JPS6147913B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6147913B2 JPS6147913B2 JP21019583A JP21019583A JPS6147913B2 JP S6147913 B2 JPS6147913 B2 JP S6147913B2 JP 21019583 A JP21019583 A JP 21019583A JP 21019583 A JP21019583 A JP 21019583A JP S6147913 B2 JPS6147913 B2 JP S6147913B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic
- manganese
- hot water
- solid
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- NUJOXMJBOLGQSY-UHFFFAOYSA-N manganese dioxide Chemical compound O=[Mn]=O NUJOXMJBOLGQSY-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 30
- AMWRITDGCCNYAT-UHFFFAOYSA-L hydroxy(oxo)manganese;manganese Chemical compound [Mn].O[Mn]=O.O[Mn]=O AMWRITDGCCNYAT-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims description 29
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 29
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 9
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 4
- 239000000047 product Substances 0.000 description 11
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 10
- 239000001993 wax Substances 0.000 description 10
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 9
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 8
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 7
- 238000007613 slurry method Methods 0.000 description 7
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 4
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 description 3
- 229940099596 manganese sulfate Drugs 0.000 description 3
- 235000007079 manganese sulphate Nutrition 0.000 description 3
- 239000011702 manganese sulphate Substances 0.000 description 3
- PPNAOCWZXJOHFK-UHFFFAOYSA-N manganese(2+);oxygen(2-) Chemical class [O-2].[Mn+2] PPNAOCWZXJOHFK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- SQQMAOCOWKFBNP-UHFFFAOYSA-L manganese(II) sulfate Chemical compound [Mn+2].[O-]S([O-])(=O)=O SQQMAOCOWKFBNP-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 3
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 3
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- -1 dihydrate salt Chemical class 0.000 description 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 2
