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JPS6152485B2 - - Google Patents
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JPS6152485B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6152485B2
JPS6152485B2 JP54035819A JP3581979A JPS6152485B2 JP S6152485 B2 JPS6152485 B2 JP S6152485B2 JP 54035819 A JP54035819 A JP 54035819A JP 3581979 A JP3581979 A JP 3581979A JP S6152485 B2 JPS6152485 B2 JP S6152485B2
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JP
Japan
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signal
circuit
level
angle
time
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JP54035819A
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JPS5572203A (en
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Shinji Shirasaki
Taku Yamada
Mamoru Shimamoto
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/1502Digital data processing using one central computing unit
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は処理装置を含む制御システムにおい
て、処理装置の作動状態を外囲条件により切換え
られる2値信号の状態によつて変化させることに
よつて、システムの機能設定を変更するようにし
た制御条件を設定する装置に関する。
近年、いわゆるマイクロコンピユータと称され
る制御用デジタルコンピユータを用いて各種制御
システムを構成することが行なわれているが(例
えば、特願昭53−88257号参照)、このような制御
システムにおいてその制御機能を変更する必要が
ある場合も生じている。
本発明はこの要求に鑑みて、制御条件の変更を
簡単に行ない得るようにした制御条件設定装置を
提供することを目的とする。
詳述すれば本発明は処理装置の入出力信号線を
兼用して前記制御条件を決定する2値信号を設定
することにより、処理装置を一体の集積回路例え
ばLSI(大規模集積回路)として製作するときの
入出力ピン数を減らし、回路体の物理的大きさを
小さくするとともに製作時の組立工数および部品
数の削減をすることを可能ならしめようとするも
のである。本発明によると、処理装置はその起動
時に同期して入出力信号線を介して与えられる2
値信号を記憶し、これによつて自己の信号処理機
能を変更するので、処理機能変更が容易に行なえ
ると共に変更後は処理装置の入出力信号線は本来
の信号伝送用として何ら支障なく使用される。
以下本発明を添付図面に示す実施例に従つて説
明する。この実施例では通常用いられる多気筒機
関のうち4気筒ガソリンエンジンにおける点火コ
イルの通電開始時期と通電遮断時期(点火時期)
を制御する点火制御装置について、特に通電開始
時期を制御する数値データ/タイミング変換にお
ける時間制御モードと角度制御モードとの切換を
設定する部分に本発明を適用している。
電気制御系の全体構成を示す第1図において、
100はデジタルコンピユータとして用いるマイク
ロコンピユータであり、各種のエンジン制御パラ
メータに基いてエンジンの点火における点火コイ
ルの通電開始時期と通電遮断時期を規定する数値
データを算定する演算過程、この点火制御装置に
おいて前記各種パラメータを入力する入力過程、
前記数値データと所定のクロツク信号の計数値が
前記数値データに達するのに要する時間データと
の変換を行なう変換過程、およびこの変換過程に
おける変換の開始をエンジンのクランク回転角に
同期させる同期過程とをメモリ120の制御プロ
グラムのもとに統合的に制御する役割を有する。
マイクロコンピユータ100は一般にプロセツサ
とかCPUと称されるもので、この実施例で用い
たマイクロコンピユータはRCA社のCDP1802CD
であり、付随する周辺装置もこの系列の市販のも
のを使用してある。以下単に「コンピユータ」と
称する。
110は8ビツトの双方向データバスで、コン
ピユータ100から周辺装置の動作を指令する信
号および前記数値データをなす2進信号を出力す
るとともに、後述するメモリ120からは命令お
よび各種データを、計数回路150からは時刻デ
ータを入力する線路の役割を有する。130はア
ドレスバスでメモリ120の読出番地を指定する
アドレスデータをメモリ120に送る。前記メモ
リ120は、コンピユータ100における各種処
理の命令を実行順に設定した制御プログラムおよ
び演算に使用する定数等のデータを記憶した読み
出し専用メモリ(ROM)、演算途中のデータを記
憶したり読み出したりする読み出し書き込可能メ
モリ(RAM)、およびアドレスバス130から送
られてくる8ビツトのアドレスを直列化して、16
ビツトのアドレスとしてROMまたはRAMに与え
るアドレスラツチを内蔵している。コンピユータ
100からメモリ120に送られる信号TPA,
TPB,,はアドレスラツチ、ROMお
よびRAMからの命令およびデータの読み出し、
RAMへのデータの書き込みを制御する信号を示
す。なお、コンピユータ100における入出力端
子の機能とその取扱いについてはRCA社発行の
取り扱い説明書に記載されているので、ここでは
特に詳しく説明しない。
140はラツチ機能を持たないI/Oデコーダ
で、例えばRCA社製CDP1853を使用でき、コン
ピユータ100のピンN1,N2,N3から送ら
れてくる並列2進化信号を解読して短かいパルス
状の択一信号141〜148(この明細書では導
電的な接続と信号とを同一符号で説明する)を発
生しコンピユータ100の周辺装置に作動信号を
与える。前記計数回路150はコンピユータ10
0の外部クロツク出力端子CLOCKから送られて
くる4μsのクロツクパルスを16ビツトにて分周
し計数して時々刻々と変化する時刻データをタイ
マバス151に出力する。152はスイツチ回路
で、I/Oデコーダからの択一信号141,14
8もしくは後述するパルス発生回路160から
DMA進行信号161が印加されたときタイマバ
ス151上の時刻データをデータバス110に送
出する。ここで択一信号141またはDMA進行
信号161が印加されたときはタイマバス151
上の下位8ビツトの時刻データがデータバスに送
出され択一信号148が印加されたときは上位8
ビツトが送出される。前記パルス発生回路160
はコンピユータ100の出力端子SC1,SC2の
信号に従つてDMA進行信号161および割込処
理の受付を示す認知信号162をパルスとして出
力する。
アナログ信号として検出されるエンジン制御パ
ラメータをコンピユータ100に入力するための
入力周辺装置として、ラツチ回路200、アナロ
グマルチプレクサ(MPX)210、アナログ―
デジタル変換回路(A/D変換回路)220が用
いてある。MPX210には点火時期(点火コイ
ルの通電遮断時期)ひいては通電開始時期を規定
するのに参考となる各種のアナログ信号210a
〜210n(エンジンの負荷状態を示す吸入空気
量、エンジンの冷却水温度等の信号を利用するこ
とおよびその検出装置は公知である)が入力さ
れ、ラツチ回路200の出力信号によつてそのう
ちの1つを選択的に通過させる。ラツチ回路20
0はI/Oデコーダ140からの択一信号142
に同期してデータバス110上に表われた選択デ
ータをラツチすることによりコンピユータ100
が入力しようとするアナログ信号のみMPX21
0に対して指定する。MPX210を通過した1
つのアナログ信号21はA/D変換回路220に
てデジタルデータとしてメモリ120のRAMの
所定番地に書き込まれる。
すなわち1つのアナログ信号211が選択され
たあと、A/D変換回路220はコンピユータ1
10の指令によりI/Oデコーダ140から択一
信号143を受けて一次積分形のA/D変換を開
始する。なお択一信号143が発せられる直前に
