JPS6154457B2 - - Google Patents
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- JPS6154457B2 JPS6154457B2 JP52060001A JP6000177A JPS6154457B2 JP S6154457 B2 JPS6154457 B2 JP S6154457B2 JP 52060001 A JP52060001 A JP 52060001A JP 6000177 A JP6000177 A JP 6000177A JP S6154457 B2 JPS6154457 B2 JP S6154457B2
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/74—Synthetic polymeric materials
- A61K31/785—Polymers containing nitrogen
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/06—Antihyperlipidemics
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
- C08F8/30—Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups
- C08F8/32—Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups by reaction with amines
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F2800/00—Copolymer characterised by the proportions of the comonomers expressed
- C08F2800/20—Copolymer characterised by the proportions of the comonomers expressed as weight or mass percentages
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Steroid Compounds (AREA)
Description
本発明は低コレステロール化剤
(hypocholesterolemising agent)として人間の
疾病の治療に使用することができる新規な微孔質
陰イオン交換樹脂、その製造方法およびこの樹脂
を含有する低コレステロール化剤に関するもので
ある。ここに「微孔質陰イン交換樹脂」とは、
400Å以下の細孔直径を有する陰イオン交換樹脂
を意味するものとする。 イオン交換樹脂は特に過酸症のような種々の疾
病状態の治療、胃腸管におけるNa+の〓乏の防
止、K+の〓乏の誘発、賢臓、膵臓および心臓の
治療、漬瘍の治療、胃液酸度の中和等に使用され
ている。特殊な疾病状態毎に弱酸性樹脂、強酸性
樹脂、弱塩基性樹脂および強塩基性樹脂からなる
群から選定した特殊な化学特性を有する樹脂が必
要であるのは明らかで、基本的必要条件は樹脂が
人間の器管に対し毒性を示さないことである。 イオン交換樹脂の使用は近年特に過脂肪血症の
治療にまで拡大された。この点に関し、本質的に
コレステロールである脂質のレベルが高すぎる
と、人間の器官に早すぎる動脈硬化症が現れて心
臓梗塞および脳血栓症を招くことがある。従つ
て、これは大きな問題であるが、これを解決する
医薬品は未だ知られていない。 コレステロールを正常レベルまで低下するに
は、コレステロールまたは飽和脂肪の含有量の大
きい食物を全く摂取せず。またコレステロールの
減量を進めるという2方向で努力する必要があ
る。塩基性イオン交換樹脂は胆汁酸を腸管レベル
に固定し、かくして胆汁酸の腸−膵臓再循環を中
断してコレステロールを減量することにより上述
の第二の方法において作用する。 現在まで使用されている塩基性アンモニウム樹
脂およびアミノ樹脂〔本質的にコレスチラミン
(商品名、Cholestiramine)、英国特許第929391号
参照〕は約3.5ミリ当量/gの最大交換容量を有
しているが、この値は極めて良好な結果を得るに
は小さすぎる。他方、樹脂の塩基性基含有量を増
大するのは不可能であるから、その交換能は上述
の限界位より大きくすることができない。 また、英国特許第1286949号にはコレスチラミ
ン型緻密構造の代りにマクロ孔構造を有するアン
モニウム樹脂またはアミノ樹脂の使用が提案され
ている。しかし、かかる樹脂は、実験的に使用し
た測定法がコレステロールおよび胆汁酸を安定に
吸収する能力を試験するのに適当でなかつたた
め、当初試験管内で得た結果が生体内で確認され
ておらず、実用に供されていない。 実際に、マクロ孔質樹脂の場合には腸管の有効
PH値において有効時間内に固定される胆汁酸量は
緻密な樹脂を使用した場合に固定される分量より
少ない。トリグリセリドを固定する場合に得られ
る値も生体内で確認されず、かかる樹脂は血漿コ
レステロールデイメンシヨンにおいてコレステラ
ミンより総括的に劣つていることが分つた。 本発明においては、本発明の目的である胆汁酸
の固定に特に適当で、化学特性のほか物理構造を
利用することにより極めて高度の交換力を達成で
きると共に異常なコレステロールレベルを正常値
に戻すことができる新規なイオン交換樹脂を得
た。 本発明の新規なイオン交換樹脂は次の特性を有
する: −活性アンモニウム基(強陰イオン交換樹脂)ま
たは活性アミノ基(弱陰イオン交換樹脂)を有
する基本的な交さ結合したスチレン構造。交さ
結合度は80〜20%。 −15〜30%という高濃度の活性基。 −0.4〜0.6c.c./gの細孔密度という限界孔隙量。 −特に胆汁酸の吸収および貯留に適当な平均直径
150〜200Åの細孔形態という限界多孔性。 本発明の新規な樹脂は次の諸工程で製造する: 1 多孔化剤(porosity agent)の存在下に交さ
結合したポリスチレンマトリツクスの製造。 2 多孔質ポリスチレンマトリツクスのアミノ
化。 工程1は所定の限界的一定条件により特徴付け
られる種々の方法で行うことができ、かかる一定
条件は孔隙量および特に細孔形態が次の要因: −多孔化剤の化学性質および構造。多孔化剤は、
ステロイド構造と同様な立体構造を有し、重合
条件下に不活性で、重合が完結した際に重合体
