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JPS6148435B2 - - Google Patents
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JPS6148435B2 - - Google Patents

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JPS6148435B2
JPS6148435B2 JP3644078A JP3644078A JPS6148435B2 JP S6148435 B2 JPS6148435 B2 JP S6148435B2 JP 3644078 A JP3644078 A JP 3644078A JP 3644078 A JP3644078 A JP 3644078A JP S6148435 B2 JPS6148435 B2 JP S6148435B2
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JP
Japan
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compressed layer
producing
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polymer
blanket according
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JP3644078A
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Seisuke Urabe
Satoru Ogura
Fumio Akaishi
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Fujikura Rubber Works Ltd
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Fujikura Rubber Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は印刷用ブランケツト、特に圧縮性ブラ
ンケツトの圧縮層製造用組成物及びその組成物を
使用する圧縮性ブランケツトの圧縮層の製造法に
関するものである。 高速オフセツト印刷に用いる印刷用ブランケツ
トにおいては弾性重合体の圧縮層を設けることが
行なわれている。これは第1に印刷圧力時にブラ
ンケツトの圧縮面に生ずる膨みを前述の圧縮層が
均一に吸収し、ブランケツト表面の変形を減少さ
せ、鮮明な画像を得ることをできるからである。
第2にこの圧縮層があることにより、印刷用紙が
折り曲げられて送られて来たり、二枚以上重なつ
て送られて来たときに、圧縮層が圧縮することに
より、版胴やブランケツト表面に加わる力(印圧
以外の力)を吸収し、緩和しえ、このため版胴、
ブランケツト表面層の寿命を著しく改良しえる。
第3に胴仕立をする場合、一般のブランケツトに
あつては非常に厳密な厚さ調整をしなければなら
ないが、圧縮層を設けることによつて基準胴仕立
てよりもオーバー気味に仕立てても鮮明な印刷を
得ることが可能となり、作業者の熟練度に関係な
く胴仕立ができると言う利点がある。 このような圧縮層を発泡体で製造することは知
られている。たとえば合成ゴム中に発泡剤を配合
しておき、ゴムの加硫時に加熱発泡させて、無数
の独立気泡を有する圧縮層を設ける方法、あるい
は特開昭48―97609号に開示されるように硬化ラ
テツクス海綿状ゴム微粒子を弾性基体中に分散さ
せて、基体中に相互に連絡することのない多数の
空孔(独立気泡)を形成させる方法がある。更
に、中空微小球をエラストマー中に分散させ独立
気泡を形成させる方法(特公昭52―7371号)も知
られている。 しかしながら、上記の圧縮層を有する印刷用ブ
ランケツトは充分に圧縮層を設けた効果を達成し
ていない。即ち、印刷圧力時にブランケツト圧縮
面に生ずる膨みを圧縮層が充分に均一に吸収しえ
ず、鮮明な画像を形成しえない。更には印刷時に
おいて、版胴が高速で回転するため、ブランケツ
トの圧縮は極めて高速度で行なわれるが、この圧
縮速度に比例した応答速度で圧縮歪を緩和しなけ
ればならないが、前述の公知例においてはこの応
答速度が遅いという欠点がある。 これは基本的に前述の公知のブランケツトの圧
