JPS622633B2 - - Google Patents
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- JPS622633B2 JPS622633B2 JP4766682A JP4766682A JPS622633B2 JP S622633 B2 JPS622633 B2 JP S622633B2 JP 4766682 A JP4766682 A JP 4766682A JP 4766682 A JP4766682 A JP 4766682A JP S622633 B2 JPS622633 B2 JP S622633B2
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Landscapes
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
本発明は防食組成物及び該組成物を多孔性テー
プ基材に含浸塗布してなる防食性テープに関する
もので、更に詳しくは100〜150℃の流体物が輸送
される鋼管或いは鋼構造物の腐食を防止するのに
有効な防食組成物を提供するものである。 鋼管或いは鋼構造物の腐食を防止する方法とし
て、ペトロラタム系防食テープ、プラスチツク製
防食テープ或いは防錆塗料などを用いる方法が
種々提案されている。 しかしてこれらテープ又は塗料は、施工される
鋼管或いは鋼構造物の表面が100℃以下と比較的
低温状態であるときは然程問題はないが、連続し
て100℃以上の状態に保たれると、その防食機能
が著しく低下するという欠点がある。 例えばペトロラタム系防食テープは130℃以上
の温度に連続して曝されるテープからペトロラタ
ムが流出して充分な厚みを維持することが困難と
なり、またプラスチツク製テープは一般にポリエ
チレン、ポリ塩化ビニルなどが使用されているた
めに100℃以上に連続して曝されると変形し、重
ね巻き付け部分に空隙を生じることがあるなどの
欠点を有する。 一方耐熱性を有し且つ防食機能を有するものと
して硬化型グリースが知られているが、高温下に
連続して曝すと完全に硬化してしまい、そのため
に外部からの衝撃などによつて亀裂や損傷が生じ
るという欠点がある。 従つて本発明は、100〜150℃の高温下に連続し
て曝されても、流出、変形及び硬化などの防食材
料として好ましくない現象を起生しない防食組成
物を提供することにある。 本発明のかかる目的は、(A)滴点が50℃以上とな
るように精製されたペトロラタム5〜90重量%、
(B)滴点が150℃以上の硬化型グリース5〜90重量
%及び(C)平均分子量が100〜10000の低分子量重合
物5〜70重量%、を必須成分とし、且つ稠度を25
℃にて30〜500(1/10mm)となるように設計する
ことによつて達成されるものである。 本発明の組成物によれば、高温下でも粘性を喪
失しないペトロラタムと、高温下で増粘作用を示
す硬化型グリースと、塗膜の粘性と物理的強度を
発揮する低分子量重合物とが特定の割合いで配合
されているので、塗膜形成後も外部からの衝撃に
耐え、空気、水分などの鋼類の腐食を助長させる
物を完全に長期間に亘つて遮断するので、良好な
防食効果が得られるものである。 本発明に用いられるペトロラタムは、滴点が50
℃以上となるように精製された、極性基や二重結
合の少ないものが好ましく、滴点が50℃以下では
展延性が劣り均一な膜厚を得ることが困難である
と共に高温での劣化が早く、硬化後に亀裂などが
入り易くしかも強固な皮膜が得られにくいので好
ましくないものである。 グリースは一般に鉱油と金属セツケンとから構
成されており、これに乾性油などの硬化成分を配
合することにより、高温で硬化する硬化型グリー
スが得られるものである。しかして、滴点が150
℃以下では高温で液化し易いために好ましくない
ものである。 本発明においては金属セツケンとして、ナトリ
ウム、バリウム、リチウムの如き無機系金属セツ
ケンを使用したものが好適に使用されるが、有機
系金属セツケンの併用はさしつかえないものであ
る。 また低分子量重合物としては、平均分子量100
〜10000、好ましくは1000〜5000の範囲のものが
好適に使用される。低分子量重合物としては、オ
レフイン系、ビニル系、ジエン系などの低分子量
重合物、例えば低分子量ポリエチレン及びポリプ
ロピレン、ポリブテン、ポリブタジエン、ポリペ
ンタジエンなどが好適に使用される。 これらのペトロラタム、硬化型グリース及び低
分子量重合物は、5〜90:5〜90:5〜70(重量
比)で使用されると共に、これらが巧みに使い別
けられて、25℃にて30〜500(1/10mm)好ましく
は50〜200(1/10mm)の稠度を有するように設計
されていることが必要である。 ペトロラタム及び低分子量重合物が5重量%以
下では硬化型グリースの割合が多くなりすぎ、高
温下で硬化することがあるので好ましくなく、硬
化型グリースが5重量%以下では高温下でペトロ
ラタムや低分子量重合物の滴下が起るので好まし
くないものである。また低分子量重合物が70重量
%以下では粘度が低くなりすぎて好ましくなく、
ペトロラタムと同量か或いは若干下回る程度の配
合比率が好ましいものである。 ペトロラタム、硬化型グリース及び低分子量重
合物の割合は上記の如くであるが、これらの分子
量、種類及び配合量が巧みに選択され、25℃にて
30〜500(1/10mm)の稠度を有するように設計す
ることが必要である。稠度が30以下では展延性に
劣り、均一な膜厚とすることが困難であるので好
ましくなく、500以上では常温で垂下し、必要と