スイツチ回路152に択一信号141が与えられ
てA/D変換の開始時点の時刻データ(下位8ビ
ツト)がメモリ120のRAMの所定番地に書き
込まれている。そしてA/D変換の終了によつて
生じる終了信号221がコンピユータ100に
DMA要求信号として入力され、コンピユータ1
00がこれを認知すると、DMA進行信号161
が出力されてスイツチ回路152を開き、その結
果A/D変換終了時の時刻データ(下位8ビツ
ト)がマイクロコンピユータ100の内蔵する
DMA機能によつてタイマバス151からデータ
バス110を介してメモリ120のRAMに直接
書き込まれる。従つて、アナログ信号211の
A/D変換されたデジタルデータはRAMに書き
込まれたA/D変換の開始時の時刻データと終了
時の時刻データとの差を算定することにより表わ
される。
一次積分形のA/D変換回路220は一定周波
数のクロツクパルスを計数する計数器と、この計
数器の出力をD/A変換する回路と、このD/A
変換された電圧信号をアナログ信号211と比較
する比較器とで構成することもできるが、第2図
に示す回路を用いることもできる。
第2図において、アナログ入力信号211は抵
抗212を介して比較器213の非反転入力端子
に接続され、この比較器213は抵抗214によ
りヒステリシスを与えられる。5Vは基準電圧に
対し抵抗215、コンデンサ216は直列に接続
された充電回路が構成され、コンデンサ216と
抵抗215との接続点は比較器213の反転入力
端子に接続される。スイツチ手段をなすアナログ
スイツチ217はコンデンサ216と並列に接続
され、フリツプフロツプ218の端子より出力
される1ビツトのA/D変換指令信号により開閉
され、コンデンサ216を充放電する。219は
A/D変換の停止指令信号をフリツプフロツプ2
18に与えるオア回路である。次にこの構成にな
るA/D変換回路の作動について第3図を用いて
説明する。入力アナログ信号211の電圧VI
電源電圧VCC(+5V)との間にはVCC>VI>0
という関係を成立させている。初期化時、フリツ
プフロツプ218はリセツトされアナログスイツ
チ217は閉成されていてコンデンサ216は放
電されている。このとき比較器213の非反転入
力端子にあるレベルのアナログ入力信号211が
印加されていると、比較器213の出力端子は
“1”レベルである。
いまコンピユータ100がその制御プログラム
に従つて択一信号141をI/Oデコーダから出
力して時刻データを書き込んだあと、t1時点で第
3図bに示すA/D変換の開始を指令する択一信
号143を出力すると、フリツプフロツプ218
はセツトされ第3図cに示す端子の出力は
“0”レベルになつてアナログスイツチ217を
開放する。これにより、第3図aの実線に示すコ
ンデンサ216の端子電圧は指数関数的に上昇す
る。時点t2になるとこの反転入力端子の電位は入
力アナログ信号211の電圧V1が導かれ非反転
入力端子の電位(第3図a水平破線)よりも大き
くなり、出力端子は“0”レベルになり第3図d
に示すDMA要求信号221がコンピユータ10
0に入力される。コンピユータ100がこれを入
力すると第3図eに示すDMA進行信号161を
発生してフリツプフロツプ218をリセツトさ
せ、アナログスイツチ217を閉成する。
なお、第2図および第3図に示したA/D変換
回路では非線形の一次積分を行なうため、デジタ
ル変換された値をメモリのROMに予め設定して
正規化データと置き換えることにより、入力アナ
ログ信号211に正しい比例関係をもつたデジタ
ルデータを得ることができる。
次に装置の電源部とコンピユータ100の初期
化(イニシヤライズ)について説明する。170
は公知の安定化電源回路で、車載バツテリ電源1
からイグニツシヨンキースイツチ2を介して供給
される通常+12Vの電圧を+5Vを安定電圧に変換
する。この安定電圧は第1図中の特に指示のない
すべての論理ブロツクに供給され、それぞれの作
動に用いられる。
180は電圧検出回路で、バツテリ1の電圧が
予め定めた値より低くなると検出信号181を発
生する。190は初期化回路で、装置特にコンピ
ユータ100の誤動作を防止するために、コンピ
ユータ100に初期化(制御プログラムを始めか
ら再スタートする)の指令信号を与える。初期化
はバツテリ電圧を表わす検出信号181が低レベ
ルのとき、および直流再生回路191においてコ
ンピユータ100の動作異常が検出されたときの
いずれかによつてなされる。
第4図は電圧検出回路180の詳細を示すもの
で、a枠で示す時定数回路とb枠で示す比較回路
からなる。第5図は第4図に示す電圧検出回路の
作動タイムチヤートである。時定数回路aはキー
スイツチ2の閉成により電圧信号2aを印加さ
れ、電圧信号2aの立ち上がり時(例えば第5図
t1時点)にはコンデンサ182と抵抗183で決
まる時定数で立ち上がり、電圧信号2aの立ち下
がり時(例えば第5図t3時点)にはダイオード1
84を通してコンデンサ182の充電電荷が放出
されるため急峻に立ち下がる電圧信号185を生
じる。この電圧信号185は時定数回路a中の符
号の示していない抵抗によつて分圧され、この分
圧電圧186は比較回路bにおいて基準電圧18
7(例えば4V)と比較される。比較回路bでは
この比較を正帰還結合された2個のトランジスタ
からなるスイツチング回路によつて行ない、電圧
信号2aの立ち上がりにより、t2時点で分圧電圧
186が基準電圧187を越えるとスイツチング
出力188は電圧信号2aとほぼ等しい電位にな
り、またエンジン起動用のスタータモータの回転
等の負荷時には、t3−t4に示すように分圧電圧1
86が基準電圧187より低下するとスイツチン
グ出力188は接地と等しい電位になる。前記時
定数回路aの役割は電圧信号2aにインパルス性
のノイズが重量された場合充分な時間幅の初期化
信号がコンピユータ100に与えられるようにす
ることである。抵抗189はバツテリ電圧レベル
のスイツチング出力188を論理レベル(5V程
度)に変換するためのものである。
初期化回路190は、電圧検出回路180の検
出信号181か直流再生回路191の再生出力信
号192のいずれか一方がスレツシヨルドレベル
以下になると、出力信号194を“1”レベルに
するシユミツトナンド回路193と、論理レベル
を反転して“0”レベルの初期化信号をコンピユ
ータ100に印加するインバータ195と、シユ
ミツトナンド回路193の出力信号194を直流
再生回路191に帰還する抵抗196と、第6図
に一例を示す直流再生回路191とから構成され
ている。
第6図において、説明を簡単にするため、コン
デンサ191aとコンデンサ191bの値を同一
の容量C0とし、直流再生回路191に供給され
るくり返しパルス信号422の“1”レベルを
Vhボルト(通常+5V)とし、この“1”レベル
の期間は、コンデンサの充電時定数よりも充分長
いとする。またはじめに帰還抵抗196を無視し
て説明する。最初コンデンサ191aとコンデン
サ191bに充電されている電荷は零である。今
第7図aに示すようにt1時点で信号422が一回
目の“1”レベルになつたとする。この時充電電
流はコンデンサ191aからダイオード191d
へ、そしてコンデンサ191bを通つてアースへ
ぬける。またダイオード191cはこの充電電流
に対して逆方向になるので、このダイオードを通
してアースへは電流は流れない。このコンデンサ
直流充電回路を流れて、各々のコンデンサへ蓄積
された電荷Q1を求める。ダイオード251の順
方向抵抗をRとすると、 Rdq/dt+1q/Co+1q/Co=Vで示され
る過渡方程式よ り、Q1=CoV/2の解が得られる。したがつて、信 号192の電位は信号422の電位の1/2すなわち Vh/2になる。
次にt2時点で信号422が“0”レベルになる
と、コンデンサ191aに充電されていたQ1
CoVh/2電荷は、ダイオード191cを通して短絡 され消滅する。しかし、コンデンサ191bに蓄
積されている電荷はダイオード191dによつて
流出を阻止されている。この結果、端子191e
の電位は零ボルト、信号192の電位はVh/2ボル トになる。こうして1回目のサイクルを終える。
次に2回目に信号422が“1”レベルになる
と、同様にコンデンサ直列充電回路を通して電荷
Q2が流れようとする。しかし、1回目と違う点
はコンデンサ191bにQ1=CoVh/2の電荷がすで に存在する点である。したがつて、今度はRdq/dt +1/Coq+1/Co(q+Q1)=Vで示される過渡
方程 式よりこの回路を流れた電荷Q2を求めなければ
ならない。よつて、Q2=CoVh−Q/2=CoVh
/2− CoVh/4が得られる。すなわちコンデンサ191a には、CoVh/2−CoVh/4の電荷が蓄積され、
コンデン サ191bにはCoVh/2+CoVh/4の電荷が蓄