縮層が独立気泡の発泡体であることに起因してい
る。なぜなら独立気泡系であると、空孔が個々独
立しているため、圧縮変形に対し、気泡内の空気
の逃げ場がなく、充分に圧縮応力による変形を吸
収しきれず、加えて圧縮歪の緩和速度も遅くなる
からである。その点連続気泡であると、気孔は互
に連通しているために、自由に空気が流通し、大
きな圧縮変形に対しても自由に緩衝作用を示すこ
とができ、更には圧縮歪の緩和速度も著しく向上
し、鮮明な印刷を得ることが可能となり、加えて
版胴、ブランケツトの耐久性を向上させることが
可能となる。 このように、印刷用ブランケツトの圧縮層とし
ては連泡率の高い発泡体であることが望ましい訳
であるが、前述のように独立気泡のものが主であ
るのは連泡率が高く、更に印刷物の網点再現性を
得るために必須の要因である微小孔を有する発泡
体の製造が極めて困難であつたからである。 たとえば有機発泡剤で発泡させたゴム発泡体で
は100μm以下の均一な微小孔を設けることが困
難であり、連泡率は50%以下と極めて低い。第2
図はこの方法で製造された発泡体の75倍の顕微鏡
写真であり、図より明らかなように気泡は大寸法
のものより、小寸法のものまで不均一で、かつ連
泡率も低い。また、中空微小球をエラストマー中
に混入する方法(特公昭52―7371号)によれば、
あらかじめ製造された微小球を混入するため、気
泡の寸法の調整は容易であるが、混入する微小球
は個々独立の球体であるため、気泡は100%独立
気泡となる。また、硬化ラテツクス海綿状ゴムの
微粒子を基体に分散させて圧縮層を生成させる方
法(特開昭48―97609号)においては気泡も小寸
法で、連泡率もある程度高い発泡体を製造しえる
が、海綿状ゴム微粒子を製造するのに手数がかか
り、またゴム糊中に混入して糊引きするに際し、
ドクターナイフに詰るという欠点があり、生産能
率が悪く、更に発泡率も100%ではないので、圧
縮層としての性能も充分ではない。 本発明は上記の欠点を除去し、100%連続気泡
でかつ100μm以下の微小孔を有する発泡体を製
造するための組成物およびその組成物を使用した
印刷用ブランケツトの圧縮層の製造法を提供する
ことを目的とする。 したがつて、本発明による圧縮層製造用組成物
はポリマーを溶剤にポリマー濃度で2〜70%溶か
して成るポリマー溶液に、スルホン酸基、エーテ
ル基、水酸基のうち少なくとも一種類の官能基を
有するかまたはアミン構造を有する界面活性剤お
よび/もしくは消泡作用を示すに充分な量のシリ
コンを添加すると共に、前記溶剤に溶解可能で、
かつ前記ポリマーには溶解しないゲル化液を前記
ポリマー溶液がゲル化するに必要な量の20〜95%
添加して基本的に成ることを特徴とするものであ
る。 また本発明による印刷用ブランケツトの圧縮層
の製造法は、ポリマーを溶剤にポリマー濃度で2
〜70%溶かして成るポリマー溶液に、スルホン酸
基、エーテル基、水酸基のうち少なくとも一種類
の官能基を有する界面活性剤および/もしくは消
泡作用を示すに充分な量のシリコンを添加すると
共に、前記溶剤に溶解可能で、かつ前記ポリマー
には溶解しないゲル化液を前記ポリマー溶液がゲ
ル化するに必要な量の20〜95%添加して基本的に
成る組成物を基布上に被覆し、ゲル化液を浸漬
し、脱溶剤、乾燥し、所望により加硫することを
特徴とするものである。 本発明によれば、100%の連泡率で100μm以下
の微小孔を有する発泡体圧縮層を容易に製造し
え、このため、製造された印刷用ブランケツトは
印刷圧力時におけるブランケツト表面の膨みを均
一にし、しかも確実に吸収することができ、鮮明
な印刷を得ることが可能となる。加えて、高速印
刷における圧縮歪の緩和速度が早くなつて鮮明な
印刷をえることが可能となり、版胴、あるいはブ
ランケツトの耐久性を向上させると言う利点があ
る。 本発明を更に詳しく説明する。 まず本発明において使用するポリマーとして
は、一般のゴム、熱可塑性樹脂あるいはこのゴム
もしくはこの熱可塑性樹脂を主要成分とするコン
パウンドなどを使用することができるが、印刷用
ブランケツトの圧縮層用としては印刷インキに抵
抗力がありおよび/もしくはインキ替えの際使用
する溶剤に抵抗力の強いものが好ましい。たとえ
ば、ブタジエン・アクリロニトリル共重合体、ポ
リ塩化ビニル、クロロプレンゴムの1種以上であ
ることができる。この主要成分のゴム等に硫黄等
の加硫剤、加硫促進剤、カーボンブラツク等の補
強剤、老化防止剤及びステアリン酸等の加工助剤
