JPS6216958B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216958B2 JPS6216958B2 JP52025618A JP2561877A JPS6216958B2 JP S6216958 B2 JPS6216958 B2 JP S6216958B2 JP 52025618 A JP52025618 A JP 52025618A JP 2561877 A JP2561877 A JP 2561877A JP S6216958 B2 JPS6216958 B2 JP S6216958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- group
- macrolactone
- mixture
- general formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明は一般式
(式中Aはカルボニル基またはR3−O−CH〓
(式中R3はアシル基またはフオロサミニル残基を
意味する)を、R1は環状アセタールまたは環状
チオアセタールの形態で保護されたアルデヒド基
を、R2は水素原子または低級アシル基を、点線
はこの間が2重結合であるかオキシラン環である
ことを、1点鎖線はマクロラクトン環が16員環ま
たは17員環を形成することを夫々意味してい
る。) で示される新規マクロラクトン誘導体およびその
化合物の製造法に関する。 茲に上記のR1で表わされる保護基を有するア
ルデヒド基としては、置換基を有するか有しない
1・3−ジオキソラン−2−イル基、置換基を有
するか有しない1・3−ジチオラン−2−イル
基、置換基を有するか有しない1・3−ジチアン
−2−イル基、置換基を有するか有しない1・3
−オキサチオラン−2−イル基などを、また、低
級アシル基の代表的なものとしてはアセチル基、
プロピオニル基、ブチリル基である。 上記一般式〔〕で示されるマクロラクトン誘
導体は18−位(マクロラクトン環が17員環である
ときは7−位)のアルデヒド基が特定の保護基で
保護されている点に構造上の特徴を有し、この化
合物を原料として種々のマクロライド系抗生物質
を製造し得るため、マクロライド系抗生物質を製
造するための中間体として重要である。たとえば
〔〕式において16員環でAがカルボニル基、R1
が1・3−ジオキソラン−2−イル基で、R2が
アセチル基、点線が二重結合である化合物(実施
例1の化合物)に4−O−イソバレリルマイカラ
ールをブロム化剤(たとえば1・3−ブロモヒダ
ントイン)の存在下反応させ、次いで反応生成物
のアルデヒド基の保護基をトリフルオロ酢酸で除
去することによりすぐれた抗菌作用を有する次式
の化合物に導くことができる。 本発明によれば、一般式〔〕の化合物は次式
の方法によつて製造できる。 (式中A、R1、R2、R4、点線および1点鎖線の結
合は前記の意味を有する。) 上記の反応は、化合物〔〕を有機酸の存在
下、2価のアルコール類〔〕を作用させること
によつて行なわれる。 使用される有機酸としてはたとえばパラトルエ
ンスルホン酸が適当である。また2価のアルコー
ル類〔〕としては、2価のアルコール、チオア
ルコール、メルカプトアルコールであつて具体的
には、たとえばエチレングリコール、プロピレン
グリコール、1・2−プロパンジオール、2・3
−ブタンジオール、1・3−プロパンジオール、
エタンジチオール、2−メチル−1・3−プロパ
ンジチオール、メルカプトエタノール、メルカプ
トプロパノール等を挙げることができる。 この反応は通常水を含まないアセトニトリル、
クロロホルム等の溶媒中、室温で行なわれる。 反応液中から、生成物を単離するには、常法に
従つて、たとえば溶媒による抽出、カラムクロマ
トグラフイー、薄層クロマトグラフイー等が採用
される。 こうして、本発明の方法によるときは、マイカ
ロース部位
意味する)を、R1は環状アセタールまたは環状
チオアセタールの形態で保護されたアルデヒド基
を、R2は水素原子または低級アシル基を、点線
はこの間が2重結合であるかオキシラン環である
ことを、1点鎖線はマクロラクトン環が16員環ま
たは17員環を形成することを夫々意味してい
る。) で示される新規マクロラクトン誘導体およびその
化合物の製造法に関する。 茲に上記のR1で表わされる保護基を有するア
ルデヒド基としては、置換基を有するか有しない
1・3−ジオキソラン−2−イル基、置換基を有