- PWHULOQIROXLJO-UHFFFAOYSA-N Manganese Chemical compound [Mn] PWHULOQIROXLJO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052925 anhydrite Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- OSGAYBCDTDRGGQ-UHFFFAOYSA-L calcium sulfate Chemical compound [Ca+2].[O-]S([O-])(=O)=O OSGAYBCDTDRGGQ-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 238000010908 decantation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 239000012634 fragment Substances 0.000 description 1
- 238000010335 hydrothermal treatment Methods 0.000 description 1
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011572 manganese Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 239000012188 paraffin wax Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 1
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 1
- 235000011149 sulphuric acid Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電解槽内蓄積物の処理法であつて、そ
の目的とする処は電解二酸化マンガン製造時に電
解槽内の蓄積物を簡単に処理でき、蓄積物中の二
酸化マンガンを回収して再使用に供する方法を提
供することにある。 電解二酸化マンガンの電解に於て、電解液であ
る硫酸マンガン溶液に、マンガン酸化物を懸濁し
て電解する方法(以下スラリー法という)が公知
である。 上記スラリー法は、たんに硫酸マンガン溶液を
電解液として電解する通常の方法に比べ、電流効
率を2倍にすることができ、従つて実用上極めて
優れた方法である。 しかし、スラリー法は前述のように電解液にマ
ンガン酸化物を懸濁して電解するため、長時間連
続操業を続けた場合、電解日数の経過について電
解槽内にマンガン酸化物が蓄積する。従つて、ス
ラリー法では、電解を定期的に又は必要に応じて
停止し、電解液を抜き、電極板を取外して槽内蓄
積物を除去しているが、この蓄積物は下記の如き
問題点があるため、マンガン酸化物としてこの
まゝ再使用することが困難である。 即ち、電解液たる硫酸マンガンは、元来高純度
なものからなるが、微量乍らCa++が存在してい
る。このCa++は電解液中に於て、溶解度以上に
達するとCaSO4を形成し、無水塩としても存在す
るが、1/2水塩、2水塩、主として2水塩として
析出し、これが電解槽内の蓄積物中に包含されて
いる。 また、電解槽は、電解処理時に液の蒸発を防止
するため、パラフイン、ワツクス等を添加してい
る。これらのワツクス類は融点(mp)が55〜70
℃で、電解時の温度90〜95℃ではすべて溶解して
電気液表面に浮上し、電気液面をカバーして蒸発
を防止する役割を果たしている。 しかし、これらのワツクス類は電解液の対流に
伴ない電解槽内の広い範囲に流動しており、その
一部は電解液に懸濁しているマンガン酸化物と混
在し、液温の低下によつてマンガン酸化物にとり
こまれたまゝ固化し、電解槽の蓄積物中に包含さ
れている。 さらにまた、電解によつて極板に折出した製品
たる二酸化マンガンが部分的に剥離した破片や粉
未も、前記電解槽の蓄積物中に包含しており、特
にこの二酸化マンガンは製品の収率に直接関係す
るため可及的に回収する必要がある。 本発明者等はスラリー法による電解二酸化マン
ガンの製造法による電解槽蓄積物について研究の
結果、特許請求の範囲に記載した構成とすること
によつて、電解槽の蓄積物からワツクス類、石膏
等を簡単に除去して製品二酸化マンガン及びマン
ガン酸化物を回収することができた。 即ち、本発明はマンガン酸化物を懸濁させて電
解二酸化マンガンを製造する方法において、電気
槽内の蓄積物に70℃以上の熱水を添加し、固液分
離によつて固形分を回収する第1工程と、第1工
程で回収した固形分に水を添加し撹拌した後、固
液分離によつて固形分を回収する第2工程とから