を添加し混練したコンパウンドであることもでき
る。 次にこのポリマーを溶解する溶剤としてはゲル
化液に溶解可能なものであれば基本的にいかなる
ものでもよい。即ち、このゲル化液はポリマー溶
液の溶剤と相互に拡散することによつて、ゲル化
させるものであるから溶剤は前記ポリマーよりも
親和性の強いゲル化液と相互に拡散しなければな
らない。したがつて、この溶剤はゲル化液の種類
により変化するが、一般的にはN,N′―ジメチ
ルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、ジメチルスルホキシド等の1種
または2種以上の混合であることができる。 ポリマーをこの溶剤に溶解せしめるのである
が、この際のポリマー濃度は2〜70%である。こ
の範囲を外れると糊引きが困難となり、作業性が
著しく低下する。このポリマー濃度を調整するこ
とによつて、高密度連泡体より低密度連泡体まで
発泡体の密度を変化させることができる。たとえ
ば、ポリマー濃度が30%の場合、比重0.35〜0.40
の発泡体が得られ、60%の場合であると比重0.65
〜0.75の発泡体を得ることができる。これは後述
の製造法により明かになるように、空孔部は溶剤
がゲル化液と相互に拡散してできるものであるた
め、ポリマー濃度によつて密度を変化させうるの
である。 本発明においてはこのポリマー溶液にスルホン
酸基、エーテル基、水酸基のうち少なくとも一種
類の官能基を有するかまたはアミン構造を有する
界面活性剤および/もしくは消泡作用を有するに
充分な量のシリコーンを添加する。この群の物質
は上記のポリマー濃度による孔の寸法調整を容易
とするために添加される。特に生成させる孔が所
望の大きさ、即ち10μm以上の孔を設けたい場合
効果が大きい。上述のポリマー濃度、この群の物
質の種類、添加量を変化させることによつて孔の
調整をすることができる。孔の調整剤である界面
活性剤としては例えば、ドテシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム,Na・ジ・アルキル・スルホシ
ネート,ポリオキシエチレンオレエート,ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル,ポリオキシエチ
レンオクチルフエニルエーテル,ポリオキシエチ
レンステアリルエーテル,ドデシルジメチルアミ
ン,オクタデシルアミンの1種以上などをあける
ことができ、シリコーンとしてはたとえばSAG
―471,SAG―100(日本ユニカー株式会社製)、
SH―193(東レシリコン株式会社製)などを用い
ることができるが、基本的にこれらに限定される
ものではない。添加量は孔の寸法及びポリマー濃
度、界面活性剤および/もしくはシリコーンの種
類によつて機能的に変化させることができるが、
一般に100〜10μmの孔を設けるためには20%以
下添加するのが好ましい。20%を越えて添加する
と孔の寸法が大きくなりすぎる。 一般に有機界面活性剤単独の場合、好ましくは
0.1〜15%添加し、シリコーン単独の場合は0.1〜
15%添加するのがよい。界面活性剤とシリコーン
を組合せて用いる場合、上述の量に相応する量と
するのが好ましい。シリコーンの場合、一般に整
泡剤として添加するのであるが、その添加量を増
加すると消泡作用を営むようになる。たとえば、
SH―193の場合5%以上添加すると消泡作用を営
む。このため、シリコーンを添加する場合、消泡
作用を営むに充分な量である必要があり、上述の
シリコーン添加量が0.1%未満であると充分に消
泡作用を常まない。 次にこのポリマー溶液に添加されるゲル化液
は、このポリマーに不溶であり、しかも溶剤に対
しては可溶な液体である必要がある。これは前述
のようにこのポリマー溶液から溶剤を選択的に溶
出させるためであり、したがつて、溶剤とポリマ
ーの親和性よりも溶剤とゲル化液の親和性が大で
あるような液体である。このようなものであれば
基本的に限定されない。たとえば、水、メタノー
ル、エタノール等のモノオール類、グリセリン、
エチレングリコール等のポリオール類の1種また
は2種以上の混合であることができる。 このゲル化液の添加量はゲル化液量の20〜95%
である。ここでゲル化液量とはポリマー溶液がゲ
ル化点に達するまでに必要なゲル化液の液量を指
している。このゲル化液は圧縮層を生成させる折
に、溶剤の溶出速度を速くさせ、したがつて成膜
速度を大とし、微細なセル構造の孔を発生させる
ために添加するものであり、このゲル化液の量が