に損傷を与えることなく容易に除去できる必要
がある。 −単量体混合物に対する重量%で示した多孔化剤
量。 −重合速度。 −交さ結合剤の種類。 −交さ結合度。 によつて左右されるという従来全く知られていな
かつた事実から求めることができる。 1a スチレンと、好ましくはジビニルベンゼン、
ジビニルトルエン、ジビニルナフタリン、ジビ
ニルキシレン、ジビニルエチルベンゼン等から
選定した交さ結合性単量体とを共重合させるこ
とにより樹脂マトリツクスを型造する。好適コ
モノマーはジビニルベンゼンである。交さ結合
性単量体量は単量体混合物の全重量の8〜20重
量%とする必要がある。重合は単量体が実際に
不溶性である媒質中に単量体混合物を懸濁させ
ることにより懸濁状態で行う。適当な媒質はス
チレン−無水マレイン酸共重合体のアンモニウ
ム塩、カルボギシメチルセルロース、ベントナ
イト等のような分散剤を存在させた水である。
重合はラジカル重合で、好ましくはラウロイル
ペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、第三
ブチルペルオキシド、クメンペルオキシド、ア
セチルペルオキシド等からなる群から選定した
触媒により開始される。所要触媒量は使用する
単量体混合物の種類に厳密に関係し、単量体重
量の0.01〜3重量%が好ましくは0.5〜2重量
%とすることができる。多孔化剤量は80〜150
重量%とする必要がある。重合は多孔化剤であ
るスクアレンの存在下に行う。現在までに得ら
れた最良の結果はスクアレンを多孔化剤として
単量体混合物に対し1:1の重量比で使用した
場合に得られた。重合が完結した際に、適当な
有機溶媒、でき得れば高温の有機溶媒で順次抽
出して多孔化剤を除去する。良好な結果はエチ
ルアルコールを使用した場合であつた。重合速
度は交さ結合性単量体の種類および割合並びに
多孔化剤の種類および割合によつて決まる極め
て狭い範囲内に制御する必要がある。 1b 1aに記載した方法により製造したスチレン
樹脂を、容易にアミノ化合物に結合する基を導
入することにより変性する。この基としてはク
ロルメチル基が好ましい。クロルメチル化反応
はクロルメチルメチルエーテルまたはビス−ク
ロルメチルエーテルを使用して行う。高活性基
含有量が上述の原界値15〜30%内にある最終の
イオン交換樹脂を得るには、上述の値とほぼ等
しい限界値内の高いパーセントのクロルメチル
基を添加する必要がある。かかる結果を得るに
は、AlCl3、ZnCl2、TiCl4、TiCl3、SnCl4およ
びFeCl3からなる群から選定したルイス酸型触
媒の存在下にクロルメチル化反応を行う必要が
ある 工程2、すなわちイオン交換するよう反応す
る基を導入することにより樹脂を活性化するス
チレンマトリツクスのアミノ化工程は、処理さ
れる重合体の種類および導入しようとするアミ
ノ基の種類によつて種々の方法で行うことがで
きる。しかし、第1製造工程で樹脂の物理構造
が決まり以後変性しないので、この工程は化学
的に変更できるにすぎない。 2a 1aで得た多孔質スチレン樹脂を次式: (式中のR1、R2、R3およびR4は1〜4個の炭素
原子を有する同一または異なるアルキル基を示
す)で表わされるジアミンと反応させることに
よりアミノメチル化する。適当な条件(温度約
100℃、圧力約3気圧)下にかかるジアミンは
次式
(hypocholesterolemising agent)として人間の
疾病の治療に使用することができる新規な微孔質
陰イオン交換樹脂、その製造方法およびこの樹脂
を含有する低コレステロール化剤に関するもので
ある。ここに「微孔質陰イン交換樹脂」とは、
400Å以下の細孔直径を有する陰イオン交換樹脂
を意味するものとする。 イオン交換樹脂は特に過酸症のような種々の疾
病状態の治療、胃腸管におけるNa+の〓乏の防
止、K+の〓乏の誘発、賢臓、膵臓および心臓の
治療、漬瘍の治療、胃液酸度の中和等に使用され
ている。特殊な疾病状態毎に弱酸性樹脂、強酸性
樹脂、弱塩基性樹脂および強塩基性樹脂からなる
群から選定した特殊な化学特性を有する樹脂が必
要であるのは明らかで、基本的必要条件は樹脂が
人間の器管に対し毒性を示さないことである。 イオン交換樹脂の使用は近年特に過脂肪血症の
治療にまで拡大された。この点に関し、本質的に
コレステロールである脂質のレベルが高すぎる
と、人間の器官に早すぎる動脈硬化症が現れて心
臓梗塞および脳血栓症を招くことがある。従つ
て、これは大きな問題であるが、これを解決する
医薬品は未だ知られていない。 コレステロールを正常レベルまで低下するに
は、コレステロールまたは飽和脂肪の含有量の大
きい食物を全く摂取せず。またコレステロールの
減量を進めるという2方向で努力する必要があ
る。塩基性イオン交換樹脂は胆汁酸を腸管レベル
に固定し、かくして胆汁酸の腸−膵臓再循環を中
断してコレステロールを減量することにより上述
の第二の方法において作用する。 現在まで使用されている塩基性アンモニウム樹
脂およびアミノ樹脂〔本質的にコレスチラミン
(商品名、Cholestiramine)、英国特許第929391号
参照〕は約3.5ミリ当量/gの最大交換容量を有
しているが、この値は極めて良好な結果を得るに
は小さすぎる。他方、樹脂の塩基性基含有量を増
大するのは不可能であるから、その交換能は上述
の限界位より大きくすることができない。 また、英国特許第1286949号にはコレスチラミ
ン型緻密構造の代りにマクロ孔構造を有するアン
モニウム樹脂またはアミノ樹脂の使用が提案され
ている。しかし、かかる樹脂は、実験的に使用し
た測定法がコレステロールおよび胆汁酸を安定に
吸収する能力を試験するのに適当でなかつたた
め、当初試験管内で得た結果が生体内で確認され
ておらず、実用に供されていない。 実際に、マクロ孔質樹脂の場合には腸管の有効
PH値において有効時間内に固定される胆汁酸量は
緻密な樹脂を使用した場合に固定される分量より
少ない。トリグリセリドを固定する場合に得られ
る値も生体内で確認されず、かかる樹脂は血漿コ
レステロールデイメンシヨンにおいてコレステラ
ミンより総括的に劣つていることが分つた。 本発明においては、本発明の目的である胆汁酸
の固定に特に適当で、化学特性のほか物理構造を
利用することにより極めて高度の交換力を達成で
きると共に異常なコレステロールレベルを正常値
に戻すことができる新規なイオン交換樹脂を得
た。 本発明の新規なイオン交換樹脂は次の特性を有