する膜厚が得られないので好ましくないものであ
る。 このように構成してなる防食組成物には、オイ
ル、充填剤、顔料、防錆剤などの公知の配合剤を
適量添加することができるが、その場合でも稠度
は30〜500の範囲となるように設計することは重
要なことである。 本発明の防食組成物は以上のように構成されて
いるから、鋼管又は鋼構造物への施工時或いは施
工後100〜150℃の高温流体が輸送されて鋼管等の
表面が高温に曝されても、塗設されている防食組
成物層が流出、変形及び硬化などすることがな
く、長期に亘つて良好な防食効果を維持するとい
う特徴を有する。 以下本発明の実施例を示す。文中部とあるのは
重量部を意味する。 実施例 1 滴点123℃のペトロラタム20部、滴点150℃以上
の硬化型グリース60部、平均分子量2800のポリブ
タジエン20部及び防錆剤3部を常温下で混合し、
稠度120(at25℃)の防食組成物を得る。 該組成物の特性を評価するために、これを鉄板
の上に厚さ1mmに均一に展延して試料体を作成
し、これを150℃の熱風循環乾燥機に垂直にして
24時間入れ、塗膜の硬化状態を観察したところ、
厚さの変化なく(流下なく)しかも指先で軽く押
すだけで変形し、さらにこの塗膜面に塩水を連続
(500時間)して噴霧して発錆状態を観察したとこ
ろ、全く発錆はみられなかつた。 また連続して上記乾燥機に350時間投入した試
料体について同様の試験を行つたところ、塗膜は
24時間投入した場合に比してかなり硬くなつてい
るが充分に可撓性を保持しており、亀裂などは全
くみられないものであつた。 実施例 2〜5 第1表に示す配合物を混合して、防食組成物を
作り、以下実施例1と同様に促進テストを行つ
た。試験結果は第2表に示す通りである。
プ基材に含浸塗布してなる防食性テープに関する
もので、更に詳しくは100〜150℃の流体物が輸送
される鋼管或いは鋼構造物の腐食を防止するのに
有効な防食組成物を提供するものである。 鋼管或いは鋼構造物の腐食を防止する方法とし
て、ペトロラタム系防食テープ、プラスチツク製
防食テープ或いは防錆塗料などを用いる方法が
種々提案されている。 しかしてこれらテープ又は塗料は、施工される
鋼管或いは鋼構造物の表面が100℃以下と比較的
低温状態であるときは然程問題はないが、連続し
て100℃以上の状態に保たれると、その防食機能
が著しく低下するという欠点がある。 例えばペトロラタム系防食テープは130℃以上
の温度に連続して曝されるテープからペトロラタ
ムが流出して充分な厚みを維持することが困難と
なり、またプラスチツク製テープは一般にポリエ
チレン、ポリ塩化ビニルなどが使用されているた
めに100℃以上に連続して曝されると変形し、重
ね巻き付け部分に空隙を生じることがあるなどの
欠点を有する。 一方耐熱性を有し且つ防食機能を有するものと
して硬化型グリースが知られているが、高温下に
連続して曝すと完全に硬化してしまい、そのため
に外部からの衝撃などによつて亀裂や損傷が生じ
るという欠点がある。 従つて本発明は、100〜150℃の高温下に連続し
て曝されても、流出、変形及び硬化などの防食材
料として好ましくない現象を起生しない防食組成
物を提供することにある。 本発明のかかる目的は、(A)滴点が50℃以上とな
るように精製されたペトロラタム5〜90重量%、
(B)滴点が150℃以上の硬化型グリース5〜90重量
%及び(C)平均分子量が100〜10000の低分子量重合
物5〜70重量%、を必須成分とし、且つ稠度を25
℃にて30〜500(1/10mm)となるように設計する
ことによつて達成されるものである。 本発明の組成物によれば、高温下でも粘性を喪
失しないペトロラタムと、高温下で増粘作用を示
す硬化型グリースと、塗膜の粘性と物理的強度を
発揮する低分子量重合物とが特定の割合いで配合
されているので、塗膜形成後も外部からの衝撃に
耐え、空気、水分などの鋼類の腐食を助長させる
物を完全に長期間に亘つて遮断するので、良好な
防食効果が得られるものである。 本発明に用いられるペトロラタムは、滴点が50
℃以上となるように精製された、極性基や二重結
合の少ないものが好ましく、滴点が50℃以下では
展延性が劣り均一な膜厚を得ることが困難である
と共に高温での劣化が早く、硬化後に亀裂などが
入り易くしかも強固な皮膜が得られにくいので好
ましくないものである。 グリースは一般に鉱油と金属セツケンとから構
成されており、これに乾性油などの硬化成分を配
合することにより、高温で硬化する硬化型グリー
スが得られるものである。しかして、滴点が150
℃以下では高温で液化し易いために好ましくない
ものである。 本発明においては金属セツケンとして、ナトリ
ウム、バリウム、リチウムの如き無機系金属セツ
ケンを使用したものが好適に使用されるが、有機
系金属セツケンの併用はさしつかえないものであ
る。 また低分子量重合物としては、平均分子量100
〜10000、好ましくは1000〜5000の範囲のものが
好適に使用される。低分子量重合物としては、オ
レフイン系、ビニル系、ジエン系などの低分子量
重合物、例えば低分子量ポリエチレン及びポリプ
ロピレン、ポリブテン、ポリブタジエン、ポリペ
ンタジエンなどが好適に使用される。 これらのペトロラタム、硬化型グリース及び低
分子量重合物は、5〜90:5〜90:5〜70(重量
比)で使用されると共に、これらが巧みに使い別
けられて、25℃にて30〜500(1/10mm)好ましく
は50〜200(1/10mm)の稠度を有するように設計
されていることが必要である。 ペトロラタム及び低分子量重合物が5重量%以
下では硬化型グリースの割合が多くなりすぎ、高