するか有しない1・3−ジチオラン−2−イル
基、置換基を有するか有しない1・3−ジチアン
−2−イル基、置換基を有するか有しない1・3
−オキサチオラン−2−イル基などを、また、低
級アシル基の代表的なものとしてはアセチル基、
プロピオニル基、ブチリル基である。 上記一般式〔〕で示されるマクロラクトン誘
導体は18−位(マクロラクトン環が17員環である
ときは7−位)のアルデヒド基が特定の保護基で
保護されている点に構造上の特徴を有し、この化
合物を原料として種々のマクロライド系抗生物質
を製造し得るため、マクロライド系抗生物質を製
造するための中間体として重要である。たとえば
〔〕式において16員環でAがカルボニル基、R1
が1・3−ジオキソラン−2−イル基で、R2が
アセチル基、点線が二重結合である化合物(実施
例1の化合物)に4−O−イソバレリルマイカラ
ールをブロム化剤(たとえば1・3−ブロモヒダ
ントイン)の存在下反応させ、次いで反応生成物
のアルデヒド基の保護基をトリフルオロ酢酸で除
去することによりすぐれた抗菌作用を有する次式
の化合物に導くことができる。 本発明によれば、一般式〔〕の化合物は次式
の方法によつて製造できる。 (式中A、R1、R2、R4、点線および1点鎖線の結
合は前記の意味を有する。) 上記の反応は、化合物〔〕を有機酸の存在
下、2価のアルコール類〔〕を作用させること
によつて行なわれる。 使用される有機酸としてはたとえばパラトルエ
ンスルホン酸が適当である。また2価のアルコー
ル類〔〕としては、2価のアルコール、チオア
ルコール、メルカプトアルコールであつて具体的
には、たとえばエチレングリコール、プロピレン
グリコール、1・2−プロパンジオール、2・3
−ブタンジオール、1・3−プロパンジオール、
エタンジチオール、2−メチル−1・3−プロパ
ンジチオール、メルカプトエタノール、メルカプ
トプロパノール等を挙げることができる。 この反応は通常水を含まないアセトニトリル、
クロロホルム等の溶媒中、室温で行なわれる。 反応液中から、生成物を単離するには、常法に
従つて、たとえば溶媒による抽出、カラムクロマ
トグラフイー、薄層クロマトグラフイー等が採用
される。 こうして、本発明の方法によるときは、マイカ
ロース部位
【式】の脱離と同時
に18−位(マクロラクトン環が17員環であるとき
は7−位)のアルデヒド基が保護された本発明の
目的化合物〔〕を収率良く得ることができる。 以下に実施例を挙げて、本発明の製造方法をさ
らに説明する。 実施例 1 カルボマイシンB5.14g(6.23ミリモル)を無
水アセトニトリル25mlに溶解し、無水エチレング
リコール25mlを加え、室温でかきまぜながら無水
パラトルエンスルホン酸1.60g(9.30ミリモル)
を加えて1時間放置する。反応終了後、炭酸水素
ナトリウム800mg(9.52ミリモル)を加え中和後
反応混合物を150mlの飽和炭酸水素ナトリウム水
中に注加し、酢酸エチル250mlで各2回抽出す
る。酢酸エチル層を合し、飽和塩化ナトリウム水
100mlで各2回及び50mlで1回洗つた後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、ついで濃縮乾固する。こ
れを300gのワコーゲルC200(商品名)を充填し
たカラムを用い、酢酸エチル−アセトン−エタノ
ール混液(混合比2:1:1)を展開溶媒とし
て、カラムクロマトグラフイーを行う。 初めに2′−ヒドロキシエチル−4−O−イソバ
レリルマイカロシドが流出し(粗収量1.65g)、
つぎに目的化合物〔〕が流出する(収量2.87
g)。これをアセトン−ノルマルヘキサン混液で
再沈澱を行い無色固体の目的化合物〔〕を2.56
g(64.1%)得る。 本化合物は次の理化学的性状を示す。 (i) 融点 102〜106℃ (ii) 〔α〕16゜D +13゜(C1.3.クロロホルム) (iii) Rf値 0.35〔シリカゲル薄層クロマトグラフ
イー、展開溶媒:酢酸エチル−アセトン−エタ
ノール混液(混合比2:1:1)〕 (iv) 元素分析値(C32H51NO12として) C(%) H(%) N(%) 計算値 59.89 8.01 2.18 実測値 59.84 7.91 2.06 (v) U.V.max 279nm(ε23000、メタノール) (vi) N.M.R.(CDCl3、TMS)、δ(ppm) 2.02(S、3H、3−OAc)、2.51(S、6H、N
(CH3)2) 3.59(S、3H、4−OMe)、3.82(m、4H、