なることを特徴とする電解槽内蓄積物の処理法で
ある。 前述したようにスラリー法で電解二酸化マンガ
ンを製造した際、電解槽内に生ずる蓄積物は、ワ
ツクス類、石膏、マンガン酸化物のほか製品二酸
化マンガンからなる混合物であつて、本発明は第
1工程としてまず電解槽から分離回収した蓄積物
に水を添加し、70℃以上に加熱する。 ワツクス類は一般にm.pが55〜70℃であるた
め、マンガン酸化物にとりこまれて固化している
ワツクス類は固形分から分離し、熱水表面に浮上
して分離できる。茲で水を添加する代りに、直接
70℃以上の熱水を添加することもできるが、この
場合は蓄積物全体に吸収される熱量を考慮し、で
きるだけ高温の熱水とする。しかし、直接熱水を
添加するよりも、寧ろ水を添加し、これに蒸気を
吹込むほうが、取扱いも簡単であり、容易に90℃
以上の温度に昇温できるため有利である。 そればかりでなく、この熱水処理によつて蓄積
物中に存在するCaSO4・2H2Oを熱水中に溶解抽
出することができる。 即ち、CaSO4・2H2Oの溶解度は、MnSO4又は
H2SO4の存在下では、プラスの温度依存性であつ
て、例えば0.73モル/のMnSO4溶液中の
CaSO4・2H2Oの溶解度は、20℃において0.5Ca++
g/であるのに対し、80℃では0.97Ca++g/
であり、また、0.7モルH2SO4溶液中のCaSO4・
2H2Oの溶解度は、20℃において0.8Ca++g/で
あるのに対し、80℃では2.0Ca++g/である
(特公昭55−18661号公報参照)。 前記熱水処理は、MnSO4、H2SO4の付着を少
なくするためには、相当量の熱水を使用する必要
があるが、つぎの固液分離を考慮して少くするこ
とが望ましく、1回当りの熱水量はおおよそ蓄積
物1Kg当り20程度とし、処理回数を多くするこ
とがワツクス類の除去には有効である。 前記のようにワツクス及びCaSO4・2H2Oを溶
解除去した蓄積物を固液分離して回収する。茲に
おける固液分離は常法における過法又はデカン
テーシヨンの何れの方法であつてもよい。尚、こ
の場合蓄積物中に電極から剥離脱落した製品二酸
化マンガンがある場合にはできる丈取除いて別途
保管する。 尚、第1工程における固液分離後、再度注水
し、オイル状の紋様が表面に認められるようであ
れば、第1工程における熱水処理を循環して行う
ことが望ましい。 前記第1工程によつて熱水から分離回収された
蓄積物はスラツジ状で、尚CaSO4・2H2Oを含有
しているため、第2工程として前記蓄積物に水を
加えて充分に撹拌する。 第2工程において使用する水は、温度は常温程
度でよいが、添加水量を大量に使用することが必
要である。即ち、CaSO4・2H2Oの水に対する溶
解度は、温度の影響は殆んどなく、およそ2g/
H20とされている。従つて、蓄積物1Kg当り
500gのCaSO4・2H2Oを含有するとすれば(本発
明者等の研究によれば蓄積物中のCaSO4・2H2O
は5〜40%の範囲と考えられ、現実には前記数値
より含有量は少ない)、蓄積物1Kgの処理に使用
する1回の水処理量は250〜500程度とすること
が望ましく、また、第1工程における熱水処理と
同様に水処理を2回以上反復することはより有効
である。 図面は本発明の一実施例のフローシートを示し
たものであるが、図面を一見すれば明らかな如
く、本発明は鉱石の精製から電解処理に至る一連
の製造工程の一部を容易に組み入れることがで
き、場合によつては、前記一連の製造工程中の酸
化工程(F++ e→F+++ e)にも組み入れることが
で
き、従つて、マンガン酸化物の歩留りの向上と共
に高純度の電解二酸化マンガンを比較的廉価に製
造することができる。 以上の如く本発明は第1工程と第2工程との組
合せによつて、電解槽内蓄積物中のワツクス類及
び石膏をほぼ完全に除去し、最終的に回収される
固形分はマンガン酸化物と電極から一部剥離した
製品たる電解二酸化マンガンとすることができる
から、製品たる電解二酸化マンガンの比較的大き
なものを選り分けて製品として回収し、その他の
マンガン酸化物は、再たび電解液に懸濁させるマ
ンガン酸化物として循環して使用できるから、製
品歩留の向上及び懸濁させるマンガン酸化物の原
単位を低減できるから電解二酸化マンガンの製造
コストの軽減が図られると云う効果がある。 実施例 スラリー法による電解二酸化マンガンの電解
を、約3ケ月操業を続行した後、電解を停止し、
槽内蓄積物を取出し、その1Kgを200容器に採
り、これに水50を採り、さらに蒸気を吹き込ん
で90℃に昇温した。その後15分間撹拌を続けるう
ち、液面はオイル状紋様を呈し、泡が多く発生し
た。 これをヌツチエで過し、残渣を再たび元の
200容器に戻し、前記と同様の処理を3回繰返
した。この間残渣中の破片状の製品である電解二
酸化マンガンを手指で拾い製品として回収した。 前記3回の熱水処理を終了した後、残渣を、