積され る。その結果、信号192は(V/2+V/4)ボルト
に なる。引き続きくり返しパルス信号422のレベ
ル反転によつて上記の過程がくりかえされ、信号
192は(V/2+V/4+V/8+……)となり、つ
いにV ボルトに達する。
ところが実際には直流再生回路191の出力端
とシユミツトナンド回路193の出力端との間に
は帰還抵抗196が接続されており、シユミツト
ナンド回路193の出力信号194のレベルによ
つて帰還抵抗196が充電用、放電用として使用
される。説明上シユミツトナンド回路193を第
6図のようにスイツチ193aとして表わす。バ
ツテリ電圧が異常低下し検出信号181が“0”
レベルであるとすると、シユミツトナンド回路1
93の出力信号194は“1”レベル(コンピユ
ータ100は初期化される)となつてコンデンサ
191bは帰還抵抗196を介して充電される。
バツテリ電圧が+5Vの安定化電圧を得るに充
分な通常のレベルにあり、検出信号181が
“1”レベルにあると、コンデンサ191bの電
荷は帰還抵抗196を介して徐々に放電される。
従つてもし直流再生回路191にくり返しパルス
信号422が印加されなくなるとコンデンサ19
1bの電荷はやがて放電される。よつてくり返し
パルス信号422をコンピユータ100の制御プ
ログラムの正常な進行によつて発生するように構
成することにより、制御プログラムの暴走により
くり返しパルス信号422が消滅(“0”レベル
に保持)し、コンデンサ191bの電荷すなわち
信号192の電圧レベルがシユミツトナンド回路
193のスレツシヨルドレベル以下になると、信
号194は初期化のための“1”レベルとなる。
信号194が“1”レベルになると、コンデン
サ191bは逆に抵抗196によつて充電され、
信号192の電圧レベルがシユミツトナンド回路
193のスレツシヨルドレベル以上になると信号
194は“0”レベルとなり初期化を終了する。
初期化によつてコンピユータ100は制御プログ
ラムを初期状態に戻して再スタートする。この動
作は第8図のタイムチヤートのt3時点以後に示さ
れている。
第8図はキースイツチ2を閉成したがコンピユ
ータ100もしくは関連回路の障害のために、く
り返しパルス信号422が直流再生回路191に
印加されない場合の初期化回路190の作動を示
している。第8図のt1時点でキースイツチ2を閉
成すると、安定化電源回路170より第8図aに
示す+5Vの安定化電圧が装置の論理ブロツクに
印加される。バツテリ電圧2aが定めた基準電圧
より高ければ電圧検出回路180はt1時点より若
干遅れてt2時点にて検出信号181を“1”レベ
ル(もちろんシユミツトナンド回路193のスレ
ツシヨルドレベルより高い)にする。t2時点では
直流再生回路191の再生出力は“0”レベルで
あり、従つてシユミツトナンド回路193の出力
194は第8図dのt1〜t3間において“1”レベ
ルである。このため、直流再生回路191のコン
デンサ191bはくり返しパルス信号422が印
加されないのに係わらず帰還抵抗196を介して
充電されていく。充電により直流再生回路191
の再生出力(電圧)192は徐々に上昇してい
き、t3時点で第8図Cに示すシユミツトナンド回
路193のスレツシヨルドレベルに達すると、シ
ユミツトナンド回路193の出力194は“0”
レベルに反転する。よつてコンデンサ191bは
t4時点で第3図dに示すシユミツトナンド回路1
93のスレツシヨルドレベルに達するまで徐々に
放電する。このようにして直流再生回路191の
コンデンサ191bは、くり返しパルス信号42
2が発生しない限り、帰還抵抗196およびシユ
ミツトナンド回路193とで発振作用をなし、t1
〜t3間、t4〜t5間、t6〜t7間……とくり返してコン
ピユータ100の初期化信号を発生する。
なお、初期化回路190においては1個の帰還
抵抗196によつて、直流再生回路191のコン
デンサ191bの充放電の時定数を一定としてい
るが、2個の抵抗を用いて個別に充電と放電の時
定数を決めてもよい。例えば、抵抗値の小さい抵
抗を、シユミツトナンド回路193の出力端子か
らコンデンサ191bに向かつて充電電流のみを
流すダイオードと直列にして抵抗196の位置に
接続し、さらにこの直列回路と並列に抵抗値の大
きい抵抗を、コンデンサ191bからシユミツト
ナンド回路193の出力端子に向かつて放電電流
のみを流すダイオードと直列にして接続すればよ
い。これにより、イグニツシヨンキースイツチ2
の投入後電圧検出回路180の検出信号181が
立ち上がつたとき、速やかにコンデンサ191b
を充電することができ、コンピユータ100を速
やかに動作状態にすることができる。
次にコンピユータ100における点火演算の制
御パラメータの1つとしてのエンジン回転速度を
入力し、また演算結果の数値データを点火制御タ
イミングに変換させるために同期をとるための周
辺装置について説明する。300はクランク回転
角すなわちエンジンの回転角度を検出する公知の
角度検出器でエンジンのクランクシヤフトと同期
して回転するように機械的に連結された歯車と、
この回転歯車に対して相対的に固定された電磁ピ
ツクアツプの出力信号を矩形波パルスに波形整形
する波形整形回路とから構成されるものである。
角度検出器300はこれら回転歯車、電磁ピツク
アツプ、波形整形回路からなる検出器を2組有
し、1つはエンジン回転角度の基準位置例えば上
死点付近のときに基準パルス301を発生し、も
う1つはエンジン回転角度の所定間隔毎に角度パ
ルス302を発生するものである。角度検出器3
00の構造および電気回路は周知であるため詳細
説明は省略する。もちろん電磁ピツクアツプを用
いない他の形式の角度検出器を用いることもでき
る。
本装置の利点は、この角度検出器として角度パ
ルスを油出するエンジン回転角度の角度間隔が、
1゜とか2゜の角度計数タイプ用でも、あるいは
30゜とか60゜の時間計数タイプ用でも、いずれを
用いてもエンジンにおけるエネルギ変換過程のタ
イミングを予定のエンジン回転角度に正確に一致
させることができるハードウエアの統合化であ
る。ただし、この制御装置に角度計数タイプ用と
時間計数タイプ用のいずれかの角度検出器が接続
されているかを外的に指示させることが必要であ
る。もちろん、角度検出器300から送られてく
る基準パルス301の1サイクル中に角度パルス
302が何個生じたかを判別して自動的に指示す
るような電気的装置を付設することも可能ではあ
ろうが、それのみの装置を設けることは不経済で
ありあまり望ましくない。また角度計数タイプ
(モード)と時間計数タイプ(モード)とでは制
御プログラムが異なるが、これは角度検出器30
0のタイプを変えるときに制御プログラムを内蔵
したメモリ120中のROMのみ交換すればよ
い。このROMを上記の電気的装置によつて自動
的に切換えるような構成も実現可能ではあろう
が、2つもの制御プログラムを装置に組込むこと
および切換装置を付設することは不経済でありあ
まり望ましくない。従つてこの実施例では制御装
置が角度計数タイプを構成している(角度計数モ
ード)か時間計数タイプを構成している(時間計
数モード)かによつて制御プログラムをROMご
と交換するものとする。
310はモード切換回路で、角度計数モードで
あるか時間計数モードであるかを外囲条件によつ
て指定するためのものである。320はラツチ回
路で、モード切換回路310によつて指定された
モード信号311をコンピユータ100の初期化
のタイミングでラツチしコンピユータ100の初
期化終了後モード信号を保持する。330は角度
信号処理回路で、角度検出器300からの基準パ
ルス301および角度パルス302を、ラツチ回
路320に保持されたモード信号321,322
に従つて処理しコンピユータ100に入力させ
る。
第9図はモード切換回路310およびラツチ回
路320の構成例を示すものである。320aは
単体のラツチ回路をなす集積回路で、この実施例
ではRCA社製CD4042BEである。ラツチ回路32
0aは、信号194がコンピユータ100の初期
化を示す“1”レベルのとき、非反転出力端子
Q1には入力端子D1の信号311のレベルと同一
レベルの出力信号321反転出力端子には反
転レベルの出力信号322を生じる。また初期化
が解除されて信号194が“0”レベルになる
と、“0”レベルになる直前の入力信号311と
同一レベルおよび反転レベルの出力信号321,
322を生じる。モード切換回路310は端子3
13と+5Vの電源線もしくは接地線と選択的に
接続される抵抗312,314によつて構成され
る。この例では抵抗312もしくは314の選択
的な接続をもつてスイツチ要素となし、実線に示
す抵抗312が接続されると入力端子D1
“1”レベル信号が加えられ、破線に示す抵抗3
14が接続されると“0”レベル信号が加えられ