は7−位)のアルデヒド基が保護された本発明の
目的化合物〔〕を収率良く得ることができる。 以下に実施例を挙げて、本発明の製造方法をさ
らに説明する。 実施例 1 カルボマイシンB5.14g(6.23ミリモル)を無
水アセトニトリル25mlに溶解し、無水エチレング
リコール25mlを加え、室温でかきまぜながら無水
パラトルエンスルホン酸1.60g(9.30ミリモル)
を加えて1時間放置する。反応終了後、炭酸水素
ナトリウム800mg(9.52ミリモル)を加え中和後
反応混合物を150mlの飽和炭酸水素ナトリウム水
中に注加し、酢酸エチル250mlで各2回抽出す
る。酢酸エチル層を合し、飽和塩化ナトリウム水
100mlで各2回及び50mlで1回洗つた後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、ついで濃縮乾固する。こ
れを300gのワコーゲルC200(商品名)を充填し
たカラムを用い、酢酸エチル−アセトン−エタノ
ール混液(混合比2:1:1)を展開溶媒とし
て、カラムクロマトグラフイーを行う。 初めに2′−ヒドロキシエチル−4−O−イソバ
レリルマイカロシドが流出し(粗収量1.65g)、
つぎに目的化合物〔〕が流出する(収量2.87
g)。これをアセトン−ノルマルヘキサン混液で
再沈澱を行い無色固体の目的化合物〔〕を2.56
g(64.1%)得る。 本化合物は次の理化学的性状を示す。 (i) 融点 102〜106℃ (ii) 〔α〕16゜D +13゜(C1.3.クロロホルム) (iii) Rf値 0.35〔シリカゲル薄層クロマトグラフ
イー、展開溶媒:酢酸エチル−アセトン−エタ
ノール混液(混合比2:1:1)〕 (iv) 元素分析値(C32H51NO12として) C(%) H(%) N(%) 計算値 59.89 8.01 2.18 実測値 59.84 7.91 2.06 (v) U.V.max 279nm(ε23000、メタノール) (vi) N.M.R.(CDCl3、TMS)、δ(ppm) 2.02(S、3H、3−OAc)、2.51(S、6H、N
(CH3)2) 3.59(S、3H、4−OMe)、3.82(m、4H、
【式】
)
6.3(d、1H、J=80、10−H)
(viii) I.R.(CHCl3)、cm-1
3600、3450(−OH)、2970(−CH3)、
2930(−CH2−)、2890
【式】
なお、初めに流出した2−ヒドロキシエチル−
4−O−イソバレリルマイカロシドをワコーゲル
C−300(商品名)165gを充填したカラムを用
い、クロロホルム−アセトン混液(混合比3:
1)を展開溶媒とするカラムクロマトグラフイー
に付して精製し、1.54g(85.7%)のシロツプ状
のマイカロース部分 を得る。このものの理化学的性状は次の通りであ
る。 (i) 〔α〕21 D −60°(C1.0クロロホルム) (ii) Rf値 0.26〔シリカゲル薄層クロマトグラフ
イー、展開溶媒ベンゼン−アセトン混液(混合
比3:1)〕 0.32〔シリカゲル薄層クロマトグラフイー、
展開溶媒クロロホルム−アセトン混液(混合比
3:1)〕 (iii) 元素分析値(C14H26O6として) C(%) H(%) 計算値 57.91 9.03 実測値 58.06 8.83 実施例 2 10−プロピオニルジヨサマイシン(M.W.883)
5.5g(6.23mM)を無水アセトニトリル25mlに
溶解し、それに無水のエチレングリコール25mlを
加え室温でかきまぜながら無水パラトルエンスル
ホン酸1.60g(9.30mM)を加えて1時間放置す
る。反応終了後炭酸水素ナトリウム800mg(9.52
mM)を加え中和後150mlの飽和炭酸水素ナトリ
ウム水に注加し、酢酸エチルエステル各250mlで
2回抽出し、酢酸エチルエステル層を合し、飽和
塩化ナトリウム水各100mlで2回、50mlで1回洗
つた後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固す
る。(粗収量5.9g) 粗物質3.0gをワコーゲルC−200(商品名)
150gを酢酸エチルエステル−アセトン−エタノ
ール(混合比2:1:1)混液を溶出液とするカ
ラムクロマトグラフイーを行う。最初に2′−ヒド
ロキシエチル−4−O−イソバレリルマイカロシ
ドが流出し、次にデマイカロシル−10−プロピオ
ニルジヨサマイシンエチレンアセタールを含むフ
ラクシヨンが流出する。後者を酢酸エチルエステ
ル−メタノール(混合比6:1)混液を溶出液と