20%より少ないと、大寸法の孔と小寸法の孔が混
在する状態になり、また95%を越えるとポリマー
溶液が部分的にゲル化したしまい糊引きが不可能
となる。 この組成物を用い印刷用ブランケツトの圧縮層
を製造する訳であるが、この製造方法を説明す
る。 まず前述の組成物を綿、ポリエステル、ナイロ
ン等の織布に被覆する。この基布は本発明にあつ
ては基本的に限定されず、また被覆の方法も同様
に限定されるものではない。たとえば被覆法とし
て、ドクターナイフ、ロールコーターなどを使用
してもよい。 次にこの組成物を被覆した基布をゲル化液中に
浸漬する。この場合のゲル化液は組成物中に含ま
れるゲル化液と同じものであつてもよく、異なる
ものであつてもよい。たとえば、組成物に含まれ
るゲル化液をアルコール類とし、浸漬浴のゲル化
液を水とすることもでき、またその反対であつて
もよいが、経済性などを考慮すれば浸漬浴である
ゲル化液を安価な水とするのが好ましい。更には
組成物に含まれるゲル化液と浸漬浴のゲル化液は
同じものでもよい。たとえば組成物に含まれるゲ
ル化液と浸漬浴のゲル化液が両方とも水であつて
よい。 このように基布をゲル化液に浸漬すると、組成
物中の溶剤とゲル化液が相互に拡散し、ゲル化す
る。これはゲル化液と溶剤の親和力の方がポリマ
ーと溶剤の親和力よりも大きいため、ポリマーが
溶解状態より非溶解状態となり、ポリマー同志が
凝集、集合する。この際、凝集、集合したポリマ
ー部分以外の部分に空間を生ずる。これが微小孔
となる訳であるが、このようにして生成した孔は
ポリマーの溶剤とゲル化液が相互に拡散して生じ
るものであるから、100%完全な連続孔となるも
のと考えられる。 また、このような微小孔を生ずるのはゲル化点
であることは明かであるが、組成物中にゲル化液
をゲル化液量の20〜95%含有させておかないと前
記溶剤と浸漬浴のゲル化液が速かに相互に拡散し
ないで半ゲル状態が長時間続くため、孔生成過程
において生成膜が弱くなり、孔の壁が破れやすく
なつて、孔の安定性が低下し、孔の寸法が大とな
ると共に、この孔の寸法が一定しなくなる。本発
明明によればあらかじめ組成物中にゲル化液を含
ませているので(即ちゲル化に近いゲル化液が含
まれている)ゲル化液に浸漬すると速かにゲル化
し、孔の壁の強度が短時間で強化される。即ち微
細で寸法の安定した孔を形成させることができる
のである。 この浸漬用のゲル化液は常温であつてよいが、
ゲル化速度を更に促進させるために加熱したもの
であつてもよい。たとえばこのゲル化液を50〜
100℃程度にしてもおいてもよい。この場合、孔
は更に微細となる。 このようにゲル化したものを脱液し、たとえば
100〜160℃の熱風乾燥機中で20分以上乾燥させ、
同時に加硫する。熱可塑性エラストマーの場合は
加硫が必要あいので、たとえば150℃以下の温度
で約30分乾燥させればよい。本発明において乾燥
方法、乾燥時間、乾燥温度などは限定されないの
はもちろんである。組成物の種類などを考慮し機
能的に定めることができる。 このように製造された発泡層に通例の方法で必
要枚数の基布と表面ゴム層を設けて印刷用ブラン
ケツトとする。 以下本発明の実施例を説明する。 例 1 組成物の組成 A群 ブタジエン・アクリルニトリル共重合体
100重量部 (ハイカー1042;日本ゼオン株式会社製) 亜鉛華 5 重量部 ステアリン酸 1.0 〃 カーボンブラツク(SRF) 50 〃 老化防止剤 1.0 〃 計 157 〃 B群 消泡剤(シリコーン;SAG―471;日本ユニカ
ー株式会社製) 1.0重量部 C群 硫 黄 1.5重量部 加硫促進剤 3.0 〃 計 4.5 〃 D群 ジメチルホルムアミド;ゲル化液(水)=1:
1{重量比) A群の配合剤をロールで練り、ジメチルホルム
アルデヒド中にゴム含有率40%となるように溶解
させると、粘度450poiseのゴム糊が得られる。こ
れにB群の消泡剤、シリカを加え、充分に撹拌し
た後、C群の加硫剤、加硫促進剤を添加し、更に
ジメチルホルムアミド:水=1:1を溶液100g
に対し8.0gの割合で充分に撹拌しながら加え
た。この組成物を厚に0.41mm、61本/インチの打
込数の綿布上にドクターナイフで厚さ0.35mmとな
るように被覆した。これを18℃の水中に20分間浸
漬した後、脱水し、150℃の乾燥器中で20分間乾
燥させ、同時にゴムの加硫を完結せしめた。 この発泡体の断面写真を第1図に示す。第1図
は本発明により製造された圧縮層の75倍顕微鏡写
真である。 比較として、従来の有機発泡剤を用いて製造し
