JPS6154360B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6154360B2 JPS6154360B2 JP9526080A JP9526080A JPS6154360B2 JP S6154360 B2 JPS6154360 B2 JP S6154360B2 JP 9526080 A JP9526080 A JP 9526080A JP 9526080 A JP9526080 A JP 9526080A JP S6154360 B2 JPS6154360 B2 JP S6154360B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- weight
- petrolatum
- parts
- rust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lubricants (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
本発明は、ペトロラタムを主成分とし高温腐食
環境下で金属製構造物の防錆材として使用して有
用な耐熱性防錆用組成物に関するものである。 従来、この種の防錆用組成物においては、ペト
ロラタムの温度特性から、高温腐食環境下で使用
される金属構造物、例えば蒸気配管等の高温流体
物を輸送する配管では組成物が流下してしまうた
め使用できなかつた。また屋外で使用されるパイ
プライン等の配管においても、夏期等直射日光の
当たる時期にあつては鋼管表面の温度が相当高温
となるため、組成物が軟化したり更に甚だしい場
合には垂れ落ちる等して防錆性能上、更には外観
上問題があつた。 本発明は、このような実情に鑑みてなされたも
ので、高温腐食環境下で使用される金属製構造物
を効果的に防錆すると同時に、このような環境下
においても軟化したり遂には垂れ落ちたりするこ
とのない耐熱性を備えた防錆用組成物を提供せん
とするものである。 かかる本発明は、主成分のペトロラタムに、耐
熱性向上と金属表面に対する密着性向上のための
平均分子量2000以上のポリイソブチレンと、高温
雰囲気下での組成物の流動、流下を防止するため
の増粘剤と、防錆効果をより一層向上させるため
の防錆材として酸化ペトロラタム金属塩或いはス
ルホン酸金属塩の少なくとも一方を適宜範囲で配
合したもので、特に上記配合により与えられるチ
キソロピー性の効果即ち外力を加えた場合流動性
を示すが、静止状態では流動しない効果により、
組成物が高温下でも流動、流下しないようにした
点に特徴がある。 そして、本発明の具体的配合範囲は、ペトロラ
タム100重量部に対し、平均分子量2000以上のポ
リイソブチレンを3〜120重量部、増粘剤を1〜
4重量部としたもので、更にこれに酸化ペトロラ
タム金属塩或いはスルホン酸金属塩の少なくとも
一方を適量添加したものである。 本発明に使用されるペトロラタムは特に限定さ
れないが、ダークグリーン、グリーン、レツド、
アンバー、ライトアンバー等(JISK2237)が適
当である。また増粘剤としては、超微粉シリカ、
超微細沈降性炭酸カルシウム、ベントナイト等の
無機増粘剤が適当であるが、その他ステアリン酸
亜鉛塩、ステアリン酸アルミニウム塩等の金属石
鹸、有機ベントナイト、酸化ポリエチレン等の有
機系増粘剤も使用することができる。 この他に使用目的に応じた性状を与えるため
や、増量材として不活性シリカ、クレー、炭酸カ
ルシウム、タルク、けい酸、けい酸塩、アスベス
ト、けい藻土、グラフアイト、ガラス繊維等の無
機物充填材を適量添加することもできる。また防
錆材である酸化ペトロラタム金属塩及びスルホン
酸金属塩の配合量は、用途、要求される防錆性能
等により左右されるが、通常10重量部程度配合す
るとよい。 本発明でペトロラタム100重量部に対し、平均
分子量2000以上のポリイソブチレンの配合割合を
3〜120重量部としたのは、3重量部未満である
と組成物に十分な耐熱性が得られず、逆に120重
量部を越えると粘着性が増すことから組成物の配
合作業性が悪くなるからである。同様に増粘剤の
配合割合を1〜40重量部としたのは、1重量部未
満であると組成物に十分な増粘剤及びチキソトロ
ピー性を付与することができず、高温雰囲気下で
組成物が流動、流下してしまうからであり、逆に
40重量部を越えると組成物の金属表面に対する接
着性が低下し、防錆性能が十分に発揮されなくな
るからである。 またポリイソブチレンの平均分子量を2000以上
としたのは、平均分子量が2000未満では高温領域
下での粘度低下が大きいことから組成物に十分な
耐熱性を与えることができないからである。 次に本発明の実施例について防錆性能及び耐熱
性を組成物の垂れ落ちで調査し、その結果を従来
のペトロラタム主成分の防錆用組成物と比較して
説明する。 先ず主成分のペトロラタム100重量部に対し、
ポリイソブチレン、超微粉シリカ、タルク、酸化
ペトロラタムCa塩、スルホン酸Ba塩等を種々の
割合で配合し、得られた本実施例及び比較例の組
成物をポリエステル製不織布に含浸させ、厚さ
1.1mmのテープを作成した。次にこのテープを1
インチ蒸気配管(配管用炭素鋼管)に長さ50cmに
渡り2重巻きし、テープを巻いた部分を水を入れ
た容器が入つた箱中に入れ、外気の雰囲気と遮断