するシリカゲルカラムクロマトグラフイー(ワコ
ーゲルC−200(商品名)充填)で精製し、濃縮
乾固し、アセトン−ヘキサン混液で再沈殿を行
い、白色粉末のデマイカロシル−10−プロピオニ
ルジヨサマイシンエチレンアセタール590mgを得
る。 このものはつぎの理化学的性状を示す。 (i) Rf値 0.22〔シリカゲル薄層クロマトグラフ
イー、展開溶媒:酢酸エチル−アセトン−エタ
ノール混液(混合比2:1:1)〕 (ii) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3、ppm) 2.09(3H、S、−OCOCH3 ) 2.52(6H、S、
4−O−イソバレリルマイカロシドをワコーゲル
C−300(商品名)165gを充填したカラムを用
い、クロロホルム−アセトン混液(混合比3:
1)を展開溶媒とするカラムクロマトグラフイー
に付して精製し、1.54g(85.7%)のシロツプ状
のマイカロース部分 を得る。このものの理化学的性状は次の通りであ
る。 (i) 〔α〕21 D −60°(C1.0クロロホルム) (ii) Rf値 0.26〔シリカゲル薄層クロマトグラフ
イー、展開溶媒ベンゼン−アセトン混液(混合
比3:1)〕 0.32〔シリカゲル薄層クロマトグラフイー、
展開溶媒クロロホルム−アセトン混液(混合比
3:1)〕 (iii) 元素分析値(C14H26O6として) C(%) H(%) 計算値 57.91 9.03 実測値 58.06 8.83 実施例 2 10−プロピオニルジヨサマイシン(M.W.883)
5.5g(6.23mM)を無水アセトニトリル25mlに
溶解し、それに無水のエチレングリコール25mlを
加え室温でかきまぜながら無水パラトルエンスル
ホン酸1.60g(9.30mM)を加えて1時間放置す
る。反応終了後炭酸水素ナトリウム800mg(9.52
mM)を加え中和後150mlの飽和炭酸水素ナトリ
ウム水に注加し、酢酸エチルエステル各250mlで
2回抽出し、酢酸エチルエステル層を合し、飽和
塩化ナトリウム水各100mlで2回、50mlで1回洗
つた後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮乾固す
る。(粗収量5.9g) 粗物質3.0gをワコーゲルC−200(商品名)
150gを酢酸エチルエステル−アセトン−エタノ
ール(混合比2:1:1)混液を溶出液とするカ
ラムクロマトグラフイーを行う。最初に2′−ヒド
ロキシエチル−4−O−イソバレリルマイカロシ
ドが流出し、次にデマイカロシル−10−プロピオ
ニルジヨサマイシンエチレンアセタールを含むフ
ラクシヨンが流出する。後者を酢酸エチルエステ
ル−メタノール(混合比6:1)混液を溶出液と
するシリカゲルカラムクロマトグラフイー(ワコ
ーゲルC−200(商品名)充填)で精製し、濃縮
乾固し、アセトン−ヘキサン混液で再沈殿を行
い、白色粉末のデマイカロシル−10−プロピオニ
ルジヨサマイシンエチレンアセタール590mgを得
る。 このものはつぎの理化学的性状を示す。 (i) Rf値 0.22〔シリカゲル薄層クロマトグラフ
イー、展開溶媒:酢酸エチル−アセトン−エタ
ノール混液(混合比2:1:1)〕 (ii) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3、ppm) 2.09(3H、S、−OCOCH3 ) 2.52(6H、S、
【式】
)
3.56(3H、S、−OCH3)
0.99(3H、d、J=6.0、>CHCH3 )
1.11(3H、t、J=8.0 −CH2CH 3)
1.28(3H、d、J=6.0
【式】
1.30(3H、d、J=6.0
【式】
)
3.81(2H、m、−OCH2 CH2O−)
3.96(2H、m、−OCH2 CH2 O−)
(iii) 質量スペクトル m/e 699(M+)
実施例 3
スピラマイシンI525mg(0.62mM)を無水のア
セトニトリル2.5mlに溶解し、それに無水のエチ
レングリコール2.5mlを加え室温でかきまぜなが
ら無水パラトルスルホン酸160mg(0.93mM)を
加え1時間放置する。反応終了後炭酸水素ナトリ
ウム80mg(0.95mM)を加えて中和後飽和炭酸水
素ナトリウム水15ml中に注加し、酢酸エチルエス
テル各25mlで2回抽出、酢酸エチルエステル層を
合し、飽和塩化ナトリウム水各10mlで2回、5ml
で1回洗つた後、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