る。ここで入力信号311が“0”レベル(抵抗
314を接続した状態)のとき角度計数モード、
入力信号311が“1”レベル(抵抗312を接
続した状態)のときを時間計数モードとする端子
313はコンピユータ100とその周辺装置との
接続を示し、例えばラツチ回路320、角度信号
処理回路330を含む周辺装置をLSI(大規模集
積回路)化した1個の回路素子とした場合のピン
をなすものである。従つてこの構成によればLSI
化した回路素子のピンをモード切換のために追加
する必要がない。このピン端子313は抵抗31
2もしくは抵抗314が設けられているために初
期化後(ラツチ状態)はコンピユータ100と周
辺装置との間で通常の論理レベルの信号の授受が
可能である。この実施例では角度信号処理回路3
30の出力信号333を端子313を介してコン
ピユータ100のフラグ入力端子EF4に入力す
ることができる。これに限らず、他の信号線に抵
抗を接続しその信号線をラツチ回路の制御入力の
伝送用に共用することができる。なお図示しない
が、端子313をモード切換用とコンピユータ、
周辺装置接続用とに兼用せずに、それぞれ独立し
て設けても実施は可能である。
角度信号処理回路330の詳細を第10図に示
す。角度信号処理回路330は角度計数モードと
時間計数モードとに兼用される部分とモード毎に
専門に使用される部分とモード切替信号によつて
選択される部分とからなる。角度検出器300か
ら入力される基準パルス301および角度パルス
302は、それぞれシユミツトナンド回路36と
インバータ337、およびシユミツトナンド回路
338、インバータ339によつて、論理レベル
(+5V)の基準信号341、および角度信号34
2,343に変換して入力される。エンジン制御
装置が角度計数モードで作動するときには、分周
回路340によつて所定のエンジン回転角度(ク
ランク回転角)毎に割込用分周パルス344が出
力される。
分周回路340は角度計数モードのときの割込
用処理回路をなし、角度信号342の入力制御用
ナンド回路345、デイケードカウンタ346、
347、インバータ348,349、フリツプフ
ロツプをなすナンド回路350,351、および
ノア回路352からなる。この分周回路340の
作動を第11図のタイミングチヤートを参照して
説明する。この実施例では角度計数モードのとき
の基準パルス301(基準信号341)および角
度パルス30(角度信号342)を第11図aお
よびcに示すように、それぞれ2゜間隔および
360゜間隔に定めている。また基準信号341の
“1”レベルのパルス値は60゜としてその立ち下
がりの近傍位置(例として立下がりから8゜回転
した位置)にある気筒の上死点が位置し、角度信
号342の“1”レベルのパルス幅は1゜とし、
かつ基準信号341の立ち上がりと角度信号の立
ち上がりとが同期するように角度検出器が開整さ
れているものとする。
いま基準信号341が“1”レベルになると、
カウンタ346,347はリセツトされ、カウン
タ346のキヤリーアウト信号CO353は
“1”レベルおよびカウンタ347の第11図d
に示す第6出力信号354、第11図eに示す第
9出力信号355は“0”レベルである。第9出
力信号355が“0”レベルとなると、インバー
タ349による反転信号356は“1”レベルと
なり、従つて第11図bに示すナンド回路345
の出力信号357は角度信号342の論理反転出
力としてカウンタ346に入力される。しかしカ
ウンタ346には基準信号341により60゜の間
はリセツト状態にあるため計数作動はしない。エ
ンジンが60゜回転して基準信号341が“0”レ
ベルになると、カウンタ346,347は計数状
態になり、カウンタ346は角度信号342を10
個計数する毎に1個の、つまりエンジン回転角度
の20゜毎に1個のキヤリーアウト信号353を出
力し、カウンタ347はこのキヤリーアウト信号
の6個目を計数したときに“1”レベルとなる第
6出力信号354(第11図d)を発生し、9個
目を計数するときに“1”レベルに立ち上がる第
9出力信号355(第11図e)を発生する。従
つて第6出力信号354および第9出力信号35
5の論理反転信号によつてフリツプフロツプ35
0,351はセツト、リセツトされ、第11図C
に示す基準信号341の立ち上がりから180゜回
転したあと第11図fに示す60゜幅のパルス信号
357を生じる。また180゜回転すると第9出力
信号355の論理反転信号356が“0”レベル
になるため、ナンド回路345は第11図bに示
すように出力信号357を“1”レベルに固定す
る。よつて、これ以後は基準信号347が新たに
立ち上がるまで計数を中止した状態態にある。ノ
ア回路352は基準信号341とフリツプフロツ
プの出力信号357との否定論理和に従つて第1
1図gに示す180゜間隔で“0”レベルとなる割
込用分周パルス344を発生する。
358は計数用クロツク発生回路で、エンジン
制御装置が角度計数モードで作動するときに角度
パルス302(角度信号342,343)を計数
用クロツク信号として使用するときのみ利用す
る。計数用クロツク発生回路358は角度信号3
42,343をコンピユータ100の動作クロツ
ク101(この実施例では周期4μs)と同期化
して、エンジン回転角度の1゜毎に1個のクロツ
ク信号334、さらに2゜毎に1個のクロツク信
号335として生じる。
計数用クロツク発生回路358は、クロツク入
力(端子CL)の立ち上がりで入力信号(端子
D)のレベルを保持するとDタイプのフリツプフ
ロツプ359,360,361と排他的オア回路
362とからなり、その作動における各部の信号
レベルの変化を第12図に示す。フリツプフロツ
プ359は角度信号342をコンピユータ100
の動作クロツク信号101の立ち上がり時点でレ
ベルが反転する2゜毎の同期化クロツク信号33
5に変換する。第112図に示すようにフリツプ
フロツプ360は第12図aに示す非同期の角度
信号343を第12図bに示すコンピユータ10
0の動作クロツク信号の立ち上がり時点でレベル
が反転する第112図c,dに示す同期化クロツ
ク信号363,364に変換する。さらに一方の
同期化クロツク信号363をフリツプフロツプ3
61によつて再同期化することにより、第12図
eに示すように1クロツク分だけ遅れた再同期化
クロツク信号365が得られる。そして排他的オ
ア回路362により同期化クロツク信号364と
再同期化クロツク信号365との不一致部を抽出
することにより、第12図fに示す1゜毎の同期
化クロツク信号335が得られる。フリツプフロ
ツプ259と360の作動は実際上同等であり、
フリツプフロツプ360の同期化クロツク信号3
64を2゜毎のクロツク信号として端子335か
ら出力してもよい。
366は時間計数モードのときの割込用処理回
路であり、基準パルス301(基準信号341)
をラツチするDタイプのフリツプフロツプ36
7、角度パルス302(角度信号342)をラツ
チする同じくDタイプのフリツプフロツプ36
8、およびノア回路369からなり、基準信号3
41と角度信号342のいずれかが“1”レベル
になるとノア回路369から“0”レベルの割込
用パルス370が発生する。エンジン制御装置が
時間計数モードであるときは、割込用パルス37
0がコンピユータ100で認知されるとパルス発
生回路160より割込認知信号162が出力さ
れ、フリツプフロツプ167,168がリセツト
する。これによつて時間計数モードではエンジン
回転角の基準位置および所定の(30゜もしくは60
゜の)間隔で100に割込がかけられる。この実
施例における時間計数モードでは、エンジン回転
角度の30゜毎もしくは60゜毎の間隔で数値デー
タ/タイミング変換の開始タイミングを作成して
いるが、割込の時期と点火における通電開始およ
び通電遮断(点火)の時期との関連については、
角度モードとともに後述する全体作動のタイムチ
ヤートで明らかにする。
371は選択回路で、角度計数モードと時間計
数モードとで割込用パルス344,370を切換
える選択回路372、および基準信号341と角
度信号342と分周信号357とを切換えるマル
チプレクサ373からなる。選択回路372は
RCA社製CD4019BEのアンド/オア選択回路を用
いることができ、それぞれ制御入力端子aに
“1”レベル、bに“0”レベルの、つまり時間
計数モードを意味するようにモード信号321,
322がラツチ回路320から入力されると、角
度計数モードの割込用パルス370が割込要求信
号331としてコンピユータ100の割込端子
INTに入力される。またアンド/オア選択回路3
72の制御入力端子aに“0”レベル、“b”に
“1”レベルの、つまり角度計数モードを意味す
るようにモード信号321,322が入力される
と、時間計数モードの割込用分周パルス344が
