Corp | Polyurethane sealant-primer system isocyanate-reactive surface primer composition for polyurethane sealants |
| JPS5265529A (en) * | 1975-11-26 | 1977-05-31 | Sansutaa Esetsukusu Kagaku Kk | Primer composition |
-
1978
- 1978-09-19 JP JP11408878A patent/JPS5540722A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5540722A (en) | 1980-03-22 |
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