JPS6159302B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6159302B2 JPS6159302B2 JP6051978A JP6051978A JPS6159302B2 JP S6159302 B2 JPS6159302 B2 JP S6159302B2 JP 6051978 A JP6051978 A JP 6051978A JP 6051978 A JP6051978 A JP 6051978A JP S6159302 B2 JPS6159302 B2 JP S6159302B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ubiquinol
- reaction
- ubiquinones
- dmso
- acetic anhydride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明はユビキノン類の新規な製造方法に関す
る。 ユギキノン類は筋ジストロフイー、歯周症やう
つ血性心不全の治療剤として重要であり、通常合
成中間体であるユビキノール類(ユビキノン類の
ヒドロキノン形)を酸化して製造されているが、
ユビキノン類が酸やアルカリに不安定であつた
り、また多数の不飽和結合を持つているため、高
収率でのキノン形への酸化は必ずしも容易ではな
い。従来酸化剤として酸化銀、過酸化鉛、第二鉄
塩、二酸化マンガン(特公昭39−17514、特公昭
48−37259、特公昭51−25015)や過酸化水素(特
公昭51−10229)などを用いる方法が知られてい
るが、金属塩を用いる方法は工業的には多量の金
属塩を使用する点で公害上問題があり、また反応
物の精製工程が必要であるなどの問題点がある。
また過酸化水素を用いる方法ではユビキノン類の
不飽和結合が酸化をうけやすいためその反応条件
にかなりの制約がある。ユビキノール類にくらべ
より容易に酸化されるナフトヒドロキノン類がジ
メチルスルホキシドによりナフトキノン類に酸化
されることは従来知られている(特公昭46−
21859)が、ユビキノール類の場合にはこの方法
では酸化収率が極めて悪く、満足すべき方法とは
言えない。 本発明者らはこれらの問題点について鋭意研究
を重ねた結果、ジメチルスルホキシド(以下
DMSOと略称することもある)と無水酢酸を組み
合せることにより高収率でユビキノン類を得るこ
とに成功し本発明を完成した。 すなわち本発明は、ユビキノール類に無水酢酸
の存在下DMSOを作用させることを特徴とするユ
ビキノン類の製造方法である。 無水酢酸およびDMSOの使用量は通常原料のユ
ビキノール類1モル量に対してそれぞれ約2〜10
モル量程度が好都合であり、これらは反応溶媒を
兼ねてさらに多量を用いてもよい。他の溶媒を使
用する場合、原料や酸化剤を溶解するものならい
ずれでもよく、たとえばエーテル類、石油エーテ
ル類などが用いられる。反応温度は約10〜100℃
程度であり、反応時間は反応温度や酸化剤の使用
量によつても異なるが、一般に90℃程度の反応温
度では約10分間程度、25℃程度の反応温度では24
時間程度で反応が完了する。 原料のユビキノール類としてはユビキノール同
族体、例えばユビキノール−0よりユビキノール
−10までの同族体やそのマルチプレニル側鎖の二
重結合が飽和された関連化合物、例えばヘキサヒ
ドロユビキノール−4などが用いられ、特にユビ
キノール−6からユビキノール−10などのマルチ
プレニル側鎖の長い化合物に対しても本方法は好
都合に適用できる。 かくして生成するユビキノン類は自体公知の分
離精製手段(例、濃縮、再結晶)などにより反応
混合物から単離することができる。 本発明の方法によれば、ユビキノール類の他の
不飽和結合に影響を与えることなく高収率でユビ
キノン類を得ることができる。また、酸化剤が溶
媒を兼ねて使用できるため反応操作が簡便で生成
物の単離も容易であるなど工業的に極めて有利な
方法である。 下記の表により本発明方法に優れた効果を示
す。なお表中の各反応は、原料として2〜5mgの
ユビキノール−7を用いて、後記実施例1と同様
の反応操作によつて行なつた。生成したユビキノ
ン−7は、反応液をエタノールで希釈し、希釈液
についてUV法(Method in Enzymology、10
巻、381頁)よつて定量した。
る。 ユギキノン類は筋ジストロフイー、歯周症やう
つ血性心不全の治療剤として重要であり、通常合
成中間体であるユビキノール類(ユビキノン類の
ヒドロキノン形)を酸化して製造されているが、
ユビキノン類が酸やアルカリに不安定であつた
り、また多数の不飽和結合を持つているため、高
収率でのキノン形への酸化は必ずしも容易ではな
い。従来酸化剤として酸化銀、過酸化鉛、第二鉄
塩、二酸化マンガン(特公昭39−17514、特公昭
48−37259、特公昭51−25015)や過酸化水素(特
公昭51−10229)などを用いる方法が知られてい
るが、金属塩を用いる方法は工業的には多量の金
属塩を使用する点で公害上問題があり、また反応
物の精製工程が必要であるなどの問題点がある。
また過酸化水素を用いる方法ではユビキノン類の
不飽和結合が酸化をうけやすいためその反応条件
にかなりの制約がある。ユビキノール類にくらべ
より容易に酸化されるナフトヒドロキノン類がジ
メチルスルホキシドによりナフトキノン類に酸化
されることは従来知られている(特公昭46−
21859)が、ユビキノール類の場合にはこの方法
では酸化収率が極めて悪く、満足すべき方法とは
言えない。 本発明者らはこれらの問題点について鋭意研究
を重ねた結果、ジメチルスルホキシド(以下
DMSOと略称することもある)と無水酢酸を組み
合せることにより高収率でユビキノン類を得るこ
とに成功し本発明を完成した。 すなわち本発明は、ユビキノール類に無水酢酸