しておき、この配管中に蒸気(3.87Kg/cm2、151
℃)を12時間流入し、その後12時間は蒸気を停止
させた。このサイクルを30回程繰り返した後の鋼
管表面の錆の発生の有無及び組成物の垂れ落ちの
様子を調査した。この際蒸気流入中の鋼管表面と
組成物間の最高温度は130℃、箱内最高温度は80
℃であり、蒸気停止中の鋼管表面及び箱内温度は
20℃で、停止中の鋼管表面には水が析出した。こ
の結果は次表の如くであつた。尚、この表におい
て参考例は蒸気配管に防錆用組成物を処理しなか
つた裸の場合を示す。
環境下で金属製構造物の防錆材として使用して有
用な耐熱性防錆用組成物に関するものである。 従来、この種の防錆用組成物においては、ペト
ロラタムの温度特性から、高温腐食環境下で使用
される金属構造物、例えば蒸気配管等の高温流体
物を輸送する配管では組成物が流下してしまうた
め使用できなかつた。また屋外で使用されるパイ
プライン等の配管においても、夏期等直射日光の
当たる時期にあつては鋼管表面の温度が相当高温
となるため、組成物が軟化したり更に甚だしい場
合には垂れ落ちる等して防錆性能上、更には外観
上問題があつた。 本発明は、このような実情に鑑みてなされたも
ので、高温腐食環境下で使用される金属製構造物
を効果的に防錆すると同時に、このような環境下
においても軟化したり遂には垂れ落ちたりするこ
とのない耐熱性を備えた防錆用組成物を提供せん
とするものである。 かかる本発明は、主成分のペトロラタムに、耐
熱性向上と金属表面に対する密着性向上のための
平均分子量2000以上のポリイソブチレンと、高温
雰囲気下での組成物の流動、流下を防止するため
の増粘剤と、防錆効果をより一層向上させるため
の防錆材として酸化ペトロラタム金属塩或いはス
ルホン酸金属塩の少なくとも一方を適宜範囲で配
合したもので、特に上記配合により与えられるチ
キソロピー性の効果即ち外力を加えた場合流動性
を示すが、静止状態では流動しない効果により、
組成物が高温下でも流動、流下しないようにした
点に特徴がある。 そして、本発明の具体的配合範囲は、ペトロラ
タム100重量部に対し、平均分子量2000以上のポ
リイソブチレンを3〜120重量部、増粘剤を1〜
4重量部としたもので、更にこれに酸化ペトロラ
タム金属塩或いはスルホン酸金属塩の少なくとも
一方を適量添加したものである。 本発明に使用されるペトロラタムは特に限定さ
れないが、ダークグリーン、グリーン、レツド、
アンバー、ライトアンバー等(JISK2237)が適
当である。また増粘剤としては、超微粉シリカ、
超微細沈降性炭酸カルシウム、ベントナイト等の
無機増粘剤が適当であるが、その他ステアリン酸
亜鉛塩、ステアリン酸アルミニウム塩等の金属石
鹸、有機ベントナイト、酸化ポリエチレン等の有
機系増粘剤も使用することができる。 この他に使用目的に応じた性状を与えるため
や、増量材として不活性シリカ、クレー、炭酸カ
ルシウム、タルク、けい酸、けい酸塩、アスベス
ト、けい藻土、グラフアイト、ガラス繊維等の無
機物充填材を適量添加することもできる。また防
錆材である酸化ペトロラタム金属塩及びスルホン
酸金属塩の配合量は、用途、要求される防錆性能
等により左右されるが、通常10重量部程度配合す
るとよい。 本発明でペトロラタム100重量部に対し、平均
分子量2000以上のポリイソブチレンの配合割合を
3〜120重量部としたのは、3重量部未満である
と組成物に十分な耐熱性が得られず、逆に120重
量部を越えると粘着性が増すことから組成物の配
合作業性が悪くなるからである。同様に増粘剤の
配合割合を1〜40重量部としたのは、1重量部未
満であると組成物に十分な増粘剤及びチキソトロ
ピー性を付与することができず、高温雰囲気下で
組成物が流動、流下してしまうからであり、逆に
40重量部を越えると組成物の金属表面に対する接
着性が低下し、防錆性能が十分に発揮されなくな
るからである。 またポリイソブチレンの平均分子量を2000以上
としたのは、平均分子量が2000未満では高温領域
下での粘度低下が大きいことから組成物に十分な
耐熱性を与えることができないからである。 次に本発明の実施例について防錆性能及び耐熱
性を組成物の垂れ落ちで調査し、その結果を従来
のペトロラタム主成分の防錆用組成物と比較して
説明する。 先ず主成分のペトロラタム100重量部に対し、
ポリイソブチレン、超微粉シリカ、タルク、酸化
ペトロラタムCa塩、スルホン酸Ba塩等を種々の
割合で配合し、得られた本実施例及び比較例の組
成物をポリエステル製不織布に含浸させ、厚さ
1.1mmのテープを作成した。次にこのテープを1
インチ蒸気配管(配管用炭素鋼管)に長さ50cmに
渡り2重巻きし、テープを巻いた部分を水を入れ
た容器が入つた箱中に入れ、外気の雰囲気と遮断
しておき、この配管中に蒸気(3.87Kg/cm2、151
℃)を12時間流入し、その後12時間は蒸気を停止
させた。このサイクルを30回程繰り返した後の鋼
管表面の錆の発生の有無及び組成物の垂れ落ちの
様子を調査した。この際蒸気流入中の鋼管表面と
組成物間の最高温度は130℃、箱内最高温度は80
℃であり、蒸気停止中の鋼管表面及び箱内温度は
20℃で、停止中の鋼管表面には水が析出した。こ
の結果は次表の如くであつた。尚、この表におい
て参考例は蒸気配管に防錆用組成物を処理しなか
つた裸の場合を示す。