た圧縮層の75倍顕微鏡写真を第2図として示す。 写真より明かなように本発明による圧縮層はほ
とんどが50μm以下の微小孔より成り、更に連泡
率も100%であるのに対し、従来のものは100μm
以下の微小孔で均一な孔を設け難く、不均一な寸
法でかつ大寸法の孔を有し、連泡率も低い。 次に本発明による組成物より、消泡剤(B群)
を除いた組成物を用いて、同様に圧縮層を製造し
た。その圧縮層断面の75倍顕微鏡写真を第3図と
して示す。第3図より明かなように、B群を含ま
せない場合、10μm以下の微小孔が多くなる。 例 2 下記の表の組成に従つて製造した本発明の方法
による圧縮層及び有機発泡剤を用いて製造した圧
縮層、加えて中空微小球をエラストマー中に混入
し製造した圧縮層(特公昭52―7371号)を用いて
製造した印刷用ブランケツトを用い、圧縮応力―
歪曲線の試験を行なつた。結果は第4図として示
すとおりであつた。
【表】
【表】 第4図より明かなように、本発明のブランケツ
トC1,C2,C3,C4は従来の微小中空球をエラス
トマー中に混入した圧縮層を有するブランケツト
A、有機発泡剤を用いて製造したブランケツトB
よりも極めて優れた応力―歪曲線を示した。 これらのブランケツトを用いて印刷試験を行な
つたところ、網点再現性に優れ、耐久性も前記A
のブランケツトよりも2〜3倍増加することが判
明した。これは従来のブランケツトA,Bに較べ
て同一圧縮力に対し、歪率が非常に高く、圧縮層
が変形荷重に対し、充分対応できる能力を有して
いるからだと考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における印刷用ブラ
ンケツト圧縮層の75倍顕微鏡写真、第2図は有機
発泡剤を用いた従来の圧縮層の75倍顕微鏡写真で
ある。第3図は本発明による組成物より消泡剤を
除いて製造した印刷用ブランケツト圧縮層の75倍
顕微鏡写真である。第4図は本発明の印刷用ブラ
ンケツトと従来の印刷用ブランケツトの応力―歪
率を示すグラフである。 A……微小中空球をエラストマー中に混在せし
めて製造した圧縮層を備えた印刷用ブランケツト
の応力―歪率のグラフ。B……有機発泡剤を用い
て製造した圧縮層を備えた印刷用ブランケツトの
応力―歪率のグラフ。C1,C2,C3,C4……本発
明により製造した圧縮層を備えた印刷用ブランケ
ツトの応力―歪率のグラフ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリマーを溶剤にポリマー濃度で2〜70%
    (重量%以下同じ)溶かして成るポリマー溶液に
    スルホン酸基、エーテル基、水酸基のうち少なく
    とも1種以上の官能基を有するかまたはアミン構
    造を有する界面活性剤および/もしくは消泡作用
    を示すに充分な量のシリコーンを添加すると共
    に、前記溶剤に溶解可能で、かつ前記ポリマーに
    は溶解しないゲル化液を前記ポリマー溶液がゲル
    化するに必要な量の20〜95%添加して基本的に成
    る印刷用ブランケツトの圧縮層製造用組成物。 2 前記ポリマーはゴムあるいは熱可塑性樹脂で
    あるか、このゴムあるいは熱可塑性樹脂を主要成
    分とするコンパウンドであることを特徴とする特
    許請求の範囲1による印刷用ブランケツトの圧縮
    層製造用組成物。 3 前記ポリマーは印刷インキおよび/あるいは
    インキ替えの時使用する溶剤に抵抗力のあるもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲2による
    印刷用ブランケツトの圧縮層製造用組成物。 4 前記ポリマーは、ブタジエン.アクリロニト
    リル共重合体、ポリ塩化ビニル、クロロプレンゴ
    ムの1種以上あるいはこのブタジエン・アクリロ
    ニトリル共重合体、ポリ塩化ビニル、クロロプレ
    ンゴムの1種以上、主要成分とするコンパウンド
    であることを特徴とする特許請求の範囲3による
    印刷用ブランケツトの圧縮層製造用組成物。 5 前記溶剤はN,N′―ジメチルホルムアミ
    ド、ジエチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
    ドおよびジメチルスルホキシドから選択された1
    種または2種以上の混合であることを特徴とする
    特許請求の範囲1から4のいずれかの印刷用ブラ