する: −活性アンモニウム基(強陰イオン交換樹脂)ま
たは活性アミノ基(弱陰イオン交換樹脂)を有
する基本的な交さ結合したスチレン構造。交さ
結合度は80〜20%。 −15〜30%という高濃度の活性基。 −0.4〜0.6c.c./gの細孔密度という限界孔隙量。 −特に胆汁酸の吸収および貯留に適当な平均直径
150〜200Åの細孔形態という限界多孔性。 本発明の新規な樹脂は次の諸工程で製造する: 1 多孔化剤(porosity agent)の存在下に交さ
結合したポリスチレンマトリツクスの製造。 2 多孔質ポリスチレンマトリツクスのアミノ
化。 工程1は所定の限界的一定条件により特徴付け
られる種々の方法で行うことができ、かかる一定
条件は孔隙量および特に細孔形態が次の要因: −多孔化剤の化学性質および構造。多孔化剤は、
ステロイド構造と同様な立体構造を有し、重合
条件下に不活性で、重合が完結した際に重合体
に損傷を与えることなく容易に除去できる必要
がある。 −単量体混合物に対する重量%で示した多孔化剤
量。 −重合速度。 −交さ結合剤の種類。 −交さ結合度。 によつて左右されるという従来全く知られていな
かつた事実から求めることができる。 1a スチレンと、好ましくはジビニルベンゼン、
ジビニルトルエン、ジビニルナフタリン、ジビ
ニルキシレン、ジビニルエチルベンゼン等から
選定した交さ結合性単量体とを共重合させるこ
とにより樹脂マトリツクスを型造する。好適コ
モノマーはジビニルベンゼンである。交さ結合
性単量体量は単量体混合物の全重量の8〜20重
量%とする必要がある。重合は単量体が実際に
不溶性である媒質中に単量体混合物を懸濁させ
ることにより懸濁状態で行う。適当な媒質はス
チレン−無水マレイン酸共重合体のアンモニウ
ム塩、カルボギシメチルセルロース、ベントナ
イト等のような分散剤を存在させた水である。
重合はラジカル重合で、好ましくはラウロイル
ペルオキシド、ベンゾイルペルオキシド、第三
ブチルペルオキシド、クメンペルオキシド、ア
セチルペルオキシド等からなる群から選定した
触媒により開始される。所要触媒量は使用する
単量体混合物の種類に厳密に関係し、単量体重
量の0.01〜3重量%が好ましくは0.5〜2重量
%とすることができる。多孔化剤量は80〜150
重量%とする必要がある。重合は多孔化剤であ
るスクアレンの存在下に行う。現在までに得ら
れた最良の結果はスクアレンを多孔化剤として
単量体混合物に対し1:1の重量比で使用した
場合に得られた。重合が完結した際に、適当な
有機溶媒、でき得れば高温の有機溶媒で順次抽
出して多孔化剤を除去する。良好な結果はエチ
ルアルコールを使用した場合であつた。重合速
度は交さ結合性単量体の種類および割合並びに
多孔化剤の種類および割合によつて決まる極め
て狭い範囲内に制御する必要がある。 1b 1aに記載した方法により製造したスチレン
樹脂を、容易にアミノ化合物に結合する基を導
入することにより変性する。この基としてはク
ロルメチル基が好ましい。クロルメチル化反応
はクロルメチルメチルエーテルまたはビス−ク
ロルメチルエーテルを使用して行う。高活性基
含有量が上述の原界値15〜30%内にある最終の
イオン交換樹脂を得るには、上述の値とほぼ等
しい限界値内の高いパーセントのクロルメチル
基を添加する必要がある。かかる結果を得るに
は、AlCl3、ZnCl2、TiCl4、TiCl3、SnCl4およ
びFeCl3からなる群から選定したルイス酸型触
媒の存在下にクロルメチル化反応を行う必要が
ある 工程2、すなわちイオン交換するよう反応す
る基を導入することにより樹脂を活性化するス
チレンマトリツクスのアミノ化工程は、処理さ
れる重合体の種類および導入しようとするアミ
ノ基の種類によつて種々の方法で行うことがで
きる。しかし、第1製造工程で樹脂の物理構造
が決まり以後変性しないので、この工程は化学
的に変更できるにすぎない。 2a 1aで得た多孔質スチレン樹脂を次式: (式中のR1、R2、R3およびR4は1〜4個の炭素
原子を有する同一または異なるアルキル基を示
す)で表わされるジアミンと反応させることに
よりアミノメチル化する。適当な条件(温度約
100℃、圧力約3気圧)下にかかるジアミンは
次式
【式】
(式中のR1およびR2は上述のものと同一のもの
を示す)で表わされるイオンを遊離し、このイ
オンはスチレン環の自由な水素原子と反応する
ことができる。このようにして重合体マトリツ
クスに結合したメチルアミノ基を普通のアルキ
ル化剤、例えばジメチル硫酸および塩化、臭化
または沃化メチレンで更にアルキル化すること
により最大窒素置換度(第四窒素)を達成する
ことができる。 2b 1bに記載した方法により得た変性スチレン
樹脂を、クロルメチル基に結合するアンモニ
ア、アルキルアミン、ジアルキルアミンまたは
トリアルキルアミンと反応させることにより活
性化する。自由なアミノ基またはジアルキルア
ミノ基を有する生成物を普通のアルキル化剤で
更にアルキル化して最大窒素置換度を達成す
る。かかる別法を使用することにより活性基濃
度を上述の場合より大きく25〜30%とすること
ができる。本発明の新規な樹脂は次の特性を有
する。: −活性基濃度 15〜30% −交換容量 3.9〜6ミリ当量/g −交さ結合度 8〜20 % −平均細孔直径 約150〜200Å −比表面積 70〜100m2/g −孔隙量 0.4〜0.6c.c./g −真密度 0.9〜1.12g/c.c. −見掛密度 0.5〜0.6g/c.c. −粒度分布 60〜80メツシユ 本発明を次の実施例につき説明する。しかし本
発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。 実施例 1 33.3重量部のスチレンと、純度60%の16.7重量
部のジビニルベンゼン(DVB)と、50重量部の
スクアレンとの混合物をかきまぜながら、20重量
%ゼラチン水溶液中に懸濁させた。この懸濁液に
1重量部のベントナイトおよび0.2重量部の触媒
ラウロイルペルオキシドを添加した。この懸濁液
を65℃で40時間、次いで90℃で10時間加熱した。
かくして得た不透明な真珠状生成物を注意して洗
浄した。次いでスクアレンをソツクスレー抽出器
内でエチルアルコールにより抽出した。抽出後に
水蒸気ストリツピングを行い、次いで気流中で乾
燥した。次いで1部の乾燥生成物を5部のクロル
メチルエーテルおよび2部の塩化亜鉛により50℃
で7時間処理してCl含有量19%の生成物を得