【表】
【表】
この表によると、参考例の防錆用組成物が処理
されていない例では当然のことながら錆の発生が
見られた。また本発明条件を満たしていない比較
例1〜5では組成物の垂れ落ちが見られたり、錆
の発生が見られた。これに対し本発明実施例1〜
3においては全てにおいて錆の発生は勿論のこと
組成物の流下も起こらないことがわかつた。 以上のように本発明によれば、主成分としての
ペトロラタムに対し、耐熱性と金属表面に対する
密着性を向上させる平均分子量2000以上のポリイ
ソブチレンと、高温雰囲気下での組成物の流動、
流下を防止する増粘剤と、防錆効果を向上させる
酸化ペトロラタム金属塩或いはスルホン酸金属塩
の少なくとも一方を適宜範囲で配合してあるた
め、金属製構造物への密着性がよく防錆性能が大
きい上に、耐熱性が良好で高温腐食環境下で使用
しても軟化したり更には垂れ落ちたりすることの
ない優れた耐熱性防錆用組成物を提供することが
できる。
されていない例では当然のことながら錆の発生が
見られた。また本発明条件を満たしていない比較
例1〜5では組成物の垂れ落ちが見られたり、錆
の発生が見られた。これに対し本発明実施例1〜
3においては全てにおいて錆の発生は勿論のこと
組成物の流下も起こらないことがわかつた。 以上のように本発明によれば、主成分としての
ペトロラタムに対し、耐熱性と金属表面に対する
密着性を向上させる平均分子量2000以上のポリイ
ソブチレンと、高温雰囲気下での組成物の流動、
流下を防止する増粘剤と、防錆効果を向上させる
酸化ペトロラタム金属塩或いはスルホン酸金属塩
の少なくとも一方を適宜範囲で配合してあるた
め、金属製構造物への密着性がよく防錆性能が大
きい上に、耐熱性が良好で高温腐食環境下で使用
しても軟化したり更には垂れ落ちたりすることの
ない優れた耐熱性防錆用組成物を提供することが
できる。
Claims (1)
- 1 ペトロラタム100重量部に対し、平均分子量
2000以上のポリイソブチレンを3〜120重量部、
増粘剤を1〜40重量部添加すると共に酸化ペトロ
ラタム金属塩或いはスルホン酸金属塩の少なくと
も一方を添加することを特徴とする耐熱性防錆用
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9526080A JPS5723068A (en) | 1980-07-12 | 1980-07-12 | Heat resistant rust preventive composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9526080A JPS5723068A (en) | 1980-07-12 | 1980-07-12 | Heat resistant rust preventive composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5723068A JPS5723068A (en) | 1982-02-06 |
| JPS6154360B2 true JPS6154360B2 (ja) | 1986-11-21 |
Family
ID=14132788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9526080A Granted JPS5723068A (en) | 1980-07-12 | 1980-07-12 | Heat resistant rust preventive composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5723068A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2692912B1 (fr) * | 1992-06-30 | 1995-06-30 | Lorraine Laminage | Procede de protection contre la corrosion de pieces metalliques et pieces metalliques obtenues par ce procede. |
| JP2004137520A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-05-13 | Nakabohtec Corrosion Protecting Co Ltd | 鋼材の被覆防食方法 |
| JP6379084B2 (ja) * | 2015-12-04 | 2018-08-22 | 日東電工株式会社 | 防食ペースト、防食構造体、および、防食構造体の製造方法 |
| WO2018079458A1 (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | 株式会社アイセロ | 樹脂成形体 |
-
1980
- 1980-07-12 JP JP9526080A patent/JPS5723068A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5723068A (en) | 1982-02-06 |
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