割込要求信号331としてコンピユータ100に
入力される。
マルチプレクサ373はRCA社製CD4053BEを
用いてあり、インヒビツト入力端子に“0”レベ
ル信号が印加された状態で、モード信号321の
レベルによつて入力端axとay、およびbxとbyの
信号を選択して出力端aとbに生じる。そしてモ
ード信号321が“1”レベルつまり時間計数モ
ードのときは、入力端ay,byがそれぞれ出力端
a,bと結合状態になり、よつて角度信号342
と基準信号341とがコンピユータ100のフラ
グ入力信号332,333として出力される。時
間計数モードにおいてコンピユータ100は割込
要求信号331が入力されたときそのフラグ入力
端子1,2に入力されている信号332,
333のレベルを調べることにより、エンジン回
転角が基準位置であるかまた基準位置から何個目
の角度位置であるかを認知することができる。モ
ード信号321が“0”レベルつまり角度計数モ
ードのときは、マルチプレクサ373の入力端
ax,bxがそれぞれ出方端a,bと結合状態にな
り、よつて基準信号341とフリツプフロツプ3
50,351の出力信号(基準信号341に対し
て180゜遅れた信号)357とがフラグ入力信号
332,333としてコンピユータ100に入力
される。角度計数モードにおいてコンピユータ1
00は、割込要求信号331が入力されたときそ
のフラグ入力端子の信号レベルから、エンジン回
転角度が基準位置であるかまた基準位置から180
゜の位置であるかを認知することができる。イン
バータ374,375は“1”レベルの初期化信
号194を論理レベルのインヒビツト信号として
マルチプレクサ373に入力するためのもので、
初期化信号194の“1”レベルのときは出力端
a,bはオープンレベル(FLOAT)となり、信
号線333をモード切換回路310およびラツチ
回路320の結合のために使用できるようにして
いる。角度信号処理回路330からコンピユータ
100に入力される信号331,332,333
は、またエンジンの回転速度を入力するためにも
利用されるが詳細は後述する。
第1図において380はクロツク信号切換回路
で、モード信号321のレベルに従つて後述する
数値データ/時間データ変換におけるクロツク信
号381を切換える。クロツク信号切換回路38
0は角度信号処理回路330からの2゜毎の同期
化クロツク信号335もしくは計数回路150か
らの128μs毎の一定周期のクロツク信号153
をそれぞれモード信号321のレベルの“0”,
“1”によつて選択する。このクロツク信号切換
回路380は角度信号処理回路330中のマルチ
プレクサ373と同一の切換条件を利用するもの
であり、マルチプレクサ373と併合してもよ
い。128μsのクロツク信号153は、16ビツト
計数回路150においてコンピユータ100から
の4μsのクロツク信号を分周して得られる5ビ
ツト目の計数出力として取出すことができる。
ここでエンジンの点火における点火コイルの通
電遮断時期を(ひいては通電開始時期も)算定す
るのに用いられる制御パラメータの1つである。
エンジンの回転速度を入力する過程について説明
する。前述のようにコンピユータ100は角度信
号処理回路330からの割込要求信号331によ
り割込処理を行ない、フラグ入力信号332,3
33の信号レベルによりエンジン回転角度が数値
データ/タイミング変換の開始位置であるか否か
を判定して、開始位置であるならば変換を開始さ
せる。また所定のエンジン回転角度例えば基準位
置が到来したときは、スイツチ回路152にI/
Oデコーダ140を介して択一信号141,14
8を印加し、その時点の時刻データをメモリ12
0のRAMの所定番地に書き込む。従つてその後
の演算過程において、前回の時刻データと前々回
の時刻データとの時間差を求めることによりエン
ジンの一回転あたりの時間が判明する。この時間
差はエンジン回転速度の逆数である。なお択一信
号141と148の発生における時間差のため時
刻データの下位8ビツトの入力時と上位8ビツト
の入力時とでは時刻データに差を生じるが、択一
信号141と148の発生間隔は制御プログラム
によつて固定されているから、前記時間差を求め
る演算過程において正規化される。
次に数値データ/タイミング変換について説明
する。第1図において、400および410はハ
ードウエアにて構成された変換回路で、デジタル
コンピユータ100から与えられる点火用通電開
始時期もしくは通電遮断時期を規定する数値デー
タを、クロツク信号切換回路380からのクロツ
ク信号381もしくは角度信号処理回路330か
らのクロツク信号334でダウンカウントし、ダ
ウンカウントの終了をもつて上記点火の各タイミ
ングを指定する信号を発生する。この種の変換回
路は特開昭50−90826号公報「エンジン制御方法
および装置」あるいは特開昭53−8434号公報「内
燃機関の点火時期制御方法」等にも類似のものが
開示されている。
変換回路400は角度計数モードおよび時間計
数モードの両方において通電開始時期を決めるも
のに兼用され、プリセツタブルダウンカウンタ4
01およびナンド回路402からなる。プリセツ
タブルダウンカウンタ401は例えばRCA社製
CD40103BEを用いて構成することができ、コン
ピユータ100からI/Oデコーダ140を介し
て指令信号144が印加されると、これに同期し
てデータバス110上の通電開始時期を規定する
2進数値データをブリセツトし、プリセツトと同
時に零検出信号(ZERO DETECT)403を
“1”レベルにする(ただし2進数値データは零
より大であるものとする)。よつてナンド回路4
02はクロツク信号381に対して“開いた”状
態になり、カウンタ401にダウンカウント用ク
ロツク信号404を与える。カウンタ401にお
けるはじめのブリセツト数値がダウンカウント
(計数)によつて消滅すると、零検出信号403
は“0”レベルになり、ナンド回路402を“閉
じた”状態にして計数を終了する。零検出信号4
03は論理回路としてのナンド回路405を介し
て点火用増幅回路3に与えられ、零検出信号40
3の“1”レベルから“0”レベルへの反転タイ
ミングにて通電開始時期を規定する。前述のよう
に角度計数モードと時間計数モードとの切換によ
つて計数用のクロツク信号381は2゜毎のエン
ジン回転角度を示すクロツク信号335と128μ
sの一定周期のクロツク信号153とのいずれか
が選択されるから、変換回路400は角度計数モ
ードにおける数値データ/タイミング変換と時間
計数モードにおける変換とを、外部から指令信号
を与えることなしに兼用することができる。
変換回路410は角度計数モードにおいて通電
遮断時期を決めるために使用され、変換回路40
0と同様にプリセツタブルダウンカウンタ411
およびナンド回路421からなる。そして、コン
ピユータ100からI/Oデコーダ140を介し
て択一信号145が印加されると、カウンタ41
1はこれに同期してデータバス110上の通電遮
断時期を規定する2進数値データをプリセツト
し、同時に零検出信号413を“1”レベルにす
る。よつてナンド回路412はクロツク信号33
4に対して“開いた”状態になり、カウンタ41
1にダウンカウント用クロツク信号414を与え
る。カウンタ411におけるはじめのプリセツト
数値がダウンカウントによつて消滅すると、零検
出信号413は“0”レベルになり、ナンド回路
412を“閉じた”状態にして計数を終了する。
零検出信号413はコンピユータ100のフラグ
入力端子の1つEF2に接続されている。コンピ
ユータ100は変換回路410に所定のエンジン
回転角度のときに択一信号145をもつて変換を
開始させると、零検出信号413のレベルを監視
することにより一旦“1”レベルになつた零検出
信号413が“0”レベルに反転することをもつ
て通電遮断時期すなわち点火時期であることを認
知する。
この実施例における角度変換回路410の計数
終了によりコンピユータ100が変換回路400
の計数開始を指令するように制御プログラムが設
定されている。角度信号処理回路330より所定
のエンジン回転角度で割込要求信号331がコン
ピユータ100に印加されると、コンピユータ1
00はデータバス110に通電遮断時期を規定す
る数値データを出力すると同時にI/Oデコーダ
140から択一信号145を出力して、変換回路
410において変換を開始させる。コンピユータ
100はこの変換作動中ずつと零検出信号413
を監視し、変換の終了によつて零検出信号413
が“0”レベルになると、データバス110に通
電開始時期を規定する数値データを出力すると同
時にI/Oデコーダ140から択一信号144を
出力して変換回路400において変換を開始させ
る。そして零検出信号403がこの変換中を示す
“1”レベルになつている間、ノア回路405の