た。次いでこの混合物を20部の水中に注入し、濃
NaOH水溶液で中和した。生成したクロルメチル
化中間体を乾燥し、トルエンで部分(22重量%)
膨潤させ、3部の70%トリメチルアミン水溶液に
よりオートクレーブ内で加圧下に80℃で5時間処
理した。次いで生成物を先ず水洗し、次いで5%
NaCl溶液で洗浄した。かくして次の特性を有す
る微孔質陰イオン交換樹脂を得た: −交さ結合度 11.3% −交換容量 3.9ミリ当量/g −平均細孔直径 約200Å −比表面積 70m2/g −孔隙量 0.4c.c./g −真密度 1.10g/c.c. −見掛密度 0.54g/c.c. −粒径分布 60〜80メツシユ 実施例 2 単量体対多孔化剤の比を1.2:1とし、スクア
レン70部とn−オクタノール20部とパラフイン
(41〜45℃)とからなる多孔化剤を使用した点を
除き、実施例1と同様に重合を行つて次の特性を
有する微孔質樹脂を得た: −交さ結合度 11.3% −交換容量 4.5ミリ当量/g −平均細孔直径 約190Å −比表面積 85m2/g −孔隙量 0.6c.c./g −真密度 1.11g/c.c. −見掛密度 0.50g/c.c. −粒径分布 60〜80メツシユ 実施例 3 実施例2と全く同様にポリスチレンマトリツク
スを製造した。ただし、クロルメチル化工程では
触媒としてZnCl2の代りにFeCl3を同一重量比で
使用した。かくしてCl含有量25%のクロルメチ
ル化中間体を得た。この中間体をクロルメチル化
生成物の60重量%に等しい分量のジメチルアミン
(60%溶液)でNaOH(100%)の存在下に140
℃、10気圧で3時間アミノ化した。かくして次の
特性を有する微孔質樹脂を得た: −交さ結合の割合 11.3% −交換容量 5.7ミリ当量/g −平均細孔直径 約200Å −比表面積 85m2/g −孔隙量 0.6c.c./g −真密度 1.12g/c.c. −見掛密度 0.50g/c.c. −粒径分布 60〜80メツシユ 本発明の新規な樹脂の腸管内に存在する胆汁酸
を除去し、かくして腸−肝臓サイクルを中断でき
る性能を示すために、試験管内および生体内で若
干の試験を行い、既知の樹脂(コレスチラミン)
およびマクロ孔質樹脂すなわちレワチツト(商品
名、Lewatit)MP−500と比較した。以下にこの
試験結果を示す。使用した樹脂は実施例2および
3と同様な方法で製造し、それぞれ記号SSC1お
よびSSC2で表わした。 1 樹脂量の関数として示したコール酸ナトリウ
ムの試験管内吸収。 それぞれ0.02M燐酸塩緩衝液(PH6)中の濃
度2mg/mlのコール酸ナトリウム20mlを含有す
るガラス容器を作つた。1mlの水および増大す
る濃度の樹脂を各容器に添加した。25℃で3分
間かきまぜた後に容器の内容物を過し、液
中のコール酸を硫酸と反応させた後に分光測光
法によりmg単位で測定した(kier e al.、J.
Clin.Invest.、40、755、1952)。第1表に各樹
脂について行つた10回の試験の平均値を結果と
して示した。
を示す)で表わされるイオンを遊離し、このイ
オンはスチレン環の自由な水素原子と反応する
ことができる。このようにして重合体マトリツ
クスに結合したメチルアミノ基を普通のアルキ
ル化剤、例えばジメチル硫酸および塩化、臭化
または沃化メチレンで更にアルキル化すること
により最大窒素置換度(第四窒素)を達成する
ことができる。 2b 1bに記載した方法により得た変性スチレン
樹脂を、クロルメチル基に結合するアンモニ
ア、アルキルアミン、ジアルキルアミンまたは
トリアルキルアミンと反応させることにより活
性化する。自由なアミノ基またはジアルキルア
ミノ基を有する生成物を普通のアルキル化剤で
更にアルキル化して最大窒素置換度を達成す
る。かかる別法を使用することにより活性基濃
度を上述の場合より大きく25〜30%とすること
ができる。本発明の新規な樹脂は次の特性を有
する。: −活性基濃度 15〜30% −交換容量 3.9〜6ミリ当量/g −交さ結合度 8〜20 % −平均細孔直径 約150〜200Å −比表面積 70〜100m2/g −孔隙量 0.4〜0.6c.c./g −真密度 0.9〜1.12g/c.c. −見掛密度 0.5〜0.6g/c.c. −粒度分布 60〜80メツシユ 本発明を次の実施例につき説明する。しかし本
発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。 実施例 1 33.3重量部のスチレンと、純度60%の16.7重量
部のジビニルベンゼン(DVB)と、50重量部の
スクアレンとの混合物をかきまぜながら、20重量
%ゼラチン水溶液中に懸濁させた。この懸濁液に
1重量部のベントナイトおよび0.2重量部の触媒
ラウロイルペルオキシドを添加した。この懸濁液
を65℃で40時間、次いで90℃で10時間加熱した。
かくして得た不透明な真珠状生成物を注意して洗
浄した。次いでスクアレンをソツクスレー抽出器
内でエチルアルコールにより抽出した。抽出後に
水蒸気ストリツピングを行い、次いで気流中で乾
燥した。次いで1部の乾燥生成物を5部のクロル
メチルエーテルおよび2部の塩化亜鉛により50℃
で7時間処理してCl含有量19%の生成物を得
た。次いでこの混合物を20部の水中に注入し、濃
NaOH水溶液で中和した。生成したクロルメチル
化中間体を乾燥し、トルエンで部分(22重量%)
膨潤させ、3部の70%トリメチルアミン水溶液に
よりオートクレーブ内で加圧下に80℃で5時間処
理した。次いで生成物を先ず水洗し、次いで5%
NaCl溶液で洗浄した。かくして次の特性を有す
る微孔質陰イオン交換樹脂を得た: −交さ結合度 11.3% −交換容量 3.9ミリ当量/g −平均細孔直径 約200Å −比表面積 70m2/g −孔隙量 0.4c.c./g −真密度 1.10g/c.c. −見掛密度 0.54g/c.c. −粒径分布 60〜80メツシユ 実施例 2 単量体対多孔化剤の比を1.2:1とし、スクア
レン70部とn−オクタノール20部とパラフイン
(41〜45℃)とからなる多孔化剤を使用した点を
除き、実施例1と同様に重合を行つて次の特性を
有する微孔質樹脂を得た: −交さ結合度 11.3% −交換容量 4.5ミリ当量/g −平均細孔直径 約190Å −比表面積 85m2/g −孔隙量 0.6c.c./g −真密度 1.11g/c.c. −見掛密度 0.50g/c.c. −粒径分布 60〜80メツシユ 実施例 3 実施例2と全く同様にポリスチレンマトリツク