1000容器に採り、これに水500を添加し、30
分間撹拌した後、ヌツチエで過した。この時の
液温は23℃であつた。 前述の残渣を再たび1000容器に戻し、水200
を添加し、撹拌した後、ヌツチエで過し、次
の如き残渣を得た。 【表】
の目的とする処は電解二酸化マンガン製造時に電
解槽内の蓄積物を簡単に処理でき、蓄積物中の二
酸化マンガンを回収して再使用に供する方法を提
供することにある。 電解二酸化マンガンの電解に於て、電解液であ
る硫酸マンガン溶液に、マンガン酸化物を懸濁し
て電解する方法(以下スラリー法という)が公知
である。 上記スラリー法は、たんに硫酸マンガン溶液を
電解液として電解する通常の方法に比べ、電流効
率を2倍にすることができ、従つて実用上極めて
優れた方法である。 しかし、スラリー法は前述のように電解液にマ
ンガン酸化物を懸濁して電解するため、長時間連
続操業を続けた場合、電解日数の経過について電
解槽内にマンガン酸化物が蓄積する。従つて、ス
ラリー法では、電解を定期的に又は必要に応じて
停止し、電解液を抜き、電極板を取外して槽内蓄
積物を除去しているが、この蓄積物は下記の如き
問題点があるため、マンガン酸化物としてこの
まゝ再使用することが困難である。 即ち、電解液たる硫酸マンガンは、元来高純度
なものからなるが、微量乍らCa++が存在してい
る。このCa++は電解液中に於て、溶解度以上に
達するとCaSO4を形成し、無水塩としても存在す
るが、1/2水塩、2水塩、主として2水塩として
析出し、これが電解槽内の蓄積物中に包含されて
いる。 また、電解槽は、電解処理時に液の蒸発を防止
するため、パラフイン、ワツクス等を添加してい
る。これらのワツクス類は融点(mp)が55〜70
℃で、電解時の温度90〜95℃ではすべて溶解して
電気液表面に浮上し、電気液面をカバーして蒸発
を防止する役割を果たしている。 しかし、これらのワツクス類は電解液の対流に
伴ない電解槽内の広い範囲に流動しており、その
一部は電解液に懸濁しているマンガン酸化物と混
在し、液温の低下によつてマンガン酸化物にとり
こまれたまゝ固化し、電解槽の蓄積物中に包含さ
れている。 さらにまた、電解によつて極板に折出した製品
たる二酸化マンガンが部分的に剥離した破片や粉
未も、前記電解槽の蓄積物中に包含しており、特
にこの二酸化マンガンは製品の収率に直接関係す
るため可及的に回収する必要がある。 本発明者等はスラリー法による電解二酸化マン
ガンの製造法による電解槽蓄積物について研究の
結果、特許請求の範囲に記載した構成とすること
によつて、電解槽の蓄積物からワツクス類、石膏
等を簡単に除去して製品二酸化マンガン及びマン
ガン酸化物を回収することができた。 即ち、本発明はマンガン酸化物を懸濁させて電
解二酸化マンガンを製造する方法において、電気
槽内の蓄積物に70℃以上の熱水を添加し、固液分
離によつて固形分を回収する第1工程と、第1工
程で回収した固形分に水を添加し撹拌した後、固
液分離によつて固形分を回収する第2工程とから
なることを特徴とする電解槽内蓄積物の処理法で
ある。 前述したようにスラリー法で電解二酸化マンガ
ンを製造した際、電解槽内に生ずる蓄積物は、ワ
ツクス類、石膏、マンガン酸化物のほか製品二酸
化マンガンからなる混合物であつて、本発明は第
1工程としてまず電解槽から分離回収した蓄積物
に水を添加し、70℃以上に加熱する。 ワツクス類は一般にm.pが55〜70℃であるた
め、マンガン酸化物にとりこまれて固化している
ワツクス類は固形分から分離し、熱水表面に浮上
して分離できる。茲で水を添加する代りに、直接
70℃以上の熱水を添加することもできるが、この
場合は蓄積物全体に吸収される熱量を考慮し、で
きるだけ高温の熱水とする。しかし、直接熱水を
添加するよりも、寧ろ水を添加し、これに蒸気を
吹込むほうが、取扱いも簡単であり、容易に90℃
以上の温度に昇温できるため有利である。 そればかりでなく、この熱水処理によつて蓄積
物中に存在するCaSO4・2H2Oを熱水中に溶解抽
出することができる。 即ち、CaSO4・2H2Oの溶解度は、MnSO4又は
H2SO4の存在下では、プラスの温度依存性であつ
て、例えば0.73モル/のMnSO4溶液中の
CaSO4・2H2Oの溶解度は、20℃において0.5Ca++
g/であるのに対し、80℃では0.97Ca++g/
であり、また、0.7モルH2SO4溶液中のCaSO4・
2H2Oの溶解度は、20℃において0.8Ca++g/で
あるのに対し、80℃では2.0Ca++g/である
(特公昭55−18661号公報参照)。 前記熱水処理は、MnSO4、H2SO4の付着を少
なくするためには、相当量の熱水を使用する必要
があるが、つぎの固液分離を考慮して少くするこ
とが望ましく、1回当りの熱水量はおおよそ蓄積
物1Kg当り20程度とし、処理回数を多くするこ