出力信号406は“0”レベルとなり、この出力
信号406が“0”レベルになつた時点で点火コ
イル4の一次コイル4aへの通電が遮断されて二
次コイル4bに点火用高電圧が誘起され、変換終
了によつて出力信号406が“1”レベルになる
と一次コイル4aへの通電が開始される。
420はラツチ回路で、変換回路400と共同
して通電開始時期および通電遮断時期を示す信号
を発生して論理回路としてのノア回路405を制
御する信号421を発生する機能、および制御プ
ログラムの進行に応じて直流再生回路191にく
り返しパルス信号422を与える機能を有する。
ラツチ回路420はI/Oデコーダ140の択一
信号146に同期してデータバス110の所定ビ
ツトを介してコンピユータ100から送られる2
値信号をラツチすることにより上記の制御信号4
21およびくり返しパルス信号422を得る。前
述のようにこの実施例で示される点火制御装置が
角度計数モードで運転されるときは、結果的に1
つの変換回路400の出力信号にて通電開始時期
および通電遮断時期のタイミングを得ることがで
きるため、ラツチ回路420の制御信号421は
常に“0”レベルに固定され、ノア回路405の
出力信号406をカウンタ401の零検出信号4
03に依存させるものである。
一方、通電計数モードにおいては、この実施例
では通電開始時期のタイミングを変換回路400
で発生し、通電遮断時期のタイミングをコンピユ
ータ100におけるソフトウエアの変換にて発生
しており、ラツチ回路420とノア回路405と
で両タイミングを統合し、“0”レベルで遮断し
“1”レベルで通電する点火制御信号406を得
るようにしている。
点火作動系は公知のものを使用している。点火
用増幅回路3はノア回路405の出力信号406
を増幅して増幅信号3bにより半導体スイツチン
グ素子3aをオンオフする。これにより点火コイ
ル4の一次コイル4aの通電、遮断が行なわれ、
電流遮断時に二次コイル4bに点火用高電圧を発
生する。点火用高電圧はエンジンによつて同期的
に回転させる図示しない公知の分配器を介して各
気筒の点火プラグに供給され着火する。
この点火制御装置では、二次コイル4bに誘起
される点火用高電圧が十分なエネルギレベルにな
るように、一次コイル4aを理れる遮断直前の電
流値を確保するように一次コイル4aの通電時間
を決定し、通電開始時期を定めている。このため
に電流検出回路470と時刻データのラツチ回路
480が設けられ、一次コイル4aに通電が開始
され基準の電流値となつてから通電が遮断される
までの時間を測定し、その次に通電開始時期を算
定する制御パラメータとしてメモリ120の
RAMに記憶する。電流検出回路470は一次コ
イル4aの通電通路に挿入された微小抵抗を有す
る抵抗471と、一次電流によつてこの抵抗47
1に生じる電圧を基準電圧472の発生電圧と比
較する電圧比較器473とで構成され、一次電流
の増大によつて抵抗471の電圧降下が基準電圧
に達すると電圧比較器473から検出信号474
(“1”レベル)が発生する。
ラツチ回路480は例えばRCA社製
CDP1852CD(I/Oポート)を用いることがで
き、この実施例では入力ポート専用として使用す
る。そして、ラツチ回路480は検出信号474
の発生のタイミング(“0”レベル→“1”レベ
ル)でタイマバス151上の時刻データをラツチ
し、これと同時にラツチ状態を示すサービスリク
エスト信号()481をコンピユータ100
のフラグ入力として発生する。コンピユータ10
0からメモリ120(RAM)の書き込み信号
()102とI/Oデコーダ140を介して
の択一信号147とが印加されたとき(ともに
“1”レベルのとき)に、ラツチしたデータをデ
ータバス110上に送出してメモリ120
(RAM)に書き込む。一方、一次コイル4aの通
電を遮断した瞬間に(プログラム上微少の時間差
をもつて)コンピユータ100はスイツチ回路1
52にI/Oデコーダ140を介して指令信号1
41を印加し、その時点の時刻データをタイマバ
ス151よりメモリ120(RAM)に書き込
む。そしてソフトウエア上の処理によつて、スイ
ツチ回路152を介して得た時刻データからラツ
チ回路480から得た時刻データを減算すること
により、点火一次コイル4aにおける基準通電流
値以上の持続時間を測定することができる。
第13図はコンピユータ100がメモリ120
(ROM)の制御プログラムに従つて行なう処理の
うち、通電開始時期の算定に係わる処理を示すも
のである。この通電開始時期制御は大きく分けて
次の4条件を満足するようにプログラムされてい
る。
(1) 基準電流の持続時間の測定値を次の通電時間
を決定するために負帰還として帰還すること。
(2) 通電時間の算定値を、基準電流の持続時間の
期待値(点火コイルの加熱特性、点火エネルギ
の書積特性、および過渡状態を補うための余裕
度の兼ね合いにより予め決定される)に追従さ
せること。
(3) 基準電流の持続時間の測定値と、その前回の
測定値との偏差に応じて通電時間の算定値を補
正すること。
(4) エンジンの高速回転時等において、通電の遮
断による点火エネルギの放出に要する最小の遮
断時間を確保するように通電開始時期を修正す
ること。
コンピユータ100は通電開始時期を算定する
(通電時間を算定する)のに、その点火コイル4
について予め実験等によつて決定した基礎閉時間
B(通電開始から基準電流になるまでの時間、周
囲温度等によつてソフトウエアにて補正するよう
になつていても良い)と、基準電流の持続時間の
期待値0と、算定しようとする対象の通電(時
間)の前回になされた通電における基準電流の持
続時間Tと、その前々回になされた基準電流の計
算結果Fの記憶値Mとを図示極性で加算する。加
算結果の通電時間をなす計算値Aは、点火時期の
計算値Pに対して、角度計数モードの場合は通電
を開始するクランク回転角度としての、また時間
計数モードの場合は所定のクランク回転角度から
の通電開始時期までの実時間としての数値データ
Dに変換修正される。また、このとき上記(4)の修
正をするために数値データDを点火時期の計算値
P(前回のもの)に基いて小さくする修正を加え
てもよい。
最終的に得られる数値データDはコンピユータ
100から前述の数値データ/期間データ(タイ
ミング)変換回路400に入力され、指令信号1
44により変換を開始し、点火制御における点火
コイル4の通電開始時期を規定する。通電により
一次コイル4aの電流が基準電流を超えると、電
流検出信号470の検出信号474が“1”レベ
ルとなりその時点の時刻データがラツチ回路48
0に記憶され、同時にサービスリクエスト信号4
81が基準電流到達を示す“0”レベルにある。
数値データ/期間データ変換回路410の零検出
信号413の発生(この実施例では角度計数モー
ド)、もしくはコンピユータ100のソフトウエ
ア処理による計数終了により、コンピユータ10
0は通電の遮断を信号144もしくは421によ
つて指令し、さらにコンピユータ100はフラグ
入力3を調べてサービスリクエスト信号48
1が基準電流到達を示す“0”レベルにある
(YES)か否か(NO)かを判定する。YESのと
きは通電遮断時期の時刻データからラツチ回路4
80にラツチされた時刻データを減算して、基準
電流以上の持続時間Tを求める。またフラグ入力
3が“1”レベルのままであれば基準電流の
持続時間Tは無しと判断する。
第13図の第1の加算Xは、計測した基準電流
の持続時間Tとその前回の加算力における記憶値
Mとの偏差によつて、基準電流の持続時間の期待
値Oを補正することを示し、第2の加算yは第1
の加算力による計算値Fと基礎閉時間Bとを加算
することを意味する。
以上第1図を中心にマイクロコンピユータ10
0、およびそれと作動的に結合された入出力周辺
回路に関して、その個々の役割の特徴的な部分を
中心にして説明したが、次に角度計数モードおよ
び時間計数モードにおける点火制御装置としての
作動について制御プログラムのフローチヤートお
よびタイミングチヤートを参照して説明する。
第14図および第15図は角度計数モードにお
ける制御プログラムおよび制御出力のタイミング
を示している。制御プログラムは大きく分けて、
初期化ルーチンA、メイン計算ルーチンB、およ
び割込処理ルーチンCから組み立てられている。
初期化ルーチンAは、初期化回路190からの
初期化信号194によつて実行されるもので、イ
グニツシヨンキースイツチ2の投入されたときお
よびコンピユータ100の不調等により直流再生
回路191にくり返しパルス422が印加されな
くなつたとき、制御プログラムによつてコンピユ
ータ内のレジスタおよび周辺装置を全て初期の状
態に一旦改め、処理を再スタートするものであ
る。また初期化信号が消滅するときラツチ回路3
20は点火制御の動作モードをラツチする。
初期化ルーチンの終了とともにコンピユータ1