の存在下DMSOを作用させることを特徴とするユ
ビキノン類の製造方法である。 無水酢酸およびDMSOの使用量は通常原料のユ
ビキノール類1モル量に対してそれぞれ約2〜10
モル量程度が好都合であり、これらは反応溶媒を
兼ねてさらに多量を用いてもよい。他の溶媒を使
用する場合、原料や酸化剤を溶解するものならい
ずれでもよく、たとえばエーテル類、石油エーテ
ル類などが用いられる。反応温度は約10〜100℃
程度であり、反応時間は反応温度や酸化剤の使用
量によつても異なるが、一般に90℃程度の反応温
度では約10分間程度、25℃程度の反応温度では24
時間程度で反応が完了する。 原料のユビキノール類としてはユビキノール同
族体、例えばユビキノール−0よりユビキノール
−10までの同族体やそのマルチプレニル側鎖の二
重結合が飽和された関連化合物、例えばヘキサヒ
ドロユビキノール−4などが用いられ、特にユビ
キノール−6からユビキノール−10などのマルチ
プレニル側鎖の長い化合物に対しても本方法は好
都合に適用できる。 かくして生成するユビキノン類は自体公知の分
離精製手段(例、濃縮、再結晶)などにより反応
混合物から単離することができる。 本発明の方法によれば、ユビキノール類の他の
不飽和結合に影響を与えることなく高収率でユビ
キノン類を得ることができる。また、酸化剤が溶
媒を兼ねて使用できるため反応操作が簡便で生成
物の単離も容易であるなど工業的に極めて有利な
方法である。 下記の表により本発明方法に優れた効果を示
す。なお表中の各反応は、原料として2〜5mgの
ユビキノール−7を用いて、後記実施例1と同様
の反応操作によつて行なつた。生成したユビキノ
ン−7は、反応液をエタノールで希釈し、希釈液
についてUV法(Method in Enzymology、10
巻、381頁)よつて定量した。
【表】
【表】
実施例 1
ユビキノール−7 350mgをDMSO−無水酢酸
(2:1)1.5mlに溶解し、本溶液を25℃、24時間
放置する。反応液にメタノール30mlを加え−5℃
に放冷し析出したユビキノン−7を取した。 実施例 2 ユビキノール−10 200mgをDMSO−無水酢酸
(2:1)0.9mlに溶解し、本溶液を50℃、2時間
加温する。反応液にエタノール18mlを加え−5℃
に放冷し析出したユビキノン−10を取した。
(2:1)1.5mlに溶解し、本溶液を25℃、24時間
放置する。反応液にメタノール30mlを加え−5℃
に放冷し析出したユビキノン−7を取した。 実施例 2 ユビキノール−10 200mgをDMSO−無水酢酸
(2:1)0.9mlに溶解し、本溶液を50℃、2時間
加温する。反応液にエタノール18mlを加え−5℃
に放冷し析出したユビキノン−10を取した。
Claims (1)
- 1 ユビキノール類に無水酢酸の存在下ジメチル
スルホキシドを作用させることを特徴とするユビ
キノン類の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6051978A JPS54151933A (en) | 1978-05-19 | 1978-05-19 | Preparation of ubiquinone |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6051978A JPS54151933A (en) | 1978-05-19 | 1978-05-19 | Preparation of ubiquinone |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54151933A JPS54151933A (en) | 1979-11-29 |
| JPS6159302B2 true JPS6159302B2 (ja) | 1986-12-16 |
Family
ID=13144640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6051978A Granted JPS54151933A (en) | 1978-05-19 | 1978-05-19 | Preparation of ubiquinone |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54151933A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6461593B1 (en) * | 1992-02-19 | 2002-10-08 | Biomedical And Clinical Research | Therapy with coenzyme Q10 to reduce subgingival microorganisms in patients with periodontal disease |
| US6372198B1 (en) * | 2000-09-14 | 2002-04-16 | Joseph M. Abbate | Dentifrice for the mineralization and remineralization of teeth |
| TW200423955A (en) * | 2003-02-27 | 2004-11-16 | Nisshin Pharma Inc | Pharmaceutical agent and food for treating muscular dystrophy |
-
1978
- 1978-05-19 JP JP6051978A patent/JPS54151933A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54151933A (en) | 1979-11-29 |
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