スを製造した。ただし、クロルメチル化工程では
触媒としてZnCl2の代りにFeCl3を同一重量比で
使用した。かくしてCl含有量25%のクロルメチ
ル化中間体を得た。この中間体をクロルメチル化
生成物の60重量%に等しい分量のジメチルアミン
(60%溶液)でNaOH(100%)の存在下に140
℃、10気圧で3時間アミノ化した。かくして次の
特性を有する微孔質樹脂を得た: −交さ結合の割合 11.3% −交換容量 5.7ミリ当量/g −平均細孔直径 約200Å −比表面積 85m2/g −孔隙量 0.6c.c./g −真密度 1.12g/c.c. −見掛密度 0.50g/c.c. −粒径分布 60〜80メツシユ 本発明の新規な樹脂の腸管内に存在する胆汁酸
を除去し、かくして腸−肝臓サイクルを中断でき
る性能を示すために、試験管内および生体内で若
干の試験を行い、既知の樹脂(コレスチラミン)
およびマクロ孔質樹脂すなわちレワチツト(商品
名、Lewatit)MP−500と比較した。以下にこの
試験結果を示す。使用した樹脂は実施例2および
3と同様な方法で製造し、それぞれ記号SSC1お
よびSSC2で表わした。 1 樹脂量の関数として示したコール酸ナトリウ
ムの試験管内吸収。 それぞれ0.02M燐酸塩緩衝液(PH6)中の濃
度2mg/mlのコール酸ナトリウム20mlを含有す
るガラス容器を作つた。1mlの水および増大す
る濃度の樹脂を各容器に添加した。25℃で3分
間かきまぜた後に容器の内容物を過し、液
中のコール酸を硫酸と反応させた後に分光測光
法によりmg単位で測定した(kier e al.、J.
Clin.Invest.、40、755、1952)。第1表に各樹
脂について行つた10回の試験の平均値を結果と
して示した。
【表】
第1表に示す結果から、新規なSSC1および
SSC2樹脂は等しい乾燥重量においてコレスチ
ラミンより多量のコール酸ナトリウムを試験管
内で固定することができること、マクロ孔質樹
脂はコレスチラミンより著しく劣ることが明ら
かである。 2 温置時間の関数として示したコール酸ナトリ
ウムの試験管内吸収。 それぞれ10mlのPH6の燐酸緩衝液、40mgのコ
ール酸ナトリウムおよび20mgの乾燥樹脂を含有
する複数個の容器を作つた。22±3℃の温度に
維持した後にコール酸ナトリウム量を上述の分
光測光法により第2表に示す時間に測定した。
SSC2樹脂は等しい乾燥重量においてコレスチ
ラミンより多量のコール酸ナトリウムを試験管
内で固定することができること、マクロ孔質樹
脂はコレスチラミンより著しく劣ることが明ら
かである。 2 温置時間の関数として示したコール酸ナトリ
ウムの試験管内吸収。 それぞれ10mlのPH6の燐酸緩衝液、40mgのコ
ール酸ナトリウムおよび20mgの乾燥樹脂を含有
する複数個の容器を作つた。22±3℃の温度に
維持した後にコール酸ナトリウム量を上述の分
光測光法により第2表に示す時間に測定した。
【表】
この試験から、本発明の樹脂はコレスチラミ
ンまたはマクロ孔質樹脂より著しく速いコール
酸固定速度を有することが分る。このことは、
樹脂を実用する場合に、器管内の胆汁酸との有
効接触回数に関して極めて重要である。 3 PHの関数として示したコール酸ナトリウムの
試験管内吸収。 消化管中に有効に存在しているPH範囲を考慮
した。 それぞれ40mgのコール酸ナトリウム、10mlの
0.02M燐酸塩緩衝液および20mgの乾燥樹脂を含
有するガラス容器を作つた。温置時間は10分間
とした。コール酸測定法としては上述の方法を
使用した。
ンまたはマクロ孔質樹脂より著しく速いコール
酸固定速度を有することが分る。このことは、
樹脂を実用する場合に、器管内の胆汁酸との有
効接触回数に関して極めて重要である。 3 PHの関数として示したコール酸ナトリウムの
試験管内吸収。 消化管中に有効に存在しているPH範囲を考慮
した。 それぞれ40mgのコール酸ナトリウム、10mlの
0.02M燐酸塩緩衝液および20mgの乾燥樹脂を含
有するガラス容器を作つた。温置時間は10分間
とした。コール酸測定法としては上述の方法を
使用した。
【表】
この場合にも第3表に示すデータから本発明
の新規な樹脂がコレスチラミンおよび化学的に
同様なマクロ孔質樹脂より優れていることが分
る。 4 コール酸ナトリウムの生体内除去。 体重150gのウイスターストツク(Wistar
stock)の雄ラツトを、コレステロール1%お
よびコール酸ナトリウム0.5%を含有する標準
食餌上に置いた。ラツトはそれぞれ5匹づつ4
群に分けた。第1群ではラツトに標準食餌のみ
を与えた。第2群ではラツトに更にコレスチラ
ミン樹脂を、第3群ではSSC1樹脂を、第4群
ではSSC2樹脂を与えた。使用したすべての樹
脂は800mg/Kgの分量で2回/日経口投与した。
処置の開始から7日後に、コール酸ナトリウム
を燐酸塩緩衝液に溶解し10mgのコール酸ナトリ
ウムおよび0.1uCのC14コール酸ナトリウムを
含有する溶液を腸管探針によりラツトに3日間
にわたつて毎夕投与した。これらのラツトを代
謝籠内に移し、糞便を補集してC14コール酸ナ
トリウムによる処置を開始してから3日間にわ
たつて放射能を計数した。糞便の放射能を毎日
監視し、結果を対照に対する%で表わした。コ
レスチラミンの場合には、第1日目に放射能は
対照に対し80%増大した。その後の2日間にお
ける割合はそれぞれ84%および87%であつた。
SSC1の場合には、3日間にわたる放射能排出
量の増加はそれぞれ126、144および163%であ
つた。SSC2の場合には、これらの値は138、
151および149%であつた。これらのデータを統
計的に解析した結果、2種の樹脂SSC1および
SSC2とコレスチラミンとのかかる差異は高度
に有意であることが分つた。 5 ウサギにおけるコレステロールの生体内除
去。 ニユージーランドストツクの成体の雄ウサギ
を使用した。ウサギはそれぞれ20単位からなる
次の5つの群に分けた:(1)対照、(2)落花生油中
に懸濁させたコレステロール1g/日で処置し
たウサギ、(3)コレステロール1g/日およびコ
レスチラミン0.5g/Kg/日で処置したウサ
ギ、(4)コレステロール1g/日およびSSC1樹
脂0.25g/Kg/日で処置したウサギ、(5)コレス
テロール1g/日およびレワチツトMP500 0.5
g/Kg/日で処置したウサギ。ウサギには正常
な食餌を与え、腸管探針を使用してコレステロ