00への割込禁止状態が解かれ、メイン計算ルー
チンBへ移行する。メイン計算ルーチンBでは各
種のエンジン制御パラメータを入力して点火時期
(角度)および通電開始角の計算を行ない、それ
ぞれ一回の計算を終了するとくり返しパルスを出
力する処理を経て再び点火時期および通電開始角
の計算をくり返す。これらの計算手法は第13図
に例を示したほかは全て公知の手法を採用するこ
とができるのでここでは特に詳述しない。計算に
必要なエンジン制御パラメータのうちアナログ入
力信号210a〜210nについてはコンピユー
タ100の指令のもとにラツチ回路200、
MPX210、A/D変換回路220およびDMA
機能を用いることによりエンジン回転速度につい
ては角度信号処理回路330からの角度信号に基
いてスイツチ回路152を制御することにより、
また点火コイル4の通電における基準電流の持続
時間についてはスイツチ回路152とラツチ回路
480を利用することにより、メモリ120
(RAM)の所定の番地に書き込むことができる。
計算はメモリ120(RAM)から遂次、必要な
制御パラメータを読出して予め定められた計算手
法に沿つて行なわれる。
初期化後において直ちに点火時期および通電開
始角を計算しようとする場合、制御パラメータの
一つであるエンジン回転速度の入力処理は点火作
動と関連する割込処理ルーチンに基いてなされる
ので、計算を終了するのが実際に必要とされる点
火作動に間に合わないことが生じる。従つて初期
化ルーチンAにおいて固定された点火時期(例え
ばBTDC8゜)および通電開始角(例えば
BTDC68゜)が一旦設定され、計算が間に合わな
い場合はこの固定の数値データにより点火作動を
可能とする。メイン計算ルーチンBは高速で(数
ms)でくり返されるため、くり返しパルス42
2の信号レベルの反転は、メイン計算ルーチンB
のくり返しの数回乃至数十回毎に一回行なわれる
ようにプログラムされ、直流再生回路191およ
び抵抗196による充放電の時定数とマツチング
させている。
割込処理ルーチンCは角度信号処理回路330
からの割込要求信号331が“0”レベルになる
と、コンピユータ100がメイン計算ルーチンB
の処理を一時中断して、コンピユータ100の制
御のもとに変換回路400,410において数値
データ/期間データ変換を指令する処理、および
エンジンの回転速度を入力する処理を行なう。
第15図においてaは角度信号処理回路330
からの割込要求信号331を示しており、角度計
数モードでは第10図の信号344と同じであ
る。角度検出器300の調整により割込要求信号
331はエンジン回転角度のBTCC68゜から
BTDC8゜までと、BTDC248゜とBTDC188゜ま
での間“0”レベルとなる。また、制御に供され
るエンジンに要求される点火時期(点火角)は圧
縮工程の死点前68゜から8゜までとする。
BTDC68゜もしくはBTDC248゜で割込要求信号
aが“1”レベルから“0”レベルに反転する
と、コンピユータ100はメイン計算ルーチンB
において実行中の1つの命令処理サイクルを終了
すると直ちに割込処理ルーチンCに移り、メイン
処理ルーチンBを待避させる。次にデータバス1
10を通じて、点火時期を示す数値データ(通電
遮断をするエンジン回転角度で、BTDC68゜から
の2゜単位の角度で表わされる)を指令信号14
5によつて変換回路410のカウンタ411にプ
リセツトさせる。カウンタ411はエンジン回転
角度2゜毎の角度クロツク信号334にて直ちに
ダウンカウントを開始し、カウント中は第7図b
に示すように零検出信号413を“1”レベルと
し、カウント終了のタイミングで“0”レベルに
反転させる。このカウントによつて得られる期間
データT1はプリセツトされた数値データに対応
し、コンピユータ100のメイン計算ルーチンB
にて算定した点火時期を規定する。
コンピユータ100は数値データのプリセツト
後、指令信号141をスイツチ回路152に与え
て時刻データをメモリ120(RAM)に書き込
み、続いてフラグ入力端子3に入力される零
検出信号413に監視し続け、零検出信号413
が“0”になると点火時期である(YES)と判
定して、変換回路400のカウンタ401にデー
タバス110を介して通電開始時期を示す数値デ
ータ(通電遮断角度から通電開始角度までの1゜
単位の角度で表わされる)を指令信号144によ
つてプリセツトさせる。これによりカウンタ40
1は1゜毎の角度クロツク信号335にて直ちに
ダウンカウントを開始し、カウント中は第7図c
に示すように零検出信号403“1”レベルと
し、カウント終了のタイミングで“0”レベルに
反転させる。ラツチ回路420の出力信号421
は“0”レベルのまま変化しない(コンピユータ
100によつて随時“0”レベルをセツトしても
よい)から、点火制御信号406は零検出信号4
03に依存してレベルが決まる。カウンタ401
のカウントによつて得らる期間データT2はプリ
セツトされた数値データに対応し、所望の点火エ
ネルギ(通電持続時間)を得るに必要な通電開始
時期を規定する。点火制御信号406は点火用増
幅回路3で増幅され第7図eに示す増幅信号3b
としてスイツチング素子3aに印加され、点火作
動を行なわせる。なお、t1およびt3は点火時期を
示し、t1−t2間は通電遮断、t2−t3は通電を示して
いる。
コンピユータ100は指令信号144によつて
通電遮断を指令すると、通電における基準電流の
持続時間を計算する(メイン計算ルーチンB)た
めに直ちにスイツチ回路152に指令信号141
を与えて時刻データをメモリ120(RAM)に
書き込む。これを終えるとコンピユータ100は
BTDC8゜もしくはBTDC188゜まで待機する。
BTDC8゜もしくはBTDC188゜に達すると、コン
ピユータ100から指令信号141がスイツチ回
路152に与えられ時刻データがメモリ120
(RAM)に書き込まれる。従つてメイン処理ルー
チンBでエンジン回転速度を求めるには、
BTDC68゜からBTDC8゜までもしくはBTDC248
゜からBTDC188゜までの新しい方の時間差を減
算によつて求めればよいのである。
BTDC8゜もしくはBTDC188゜が過ぎ、時刻デ
ータの入力を終了すると、コンピユータ100は
一時中断したメイン計算ルーチンBを中断した位
置に戻し、メイン計算ルーチンBを割込がかかる
までくり返す。なお、BTDC68゜からBTDC8゜
までの間は角度信号処理回路330の出力信号3
32が“1”レベル、BTDC248゜からBTDC188
゜までの間は出力信号333が“1”レベルとな
るため、コンピユータ100はフラグ入力端子
1と4とを調べることによつてそれぞれ区
別することができる。従つていずれか一方、つま
りエンジンの一回転に一回だけエンジン回転速度
を求めることもできる。
次に時間計数モードにおける点火制御装置の作
動について述べる。ここでは時間計数モードのう
ちエンジン回転角度の1個の基準位置および30゜
毎の角度間隔で角度パルスを得るようにした角度
検出器を用いた場合について説明するが、とくに
30゜毎の角度間隔が制御上の絶対的な条件ではな
く、45゜あるいは60゜の間隔でもソフトウエアの
変更のみで対応できる。また制御上必要なエンジ
ン回転角度を基準位置との関係で特定できれば良
いため、角度位置の間隔はどこでも一定というよ
うに規定されていなくても良いのである。
第16図は時間計数モードにおける角度信号処
理回路330の作動状態およびコンピユータ10
0による点火制御のタイミングを示すものであ
る。角度信号処理回路330は角度検出器300
からの基準パルス301に同期して第16図bに
示す出力信号333を生じ、また角度パルス30
2に同期して第16図aに示す出力信号332を
生じ、それぞれコンピユータ100のフラグ入力
端子4,1に印加する。図示するように、
角度を示す出力信号332はエンジン回転角度の
30゜毎の間隔をもち、この装置で制御しようとす
る点火時期の範囲、ほぼBTDC68゜からBTDC8
゜までの範囲、の一つ前の角度位置BTDC98゜と
BTDC68゜との間に基準位置を示す出力信号33
3が“1”レベルとなつて到来する。出力信号3
32,333の発生タイミングばかりでなくパル
ス幅も角度検出器300の機械的な構成によつて
制限される。この実施例ではパルス幅がエンジン
回転角度のほぼ10゜程度となるようにしている。
第16図cに示される割込要求信号331
(“0”レベル)は割込処理回路366(第10図
参照)によつて基準パルス301および角度パル
ス302が発生する毎に生じる。コンピユータ1
00が割込処理を受け付けると割込認知信号16
2を発生するので、割込要求信号331は“1”
レベルになり待機する。
時間計数モードにおける制御プログラムを第1
7図に示す。初期化ルーチンAおよびメイン計算