濃縮乾固する。(粗収量570mg) 粗物質570mgを酢酸エチルエステル−アセトン
−エタノール混液(混合比2:1:1)を溶出液
とするシリカゲルカラムクロマトグラフイーを行
う。最初に2′−ヒドロキシエチルマイカロシドが
流出し、続いてデマイカロシルスピラマイシンI
エチレンアセタールを含むフラクシヨンが流出す
る。後者のフラクシヨンを濃縮し、酢酸エチルエ
ステル−メタノール混液(混合比6:1)を溶出
液とするシリカゲルカラムクロマトグラフイーで
精製し、アセトン−ヘキサン混液で再沈澱を行い
白色粉末のデマイカロシルスピラマイシンIエチ
レンアセタールを得る。このものはシリカゲル薄
層クロマトグラフイー(プレコーテツドプレート
(K−ieselgel60F−254)、展開溶媒;酢酸エチル
エステル−アセトン−エタノール(混合比2:
1:1)混液)でRf値0.18を示す。 また核磁気共鳴スペクトル(CDCl3、ppm)は
つぎの通りである。 2.20(6H、S、
セトニトリル2.5mlに溶解し、それに無水のエチ
レングリコール2.5mlを加え室温でかきまぜなが
ら無水パラトルスルホン酸160mg(0.93mM)を
加え1時間放置する。反応終了後炭酸水素ナトリ
ウム80mg(0.95mM)を加えて中和後飽和炭酸水
素ナトリウム水15ml中に注加し、酢酸エチルエス
テル各25mlで2回抽出、酢酸エチルエステル層を
合し、飽和塩化ナトリウム水各10mlで2回、5ml
で1回洗つた後、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
濃縮乾固する。(粗収量570mg) 粗物質570mgを酢酸エチルエステル−アセトン
−エタノール混液(混合比2:1:1)を溶出液
とするシリカゲルカラムクロマトグラフイーを行
う。最初に2′−ヒドロキシエチルマイカロシドが
流出し、続いてデマイカロシルスピラマイシンI
エチレンアセタールを含むフラクシヨンが流出す
る。後者のフラクシヨンを濃縮し、酢酸エチルエ
ステル−メタノール混液(混合比6:1)を溶出
液とするシリカゲルカラムクロマトグラフイーで
精製し、アセトン−ヘキサン混液で再沈澱を行い
白色粉末のデマイカロシルスピラマイシンIエチ
レンアセタールを得る。このものはシリカゲル薄
層クロマトグラフイー(プレコーテツドプレート
(K−ieselgel60F−254)、展開溶媒;酢酸エチル
エステル−アセトン−エタノール(混合比2:
1:1)混液)でRf値0.18を示す。 また核磁気共鳴スペクトル(CDCl3、ppm)は
つぎの通りである。 2.20(6H、S、
【式】)
2.45(6H、S、
【式】
3.52(3H、S、−OCH3 )
0.98(3H、d、J=6.0、
【式】
1.18(3H、d、
【式】)
1.20(3H、d、
【式】)
1.24(3H、d、
【式】)
3.73(4H、m、−OCH2 CH2 O)
なお、この化合物を1%塩酸で10時間加水分解
したが、薄層クロマトグラフイーによつてマイカ
ロースは検出できなかつた。また、核磁気共鳴ス
ペクトルでは9.86ppm(1H、S、−CHO)が消失
し、新たに3.73ppm(4H、m、OCH2CH2O)が
出現した。
したが、薄層クロマトグラフイーによつてマイカ
ロースは検出できなかつた。また、核磁気共鳴ス
ペクトルでは9.86ppm(1H、S、−CHO)が消失
し、新たに3.73ppm(4H、m、OCH2CH2O)が
出現した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中Aはカルボニル基またはR3−O−CH〓 (式中R3はアシル基またはフオロサミニル残基を
意味する)を、R1は環状アセタールまたは環状
チオアセタールの形態で保護されたアルデヒド基
を、R2は水素原子または低級アシル基を、点線
はこの間が2重結合であるかオキシラン環である
ことを、また1点鎖線はマクロラクトン環が16員
環または17員環を形成することを夫々意味してい
る。) で示されるマクロラクトン誘導体。 2 一般式 (式中R4は低級アシル基を、またA、R2、点線お
よび1点鎖線は前記の意味を有する。) で示されるマクロライド化合物に有機酸の存在
下、2価のアルコールまたはチオールもしくはチ
オアルコールを作用させることを特徴とする一般
式 (式中A、R1、R2、点線および1点鎖線は前記の