温下で硬化することがあるので好ましくなく、硬
化型グリースが5重量%以下では高温下でペトロ
ラタムや低分子量重合物の滴下が起るので好まし
くないものである。また低分子量重合物が70重量
%以下では粘度が低くなりすぎて好ましくなく、
ペトロラタムと同量か或いは若干下回る程度の配
合比率が好ましいものである。 ペトロラタム、硬化型グリース及び低分子量重
合物の割合は上記の如くであるが、これらの分子
量、種類及び配合量が巧みに選択され、25℃にて
30〜500(1/10mm)の稠度を有するように設計す
ることが必要である。稠度が30以下では展延性に
劣り、均一な膜厚とすることが困難であるので好
ましくなく、500以上では常温で垂下し、必要と
する膜厚が得られないので好ましくないものであ
る。 このように構成してなる防食組成物には、オイ
ル、充填剤、顔料、防錆剤などの公知の配合剤を
適量添加することができるが、その場合でも稠度
は30〜500の範囲となるように設計することは重
要なことである。 本発明の防食組成物は以上のように構成されて
いるから、鋼管又は鋼構造物への施工時或いは施
工後100〜150℃の高温流体が輸送されて鋼管等の
表面が高温に曝されても、塗設されている防食組
成物層が流出、変形及び硬化などすることがな
く、長期に亘つて良好な防食効果を維持するとい
う特徴を有する。 以下本発明の実施例を示す。文中部とあるのは
重量部を意味する。 実施例 1 滴点123℃のペトロラタム20部、滴点150℃以上
の硬化型グリース60部、平均分子量2800のポリブ
タジエン20部及び防錆剤3部を常温下で混合し、
稠度120(at25℃)の防食組成物を得る。 該組成物の特性を評価するために、これを鉄板
の上に厚さ1mmに均一に展延して試料体を作成
し、これを150℃の熱風循環乾燥機に垂直にして
24時間入れ、塗膜の硬化状態を観察したところ、
厚さの変化なく(流下なく)しかも指先で軽く押
すだけで変形し、さらにこの塗膜面に塩水を連続
(500時間)して噴霧して発錆状態を観察したとこ
ろ、全く発錆はみられなかつた。 また連続して上記乾燥機に350時間投入した試
料体について同様の試験を行つたところ、塗膜は
24時間投入した場合に比してかなり硬くなつてい
るが充分に可撓性を保持しており、亀裂などは全
くみられないものであつた。 実施例 2〜5 第1表に示す配合物を混合して、防食組成物を
作り、以下実施例1と同様に促進テストを行つ
た。試験結果は第2表に示す通りである。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) 滴点が50℃以上となるように精製された
ペトロラタム5〜90重量%、 (B) 滴点が150℃以上の硬化型グリース5〜90重
量%、 (C) 平均分子量が100〜10000の低分子量重合物5
〜70重量%、 を必須成分とし、且つ稠度を25℃にて30〜500
(1/10mm)となるように設計されていることを特
徴とする防食組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4766682A JPS58164789A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 防食組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4766682A JPS58164789A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 防食組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58164789A JPS58164789A (ja) | 1983-09-29 |
| JPS622633B2 true JPS622633B2 (ja) | 1987-01-21 |
Family
ID=12781581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4766682A Granted JPS58164789A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 防食組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58164789A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4400854C2 (de) * | 1994-01-14 | 1996-05-30 | Herberts Gmbh | Verwendung von Polybutenen zur Verbesserung der Verlaufsfähigkeit von Überzugsmitteln |
| GB9420312D0 (en) * | 1994-10-08 | 1994-11-23 | Exxon Research Engineering Co | Lubricating grease for open gears, cables, etc |
-
1982
- 1982-03-24 JP JP4766682A patent/JPS58164789A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58164789A (ja) | 1983-09-29 |
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