    ンケツトの圧縮層製造用組成物。 6 前記界面活性剤および/もしくは前記シリコ
    ーンを20%以下添加することを特徴とする特許請
    求の範囲1から5のいずれかの印刷用ブランケツ
    トの圧縮層製造用組成物。 7 前記界面活性剤の1種以上を単独で添加する
    場合、添加量が0.1〜15%であることを特徴とす
    る特許請求の範囲6による印刷用ブランケツトの
    圧縮層製造用組成物。 8 前記シリコーンを単独で添加する場合、添加
    量が0.1〜20%であることを特徴とする特許請求
    の範囲6による印刷用ブランケツトの圧縮層製造
    用組成物。 9 前記ゲル化液は水、モノオール類あるいはポ
    リオール類より成る群より選択された1種あるい
    は2種以上の混合であることを特徴とする特許請
    求の範囲1から8のいずれかの印刷用ブランケツ
    トの圧縮層製造用組成物。 10 前記ゲル化液は水であることを特徴とする
    特許請求の範囲9による印刷用ブランケツトの圧
    縮層製造用組成物。 11 ポリマーを前記ポリマーを溶解可能な溶剤
    にポリマー濃度で2〜70%溶かして成るポリマー
    溶液に、スルホン酸基、エーテル基、水酸基のう
    ち少なくとも1種以上の官能基を有するかまたは
    アミン構造を有する界面活性剤および/もしくは
    消泡作用を示すに充分な量のシリコーンを添加す
    ると共に、前記溶剤に溶解可能で、かつ前記ポリ
    マーには溶解しないゲル化液を前記ポリマー溶液
    がゲル化するに必要な量の20〜95%添加して基本
    的に成る印刷用ブランケツトの圧縮層製造用組成
    物を基布上に被覆し、ゲル化液に浸漬し、脱溶剤
    し、乾燥し、所望により加硫することを特徴とす
    る印刷用ブランケツトの圧縮層の製造法。 12 前記ポリマーはゴムあるいは熱可塑性樹脂
    であるかもしくはこのゴムあるいは熱可塑性樹脂
    を主要成分とするコンパウンドであることを特徴
    とする特許請求の範囲11による印刷用ブランケ
    ツトの圧縮層の製造法。 13 前記ポリマーは印刷インキおよび/あるい
    はインク替えの時使用する溶剤に抵抗力のあるも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲12に
    よる印刷用ブランケツトの圧縮層の製造法。 14 前記ポリマーはブタジエン・アクリロニト
    リル共重合体、ポリ塩化ビニル、クロロプレンゴ
    ムの1種以上あるいはこのブタジエン・アクリロ
    ニトリル共重合体、ポリ塩化ビニル、クロロブレ
    ンゴムの1種以上を主要成分とするコンパウンド
    であることを特徴とする特許請求の範囲13によ
    る印刷用ブランケツトの圧縮層の製造法。 15 前記溶剤はN,N′ジメチルホルムアミ
    ド、ジエチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
    ドおよびジメチルスルホキシドから選択された1
    種または2種以上の混合であることを特徴とする
    特許請求の範囲11から14のいずれかの印刷用
    ブランケツトの圧縮層の製造法。 16 前記界面活性剤および/もしくは前記シリ
    コーンを20%以下添加することを特徴とする特許
    請求の範囲11から15のいずれかの印刷用ブラ
    ンケツトの圧縮層の製造法。 17 前記界面活性剤を単独で添加する場合、添
    加量が0.1〜15%であることを特徴とする特許請
    求の範囲16による印刷用ブランケツトの圧縮層
    の製造法。 18 前記シリコーンを単独で添加する場合、添
    加量が0.1〜20%であることを特徴とする特許請
    求の範囲16による印刷用ブランケツトの圧縮層
    の製造法。 19 前記ゲル化液は水、モノオール類あるいは
    ポリオール類より成る群より選択された1種ある
    いは2種以上の混合であることを特徴とする特許
    請求の範囲11から18のいずれかの印刷用ブラ
    ンケツトの圧縮法の製造法。 20 前記組成物に含まれるゲル化液および/ま
    たは浸漬浴のゲル化液が水であることを特徴とす
    る特許請求の範囲19による印刷用ブランケツト
    の圧縮層の製造法。
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