とがワツクス類の除去には有効である。 前記のようにワツクス及びCaSO4・2H2Oを溶
解除去した蓄積物を固液分離して回収する。茲に
おける固液分離は常法における過法又はデカン
テーシヨンの何れの方法であつてもよい。尚、こ
の場合蓄積物中に電極から剥離脱落した製品二酸
化マンガンがある場合にはできる丈取除いて別途
保管する。 尚、第1工程における固液分離後、再度注水
し、オイル状の紋様が表面に認められるようであ
れば、第1工程における熱水処理を循環して行う
ことが望ましい。 前記第1工程によつて熱水から分離回収された
蓄積物はスラツジ状で、尚CaSO4・2H2Oを含有
しているため、第2工程として前記蓄積物に水を
加えて充分に撹拌する。 第2工程において使用する水は、温度は常温程
度でよいが、添加水量を大量に使用することが必
要である。即ち、CaSO4・2H2Oの水に対する溶
解度は、温度の影響は殆んどなく、およそ2g/
H20とされている。従つて、蓄積物1Kg当り
500gのCaSO4・2H2Oを含有するとすれば(本発
明者等の研究によれば蓄積物中のCaSO4・2H2O
は5〜40%の範囲と考えられ、現実には前記数値
より含有量は少ない)、蓄積物1Kgの処理に使用
する1回の水処理量は250〜500程度とすること
が望ましく、また、第1工程における熱水処理と
同様に水処理を2回以上反復することはより有効
である。 図面は本発明の一実施例のフローシートを示し
たものであるが、図面を一見すれば明らかな如
く、本発明は鉱石の精製から電解処理に至る一連
の製造工程の一部を容易に組み入れることがで
き、場合によつては、前記一連の製造工程中の酸
化工程(F++ e→F+++ e)にも組み入れることが
で
き、従つて、マンガン酸化物の歩留りの向上と共
に高純度の電解二酸化マンガンを比較的廉価に製
造することができる。 以上の如く本発明は第1工程と第2工程との組
合せによつて、電解槽内蓄積物中のワツクス類及
び石膏をほぼ完全に除去し、最終的に回収される
固形分はマンガン酸化物と電極から一部剥離した
製品たる電解二酸化マンガンとすることができる
から、製品たる電解二酸化マンガンの比較的大き
なものを選り分けて製品として回収し、その他の
マンガン酸化物は、再たび電解液に懸濁させるマ
ンガン酸化物として循環して使用できるから、製
品歩留の向上及び懸濁させるマンガン酸化物の原
単位を低減できるから電解二酸化マンガンの製造
コストの軽減が図られると云う効果がある。 実施例 スラリー法による電解二酸化マンガンの電解
を、約3ケ月操業を続行した後、電解を停止し、
槽内蓄積物を取出し、その1Kgを200容器に採
り、これに水50を採り、さらに蒸気を吹き込ん
で90℃に昇温した。その後15分間撹拌を続けるう
ち、液面はオイル状紋様を呈し、泡が多く発生し
た。 これをヌツチエで過し、残渣を再たび元の
200容器に戻し、前記と同様の処理を3回繰返
した。この間残渣中の破片状の製品である電解二
酸化マンガンを手指で拾い製品として回収した。 前記3回の熱水処理を終了した後、残渣を、
1000容器に採り、これに水500を添加し、30
分間撹拌した後、ヌツチエで過した。この時の
液温は23℃であつた。 前述の残渣を再たび1000容器に戻し、水200
を添加し、撹拌した後、ヌツチエで過し、次
の如き残渣を得た。 【表】
図面は本発明の一実施例のフローシートであ
る。
る。
Claims (1)
- 1 マンガン酸化物を懸濁させて電解二酸化マン
ガンを製造する方法において、電解槽内の蓄積物
に、70℃以上の熱水を添加し、固液分離によつて
固形分を回収する第1工程と、第1工程で回収し
た固形分に水を添加し撹拌した後、固液分離によ
つて固形分を回収する第2工程とからなることを
特徴とする電解槽内蓄積物の処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21019583A JPS60103192A (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 電解槽内蓄積物の処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21019583A JPS60103192A (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 電解槽内蓄積物の処理法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60103192A JPS60103192A (ja) | 1985-06-07 |
| JPS6147913B2 true JPS6147913B2 (ja) | 1986-10-21 |
Family