ールで処置した。10%アラビアゴム懸濁液を第
3、4および5群のウサギに6分間投与し、次
いでコレステロールを投与した。31日後にウサ
ギを犠牲にし、血液中の全コレステロールを測
定した。得た結果から、生体内でマクロ孔質樹
脂はほとんど不活性であるが、本発明の新規な
樹脂はコレスチラミンより著しく大きい活性を
示すことが分る。
の新規な樹脂がコレスチラミンおよび化学的に
同様なマクロ孔質樹脂より優れていることが分
る。 4 コール酸ナトリウムの生体内除去。 体重150gのウイスターストツク(Wistar
stock)の雄ラツトを、コレステロール1%お
よびコール酸ナトリウム0.5%を含有する標準
食餌上に置いた。ラツトはそれぞれ5匹づつ4
群に分けた。第1群ではラツトに標準食餌のみ
を与えた。第2群ではラツトに更にコレスチラ
ミン樹脂を、第3群ではSSC1樹脂を、第4群
ではSSC2樹脂を与えた。使用したすべての樹
脂は800mg/Kgの分量で2回/日経口投与した。
処置の開始から7日後に、コール酸ナトリウム
を燐酸塩緩衝液に溶解し10mgのコール酸ナトリ
ウムおよび0.1uCのC14コール酸ナトリウムを
含有する溶液を腸管探針によりラツトに3日間
にわたつて毎夕投与した。これらのラツトを代
謝籠内に移し、糞便を補集してC14コール酸ナ
トリウムによる処置を開始してから3日間にわ
たつて放射能を計数した。糞便の放射能を毎日
監視し、結果を対照に対する%で表わした。コ
レスチラミンの場合には、第1日目に放射能は
対照に対し80%増大した。その後の2日間にお
ける割合はそれぞれ84%および87%であつた。
SSC1の場合には、3日間にわたる放射能排出
量の増加はそれぞれ126、144および163%であ
つた。SSC2の場合には、これらの値は138、
151および149%であつた。これらのデータを統
計的に解析した結果、2種の樹脂SSC1および
SSC2とコレスチラミンとのかかる差異は高度
に有意であることが分つた。 5 ウサギにおけるコレステロールの生体内除
去。 ニユージーランドストツクの成体の雄ウサギ
を使用した。ウサギはそれぞれ20単位からなる
次の5つの群に分けた:(1)対照、(2)落花生油中
に懸濁させたコレステロール1g/日で処置し
たウサギ、(3)コレステロール1g/日およびコ
レスチラミン0.5g/Kg/日で処置したウサ
ギ、(4)コレステロール1g/日およびSSC1樹
脂0.25g/Kg/日で処置したウサギ、(5)コレス
テロール1g/日およびレワチツトMP500 0.5
g/Kg/日で処置したウサギ。ウサギには正常
な食餌を与え、腸管探針を使用してコレステロ
ールで処置した。10%アラビアゴム懸濁液を第
3、4および5群のウサギに6分間投与し、次
いでコレステロールを投与した。31日後にウサ
ギを犠牲にし、血液中の全コレステロールを測
定した。得た結果から、生体内でマクロ孔質樹
脂はほとんど不活性であるが、本発明の新規な
樹脂はコレスチラミンより著しく大きい活性を
示すことが分る。
【表】
【表】
6 ラツトにおけるコレステロールの生体内除
去。 スプラギユーダウレー(Sprague−
Dowley)ストツクの成体の雄ラツトを使用
し、これにナス(Nath)食餌(J.Nutrit.67、
289、1953)を与えた。ラツトはそれぞれ20単
位からなる次の5つの群に分けた:(1)対照、(2)
ナス食餌を与えたラツト、(3)ナス食餌とコレス
チラミン0.5g/Kg/日とを与えたラツト、(4)
ナス食餌とSSC10.25g/Kg/日とを与えたラ
ツト、(5)ナス食餌とレワチツトMP500 0.5g/
Kg/日とを与えたラツト。30日後にラツトを犠
牲にし、血液中の全コレステロールを測定し
た。次表に示す結果から、この場合もマクロ孔
質樹脂は実際に生体内で不活性で、本発明の樹
脂はコレスチラミンより著しく大きい活性を示
すことが分る。
去。 スプラギユーダウレー(Sprague−
Dowley)ストツクの成体の雄ラツトを使用
し、これにナス(Nath)食餌(J.Nutrit.67、
289、1953)を与えた。ラツトはそれぞれ20単
位からなる次の5つの群に分けた:(1)対照、(2)
ナス食餌を与えたラツト、(3)ナス食餌とコレス
チラミン0.5g/Kg/日とを与えたラツト、(4)
ナス食餌とSSC10.25g/Kg/日とを与えたラ
ツト、(5)ナス食餌とレワチツトMP500 0.5g/
Kg/日とを与えたラツト。30日後にラツトを犠
牲にし、血液中の全コレステロールを測定し
た。次表に示す結果から、この場合もマクロ孔
質樹脂は実際に生体内で不活性で、本発明の樹
脂はコレスチラミンより著しく大きい活性を示
すことが分る。
【表】
実施例1、2および3により製造した樹脂につ
いて行つた毒性試験から、LD50は測定不可能で
あることが分つた。実験室の試験で得た結果を臨
床試験により確認した。この結果、本発明の新規
な樹脂がコレスチラミンより優れていることが一
層明白になつた。治療の際の投与量は9〜27g/
日で、食事の1時間前に3〜9g/回を3回/日
経口投与する。薬剤形態の例としては次のものが
ある: (a) 次の物質: 本発明のイオン交換樹脂 3g ソルビトール 1g 脱イオン水 18g クエン酸 40mg デヒドロ酢酸ナトリウム 30mg オレンジフレイバー 微量 を含有する水懸濁液を入れた小瓶。 (b) 上述のaと同じイオン交換樹脂および賦形剤
を含有する被覆錠剤(dragee)(水中に懸濁さ
せて服用する)。 実施例 4 実施例3と全く同様にクロルメチル化中間体を
製造した。この中間体をクロルメチル化生成物の
75重量%に等しい分量のモノメチルアミンで水酸
化ナトリウム(100%)の存在下に140℃、10気圧
で2.5時間アミノ化した。かくして次の特性を有
する微孔質樹脂を得た: −交さ結合度 11.3% −交換容量 5.9ミリ当量/g −平均細孔直径 約200Å −比表面積 75m2/g −孔隙量 0.6c.c./g −真密度 1.12g/c.c. −見掛密度 0.52g/c.c. −粒径分布 60〜80メツシユ
いて行つた毒性試験から、LD50は測定不可能で
あることが分つた。実験室の試験で得た結果を臨
床試験により確認した。この結果、本発明の新規
な樹脂がコレスチラミンより優れていることが一
層明白になつた。治療の際の投与量は9〜27g/
日で、食事の1時間前に3〜9g/回を3回/日
経口投与する。薬剤形態の例としては次のものが