意味を有する。) で示されるマクロラクトン誘導体の製造法。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2561877A JPS53111088A (en) | 1977-03-09 | 1977-03-09 | Novel macrolactone derivative and its preparation |
| GB7927/78A GB1587685A (en) | 1977-03-09 | 1978-01-28 | Macrolactone derivatives and their production |
| US05/883,301 US4196280A (en) | 1977-03-09 | 1978-03-03 | Novel macrolactone derivatives and process of producing them |
| DE19782809598 DE2809598A1 (de) | 1977-03-09 | 1978-03-06 | Neue makrolactonderivate und verfahren zu ihrer herstellung |
| DE19782858223 DE2858223C2 (ja) | 1977-03-09 | 1978-03-06 | |
| CA000298457A CA1119588A (en) | 1977-03-09 | 1978-03-08 | Process of producing novel macrolactone derivatives |
| FR7806818A FR2400022A1 (fr) | 1977-03-09 | 1978-03-09 | Nouveaux derives de macrolactone et leur procede de fabrication |
| FR7834348A FR2400032A1 (en) | 1977-03-09 | 1978-12-06 | 5-Hydroxy-macro:lactone derivs. and glucopyranosyl ether(s) - intermediates for macrolide antibiotics |
| US06/075,036 US4255564A (en) | 1977-03-09 | 1979-09-12 | Novel macrolactone derivatives and process of producing them |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2561877A JPS53111088A (en) | 1977-03-09 | 1977-03-09 | Novel macrolactone derivative and its preparation |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53111088A JPS53111088A (en) | 1978-09-28 |
| JPS6216958B2 true JPS6216958B2 (ja) | 1987-04-15 |
Family
ID=12170863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2561877A Granted JPS53111088A (en) | 1977-03-09 | 1977-03-09 | Novel macrolactone derivative and its preparation |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS53111088A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52100484A (en) * | 1976-02-20 | 1977-08-23 | Takeda Chem Ind Ltd | Synthesis of antibiotic derivatives |
-
1977
- 1977-03-09 JP JP2561877A patent/JPS53111088A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53111088A (en) | 1978-09-28 |
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