ルーチンBは角度計数モードのときと大体同じで
ある。ただ、点火時期計算および通電開始時期計
算の結果得られる数値データが一旦エンジンの回
転角度として算定された後時間を表わす値に換算
した値である点で異なるだけである。そしてこの
時間を表わす数値データのうち、点火時期を表わ
す数値データはBTDC68゜を起点とする時間に相
当し、通電開始時期を表わす数値データは
BTDC338゜,308゜,278゜のいずれか一点を起
点とする時間に相当する。そして通電開始時期を
表わす場合BTDC338゜,308゜,278゜のいずれ
を起点としているかを計算結果により同時に特定
する。
割込処理ルーチンCでは、メインルーチン待避
後エンジン回転角度がどの位置にあるかを、フラ
グ入力端子EF1,EF4の信号レベルによつて判
定し、それに基いて処理を選択する。BTDC83゜
で基準位置の割込がかかると、コンピユータ10
0は角度位置の割込の内部カウント値を一旦零と
し、次にBTDC68゜,38゜,8゜…を割込がかけ
られるとカウントによつて順に1回目の割込、2
回目の割込、3回目の割込…というように、割込
位置を順々に特定して判定する。
BTDC68゜(あるいは248゜)で割込がかかる
と、コンピユータ100はメモリ120
(RAM)の所定番地N(複数番地にわたつて使用
することにより16ビツト、24ビツトの数値データ
をセツトし、コンピユータ100による16μs周
期の命令サイクルにより、セツトされた数値デー
タをくり返しダウンカウントする。“1”のダウ
ンカウントが終了する毎に、数値データが零にな
つたか否かの判定をし、零になるまでくり返す。
第16図eの時間T1はコンピユータ100によ
るカウントの過程を示す。カウント結果が零にな
つたタイミングが、点火時期計算によつて算定さ
れた結果としての実際の点火タイミングである。
カウント結果が零になると、コンピユータ100
はデータバス110と指令信号146を制御して
第16図fに示すラツチ回路420の出力信号4
21を“1”レベルに反転させる。このとき変換
回路400は、既に変換を終了しているから
BTDC403は“0”レベルであり、従つて出力
信号421が“1”レベルに反転したタイミング
で点火制御信号406(第16図h参照)が
“0”レベルに反転する。
コンピユータ100自身による数値データ/タ
イミング変換の過程でBTDC38゜の割込要求が生
じることもある。この場合、変換が一時中断する
が、ソフトウエア上の処理によつてBTDC38゜の
割込があつたかなかつたかで点火指令を遅延させ
ることによりその支障を避けることができる。例
えば通電遮断を規定する数値データを、予め点火
指令を遅延させる分だけ見込で小さい値として算
定し、数値データ/タイミングの変換余中に割込
があつたときは点火指令を遅延し、割込がないと
きは遅延をしないようなプログラムを設ければよ
い。なお、角度検出器300において、BTDC38
゜の角度パルス302が発生しない構造にしても
よい。
点火(通電遮断)の後、BTDC8゜,338゜,
308゜,278゜……と割込がかかると、コンピユー
タ100はメイン計算ルーチンBにおける通電開
始時期計算の結果により、その割込角度が通電開
始のための数値データ/期間データ変換の起点で
ある(YES)か否か(NNO)か(通電開始制御
を行なうのか否か)を判定する。いま通電遮断タ
イミングt4に対して通電開始時期をt3とする計算
結果が得られ、起点をBTDC308゜と決定され、
時間に換算するとBTDC308゜からT2後の時点が
数値データによつて規定されているとする。コン
ピユータ100はBTDC308゜で割込がかかる
と、期間T2を規定する数値データバス110を
通じて指令信号144のタイミングにより変換回
路400に設定する。カウンタ401は直ちに
128μsのクロツク信号153によりダウンカウ
ントを開始し、零検出信号403は第16図gに
示すように“1”レベルに反転する。次にコンピ
ユータ100はデータバスを用いて指令信号14
5によつてラツチ回路420の出力信号421を
“0”レベルに反転し、ノア回路405の出力信
号である点火制御信号406が零検出信号403
に依存するようにする。つまり、出力信号421
が“0”レベルに反転転すると、変換回路400
の変換終了のタイミングで零検出信号403が
“0”レベルに反転したとき点火制御信号406
は“1”レベルに反転する。この実施例における
エンジンは4気筒であつて、エンジン回転角度の
ほぼ180゜毎に点火を行なうから、角度パルス3
02に対応した所定の割込位置で通電開始、通電
遮断を行なうように制御プログラムを準備してお
けばよい。
点火制御信号406の増幅信号3bにおいて、
“1”レベルへの反転時点t1,t3は通電の開始、
“0”レベルへの反転時点t2,t4は通電の遮断を示
す。
角度パルス302に基く割込において、通電開
始もしくは通電遮断の制御をするエンジン回転角
度でないときは、メイン計算ルーチンBに戻つて
その処理をくり返す。
なお、この実施例においては、時間計数モード
において通電遮断に関する数値データ/期間デー
タ変換をコンピユータ100自身のソフトウエア
での時間計数機能を利用して行なつているが、ハ
ードウエアの変換回路によつて行なうように変形
してもよい。例えば、角度計数モードでのみ使用
している変換回路410の構成を変換回路400
のように兼用タイプの構成にし、角度計数モード
における計数用パルスもしくは所定周波数のクロ
ツク信号をクロツク信号切換回路380と同様に
して選択するようにしてもよい。
処理装置の入出力信号線に切換操作により2値
信号を生じさせる抵抗と、起動時に同期してこの
2値信号を記憶する記憶回路を備えることによつ
て、処理機能変更が容易に行なえると共に、前記
入出力信号線は本来の信号伝送用として使用でき
所期の目的を達成できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を点火制御装置に適用した一実
施例の全体構成を示すブロツク線図、第2図は第
1図中A/D変換回路220の詳細を示す電気結
線図、第3図は第2図のA/D変換回路の作動説
明に供するタイムチヤート図、第4図は第1図中
電圧検出回路180の詳細を示す電気結線図、第
5図は第4図の電圧検出回路の作動説明に供する
タイムチヤート図、第6図は第1図中直流再生回
路191の詳細を示す電気結線図、第7図は第6
図の直流再生回路の作動原理説明に供するタイム
チヤート図、第8図は第6図の直流再生回路の装
置障害時の作動説明に供するタイムチヤート図、
第9図は第1図中モード切換回路310およびラ
ツチ回路320の詳細を示す電気結線図、第10
図は第1図中角度信号処理回路330の詳細を示
す電気結線図、第11図は第10図の角度信号処
理回路中分周回路340の作動説明に供するタイ
ムチヤート図、第12図は第10図の角度信号処
理回路中計数用クロツク発生回路358の作動説
明に供するタイムチヤート図、第13図は第1図
中コンピユータ100が制御プログラムに従つて
行なう処理のうち、点火制御における通電開始時
期の算定に係わる処理を示す計算チヤート図、第
14図はコンピユータ100が角度計数モードを
制御するときの制御プログラムの流れを示すフロ
ーチヤート図、第15図は第1図の点火制御装置
の角度計数モードでの作動説明に供するタイムチ
ヤート図、第16図は点火制御装置の時間計数モ
ードでの作動説明に供するタイムチヤート図、第
17図はコンピユータ100が時間計数モードを
制御するときの制御プログラムの流れを示すフロ
ーチヤート図である。 100…デジタルコンピユータ、190…初期
化回路、194…初期化タイミング信号線、31
0…切換回路としてのモード切換回路、312,
314…抵抗、320…記憶回路としてのラツチ
回路、321,322…制御入力信号線、330
…信号処理回路としての角度信号処理回路、33
3(311)…信号線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の処理を選択して行なう集積回路体とし
    て構成される第1の手段と、 この第1の手段の出力信号をその出力端子より
    受けて所定の作動を行なう第2の手段と、 外囲条件により操作される接続手段を含みこの
    接続手段の切換操作により前記出力端子に抵抗を
    介して2値信号を生じさせる第3の手段とを備
    え、 前記第1の手段は、起動時に同期して前記第3
    の手段よりの2値信号を前記出力端子より入力し
    て記憶する記憶手段を含み、この記憶値に応じて
    前記所定の処理を行なうようにしたことを特徴と
    する制御条件設定装置。
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