ある: (a) 次の物質: 本発明のイオン交換樹脂 3g ソルビトール 1g 脱イオン水 18g クエン酸 40mg デヒドロ酢酸ナトリウム 30mg オレンジフレイバー 微量 を含有する水懸濁液を入れた小瓶。 (b) 上述のaと同じイオン交換樹脂および賦形剤
を含有する被覆錠剤(dragee)(水中に懸濁さ
せて服用する)。 実施例 4 実施例3と全く同様にクロルメチル化中間体を
製造した。この中間体をクロルメチル化生成物の
75重量%に等しい分量のモノメチルアミンで水酸
化ナトリウム(100%)の存在下に140℃、10気圧
で2.5時間アミノ化した。かくして次の特性を有
する微孔質樹脂を得た: −交さ結合度 11.3% −交換容量 5.9ミリ当量/g −平均細孔直径 約200Å −比表面積 75m2/g −孔隙量 0.6c.c./g −真密度 1.12g/c.c. −見掛密度 0.52g/c.c. −粒径分布 60〜80メツシユ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多孔化剤の存在下に触媒開始剤を使用してス
チレンを交さ結合性単量体で処理して共重合した
スチレン樹脂を生成し、この際上記多孔化剤とし
てスクアレンを上記単量体混合物の全重量の80〜
150重量%の割合で使用し、次いでこの樹脂にア
ミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよび
トリアルキルアンモニウムからなる群から選定し
た活性基を導入することにより製造され、アミ
ノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノおよびト
リアルキルアンモニウムからなる群から選定した
活性基を有する交さ結合したポリスチレンマトリ
ツクスから構成され、次の特性(乾燥量基準): 交さ結合度 8〜20% イオン交換容量 3.9〜6ミリ当量/g 孔隙量 0.4〜0.6c.c./g 平均細孔直径 150〜200Å 比表面積 70〜100m2/g 真密度 0.9〜1.12g/c.c. 見掛密度 0.5〜0.6g/c.c. 粒度分布 60〜80メツシユ を有することを特徴とする微孔質陰イオン交換樹
脂。 2 活性基がトリメチルアンモニウムである特許
請求の範囲第1項記載の樹脂。 3 活性基がトリメチルアンモニウムであり、次
の特性(乾燥量基準): 交さ結合度 11.3% イオン交換容量 3.9ミリ当量/g 孔隙量 0.4c.c./g 平均細孔直径 200Å 比表面積 70m2/g 真密度 1.10g/c.c. 見掛密度 0.54g/c.c. 粒度分布 60〜80メツシユ を有する特許請求の範囲第1項記載の樹脂。 4 活性基がジメチルアミノであり、次の特性
(乾燥量基準): 交さ結合度 11.3% イオン交換容量 5.7ミリ当量/g 孔隙量 0.6c.c./g 平均細孔直径 200Å 比表面積 85m2/g 真密度 1.12g/c.c. 見掛密度 0.50g/c.c. 粒度分布 60〜80メツシユ を有する特許請求の範囲第1項記載の樹脂。 5 微孔質陰イオン交換樹脂を製造するに当り、 (1) 80〜150重量%のスクアレンおよび0.5〜2重
量%の触媒開始剤の存在下に、スチレンをジビ
ニルベンゼン、ジビニルトルエン、ジビニルナ
フタリン、ジビニルキシレンおよびジビニルエ
チルベンゼンからなる群から選定した80〜20重
量%の1種の交さ結合性単量体で処理して共重
合したスチレン樹脂を生成し、この際重量をす
べて上記単量体混合物の全重量に対する値と
し、 (2) 工程(1)の樹脂をルイス酸触媒の存在下にクロ
ロメチル−メチルエーテルまたはビス−クロロ
メチルエーテルで処理してクロロメチル置換ス
チレン樹脂を生成し、次いで (3) 工程(2)の樹脂をアンモニア、アルキルアミ
ン、ジアルキルアミンまたはトリアルキルアミ
ンで処理して、 アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ
およびトリアルキルアンモニウムからなる群か
ら選定した活性基を有する交さ結合したポリス
チレンマトリツクスから構成され、 次の特性(乾燥量基準): 交さ結合度 8〜20% イオン交換容量 3.9〜6ミリ当量/g 孔隙量 0.4〜0.6c.c./g 平均細孔直径 150〜200Å 比表面積 70〜100m2/g 真密度 0.9〜1.12g/c.c. 見掛密度 0.5〜0.6g/c.c. 粒度分布 60〜80メツシユ を有する微孔質樹脂を生成する ことを特徴とする微孔質陰イオン樹脂の製造方
法。 6 多孔化剤としてスクアレンを上記単量体混合
物に対して1:1の重量比で使用する特許請求の
範囲第5項記載の方法。 7 多孔化剤の存在下に触媒開始剤を使用してス
チレンを交さ結合性単量体で処理して共重合した
スチレン樹脂を生成し、この際上記多孔化剤とし
てスクアレンを上記単量体混合物の全重量の80〜
150重量%の割合で使用し、次いでこの樹脂に活
性基としてトリメチルアンモニウム基を導入する
ことにより製造され、活性基としてトリメチルア
ンモニウム基を有する交さ結合したポリスチレン
マトリツクスから構成され、次の特性(乾燥量基
準): 交さ結合度 8〜20% イオン交換容量 3.9〜6ミリ当量/g 孔隙量 0.4〜0.6c.c./g 平均細孔直径 150〜200Å 比表面積 70〜100m2/g 真密度 0.9〜1.12g/c.c. 見掛密度 0.5〜0.6g/c.c. 粒度分布 60〜80メツシユ を有する微孔質陰イオン交換樹脂を活性成分と
し、これに薬理学的に許容できる不活性担体を組
合せたことを特徴とする低コレステロール化剤。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR7615734A FR2352547A1 (fr) | 1976-05-25 | 1976-05-25 | Nouvelle resine anionique a action hypocholesterolemiante, son procede de preparation et compositions therapeutiques la contenant |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5310386A JPS5310386A (en) | 1978-01-30 |
| JPS6154457B2 true JPS6154457B2 (ja) | 1986-11-22 |