ID=16585356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21019583A Granted JPS60103192A (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 電解槽内蓄積物の処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60103192A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6355909U (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-14 | ||
| JP2013538936A (ja) * | 2010-07-15 | 2013-10-17 | 広西有色金属集団▲ふい▼元▲めん▼業有限公司 | 無水銀アルカリマンガン型電解二酸化マンガンの製造法 |
-
1983
- 1983-11-09 JP JP21019583A patent/JPS60103192A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6355909U (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-14 | ||
| JP2013538936A (ja) * | 2010-07-15 | 2013-10-17 | 広西有色金属集団▲ふい▼元▲めん▼業有限公司 | 無水銀アルカリマンガン型電解二酸化マンガンの製造法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60103192A (ja) | 1985-06-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Hoffmann | The purification of copper refinery electrolyte | |
| BRPI0701919B1 (pt) | processo de produção de índio metálico puro a partir de óxido de zinco e/ou solução contendo o metal | |
| CN102851514A (zh) | 一种粗锡除铜渣的处理方法 | |
| JP2013139595A (ja) | 鉛製錬由来の銅含有不純物塊からの有価物の回収方法 | |
| KR20120083529A (ko) | 황산아연 용액으로부터의 염화물 제거 방법 | |
| CN108336426A (zh) | 一种硫酸氧钒的制备方法及其制得的硫酸氧钒晶体 | |
| JPS604892B2 (ja) | 銅精製陽極スライムから金属を回収する方法 | |
| JPH1072631A (ja) | 電解アンチモンおよび単体イオウを生成するための、イオウ−アンチモン鉱石の湿式冶金学的および電気化学的処理方法 | |
| CN110343860A (zh) | 一种从硫酸溶液中去除镁、氟离子的方法 | |
| JPS6147913B2 (ja) | ||
| EP0189831B1 (en) | Cobalt recovery method | |
| JPS58113331A (ja) | 銅及び砒素の浸出方法 | |
| JPS63496A (ja) | ガリウム電解液の浄液方法 | |
| JPS6035415B2 (ja) | 銅および砒素の分離方法 | |
| JPS5858239A (ja) | 金属ガリウムの製造方法 | |
| JPS54120226A (en) | Recovering method for copper and selenium from copper electrolysis anode slime | |
| JP4787951B2 (ja) | 銀の電解精製方法 | |
| JPS592754B2 (ja) | アンチモン、ヒ素、水銀および錫の電解回収方法 | |
| JPS6277431A (ja) | 脱銅スライムから銅及び砒素を夫々選択的に抽出する方法 | |
| JPS58146490A (ja) | 硫酸酸性銅電解液中のアンチモンの除去方法 | |
| US874496A (en) | Process of rendering soluble in water the nickel and copper contained in sulfid ores and mattes. | |
| US1195616A (en) | Method oe extracting metals erom their ores | |
| CN109022785A (zh) | 一种从铜电解液除铋的方法 | |
| JPH06128664A (ja) | Inの回収方法 | |
| JPS58135128A (ja) | インジウムの回収方法 |