Family
ID=9173590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6000177A Granted JPS5310386A (en) | 1976-05-25 | 1977-05-25 | Fineeporous ion resins*its manufacture and lowwcholestrolizing agents therefrom |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4198395A (ja) |
| JP (1) | JPS5310386A (ja) |
| BE (1) | BE855044A (ja) |
| CA (1) | CA1104775A (ja) |
| DE (1) | DE2723638C2 (ja) |
| ES (1) | ES448852A1 (ja) |
| FR (1) | FR2352547A1 (ja) |
| GB (1) | GB1579490A (ja) |
| NL (1) | NL175064C (ja) |
Families Citing this family (30)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4393145A (en) * | 1979-05-01 | 1983-07-12 | Etablissement Texcontor | Anionic ion exchange resins with cholesterol-decreasing properties |
| JPS57142920A (en) * | 1981-03-02 | 1982-09-03 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Cholesterol depressant |
| CH655507B (ja) * | 1983-01-12 | 1986-04-30 | ||
| US4690825A (en) * | 1985-10-04 | 1987-09-01 | Advanced Polymer Systems, Inc. | Method for delivering an active ingredient by controlled time release utilizing a novel delivery vehicle which can be prepared by a process utilizing the active ingredient as a porogen |
| US4877775A (en) * | 1986-06-16 | 1989-10-31 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Polymeric aminosaccharides as antihypercholesterolemic agents |
| GB8702318D0 (en) * | 1987-02-03 | 1987-03-11 | Rohm & Haas | Preparation of cholestyramine |
| US5167965A (en) * | 1987-02-09 | 1992-12-01 | The Dow Chemical Company | Palatable cholestyramine granules, tablets and methods for preparation thereof |
| ZA886284B (en) * | 1987-08-31 | 1990-04-25 | Advanced Polymer Systems Inc | Controlled release formulations |
| GB8730010D0 (en) * | 1987-12-23 | 1988-02-03 | Smith Kline French Lab | Compounds |
| GB8913823D0 (en) * | 1989-06-15 | 1989-08-02 | Smith Kline French Lab | Compounds |
| US5230885A (en) * | 1987-12-23 | 1993-07-27 | Smith Kline & French Laboratories Limited | Polystyrene anion exchange polymer pharmaceutical composition |
| AU608114B2 (en) * | 1987-12-23 | 1991-03-21 | Smith Kline & French Laboratories Limited | Compounds |
| US5840293A (en) * | 1988-11-16 | 1998-11-24 | Advanced Polymer Systems, Inc. | Ionic beads for controlled release and adsorption |
| GB8904489D0 (en) * | 1989-02-28 | 1989-04-12 | Smith Kline French Lab | Compounds |
| GB8911719D0 (en) * | 1989-05-22 | 1989-07-05 | Smith Kline French Lab | Compounds |
| GB8912903D0 (en) * | 1989-06-05 | 1989-07-26 | Smith Kline French Lab | Compounds |
| GB8913699D0 (en) * | 1989-06-14 | 1989-08-02 | Smith Kline French Lab | Compounds |
| GB8913700D0 (en) * | 1989-06-14 | 1989-08-02 | Smith Kline French Lab | Compounds |
| GB8928278D0 (en) * | 1989-12-14 | 1990-02-21 | Smith Kline French Lab | Compounds |
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